JPWO2009119799A1 - ループ素子及びノイズ解析装置 - Google Patents

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Abstract

シリコン基板経由のノイズを抑制できる半導体プロセスで製造可能なシールド構造体付ループ素子を得る。ループ素子は、基板上に形成された第1極性の第1のウェルと、第1のウェルの下に形成された第2極性のディープウェルと、ディープウェル上に形成され、ディープウェルの外周を周回するリング状の第2極性の第2のウェルと、ディープウェル及び第2のウェルにより囲まれる島状の領域に形成された第1極性の第3のウェルと、第3のウェルよりも上層に形成され、第3のウェルより外形寸法が小さいループ状の導体と、第2のウェルをバイアス電源に接続する第1の経路と、を備える。第2のウェルとディープウェルとが相互に電気的に接続される。

Description

本発明は、シリコン基板内のグランドを伝導するノイズの影響を排除した磁界計測用のループ素子及びノイズ解析装置に関する。
IC(集積回路)やICパッケージレベルでの集積密度が高くなり、高速化および高周波化が進展するにしたがい、IC内部に搭載されている回路や配線、インタポーザ上の配線などから生じる電磁ノイズが、他の回路やICに影響を及ぼすことがある。このような電磁ノイズは電磁干渉の発生および電磁妨害による性能低下の原因となり、ICの動作速度の向上、微細化、無線(RF)回路の混載などが進むにつれ、顕在化しつつある。
上記のようにICから発生するノイズの評価法として、ICや配線から漏洩する磁界を計測し、磁界を発生させる回路を特定したり、その磁界から高周波電流を求めてノイズ発生源や伝搬経路の探査を行ったりする方法が知られている。
例えば、特許文献1には、磁界計測に利用される磁界センサをICチップに組み込んだ試験装置の例が記載されている。この特許文献1では、ICチップ上に、LSI(大規模集積回路)内の他の回路から孤立したループ状の配線からなるアンテナを形成し、ICチップ内部で発生する高周波の電磁放射ノイズを測定するものである。このようなアンテナを複数個配置することにより、容易に電磁放射ノイズの発生源を知ることができるとされている。
更に、特許文献1は、アンテナであるループ状の配線が測定対象のトランジスタ素子などの素子の上部に設置されており、素子周辺の磁界を検出して、素子から漏洩するノイズの大きさを判定するようになっている。
又、特許文献2は、アンテナと半導体集積回路とを一体化した半導体装置に係るものである。特許文献3は、ループ状の磁気センサに関するものである。特許文献4はアンテナコイル下に金属薄膜を形成させるものである。特許文献5は、電源回路用半導体に係るものである。特許文献6は、半導体基板上に小型アンテナ回路を備えた半導体装置である。特許文献7及び8は、極性の異なる半導体を接合してノイズ干渉を防止する回路を形成するものである。
特開平11−103018号公報 特開2002−076278号公報 特開2004−069337号公報 特開2006−024817号公報 特開2003−197791号公報 特開2007−189499号公報 特開平06−053311号公報 特開平07−058289号公報
しかしながら、特許文献1の磁界計測に利用される磁界センサをICチップに組み込んだ試験装置では、ノイズ発生源の探査に有用であるもの、回路の集積度が高くなるとノイズが伝播してくる経路を特定するのが困難になるという課題がある。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセスなどの半導体プロセスは微細化が進展しているため、LSI(Large Scale Integration)チップ内部の集積度も高くなっており、素子や半導体IP(intellectual property)間の距離も近接してきている。また、ループ状の配線をシリコン基板に近いメタル層を使って形成した場合、シリコン基板のグランドが接近する。このため、ループ状の配線は、真下にある素子からの磁界、隣接した素子からの磁界、シリコン基板上のグランド層を経由する伝導性ノイズが発生する磁界、LSIチップ外部から到来する磁界などが合成された磁界を検出してしまう。
特にシリコン基板経由の伝導性ノイズについては、アンテナとは離れた位置にある回路素子によるノイズがループ素子周辺で磁界を発生し、大きなノイズとして観測されてしまう可能性もある。この場合、各ループ状配線の出力のみを観測する測定法では、誤った位置にある素子をノイズ発生源として判定してしまうことも起こりうる。
ループ状配線には、製造上の課題もある。ループ状配線をメタル配線で形成した場合、ループ状配線近傍およびループの内部は、他の配線や回路を配置しないのが理想である。ところが、半導体の微細プロセスを使うと、基板表面の段差をなくすための平坦化処理を行う際に、配線が切断される可能性がある。これを回避するためにループ内部にダミーメタルと呼ばれる導体片を配置し、導体密度を一定の数値内に保つことが必要となるが、ダミーメタルを配置すると、ループ内部が導体で埋まってしまい、磁界がループ面を通過するのを妨害してしまう。
特許文献2は、アンテナ線とは別に別途第2、第3のウェルを備えるものではなく、特許文献3及び4は、シールドが半導体基板上のウェルで形成されておらず、特許文献5〜8は、ループ状の導体の下に、当該ループ状の導体よりも大きな第3のウェルを有していない。
このため、上記特許文献2〜8の発明は、伝導性ノイズの遮断が十分ではないという問題点がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、LSIチップ内部に設置することができ、シリコン基板内のグランドを伝導するノイズの影響を排除した磁界計測用のループ素子及びノイズ解析装置を得ることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るループ素子は、基板上に形成された第1極性の第1のウェルと、前記第1のウェルの下に形成された第2極性のディープウェルと、前記ディープウェル上に形成され、前記ディープウェルの外周を周回するリング状の第2極性の第2のウェルと、前記ディープウェル及び前記第2のウェルにより囲まれる島状の領域に形成された第1極性の第3のウェルと、前記第3のウェルよりも上層に形成され、前記第3のウェルより外形寸法が小さいループ状の導体と、前記第2のウェルをバイアス電源に接続する第1の経路と、を備え、前記第2のウェルと前記ディープウェルとが相互に電気的に接続されることを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るノイズ解析装置は、上述のループ素子と、該ループ素子とは独立して設けられたループ状導体と、前記ループ素子及び前記ループ状導体の端子の電圧を、それぞれ検出する計測装置と、前記ループ素子の端子に誘起される電圧の測定値と、前記ループ状導体の端子に誘起される電圧の測定値との差を求める演算を行う解析回路と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1のウェルの下に形成された第2極性のディープウェルと、このディープウェル上に形成されたリング状の第2極性の第2のウェルとをバイアス電源に接続することで、基板上に形成された第1極性の第1のウェルと、ディープウェル及び第2のウェルにより囲まれる島状の領域に形成された第1極性の第3のウェルとを電気的に分離し、第3のウェルに伝導性のノイズ電流が直接流れこむことを阻止できるので、LSIチップ内部に設置することができ、シリコン基板内のグランドを伝導するノイズの影響を排除した磁界計測用のループ素子を得ることができ、更にこのループ素子を用いたノイズ解析装置を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るループ素子が搭載されるLSIチップを有するSiPの断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るループ素子を搭載したLSIチップの上面図である。 図2aのA−A’断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るループ素子を搭載したLSIチップの上面図である。 図3のB−B’断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るループ素子を搭載したLSIチップの上面図である。 図5のB−B’断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るループ素子を説明する図である。 本発明の第4の実施の形態に係るループ素子を説明する図である。 本発明の第5の実施の形態に係るループ素子を用いたノイズ解析装置の構成図である。 本発明の第6の実施の形態に係るループ素子を用いたオンチップアンテナを説明する図である。
符号の説明
1a、1b LSIチップ
2a、2b パッド
3 ボール
4a、4b、4c 半導体IP
5 ノイズ発生源
6a、6b 伝導性ノイズ伝搬経路
7a、7b 電磁ノイズ伝搬経路
8 電磁ノイズ伝搬経路
9 伝導性ノイズ伝搬経路
10 グランド層
11 ループ素子
12 測定回路
13 シールド材
14 ダミーメタル
15 保護膜
20 P−well(第1極性の第1のウェル)
21 N−wellリングパターン(リング状の第2極性の第2のウェル)
22 ディープN−well(第2極性のディープウェル)
23 P−well(第1極性の第3のウェル)
24 ループ配線
25 リード
26 シールドパターン
27 ビア
28 グランド配線
29 バイアス電源配線
30 パッド
31 ウェルコン
32 コンタクト
41 ダミーメタル
42 ダミーメタル
43 開口部
44 ダミーメタル
50 ループアンテナ
51 ループアンテナ
52 解析回路
60 ループ素子
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るループ素子が搭載されるチップを有するSiP(system in package)の断面図である。この図1に示すSiPでは、2つのLSIチップ1a、1bを有し、その内のLSIチップ1a上にLSIチップ1bが、それぞれに設けたパッド2a、2b及びそのパッド2a、2b間に配置したボール3を介して、積層されている。
このうち、LSIチップ1a内部には、複数の半導体IP4a、IP4bが形成される。その内、半導体IP4a内には、ノイズ発生源5となる回路が配置されている。又、LSIチップ1a内部には、伝導性ノイズ及び電磁ノイズが伝搬する経路として、それぞれ伝導性ノイズ伝搬経路6a、6b及び電磁ノイズ伝搬経路7a、7bが形成される。
LSIチップ1a内部の伝導性ノイズ伝搬経路6a、6b及び電磁ノイズ伝搬経路7a、7bに係るノイズは、半導体IPとよばれる電子回路の機能ブロックライブラリ内又は同一LSIチップ1a上にレイアウトされた半導体IP4aと半導体IP4bとの間で生じる電磁障害(EMI)であり、システム内障害(intra-system interference)に相当する。ここで、伝導性ノイズ伝搬経路6a、6bは、グランド経由の伝導性ノイズの伝搬経路であり、電磁ノイズ伝搬経路7a、7bはオンチップ回路間における電磁ノイズの伝搬経路である。
同様に、LSIチップ1a、1bの間には、電磁ノイズ及び伝導性ノイズが伝搬する経路として、それぞれ電磁ノイズ伝搬経路8及び伝導性ノイズ伝搬経路9が形成される。この電磁ノイズ伝搬経路8及び伝導性ノイズ伝搬経路9で生じる電磁障害は、LSIチップ1aとLSIチップ1bとを各々独立したシステムと見なせば、システム間障害(inter-system interference)に相当する。なお、電磁ノイズ伝搬経路8は、LSIチップ1a、1b間の空間を経由した電磁ノイズの伝搬経路であり、伝導性ノイズ伝搬経路9は、LSIチップ1a、1b間の伝導性ノイズの伝搬経路である。
ここで、LSIチップ1a、1bで電磁障害による特性劣化が生じた場合、ノイズの特性や伝搬経路を明らかにすることが必要となる。概略的な説明をすると、電界、磁界により空間を経由して結合する電磁ノイズ伝搬経路7a、7bに係るノイズ、シリコン基板上のグランド導体10を経由する伝導性ノイズ伝搬経路6aに係るノイズ及びIP間を接続する配線を伝導する伝導性ノイズなどがある。そのため、これらのノイズの種類や伝搬経路によって異なる対策が、LSIの設計段階で選択されなければならない。
例えば、伝導性ノイズ伝搬経路6aによる伝導性ノイズは、LSIチップ1aの基板上に設けたグランド層10を経由したものである。このため、その伝導性ノイズを抑制する対策として、影響を受けやすい半導体IP4bをノイズ発生源5から遠い位置にレイアウトするなどの設計手法が選択される。
また、伝導性ノイズ伝搬経路6bによる伝導性ノイズには、非図示の電源またはグランド配線を経由したものが考えられる。このため、その伝導性ノイズを抑制する対策として、電源、グランド配線を電気的にデカップリングするなどの設計手法が選択される。
電磁ノイズ伝搬経路8、7bによる電磁ノイズは、チップ1aの外部に漏洩した電磁界が半導体IP4c、4bに結合したものである。このため、その電磁ノイズを抑制する対策として、影響を受けやすい半導体IPを距離的に離した位置にレイアウトしたり、シールド材13をLSIチップ1a、1bに挿入したりするなどの設計手法が選択される。特に、シールド材13を通過する電磁ノイズ伝搬経路7bの磁界を測定するためには、ループ素子をLSIチップ1a内部に設置することが必要となる。
図2a、2bは、本実施の形態に係るループ素子をLSIチップ1a内に設置した場合の例であり、図2bは、図2aのA−A’断面図である。LSIチップ1a内部で発生し伝播する電磁ノイズ伝搬経路7a、7bと、伝導性ノイズ伝搬経路6aとに係るノイズを分離して測定するためのループ素子11が、半導体プロセスを使って形成されている。なお、LSIチップ1aの表面は、パッド2a以外は、保護膜15で覆われている。
このループ素子11は、メタル配線であり、半導体IP4aに隣接して形成される。ループ素子11を磁界が貫くと、ループ素子11両端に磁界の変化の大きさに比例した電圧が生じ、測定される。ここで、ループ素子11は、ノイズ発生源5とはメタル配線で直接接続されておらず、独立した素子となっている。
ループ素子11が検出する磁界として、伝導性ノイズ伝搬経路6a、電磁ノイズ伝搬経路7a、電磁ノイズ伝搬経路7b経由の磁界が考えられる。伝導性ノイズ伝搬経路6aによる磁界とは、グランド層10上を伝導したノイズ電流がループ素子11付近で生じる磁界である。電磁ノイズ伝搬経路7aによる磁界とは、ノイズ発生源5が発生し、LSIチップ1a内部で伝搬してループ素子11に到達する磁界である。電磁ノイズ伝搬経路7bによる磁界とは、LSIチップ1a表面から一旦外部に出てからループ素子11に到達する磁界である。
半導体製造プロセスの設計ルールによれば、メタル層配線を使ってループ素子11を形成した場合、LSIチップ1a表面とループ素子11との間の距離d2に比べて、グランド層10とループ素子11間の距離d1の方が小さい値になる。この場合、d1は、d2の数分の1から10分の1程度の値である。従って、ループ素子11では、伝導性ノイズ伝搬経路6aを伝搬する伝導性ノイズとしてのノイズ電流に発生する磁界成分が強く観測されないように、伝導性ノイズを低減する機能をループ素子11に持たせることが必要となる。
このようなループ素子11の構造例を、図3及び図4を使って説明する。図3は、LSIチップ1aを上から見た図であり、図4は、図3のB−B’断面図である。図2aでは、ループ素子11内部にダミーメタル14が配置されている場合を示しているが、図3、4では、便宜上、省略している。
図3及び図4は、シールド構造体付のループ素子であり、グランド層10経由のノイズがループ素子直下に回り込んで磁界を発生させ、ループ素子の出力に影響を与えることを抑制することが可能とする構造となっている。
ここでいうループ素子とは、ループ状の導体を構成するループ配線24及びその両端に接続されるリード25と、パッド30と、シールド構造体とからなり、メタル配線により形成されている。ループ配線24及びリード25で構成されるループ状の導体の2つの端子は、それぞれパッド30と接続され、ループ配線24に誘起された電圧を、リード25からパッド30を介して、LSIチップ1a外部で測定することが可能である。このため、適切な磁界校正手法を適用すれば、ループ配線24のループ面内で生じた磁界を電圧から求めることができる。
次に、シールド構造体について説明する。シールド構造体とは、LSIチップ1aの基材であるシリコン基板上のウェル構造およびメタル層に形成されているパッド30、グランド配線28などの接続素子からなる。
グランド層10は、シリコン基板上の第1極性からなる第1のウェルで形成される。第1極性の第1のウェルとしては、P型の半導体が使用されることが多い。本実施の形態では、この第1極性の第1のウェルを、P型ウェル(以下、「P−well」と略記する。)20で構成する。このP−well20は、ループ素子以外の回路と共通のグランドであるため、伝導性ノイズ伝搬経路6aに示すノイズの回り込みの経路を与えることとなる。
この回り込みの経路を絶つために、異種電源の供給を行うために使われている第1のウェルとは極性が異なる第2極性のディープウェルを利用する。第2極性のディープウェルは、第1極性の第1のウェル下に形成される。本実施の形態では、この第2極性のディープウェルを、N型ディープウェル(以下、「ディープN−Well」と略記する。)122で構成する。このディープN−Well22は、第1のウェルであるP−well20下に形成される。
さらに、第1のウェルとは極性が異なり且つディープウェルとは極性が同じ第2極性からなる第2のウェルをループ素子の周囲を周回するようにリング状に形成する。なお、ここでいうリング状の第2極性の第2のウェルには、N型の半導体が使用されることが多い。本実施の形態では、このリング状の第2極性の第2のウェルをN型ウェルリングパターン(以下、「N−wellリングパターン」と略記する。)21で構成する。
図3及び図4は、このN−wellリングパターン21の例を示す。この第2極性の第2のウェルであるN−wellリングパターン21は、ディープウェルであるディープN−Well22と相互に電気的に接続され、第1極性の第1のウェルであるP−well20の一部を分離する構造となる。この分離された領域に位置するP型ウェル(以下、「P−well」と略記する。)23が、第1極性の第3のウェルとなる。このP−well23は、ディープN−Well22上でN−wellリングパターン21により囲まれる島状に浮いた領域に形成されている。本実施の形態では、ループ状の導体であるループ配線24及びリード25は、第3のウェルであるP−well23よりも上層に形成され、P−well23より外形寸法が小さい。
N−wellリングパターン21には、コンタクト32を介して、バイアス電源配線29が接続される。本実施の形態では、コンタクト32及びバイアス電源配線29を含む経路が、第2のウェルであるN−wellリングパターン21をバイアス電源(非図示)に接続し、そのバイアス電位を与える第1の経路を構成する。N−wellリングパターン21は、P−well23とP−well20を電気的に分離する。
したがって、P−well23は、周囲のグランドであるP−well20と分離できるので、P−well23に伝導性のノイズ電流が直接流れ込むことを阻止できる。このようなディープウェルを使った構造は、異種電源を使う回路のグランドを分離する際に使用されるが、高周波ノイズにも効果があることが報告されている。
ループ素子の感度を増す場合、ループ配線24の外形寸法が大きくなる。またLSIチップ1a中央部で計測する場合、リード25が長くなる。結果的にP−well23の面積が大きくなると、P−well23の各部で電位が異なることが出てくる。これは、プリント基板上のグランドプレーンなどとは異なり、抵抗値が高いためである。また、N−wellリングパターン21の幅を広くできない場合は、P−well20とP−well23が電磁気的に結合してしまい、新たなノイズ混入の経路を形成してしまうこともある。
そこで、図3、4に示す通り、P−well23には、コンタクト31を介して、グランド配線28が接続される。グランド配線28には、パッド30が接続される。パッド30は、LSIチップ1a外部の独立したグランド(非図示)に接続される。本実施の形態では、これらの経路が、第3のウェルを独立したグランドに電気的に接続する第2の経路を構成する。これにより、LSIチップ1a上の回路とは独立したグランドを確保できるので、P−well23をグランドとして有効に機能させ、混入した高周波ノイズを外部のグランドに流すことができる。外部のグランドとは、LSIチップ1aが実装されるインタポーザやプリント配線板上のグランドプレーンなどが考えられる。
[第2の実施の形態]
図5、6は、本発明の第2の実施の形態に係るループ素子を示す。
これまで述べた第1の実施の形態に係るループ素子におけるディープウェルを使用したシールド構造体により、P−well20上を伝搬し、ループ素子に混入するノイズを阻止できる。しかし、ループ配線24が形成されるメタル層によっては、距離d1が1ミクロン程度となってしまい、グランドに近接してしまうこともある。この場合、電磁気的結合により、P−well20がループ配線24、リード25に電磁気的に結合してしまい、新たなノイズの回り込み経路を形成してしまう。
そこで、図5、6に示す第2の実施の形態に係るループ素子では、ループ配線24よりも大きい面積のシールド導体を構成するシールドパターン26をループ配線24及びリード25とP−well23との間に挿入配置し、ループ配線24及びリード25に対するP−well20との結合を阻止している。シールドパターン26は、ループ状の導体であるループ配線24及びリード25を覆うように形成されるシールド導体であれば適用可能である。例えば、シールドパターン26の大きさは、ループ配線24及びリード25に比して少なくとも同程度のものであればよい。
シールドパターン26は、P−well23と接続されるコンタクト32、ビア27、グランド配線28を経由して、パッド30にループ素子とは独立して接続されている。パッド30は、ボンディングワイヤなどを介してLSIチップ1aが実装されるインタポーザやプリント基板上に形成されたグランドと接続される。本実施の形態では、これらの経路が、シールド導体を構成するシールドパターン26をLSIチップ1a外部の独立したグランドに電気的に接続する第3の経路を形成する。インタポーザやプリント基板上のグランドはLSIチップ1a上の回路のグランドとは独立しているので、高周波ノイズの混入を低減できる。
半導体の微細プロセスでは、プレーンでシールドパターン26を形成することはできないので、メタル配線をメッシュ状に配置して形成する。メタル配線の間隔を調整することにより、導体密度の調整も可能である。
この第2の実施の形態において、シールドパターン26とP−well23を電気的に接続すれば、P−well23はシールドパターン26を介して外部のグランドと接続することができる。図6では、P−well23とシールドパターン26を複数のコンタクト32及びウェルコン31で相互に接続している。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係るループ素子を示す。
前述したループ配線24のように開口部分が多い配線をメタル配線で作成する場合、導体密度についての設計基準への適合が問題となる。これは、ゲート長が90nm以下となるような微細プロセスで製造する場合に深刻である。
導体密度を一定の範囲内に保つために図2bに示す通りダミーメタル14を配置するが、不用意に配置するとループ配線内の開口部がダミーメタル14で埋まってしまうことにより磁界が通過できなくなり、ループ素子の動作を阻害する可能性がある。そこで、ダミーメタルの影響を低く抑えるためのレイアウト設計が必要となる。
例えば、ループ配線24の外形寸法を10マイクロメートルから100マイクロメートル程度とすると、測定対象となるノイズ発生源5なども同程度の距離に配置されていることとなる。この場合、磁界ノイズの発生源がループ素子に非常に近い領域に配置されていることとなり、実効的にループアンテナとして動作するのはループ配線24のノイズ発生源5に近い一つの辺となる。
そこで、図7に示す第3の実施の形態に係るループ素子は、ループとしての動作への影響が少ない中央部に、ループ配線24と接続されない導体として長方形状のダミーメタル41を配置した例である。
図7に示すループ素子では、ループ配線24とダミーメタル41の間に開口部43が存在するため、開口部43を通過する磁界を検出することが可能である。また、ループ配線24の外側についても、ループ配線24の近傍に環状に開口部が存在するようにダミーメタル42を配置し、ループ配線24に対する影響を抑えている。ダミーメタル42は、半導体プロセスによるメタル層の導体配線で構成してもよい。
[第4の実施の形態]
図8は、本発明の第4の実施の形態に係るループ素子を示す。
半導体を製造するための微細プロセスによっては、導体密度の下限と上限が定められている場合がある。ループ配線24の外形寸法が100マイクロメートル程度の大きさに及ぶと、図7に示す第3の実施の形態に係るループ素子のように中央部に1個の導体としてダミーメタル41を環状の開口部43を介して配置すると、中央部においては導体密度ルールの上限値を守れなくなる可能性がある。そこで、1個の導体でダミーメタルを形成せずに複数の導体で構成する設計を行い、導体密度基準を満足させるテクニックもある。
図8に示す第4の実施の形態に係るループ素子では、導体密度ルールを満足するようにループ状の導体の内部に配置される導体であるダミーメタルを分割し、複数のダミーメタル44を中央部に配置している。各ダミーメタル44は、半導体プロセスによるメタル層の導体配線で構成してもよい。
このときに、ループの中央部に向かうほど小さい導体の集合体となるようにすることで、ダミーメタルが集中する中央部の開口率を変化させることができ中央部の導体密度を下げることができる。図8のほかにも、ダミーメタル44を網目状にするなどの設計法が考えられる。
又、既に述べたように、ループ状の導体の内部に配置される各導体を半導体プロセスによるメタル層の導体配線で構成してもよい。
[第5の実施の形態]
図9は、本発明の第5の実施の形態に係るループ素子を用いたノイズ解析装置の構成図である。
図9に示すノイズ解析装置には、前述したシールド機能を有するループ素子からなるループアンテナ50と、このようなシールド機能がなく、ループアンテナ50とは独立して設けられたループ状の導体からなるループアンテナ51の2種類のループ素子が、ノイズ発生源5の近傍に配置されている。ループアンテナ50は、既に述べたシールド構造体によりグランド層10経由のノイズが低減できる機能が付与されている。ループアンテナ51には、このようなシールド構造体が無く、上記のようなノイズ抑制機能は付与されていない。
ここで、前述した図2aの伝導性ノイズ伝搬経路6aによりループアンテナ50、51付近で発生する磁界をH1(A/m)、電磁ノイズ伝搬経路7a、7bによる磁界をH2(A/m)とする。この場合、各ループアンテナ50、51は、ノイズ発生源5から等距離に配置されているので、ループアンテナ50が検出する磁界は、シールド構造体の存在により伝導性ノイズ伝搬経路による伝導性ノイズが低減されるため、H2のみとなる一方、ループアンテナ51が検出する磁界H3は、シールド構造体が存在しないため、H1とH2の両方、すなわちH3=H1+H2となる。
そこで、ループアンテナ50の出力電圧をV1(V)=Ca×H1、ループアンテナ51の出力電圧をV3(V)=Cb×H3とし、V1及びV3を測定回路12により検出する。Ca、Cbは、それぞれループアンテナ50、51の磁界と出力電圧とを対応付ける係数である。そして、検出されたループアンテナ50、51の各出力電圧の測定値であるV1及びV3を用いて、解析回路52で適切な磁界校正の処理を行い、H3−H1=V1/Ca−V3/Cbを求めれば、H2が求まる。
したがって、本実施の形態によれば、伝導性ノイズ伝搬経路6aによりループアンテナ50、51付近で発生する磁界H1と、電磁ノイズ伝搬経路7a、7bによる磁界H2とによる成分が分離でき、H1、H2の値を直接求めることが可能となり、各経路による磁界成分を比較し適切なノイズ抑制設計を行うことが可能となる。
以上述べた通り、本実施の形態によれば、シールド構造体を有するループ素子11を測定対象のノイズ発生源5の横(近傍)に隣接して配置することにより、電磁ノイズ伝搬経路7a、7bによる磁界と伝導性ノイズ伝搬経路6aによる磁界を分離できる。これに対し、従来例では、素子の真上に置かれており、分離は困難である。
[第6の実施の形態]
図10は、本発明の第6の実施の形態に係るループ素子を、極近傍通信用のオンチップアンテナとして用いた場合の例である。
図10に示すオンチップアンテナは、LSIチップ1a、1b間で非接触通信を行う通信装置で用いるものである。この通信装置は、ループ素子11、60を対向させるようにして設置し、ループ素子11、60をループアンテナとして使用する。ここで、ループ素子11を高周波信号で励振し、ループ素子60で受信する場合、グランド層10を経由してループ素子11からノイズが漏れ出し、他の回路のグランド電位を変動させ、動作に影響を与えることがある。そこで、第6の実施の形態のようにシールド構造体付のループ素子を利用すれば、グランド経由の伝導性ノイズを低減できるので、比較的大きな電力で発振させることができ、通信距離を伸ばすことが可能となる。
以上述べたように、上記の各実施の形態によれば、シリコン基板のグランドを経由する伝導性ノイズをシールドする構造を有するオンチップループ素子を提供できる。これにより、オンチップでのノイズ測定の精度が向上できる。
又、上記の各実施の形態に係るループ素子は、ループアンテナに信号を供給して発振させる用途としても使用でき、周囲の回路への影響を抑制することができるので、従来よりも大きな電力を供給した通信が可能となる。
更に、上記の各実施の形態に係るループ素子では、ループ状の配線を形成する際の導体密度基準を満足させることができるので、半導体プロセスで製造可能である。
なお、上記のように、第2のウェルをバイアス電源に接続する第1の経路と、第3のウェルを独立したグランドに電気的に接続する第2の経路と、シールド導体を独立したグランドに電気的に接続する第3の経路と、ループ素子を構成するループ状の導体と、ループ中央部のダミーメタルを構成する導体とは、いずれもメタル層の導体配線で構成してもよい。
また、上記の各実施の形態では、第1極性、第2極性として、それぞれP型、N型を用いる場合を説明しているが、本発明は必ずしもこれに限定されず、第1極性、第2極性として、それぞれN型、P型を用いる場合でも適用可能である。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年3月28日に出願された日本出願特願2008−087117号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、シリコン基板のグランドを経由する伝導性ノイズをシールドする構造を有するオンチップループ素子に利用でき、更にループアンテナに信号を供給して発振させる用途としても使用でき、極近傍通信用のオンチップアンテナなどのアンテナとそのアンテナを有する通信装置などの用途としても利用することができる。

Claims (12)

  1. 基板上に形成された第1極性の第1のウェルと、
    前記第1のウェルの下に形成された第2極性のディープウェルと、
    前記ディープウェル上に形成され、前記ディープウェルの外周を周回するリング状の第2極性の第2のウェルと、
    前記ディープウェル及び前記第2のウェルにより囲まれる領域に形成された第1極性の第3のウェルと、
    前記第3のウェルよりも上層に形成されるループ状の導体と、
    前記第2のウェルをバイアス電源に接続する第1の経路と、を備え、
    前記第2のウェルと前記ディープウェルとが相互に電気的に接続されることを特徴とするループ素子。
  2. 前記第3のウェルを、独立したグランドに電気的に接続する第2の経路をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のループ素子。
  3. 前記ループ状の導体と前記第3のウェルとの間に配置され、前記ループ状の導体を覆うように形成されるシールド導体と、
    前記シールド導体を、独立したグランドに電気的に接続する第3の経路と、をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載のループ素子。
  4. 前記第3のウェルは、前記シールド導体に電気的に接続されることを特徴とする請求項3に記載のループ素子。
  5. 前記ループ状の導体の内側及び外側に、前記ループ状の導体と接続されない導体をさらに有し、
    該導体が、前記ループ状の導体に沿って環状の開口部を有するように配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のループ素子。
  6. 前記ループ状の導体の内部に配置される導体は、該ループの中央部に向かうほど小さい導体の集合体となることを特徴とする請求項5に記載のループ素子。
  7. 少なくとも、前記第1の経路と、前記ループ状の導体とは、メタル層の導体配線で形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のループ素子。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のループ素子と、
    該ループ素子とは独立して設けられたループ状導体と、
    前記ループ素子及び前記ループ状導体の端子の電圧を、それぞれ検出する測定回路と、
    前記ループ素子の端子に誘起される電圧の測定値と、前記ループ状導体の端子に誘起される電圧の測定値とを用いて磁界を求める演算を行う解析回路と、
    を有することを特徴とするノイズ解析装置。
  9. 前記ループ素子は、測定対象であるノイズ発生源の近傍に配置されることを特徴とする請求項8に記載のノイズ解析装置。
  10. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のループ素子を搭載したことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のループ素子で構成されることを特徴とするアンテナ。
  12. 請求項11に記載のアンテナを有することを特徴とする通信装置。
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