JPWO2009093287A1 - 動画表示装置、コンピュータネットワークシステム、放送ネットワークシステム、携帯ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
Description
12 メインメモリ
13 ビデオコントローラ
14 ビデオメモリ
15 ディスプレイ
16 マウスコントローラ
17 キーボードコントローラ
18 サウンドコントローラ
19 スピーカ
20 メディアドライブ
21 ネットワークコントローラ
22 ハードディスクドライブ
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係る動画表示装置の概略動作を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る動画表示装置の概略動作を説明する図である。
ケース1において、実施形態に係る動画表示装置は、フレーム2の描画までは動画提供者の期待に沿うように動画を進行させる。
ケース2において、実施形態に係る動画表示装置は、上記ケース1におけるフレーム3−1の描画を行った後に、第2の舵切命令を受け付けて、動画の進行について、より一層の舵を切る。
ケース3において、実施形態に係る動画表示装置は、フレーム1の描画までは動画提供者の期待に沿うように動画を進行させる。
次に、図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る動画表示装置の概略構成を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る動画表示装置の概略構成を示す図である。
次に、図3を参照しつつ、CPU11が、動画表示処理において処理するデータのデータ構造を説明する。図3は、本発明の実施形態に係るデータ構造の概略を説明する図である。
オブジェクトデータとは、各フレームに含まれるオブジェクトについてのデータであり、フレームデータから取得される。
基準点X座標とは、ラスタデータ上の基準点が、フレーム内において位置するX座標である。
基準点Y座標とは、ラスタデータ上の基準点が、フレーム内において位置するY座標である。
ラスタデータとは、オブジェクトを構成する画像である。
エッジ座標列とは、オブジェクトの輪郭を表現する座標の集合である。
追跡データとは、フレーム間におけるオブジェクトの関係を示すデータである。この追跡データは、たとえば、図1において、人物Aというオブジェクトがフレーム1とフレーム2とに含まれていた場合に、これらのオブジェクトが対応していることをCPU11に把握させるために用いられる。
・オブジェクトIDとして1が割り当てられ、
・フレーム1(フレーム番号0)におけるオブジェクト識別子として3が割り当てられ、
・フレーム2(フレーム番号1)におけるオブジェクト識別子として2が割り当てられ、
・フレーム3(フレーム番号2)におけるオブジェクト識別子として8が割り当てられている場合、
track[1,0]には、人物Aについてのオブジェクトのメタ情報(たとえば「A」)が格納され、track[1,1]には3が格納され、track[1,2]には2が格納され、track[1,3]には8が格納される。
舵切命令は、動画の進行について舵を切ることを命ずるデータであり、より具体的には、動画表示装置が、動画提供者から提供されたフレームではないフレームの描画命令を、どのようにして生成するかを規定する命令である。
種別は、オブジェクトに対する操作の別を示す値である。実施形態においては、0がオブジェクトのエッジを強調表示すべきことを示し、1がオブジェクトを移動させるべきことを示し、2が、同一フレーム内における2つのオブジェクトを入れ替えるべきことを示し、3がオブジェクトを消去すべきことを示す。
ここでのオブジェクトIDとは、操作対象となるオブジェクトのオブジェクトIDである。
強調種別とは、オブジェクトのエッジに対する強調表示の別を示す値である。たとえば、0であればエッジを点滅させる、1であればエッジを青色にする、などを例として挙げることができる。
ここでの基準点X座標とは、操作するオブジェクトを移動させる場合における、その移動先の基準点X座標である。
ここでの基準点Y座標とは、操作するオブジェクトを移動させる場合における、その移動先の基準点Y座標である。
入替オブジェクトIDとは、オブジェクトを入れ替える場合において、どのオブジェクトIDのオブジェクトと入れ替えるのかを示すデータである。
開始フレーム番号とは、舵切命令に従った描画命令の生成を開始するフレームのフレーム番号である。
終了フレーム番号とは、舵切命令に従った描画命令の生成を終了するフレームのフレーム番号である。
描画命令は、CPU11からビデオコントローラ13に出力されるデータである。
次に、図4を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行される動画表示処理を説明する。図4は、動画表示処理の概略フローチャートである。
ステップS1において、CPU11は、変数や定数のための領域をメインメモリ12上に確保し、これら領域を確保された変数や定数に初期値を格納する初期化処理を行い、ステップS2に進む。
ステップS2において、CPU11は、nが0以上N以下であるか否かを判定し、0以上N以下であればステップS3に進み、0以上N以下でなければ動画表示処理を終了する。
ステップS3において、CPU11は、オブジェクトデータ取得処理を実行し、ステップS4に進む。オブジェクトデータ取得処理は、フレーム番号nのフレームについてのフレームデータから、そのフレームに含まれるオブジェクトについてのオブジェクトデータを取得し、obj[n,m,0]〜obj[n,m,3]に格納する処理である。
ステップS4において、CPU11は、追跡データ生成処理を実行し、ステップS5に進む。追跡データ生成処理は、フレーム番号nのフレームに含まれるオブジェクトのオブジェクト識別子mを取得し、track[i,n+1]に格納する処理である。
ステップS5において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、0以上M以下であればステップS6に進み、0以上M以下でなければステップS8に進む。
ステップS6において、CPU11は、描画命令生成出力処理を実行し、ステップS7に進む。描画命令生成出力処理は、受け付けた舵切命令に従い、フレーム番号nのフレームに含まれるオブジェクトについてのオブジェクトデータから、フレーム番号nのフレームに含まれるオブジェクトではないオブジェクトの描画を命じる描画命令を生成し出力する処理である。
ステップS7において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、0以上M以下であればステップS6に戻り、0以上M以下でなければステップS8に進む。
ステップS8において、CPU11は、舵切命令受付処理を実行し、ステップS9に進む。舵切命令受付処理は、舵切命令を受け付け、この受け付けた舵切命令をsteering[j,0]〜steering[j,7]に格納する処理である。
ステップS9において、CPU11は、nが0以上N以下であるか否かを判定し、0以上N以下であればステップS3に戻り、0以上N以下でなければ動画表示処理を終了する。
次に、図5を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行されるオブジェクトデータ取得処理を説明する。図5は、オブジェクトデータ取得処理の概略フローチャートである。
ステップS3−1において、CPU11は、mが0以上であるか否かを判定し、0以上であればステップS3−2に進み、0以上でなければステップS3−10に進む。
ステップS3−2において、CPU11は、フレーム番号nのフレームからオブジェクトを抽出する処理を行い、ステップS3−3に進む。
ステップS3−3において、CPU11は、フレーム番号nのフレームからオブジェクトを抽出できたか否かを判定し、抽出できた場合はステップS3−4に進み、抽出できなかった場合はステップS3−10に進む。
ステップS3−4において、CPU11は、抽出したオブジェクトを構成するラスタデータの基準点X座標を取得した上で、この取得した基準点X座標をobj[n,m,0]に格納し、ステップS3−5に進む。
ステップS3−5において、CPU11は、抽出したオブジェクトを構成するラスタデータの基準点Y座標を取得した上で、この取得した基準点Y座標をobj[n,m,1]に格納し、ステップS3−6に進む。
ステップS3−6において、CPU11は、抽出したオブジェクトのラスタデータを取得した上で、この取得したラスタデータをobj[n,m,2]に格納し、ステップS3−7に進む。
ステップS3−7において、CPU11は、抽出したオブジェクトのエッジ座標列を算出し、ステップS3−8に進む。
ステップS3−8において、CPU11は、算出したエッジ座標列をobj[n,m,3]に格納し、ステップS3−9に進む。
ステップS3−9において、CPU11は、mが0以上であるか否かを判定し、0以上であればステップS3−2に戻り、0以上でなければステップS3−10に進む。
ステップS3−10において、CPU11は、変数Mに格納されている値を変数PMに格納し、ステップS3−11に進む。
ステップS3−11において、CPU11は、変数mに格納されている値を変数Mに格納し、オブジェクトデータ取得処理を終了する。
次に、図6を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行される追跡データ生成処理を説明する。図6は、追跡データ生成処理の概略フローチャートである。
ステップS4−1において、CPU11は、nが0と等しくないか否かを判定し、等しくなければステップS4−7に進み、等しければステップS4−2に進む。
ステップS4−2において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、mが0以上M以下であればステップS4−3に進み、mが0以上M以下でなければステップS4−6に進む。
ステップS4−3において、CPU11は、変数mに格納されている値をtrack[i,1]に格納し、ステップS4−4に進む。
ステップS4−4において、CPU11は、iに格納されている値に1を加算してiに格納し、ステップS4−5に進む。
ステップS4−5において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、mが0以上M以下であればステップS4−3に戻り、mが0以上M以下でなければステップS4−6に進む。
ステップS4−6において、CPU11は、iに格納されている値から1を減算した値を変数Iに格納し、追跡データ生成処理を終了する。
ステップS4−7において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、mが0以上M以下であればステップS4−8に進み、mが0以上M以下でなければ追跡データ生成処理を終了する。
ステップS4−8において、CPU11は、pmが0以上PM以下であるか否かを判定し、0以上PM以下であればステップS4−9に進み、0以上PM以下でなければステップS4−14に進む。
ステップS4−9において、CPU11は、obj[n,m,3]とobj[n−1,pm,3]とから、第1比較値を算出し、ステップS4−10に進む。
ステップS4−10において、CPU11は、算出した第1比較値が定数C1に格納されている値よりも小さいか否かを判定し、小さければステップS4−11に進み、小さくなければステップS4−13に進む。
ステップS4−11において、CPU11は、obj[n,m,2]とobj[n−1,pm,2]とから、第2比較値を算出し、ステップS4−12に進む。
ステップS4−12において、CPU11は、算出した第2比較値が定数C2よりも小さいか否かを判定し、小さければステップS4−14に進み、小さくなければステップS4−13に進む。
ステップS4−13において、CPU11は、pmが0以上PM以下であるか否かを判定し、0以上PM以下であればステップS4−9に戻り、0以上PM以下でなければステップS4−14に進む。
ステップS4−14において、CPU11は、iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS4−15に進み、0以上I以下でなければステップS4−18に進む。
ステップS4−15において、CPU11は、track[i,n]に格納されている値が、pmに格納されている値に等しいか否かを判定し、等しければステップS4−17に進み、等しくなければステップS4−16に進む。
ステップS4−16において、CPU11は、変数iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS4−15に戻り、0以上I以下でなければステップS4−18に進む。
ステップS4−17において、CPU11は、mに格納されている値をtrack[i,n+1]に格納し、ステップS4−20に進む。
ステップS4−18において、CPU11は、変数Iに格納されている値に1を加算して変数Iに格納し、ステップS4−19に進む。
ステップS4−19において、CPU11は、mに格納されている値をtrack[I,n+1]に格納し、ステップS4−20に進む。
ステップS4−20において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、0以上M以下であればステップS4−8に戻り、0以上M以下でなければ追跡データ生成処理を終了する。
次に、図7を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行される描画命令生成出力処理について説明する。図7は、描画命令生成出力処理の概略フローチャートである。
ステップS6−1において、CPU11は、iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS6−2に進み、0以上I以下でなければステップS6−5に進む。
ステップS6−2において、CPU11は、track[i,n+1]に格納されている値が、mに格納されている値と等しいか否かを判定し、等しければステップS6−3に進み、等しくなければステップS6−4に進む。
ステップS6−3において、CPU11は、変数iに格納されている値を変数object_idに格納し、ステップS6−5に進む。
ステップS6−4において、CPU11は、iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS6−2に戻り、0以上I以下でなければステップS6−5に進む。
ステップS6−5において、CPU11は、描画命令生成処理を実行し、ステップS6−6に進む。
ステップS6−6において、CPU11は、生成した描画命令をビデオコントローラ13に出力し、描画命令生成出力処理を終了する。
次に、図8を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行される描画命令生成処理を説明する。図8は、描画命令生成処理の概略フローチャートである。
ステップS6−5−1において、CPU11は、kが0以上3以下であるか否かを判定し、0以上3以下であればステップS6−5−2に進み、0以上3以下でなければステップS6−5−4に進む。
ステップS6−5−2において、CPU11は、obj[n,m,k]に格納されている値をcmd[k]に格納し、ステップS6−5−3に進む。
ステップS6−5−3において、CPU11は、kが0以上3以下であるか否かを判定し、0以上3以下であればステップS6−5−2に戻り、0以上3以下でなければステップS6−5−4に進む。
ステップS6−5−4において、CPU11は、cmd[4]に0を格納し、ステップS6−5−5に進む。
ステップS6−5−5において、CPU11は、jが0以上J以下であるか否かを判定し、0以上J以下であればステップS6−5−6に進み、0以上J以下でなければ描画命令生成処理を終了する。
ステップS6−5−6において、CPU11は、steering[j,1]に格納されている値がobject_idに格納されている値と等しいか否かを判定し、等しければステップS6−5−7に進み、等しくなければステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−7において、CPU11は、変数nに格納されている値がsteering[j,7]に格納されている値よりも大きいか否かを判定し、大きければステップS6−5−19に進み、大きくなければステップS6−5−8に進む。
ステップS6−5−8において、CPU11は、steering[j,0]に格納されている値が0に等しいか否かを判定し、等しければステップS6−5−9に進み、等しくなければステップS6−5−10に進む。
ステップS6−5−9において、CPU11は、steering[j,2]に格納されている値をcmd[4]に格納し、ステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−10において、CPU11は、steering[j,0]に格納されている値が1に等しいか否かを判定し、等しければステップS6−5−11に進み、等しくなければステップS6−5−13に進む。
ステップS6−5−11において、CPU11は、steering[j,3]に格納されている値をcmd[0]に格納し、ステップS6−5−12に進む。
ステップS6−5−12において、CPU11は、steering[j,4]に格納されている値をcmd[1]に格納し、ステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−13において、CPU11は、steering[j,0]に格納されている値が2に等しいか否かを判定し、等しければステップS6−5−14に進み、等しくなければステップS6−5−17に進む。
ステップS6−5−14において、CPU11は、steering[j,5]に格納されている値を変数aに格納し、ステップS6−5−15に進む。
ステップS6−5−15において、CPU11は、track[a,n+1]に格納されている値を変数bに格納し、ステップS6−5−16に進む。
ステップS6−5−16において、CPU11は、obj[n,b,2]に格納されている値をcmd[2]に格納し、ステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−17において、CPU11は、steering[j,0]に格納されている値が3に等しいか否かを判定し、等しければステップS6−5−18に進み、等しくなければステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−18において、CPU11は、cmd[2]に0を格納し、ステップS6−5−19に進む。
ステップS6−5−19において、CPU11は、変数jが0以上J以下であるか否かを判定し、0以上J以下であればステップS6−5−6に戻り、0以上J以下でなければ描画命令生成処理を終了する。
次に、図9を参照しつつ、実施形態に係る動画表示装置のCPU11にて実行される舵切命令受付処理を説明する。図9は、舵切命令受付処理の概略フローチャートである。
ステップS8−1において、CPU11は、マウスコントローラ16、キーボードコントローラ17、又はネットワークコントローラ21から、割込要求が出力されているか否かを判定し、出力されていればステップS8−2に進み、出力されていなければ舵切命令受付処理を終了する。
ステップS8−2において、CPU11は、マウスコントローラ16、キーボードコントローラ17、又はネットワークコントローラ21から割込要求されたデータを読み出し、ステップS8−3に進む。なお、実施形態に係る動画表示装置において、割込要求されるデータは、座標又は舵切命令である。
ステップS8−3において、CPU11は、読み出したデータが座標であるか否かを判定し、座標であればステップS8−4に進み、座標でなければステップS8−15に進む。
ステップS8−4において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、0以上M以下であればステップS8−5に進み、0以上M以下でなければステップS8−7に進む。
ステップS8−5において、CPU11は、受け付けた座標が、obj[n,m,3]で示されるエッジ内に収まるか否かを判定し、収まる場合はステップS8−7に進み、収まらない場合はステップS8−6に進む。
ステップS8−6において、CPU11は、mが0以上M以下であるか否かを判定し、0以上M以下であればステップS8−5に戻り、0以上M以下でなければステップS8−7に進む。
ステップS8−7において、CPU11は、iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS8−8に進み、0以上I以下でなければステップS8−11に進む。
ステップS8−8において、CPU11は、track[i,n+1]に格納されている値が変数mに格納されている値に等しいか否かを判定し、等しい場合はステップS8−10に進み、等しくなければステップS8−9に進む。
ステップS8−9において、CPU11は、iが0以上I以下であるか否かを判定し、0以上I以下であればステップS8−8に戻り、0以上I以下でなければステップS8−11に進む。
ステップS8−10において、CPU11は、変数iに格納されている値をobject_idに格納し、ステップS8−11に進む。
ステップS8−11において、CPU11は、変数jが0以上J以下であるか否かを判定し、0以上J以下であればステップS8−12に進み、0以上J以下でなければ舵切命令受付処理を終了する。
ステップS8−12において、CPU11は、steering[j,1]に格納されている値が、object_idに格納されている値と等しいか否かを判定し、等しければステップS8−14に進み、等しくなければステップS8−13に進む。
ステップS8−13において、CPU11は、舵切命令IDとsteering[j,0]とsteering[j,1]との描画を命じる描画命令を出力し、ステップS8−14に進む。
ステップS8−14において、CPU11は、変数jが0以上J以下であるか否かを判定し、0以上J以下であればステップS8−12に戻り、0以上J以下でなければ舵切命令受付処理を終了する。
ステップS8−15において、CPU11は、舵切命令IDを変数jに格納し、ステップS8−16に進む。
ステップS8−16において、CPU11は、変数jに格納されている値がNULLであるか否かを判定し、NULLであればステップS8−17に進み、NULLでなければステップS8−19に進む。
ステップS8−17において、CPU11は、変数Jに格納されている値に1を加算して変数Jに格納し、ステップS8−18に進む。
ステップS8−18において、CPU11は、変数Jに格納されている値を変数jに格納し、ステップS8−19に進む。
ステップS8−19において、CPU11は、steering[j,0]〜steering[j,7]の全部又は一部に対する格納処理を実行し、舵切命令受付処理を終了する。
本発明において、「提供されたフレーム」とは、入力手段や受信手段などを介して動画表示装置に取り込まれたフレームを意味する。
「フレーム」とは、1画面(1コマ)を構成する画像であり、「フレームデータ」には、この画像(例:ラスタデータ)とこの画像に関するデータとが含まれる。
「オブジェクト」とは、フレームの一部を構成する画像、すなわち、1画面(1コマ)の一部を構成する画像であり、「オブジェクトデータ」には、この画像(例:ラスタデータ)とこの画像に関するデータとが含まれる。
本発明において、「舵切命令受付手段」とは、動画の表示中に舵切命令を受け付けることができるすべての手段を意味し、たとえば、上記したマウスコントローラやキーボードコントローラやネットワークコントローラなどは、舵切命令受付手段の一例である。
本発明において、舵切命令を「受け付ける」とは、舵切命令が入力又は受信などされることをいう。
本発明において「描画命令生成手段」とは、描画命令を生成することができるすべての手段を意味する。上記した実施形態においては、CPUを描画命令生成手段の一例として説明したが、本発明においては、たとえばビデオコントローラなども、描画命令生成手段として用いることができる。
「フレームに関するデータ」としては、フレームデータ及び/又はオブジェクトデータなどを用いることができる。
「フレームの描画を命じる描画命令」には、「1つのフレームの全部の描画を命じる描画命令」及び/又は「1つのフレームの一部(すなわち「オブジェクト」)の描画を命じる描画命令」が含まれる。
「提供されたフレームではない」とは、[フレームの描画を命じる描画命令]が「1つのフレームの全部の描画を命じる描画命令」とされる場合においては、この「1つのフレーム」が「提供されたフレーム」の1つと完全には一致しないことをいい、[フレームの描画を命じる描画命令]が「1つのフレームの一部(すなわち「オブジェクト」)の描画を命じる描画命令」とされる場合においては、この「1つのフレームの一部(すなわち「オブジェクト」)」が「提供されたフレームの一部(すなわち「オブジェクト」)」の1つと完全には一致しないことをいう。
上記した実施形態においては、パーソナルコンピュータを「動画表示装置」の一例として想定し説明を行ったが、本発明における「動画表示装置」は、何らパーソナルコンピュータに限定されるものではない。本発明における「動画表示装置」には、動画を表示することができるすべての装置が含まれ、たとえば、Television(TV)や携帯端末などのほか、描画命令生成手段を内蔵したプロジェクタなども含まれる。
本発明において「動画」とは、画面上で画像が動くすべてのデータを意味し、映画やアニメーションなどのほか、放送番組やライブ映像なども、本発明における「動画」に該当する。
本発明におけるネットワークは、インターネットに限られるものではなく、データが送信、受信、又は送受信されるすべてのネットワークが含まれる。
Claims (4)
- 提供されたフレームを描画することによって動画を表示する動画表示装置であって、
動画の表示中に舵切命令を受け付ける舵切命令受付手段と、
前記舵切命令受付手段で舵切命令を受け付けた場合に、この受け付けた舵切命令に従って、前記提供されたフレームに関するデータから、前記提供されたフレームではないフレームの描画を命じる描画命令を生成する描画命令生成手段と、
を備えたことを特徴とする動画表示装置。 - 請求項1に記載の動画表示装置を備えたコンピュータネットワークシステム。
- 請求項1に記載の動画表示装置を備えた放送ネットワークシステム。
- 請求項1に記載の動画表示装置を備えた携帯ネットワークシステム。
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