JPWO2009147958A1 - 移動通信システム、移動通信装置及び移動通信方法 - Google Patents
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Abstract
移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられ、移動通信装置のベースバンド処理部は、受信した基地局装置の指示に基づいて選択したデータ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを介して、データ信号を基地局装置へ送信するとともに、複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにし、基地局装置のベースバンド処理部は、受信したリファレンス信号の品質に基づいて、移動通信装置のいずれのアンテナ及び送信部を介してデータ信号を送信するかの情報及び複数のリファレンス信号を移動通信装置の複数の送信部及びアンテナに分担させて送信するかの情報に関する信号を移動通信装置へ送信する。これにより、通信品質の劣化やリファレンス信号の信号数の増大による干渉を抑止することができる。
Description
本発明は、移動通信システム、移動通信装置及び移動通信方法に関する。
本願は、2008年6月6日に、日本に出願された特願2008−149885号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2008年6月6日に、日本に出願された特願2008−149885号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
基地局装置からの送信信号を移動通信装置において受信する場合は、基地局装置と移動通信装置との相対位置の変動により、レイリーフェージングが発生する。このレイリーフェージングの発生により、受信信号の位相や振幅が大きく変動する。そして、移動通信装置は、このような変動を伴う受信において信号振幅が大きく落ちた場合、受信信号の特性が大幅に劣化し、復調処理を行うことが困難となってしまうという問題を生じる。このような現象は、逆方向のリンク、即ち移動通信装置から送信された信号を基地局装置において受信する場合にも同様に生じ得る。
このようなレイリーフェージングへの対策として、従来から各種手法が提案されている。一つの例として、移動通信装置側で、複数のアンテナを使用することによって、空間ダイバーシティ効果を得る手法がある。空間ダイバーシティとは、空間的に離れた複数のアンテナを用いて信号を送信又は受信することにより、ダイバーシティ効果を得る技術である。空間ダイバーシティを導入することにより、例えば、一方のアンテナから送信された受信信号の振幅が大きく落ち込んだ場合に、他方のアンテナを利用して送信を行うことが可能となる。空間ダイバーシティは、アンテナ間の空間的相関が低くなると、それらのアンテナから送信された信号それぞれに対する受信側での受信電界強度が独立に変動するという特性を利用する。
複数のアンテナの利用方法として、どちらか一方を選択して送信する手法と、それぞれについて何らかの重み付けを施した後に双方から同時送信することで、受信側で最適な受信ができるよう指向性を制御する手法とがある。また複数アンテナの他の利用方法として、電波環境が良好な場合には、双方のアンテナより異なるデータ列を並列で送信する空間多重(MIMO:Multi Input Multi Output、多入力/多出力)方式もある。
基地局装置において、移動通信装置の複数のアンテナから一つのアンテナを選択する処理を実行するためには、以下のような処理が必要となる。まず、移動通信装置は、各アンテナから、制御信号であるリファレンス信号を送信する。そして、基地局装置は、移動通信装置の各アンテナから送信されたリファレンス信号を受信し、それぞれのリファレンス信号についての品質指標を得る。そして、基地局装置は、その品質指標に基づいて、いずれのアンテナによって通信を行うべきか選択する。
このように、複数のアンテナから一つのアンテナを選択して送信するシステムでは、データ送信を行なっているアンテナに限らず、移動通信装置が備える他のアンテナからもリファレンス信号を送信する必要がある。そのため、時折アンテナを切り替えてリファレンス信号を送信する必要が生じる。
以下、図面を参照して、基地局装置がリファレンス信号に基づいて実行するアンテナの切替処理について説明する。図3は、上述したリファレンス信号送信の動作を示す図であり、移動通信装置から基地局装置への通信(これを上りリンクという)の状況と、基地局装置から移動通信装置への通信(これを下りリンクという)の状況を表している。図3において、移動通信装置は第一アンテナ及び第二アンテナという2つのアンテナを備える。図3は、上から順に、第一アンテナにおける上りリンク、第二アンテナにおける上りリンク、下りリンクの状況をそれぞれ示している。なお、図3において縦軸は周波数、横軸は時間を表している。また、図3において、黒塗りおよび斜線の矩形は、リファレンス信号を表し、白色の矩形は、データ信号を示している。
移動通信装置は、図3に示すように、7シンボル毎にリファレンス信号を第一アンテナと第二アンテナから交互に送信する。基地局装置は、第一アンテナ及び第二アンテナから送信されたリファレンス信号を受信して、各アンテナから送信される信号の品質を測定する。この測定結果に基づき、基地局装置は、データ送信に割り当てるリソースブロック(送信の単位)や、その後の変調方式、符号化方式などを、この品質に基づいて最適化するように決定し、移動通信装置に指示する。
図3に示されるように、たとえ第一アンテナによるデータ信号の送信が行われている間であるとしても、第一アンテナおよび第二アンテナからリファレンス信号が交互に送信される。なぜなら、基地局装置において第二アンテナから送信された信号の方が良い品質であると判断された場合は、使用されるアンテナが第二アンテナに切り替えられるためである。このような切り替えが行われる可能性があるため、第二アンテナからもリファレンス信号の送信が行われる必要がある。以下、データ信号の送信を行っているアンテナを「送信アンテナ」と称し、データ信号の送信を行っていないアンテナを「待機アンテナ」と称する。
図3では、符号506のタイミングでリファレンス信号を基地局装置が受信した際に、基地局装置が第二アンテナの斜線のリファレンス信号の方が品質がよいと判断する。その場合、基地局装置は、移動通信装置に対し、符号516の区間で、データ送信に割り当てるリソースブロック、変調方式、符号化方式に加え、アンテナ切替指示を送信することによって、送信アンテナを切り替える指示を行う。
この指示を受信した移動通信装置は、符号517の区間では、指示に従ってデータ送信に割り当てるリソースブロック、変調方式、符号化方式を設定するともに送信アンテナを第二アンテナに切り替える。このような動作によって、常に最適なアンテナによる安定した通信を行なうことが可能となる。また、リファレンス信号は、基地局装置におけるアンテナ切り替えの判断のみに用いられるわけではなく、例えば、現在検討されているLTE(Long Term Evolution:3GPP(3rd Generation Partnership Project、第三世代パートナシップ・プロジェクト)の発展系)においては、リソースの割り当てや、適応変調符号化(以下、AMC(Adaptive Modulation and Coding)と称する)方式などの判定を行うためにリファレンス信号が利用されることが検討されている(非特許文献1参照)。
"Closed Loop antenna Switching in E-UTR Uplink"、[online]、3GPP TSG RN WG1 Meeting #48、[平成20年1月18日検索]、インターネット<URL:ftp://ftp.3gpp.org/tsg_rn/WG1_RL1/TSGR1_48/Docs/R1-070860.zip>
ところが、従来の技術によれば、待機アンテナがリファレンス信号を送信するタイミングでは、送信アンテナによるリファレンス信号の送信が実行されない(図3における符号502のタイミング)。この場合、送信アンテナについて、符号502のタイミングにおける品質評価は、基地局装置において実行されないことになる。そのため、次の符号513の区間における送信アンテナについて、リソースブロック割り当てやAMC制御を、基地局装置が最適に実行することが難しくなる。そして、このような問題に対処するため、マージンを考慮し、直前に測定した送信アンテナの信号品質(ここでは符号501のタイミングの斜線部分の品質)に基づいて、若干劣化することを想定したAMC設定を行う必要が生じる。その結果、送信アンテナの最新の信号品質に対応した制御を行うことができず、スループットが低下し、システムとしての特性劣化を招いてしまうという問題がある。すなわち、最適なリソース割り当てやAMC方式を実現することができず、通信品質が劣化するという問題がある。
このような問題を解決する方法として、移動通信装置として、PAを含め、信号の送信にかかわる装置を2系統備えることにより、図4に示されるように、リファレンス信号を送信アンテナ及び待機アンテナの2つのアンテナから同時に送信すること考えられる。この場合、常に2つのアンテナの品質を測定しながら、上記と同様に品質のよいアンテナを選択して、送信アンテナを切り替えるため、符号602のタイミングでの品質評価も可能となり、上記のような問題は発生しない。
しかしながら、両方のアンテナからリファレンス信号を同時に送信するためには、干渉を避けるために互いに直交した系列をリファレンス信号として採用する必要がある。上りリンクでは、複数のユーザが同時にリファレンス信号を送信できるように、直交した系列を採用して、各ユーザが2つのアンテナからリファレンス信号を同時に送信する場合には、非常に多くの直交系列が必要となる。信号の干渉の観点から考えると、系列数を増やした場合、系列間の直交性を保つことが難しくなり、結果として信号の干渉が発生することにより、通信品質が劣化してしまうという問題が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数のアンテナにおいてリファレンス信号を送信するシステムにおいて、通信品質の劣化やリファレンス信号の信号数の増大による干渉を抑止することのできる移動通信システム、移動通信装置及び移動通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、移動通信装置及び基地局装置を備えて相互に無線通信を行う移動通信システムであって、前記移動通信装置は、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、前記基地局装置は、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記移動通信装置のベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにし、前記基地局装置のベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信したリファレンス信号の品質に基づいて、前記移動通信装置のいずれのアンテナ及び送信部を介してデータ信号を送信するかの情報及び複数のリファレンス信号を前記移動通信装置の複数の送信部及びアンテナに分担させて送信するかの情報に関する信号を、前記送信部及び前記アンテナを介して前記移動通信装置へ送信することを特徴とする。
本発明は、前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、それぞれ2組設けられていることを特徴とする。
本発明は、前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、それぞれ3組以上設けられていることを特徴とする。
本発明は、前記基地局装置のベースバンド処理部は、前記移動通信装置が送信するデータ信号と少なくとも同じ周波数でのリファレンス信号を、ともに、同一の送信部及びアンテナから送信するように前記移動通信装置へ指示することを特徴とする。
本発明は、前記移動通信装置のベースバンド処理部は、前記移動通信装置がデータ信号を送信するのに用いる送信部及びアンテナとは別個の送信部及びアンテナから前記リファレンス信号を送信することを特徴とする。
本発明は、移動通信装置及び基地局装置を備えて相互に無線通信を行う移動通信システムにおける移動通信装置であって、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、前記アンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記ベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにすることを特徴とする。
本発明は、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備える移動通信装置と、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備える基地局装置とからなり、相互に無線通信を行う移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記移動通信装置のベースバンド処理部が、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにし、前記基地局装置のベースバンド処理部が、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信したリファレンス信号の品質に基づいて、前記移動通信装置のいずれのアンテナ及び送信部を介してデータ信号を送信するかの情報及び複数のリファレンス信号を前記移動通信装置の複数の送信部及びアンテナに分担させて送信するかの情報に関する信号を、前記送信部及び前記アンテナを介して前記移動通信装置へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、移動通信装置において、データ送信に割り当てられているリソースブロックについては、送信アンテナからリファレンス信号を送信し、データ送信に割り当てられていないリソースブロックについては送信アンテナを除くその他のアンテナからリファレンス信号を送信する。そのため、送信アンテナの切り替え処理を最適に実行することができないという不都合を生じさせることなく、送信アンテナにおけるリファレンス信号に基づいた適切なAMC制御を実現させることが可能となる。従って、このような制御の実現により、通信品質の劣化を抑止できるという効果が得られる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態による移動通信装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態における移動通信システム全体のネットワーク構成を示すブロック図である。この図に示す移動通信システムは、複数のアンテナを備えた移動通信装置10、30と、基地局装置20とを含み、基地局装置20は移動通信網40に接続される。移動通信装置10は、基地局装置20と無線通信を行い、基地局装置20を介することにより、または基地局装置20および移動通信網40を介することにより、他の移動通信装置30と無線通信を行う。移動通信装置10は、送信アンテナ及び待機アンテナを備え、この複数のアンテナにより、基地局装置20に対し、リファレンス信号を送信する。特に、待機アンテナを用いて送信されるリファレンス信号は、基地局装置20において、移動通信装置10と無線通信を行う上でどのアンテナを用いることが適切であるか判断するために送信される。
以下、本発明の第1の実施形態による移動通信装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態における移動通信システム全体のネットワーク構成を示すブロック図である。この図に示す移動通信システムは、複数のアンテナを備えた移動通信装置10、30と、基地局装置20とを含み、基地局装置20は移動通信網40に接続される。移動通信装置10は、基地局装置20と無線通信を行い、基地局装置20を介することにより、または基地局装置20および移動通信網40を介することにより、他の移動通信装置30と無線通信を行う。移動通信装置10は、送信アンテナ及び待機アンテナを備え、この複数のアンテナにより、基地局装置20に対し、リファレンス信号を送信する。特に、待機アンテナを用いて送信されるリファレンス信号は、基地局装置20において、移動通信装置10と無線通信を行う上でどのアンテナを用いることが適切であるか判断するために送信される。
移動通信装置10は、第一アンテナ11、第一受信部12、第一送信部13、第二アンテナ14、第二受信部15、第二送信部16及びベースバンド処理部17を備える。第一アンテナ11及び第二アンテナ14は、公知の無線通信用アンテナを用いて構成することができる。第一アンテナ11は、受信した信号を第一受信部12へ受け渡す。第二アンテナ14は、受信した信号を第二受信部15へ受け渡す。また、第一アンテナ11は、第一送信部13から出力される信号を送出する。第二アンテナ14は、第二送信部16から出力される信号を送出する。第一受信部12は、第一アンテナ11によって受信した信号を、ベースバンド信号に変換した後アナログデジタル変換して復調し、デジタルベースバンド信号を出力する。第二受信部15は、第二アンテナ14によって受信した信号をベースバンド信号に変換した後、アナログデジタル変換して復調し、デジタルベースバンド信号を出力する。
ベースバンド処理部17は、第一受信部12から出力されるデジタルベースバンド信号及び第二受信部15から出力されるデジタルベースバンド信号を、ダイバーシティ合成する。また、ベースバンド処理部17は、データ信号の送信に用いる送信部を選択し、選択した送信部(ここでは、第一送信部13または第二送信部16)に対してベースバンドデータ列を受け渡す。また、ベースバンド処理部17は、基地局装置20から送信される指示に従って、リファレンス信号の送信に係る制御を行う。リファレンス信号の送信に係る制御については後述する。第一送信部13及び第二送信部16は、ベースバンド処理部17から出力される、送信すべきベースバンドデータ列について、デジタルアナログ変換などの送信処理を行なう。
基地局装置20は、アンテナ21、受信部22、ベースバンド処理部23及び送信部24を備える。アンテナ21は、公知の無線通信用アンテナを用いて構成することができる。アンテナ21は、受信した信号を受信部22へ受け渡す。また、アンテナ21は、送信部24から出力される信号を送出する。受信部22は、アンテナ21によって受信した信号を、ベースバンド信号に変換した後アナログデジタル変換して復調し、デジタルベースバンド信号を出力する。ベースバンド処理部23は、受信部22から出力されるデジタルベースバンド信号を受け、各種処理を行なう。例えば、ベースバンド処理部23は、受信部22を介して受信された各リファレンス信号の品質指標を取得し、通信に用いられるリソースブロック、変調方式、符号化方式、アンテナを選択し、移動通信装置10に対して指示を行う。送信部24は、ベースバンド処理部23から出力される、送信すべきベースバンドデータ列について、デジタルアナログ変換などの送信処理を行なう。
次に、図2を参照して、図1に示す移動通信システムにおけるリファレンス信号送信の動作を説明する。図2は、上から順に、第一アンテナ11における上りリンク、第二アンテナ14における上りリンク及び下りリンクの状況を示している。符号411〜420は、送信の単位であるリソースブロックの区間を示す。各リソースブロックは、横軸の時間方向には7つのシンボルに相当する時間を占有し、縦軸の周波数軸方向には12のサブキャリアに相当する周波数を占有する。時間幅が1つのシンボルに相当し、周波数幅が12のサブキャリアに相当するシンボルブロックは、図2の第1のアンテナ11における上りリンク、第二アンテナ14における上りリンクでは小さな矩形で示されており、時間方向に連続する7つの矩形をまとめたものがリソースブロックに対応する。なお、リファレンス信号は、規定の電力値を有する例えばパイロット信号のような制御信号であって、リファレンス信号の送信タイミングは黒塗りまたは斜線の矩形で示し、データ信号は白抜の矩形で示している。
従来技術による移動通信装置において、送信系を2系統備えていない場合には、リファレンス信号を送信するときに、図3に示されるように、全リソースブロックにおいて送信アンテナまたは待機アンテナのいずれかから送信していた。また、送信系を2系統備える場合には、図4に示されるように、全リソースブロックにおいて直交した系列を使用することにより送信アンテナおよび待機アンテナの両方から同時に送信していた。これに対し、図1に示す本発明による移動通信システムは、図2に示すように、第一アンテナ11及び第二アンテナ14からリファレンス信号が、少なくとも4つのリソースブロックに属する4つのシンボルブロックを用いて、交互に送信される。ただし、データを送信する送信アンテナからはデータと同じリソースブロックに属するシンボルブロックを用いて、リファレンス信号が必ず送信され、そして、待機アンテナからリファレンス信号が送信されるときは、そのとき送信アンテナが送信するリソースブロックと同じリソースブロックに属するリファレンス信号用シンボルブロックには、リファレンス信号を配置しない。
以下、図2を参照して、具体例を挙げて詳細に動作を説明する。まず、ベースバンド処理部17は、符号401のタイミングで、第一送信部13及び第一アンテナ11を介して送信アンテナ(第一アンテナ11)の全リソースブロックのリファレンス信号を基地局装置20に対して送信する。その際に、下りリンクを介して受信した基地局装置20の指示に従って、第一アンテナ11は、周波数の低い方から3番目のリソースブロックに属する6つのシンボルブロックを用いてデータを送信する。また、この際に送信されるリファレンス信号については、周波数の低い方から4番目のリソースブロックに属するシンボルブロック(斜線の矩形)を用いて送信されたリファレンス信号が最高の品質指標で基地局装置20において受信されることになるものとする。このリファレンス信号は、基地局装置20の受信部22を介して符号401のタイミングでベースバンド処理部23が受信する。ベースバンド処理部23は、受信したリファレンス信号に基づいて、リソースブロック毎に信号品質を測定して、符号412の区間において移動通信装置10がデータ信号を送信する場合に最適な使用するべきリソースブロック(符号412の区間の白抜の矩形部分)、変調方式及び符号化方式を選択して決定する。
次に、ベースバンド処理部23は、決定したリソースブロック、変調方式及び符号化方式の情報を、符号411の区間で送信部24、アンテナ21を介して移動通信装置10に対して送信する。移動通信装置10のベースバンド処理部17は、基地局装置20から送信されたリソースブロック、変調方式及び符号化方式の情報を、第一アンテナ11及び第一受信部12を介して受信する。そして、ベースバンド処理部17は、受信した情報に従って符号412の区間で送信するべきデータ信号を、第一送信部13、第一アンテナ11を介して送信する。すなわち、周波数の低い方から4番目のリソースブロックに属する6つのシンボルブロックを用いてデータ信号を送信する。
また、ベースバンド処理部17は、符号402のタイミングで、符号412の区間のデータ送信に割り当てられたリソースブロックに属するシンボルブロック(符号402a)においては送信アンテナ(第一アンテナ11)からリファレンス信号を送信し、それ以外のリソースブロックに属するシンボルブロック(符号402b)においては待機アンテナ(第二アンテナ14)からリファレンス信号を送信する。なお、この際に送信されるリファレンス信号については、周波数の低い方から4番目のリソースブロックに属するシンボルブロック402a(斜線の矩形)を用いて送信されたリファレンス信号が最高の品質指標で基地局装置20において受信されることになるものとする。
次に、ベースバンド処理部23は、符号402のタイミングで移動通信装置10が送信したリファレンス信号を受信して、リソースブロック毎にリファレンス信号の信号品質を測定し、符号413の区間で移動通信装置10がデータ信号を送信するのに最適なリソースブロック(符号413の区間の白抜の矩形部分)、変調方式、符号化方式、使用するべきアンテナ(ここでは第一アンテナ11)を選択して決定する。そして、ベースバンド処理部23は、決定したソースブロック、変調方式、符号化方式及び使用するべきアンテナの情報を、符号412の区間で、送信部24、アンテナ21を介して移動通信装置10に対して送信する。ここでは、符号412の区間でのリソースブロックと同じリソースブロックが選択されており、送信アンテナの切り替えは発生していない。
以下同様に処理を行い、ベースバンド処理部23は、符号406のタイミングで移動通信装置10からリファレンス信号を受信して、リソースブロック毎に品質を測定し、符号417の区間で移動通信装置10がデータ信号を送信するのに最適なリソースブロック(符号417の区間の白抜の矩形部分)、変調方式、符号化方式、使用するべきアンテナ(ここでは、第二アンテナ14)を選択して決定する。そして、ベースバンド処理部23は、決定したリソースブロック、変調方式、符号化方式及び使用するべきアンテナの情報を、符号416の区間で送信部24、アンテナ21を介して移動通信装置10に対して送信する。符号416の区間では、第一アンテナ11からは周波数の低い方から3番目のリソースブロックに属するシンボルブロックからリファレンス信号が送信され、第二アンテナ14からは、3番目のリソースブロックに属するシンボルブロックを除く4つのシンボルブロックからリファレンス信号が送信される。そして、この際に送信されるリファレンス信号については第二アンテナ14から送信された周波数の低い方から2番目のリソースブロックに属するシンボルブロック(斜線の矩形)を用いて送信されたリファレンス信号が最高の品質指標で基地局装置20において受信されることになる。したがって、基地局装置20は、第二アンテナ14を使用することを下りリンクを介して移動通信装置10に指示し、移動通信装置10のベースバンド処理部17は、この指示に従って符号417の区間で送信アンテナを切り替えてデータ信号を送信することになる。以下同様の処理を繰り返し行う。
このように、データ送信に割り当てられたリソースブロックについては、送信アンテナ(例えば、第一アンテナ11)から少なくとも同じリソースブロックに属するシンボルブロックにおいてリファレンス信号を送信し、データ送信に割り当てられていないリソースブロックについては、待機アンテナがリファレンス信号を送信するときは、待機アンテナ(例えば、第二アンテナ14)からリファレンス信号を送信するようにしたため、送信アンテナの切り替え処理を最適化することができる。特に、送信系を2系統備えていない従来の場合のように、送信アンテナからリファレンス信号を送信しないことがないため、最適にAMC制御を実現させることが可能である。また、送信系を2系統備えている従来の場合のように、直交した系列を使用してリファレンス信号を2つのアンテナから同時に送信する必要がないため、リファレンス信号の増加による干渉を抑制することが可能である。
<変形例>
次に、前述した第1の実施形態の変形例を説明する。第1の実施形態では、移動通信装置10が2本のアンテナを備え、基地局装置20が1本のアンテナを備える場合を例として説明したが、移動通信装置10、基地局装置20のそれぞれが備えるアンテナの本数は、これに限定されるわけではなく、移動通信装置10が3本以上(3本を含む)のアンテナを有するように構成されてもよいし、基地局装置20が2本以上(2本を含む)のアンテナを有するように構成されてもよく、その際には、移動通信装置10の複数のアンテナから送信されるリファレンス信号が相互に同じサブキャリアを共有しないようにする。
次に、前述した第1の実施形態の変形例を説明する。第1の実施形態では、移動通信装置10が2本のアンテナを備え、基地局装置20が1本のアンテナを備える場合を例として説明したが、移動通信装置10、基地局装置20のそれぞれが備えるアンテナの本数は、これに限定されるわけではなく、移動通信装置10が3本以上(3本を含む)のアンテナを有するように構成されてもよいし、基地局装置20が2本以上(2本を含む)のアンテナを有するように構成されてもよく、その際には、移動通信装置10の複数のアンテナから送信されるリファレンス信号が相互に同じサブキャリアを共有しないようにする。
移動通信装置10が3本以上(3本を含む)のアンテナを備えている場合、待機アンテナも複数本となる。この場合、リファレンス信号の送信パターンとして、全ての待機アンテナからリファレンス信号が送信されるパターンが設けられても良いし、待機アンテナの一部のみ(例えば、品質指標の良い待機アンテナ)からリファレンス信号が送信されるパターンが設けられても良い。待機アンテナの一部のみからリファレンス信号が送信されるパターンが設けられる場合は、ベースバンド処理部23は、待機アンテナと送信アンテナとの比較のみならず、待機アンテナ同士についても品質指標の比較を行う。そして、ベースバンド処理部23は、この比較結果に基づき、リファレンス信号の送信を行う待機アンテナを選択する。
なお、上述した実施形態における移動通信装置10及び基地局装置20の一部、例えば、ベースバンド処理部17やベースバンド処理部23の機能は、移動通信装置10及び基地局装置20に内蔵するコンピュータ(図示せず)によって実現されても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、移動通信の分野において適用することができる。
10、30…移動通信装置、11…第一アンテナ、12…第一受信部、13…第一送信部、14…第二アンテナ、15…第二受信部、16…第二送信部、17…ベースバンド処理部、20…基地局装置、21…アンテナ、22…受信部、23…ベースバンド処理部、24…送信部、40…移動通信網
Claims (7)
- 移動通信装置及び基地局装置を備えて相互に無線通信を行う移動通信システムであって、
前記移動通信装置は、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、
前記基地局装置は、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、
前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記移動通信装置のベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにし、
前記基地局装置のベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信したリファレンス信号の品質に基づいて、前記移動通信装置のいずれのアンテナ及び送信部を介してデータ信号を送信するかの情報及び複数のリファレンス信号を前記移動通信装置の複数の送信部及びアンテナに分担させて送信するかの情報に関する信号を、前記送信部及び前記アンテナを介して前記移動通信装置へ送信する、
ことを特徴とする移動通信システム。 - 前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、それぞれ2組設けられていることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
- 前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、それぞれ3組以上設けられていることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
- 前記基地局装置のベースバンド処理部は、前記移動通信装置が送信するデータ信号と少なくとも同じ周波数でのリファレンス信号を、ともに、同一の送信部及びアンテナから送信するように前記移動通信装置へ指示することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
- 前記移動通信装置のベースバンド処理部は、前記移動通信装置がデータ信号を送信するのに用いる送信部及びアンテナとは別個の送信部及びアンテナから前記リファレンス信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
- 移動通信装置及び基地局装置を備えて相互に無線通信を行う移動通信システムにおける移動通信装置であって、
アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備え、
前記アンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記ベースバンド処理部は、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにする、
ことを特徴とする移動通信装置。 - アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備える移動通信装置と、アンテナ、送信部、受信部及びベースバンド処理部を備える基地局装置とからなり、相互に無線通信を行う移動通信システムにおける移動通信方法であって、
前記移動通信装置のアンテナ、送信部及び受信部は、複数設けられており、前記移動通信装置のベースバンド処理部が、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信した前記基地局装置の指示に従って、データ信号の送信に用いる送信部及びアンテナを選択して、これらを介して、データ信号を前記基地局装置へ送信するとともに、規定値を有する複数のリファレンス信号を複数の送信部及びアンテナを介して前記基地局装置へ送信し、かつ、その際にリファレンス信号の送信周波数が重複しないようにし、
前記基地局装置のベースバンド処理部が、前記アンテナ及び前記受信部を介して受信したリファレンス信号の品質に基づいて、前記移動通信装置のいずれのアンテナ及び送信部を介してデータ信号を送信するかの情報及び複数のリファレンス信号を前記移動通信装置の複数の送信部及びアンテナに分担させて送信するかの情報に関する信号を、前記送信部及び前記アンテナを介して前記移動通信装置へ送信する、
ことを特徴とする移動通信方法。
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