JPWO2008114351A1 - 基地局、無線制御装置、無線装置およびデータ転送方法 - Google Patents

基地局、無線制御装置、無線装置およびデータ転送方法 Download PDF

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Abstract

データを複数のCPRIリンクに分散して転送し、データの転送効率を高める。内部でのデータ転送をCPRIに基づいて行う基地局(1)の分割手段(2)は、転送するデータを分割する。転送手段(3)は、分割された分割データを、複数のCPRIリンク(4a〜4n)を用いて転送する。受信手段(5)は、複数のCPRIリンク(4a〜4n)より転送される分割データを受信する。復元手段(6)は、受信手段(5)によって受信された分割データを、元のデータに復元する。

Description

本発明は基地局、無線制御装置および無線装置に関し、特に内部でのデータ転送をCPRIに基づいて行う基地局、その基地局内の無線制御装置、およびその基地局内の無線装置に関する。
携帯電話などの無線通信システムにおける基地局は、無線信号を処理するRE(Radio Equipment)と、REを制御するREC(Radio Equipment Control)とに分離することができる。このREC−RE間を結ぶインターフェースとして、CPRI(Common Public Radio Interface)がある(例えば、非特許文献1参照)。
CPRIは、基地局内をREとRECとに分離し、そのインターフェースをオープンにすることにより、基地局内の各部のマルチベンダ化を図ることができる。CPRIは、その適用範囲として、ハードウェアによるレイヤであるレイヤL1とレイヤL2を規定している。
図10は、基地局のCPRIを説明する図である。図には、基地局101と、例えば、携帯電話である無線端末111とが示してある。
基地局101は、図に示すようにRE102とREC103とに分離することができる。RE102とREC103は、CPRIによって結ばれている。RE102とREC103とをオープンなCPRIで結ぶことにより、基地局101内部のマルチベンダ化を図ることができる。
図11は、CPRIのプロトコル構成の概略を示した図である。CPRIでは、図に示すようなプロトコル構成に基づいて、REC−RE間のデータのやり取りを行う。例えば、図に示すIQ Dataは、デジタルベースバンド信号のユーザデータである。SYNC(Synchronization)は、フレーム同期、時間同期用のパラメータである。L1 Inband Protocolは、物理レイヤ上で使用されるリンク関連のプロトコルであり、システムスタートアップ時など、レイヤL1に関連した処理を行うプロトコルである。Control & Management Planeは、REC−RE間の制御管理情報を転送するのに用いられるプロトコルである。Vendor Specificは、Vendor Specific Informationを転送するのに用いられるプロトコルであり、ユーザが自由に使用することができる領域である。
図12は、CPRIのフレーム構成例を示した図のその1である。CPRIのフレームは、図に示すように、Basic Frame、Hyper Frame、UMTS(Universal Mobile Telecommunications Systems) radio Frameの階層構造を持つ。256個のBasic Frameの集合体がHyper Frameとなり、150個のHyper Frameの集合体がUMTS radio Frameとなる。Hyper Frameは、インデックスとしてZ0〜Z149が付与され、Basic Frameは、インデックスとしてX0〜X255が付与される。
CPRIのフレーム構成の基本となるBasic Frameは、1Tc=1/3.84MHz=260.416667nSと定義される。Basic Frameは、図に示すように、8bit×16Wordのデータを1単位とし、Y0〜Y3までの値で管理される。なお、図では、Y0の例が示してある(Y1〜Y3については以下で説明する)。
Basic Frameの先頭の1バイトは、コントロールワードとして定義される。コントロールワードには、Hyper Frameのインデックス値であるZ0〜Z149と、Basic Frameのインデックス値であるX0〜1155と、Basic Frameの行番号であるY0〜Y3とが格納される。
Basic Frameは、コントロールワード内に設定されるZ.X.Y(Z,X,Y:正の整数)によって、UMTS radio Frame内のどこに配置されているか示すことができる。すなわち、Z.X.Yは、Basic Frameのアドレスと言える。以下では、Z.X.Yをコントロールワードアドレスと呼ぶこともある。
図13は、コントロールワードアドレスを説明する図である。図に示すように、Hyper Frame内(Basic Frame内)のコントロールワードには、Basic Frameの位置を指し示すコントロールワードアドレスが格納される。
例えば、あるBasic Frameのコントロールワードに、Z.1.0(Zは任意の数とする)が格納されているとする。この場合、Z.1.0のコントロールワードアドレスを有するBasic Frameは、UMTS radio Frame内のインデックスZのHyper Frameに配置され、インデックスXが1、行番号Yが0のBasic Frameに配置されていると認識することができる。
図14は、CPRIのフレーム構成例を示した図のその2である。図のCPRIのフレームでは、図12のCPRIのフレームに対し、Basic Frameの行番号がY0,Y1の2行となっている。よって、図に示すCPRIのフレーム構成例の場合、コントロールワードアドレスのYの値は、0,1の2値をとりうる。
図15は、CPRIのフレーム構成例を示した図のその3である。図のCPRIのフレームでは、図12のCPRIのフレームに対し、Basic Frameの行番号がY0〜Y3の4行となっている。よって、図に示すCPRIのフレーム構成例の場合、コントロールワードアドレスのYの値は、0〜3の4値をとりうる。
図16は、CPRIのラインビットレートを説明する図である。CPRIのラインビットレートは、行番号Yの値によって変わる。図に示すように、Yのとりうる値がY0の1値の場合、ラインビットレートは、614.4Mbpsとなる。Yのとりうる値がY0,Y1の2値の場合、ラインビットレートは、1228.8Mbpsとなる。Yのとりうる値がY0〜Y3の4値の場合、ラインビットレートは、2457.6Mbpsとなる。
すなわち、図12に示したCPRIのフレーム構成例では、ラインビットレートは、614.4Mbpsとなる。図14に示したCPRIのフレーム構成例では、Basic Frameのデータ単位が2倍となるため、ラインビットレートは、614.4Mbpsの2倍の1228.8Mbpsとなる。図15に示したCPRIのフレーム構成例では、Basic Frameのデータ単位が4倍となるため、ラインビットレートは、614.4Mbpsの4倍の2457.6Mbpsとなる。
コントロールワードは、Hyper Frameごと(256個のコントロールワード)で1つの組になっており、その位置(256個のうちの何番目か)によって使用方法が規定されている。
図17は、コントロールワードのマッピングを示した図である。Hyper Frameには、図に示すように、CPRIを構成するプロトコルが割り当てられる。
例えば、コントロールワードアドレスZ.0.0,Z.64.0,Z.128.0,Z.192.0のBasic Frameには、Sync & Timingが割り当てられる。そして、それぞれのアドレス内には、Sync & Timingの所定の情報が格納される。また、コントロールワードアドレスZ.2.0,Z.66.0,Z.130.0,Z.194.0のBasic Frameには、L1 Inband Protocolが割り当てられる。そして、それぞれのアドレス内には、L1 Inband Protocolの所定の情報が格納される。
コントロールワードは、Hyper Frameごとで1つの組になっている。よって、CPRIのプロトコルは、256個のコントロールワードを全て受信して、初めてどのようなプロトコル構成か認識することができる。
なお、図17のSync & Timingは、図11のSYNCとTime Division Multiplexingに対応する。図17のL1 Inband Protocolは、図11のL1 Inband Protocolに対応する。図17のVendor Specificは、図11のVendor Specificに対応する。図17のslow C & MとFast C & Mは、図11のControl & Management Planeに対応する。
また、図のマッピングは、CPRIのラインビットレートが614.4Mbpsの場合を示している。すなわち、行番号がY0の場合の例を示している。他のラインビットレートの場合も同様に、コントロールワードは、Hyper Frameごとで1つの組になり、CPRIを構成するプロトコルが割り当てられる。
ここで、基地局のセクタとセルについて説明する。
図18は、基地局のセクタとセルを説明する図である。図に示すように、基地局は、無線端末と無線通信するエリアをセクタA〜Cに分割する。そして、各セクタをさらにキャリアf1〜f3に分割する。
セルDは、セクタA〜Cとキャリアf1〜f3の組み合わせとなる。図の例の場合では、セルDは、9個存在することになる。
CPRIでは、1セクタに1CPRIリンクが割り当てられる。従って、CPRIでは、他のCPRIリンクに跨って、他のセクタのデータを転送することはできない。
図19は、セクタとCPRIリンクの関係を説明する図である。図には、図10で示したRE102とREC103が示してある。RE102とREC103は、図に示すように、n本のCPRIリンク121a,121b,121c,…,121nで結ばれている。
CPRIでは、1本のCPRIリンクに1セクタを割り当て、データ転送を行う。例えば、図18で示したセクタAをCPRIリンク121aに割り当ててデータ転送を行う。セクタBをCPRIリンク121bに割り当ててデータ転送を行う。セクタCをCPRIリンク121cに割り当ててデータ転送を行う。
つまり、CPRIでは、1CPRIリンク内に複数のセルのデータをシェアして転送することができる。そして、1CPRIリンクあたり、最大2457.6Mbpsのデータ転送が可能となる。しかし、上述したようにCPRIでは、他のCPRIリンクに跨って、他のセクタのデータを転送することはできない。例えば、上記例の場合、セクタAのデータを、CPRIリンク121b,121cで転送することはできない。
"CPRI Specification V2.0", [online], [平成18年9月13日検索], インターネット<URL:http//www.cpri.info/jp/spec.html>
このように、CPRIでは、他のCPRIリンクに跨って、他のセクタのデータを転送することができないため、CPRIリンクの1つにデータが集中すると、他のCPRIリンクに余裕があっても、集中したデータを他のCPRIリンクに振り分けることができない。
そのため、REC−RE間のデータ転送能力は、1CPRIリンクでの最大データ転送能力に左右され、更なる大容量転送のニーズに対応することができないという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、データを他のリンクに分散して転送することができるようにし、データの転送効率を高めた基地局、無線制御装置、および無線装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいた複数のリンクを介して行う基地局1において、転送するデータを分割する分割手段2と、分割された分割データを複数のリンクを用いて転送する転送手段3と、複数のリンクより転送される分割データを受信する受信手段5と、受信された分割データを元のデータに復元する復元手段6と、を有することを特徴とする基地局1が提供される。
このような基地局によれば、転送するデータを分割し、分割データを複数のリンクで転送する。そして、転送した分割データを元のデータに復元する。
これにより、リンクの何れかにデータが集中しても、複数のリンクに分散して転送される。
本発明の基地局では、転送するデータを分割し、分割データを複数のリンクで転送する。そして、転送した分割データを元のデータに復元するようにした。
これによって、リンクの何れかにデータが集中しても、複数のリンクに分散して転送されるので、データの転送効率を高めることができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
基地局の概要を示した図である。 基地局のREとRECのブロック構成を示した図である。 共通制御情報と個別制御情報のマッピングを説明する図である。 個別制御情報のマッピングを説明する図のその1である。 個別制御情報のマッピングを説明する図のその2である。 復元したデータを示した図である。 無線送信機、無線受信機、および呼制御部も示した機能ブロック構成の図である。 基地局の上りデータにおける動作を示したフローチャートである。 基地局の下りデータにおける動作を示したフローチャートである。 基地局のCPRIを説明する図である。 CPRIのプロトコル構成の概略を示した図である。 CPRIのフレーム構成例を示した図のその1である。 コントロールワードアドレスを説明する図である。 CPRIのフレーム構成例を示した図のその2である。 CPRIのフレーム構成例を示した図のその3である。 CPRIのラインビットレートを説明する図である。 コントロールワードのマッピングを示した図である。 基地局のセクタとセルを説明する図である。 セクタとCPRIリンクの関係を説明する図である。
以下、本発明の原理を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、基地局の概要を示した図である。図に示す基地局1は、内部でのデータ転送をCPRIに基づいて行う。基地局1は、分割手段2、転送手段3、CPRIリンク4a〜4n、受信手段5、および復元手段6を有している。
分割手段2は、転送するデータを分割する。
転送手段3は、分割された分割データを、複数のCPRIリンク4a〜4nを用いて転送する。例えば、3つのCPRIリンク4a〜4cを用いて転送する。または、n個のCPRIリンク4a〜4nを用いて転送する。
受信手段5は、複数のCPRIリンク4a〜4nより転送される分割データを受信する。
復元手段6は、受信手段5によって受信された分割データを、元のデータに復元する。すなわち、分割手段2に入力されたデータに復元する。
このように基地局1では、CPRIで転送するデータを分割し、分割データを複数のCPRIリンク4a〜4nで転送する。そして、転送した分割データを元のデータに復元するようにした。
これによって、CPRIリンク4a〜4nの何れかにデータが集中しても、複数のCPRIリンク4a〜4nに分散して転送されるので、データの転送効率を高めることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、基地局のREとRECのブロック構成を示した図である。図に示す基地局は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の規格に基づいて、携帯電話などの無線端末と無線通信を行う基地局である。基地局は、図に示すように、RE10とREC20とに分離されている。RE10は、CPRIリンク終端部11を有し、REC20は、CPRIリンク終端部21を有している。
CPRIリンク終端部11,21は、N本のCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nによって結ばれている。RE10,REC20は、CPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを介して、データ転送を行う。
CPRIリンク終端部11には、REC20に転送するデータが入力される。CPRIリンク終端部11は、入力されたデータを分割し、CPRIリンク31a,31b,31c,…,31nに分散してデータ転送する。
例えば、図の例では、CPRIリンク終端部11は、転送するデータDを3つのデータD1〜D3に分割する。CPRIリンク終端部11は、分割したデータD1をCPRIリンク31aで転送し、データD2をCPRIリンク31bで転送し、データD3をCPRIリンク31cで転送する。
CPRIリンク終端部11は、CPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの全体におけるデータ分割に関する共通制御情報を生成する。また、CPRIリンク終端部11は、CPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの個別におけるデータ分割に関する個別制御情報(図示していない)を生成する。共通制御情報は、N本のCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nのうちの1本を用いてCPRIリンク終端部21に転送され、個別制御情報は、分割されたデータを転送するCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nのそれぞれを用いて転送される。
図の例の場合、共通制御情報は、CPRIリンク31aを用いてCPRIリンク終端部21に転送される。個別制御情報は、分割されたデータを転送するCPRIリンク31a,31b,31cのそれぞれで転送される。
共通制御情報には、分割されたデータがどのCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを用いて転送するのかを示す情報と、転送する総データ量を示す情報と、CPRIリンク31a,31b,31c,…,31nで転送した分割されたデータをどのような順序で結合するのかを示す情報とが含まれる。
例えば、図の例において、転送するデータDの総データ量を105バイト(7×15バイト)とする。分割されたデータD1〜D3は、CPRIリンク31a,31b,31cを用いて転送されるとする。この場合、共通制御情報には、分割されたデータD1〜D3は、CPRIリンク31a,31b,31cを用いて転送される旨の情報が含まれる。また、転送するデータDの総データ量は、7×15バイトである旨の情報が含まれる。さらに、分割されたデータD1〜D3は、CPRIリンク31a,31b,31cの順番で結合する旨の情報が含まれる。
個別制御情報には、各CPRIリンク内でのデータの、結合する数を示す情報と、CPRIリンク内でどのBasic Frameを用いてデータを転送したかを示す情報とが含まれる。
例えば、図の例において、分割されたデータD1を転送するCPRIリンク31aでは、データD1をコントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0のBasic Frameで転送するとする。すなわち、データD1をさらに3つに分割してBasic Frameで転送するとする。この場合、CPRIリンク31aの個別制御情報には、データを結合する数の情報として‘3’が含まれる。また、どのBasic Frameを用いてデータを転送したかを示す情報として、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0が含まれる。
分割されたデータD2を転送するCPRIリンク31bでは、データD2をコントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic Frameで転送するとする。すなわち、データD2をさらに2つに分割してBasic Frameで転送するとする。この場合、CPRIリンク31bの個別制御情報には、データを結合する数の情報として‘2’が含まれる。また、どのBasic Frameを用いてデータを転送したかを示す情報として、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0が含まれる。
分割されたデータD3を転送するCPRIリンク31cでは、データD3をコントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic Frameで転送するとする。すなわち、データD3をさらに2つに分割してBasic Frameで転送するとする。この場合、CPRIリンク31cの個別制御情報には、データを結合する数の情報として‘2’が含まれる。また、どのBasic Frameを用いてデータを転送したかを示す情報として、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0が含まれる。
なお、Basic Frameの大きさは、16バイト(8bit×16Word)である。そのうち、1バイトは、コントロールワードに使用される。よって、上記例のコントロールワードアドレス(7個)で転送されるデータD1〜D3の総データ量は、7×15バイトとなる。この値は、共通制御情報に含まれる総データ量と一致する。
CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク終端部11から転送される共通制御情報と個別制御情報とを用いて、分割されたデータを元のデータに復元する。
例えば、図の例において、CPRIリンク終端部21が受信する共通制御情報には、分割されたデータD1〜D3は、CPRIリンク31a,31b,31cを用いて転送される旨の情報が含まれている。よって、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31a,31b,31cより受信されるデータを結合する必要があると認識できる。そして、CPRIリンク終端部21は、各CPRIリンク31a,31b,31cより受信された個別制御情報より、各CPRIリンク31a,31b,31cにおいて、どのBasic Frameでデータが転送されたか認識できる。
また、CPRIリンク終端部21は、個別制御情報より、CPRIリンク31aでは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0のBasic FrameでデータD1が転送されたと認識できる。また、CPRIリンク31bでは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic FrameでデータD2が転送されたと認識できる。さらに、CPRIリンク31cでは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic FrameでデータD3が転送されたと認識できる。これにより、各CPRIリンク31a,31b,31c内において、分割されたデータD1,D2,D3が復元できる。
なお、各CPRIリンクでは、分割されたデータは、小さいコントロールワードアドレスから順に分割されて格納されているとする。例えば、CPRIリンク31aでは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0の順にデータを組み合わせれば、分割されたデータD1を復元できる。
CPRIリンク終端部21は、共通制御情報より、結合する分割データD1〜D3の結合順序をデータD1,D2,D3と認識でき、分割されたデータをデータD1,D2,D3の順に結合してデータDを復元する。なお、転送されるデータDの総データ量も共通制御情報より認識でき、適正にデータDが受信できたか判断することもできる。
以上のように、基地局のRE10とREC20は、データを分割し、複数のCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nに分散して転送することができる。
なお、上記では、RE10からREC20にデータが転送されるとしたが、REC20からRE10へも同様にデータが転送される。すなわち、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク終端部11の機能を備え、CPRIリンク終端部11は、CPRIリンク終端部21の機能を備えている。
次に、分割されたデータ、共通制御情報、および個別制御情報がCPRIのフレームにどのようにマッピングされて転送されるのか図を用いて説明する。
図3は、共通制御情報と個別制御情報のマッピングを説明する図である。図のCPRIのマッピングは、図2のCPRIリンク31aで転送されるCPRIフレームのマッピング例を示している。
CPRIフレームのVendor Specificは、ユーザで自由に使用することができる領域である。よって、CPRIフレームのVendor Specificに、共通制御情報と個別制御情報とが格納される。
例えば、CPRIフレームのVendor Specificに、CPRIリンク間結合対象情報、総データ量、およびCPRIリンク間結合順序情報が格納される。CPRIリンク間結合対象情報、総データ量、およびCPRIリンク間結合順序情報は、共通制御情報であり、それぞれ、上述した分割されたデータがどのCPRIリンクを用いて転送するのかを示す情報、転送する総データ量を示す情報、およびCPRIリンクで転送した分割されたデータをどのような順序で結合するのかを示す情報が対応する。図のCPRIリンク間結合対象情報は、図2で説明した例より、CPRIリンク31a(図中A),CPRIリンク31b(図中B),CPRIリンク31c(図中C)となっている。総データ量は、7×15バイトとなっている。CPRIリンク間結合順序情報は、A,B,Cの順となっている。
また、CPRIフレームのVendor Specificに、CPRIリンク内結合数、およびコントロールワードアドレスが格納される。CPRIリンク内結合数およびコントロールワードアドレスは、個別制御情報であり、それぞれ、上述した各CPRIリンク内でのデータの、結合する数を示す情報およびCPRIリンク内でどのBasic Frameを用いてデータを転送したかを示す情報が対応する。図のCPRIリンク内結合数は、図2で説明した例より、‘3’となっている。コントロールワードアドレスは、Z.21.0,Z.22.0,Z.23.0となっている。図のCPRIフレームのコントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0のBasic Frameに、分割されたデータD1が15バイトずつ格納されることになる。
なお、図では、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0,Z.23.0は、Fast C & Mの領域を指し示しているが、特にこれに限定されない。すなわち、分割されたデータD1を他の領域に格納するようにしてもよい。
また、分割されたデータD1は、他のHyper Frameに格納するようにしてもよい。すなわち、前記のコントロールワードアドレスのZ値は、異なる値であってもよい。
図4は、個別制御情報のマッピングを説明する図のその1である。図のCPRIのフレーム構成例は、図2のCPRIリンク31bで転送されるCPRIフレームのマッピング例を示している。よって、図のマッピングには、個別制御情報のみが含まれている。
図に示すように、CPRIフレームのVendor Specificに、CPRIリンク内結合数およびコントロールワードアドレスが格納される。CPRIリンク内結合数は、図2で説明した例より、‘2’となっている。分割されたデータD2は、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic Frameに格納されるとなっている。
なお、図では、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0は、Fast C & Mの領域を指し示しているが、特にこれに限定されない。すなわち、分割されたデータD2を他の領域に格納するようにしてもよい。
また、分割されたデータD2は、他のHyper Frameに格納するようにしてもよい。すなわち、前記のコントロールワードアドレスのZ値は、異なる値であってもよい。
図5は、個別制御情報のマッピングを説明する図のその2である。図のCPRIのフレーム構成例は、図2のCPRIリンク31cで転送されるCPRIフレームのマッピング例を示している。よって、図のマッピングには、個別制御情報のみが含まれている。
図に示すように、CPRIフレームのVendor Specificに、CPRIリンク内結合数およびコントロールワードアドレスが格納される。CPRIリンク内結合数は、図2で説明した例より、‘2’となっている。分割されたデータD3は、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0のBasic Frameに格納されるとなっている。
なお、図では、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0は、Fast C & Mの領域を指し示しているが、特にこれに限定されない。すなわち、分割されたデータD3を他の領域に格納するようにしてもよい。
また、分割されたデータD3は、他のHyper Frameに格納するようにしてもよい。すなわち、前記のコントロールワードアドレスのZ値は、異なる値であってもよい。
データ結合について図を用いて説明する。
図6は、復元したデータを示した図である。図2のCPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31aで受信したCPRIフレームに含まれる共通制御情報と、CPRIリンク31a,31b,31cで受信したCPRIフレームに含まれる個別制御情報とから、CPRIフレームに含まれるデータを抽出し、データDを復元する。
例えば、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31aより、図3に示したマッピングのCPRIフレームを受信する。CPRIリンク終端部21は、受信したCPRIフレームの共通制御情報より、データ結合するCPRIリンクは、CPRIリンク31a,31b,31cであると認識する。また、総データ量は、7×15バイトと認識する。さらに、CPRIリンク間のデータを結合する順序は、CPRIリンク31a,31b,31cの順と認識する。
また、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31aから受信したCPRIフレームの個別制御情報より、CPRIリンク31a内のデータ結合数は、‘3’であると認識する。そして、そのデータは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0に格納されていると認識する。これにより、CPRIリンク終端部21は、図6に示すように、分割されたデータD1を復元することができる。
また、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31bより、図4に示したマッピングのCPRIフレームを受信する。CPRIリンク終端部21は、受信したCPRIフレームの個別制御情報より、CPRIリンク31b内のデータ結合数は、‘2’であると認識する。そして、そのデータは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0に格納されていると認識する。これにより、CPRIリンク終端部21は、図6に示すように、分割されたデータD2を復元することができる。
また、CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク31cより、図5に示したマッピングのCPRIフレームを受信する。CPRIリンク終端部21は、受信したCPRIフレームの個別制御情報より、CPRIリンク31c内のデータ結合数は、‘2’であると認識する。そして、そのデータは、コントロールワードアドレスZ.21.0,Z.22.0に格納されていると認識する。これにより、CPRIリンク終端部21は、図6に示すように、分割されたデータD3を復元することができる。
そして、CPRIリンク終端部21は、共通制御情報に含まれていたデータ結合順序(CPRIリンク31a,31b,31cの順)に基づき、分割されたデータD1,D2,D3を順に結合し、データDを復元する。
図2で示したRE10は、無線送信機および無線受信機を備え、REC20は、呼制御部を備えている。
図7は、無線送信機、無線受信機、および呼制御部も示した機能ブロック構成の図である。図において、図2と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
無線受信機12は、携帯電話などの無線端末から無線送信されるデータを受信する。無線受信機12は、受信したデータをCPRIリンク終端部11へ出力する。
無線送信機13は、CPRIリンク終端部11から出力されるデータを、携帯電話などの無線端末に無線送信する。
CPRIリンク終端部11は、無線受信機12が受信したデータをCPRIに基づいて、REC20のCPRIリンク終端部21へ転送する。CPRIリンク終端部21は、CPRIリンク終端部11から受信したデータを呼制御部22へ出力する。呼制御部22は、受信したデータに基づいて、呼処理等を行う。
また、呼制御部22から出力されるデータは、CPRIリンク終端部21を介して、RE10のCPRIリンク終端部11へ転送される。CPRIリンク終端部11は、受信したデータを無線送信機13へ出力する。無線送信機13は、受信したデータを無線端末に無線送信する。
以下、基地局の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図8は、基地局の上りデータにおける動作を示したフローチャートである。基地局は、無線受信機12で受信された上りデータを以下のステップに基づいて呼制御部22へ転送する。
ステップS1において、RE10のCPRIリンク終端部11は、無線受信機12からデータを受信する。
ステップS2において、CPRIリンク終端部11は、無線受信機12から受信したデータの分割が必要か否か判断する。例えば、CPRIリンク終端部11は、受信したデータの大きさとしきい値とを比較して、データの分割が必要か否か判断する。しきい値は、例えば、1CPRIリンクで転送できるデータ転送量である。CPRIリンク終端部11は、データの分割が必要であると判断した場合、ステップS3へ進む。データの分割が必要でないと判断した場合、ステップS6へ進む。なお、データ分割の有無は、オペレータの設定により、予め固定的に決めておくこともできる。
ステップS3において、CPRIリンク終端部11は、分割したデータを転送するCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。例えば、CPRIリンク終端部11は、予め決まっているCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。または、全てのCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。または、転送量の少ないCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを所定数選択する。CPRIリンクの選択方法は、オペレータによって、設定することができる。
また、CPRIリンク終端部11は、共通制御情報を転送するCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを1つ選択する。このCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの選択は、予め決めておくこともできるし、ランダムに選択することもできる。
ステップS4において、CPRIリンク終端部11は、データを分割する。CPRIリンク終端部11は、ステップS3で選択したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの数でデータを分割する。例えば、3つのCPRIリンク31a,31b,31cを選択した場合、データを3分割する。また、CPRIリンク終端部11は、共通制御情報と個別制御情報とを生成する。
ステップS5において、CPRIリンク終端部11は、ステップS3で選択したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nで、分割したデータと共通制御情報と個別制御情報とを転送する。なお、CPRIリンク終端部11は、CPRIフレームのVendor Specific領域に、共通制御情報と個別制御情報とを格納し、転送する。
ステップS6において、REC20のCPRIリンク終端部21は、CPRIリンク終端部11から転送されるデータを受信する。
ステップS7において、CPRIリンク終端部21は、データの結合が必要か判断する。CPRIリンク終端部21は、CPRIフレームのVendor Specific領域に共通制御情報が設定されているか否かでデータの結合が必要か否か判断する。データの結合が必要と判断した場合、ステップS8へ進む。データの結合が必要ないと判断した場合、ステップS10へ進む。
ステップS8において、CPRIリンク終端部21は、CPRIフレームのVendor Specific領域から共通制御情報を取得し、データ結合対象となるCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを認識する。
ステップS9において、CPRIリンク終端部21は、ステップS8で認識したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nから個別制御情報を取得する。CPRIリンク終端部21は、共通制御情報および個別制御情報から分割されたデータを結合し、元のデータを復元する。
ステップS10において、CPRIリンク終端部21は、復元したデータを呼制御部22に出力する。
図9は、基地局の下りデータにおける動作を示したフローチャートである。基地局は、呼制御部22から出力される下りデータを以下のステップに基づいて無線送信機13へ転送する。
ステップS21において、RE20のCPRIリンク終端部21は、呼制御部22からデータを受信する。
ステップS22において、CPRIリンク終端部21は、呼制御部22から受信したデータの分割が必要か否か判断する。例えば、CPRIリンク終端部21は、受信したデータの大きさとしきい値とを比較して、データの分割が必要か否か判断する。しきい値は、例えば、1CPRIリンクで転送できるデータ転送量である。CPRIリンク終端部11は、データの分割が必要であると判断した場合、ステップS23へ進む。データの分割が必要でないと判断した場合、ステップS26へ進む。なお、データ分割の有無は、オペレータの設定により、予め固定的に決めておくこともできる。
ステップS23において、CPRIリンク終端部21は、分割したデータを転送するCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。例えば、CPRIリンク終端部21は、予め決まっているCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。または、全てのCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを選択する。または、転送量の少ないCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを所定数選択する。CPRIリンクの選択方法は、オペレータによって、設定することができる。
また、CPRIリンク終端部11は、共通制御情報を転送するCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを1つ選択する。このCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの選択は、予め決めておくこともできるし、ランダムに選択することもできる。
ステップS24において、CPRIリンク終端部21は、データを分割する。CPRIリンク終端部21は、ステップS23で選択したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nの数でデータを分割する。例えば、3つのCPRIリンク31a,31b,31cを選択した場合、データを3分割する。また、CPRIリンク終端部21は、共通制御情報と個別制御情報とを生成する。
ステップS25において、CPRIリンク終端部21は、ステップS23で選択したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nで、分割したデータと共通制御情報と個別制御情報とを転送する。なお、CPRIリンク終端部21は、CPRIフレームのVendor Specific領域に、共通制御情報と個別制御情報とを格納し、転送する。
ステップS26において、REC10のCPRIリンク終端部11は、CPRIリンク終端部21から転送されるデータを受信する。
ステップS27において、CPRIリンク終端部11は、データの結合が必要か判断する。CPRIリンク終端部11は、CPRIフレームのVendor Specific領域に共通制御情報が設定されているか否かでデータの結合が必要か否か判断する。データの結合が必要と判断した場合、ステップS28へ進む。データの結合が必要ないと判断した場合、ステップS30へ進む。
ステップS28において、CPRIリンク終端部11は、CPRIフレームのVendor Specific領域から共通制御情報を取得し、データ結合対象となるCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nを認識する。
ステップS29において、CPRIリンク終端部11は、ステップS28で認識したCPRIリンク31a,31b,31c,…,31nから個別制御情報を取得する。CPRIリンク終端部11は、共通制御情報および個別制御情報から分割されたデータを結合し、元のデータを復元する。
ステップS30において、CPRIリンク終端部11は、復元したデータを無線送信機13に出力する。
このように基地局は、CPRIで転送するデータを分割し、分割データを複数のCPRIリンクで転送する。そして、転送した分割データを元のデータに復元するようにした。
これによって、CPRIリンクの何れかにデータが集中しても、複数のCPRIリンクに分散して転送されるので、データの転送効率を高めることができる。
また、複数のCPRIリンクでデータを転送することで、1CPRIリンクのデータ転送量を超えたデータ転送が可能となり、1セクタあたりのデータ転送量を増加させることが可能となる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1 基地局
2 分割手段
3 転送手段
4a〜4n CPRIリンク
5 受信手段
6 復元手段

Claims (11)

  1. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいた複数のリンクを介して行う基地局において、
    転送するデータを分割する分割手段と、
    分割された分割データを前記複数のリンクを用いて転送する転送手段と、
    前記複数のリンクより転送される前記分割データを受信する受信手段と、
    受信された前記分割データを元の前記データに復元する復元手段と、
    を有することを特徴とする基地局。
  2. 前記転送手段は、前記復元手段が前記分割データを元の前記データに復元するための共通復元情報を前記複数のリンクの何れか1本を用いて転送することを特徴とする請求の範囲第1項記載の基地局。
  3. 前記共通復元情報は、前記分割データを転送する前記複数のリンクの情報を含むことを特徴とする請求の範囲第2項記載の基地局。
  4. 前記共通復元情報は、前記分割データを結合する順番の情報を含むことを特徴とする請求の範囲第2項記載の基地局。
  5. 前記共通インターフェースがCPRI(Common Public Radio Interface)であって、前記転送手段は、前記共通復元情報を前記CPRIのVendor Specific Informationに含めて転送することを特徴とする請求の範囲第2項記載の基地局。
  6. 前記復元手段は、前記Vendor Specific Informationに前記共通復元情報が含まれているか否かに基づいて、前記分割データを復元するか判断することを特徴とする請求の範囲第5項記載の基地局。
  7. 前記共通インターフェースがCPRIであって、前記転送手段は、前記分割データをどのBasic Frameを用いて転送したかを示す個別復元情報を、前記分割データを転送する前記複数のCPRIリンクを用いて転送することを特徴とする請求の範囲第1項記載の基地局。
  8. 前記転送手段は、前記個別復元情報を前記CPRIのVendor Specific Informationに含めて転送することを特徴とする請求の範囲第7項記載の基地局。
  9. 前記復元手段は、前記個別復元情報に基づいて、前記Basic Frameを用いて転送された前記分割データを復元することを特徴とする請求の範囲第8項記載の基地局。
  10. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいた複数のリンクを介して行う基地局の無線制御装置において、
    転送するデータを分割する分割手段と、
    分割された分割データを前記複数のリンクを用いて転送する転送手段と、
    前記複数のリンクより転送される前記分割データを受信する受信手段と、
    受信された前記分割データを元の前記データに復元する復元手段と、
    を有することを特徴とする無線制御装置。
  11. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいた複数のリンクを介して行う基地局の無線装置において、
    転送するデータを分割する分割手段と、
    分割された分割データを前記複数のリンクを用いて転送する転送手段と、
    前記複数のリンクより転送される前記分割データを受信する受信手段と、
    受信された前記分割データを元の前記データに復元する復元手段と、
    を有することを特徴とする無線装置。
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