JPWO2010086976A1 - 細胞培養システム、細胞培養方法、細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法 - Google Patents

細胞培養システム、細胞培養方法、細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

光を発する光源と、光源が発する光の光強度を調節する光強度調節装置と、光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、光強度と細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、を含む、細胞培養システム。

Description

記載の技術は細胞培養技術に関し、細胞培養システム、細胞培養方法、細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法に関する。
ワクチン及びインターフェロン等の抗ウイルス剤、あるいはホルモン等の生物薬品を製造する上で、細胞の大量培養が必要になる場合がある。生物薬品の製造に用いられる生理活性物質の生産に用いられる細胞の多くは、足場材に対して接着性である。したがって、足場材に対して接着性の細胞を効率的かつ大規模に培養する方法の提案が望まれている。ここで、足場材に対する細胞の接着性は、成長速度等で示される細胞の活性に関係することが明らかになっている(特開昭63−196273号公報、及び特開平1−141588号公報参照。)。
しかし、従来、足場材に対する細胞の接着性を制御することによって、細胞の適切な培養条件を探索する手法はなかった。そこで、細胞の足場材に対する接着性を制御することにより、適切な培養条件を容易に探索可能な細胞培養システム、細胞培養方法、細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法を提供することが望まれる。
本開示の態様によれば、光を発する光源と、光源が発する光の光強度を調節する光強度調節装置と、光を照射された光触媒膜上、又は組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、光強度又は複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、光強度に関連付けられた光触媒膜上の細胞の活性の情報を保存する情報記憶装置と、細胞の活性が最大になる光強度の値を抽出する抽出装置と、を含み、光源が、抽出された値の光強度を有する光を光触媒膜に照射し、細胞活性計測装置が、細胞の増殖速度、成長速度、分泌物の分泌量又は遺伝子の発現量を計測する、細胞培養システムが提供される。
また、本開示の態様によれば、光を発する光源と、光源が発する光の光強度を調節する光強度調節装置と、光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、光強度と細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、を含む、細胞培養システムが提供される。
さらに、本開示の態様によれば、光強度を調節可能な光を発することと、光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、光強度と細胞の活性とを関連付けることと、を含む、細胞培養方法が提供される。
また、本開示の態様によれば、組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、を備える、細胞培養システムが提供される。
さらに、本開示の態様によれば、組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付けることと、を含む、細胞培養方法が提供される。
また、本開示の態様によれば、基板と、基板上に配置された光触媒膜と、を備える、細胞培養容器が提供される。
さらに、本開示の態様によれば、組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付けることと、複数の光触媒膜の組成から、細胞の活性が最大になる組成を抽出することと、抽出された組成からなる光触媒膜を基板上に形成することと、を含む、細胞培養容器の製造方法が提供される。
また、本開示の態様によれば、光強度を調節可能な光を発することと、光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、光強度と細胞の活性とを関連付けることと、を含む、細胞を製造する方法が提供される。
さらに、本開示の態様によれば、組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付けることと、を含む、細胞を製造する方法が提供される。
また、本開示の態様によれば、光強度を調節可能な光を発することと、光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、光強度と細胞の活性とを関連付けることと、を含む方法により製造された、細胞が提供される。
さらに、本開示の態様によれば、組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、複数の光触媒膜のそれぞれの組成と細胞の活性とを関連付けることと、を含む方法により製造された、細胞が提供される。
図1は、第1の実施の形態に係る細胞培養システムの模式図である。 図2は、第1の実施の形態に係る光強度のデータに関連付けられた増殖速度のデータのテーブルである。 図3は、第1の実施の形態に係る細胞培養方法を示すフローチャートである。 図4は、第2の実施の形態に係る細胞培養システムの模式図である。 図5は、第3の実施の形態に係る細胞培養システムの模式図である。 図6は、第3の実施の形態に係る光触媒膜の組成のデータに関連付けられた増殖速度のデータのテーブルである。 図7は、第3の実施の形態に係る細胞培養方法を示すフローチャートである。
以下に本開示の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものである。したがって、具体的な寸法等は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る図1に示す細胞培養システムは、光を発する光源101と、光源101が発する光の光強度を調節する光強度調節装置102と、光を照射された光触媒膜52上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置201と、光強度と細胞の活性とを関連付ける関連付け装置103と、を備える。
光源101は、紫外光又は可視光を発する。光源101には、ブラックライト、蛍光放電管、低圧水銀灯、紫外域から赤外域(185nm〜2000nm)までの連続スペクトルに対応可能なキセノンランプ、発光ダイオード、スーパールミネッセントダイオード、半導体レーザ等が使用可能である。光強度調節装置102は、光源101に供給する電力を調節することにより、光源101が発する光の光強度を調節する。
光源101の上方には、シャーレ等の細胞培養容器51が配置される。細胞培養容器51は、アクリル樹脂や酸化珪素(SiO)等の透明材料からなる。光触媒膜52は、細胞培養容器51の透明な底面上に配置されており、酸化チタン(TiO)等を組成として含む。光触媒膜52の膜厚は、例えば、30nm乃至500nmである。
細胞培養容器51の底面上に光触媒膜52を形成する方法としては、例えば、酸化チタンの前駆体であるチタンアルコキシドや有機酸チタン、過酸化チタン、あるいは塩化チタン等のチタン塩の溶液を細胞培養容器51の底面に塗布し、熱処理する方法がある。なお、溶液を塗布する際には、ディップコート法、スピンコート法、ロールコート法、バーコート法、スプレーコート法、及びスクリーン印刷法等が使用可能である。熱処理の温度は、例えば100℃乃至700℃である。
また、細胞培養容器51の底面上に光触媒膜52を形成する他の方法としては、酸化チタンの粉末、又は酸化チタンの粉末を溶媒に分散化させたゾルとバインダ成分とを混合した溶液を細胞培養容器51の底面に塗布し、乾燥又は焼結する方法もある。さらに、酸化チタン等の光触媒を含む溶液に有機ポリマービーズを添加し、溶液を細胞培養容器51の底面に塗布した後、溶液を焼成することにより、細胞培養容器51の底面上に光触媒膜52を形成してもよい。有機ポリマービーズを添加することにより、焼成時に光触媒膜52が熱収縮することが抑制される。
光触媒膜52が形成された細胞培養容器51内は培養液で満たされ、光触媒膜52上で細胞が培養される。また、光触媒膜52は、光源101から発せられた光で照射される。光源101から光触媒膜52に光が照射されると、光触媒膜52に含まれる酸化チタン(TiO)のチタン(Ti)と培養液中の水(HO)が反応し、光触媒膜52表面に水酸基(−OH)が形成される。そのため、光源101から光を照射されることによって、光触媒膜52の表面が親水性になる。また、光触媒膜52表面の親水性の程度は、光源101から発せられる光の光強度に応じて変化する。
光触媒膜52表面が親水性である場合、光触媒膜52表面に対する細胞の接着性は高くなる。これに対し、光触媒膜52表面が疎水性である場合、光触媒膜52表面に対する細胞の接着性は低くなる。したがって、光源101から発せられる光の光強度を光強度調節装置102で調節することにより、光触媒膜52表面に対する細胞の接着性を制御することが可能となる。
細胞活性計測装置201は、光触媒膜52表面で培養された細胞の活性の指標として、例えば細胞の増殖速度を計測する。細胞活性計測装置201は、例えば、細胞培養容器51の上方に配置された位相差顕微鏡と、位相差顕微鏡を介して得られた細胞培養容器51上の細胞の画像を解析し、細胞数を計測する画像解析装置を備える。細胞活性計測装置201は、計測された細胞数の経時的な変化から、細胞の増殖速度を算出する。
関連付け装置103は、細胞活性計測装置201及び光強度調節装置102に電気的に接続されている。関連付け装置103は、計測された細胞の増殖速度のデータを細胞活性計測装置201から取得する。また、関連付け装置103は、細胞活性計測装置201によって増殖速度が計測された細胞を培養した際、光源101から発せられた光の光強度のデータを、光強度調節装置102から取得する。さらに、関連付け装置103は、光強度のデータに細胞の増殖速度のデータを関連付ける。
第1の実施の形態に係る細胞培養システムは、情報記憶装置104をさらに備える。関連付け装置103は、光強度のデータに関連付けられた細胞の増殖速度のデータを、情報記憶装置104に保存する。情報記憶装置104には、例えば図2に示すように、光触媒膜52に第1の光強度Vの光を照射した場合の細胞の第1の増殖速度A、第1の光強度Vより強い第2の光強度Vの光を照射した場合の細胞の第2の増殖速度A、第2の光強度Vより強い第3の光強度Vの光を照射した場合の細胞の第3の増殖速度A等がテーブル形式で保存される。
図1に示す抽出装置105は、情報記憶装置104に保存された図2に示すテーブルから、細胞の最も速い増殖速度が得られる光強度の値を抽出する。図1に示す抽出装置105は、光強度調節装置102に電気的に接続されている。光強度調節装置102は、抽出装置105から、細胞の最も速い増殖速度が得られる光強度の値を受信する。さらに、光強度調節装置102は、光源101から発せられる光の光強度を、抽出装置105が抽出した値に調節する。
第1の実施の形態に係る細胞培養システムは、入力装置312、及び出力装置313をさらに備える。入力装置312としては、例えばキーボード、及びマウス等のポインティングデバイス等が使用可能である。出力装置313には液晶ディスプレイ、モニタ等の画像表示装置、及びプリンタ等が使用可能である。
次に、第1の実施の形態に係る細胞培養方法を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、nを自然数として、n種類の光強度を用いて光触媒膜52を照射する例を説明する。
(a)ステップS101で、図1に示す光触媒膜52を備える細胞培養容器51を準備する。次に、細胞培養容器51内に細胞培養液を入れ、光触媒膜52上に細胞を播く。その後、細胞を播かれた細胞培養容器51を、細胞培養システムの光源101の上方に配置する。ステップS102で、光強度調節装置102は、第1の光強度Vを有する光を発するよう、光源101に供給する電力を調節する。その後、第1の光強度Vを有する光で光触媒膜52を照射しながら、所定の期間、光触媒膜52上で細胞を培養する。
(b)ステップS103で、細胞活性計測装置201は、第1の光強度Vを有する光で照射された光触媒膜52上で培養された細胞の活性の指標として、細胞の第1の増殖速度Aを計測する。ステップS104で、関連付け装置103は、光強度調節装置102から第1の光強度Vのデータを受信し、細胞活性計測装置201から細胞の第1の増殖速度Aのデータを受信する。次に、関連付け装置103は、第1の光強度Vのデータに細胞の第1の増殖速度Aのデータを関連付ける。その後、関連付け装置103は、関連付けられた第1の光強度Vと細胞の第1の増殖速度Aのデータセットを、情報記憶装置104に保存する。
(c)ステップS105で、光強度調節装置102は、光源101から発せられる光の光強度の切り替えが完了したか否かを判定する。第2乃至第nの光強度V−Vへの切り替えが完了していない場合は、光強度調節装置102は、第2の光強度Vを有する光を発するよう、光源101に供給する電力を調節し、ステップS102に戻る。以降、第nの光強度Vへの切り替えが完了するまで、ステップS102乃至ステップS105が繰り返される。これにより、情報記憶装置104には、図2に示すように、第1乃至第nの光強度V−Vのデータと、細胞の第1乃至第nの増殖速度A−Aのデータとが、各々関連付けられて保存される。
(d)ステップS106で、図1に示す抽出装置105は、情報記憶装置104に保存された細胞の第1乃至第nの増殖速度A−Aのデータの中で、最も速い増殖速度Aに関連付けられた光強度Vを抽出する。また、抽出装置105は、抽出した光強度Vを出力装置313に出力する。ステップS107で、光強度調節装置102は、抽出された光強度Vのデータを抽出装置105から受信する。次に、光強度調節装置102は、抽出された光強度Vを有する光を発するよう、光源101に供給する電力を調節する。その後、光強度Vを有する光を光触媒膜52に照射しながら、光触媒膜52上で細胞を培養し、所定の期間経過後、培養を終了する。
細胞の増殖速度等で示される細胞の活性は、細胞培養容器に対する細胞の接着性に依存する。以上説明した第1の実施の形態に係る細胞培養システム及び細胞培養方法によれば、光触媒膜52に照射する光の光強度に応じて、細胞培養容器51に設けられた光触媒膜52に対する細胞の接着性を、変化させることが可能となる。さらに、最も速い増殖速度を与える光強度を抽出し、以後、抽出された光強度を有する光で光触媒膜52を照射しながら、光触媒膜52上で細胞を培養することにより、高い効率で、細胞の増殖を促進することが可能となる。
なお、細胞活性計測装置201が、位相差顕微鏡等を含む例を説明したが、第1の実施の形態はこれに限定されない。例えば、細胞活性計測装置201は、フローサイトメータ等でもよい。この場合、光触媒膜52の一定面積から剥がされた細胞の数をフローサイトメータで計測することにより、細胞の増殖数を計測することが可能である。
(第2の実施の形態)
図4に示すように、第2の実施の形態に係る細胞培養システムは、複数の光源101A,101B,101Cを備える。光強度調節装置102は、複数の光源101A,101B,101Cのそれぞれに、異なる電力を供給する。これにより、複数の光源101A,101B,101Cは、それぞれ異なる光強度を有する光を発する。
複数の光源101A,101B,101Cの上方には、複数の細胞培養容器51A,51B,51Cがそれぞれ配置される。複数の細胞培養容器51A,51B,51Cは、光触媒膜52A,52B,52Cをそれぞれ備える。光触媒膜52A,52B,52Cのそれぞれの組成は、同じである。光触媒膜52A,52B,52Cのそれぞれの上には、同一株の細胞が播かれる。第2の実施の形態に係る細胞培養システムのその他の構成要素は、第1の実施の形態に係る細胞培養システムと同様である。
第2の実施の形態に係る細胞培養システムによれば、それぞれ異なる光強度の光で照射された光触媒膜52A,52B,52C上の細胞の活性のデータを、並行して得ることが可能となる。したがって、光強度に関連付けられた細胞の活性のデータを、高速に得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る図5に示す細胞培養システムにおいては、光源121の上方に、細胞培養容器251A,251B,251Cが配置される。細胞培養容器251A,251B,251Cは、光触媒膜252A,252B,252Cをそれぞれ備える。第3の実施の形態において、光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの組成は異なる。また、第3の実施の形態に係る細胞培養システムは、組成記憶装置126を備える。組成記憶装置126には、入力装置312を介して入力された光触媒膜252Aの組成C、光触媒膜252Bの組成C、及び光触媒膜252Cの組成Cが、保存される。
光触媒膜252A,252B,252Cは、光源121から発せられた同一条件の光で照射される。細胞活性計測装置201は、組成が異なる光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの表面で培養された細胞の活性の指標として、例えば細胞の増殖速度を計測する。
第3の実施の形態に係る関連付け装置123は、細胞活性計測装置201及び組成記憶装置126に電気的に接続されている。関連付け装置123は、計測された細胞の増殖速度のデータを細胞活性計測装置201から取得する。また、関連付け装置123は、細胞活性計測装置201によって増殖速度が計測された細胞を培養した際用いられた光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの組成のデータを、組成記憶装置126から取得する。さらに、関連付け装置123は、光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの組成のデータに細胞の増殖速度のデータを関連付ける。
関連付け装置123は、光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの組成のデータに関連付けられた細胞の増殖速度のデータを、情報記憶装置124に保存する。情報記憶装置124には、例えば図6に示すように、光触媒膜252Aの組成Cに対する細胞の第1の増殖速度A、光触媒膜252Bの組成Cに対する細胞の第2の増殖速度A、光触媒膜252Cの組成C3に対する細胞の第3の増殖速度A等がテーブル形式で保存される。図5に示す抽出装置125は、情報記憶装置124に保存された図6に示すテーブルから、細胞の最も速い増殖速度が得られる光触媒膜の組成を抽出する。
次に、第3の実施の形態に係る細胞培養方法を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
(a)ステップS121で、図5に示す組成Cからなる光触媒膜252Aを備える細胞培養容器251A、組成Cからなる光触媒膜252Bを備える細胞培養容器251B、及び組成Cからなる光触媒膜252Cを備える細胞培養容器251Cを準備する。次に、細胞培養容器251A,251B,251C内に細胞培養液を入れ、光触媒膜252A,252B,252C上に細胞を播く。その後、細胞を播かれた細胞培養容器251A,251B,251Cを、細胞培養システムの光源121の上方に配置する。ステップS122で、光触媒膜252A,252B,252Cに光を照射しながら、所定の期間、光触媒膜252A,252B,252C上で細胞を培養する。
(b)ステップS123で、細胞活性計測装置201は、光触媒膜252A上で培養された細胞の第1の増殖速度A、光触媒膜252B上で培養された細胞の第2の増殖速度A、光触媒膜252C上で培養された細胞の第3の増殖速度Aを計測する。ステップS124で、関連付け装置123は、組成記憶装置126から光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれの組成C,C,Cのデータを読み出し、細胞活性計測装置201から細胞の第1乃至第3の増殖速度A,A,Aのデータを受信する。次に、関連付け装置123は、組成Cのデータに細胞の第1の増殖速度Aのデータを関連付け、組成Cのデータに細胞の第2の増殖速度Aのデータを関連付け、組成Cのデータに細胞の第3の増殖速度Aのデータを関連付ける。その後、関連付け装置123は、図6に示すように、組成C,C,Cのデータと、細胞の第1乃至第nの増殖速度A−Aのデータとが、各々関連付けられたデータセットを、図5に示す情報記憶装置124に保存する。
(c)ステップS126で、抽出装置125は、情報記憶装置124に保存された細胞の第1乃至第nの増殖速度A−Aのデータの中で、最も速い増殖速度Aに関連付けられた組成Cを抽出する。また、抽出装置105は、抽出した組成Cを出力装置313に出力する。その後、ステップS127で、組成Cからなる光触媒膜上で細胞を培養し、所定の期間経過後、培養を終了する。
光触媒膜252A,252B,252Cのそれぞれに対する細胞の接着性は、光触媒膜252A,252B,252Cの組成に応じて異なる。第3の実施の形態に係る細胞培養システム及び細胞培養方法によれば、準備した光触媒膜252A,252B,252Cの組成の中から、最も速い増殖速度を与える組成を抽出し、以後、抽出された組成からなる光触媒膜上で細胞を培養することにより、高い効率で、細胞の増殖を促進することが可能となる。また、抽出された組成からなる光触媒膜を基板上に形成することにより、高い効率で、細胞の増殖を促進可能な細胞培養容器を製造することが可能となる。
(その他の実施の形態)
第1乃至第3の実施の形態を説明したが、この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施の形態及び運用技術が明らかになるはずである。例えば、第1乃至第3の実施の形態では、細胞の活性の指標として、細胞の増殖速度を説明したが、細胞の活性の指標はこれに限定されない。細胞の活性の指標として、例えば、細胞の成長速度、細胞の活性を示す分泌物の分泌量、あるいは細胞の活性を示す遺伝子の発現量等を、図1に示す細胞活性計測装置201で計測してもよい。
細胞の成長速度を計測する場合、細胞活性計測装置201には、位相差顕微鏡等が使用可能である。分泌物の分泌量を計測する場合、細胞膜電気容量法、キナクリン蛍光法、逆転逆転溶血斑法、及び細胞ブロット法等を実施可能な装置が、細胞活性計測装置201に使用可能である。遺伝子の発現量を計測する場合、ルシフェラーゼアッセイを実施可能な装置が、細胞活性計測装置201に使用可能である。
また、光触媒膜52中の酸化チタンに、窒素(N)イオン、硫黄(S)イオン、炭素(C)イオン、あるいはフッ素(F)イオン等をドープすることにより、可視光への反応性を向上させてもよい。
産業上の利用の可能性
本開示に係る細胞培養システム、細胞培養方法、細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法は、医薬品産業、美容品産業、及び食品産業等に利用可能である。

Claims (23)

  1. 光を発する光源と、
    前記光源が発する前記光の光強度を調節する光強度調節装置と、
    前記光を照射された光触媒膜上、又は組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、
    前記光強度又は前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、
    前記光強度に関連付けられた前記光触媒膜上の細胞の活性の情報を保存する情報記憶装置と、
    前記細胞の活性が最大になる前記光強度の値を抽出する抽出装置と、
    を含み、
    前記光源が、前記抽出された値の光強度を有する光を前記光触媒膜に照射し、
    前記細胞活性計測装置が、前記細胞の増殖速度、成長速度、分泌物の分泌量又は遺伝子の発現量を計測する、
    細胞培養システム。
  2. 光を発する光源と、
    前記光源が発する前記光の光強度を調節する光強度調節装置と、
    前記光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、
    前記光強度と前記細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、
    を含む、細胞培養システム。
  3. 光強度を調節可能な光を発することと、
    前記光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記光強度と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む、細胞培養方法。
  4. 前記細胞の活性が最大になる前記光強度の値を抽出することを更に含む、請求の範囲第3項に記載の細胞培養方法。
  5. 前記抽出された値の光強度を有する光を前記光触媒膜に照射して、前記光触媒膜上で前記細胞を培養することを更に含む、請求の範囲第4項に記載の細胞培養方法。
  6. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の増殖速度を計測する、請求の範囲第3項に記載の細胞培養方法。
  7. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の成長速度を計測する、請求の範囲第3項に記載の細胞培養方法。
  8. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の活性を示す分泌物の分泌量を計測する、請求の範囲第3項に記載の細胞培養方法。
  9. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の活性を示す遺伝子の発現量を計測する、請求の範囲第3項に記載の細胞培養方法。
  10. 組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測する細胞活性計測装置と、
    前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付ける関連付け装置と、
    を備える、細胞培養システム。
  11. 組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む、細胞培養方法。
  12. 前記複数の光触媒膜の組成から、前記細胞の活性が最大になる組成を抽出することを更に含む、請求の範囲第11項に記載の細胞培養方法。
  13. 前記抽出された組成からなる光触媒膜上で、前記細胞を培養することを更に含む、請求の範囲第12項に記載の細胞培養方法。
  14. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の増殖速度を計測する、請求の範囲第11項に記載の細胞培養方法。
  15. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の成長速度を計測する、請求の範囲第11項に記載の細胞培養方法。
  16. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の活性を示す分泌物の分泌量を計測する、請求の範囲第11項に記載の細胞培養方法。
  17. 前記細胞の活性を計測することにおいて、前記細胞の活性を示す遺伝子の発現量を計測する、請求の範囲第11項に記載の細胞培養方法。
  18. 基板と、
    前記基板上に配置された光触媒膜と、
    を備える、細胞培養容器。
  19. 組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    前記複数の光触媒膜の組成から、前記細胞の活性が最大になる組成を抽出することと、
    前記抽出された組成からなる光触媒膜を基板上に形成することと、
    を含む、細胞培養容器の製造方法。
  20. 光強度を調節可能な光を発することと、
    前記光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記光強度と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む、細胞を製造する方法。
  21. 組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む、細胞を製造する方法。
  22. 光強度を調節可能な光を発することと、
    前記光を照射された光触媒膜上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記光強度と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む方法により製造された、細胞。
  23. 組成が異なる複数の光触媒膜のそれぞれの上で培養された細胞の活性を計測することと、
    前記複数の光触媒膜のそれぞれの組成と前記細胞の活性とを関連付けることと、
    を含む方法により製造された、細胞。
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