JPWO2009057791A1 - 分析用具およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、基板10と、基板10に形成され、かつ作用極14Aを含む第1の電極14と、基板10に形成され、かつ対極15Aを含む第2の電極15と、作用極14Aにおける試料と接触する接触面積を規制するための第1の規制要素11と、を備えた分析用具に関する。分析用具は、作用極14Aおよび対極15Aのうちの少なくとも一方における電子授受を行う有効面積を規制するための第2の規制要素18,19を有している。

Description

本発明は、試料(たとえば血液や尿などの生化学的試料)における特定成分(たとえばグルコース、コレステロールあるいは乳酸)を分析するために使用される分析用具の製造方法に関する。
血液中のグルコース濃度などを測定する場合、簡易な手法として、使い捨てとして構成された分析用具を利用する方法が採用されている。分析用具としては、たとえば図16に示した電極式のバイオセンサ6がある(たとえば特許文献1参照)。このバイオセンサ6は、血糖値の演算に必要な応答電流値を、基板60に設けた電極61,62を利用して測定できるように構成されたものである。電極61,62は、開口部64Aを有する絶縁膜64により覆われており、電極61,62における開口部64Aにより露出した部分は、作用極61Aおよび対極62Aを構成している。
このようなバイオセンサ6では、絶縁膜64の開口部64Aにより作用極61Aや対極62Aの面積が規制されている。すなわち、作用極61Aや対極62Aの面積を規制するために、たとえばフォトリソグラフィなどにより絶縁膜64を形成する必要があるばかりか、複数のグルコースセンサ6相互において、開口部64Aの寸法のバラツキに起因して作用極61Aの面積にバラツキが生じ得る。作用極61Aは被分析成分との間で電子授受を行うものであり、作用極61Aの面積のバラツキは、バイオセンサ6の感度のバラツキを生じさせる。
分析用具における電極面積を規制する方法として、次のようなものもある。
図17に示した化学センサ用電極7は、電極本体セクション70から細幅のネックセクション71が延出したものであるとともに、絶縁膜72の開口部73によって電極本体セクション70を露出させたものである(たとえば特許文献2参照)。絶縁膜72における開口部73の縁は、ネックセクション71を横切っている。そのため、開口部73の寸法のバラツキがあったとしても、電極本体セクション70の面積にバラツキが生じ得ることを抑制することができる。
図18に示した電極ストリップ8は、作用極80およびダミー電極81を有するものであり、これらの電極80,81が絶縁膜82の開口部83によって露出させられたものである(たとえば特許文献3参照)。このような電極ストリップ8では、作用極80およびダミー電極81がアイランド状とされているため、開口部83の寸法のバラツキがあったとしても、作用極80の面積にバラツキが生じ得ることを抑制することができる。
その反面、図17および図18に示した化学センサ用電極7や電極ストリップ8では、電極本体セクション70や作用極80の面積を規制するために、たとえばフォトリソグラフィなどにより絶縁膜72,82を形成する必要がある。そのため、分析用具7,8を製造するための工程や設備が複雑化し、製造コストが高くなる。
図19Aおよび図19Bに示したバイオセンサ9は、基板90に設けた金属膜にスリット91を設けるとともに、一対のカバー92によって作用極93および対電極94を規制したものである(たとえば特許文献4参照)。このようなバイオセンサ9では、絶縁膜を設けることなく作用極93の面積を規制できるために製造が容易であるといった利点がある。その一方で、作用極93の面積は一対のカバー92の形状や位置決め精度に依存するため、作用極93の面積を精度良く規制するのが困難である。
特開平10−318969号公報 特開2007−510902号公報 特開2001−516038号公報 特開平9−189675号公報
本発明は、電極式の分析用具において、簡易かつ精度良く作用極の面積を規制することを課題としている。
本発明の第1の側面では、基板と、上記基板に形成され、かつ作用極を含む第1の電極と、上記基板に形成され、かつ対極を含む第2の電極と、上記作用極における試料と接触する接触面積を規制するための第1の規制要素と、を備えた分析用具であって、上記作用極および対極のうちの少なくとも一方における電子授受を行う有効面積を規制するための第2の規制要素を有している、分析用具が提供される。
第2の規制要素は、たとえば作用極における電子授受を行う有効面積を規制するものである。第2の規制要素は、たとえば少なくとも1つのスリットである。このスリットは、たとえば作用極および対極の並ぶ第1の方向に延びるメインラインと、第1の方向に交差する方向である第2の方向に延びるサブラインと、を有するものとされる。
第1の規制要素は、接触面積を規制するための縁が上記サブラインを横切るように配置するのが好ましい。
本発明の第2の側面では、マザー基板上に複数の電極を形成する第1工程と、作用極における電子授受を行う有効面積を規定する要素を形成する第2工程と、上記作用極における試料と接触させる接触面積を規定する第3工程と、を含んでいる、分析用具の製造方法が提供される。
第2工程は、たとえば作用極を含む電極に、スリットを形成することにより行なわれる。スリットは、たとえば電極にレーザ光を照射することにより形成される。スリットはまた、たとえば作用極および対極が並ぶ第1の方向に延びるメインラインと、第1の方向に交差する方向である第2の方向に延びるサブラインと、を有するものとして形成される。
第3工程は、たとえばマザー基板上に規制要素を配置することにより行なわれる。この規制要素は、たとえば上記接触面積を規制するための縁が上記サブラインを横切るように配置される。
第1工程は、たとえばマザー基板に導体層を形成した後に、導体層にレーザ光を照射することにより行なわれる。
本発明の第1の実施の形態に係る分析用具の一例に相当するバイオセンサを示す全体斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示したバイオセンサの分解斜視図である。 図1に示したバイオセンサにおいて、スペーサ、試薬層およびカバーを取り除いた状態の平面図である。 図1に示したバイオセンサの製造方法を説明するための斜視図である。 図6Aは図1に示したバイオセンサの製造方法を説明するための斜視図であり、図6Bは図6Aの要部を示す平面図である。 図7Aおよび図7Bは、図1に示したバイオセンサの製造方法を説明するための平面図である。 本発明に係るバイオセンサの製造方法の効果を説明するために図7Bの要部を拡大して示した平面図である。 図9Aおよび図9Bは、図1に示したバイオセンサの製造方法を説明するための斜視図である。 本発明に係るバイオセンサの製造方法の効果を説明するための斜視図である 本発明に係る分析用具の他の例を説明するための図4に相当する平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る分析用具の一例に相当するバイオセンサを示す全体斜視図である。 図12に示したバイオセンサの分解斜視図である。 図12に示したバイオセンサにおいて、スペーサ、試薬層およびカバーを取り除いた状態の平面図である。 実施例2における作用極面積および応答電流の測定結果を示すグラフである。 従来の分析用具の一例に相当するバイオセンサの要部を示す平面図である。 従来の分析用具の他の例に相当する化学センサ用電極を示す平面図である。 従来の分析用具のさらに他の例に相当する電極ストリップの要部を示す平面図である。 図19Aは従来の分析用具のさらに他の例に相当するバイオセンサの一部を分解して示した斜視図、図19Bは図19Aに示したバイオセンサにおいて、試薬層およびカバーを取り除いた状態の平面図である。
符号の説明
1,4 バイオセンサ(分析用具)
10,40 (バイオセンサの)基板
11,41 スペーサ(第1の規制要素)
14,43 電極(第1の電極)
15,44 電極(第2の電極)
14A,43Aa 作用極
15A,44Aa 対極
18,19,45,46 スリット(第2の規制要素)
18A,19A,45A,46A (スリットの)メインライン
18B,19B,45B,46B (スリットの)サブライン
2 マザー基板
20 導体層
20A,20B 帯状電極(電極)
以下においては、本発明に係る分析用具およびその製造方法について、バイオセンサを例にとって図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図10を参照しつつ説明する。
図1ないし図3に示したバイオセンサ1は、使い捨てとして構成されたものであり、濃度測定装置などの分析装置(図示略)に装着し、試料(たとえば血液や尿などの生化学的試料)における特定成分(たとえばグルコース、コレステロールあるいは乳酸)を分析するために使用されるものである。このバイオセンサ1は、略長矩形状の基板10に対して、一対のスペーサ11を介してカバー12を接合した構成を有している。バイオセンサ1においては、各要素10〜12により、基板10の幅方向D1に延びるキャピラリ13が規定されている。
基板10は、たとえばPETなどの絶縁樹脂材料によりカバー12よりも大きな形状に形成されている。この基板10は、カバー12の側方に突出した部分を有している。基板10の上面には、電極14,15、および試薬層16が形成されている。
電極14,15は、基板10の長手方向D2に延びる帯状に、たとえば長さ寸法L(図4参照)が2〜50mm、幅寸法W(図4参照)が0.1〜5mmとなるように形成されている。これらの電極14,15は、露出電極部(作用極14A、対極15A)および端子部14B,15Bを有している。
作用極14Aおよび対極15Aは、キャピラリ13の内部において露出する部分でありスリット17によって互いに分断されている。スリット17の幅寸法は、たとえば10〜300μmとされている。作用極14Aおよび対極15Aは、キャピラリ13に導入された試料と接触するものである。ここで、作用極14Aは、試料中の試料中の被分析成分との間で電子授受を行うものであり、作用極14Aの面積は、バイオセンサ1の測定精度に影響を与える。
図3および図4に示したように、電極14はさらに、スリット18,19を有している。これらのスリット18,19は、有効面積を規定するためのものであり、メインライン18A,19Aおよびサブライン18B,19Bを有している。ここで、作用極14Aの有効面積とは、試料中の被分析成分との間で電子授受を行う部分の面積を意味している。すなわち、作用極14Aは、キャピラリ13の内部において試料と接触する面積に比べて、スリット18,19を設けることにより試料における被分析成分との間で電子授受を行う面積である有効面積のほうが小さくなる。このような電子授受に寄与する実質的な作用極14Aの面積を、ここでは有効面積と称している
メインライン18A,19Aは、D1方向に延びており、その長さ寸法は、たとえば電極14,15の幅寸法Wの50〜98%とされている。メインライン18Aとメインライン19Aの離間距離は、たとえば一対のスペーサ11の離間距離の30〜98%とされている。一方、サブライン18B,19Bは、D2方向に延びており、スリット18はU字状に、スリット19は矩形状に形成されている。
図1ないし図3に示したように、端子部14B,15Bは、バイオセンサ1を分析装置に装着したときに、分析装置のコネクタ(図示略)に接触させるためのものである。
試薬層16は、キャピラリ13の内部において、作用極14Aおよび対極15Aを一連に覆うように設けられている。この試薬層16は、たとえば酸化還元酵素および電子伝達物質を含んでおり、血液などの試料に対して容易に溶解する固体状に形成されている。
酸化還元酵素は、試料における被分析成分の種類に応じて選択され、たとえばグルコースを分析する場合には、グルコースオキシダーゼ(GOD)やグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)を用いることができ、典型的にはPQQGDHが使用される。電子伝達物質としては、たとえばルテニウム錯体や鉄錯体を使用することができ、典型的には[Ru(NH3)6]Cl3やK3[Fe(CN)6]を使用することができる。
一対のスペーサ11は、基板10の上面からカバー12の下面までの距離、すなわちキャピラリ13の高さ寸法を規定するためのものであり、たとえば両面テープあるいはホットメルトフィルムにより構成されている。これらのスペーサ11は、基板10の幅方向に延びるとともに、基板10の長手方向に間隔を隔てて配置されている。すなわち、一対のスペーサ11は、キャピラリ13の幅寸法を規定するとともに、電極14,15におけるキャピラリ13に内部で露出する部分(作用極14Aおよび対極15A)の面積(試料との接触面積)を規定している。
カバー12は、スペーサ11などとともにキャピラリ13を規定するためのものである。このカバー12は、たとえばビニロンや高結晶化PVAなどの濡れ性が高い熱可塑性樹脂、あるいはPETなどのような基板10と同様な材料により形成されている。
キャピラリ13は、導入された血液などの試料を、毛細管現象を利用して基板10の幅方向に移動させ、導入された試料を保持するためのものである。すなわち、キャピラリ13においては、試料が導入された場合には、キャピラリ13の内部の気体を排出させつつ試料が移動する。このとき、キャピラリ13の内部においては、試薬層16が溶解させられ、酸化還元酵素、電子伝達物質、およびグルコースなどの分析対象成分を含む液相反応系が構築される。
次に、バイオセンサ1の製造方法について、図5ないし図10を参照しつつ説明する。
まず、図5に示したように、マザー基板2の表面に導体層20を形成する。導体層20は、たとえば金、プラチナ、パラジウム、ニッケルあるいはカーボンにより、厚みが0.001〜100μmに形成される。このような導体層20の形成は、たとえばスクリーン印刷、CVD、スパッタリングあるいは蒸着により行なわれる。
次いで、図6Aおよび図6Bに示したように、導体層20に対し、D2方向に延びる複数の分断用スリット21を形成する。これにより、導体層20は、互いに絶縁された複数の帯状電極20A,20Bとされる。このようなスリット21は、たとえばレーザ発振装置22を用いて、所定経路に沿ってレーザ光を走査させることにより幅寸法が10〜300μmとなるように形成される。レーザ発振装置22としては、導体層20への吸収が大きく、マザー基板2への吸収の小さい波長のレーザ光を発振可能なもの、たとえばCOレーザ発振装置あるいはYAGレーザ発振装置を使用することができる。
なお、導体層20を形成する工程とスリット21を形成する工程は、必ずしも別工程として行なう必要はなく、たとえば所定のマスクを用いることにより、導体層20を形成すると同時にスリット21を形成し、複数の帯状電極20A,20Bを一括して形成してもよい。
次いで、図6Bに示したように、作用極14Aの有効面積を規制するためのスリット23A,23Bを形成する。これらのスリット23A,23Bは、たとえばレーザ発振装置22を用いて、メインライン23Aa,23Baおよびサブライン23Ab,23Bbを有するものとして形成される。メインライン23Aa,23Baは、D1方向に延びており、その長さ寸法は、たとえば帯状電極20A,20Bの幅寸法の50〜98%とされる。メインライン23Aaとメインライン23Baの離間距離は、たとえば後述する一対のスペーサ24A,24Bの離間距離の30〜98%とされる。一方、サブライン23Ab,23Bbは、D2方向に延びており、スリット23Aは全体としてU字状に、スリット23Bは全体として矩形状に形成されている。もちろん、スリット23A,23Bの形状は、種々に変更可能であり、たとえばスリット23Aを矩形状に形成する一方でスリット23BをU字状に形成し、またスリット23A,23Bの双方をU字状に形成し、あるいはスリット23A,23Bの双方を矩形状に形成してもよい。
次いで、図7Aおよび図7Bに示したように複数の分断用スリット21と直交する方向D1に延びるように複数のスペーサ24A,24Bを貼り付ける。これらのスペーサ24A,24Bは、作用極14Aの有効面積を規制するスリット23A,23Bにおけるメインライン23Aa,23Baを露出させるようにして、これらのメインライン23Aa,23Baの離間距離よりも間隔を隔てて貼り付けられる。すなわち、スペーサ24A,24Bは、スペーサ24A,24Bの縁がスリット23A,23Bにおけるサブライン23Ab,23Bbを横切るように配置される。
スペーサ24A,24Bとしては、たとえば両面テープあるいはホットメルトフィルムを使用することができる。各スペーサ24A,24Bの幅寸法および厚み寸法のそれぞれは、たとえば1〜20mm、および20〜300μmとされ、スペーサ24A,24B間の距離は、たとえば100〜3000μmとされる。
図8Aに示したようにスペーサ24A,24Bの貼り付け位置が目的位置よりもD2方向にずれ、あるいは図8Bに示したようにスペーサ24A,24Bが斜めに貼り付けられた場合であっても、スペーサ24A,24Bの縁がスリット23A,23Bにおけるサブライン23Ab,23Bbを横切るように配置されている限りは、作用極14Aの有効面積のバラツキを抑制することができる。すなわち、作用極14の電子授受に寄与する電子授受面における細幅な部分においてスペーサ24A,24Bの縁が所定位置よりもずれていたとしても、電子授受面の面積(有効面積)の変動を小さくすることができる。そのため、バイオセンサ1の測定精度に影響を与える作用極14の面積の変動を小さくすることにより、測定精度を向上させることが可能となる。また、一対のスペーサ24A,24Bの位置が所定位置よりずれていたとしても、一対のスペーサ24A,24Bの離間距離が目的とするものであれば、スペーサ24Aの位置ずれによる有効面積の変動と、スペーサ24Bの位置ずれによる有効面積の変動とを相殺することが可能となる。このことによっても、電子授受面の面積(有効面積)の変動を小さくすることが可能となり、この点においてもバイオセンサ1の測定精度を向上させることが可能となる。
次いで、図9Aに示したようにスペーサ24A,24Bの間に、たとえば公知のディスペンサ25を用いて試薬含有剤を塗布する。試薬含有剤としては、酸化還元酵素および電子伝達物質を含む液状あるいはスラリー状のものが使用される。酸化還元酵素は、試料における被分析成分の種類に応じて選択され、たとえばバイオセンサ1としてグルコースを分析するのに適合するものを形成する場合には、グルコースオキシダーゼ(GOD)やグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)が用いられる。電子伝達物質としては、たとえばルテニウム錯体や鉄錯体が使用され、典型的には[Ru(NH3)6]Cl3やK3[Fe(CN)6]が使用される。
次いで、図9Aに示したように、スペーサ24A,24Bを橋渡すようにカバー26を貼り付け、センサ集合体3を得る。カバー26としては、たとえばビニロンや高結晶化PVAなどの濡れ性が高い熱可塑性樹脂、あるいはPETなどのようなマザー基板2と同様な材料により形成されたものを使用することができる。
最後に、センサ集合体3を所定の切断ラインに沿って切断することにより複数のバイオセンサ1が得られる。センサ集合体3の切断は、たとえばダイヤモンドカッタを用いて行なわれる。
以上に説明した製造方法では、作用極14Aの電子授受面の面積(有効面積)のバラツキが抑制されたバイオセンサ1を得ることができる。そのため、バイオセンサ1の作用極14Aの有効面積のバラツキに起因する測定結果のバラツキを抑制し、測定精度を向上させることが可能となる。
また、作用極14Aの有効面積は、電極14,15を覆う絶縁層の開口部によって規制されるものではないため、作用極14Aの電子授受面の面積の規制を行なうにあたって絶縁層を形成する必要はない。そのため、作用極14Aの電子授受面の面積の規制を、製造工程や設備の複雑化を招くことなく簡易かつコスト的に有利に行なうことができる。
さらに、導体層20に対する複数の分断用スリット21の形成を、レーザ発振装置22を用いて行なう場合に、作用極14Aの電子授受面の面積を規制するためのスリット23A,23Bもレーザ発振装置22を用いて行なうようにすれば、スリット23A,23Bを形成するために特別な装置を準備する必要がないため、この点からも簡易かつコスト的に有利に作用極14Aの電子授受面の面積を規制し、バイオセンサ1の測定精度を向上させることが可能となる。
本発明は、上述の実施の形態には限定されず、たとえば図11Aないし図11Cに示したように種々に設計変更可能である。
図11Aに示した例は、作用極14Aの有効面積を規制するためのスリット18,19においてサブラインの一方が省略され、スリット18,19のそれぞれがL字状およびU字状に形成されたものである。
図11Bに示した例は、作用極14Aの有効面積を規制するためのスリット18についてはサブラインが省略されてI字状とされ、スリット19についてはサブラインの一方が省略されてU字状に形成されたものである。
図11Cに示した例は、作用極14Aの有効面積を規制するためのスリット18,19においてサブラインの一方が省略されてそれぞれL字状およびU字状に形成されているとともに、対極15Aに対してもスリット18′,19′が形成されたものである。スリット18,19とスリット18′,19′とは分断用のスリット17に対して対称に配置されている。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図12ないし図14を参照しつつ説明する。
図12ないし図14に示したバイオセンサ4は、先に説明したバイオセンサ1(図1ないし図3参照)と同様に、基板40、スペーサ41およびカバー42を積層することにより形成されたものである。
基板40には、電極43,44が形成されている。電極43,44は、D1方向に延びる屈曲部43A,44Aと、D2方向に延びるリード部43B,44Bを有している。屈曲部43A,44Aは、D2方向に並んで配置されており、スペーサ41によって規定される作用極43Aaおよび対極44Aaを含むものである。屈曲部43Aにはさらに、スリット45,46が形成されている。これらのスリット45,46は、作用極43Aaにおける電子授受面の面積(有効面積)を規定するためのものであり、先に説明したバイオセンサ1におけるスリット18,19(図3および図4参照)と同様に、メインライン45A,46Aおよびサブライン45B,46Bを有している。
メインライン45A,46Aは、D2方向に延びており、その長さ寸法は、たとえば屈曲部43Aの幅寸法の50〜98%とされている。メインライン45Aとメインライン46Aの離間距離は、たとえば後述するスペーサ41におけるスリット幅の30〜98%とされている。一方、サブライン45B,46Bは、D1方向に延びており、スリット45はU字状に、スリット46は矩形状に形成されている。
スペーサ41は、基板40の上面からカバー42の下面までの距離、すなわちキャピラリ48の高さ寸法を規定するためのものであり、スリット47を有している。スリット47は、試料を導入するためのキャピラリ48の幅寸法を規定するとともに、電極43,44におけるキャピラリ48に内部で露出する部分(作用極43Aaおよび対極44Aa)の面積を規定している。スペーサ41は、スリット47におけるD2方向に延びる縁がスリット45,46におけるサブライン45B,46Bを横切るように配置される。
ここで、キャピラリ48は、導入された血液などの試料を、毛細管現象を利用して基板40の長手方向D2に移動させ、導入された試料を保持するためのものであり、その内部において、少なくとも作用極43Aaを覆うように試薬層48Aが形成されている。このようなスペーサ41は、たとえば両面テープあるいはホットメルトフィルムにより構成されている。
カバー42は、スペーサ41などとともにキャピラリ13を規定するためのものであり、貫通孔49を有している。このカバー42は、たとえばビニロンや高結晶化PVAなどの濡れ性が高い熱可塑性樹脂、あるいはPETなどのような基板40と同様な材料により形成されている。
バイオセンサ4では、作用極43Aaにおける有効面積がスリット45,46によって規定されているため、作用極43Aaの面積のバラツキが抑制されている。そのため、バイオセンサ4では、センサの感度のバラツキが抑制されており、精度良く濃度測定を行なうことが可能となる。
また、作用極43Aaの有効面積は、電極44,45を覆う絶縁層の開口部によって規制されるものではないため、作用極43Aaの面積の規制を行なうにあたって絶縁層を形成する必要はない。そのため、作用極43Aaの面積の規制を、製造工程や設備の複雑化を招くことなく簡易かつコスト的に有利に行なうことができる。
なお、バイオセンサ4においても、スリット45,46の形状については、先に説明したバイオセンサ1(図3および図4参照)と同様に、たとえば図11Aないし図11Cに示したような種々の変更が可能である。
本発明では、作用極の有効面積を規定するためのスリットは、必ずしも直線的ラインの組み合わせた形状とする必要は無く、たとえば曲線を含む形状であってもよい。また、スリット以外の要素により作用極の有効面積を規定してもよい。
本発明はまた、カバー12,42を省略したバイオセンサに対しても適用可能である。
本実施例では、作用極の有効面積を規制するためのスリットを設けた場合の効果について、作用極面積のバラツキとして評価した。
(バイオセンサの作製)
バイオセンサは、図1ないし図4に示したのと同様な形態を有する本案サンプル、および作用極の有効面積を規制するためのスリットを形成していない比較サンプルの2種類を作成した。バイオセンサにおける電極は、PET製の基板に導体層としてニッケルをスパッタリングした後、レーザ発振装置を用いて幅寸法が150μmの分断用スリットを設けることにより幅寸法が0.85mm、長さ寸法が30mmとなるように形成した。作用極の有効面積を規制するためのスリットは、分断用スリットを形成する場合と同様なレーザ発振装置を用いて幅寸法が150μmであるU字状および矩形状に形成した。分断用スリットにおけるメインラインは、長さが0.65mm、離間距離は0.65mmに設定した。サブラインと切断用スリットとの間の最短距離は、0.2mmに設定した。
一方、スペーサは、基板の長手方向における離間距離が1.4mmとなるように配置し、本案サンプルについては作用極の目標有効面積を0.7mmに設定、比較サンプルについては作用極の目標面積を1.2mmに設定した。
試薬層は、1センサあたりに、電子伝達物質として[Ru(NH)Cl]を20μg、酸化還元酵素としてグルコースオキシダーゼを1Unit含有するものとして作用極および対極を覆うように形成した。
(作用極の面積の測定)
作用極の面積の測定は、試薬層およびカバーを設ける前のバイオセンサについて、撮像装置を用いて作用極を撮像するとともに、そのときに得られる画像を、公知の計測ソフトを用いて処理することにより測定した。作用極面積の測定結果については、下記表1に示した。
Figure 2009057791
表1から分るように、本案サンプルは、比較サンプルに比べて、S.D.およびC.V.ともに小さく、作用極の面積のバラツキのバラツキが小さいものであった。したがって、作用極の有効面積を規制するスリットを設けた本案サンプルは、作用極を目的とする面積に精度良く形成できる。
本実施例では、作用極の有効面積を規制するためのスリットを設けた場合の効果について、作用極面積およびセンサ感度のバラツキとして評価した。
バイオセンサについては、実施例1と同様にして本案センサおよび比較センサを作製した。
バイオセンサの感度は、グルコース濃度が120mg/dLの試料をバイオセンサに供給することにより測定される応答電流値に基づいて評価した。応答電流値としては、バイオセンサに試料が供給されたことが確認されてから5秒後の値を採用した。応答電流値の測定結果については、作用極の面積の測定結果とともに下記表2、図15Aおよび図15Bに示した。
Figure 2009057791
表2、図15Aおよび図15Bから分るように、本案サンプルは、比較サンプルに比べて、S.D.およびC.V.ともに小さく、作用極の面積のバラツキおよび応答電流値(感度)のバラツキが小さいものであった。したがって、作用極の有効面積を規制するスリットを設けた本案サンプルは、作用極を目的とする面積に精度良く形成できるばかりでなく、センサの出力(応答電流値)のバラツキが抑制されて測定精度を向上させることが可能となる。

Claims (13)

  1. 基板と、
    上記基板に形成され、かつ作用極を含む第1の電極と、
    上記基板に形成され、かつ対極を含む第2の電極と、
    上記作用極における試料との接触面積を規制するための第1の規制要素と、
    を備えた分析用具であって、
    上記作用極および上記対極のうちの少なくとも一方における電子授受を行う有効面積を規制するための第2の規制要素を有している、分析用具。
  2. 上記第2の規制要素は、上記作用極における電子授受を行う有効面積を規制するために上記第1の電極に設けられている、請求項1に記載の分析用具。
  3. 上記第2の規制要素は、少なくとも1つのスリットである、請求項1に記載の分析用具。
  4. 上記スリットは、上記作用極および上記対極の並ぶ第1の方向に延びるメインラインと、上記第1の方向に交差する方向である第2の方向に延びるサブラインと、を有している、請求項3に記載の分析用具。
  5. 上記第1の規制要素は、上記接触面積を規制するための縁が上記サブラインを横切るように配置されている、請求項4に記載の分析用具。
  6. マザー基板上に複数の電極を形成する第1工程と、
    作用極および対極のうちの少なくとも一方における電子授受を行う有効面積を規定する要素を形成する第2工程と、
    上記作用極における試料と接触させる接触面積を規定する第3工程と、
    を含んでいる、分析用具の製造方法。
  7. 上記第2工程は、上記作用極における電子授受を行う有効面積を規定するための要素を形成することにより行なわれる、請求項6に記載の分析用具の製造方法。
  8. 上記第2工程は、上記作用極を含む電極に、スリットを形成することにより行なわれる、請求項6に記載の分析用具の製造方法。
  9. 上記第2工程は、上記電極にレーザ光を照射することにより行なわれる、請求項8に記載の分析用具の製造方法。
  10. 上記スリットは、上記作用極および対極が並ぶ第1の方向に延びるメインラインと、上記第1の方向に交差する方向である第2の方向に延びるサブラインと、を有するものとして形成される、請求項8に記載の分析用具の製造方法。
  11. 上記第3工程は、上記マザー基板上に規制要素を配置することにより行なわれる、請求項8に記載の分析用具の製造方法。
  12. 上記規制要素は、上記接触面積を規制するための縁が上記サブラインを横切るように配置される、請求項11に記載の分析用具の製造方法。
  13. 上記第1工程は、上記マザー基板に導体層を形成した後に、上記導体層にレーザ光を照射することにより行なわれる、請求項9に記載の分析用具の製造方法。
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