JPWO2008143084A1 - ファイバレーザ - Google Patents

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Abstract

種光を発生するレーザ発振器であるMOと、該MOの後段に接続されMOから発せられたレーザ光を増幅して出力する光増幅器であるPAとからなるMOPA方式のファイバレーザにおいて、MOとPAの間に反射デバイスが設けられたことを特徴としたファイバレーザ。本発明に拠れば、MOPA方式のファイバレーザにおいて、MOや励起光源に向かって出射される自己発振や反射によって発生するパルスの尖塔値を低くでき、励起光源やMOにダメージを与え難いファイバレーザを提供することが可能である。

Description

この発明はパルスを発振するファイバレーザに関する。
本願は、2007年5月18日に日本国に出願された特願2007−132755号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、ファイバレーザの出力は、高出力化が続いており、kWを超える高出力のものが開発されている。そのような高出力ファイバレーザは、産業上は加工機や医療機器、測定器など様々な分野で利用されるようになってきており、いる。特に材料加工の分野においてファイバレーザは他のレーザに比べて集光性に優れ、集光点におけるパワー密度を非常に高くすることができるため精密加工が可能なこと、また、非接触加工であり、かつレーザ光の吸収可能な硬い物質への加工も可能であることなどから急速に用途が拡大している。
図1にMOPA(Master Oscillator−Power Amplifier)方式と呼ばれる代表的な高出力ファイバレーザの概略図を示す。このMOPA方式では、MOの後段にPAが接続された構成となっており、MOから出力された微弱なパルス光をPAで増幅することで高出力のレーザ光が得られる。PA1段では十分な出力が得られない場合には所望の出力が得られるように多段にPAが接続される。
MOには半導体レーザなどCW発振するレーザ光源の出力を音響光学素子などの変調機で強度変調することパルス光とする方式や、例えば特許文献1に提案されているようなファイバリングレーザを用いる方式がある。図2に代表的な光ファイバリングレーザの構成図を示す。
図2に示す従来のファイバリングレーザ310は、励起光源311と、励起光とレーザ光を合波するWDMカプラ312と、利得媒質である希土類添加光ファイバ313と、アイソレータ314と、光スイッチ素子317と、出力カプラ315とからなる。励起光源311から出射された励起光は、WDMカプラ312を介して希土類添加光ファイバ313へと入射される。希土類添加光ファイバ313に入射した励起光は、希土類添加光ファイバ313のコアに添加された希土類イオンに吸収され、希土類イオンは励起状態になる。励起状態となった希土類イオンは、特定の波長の自然放出光を放出し、この自然放出光は増幅されながら希土類添加光ファイバ内を伝播しASE(Amplified Spontaneous Emission)として出力される。一方でWDMカプラ312、希土類添加光ファイバ313、アイソレータ314、出力カプラ315及び光スイッチ素子317は、リング状に接続されており、ASEはこれらの部分を通過して周回し、再び希土類添加光ファイバ313で増幅され、やがてはレーザ発振し、その一部が出力カプラ315を介してレーザ光として出力される。また光スイッチ素子317は、常に低損失な状態にしておけばCW発振し、レーザ出力は連続光として出力される。或いは、この光スイッチ素子317を低損失な状態と高損失な状態を周期的に繰り返すように動作させればパルス発振し、パルス状のレーザ出力が得られる。
一方、一般にPAとしては、図3に示すような構成のアンプが用いられる。図3はMOPA方式のファイバレーザの構成を例示したものであり、図3中の100が上述のMOで、200がPAに相当し、MO100から出力されたレーザ光が段間アイソレータ316を介してPA200で増幅されて出力される。
このPA200は、多数の励起光源201と、光結合器203と、希土類添加ダブルクラッドファイバ105と、アイソレータ206とから構成されており、励起光源201、光結合器203、希土類添加ダブルクラッドファイバ105及びアイソレータ206は、ファイバレーザ100に使用したものと同じものが使用できる。光結合器203は、例えば特許文献2に開示されているような光結合器が用いられ、マルチモードファイバからなる複数の励起ポート102と一つのシングルモードファイバからなる信号ポート202を有し、これらを溶融延伸して一体化することにより形成された1つの出射ポート104を有している。MO100から出射されたレーザ光は、信号ポート202から入射され、光結合器203を介して希土類添加ダブルクラッドファイバ105のコアへと入射される。
一方で励起ポート102には励起光源201が接続されており、励起光が光結合器203を介して希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドへと入射される。希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドへと入射された励起光はコアに添加された希土類イオンに吸収されて反転分布が形成され、誘導放出が生じることでコア内を伝播するレーザ光が増幅されて、アイソレータ206を介して出力される。
図3のようなMOPA方式の場合、MOからの信号光が入射されないままPAの希土類添加ダブルクラッドファイバが励起され、ある反転分布率まで到達すると、自己発振や寄生発振と呼ばれる現象が生じ、非常に尖塔値の高いパルスが発生する。自己発振、すなわち、寄生発振が生じる反転分布率は、希土類添加ダブルクラッドファイバの入射側、出射側の反射率によって決定され、場合によっては、希土類添加光ファイバから光結合器に向かって自己発振によるパルスが出射される。このパルスは、やがては励起光源やMOに到達し、これらにダメージを与えるという問題があった。また、PAに自己発振しないような周期でMOからパルスが入射され、正常にファイバレーザが動作している状態であっても、パルスが入力される間に、PA出力の外部からの反射光が発振を誘発する場合がある。通常、PAの励起光源はパルス間も励起光を出射しており、希土類添加ダブルクラッドファイバは励起された状態であるので、ASE光が、希土類添加ダブルクラッドファイバの両端から照射されており、被加工物の表面状態によっては反射光が再びファイバレーザに入射することがある。すると、この反射光が種となって発振が生じ、尖塔値が非常に高い自己発振によるパルスが希土類添加光ファイバから光結合器に向かって出射され、励起光源やMOに到達し、これらにダメージを与えるという問題があった。
前記の問題を解決すべく、いくつかの解決法が提案されている。
第1の解決方法として、特許文献3に開示されているような方法が挙げられる。これによると、希土類添加光ファイバの両端にアイソレータを挿入することで反射率を低く抑えることで自己発振を抑制している。さらに、励起光源の出射側に短波長通過フィルタを設けることで希土類添加ダブルクラッドファイバから出射されるASEがポンプレーザによって反射されて再び希土類添加ダブルクラッドファイバに入射することを抑制している。すなわち、希土類添加ファイバの入射側および出射側の反射率を極力低く抑えることで自己発振を抑制したものである。
第2の解決方法として、特許文献4に開示されているような方法が挙げられる。これによると、光ファイバ増幅器を2段に分割しアイソレータが段間に設けられている。前段は利得を低く抑えることで自己発振を抑制している。後段は利得が高いものの前段からのASE光が常に入射されているため、ASE光の増幅は生じるものの自己発振には至らないようにしたものである。
第3の解決方法として、特許文献5に開示されているような方法が挙げられる。ここに開示されているのは、希土類添加ダブルクラッドファイバの両端にファイバブラッググレーティング(FBG)を設けることで共振器を構成し、片側のFBGにはさらにマルチモードファイバが接続されており、このマルチモードファイバを介して励起光源からの励起光が希土類添加ファイバに入射するように構成したファイバレーザである。これによれば、マルチモードファイバのコア径は、希土類添加ダブルクラッドファイバのコア径に比べて大きいために、FBGで反射されずにマルチモードファイバに入射した不要な波長のASEが反射によって、希土類添加光ファイバのコアに再結合する割合が低くなり、自己発振が抑制できるものでもある。また、万が一自己発振しても、発生したパルスは一旦マルチモードファイバに入射されるため、レンズを介して励起光源上に集光されてもスポット径が大きくなるためダメージを与えにくい。
特許第2977053号公報 米国特許第5864644号明細書 特開平5−136498号公報 特許第2653936号公報 特開平10−56227号公報
しかしながら、前述した従来技術における第1〜第3の解決方法には、以下のような問題があった。
第1の解決方法については、反射率の抑制は現実的には0.001%程度までが限界である。数十W以上を出力するような比較的高出力のファイバレーザにおいては、いくら反射を抑制しても、このわずかな反射が原因で自己発振を発生してしまう問題があった。また、レーザ出射後の外部からの反射に関してはアイソレータで反射光の強度は減衰するが、完全にカットすることはできず、わずかに残った反射光を種光として発振を誘発してしまう問題があった。
第2の解決方法についても、外部からの反射光に対しては、出射側に高利得のアンプが設けられているために、反射光がまず高利得のアンプに入射してしまい、発振を誘発してしまう問題があった。高利得のアンプを使用せず、低利得のアンプを多段に使用することも考えられるが、この場合には、高出力になるほどアンプの段数が多くなり、構成が複雑となり効率も悪くなってしまう。
第3の解決法については、高出力を得るために高強度励起した場合には、グレーティングの反射波長にかかわらず、不要波長で発振する可能性があるうえに、励起光源上の集光スポット径が大きくても、パルスの尖塔値が大きくなれば、いずれダメージを受けてしまうことに問題があった。さらに外部からの反射光に対しては、FBGの反射波長と同じ波長の光はFBGで反射されるが、それ以外の波長の光はFBGを通過して希土類添加ダブルクラッドファイバに入射するため、発振を誘発してしまう問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、MOPA方式のファイバレーザにおいて、MOや励起光源に向かって出射される自己発振や反射によって発生するパルスの尖塔値を低くでき、励起光源やMOにダメージを与え難いファイバレーザの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、種光を発生するレーザ発振器であるMOと、該MOの後段に接続されMOから発せられたレーザ光を増幅して出力する光増幅器であるPAとからなるMOPA方式のファイバレーザにおいて、MOとPAの間に反射デバイスが設けられたことを特徴としたファイバレーザを提供する。
また本発明は、種光を発生するレーザ発振器であるMOと、該MOの後段に接続されMOから発せられたレーザ光を増幅して出力する光増幅器であるPAとからなるMOPA方式のファイバレーザにおいて、前記PAは、励起光源からの励起光を入射する励起ポートと、MOからのレーザ光が入射される信号ポートと、励起ポートから入射された励起光と信号ポートから入射された信号光があわせて出射される出射ポートとを有する光結合器と、励起ポートに接続された励起光源と、出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとからなり、光結合器の出射端に反射デバイスが設けられたファイバレーザを提供する。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスの反射波長が、PAに使用されている希土類添加光ファイバの利得波長帯域内にあることが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、反射デバイスの反射波長とMOの発振波長が異なることが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記MOの発振波長におけるPAの希土類添加光ファイバの利得よりも、反射デバイスの発振波長におけるPAの希土類添加光ファイバの利得のほうが大きいことが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスが誘電体多層膜ミラーであることが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスがファイバブラッググレーティングであることが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスの反射率は、PAの希土類添加光ファイバ出射端からみた出射側の反射率よりも大きいことが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスが誘電体多層膜ミラーであることが好ましい。
本発明のファイバレーザにおいて、前記反射デバイスがファイバブラッググレーティングであることが好ましい。
本発明のファイバレーザは、わずかな反射率の反射デバイスを設けるだけで、自己発振や反射によるMOや励起光源に向かって出射されるパルスの尖塔値を2桁以上低く抑えることができる。
また、発振波長と異なる波長の反射デバイスを用いることで、信号光に損失を与えることが無く、効率低下を無くすことができる。
また、MOや励起光源に向かって出射されるパルスの尖塔値を低くできるので、励起光源やMOにダメージを与えることが無く、信頼性の高いレーザを提供できる。つまり、ファイバレーザの信頼性を向上させることができる。
また、ファイバレーザの出力によっては、非常に高価な部品であるPAアイソレータが無くても自己発振しなくなるので、低コストにファイバレーザを作製できる。
MOPA方式のファイバレーザの基本構成を例示する構成図である。 MOに用いられるファイバリングレーザの一例を示す構成図である。 従来のMOPA方式のファイバレーザの一例を示す構成図である。 本発明のファイバレーザの第1実施形態を示す構成図である。 実施例の結果のうち、比較例における自己発振時の出力波長スペクトルを示すグラフである。 実施例の自己発振時の出力波長スペクトルを示すグラフである。 実施例においてPAからMOに向かって出射される光の波長スペクトルを示すグラフである。 本発明のファイバレーザの第2実施形態を示す構成図である。
符号の説明
100…MO
102…励起ポート
104…出射ポート
105…希土類添加ダブルクラッドファイバ(希土類添加光ファイバ)
201…励起光源
202…信号ポート
203…光結合器
206…アイソレータ(PAアイソレータ)
316…段間アイソレータ
401…反射デバイス
以下、図面を参照して本発明のファイバレーザの実施形態を説明する。
図4は本発明のファイバレーザの第1実施形態を示す構成図である。本実施形態のファイバレーザは、図3に示すファイバレーザと同じく、MO100とPA200とを連結したMOPA方式のファイバレーザである。MO100としては、例えば、図2に示すファイバリングレーザ310を用いることができる。このMO100の出力側が段間アイソレータ316とその後段に設けられた反射デバイス401とを介して、PA200に接続され、MO100から出力されたレーザ光が段間アイソレータ316及び反射デバイス401を介してPA200で増幅されて出力される構成になっている。
このPA200は、多数の励起光源201と、光結合器203と、希土類添加ダブルクラッドファイバ105と、アイソレータ206とから構成されている。励起光源201、光結合器203、希土類添加ダブルクラッドファイバ105及びアイソレータ206は、ファイバレーザ100に使用したものと同じものが使用できる。光結合器203は、例えば特許文献2に開示されているような光結合器が用いられ、マルチモード光ファイバからなる複数の励起ポート102と一つのシングルモードファイバからなる信号ポート202を有し、これらを溶融延伸して一体化することにより形成された1つの出射ポート104を有している。MO100から出射されたレーザ光は、信号ポート202から入射され、光結合器203を介して希土類添加ダブルクラッドファイバ105のコアへと入射される。一方、励起ポート102には励起光源201が接続されており、励起光が光結合器203を介して希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドへと入射される。希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドへと入射された励起光は、コアに添加された希土類イオンに吸収されて反転分布が形成され、誘導放出が生じることで、コア内を伝播するレーザ光が増幅されて、アイソレータ206を介して出力される。
前述した通り、図3に示す従来のMOPA方式のファイバレーザにおいて、MO100からの信号光が入射されないまま、PA200の希土類添加ダブルクラッドファイバ105が励起され、ある反転分布率まで到達すると、自己発振(寄生発振)が生じ、非常に尖塔値の高いパルスが発生することがあった。このパルスが励起光源201やMO100に到達し、これらにダメージを与える可能性があった。また、PA200に自己発振しないような周期でMO100からパルスが入射され、正常にファイバレーザが動作している状態であっても、被加工物の表面からの反射光が再びファイバレーザに入射することがあった。この反射光が種となって発振が生じ、尖塔値が非常に高いパルスが希土類添加ダブルクラッドファイバ105から光結合器203に向かって出射され、励起光源201やMO100に到達し、これらにダメージを与える可能性があった。
前記問題を解決するために、本実施形態のファイバレーザでは、MO100とPA200の間に反射デバイス401を設けた。この反射デバイス401は、希土類添加ダブルクラッドファイバ105の蛍光波長のうち一部の波長のみを反射するように作製されている。このようにすることで、万一、MO100からの信号が入射されずにPA200の希土類添加ダブルクラッドファイバ105が励起されたとしても、ある反転分布率まで到達すると(ある時間経過すると)、反射デバイス401の反射波長で強制的に発振させることができる。
発振が生じる反転分布率(発振が始まるまでの時間)は、反射デバイスの反射率によって変化し、反射率が高いほど低い反転分布率で発振する(早く発振する)。早く発振させれば、発振によって発生したパルスの尖塔値を低く抑えることができる。また、PA200の出射端からみた出射側の反射率が、反射デバイス401の反射率よりも低ければ、発振により発生したパルスは、ほとんどがPA200から出射側へと放出され、MO100側へはほんのわずかしか放出されない。したがって、励起光源やMO100にダメージを与えることもない。
この反射デバイス401としては、誘電体多層膜ミラーやファイバブラッググレーティング(以下、FBGと記す。)であることが好ましい。この反射デバイス401の反射率は、PA200の希土類添加ダブルクラッドファイバ105出射端からみた出射側の反射率よりも大きいことが好ましく、具体的には0.001%以上であることが好ましい。
本実施形態のファイバレーザは、わずかな反射率の反射デバイス401を設けるだけで、自己発振や反射によるMO100や励起光源201に向かって出射されるパルスの尖塔値を2桁以上低く抑えることができる。
また、発振波長と異なる波長の反射デバイス401を用いることで、信号光に損失を与えることが無く、効率低下を無くすことができる。
また、MO100や励起光源201に向かって出射されるパルスの尖塔値を低くできるので、励起光源201やMO100にダメージを与えることが無く、信頼性の高いファイバレーザを提供できる。
また、ファイバレーザの出力によっては、非常に高価な部品であるPAアイソレータ206が無くても自己発振しなくなるので、低コストにファイバレーザを作製できる。
図8は、本発明のファイバレーザの第2実施形態を示す構成図である。本実施形態のファイバレーザは、図4に示す第1実施形態のファイバレーザと同様の構成要素を備えて構成され、同一の構成要素には同一符号を付している。
本実施形態のファイバレーザは、第1実施形態においてはMO100とPA200との間に設けていた反射デバイス401を、PA200内の光結合器203と希土類添加ダブルクラッドファイバ105との間(すなわち光結合器203の出射端)を設けていることを特徴としている。
本実施形態のファイバレーザについても、図4の第1実施形態のファイバレーザと同じく、自己発振や反射によるMO100や励起光源201に向かって出射されるパルスの尖塔値を低く抑えることができ、励起光源201やMO100にダメージを与えることが無く、信頼性の高いファイバレーザを提供できるなど、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下、実施例によって本発明の効果を実証する。
図3に示す従来のMOPA方式のファイバレーザ(以下、比較例と記す)と、本発明に係る実施例として図4に示すファイバレーザとを試作した。
比較例、実施例とも、MO100には、発振波長1064nmのファイバリングレーザを用いている。
希土類添加ダブルクラッドファイバ105は、Yb添加ダブルクラッドファイバを使用し、そのコア径は20μm、第1クラッド径は400μm、コア吸収率は1200dB/m@976nmである。
光結合器203は、励起光が希土類添加ダブルクラッドファイバ105との接続損失が小さくなるように、コア径20μm、クラッド径390μmの出射ポートを有するものを使用し、入射ポートは励起光源に接続され、コア径105μm、NA0.15のマルチモードファイバからなる6本の励起ポート102とコア径6μm、NA0.14のシングルモードファイバからなる1つの信号ポート202を有するものを用いた。
励起光源201には発振波長915nm、最大出力5Wの半導体レーザを6台用いた。
実施例のファイバレーザには、反射デバイス401としてFBGを設けた(比較例のファイバレーザには設けていない)。FBGの反射波長は、希土類添加ダブルクラッドファイバ105の蛍光波長域であればどこでもよいが、できるだけ利得の高い波長にした方が早く発振させることができるので好ましい。また、反射デバイスとしては誘電体多層膜で構成されるフィルタなども採用できるが、高出力時には焼損してしまう恐れがあるので、FBGの方が好ましい。本実施例では反射波長1040nmとした。また、MO100の発振波長と同じ波長に設定する場合には、MO100からPA200へと入射されるレーザ光を反射してしまうので、FBGの反射率が高くなるとMO100を損傷する可能性がある。この場合には段間アイソレータ316のアイソレーションを高くするなどの対策を施すことが好ましい。
このファイバレーザを用い、MO100からの信号が入力されないまま、PA200の励起光源201を駆動して希土類添加ダブルクラッドファイバ105が30Wの励起パワーで励起されている状態にし、自己発振の様子を観測した。比較例のファイバレーザおよび実施例のファイバレーザのPA出射端における自己発振時の出力波長スペクトルをそれぞれ図5,図6に示す。このときのFBGの反射率は0.1%である。図5に示しように、比較例のファイバレーザでは1030nmから1075nm程度の比較的利得の高い波長域でランダムに発振している。一方、実施例では、図6に示すように、FBGを入れたことで発振波長が1040nm付近に限定されていることが分かる。FBGを入れた際の自己発振を生じる波長域は、FBGの反射波長帯域によって決定されるので、帯域の狭いFBGを使用すればさらに発振波長を限定することも可能である。
さらに、FBGを設けた状態で、PA200からMO100に向かって出射される光の波長スペクトルをFBGとアイソレータの接続部で観測したところ、図7のようなスペクトルとなった。図7から、自己発振によるパルスの成分(1040nm)は、他の波長のASE光と同程度の強度であることが分かる。すなわち、FBGを設けたことで、自己発振によって発生するパルスは、そのほとんどが希土類添加ダブルクラッドファイバ105の出射端に向かって出射されていることを表している。また、自己発振時のパルスの尖塔値は、比較例のファイバレーザの場合はレーザ出射端で9W,段間アイソレータ出射端で5W,励起ポートで1Wであったが、実施例のファイバレーザでは、レーザ出射端で17W,段間アイソレータ出射端で0.02W,励起ポートで0.007Wとなり、PA200からMO100へ向かって出射されるパルスのピーク値を、およそ2桁減少させることができた。
なお、本実施例ではFBGの反射率が0.1%であったが、この反射率を高くすれば、PA200からMO100へ向かって出射されるパルスのピーク値をさらに減少させることができる。
さらに、比較例のファイバレーザにおいて、PA200からレーザが出射された先に金属板を設置し、金属板による反射光が再度PA200の出射端に入射するようにしたところ、段間アイソレータ出射端でのピークパワーは6Wとなった。しかしながら、実施例のファイバレーザについて同様に反射光を入射するようにしたところ、段間アイソレータ出射端でのピークパワーは0.3Wとなり、反射光が再入射してもPAからMOへ向かって出射されるパルスは微弱であった。
この場合、出射端に反射光がどの程度の反射率で再入射するかは実使用環境によって異なるが、FBGの反射率の方が大きくなるように設定すればよい。FBGの反射率のほうを大きくとることで自己発振をコントロールすることができる。図4の構成で考えると、出射側の反射率はPAアイソレータの反射率以下にはならない。一般的に低反射処理されたアイソレータでも0.001%である。したがって、FBGの反射率は0.001%以上であることが好ましい。また、パルス出力のレーザの場合には、反射率を高く設定しすぎると、所望の繰返し周期よりも短い時間で自己発振してしまい、効率よくパルスの発生ができなくなるで、反射率は必要以上に高くしてはならない。実使用時はファイバレーザ出射端の先にレンズを設置してコリメートして使用することが多く、このような場合には外部からの反射によってPAに再入射した場合の反射率は、大きくても10%程度である。したがってグレーティングの反射率は、0.001%から10%程度間での範囲とすることが望ましい。
ところで、FBGの希土類添加ダブルクラッドファイバの反射波長での利得は、MO発振波長での利得と同程度かむしろ大きい方が好ましい。これは利得が大きい方が発振させやすいためである。
本実施例では、MO発振波長とFBGの反射波長は異なる波長であったが、同じ波長でも同様の効果を得ることはできる。ただし、MO100からのレーザ光に損失を与えることになるので、異なる波長にする方が好ましい。また反射率を極端に高くしてしまうと、反射されたレーザ光が再びMO100に入射することで、MO100内の部品を損傷してしまう可能性がある。反射率はこのような事態にならないよう適宜選択すべきであり、望ましくは10%以下がよい。
図8に本発明に係る第2の実施例を示す。基本的には前述した第1の実施例と同じ構成であるが、光結合器203の出射ポート104に反射デバイス401が接続され、その後段に希土類添加ダブルクラッドファイバ105が接続されている点が図4と異なる。すなわち反射デバイス401を設けた位置が第1の実施例と異なる。
第1の実施例では、反射デバイス401は光結合器の入射端にあった。したがって、発振時の共振器内に光結合器が含まれているため、希土類添加ダブルクラッドファイバ105から出射される発振光が光結合器203を介して励起光源へと達するため、比較的高いピークパワーのパルスが励起光源201へと入射する可能性があった。そこで第2の実施例では、図8に示す位置に反射デバイス401を配置し、それによって、励起光源201へと入射するパルスのパワーをさらに低減することが可能である。第1の実施例と同様の励起条件でファイバレーザを駆動したところ、励起光源201に入射するパルスのピークパワーは0.2mWとなり、第1の実施例に比べてさらに1桁小さくすることができた。
本発明に拠れば、わずかな反射率の反射デバイスを設けるだけで、自己発振や反射によるMOや励起光源に向かって出射されるパルスの尖塔値を2桁以上低く抑えることができる。
また、発振波長と異なる波長の反射デバイスを用いることで、信号光に損失を与えることが無く、効率低下を無くすことができる。
また、MOや励起光源に向かって出射されるパルスの尖塔値を低くできるので、励起光源やMOにダメージを与えることが無く、信頼性の高いレーザを提供できる。つまり、ファイバレーザの信頼性を向上させることができる。
また、ファイバレーザの出力によっては、非常に高価な部品であるPAアイソレータが無くても自己発振しなくなるので、低コストにファイバレーザを作製できる。

Claims (11)

  1. 種光を発生するレーザ発振器であるMOと、該MOの後段に接続されMOから発せられたレーザ光を増幅して出力する光増幅器であるPAとからなるMOPA方式のファイバレーザにおいて、
    MOとPAの間に反射デバイスが設けられたことを特徴としたファイバレーザ。
  2. 種光を発生するレーザ発振器であるMOと、該MOの後段に接続されMOから発せられたレーザ光を増幅して出力する光増幅器であるPAとからなるMOPA方式のファイバレーザにおいて、
    前記PAは、励起光源からの励起光を入射する励起ポートと、MOからのレーザ光が入射される信号ポートと、励起ポートから入射された励起光と信号ポートから入射された信号光があわせて出射される出射ポートとを有する光結合器と、励起ポートに接続された励起光源と、出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとからなり、光結合器の出射端に反射デバイスが設けられたファイバレーザ。
  3. 前記反射デバイスの反射波長が、PAに使用されている希土類添加光ファイバの利得波長帯域内にある請求項1又は2に記載のファイバレーザ。
  4. 反射デバイスの反射波長とMOの発振波長とが異なる請求項3に記載のファイバレーザ。
  5. 前記MOの発振波長におけるPAの希土類添加光ファイバの利得よりも、反射デバイスの発振波長におけるPAの希土類添加光ファイバの利得のほうが大きい請求項4に記載のファイバレーザ。
  6. 前記反射デバイスが誘電体多層膜ミラーである請求項5に記載のファイバレーザ。
  7. 前記反射デバイスがファイバブラッググレーティングである請求項5に記載のファイバレーザ。
  8. 前記反射デバイスの反射率は、PAの希土類添加光ファイバ出射端からみた出射側の反射率よりも大きい請求項3に記載のファイバレーザ。
  9. 前記反射デバイスの反射率が0.001%以上である請求項8に記載のファイバレーザ。
  10. 前記反射デバイスが誘電体多層膜ミラーである請求項9に記載のファイバレーザ。
  11. 前記反射デバイスがファイバブラッググレーティングである請求項9に記載のファイバレーザ。
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