JPWO2010044452A1 - 情報判定支援方法、音情報判定方法、音情報判定支援装置、音情報判定装置、音情報判定支援システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
そして、入力した判定対象の音情報に対して、データベースに蓄積された音情報の中で、正常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索すると共に、異常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索する。
その検索が行われると、入力した判定対象の音情報と、検索された正常音の音情報と、検索された異常音の音情報とを交互に出力させる。
あるいは、入力した判定対象の音情報と、検索された正常音の音情報と、検索された異常音の音情報との比較から、入力した判定対象の音情報が正常音か異常音かの判定を行う。
例えば、本発明の処理を肺音の診断に適用することで、医者などが患者の肺音を聞きながら、それに近い正常肺音との比較、及び異常肺音との比較ができ、正しい診断を下すための材料を、的確に提供できるようになる。あるいは、自動的に正常肺音か異常肺音かが判定できるようになる。
まず、メモリ28には、元になる肺音の学習用辞書データであるデータベースを記憶させる。このデータベースは、制御部30の制御に基づいて、図3のフローチャートに示した処理で形成させる。
まず、様々な患者の肺音のデータを学習用辞書データとして収集する(ステップS11)。肺音のデータは多ければ多い程よく、例えば少なくとも数百人程度のデータを用意する。そして、その収集されたそれぞれの肺音に対して、医者が分類作業を行う(ステップS12)。具体的には、収集されたそれぞれの肺音を、医者が聞いて、肺が正常な人の肺音か、肺に異常がある人の肺音か、雑音かを分類する。この分類時には、比較的短い所定時間ごとに区切った区間ごとに、異常か正常かを判断するようにしてある。その区間ごとに判断する例の詳細については後述する。
なお、最初に本例の肺音診断支援装置20を運用する際には、ある程度、データベースのデータを用意する必要があるが、肺音診断支援装置20を使うことで、判定支援用に入力された肺音のデータを、そのまま肺音診断支援装置20内に残すようにして、データベースのデータとして使うようにしてもよい。この場合には、肺音診断支援装置20による支援に基づいて医者が下した診断結果(正常か異常かの区別と症名又は病名)を、肺音診断支援装置20に入力させるようにすればよい。また、判定支援用に入力された肺音のデータをデータベースのデータとして使う場合には、そのデータの被測定者(患者)が判る識別データを付加して、同じ被測定者の肺音のデータが入力された場合に比較するようにしてもよい。
まず、図1に示した如き聴診器10を使って、患者の肺音を入力させる(ステップS21)。この肺音としては、例えば吸気と呼気を少なくとも1回、好ましくは複数回入力させる。ここで、入力させた肺音を聴診器10で受けた体の測定位置の指定の有無を判断し(ステップS22)、測定位置の指定が無い場合には、医者の操作で聴診器10を体に当てている測定位置の情報を入力して、肺音情報に付加させる(ステップS23)。
定常雑音が除去された肺音の特徴情報は、データベースに蓄積された正常肺音の特徴と異常肺音の特徴と雑音の特徴と比較される(ステップS26)。この比較時に、各肺音を測定した位置のデータが付加されている場合には、データベース中の同じ位置で測定された肺音から優先的に比較を行うようにしてもよい。
そして、ここでの比較で、雑音に類似した成分が、入力肺音に存在するか否か判断し(ステップS27)、存在した場合には、その雑音に類似した成分が存在する区間については、比較対象から除去する(ステップS28)。
再生させる順序としては、どのような順序でも良いが、例えば1つの例としては、入力された肺音の再生→データベース中の正常な肺音の再生→データベース中の異常な肺音の再生、と交互に各肺音の再生を行う。或いは、入力された肺音の再生→データベース中の正常な肺音の再生→入力された肺音の再生→データベース中の異常な肺音の再生、として、入力された肺音の再生と検索された肺音の再生とを交互に行うようにしてもよい。いずれにしても、各肺音の違いが判りやすい順序で再生するのが好ましく、またキー操作などで何度でも必要な肺音を繰り返して再生できるようにしてある。
また、現在出力中(再生中)の肺音が、入力した患者の肺音か、データベースから検索された正常肺音か異常肺音かの区別が判る表示についても、ディスプレイ21で行う。さらに、入力肺音と類似した異常肺音があった場合には、入力肺音のどの区間が、異常肺音と類似しているのか、判るような印を表示させる。
まず、図4のフローチャートのステップS22,S23で行われる肺音を測定した位置の指定処理例について、図5を参照して説明する。
肺音の測定位置を指定するモードを設定することで、ディスプレイ21には、例えは図5に示す測定ポイントの入力を指示する画面を表示させる。
即ち、例えば図5(a)に示すように、肺の近傍の前面側の人体m1の画像を表示させ、その人体m1の中に、6箇所の測定ポイントP1〜P8を、丸で囲んだ数字として表示させてあり、その中の現在の測定位置に対応した番号を、キーボード22の操作などで入力させる。また、背面側の測定ポイントを指定する場合には、例えば図5(b)に示すように、肺の近傍の背面側の人体m2を表示させ、その人体m2の中に、8箇所の測定ポイントP11〜P18を、丸で囲んだ数字として表示させて、その中の現在の測定位置に対応した番号を、キーボード22の操作などで入力させる。
このようにして測定位置を指定することで、その測定位置の情報が入力した肺音情報に付加される。なお、データベースとして記憶された肺音情報についても、その肺音情報を測定した位置の情報を持たせるようにしてもよい。このようにデータベース側でも測定位置情報を持つことで、同じ位置で測定された肺音どうしを優先的に比較して、候補となる肺音の検索を行うことが可能となる。
図4のフローチャートのステップS24では、入力した肺音のデータは、吸気の期間と呼気の期間とに分割される。図6は、入力した1呼吸の肺音の波形を、前半の吸気の期間と、後半の呼気の期間とに分割した例を示している。吸気の期間と呼気の期間とに分割する処理については、例えば本特許出願と同じ発明者による発明である、特開2007−190081号公報に記載された処理が適用可能である。
図7の上側の波形図は、縦軸が振幅であり、横軸が時間で示してある。この図7の上側に示すように取り出された1単位の識別区間内の信号波形は、所定サンプリング数(例えば256サンプリング)のデータごとに高速フーリエ変換(FFT)され、高速フーリエ変換された結果の1識別区間内での平均化で、図7の下側に示されるように、周波数ごとのパワーを示した平均スペクトルが検出される。図7の下側は、縦軸がパワーであり、横軸が周波数で示してある。
この正規化した値を、次式で示されるN次元特徴ベクトルで表現する。
v=[r0,r1,・・・,rN−1]
そして、その異常音タグを付与した区間内の識別区間から得た特徴ベクトルを、異常肺音の特徴としてデータベースに登録しておく。図9の右側は、特徴ベクトルを第1主成分と第2主成分とで示した正常音と異常音の分布の図であり、この図9に示した分布の内で異常音については、ほぼ特定の範囲に分布している。
肺音の異常音は、連続性か断続性か、あるいは低音性や高音性か等、音の性質により分類される。疾患の種類により、肺御中に表われる異常肺音方が異なる。データベースで分類する際には、代表的な異常肺音として、1.いびき音(代表疾患:肺気腫)、2.笛声音(代表疾患:気管支喘息)、3.捻髪音(代表疾患:肺線維症)、4.水泡音(代表疾患:気管支拡張症)、5.摩擦音(代表疾患:肺膜炎)の5種類の異常肺音をデータベースに登録する。この5種類の分類の異常肺音の代表疾患の例を以下に示す。
・気管支喘息
・閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)
・気管支拡張症
・喀痰貯留
・気管・気管支狭窄
・気管支喘息
・肺線維症/特発性間質性肺炎
・肺臓炎(過敏性、薬剤性、放射線)
・軽度心不全
・肺水腫初期
・肺炎初期
・肥満性汎細気管支炎
・気管支拡張症
・肺炎
・慢性気管支炎
・肺気腫(感染時)
・心不全
・進行した肺水腫
・肺膜炎
本実施の形態においては、入力した診断したい肺音の波形データと、データベースとして蓄積させる肺音の波形データのいずれについても、定常雑音を除去したデータとする。ここでの定常雑音とは、肺音データの全区間に渡って現われる背景雑音である。
図10及び図11は、定常雑音の除去処理を示した図である。
図10は、1呼吸内の各識別区間から検出(推定)された周波数スペクトルを、1つの表に重ねて示したものである。この図10に示すように周波数スペクトルを重ねた場合、各識別区間の周波数スペクトルは類似したものになる。ここで本例においては、その重ねた周波数スペクトルの内で、各周波数位置での最少値を、定常雑音のスペクトルと設定する。
また、肺音に周期的に現われる雑音を判別して、除去するようにしてもよい。
このようにして入力肺音に類似した周波数スペクトルが検出され、その図12(a)の周波数スペクトルの識別区間を有する肺音の波形データが、正常肺音の波形データとしてデータベースから取り出されると共に、図12(b)の周波数スペクトルの識別区間を有する肺音の波形データが、異常肺音の波形データとしてデータベースから取り出される。取り出された正常肺音の波形データ及び異常肺音の波形データは、入力肺音の波形データと共に音声再生部31(図2)に供給されて、イヤホンなどからほぼ連続して出力される。
この例では、表示画面の上段に、入力肺音の波形と、その肺音波形から解析された周波数スペクトルの代表値を示している。
表示画面の中段には、検索された類似した正常肺音の周波数スペクトルを示している。
表示画面の下段には、検索された類似した異常肺音の周波数スペクトルを示している。この下段の異常肺音の表示位置には、その肺音に付加された症状名又は病名を同時に表示させてある。なお、正常肺音及び異常肺音についても、入力肺音と同様に肺音波形を表示させるようにしてもよい。
そして、現在音声再生部31から出力されてイヤホン32から再生される肺音が、どの肺音であるのかが判るように表示させてある。図13の例では、データベース中の正常肺音を再生中を示し、中段に「再生中」との文字を表示させてある。
異常肺音の候補が複数検出された場合には、その複数の候補を、表示画面中に同時に表示させて、それぞれを順に再生させるようにしてもよい。正常肺音の候補が複数検出された場合にも、その複数の候補を、表示画面中に同時に表示させて、それぞれを順に再生させるようにしてもよい。
各肺音を出力させる順序については、既に説明したように、各肺音の違いが分りやすい順序で順にほぼ連続して出力させる。
また、図13に示したように、異常肺音との一致が検出された区間が判る表示が行われるので、患者の肺音のどの部分に注目して聞いたらよいか判り、この点からも医者の診断を的確にサポートできるようになる。
図13などで説明した例では、入力肺音に最も近い1つの正常肺音と最も近い1つの異常肺音とを、それぞれ再生させる例としたが、正常肺音と異常肺音の双方、又はいずれか一方について、入力肺音に最も近いものから順に2つ又は3つなどの複数の候補の肺音を取り出して、それぞれの情報を表示させながら再生させるようにしてもよい。このように候補を増やすことで、より医者が診断を下すための材料が増えることなり、好適である。
図14は、携帯電話端末40と、音情報判定支援センタ50とを分けたシステム構成例を示した図である。被測定者c(患者)の肺音を、携帯電話端末40の音声入力端子41に取り付けたマイクロフォン42から入力させる。そしてこの携帯電話端末40が備える通信回路で、音情報判定支援センタ50側と接続させ、入力した肺音のデータを音情報判定支援センタ50に伝送する。携帯電話端末40と音情報判定支援センタ50との接続は、例えば音情報判定支援センタ50が接続された電話回線にダイヤルすることで接続させて、その接続された電話回線で伝送させる。あるいは、音情報判定支援センタ50側で用意されたインターネット上のサイトに携帯電話端末40でアクセスして、その接続されたサイトを経由して伝送させてもよい。
音情報判定支援センタ50では、その伝送された肺音を使用して、データベースから検索が行われ、最も近い正常音と、最も近い異常音とが検索される(ステップS43)。検索された正常音と異常音のデータは、携帯電話端末40に伝送され(ステップS44)、携帯電話端末40でそれぞれの音が交互に再生される(ステップS45)。ステップS44での伝送時には、入力肺音のデータについても伝送させるようにしてもよい。あるいは、携帯電話端末40内で記憶された入力肺音を再生させてもよい。
Claims (15)
- 判定対象と同種類の音情報を、予めそれぞれ正常音か異常音かの識別を付与して、音情報の特徴に基づいたクラス分けを行ってデータベースとして蓄積し、
入力した判定対象の音情報に対して、前記データベースに蓄積された音情報の中で、正常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索すると共に、異常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索し、
前記判定対象の音情報と、前記検索された正常音の音情報と、前記検索された異常音の音情報とをそれぞれ交互に出力することを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項1記載の音情報判定支援方法において、
前記データベースに蓄積される音情報は、肺音の情報であり、
前記判定対象の肺音と、検索された正常音の肺音と、検索された異常音の肺音とをそれぞれ交互に出力することを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項2記載の音情報判定支援方法において、
前記判定対象の肺音と前記データベースの音情報との比較で、正常音の肺音及び/又は異常音の肺音として類似度の高い複数の肺音を検索して、
検索された複数種類の肺音を、前記判定対象の肺音と交互に出力することを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項2又は3記載の音情報判定支援方法において、
前記データベースに蓄積された異常音の肺音ごとに、その肺音が該当する症名又は病名を事前に登録し、
前記検索された異常音を出力させる際に、その異常音の肺音が該当する症名又は病名を表示させることを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の音情報判定支援方法において、
前記データベースには、同じ判定対象者の過去の肺音の音情報についても登録し、
前記判定対象の入力した肺音と、同じ判定対象者の過去の肺音についても、交互に出力することを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項2〜5のいずれか1項記載の音情報判定支援方法において、
前記入力した判定対象の肺音情報を、所定時間単位の複数の区間の情報に分割し、
その分割されたそれぞれの区間の入力肺音情報の特徴を、前記データベースに蓄積された情報の特徴と比較し、異常音と最も高い類似が検出された区間を判別して、その区間を告知させる表示を行うことを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項6記載の音情報判定支援方法において、
前記複数の区間の情報から得た周波数スペクトルを重ね合わせて、各周波数での最小値を定常雑音成分と判定し、その判定した定常雑音成分を、各区間の周波数スペクトルから除去したものから特徴を抽出して、前記データベースに蓄積された肺音と比較することを特徴とする音情報判定支援方法。 - 請求項2〜7のいずれか1項記載の音情報判定支援方法において、
前記データベースとして蓄積される音情報には、肺音を採取する際に含まれる可能性の高い雑音の音情報も含まれ、
前記入力した音情報に対して、前記雑音の音情報との比較で雑音として判定された区間の情報を除いて、前記正常音及び異常音の音情報との比較を行うことを特徴とする音情報判定支援方法。 - 判定対象と同種類の音情報を、予めそれぞれ正常音か異常音かの識別を付与して、音情報の特徴に基づいたクラス分けを行って蓄積したデータベースと、
入力した判定対象の音情報に対して、前記データベースに蓄積された音情報の中で、正常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索すると共に、異常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索する検索処理手段と、
前記検索処理手段での検索で得られた正常音の音情報と、異常音の音情報と、入力した判定対象の音情報とを、それぞれ交互に出力する音出力手段とを備えることを特徴とする音情報判定支援装置。 - 音情報の入力を行い、入力された音情報を伝送する端末と、
前記端末から伝送された音情報とデータベースに蓄積された音情報とを比較して検索し、検索結果を前記端末に伝送する音情報処理装置とを備えた音情報判定支援システムであり、
前記音情報処理装置は、
前記データベースとして、判定対象と同種類の音情報を、予めそれぞれ正常音か異常音かの識別を付与して、音情報の特徴に基づいたクラス分けを行って蓄積し、
前記端末から伝送された判定対象の音情報に対して、前記データベースに蓄積された音情報の中で、正常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索すると共に、異常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索して、検索結果を前記端末に伝送し、
前記端末は伝送された検索結果に基づいた音の出力又は表示を行うことを特徴とする音情報判定支援システム。 - 情報処理装置に実装して処理を実行させるプログラムにおいて、
判定対象と同種類の音情報を、予めそれぞれ正常音か異常音かの識別を付与して、音情報の特徴に基づいたクラス分けを行ってデータベースとして蓄積させる蓄積処理と、
入力した判定対象の音情報に対して、前記データベースに蓄積された音情報の中で、正常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索すると共に、異常音と分類された音情報の中で最も類似した音情報を検索する検索処理と、
前記判定対象の音情報と、前記検索された正常音の音情報と、前記検索された異常音の音情報とをそれぞれ交互に出力する出力処理とを実行することを特徴とするプログラム。 - 判定対象の音情報と同種類の種々の音情報を、予めそれぞれの音情報に基づいてクラス分けし、前記クラス分けを行った種々の音情報に正常音か異常音かの識別情報を付与した後、データベースとして蓄積し、
前記データベースに蓄積された正常音及び異常音のうちで、前記判定対象の音情報と最も類似した正常音と異常音とを検索し、
前記判定対象の音情報と前記最も類似した正常音及び異常音とを比較することにより、前記判定対象の音情報が正常音か異常音かを判定することを特徴とする音情報判定方法。 - 請求項12記載の音情報判定方法において、
前記判定対象の音情報を所定の区間ごとに区切った音情報とし、その区切られた音情報ごとに、前記データベースとして蓄積された正常音及び異常音の中の、最も類似した正常音と異常音とを検索することを特徴とする音情報判定方法。 - 判定対象の音情報と同種類の種々の音情報を、予めそれぞれの音情報に基づいてクラス分けし、前記クラス分けを行った種々の音情報に正常音か異常音かの識別情報を付与して蓄積するデータベースと、
前記データベースに蓄積された正常音及び異常音のうちで、前記判定対象の音情報と最も類似した正常音と異常音とを検索する検索処理手段と、
前記判定対象の音情報と前記最も類似した正常音及び異常音とを比較することにより、前記判定対象の音情報が正常音か異常音かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする音情報判定装置。 - 情報処理装置に実装して処理を実行させるプログラムにおいて、
判定対象の音情報と同種類の種々の音情報を、予めそれぞれの音情報に基づいてクラス分けし、前記クラス分けを行った種々の音情報に正常音か異常音かの識別情報を付与した後、データベースとして蓄積させる蓄積処理と、
前記データベースに蓄積された正常音及び異常音のうちで、前記判定対象の音情報と最も類似した正常音と異常音とを検索する検索処理と、
前記判定対象の音情報と前記最も類似した正常音及び異常音とを比較することにより、前記判定対象の音情報が正常音か異常音かを判定する判定処理とを実行することを特徴とするプログラム。
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