JPWO2010074068A1 - 逆量子化方法、逆量子化装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
を量子化して量子化値qi,jを計算する。E1001の量子化器が量子化幅をQsとする線形量子化器であるとすると、
となる。ただし、関数floor()は床関数であり、実数値の入力値の中で最大の整数を返す関数である。以降では、前記量子化値qi,jの組 (集合)を量子化値ベクトルqとする。
を計算する。前記量子化値qi,jに対応する半開区間を
前記の相関に対応する条件付確率密度関数を、fX|Y(x|y)とすると、要素計算器E1002は、逆量子化された映像信号ベクトル逆量子化映像信号ベクトル
の平均二乗誤差が最小となる各要素(各逆量子化値)
を、以下の条件付期待値によって計算する(図2)。
なお、現実においては、「条件付確率分布fX|yの完全な形状は分からない」および「式(2)の計算は積分が必要となる」という理由から、式(2)の代わりの近似計算(非特許文献1、2、3)が利用される。例えば、非特許文献1では、式(2)の代わりに、以下の式(2)’を利用することを提案している。
近似計算が正確である限り、単純に逆量子化して逆量子化値を計算するよりも、前記補助情報yを利用して逆量子化値を計算することによって、逆量子化映像信号ベクトル
の平均二乗誤差を低減できる。
の平均二乗誤差を低減する、という関連技術の手法を考慮できない。
を計算する(図4)。前記各要素xi,jの値域
で定義される部分ベクトル空間を
とする。ただし、Rm×nは、実数の要素を持つm行n列の行列であり、映像ベクトルに対応する。
は、fX|Yが定義域(domain)でその値が0よりも大きい区間と半開空間
とのオーバーラップである。明らかに、オリジナルの映像信号ベクトルの存在する前記部分ベクトル空間Uは、前記量子化値qi,jで定義される部分ベクトル空間
よりも、限定された部分ベクトル空間であること(つまり、UはVの部分空間(sub-space)であること)に注意されたい。
が小さくなるような最終逆量子化映像信号ベクトルを計算した例である。前記最終逆量子化映像ベクトルは、ぼけることなく、(人間の視覚が敏感な)平坦領域やエッジ領域における信号値の振動が抑制された映像ベクトルとなる。ゆえに、前記局所劣化が目立つことを回避できる。
の絶対差分値がある閾値よりも小さい場合、あるいは、前記補助情報の要素yi,jが前記部分ベクトル空間の対応する要素の値域に含まれる場合、前記最終逆量子化映像信号ベクトルの対応する要素xi,jが前記補助情報の要素yi,jと近い値をとるように、前記最終逆量子化映像信号ベクトルの計算に制約をつける。本発明によって、時間方向の連続性が改善し、映像のちらつきを抑制できる。
図6を参照して、本実施形態における発明の映像逆量子化技術の構成について説明する。ただし、図6の量子化器E2001は、映像を逆量子化する映像逆量子化器E2000との入出力関係を示す目的で記載していること、すなわち、発明の映像逆量子化技術は映像逆量子化器E2000のみによって構成できることに注意されたい。
を量子化して量子化値qi,jを計算する。E2001の量子化器が量子化幅をQsとする線形量子化器であるとすると、
となる。以降では、前記量子化値qi,jの集合を量子化値ベクトルqとする。
を計算する。それぞれを以下で説明する。
とすると、要素計算器E2002は、各要素値ui,jを以下の条件付期待値によって計算する。
ただし、要素計算器E2002は、式(4)の代わりに、以下の式(4)’を利用して各逆量子化値ui,jを計算してもよい。
ところで、前記補助情報yが逆量子化対象の映像信号ベクトルxに時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルである時、時間方向の連続性が改善されるように逆量子化映像信号ベクトルを計算するべきである。その計算のために、要素計算器E2002は、前記補助情報の各要素yi,jと式(4)にて得られた要素ui,jの絶対差分値が所定の閾値より小さい場合、あるいは、前記補助情報の要素yi,jが対応する量子化値qi,jに対応する半開区間
に含まれる場合では、式(4) または式(4)’によって計算されたui,jを以下の式(5)または式(5)’で更新してもよい。
なお、式(5)あるいは式(5)’によってui,jを更新する時には、前記補助情報yは、前記時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであればなお良い。(つまり、前記補助情報yは、時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであってもよい。)
ベクトル計算器E2003は、入力される補助情報yと量子化値ベクトルqとに基づいて、入力される初期逆量子化映像信号ベクトルuをより振動の少ない逆量子化映像信号ベクトル更新して、その更新の結果を最終逆量子化映像信号ベクトル
として出力する。
を以下の式(6)と式(7)によって計算する。
ただし、min_xは、前記条件付確率密度関数fX|yが定義域において0と交わるxの最小値、max_xは、条件付前記確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるxの最大値である。尚、min_xと、max_xとは、前記条件付確率密度関数fX|Yの標準偏差から計算してもよい。
定式的には、第1の射影の結果(uk+1)は、以下の式(13)を解くことで得られる。(つまり制約関数G(s,uk,λ)の下で、目的関数J(s)を最小化することになり、全変分ノルムが小さいsが得られる。すなわち、振動の少ないsが得られる)
なお、式(13)を解く方法としては、非特許文献6などの劣勾配法(Sub-gradient methods)や非特許文献7などの射影法(Projection methods)を利用すればよい。また、上述したλは、量子化幅Qsに依存する正の実数とすればよい。
最後に、ベクトル計算器E2003は、K回だけ、上述した第1の射影と第2の射影を交互に繰り返すことによって得られたukを前記最終逆量子化映像信号ベクトル
として出力する。
<第2の実施の形態>
本実施形態では、映像逆量子化器の入力である量子化値が、映像信号ベクトルを周波数変換した変換係数の量子化値である場合の本発明の映像逆量子化器について説明する。
を計算する。前記周波数変換としては、8x8ブロック単位のDCT(Discrete Cosine Transform)などが利用できる。以降では、前記変換係数値Xi,jの集合を変換係数値ベクトルXとする。
となる。ただし、関数sign()は、実数値の入力値の符号(±)を返す関数であり、また、関数floor()は、実数値の入力値の中で最大の整数を返す関数である。以降では、前記量子化値qi,jの集合を量子化値ベクトルqとする。
を計算する。具体的には、前記量子化値qi,jに対応する半開区間を
要前記の相関に対応する条件付確率密度関数をfX|Y(X|Y)とすると、要素計算器E3004は、各要素
を以下の式(16)よって計算する。
ただし、要素計算器E3004は、式(16)の代わりに、以下の式(16)’を利用して各要素
を計算してもよい。
ところで、前記他の映像信号ベクトルyが逆量子化対象の映像信号ベクトルxに時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルである時、時間方向の連続性が改善されるように逆量子化映像信号ベクトルを計算するべきである。その計算のために、要素計算器E3004は、前記補助情報の各要素Yi,jと式(4)にて得られた要素
の絶対差分値が所定の閾値より小さい場合、あるいは、前記補助情報の要素Yi,jが対応する量子化値qi,jに対応する半開区間
に含まれる場合では、式(16) または式(16)’によって計算された
を以下の式(17)または式(17)’で更新してもよい。
なお、式(17)あるいは式(17)’によって
を更新する時、前記映像信号ベクトルyは、前記時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであればなお良い。(つまり、前記他の映像信号ベクトルyは、時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであってもよい。)
続いて、逆変換器E3005は、前記要素計算器E3004で得られた逆量子化変換係数値ベクトル
を逆周波数変換して、初期逆量子化映像信号ベクトルuを計算する。
として出力する。
を以下の式(18)と式(19)によって計算する。
ただし、min_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるXの最小値、max_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるXの最大値である。なお、min_xとmax_xとは、前記条件付確率密度関数fX|Yの標準偏差から計算してもよい。
で定義される部分ベクトル空間
とする。前記の定義から明らかなように、部分ベクトル空間Uは、オリジナルの映像信号ベクトルxの周波数領域における値域である。
定式的には、第1の射影の結果(uk+1)は、以下の式(25)を計算することで得られる。つまり制約関数G(s,uk,λ)の下で、目的関数J(s)を最小化することになり、全変分ノルムが小さいsが得られる。すなわち、振動の少ないsが得られる。
なお、式(25)を計算する方法としては、非特許文献6などの劣勾配法(Sub-gradient methods)や非特許文献7などの射影法(Projection methods)を利用すればよい。また、上述したλは、量子化幅Qsに依存する正の実数とすればよい。
前記第4の射影は、逆量子化変換係数値ベクトルUk+1を空間領域に射影する。具体的には、逆変換器E3005と同じように、Uk+1を逆周波数変換して逆量子化映像信号ベクトルuk+1を計算する。
<第3の実施の形態>
本実施形態では、映像逆量子化器の入力である量子化値が、映像信号ベクトルが予測された予測誤差値の量子化値である場合の本発明の映像逆量子化器について説明する。
から生成した予測信号などを利用できる。
となる。ただし、関数sign()は、実数値の入力値の符号(±)を返す関数であり、また、関数floor()は、実数値の入力値の中で最大の整数を返す関数である。以降では、前記量子化値qi,jの集合を量子化値ベクトルqとする。
前記の相関に対応する条件付確率密度関数をfX|y(x|y)とすると、要素計算器E4003は、各要素値ui,jを以下の式(29)よって計算する。
ただし、要素計算器E4003は、式(29)の代わりに、以下の式(29)’を利用して各逆量子化値ui,jを計算してもよい。
ところで、前記補助情報yが逆量子化対象の映像信号ベクトルxに時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルである時、時間方向の連続性が改善されるように逆量子化映像信号ベクトルを計算するべきである。その計算のために、要素計算器E4003は、前記補助情報の各要素yi,jと式(29)にて得られた要素ui,jの絶対差分値が所定の閾値より小さい場合、あるいは、前記補助情報の要素yi,jから予測誤差値ベクトルの要素pi,jを減じた値が対応する量子化値qi,jに対応する半開区間
に含まれる場合では、式(29) または式(29)’によって計算されたui,jを以下の式(30)または式(30)’で更新してもよい。
なお、式(30)あるいは式(30)’によってui,jを更新する時には、前記補助情報yは、前記時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであればなお良い。つまり、前記補助情報yは、時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであってもよい。
として出力する。
を以下の式(31)と式(32)によって計算する。
ただし、min_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるxの最小値、max_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるxの最大値である。なお、min_xとmax_xとは、前記条件付確率密度関数fX|Yの標準偏差から計算してもよい。
と対応する予測値pi,jとで定義される部分ベクトル空間を
とする。前記の定義から明らかなように、部分ベクトル空間Uは、オリジナルの映像信号ベクトルxの値域である。
定式的には、第1の射影の結果(uk+1)は、以下の式(38)を計算することで得られる。(つまり制約関数G(s,uk,λ)の下で、目的関数J(s)を最小化することになり、全変分ノルムが小さいsが得られる。すなわち、振動の少ないsが得られる。)
なお、式(38)を計算する方法としては、非特許文献6などの劣勾配法(Sub-gradient methods)や非特許文献7などの射影法(Projection methods)を利用すればよい。また、上述したλは、量子化幅Qsに依存する正の実数とすればよい。
最後に、ベクトル計算器E4004は、K回だけ、上述した第1の射影と第2の射影を交互に繰り返すことによって得られたukを前記最終逆量子化映像信号ベクトル
として出力する。
<第4の実施の形態>
本実施形態では、映像逆量子化器の入力である量子化値が、映像信号ベクトルが予測された予測誤差を周波数変換した変換係数の量子化値である場合の本発明の映像逆量子化器について説明する。
から生成した予測信号などを利用できる。
を計算する。前記周波数変換としては、8x8ブロック単位のDCT(Discrete Cosine Transform)などが利用できる。以降では、前記Di,jの集合を変換係数値ベクトルDとする。
となる。ただし、関数sign()は、実数値の入力値の符号(±)を返す関数であり、また、関数floor()は、実数値の入力値の中で最大の整数を返す関数である。以降では、前記量子化値qi,jの集合を量子化値ベクトルqとする。
前記の相関に対応する条件付確率密度関数をfX|Y(X|Y)とすると、要素計算器E5005は、前記逆量子化変換係数値ベクトルの要素である各逆量子化変換係数
を以下の式(42)よって計算する。
ただし、要素計算器E5005は、式(42)の代わりに、以下の式(42)’を利用して各逆量子化変換係数
を計算してもよい。
ところで、前記他の映像信号ベクトルyが逆量子化対象の映像信号ベクトルxに時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルである時には、時間方向の連続性が改善されるように逆量子化映像信号ベクトルを計算するべきである。その計算のために、要素計算器E5005は、前記補助情報Yから前記予測変換係数値ベクトルPを減じた値と式(42)にて得られた逆量子化変換係数
との絶対差分値が所定の閾値より小さい場合、あるいは、前記補助情報Yから前記予測変換係数値ベクトルPを減じた値が対応する前記の半開区間
に含まれる場合、式(42) または式(42)’によって計算された逆量子化変換係数
を以下の式(43)または式(43)’で更新してもよい。
なお、式(43)あるいは式(43)’によって
を更新する時、前記映像信号ベクトルyは、前記時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであればなお良い。つまり、前記他の映像信号ベクトルyは、時間方向で隣接するフレームの映像信号ベクトルの各要素が動き補償予測によって映像信号ベクトルxの各要素と位置合わせされた映像信号ベクトルであってもよい。
に前記予測信号ベクトルpを加算して、初期逆量子化映像信号ベクトルuを計算する。なお、上述した要素計算器E5005が、逆量子化変換係数
に前記予測変換係数値ベクトルPを加算したベクトルを加算器E5007に供給する実施形態の場合には、加算器E5007は不要である。
として出力する。
を以下の式(44)と式(45)によって計算する。
ただし、min_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるXの最小値、max_xは、前記条件付確率密度関数fX|Yが定義域において0と交わるXの最大値である。なお、min_xとmax_xとは、前記条件付確率密度関数fX|Yの標準偏差から計算してもよい。
と前記予測変換係数値ベクトルPの対応する要素Pi,jとで定義される部分ベクトル空間を
とする。前記の定義から明らかなように、部分ベクトル空間Uは、オリジナルの映像信号ベクトルxの周波数領域における値域である。
定式的には、第1の射影の結果(uk+1)は、以下の式を計算することで得られる。(つまり制約関数G(s,uk,λ)の下で、目的関数J(s)を最小化することになり、全変分ノルムが小さいsが得られる。すなわち、振動の少ないsが得られる。)
なお、式(51)を計算する方法としては、非特許文献6などの劣勾配法(Sub-gradient methods)や非特許文献7などの射影法(Projection methods)を利用すればよい。また、上述したλは、量子化幅Qsに依存する正の実数とすればよい。
前記第4の射影は、逆量子化変換係数値ベクトルUk+1を空間領域に射影する。具体的には、逆変換器E5006と同じように、Uk+1を逆周波数変換して逆量子化映像信号ベクトルuk+1を計算する。
<第5の実施の形態>
上述した実施形態1から4においては、それぞれのベクトル計算器において、補助情報を用いて部分ベクトル空間Uをより正確に計算したが、補助情報を利用しないで計算する形態も考えられる。それぞれの実施形態に対応する図面を以下の図14, 図15, 図16, 図17に示す。この形態においては、部分ベクトル空間Uが正確ではないため、前記最終逆量子化映像ベクトルが、それぞれの要素計算器で得られた初期逆量子化映像ベクトルからなるべく変動しないことが望ましい。そのためには、それぞれのベクトル計算器における、前記第1の射影における汎関数F(s,uk,λ)のλの初期値を、上述した実施形態1から4のものよりもより小さく設定する。
は以下の式で定義される。
ただし、σSとσrとは式(52)の2次元ガウスカーネルの形状を決定するバイラテラルフィルタのパラメータであり、wはバイラテラルフィルタの窓サイズを決定するパラメータである。特にσrは、推定される量子化ノイズに応じて設定すればよく、また、前記逐次繰り返しの際にその値を徐々に小さくすることが望ましい。
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする逆量子化方法。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする付記1に記載の逆量子化方法。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする付記1に記載の逆量子化方法。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする逆量子化方法。
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の逆量子化方法。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする符号化方法。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする符号化方法。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする復号方法。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする復号方法。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法を用い、
前記映像逆量子化方法は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像符号化方法。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法を用い、
前記映像逆量子化方法は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像復号方法。
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める復元手段
を有することを特徴とする逆量子化装置。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する手段と、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段と
を有することを特徴とする付記16に記載の逆量子化装置。
前記複数の量子化値を用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する手段と、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段と
を有することを特徴とする付記16に記載の逆量子化装置。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める復元手段
を有することを特徴とする逆量子化装置。
ことを特徴とする付記16から付記19のいずれかに記載の逆量子化装置。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする符号化装置。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする符号化装置。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする復号装置。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする復号装置。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置を有し、
前記映像逆量子化装置は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像符号化装置。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置を有し、
前記映像逆量子化装置は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像復号装置。
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化処理を有し、
前記映像逆量子化処理は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化処理を有し、
前記映像逆量子化処理は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
E2001 量子化器
E2002 要素計算器
E2003 ベクトル計算器
Claims (41)
- 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法であって、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする逆量子化方法。 - 前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする請求項1に記載の逆量子化方法。 - 前記複数の量子化値を用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする請求項1に記載の逆量子化方法。 - 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法であって、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする逆量子化方法。 - ある前記量子化値以外の信号が対応する量子化値の逆量子化値の取り得る値の範囲に含まれる場合、該前記量子化値以外の信号との差分が小さい仮逆量子化値を前記複数の逆量子化値の組に含める
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の逆量子化方法。 - 複数の量子化値を符号化する符号化方法であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする符号化方法。 - 複数の量子化値を符号化する符号化方法であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする符号化方法。 - 複数の量子化値を復号する復号方法であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする復号方法。 - 複数の量子化値を復号する復号方法であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化方法を用い、
前記逆量子化方法は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める
ことを特徴とする復号方法。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法であって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法であって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法であって、
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像逆量子化方法。 - 前記映像ベクトル計算ステップは、前記相関が存在する他の映像ベクトルの要素が、対応する前記仮逆量子化映像ベクトルの集合の要素の値域に含まれる場合、該要素に関して前記相関が存在する他の映像ベクトルの要素との差分がより小さい、仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれかに記載の映像逆量子化方法。
- 量子化値ベクトルを符号化する映像符号化方法であって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法を用い、
前記映像逆量子化方法は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像符号化方法。 - 量子化値ベクトルを復号する映像復号方法であって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化方法を用い、
前記映像逆量子化方法は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算ステップと、
前記映像要素計算ステップにて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算ステップと
を有することを特徴とする映像復号方法。 - 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置であって、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める復元手段
を有することを特徴とする逆量子化装置。 - 前記復元手段は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する手段と、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段と
を有することを特徴とする請求項16に記載の逆量子化装置。 - 前記復元手段は、
前記複数の量子化値を用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する手段と、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段と
を有することを特徴とする請求項16に記載の逆量子化装置。 - 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置であって、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める復元手段
を有することを特徴とする逆量子化装置。 - 前記復元手段は、ある前記量子化値以外の信号が対応する量子化値の逆量子化値の取り得る値の範囲に含まれる場合、該前記量子化値以外の信号との差分が小さい仮逆量子化値を前記複数の逆量子化値の組に含める
ことを特徴とする請求項16から請求項19のいずれかに記載の逆量子化装置。 - 複数の量子化値を符号化する符号化装置であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする符号化装置。 - 複数の量子化値を符号化する符号化装置であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする符号化装置。 - 複数の量子化値を復号する復号装置であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求め、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする復号装置。 - 複数の量子化値を復号する復号装置であって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化装置を有し、
前記逆量子化装置は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算し、前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める手段を有する
ことを特徴とする復号装置。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置であって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置であって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置であって、
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像逆量子化装置。 - 前記映像ベクトル計算手段は、前記相関が存在する他の映像ベクトルの要素が、対応する前記仮逆量子化映像ベクトルの集合の要素の値域に含まれる場合、該要素に関して前記相関が存在する他の映像ベクトルの要素との差分がより小さい、仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算することを特徴とする請求項25から請求項27のいずれかに記載の映像逆量子化装置。
- 量子化値ベクトルを符号化する映像符号化装置であって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置を有し、
前記映像逆量子化装置は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像符号化装置。 - 量子化値ベクトルを復号する映像復号装置であって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化装置を有し、
前記映像逆量子化装置は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算手段と、
前記映像要素計算手段にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算手段と
を有することを特徴とする映像復号装置。 - 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化のプログラムあって、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化のプログラムであって、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数の量子化値を符号化する符号化のプログラムであって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数の量子化値を符号化する符号化のプログラムであって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数の量子化値を復号する復号方法のプログラムであって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を少なくとも前記量子化値以外の信号を用いて求める処理と、
逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数の量子化値を復号する復号のプログラムであって、
複数の量子化値を組として逆量子化して複数の逆量子化値の組を求める逆量子化処理を有し、
前記逆量子化処理は、
前記複数の量子化値と前記量子化値以外の信号とを用いて、前記複数の量子化値の各量子化値の仮逆量子化値を要素単位で計算する処理と、
前記複数の量子化値を用いて量子化値毎に逆量子化値の取り得る値の範囲を求め、前記要素単位で計算された仮逆量子化値の組を始点にして、逆量子化値毎の取り得る値の範囲内で、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化値の組を前記逆量子化値の組として求める処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化のプログラムであって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化のプログラムであって、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記量子化値ベクトルによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化のプログラムであって、
前記量子化値ベクトルの要素を用いて初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定する仮逆量子化映像ベクトルの集合から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 量子化値ベクトルを符号化する映像符号化のプログラムであって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化処理を有し、
前記映像逆量子化処理は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 量子化値ベクトルを復号する映像復号のプログラムであって、
現在の処理対象の映像ベクトルに対応する量子化値ベクトルからその逆量子化映像ベクトルを計算する映像逆量子化処理を有し、
前記映像逆量子化処理は、
前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルの要素と、前記量子化値ベクトルの要素とを用いて前記処理対象の初期逆量子化映像ベクトルを要素単位で計算する映像要素計算処理と、
前記映像要素計算処理にて計算された初期逆量子化映像ベクトルを始点にして、前記処理対象の映像ベクトルとの間に相関が存在する他の映像ベクトルと前記量子化値ベクトルとによって決定するベクトル空間から、全変分ノルムが最小となる仮逆量子化映像ベクトルを前記逆量子化映像ベクトルとして計算する映像ベクトル計算処理と
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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