JPWO2008065914A1 - シガレットパックのパーセル - Google Patents

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Abstract

シガレットパックのパーセルは、シガレットパック(4)のパックグループ(PG)を包み込む包装紙(2)を含み、この包装紙(2)はその両端部を互いに重ね合して形成されたたシームライン(SL)と、このシームライン(SL)の外側の端縁(2a)に形成された複数のY字ノッチ(22)と、シームライン(SL)に沿って延び、包装紙(2)の両端部を互いに接着する接着域(34)を備え、接着域(34)は隣接するY字ノッチ(22)間の端縁(2a)の部位を除いて包装紙(2)の両端部を相互に接着し、前記端縁(2a)の部位をパーセルを開封するための撮み(36)に形成する。

Description

本発明は、シガレットパックのためのパーセルに関する。
この種のパーセルは、例えば10個のシガレットパックを有するパックグループと、このパックグループを包み込む包装紙とを含む。具体的には、パックグループは上下2段に重ね合わされたパック列を含み、各パック列は一列に並ぶ5個のシガレットパックを有し、する。
一方、包装紙は予め形成された穿孔列を有する(特許文献1の図1参照)。このような穿孔列は包装紙の破断、つまり、パーセルの開封を容易にする。
特開平10-230552号公報
特許文献1の包装紙を含むパーセルは、包装紙の穿孔列を通じ、その内部への外気の導入を許容する。それ故、パーセル内の個々のシガレットパックは包装紙により包まれていても、外気に晒された状態にある。
このため、外気が多量の湿気を含む状況にあるとき、パーセル内に穿孔列を通じて湿気が侵入する。しかしながら、通常のシガレットパックは最も外側にて上包みフィルムにより包み込まれているため、パーセル内に湿気が侵入しても、シガレットパック、即ち、シガレットパック内に含まれるシガレットや、フィルタシガレットの品質が悪化する虞は少ない。
一方、近年にあっては、環境負荷の軽減を図るために、シガレットパックの過剰包装を回避することが望まれている。具体的には、上述した上包みフィルムを省略した改良型シガレットパックの開発が進められている。
しかしながら、上述した改良型シガレットパックが包装紙により包み込まれたパーセルとして提供される場合、改良型シガレットパックの品質は、包装紙の穿孔列を通じてパーセル内に侵入する湿気により、通常のシガレットパックに比べて大きな悪影響を受ける。
本発明の目的は、シガレットパックに対する防湿性を高め、且つ、その開封性にも優れたシガレットパックのパーセルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のシガレットパックのパーセルは、一方向に隣接して並ぶ複数のシガレットパックを含むパックグループと、このパックグループを包み込む包装紙とを備え、この包装紙は、その両端部を互いに重ね合わせて形成され且つ一方向に延びるシームラインと、このシームラインを形成する包装紙の両端部のうち外側の一端部の端縁に形成され、一方向に互いに離間して配置された複数の切欠と、シームラインに設けられ、切欠間の部位を残して包装紙の両端部を互いに接着する接着域とを含む。
上述のパーセルによれば、包装紙の接着域は切欠間の部位に存在していないので、包装紙の一端部は隣接する切欠間の部位にて、包装紙の他端部に接着されていない。それ故、パーセルを開封するに先立ち、ユーザは切欠間の部位にて一端部の端縁を持ち上げ、この部位を撮みとして形成することができる。それ故、ユーザは、指で摘みを挟持し、そして、パーセルの周方向に沿って摘みを引っ張ることで、包装紙は撮みの両側の切欠からそれぞれ帯状に破断し、これにより、パーセルを容易に開封することができる。この結果、パーセルの開封のために、包装紙に穿孔列を形成する必要はない。
具体的には、パックグループは2段のパック列を含み、各段のパック列は、一方向に互いに隣接して配置された複数のシガレットパックを有する。この場合、各パック列は5個のシガレットパックを有することができる。
このようなパックグループの場合、切欠は3個備えられているのが好ましく、これら切欠はパック列の中央及びその両端に配置されたシガレットパックにそれぞれ対応して位置付けられている。
3つの切欠は、パーセルに2つの摘みを提供し、これら摘みから包装紙を順次破断していくことにより、パーセルを容易に開封することができる。
具体的には、切欠はY字形状のノッチであり、このY字ノッチは包装紙の一端縁に形成されたV字部と、このV字部の頂点から延びるI字部とを有する。この場合、Y字ノッチのI字部は互いに平行であるのが望ましい。パーセルの開封時、包装紙はY字ノッチにおけるV字部の頂点、即ち、I字部を破断の開始点として、摘みから帯状に確実且つ容易に破断される。
更に、接着域は、シームラインに沿って延びる帯状をなし、Y字ノッチのV字部を避けてI字部を通過することができ、この場合、接着域は、シームラインの全域に沿って延びているのが好ましい。このような接着域はパーセル内への湿気の侵入をシームラインにて確実に阻止することができる。
一方、包装紙は三層構造をなし、その両面をそれぞれ形成する一対の紙層と、これら紙層間に挟み込まれ、紙層を互いに接着する遮湿層とを有するのが好ましい。この場合、遮湿層は、ホットメルト糊から形成されている。このような遮湿層は包装紙の防湿性を高める。それ故、シガレットパックは上包みフィルムによる包装を必要としない。
更にまた、上述したパックグループは、一方のパック列により形成され、シガレットパックの正面が連続する上面と、他方のパック列により形成され、シガレットパックの背面が連続する下面とを有し、シームラインは、パックグループの上面、より具体的には、この上面の一方向に沿う長辺の近傍に位置付けられているのが好ましい。この場合、シームラインは、パーセルの広い面に配置されているので、一方の手の平上にてパーセルの広い面を上向きにして把持し、この状態で、撮みを他方の手の指間に挟み込んで、パーセルの開封が可能となる。
本発明の他の利点は、添付図面及びこの添付図面を参照しながら以下に説明される発明の最良の形態から明らかになる。
一実施例のパーセルを示した斜視図である。 図1のパーセルが開封された状態を示す斜視図である。 図1,2のパーセルに含まれるシガレットパックの斜視図である。 図1の包装紙の展開図である。 図4の包装紙の一部の断面図である。 パックグループが包装紙により包まれる直前の状態を示した図である。 包装紙がパックグループの回りにチューブ状に巻付けられた状態を示す図である。 図7のチューブ状の包装紙を示した斜視図である。 図8における包装紙のシームラインの一部を拡大して示す図である。
図1及び図2はシガレットパックのパーセルを示す。
パーセルは、パックグループPG(図2)と、このパックグループPGを包み込む包装紙2とを含み、パックグループPGは例えば10個のシガレットパック4を有する。
より詳しくは、パックグループPGは上下2段に積み重ねられたパック列を含み、各段のパック列は図2に示されるように5個のシガレットパック4をする。パック列中にて、シガレットパック4はその側面同士を互いに隣接させた状態で、一方向に並んで配置されている。それ故、パックグループPGは、上段及下段のパック列により形成されて、前記一方向に延びる上面及び下面をそれぞれ有する。例えば、パックグループPGの上面は、上段のシガレットパック4の正面により形成され、これに対し、パックグループPGの下面は下段のシガレットパック4の背面により形成されている。この場合、上段のシガレットパック4の背面と下段の対応するシガレットパック4の正面は互いに重なり合った状態にある。
本実施例のシガレットパック4は一般的なヒンジリッドパックとは異なり、図3に示されるようなタングリッドパックである。この場合、シガレットパック4は、紙からなるアウタボックス6と、このアウタボックス6内に収容された内容物(図示しない)と含む。内容物は、例えば20本のフィルタシガレットの束と、この束を包み込む内側包材とを有する。
アウタボックス6はそのトップにタングリッド8を備えており、このタングリッド8はアウタボックス6の開口端を開閉するためのリッド10と、アウタボックス6の正面に重ね合われるリッド12と、リッド12の両側に破断線14を介して接続された一対の耳16とを有し、これら耳16はアウタボックス6の対応する側面にそれぞれ接着されている。
図3に示された状態からタングリッド8が最初に開かれたとき、リッド12は破断線14に沿って一対の耳16から切り離される。この後、タングリッド8が閉じられたとき、リッド12の先端部はアウタボックス6の正面に形成されたV字形のスリット18を通じてアウタボックス6内に差し込まれる。このようなリッド12の差込みは、タングリッド8の閉状態を確実に維持する。
更に、図3から明らかなようにアウタボックス6の正面には凹み20が形成されており、この凹み20はリッド12の先端部に対応した形状を有する。タングリッド8が最初に開かれるまでの間、リッド12の先端部は凹み20内に位置付けられ、アウタボックス6の正面からリッド12の先端部がはみ出すことはない。
シガレットパック4は、アウタボックス6を包み込む透明な上包みフィルムを含んでいない。それ故、シガレットパック4が包装紙2により包み込まれた状態、即ち、パーセルの状態にあるとき、アウタボックス6は包装紙2に直接に接触する。
図4は包装紙2の展開図を示す。
包装紙2は、包材ウエブ(図示しない)を所定の長さ毎に切断して得られる。具体的には、包材ウエブが所定の経路に沿って繰り出されているとき、包材ウエブは経路上にて個々の包装紙2に切断される。図4中の矢印Aは包材ウエブの繰出し方向を示す。
包装ウエブの切断は包装紙2の両端縁2a,2bをそれぞれ形成する。より詳しくは、包装紙2の一端縁2aは例えば3個のY字ノッチ22を有し、これらY字ノッチ22は一端縁2aに沿って互いに所定の間隔を存して離間している。各Y字ノッチ22は一端縁2aを切り欠いて得られたV字部22と、このV字部22の頂点から包装紙2の側縁に沿い包装紙2の他端縁2bに向けて延びるI字部22とを有し、これらI字部22は互いに平行である。
一方、一端縁2aへのY字ノッチ22の形成は、包装紙2の他端縁2bにこの他端縁2bから突出した三角歯24を同時に形成し、この三角歯24はY字ノッチ22のV字部22に対応する。
図4から明らかなように包装紙2の幅は、パックグループPGの長手方向(前述の一方向に相当)に沿う長さよりも長い。それ故、包装紙2に対してパックグループPGが図4に示される位置に配置され、この状態から包装紙2がパックグループPGの回りに巻付けられたとき、包装紙2はパックグループPGaを囲むチューブ形状に形成され、このチューブ状の包装紙2は矩形の端面形状を有し、そして、パックグループPGの両端面からそれぞれ突出した矩形耳をそれぞれ形成する。
上述した包装紙2の巻付けは包装紙2に図4中の破線で示されるような折込み跡を形成する。更に、図4に示されるように、包装紙2の両側部には4つの切込み線26が予め形成されている。パックグループPGが包装紙2により包み込まれるとき、4つの切込み線26はパックグループPGにおける下面の2つの長辺の延長線上に位置すべく、パックグループPGの左右にそれぞれ一対ずつ配置される。
それ故、包装紙2がチューブ状に形成されたとき、切込み線26は前述した各矩形耳の一部をアウタフラップ28に形成し、このアウタフラップ28は矩形耳の他の部位から分離された状態にある。なお、切込み線26は、包材ウエブから包装紙2が形成されるとき、この包装紙2に形成される。
図5は包装紙2の断面を示す。図5から明らかなように、包装紙2は三層構造を有し、包装紙2の両面を形成する一対の紙層30と、これら紙層30間に挟み込まれた遮湿層32とを有する。具体的には、遮湿層32はホットメルト糊により形成され、これにより、一対の紙層30は遮蔽層32を介して互いに接着されている。
図6〜図8は、パックグループPGに対する包装紙2の巻付けプロセスをより明瞭に示す。
先ず、図6に示されるように、包装紙2上にパックグループPGが配置され、パックグループPGの下面は包装紙2に接触する。これは、図4の状態に対応する。この後、図6パックグループPGが包装紙2に向けて押し下げられると、包装紙2はパックグループPGの回りにU字状に巻付けられる。この後、包装紙2の端縁2bを有する他端部がパックグループPGの上面に折り込まれた後、包装紙2の端縁2aを有する一端部がパックグループPGの上面に折り込まれる、図7に示されるよう一端部は他端部に互いに重ね合わされる。
このような両端の重ね合わせは、図8から明らかなようにチューブ状の包装紙2にシームラインSLを形成し、このシームラインSLは前述したY字ノッチ22を有し、パックグループPGの上面に位置付けられている。
より詳しくは、シームラインSLはパックグループPGの上面にて、シガレットパック4の底側に位置するパックグループPGの長辺の近傍に位置付けられており、それ故、包装紙2の一端部はパックグループPGにおける上面の大部分を覆っている。更に、シームラインSLのY字ノッチ22は、パックグループPGの上段のパック列に関し、パック列の中央に位置するシガレットパック4と、パック列中の両端に位置するシガレットパック4とにそれぞれ対応する位置に位置付けられている。
なお、包装紙2がチューブ状に成形される前に、包装紙2における一端部の内面には接着剤が塗布されている。それ故、包装紙2の一端部が他端部に重ね合わされてシームラインSLが形成されたとき、一端部は他端部に接着される。
この後、パックグループPGから突出したチューブ状の包装紙2の両端部、即ち、矩形耳Eは公知の如く折り込まれる。具体的には、図8でみて、矩形耳Eの左右の側面Esが先ず折り込まれ、ここでの折込みは矩形耳Eに前述したアウタフラップ28と平行なインナフラップを形成する。この後、インナフラップが折り込まれ、そして、アウタフラップ28が折り込まれる。折り込まれたアウタフラップ28はインナフラップに重ね合わされ、このインナフラップに接着される。即ち、アウタフラップ28の内面には接着剤が予め塗布されている。
上述の矩形耳Eの折込みは、パックグループPGの対応する端面を包装紙2により完全に閉塞し、この結果、図1に示されたパーセルが得られる。
図9中、斜線の部位は包装紙2の一端部に塗布された接着剤の領域、即ち、接着域34を示す。この接着域34は、シームラインSLの全域に沿って延びる帯状をなしているが、接着域34と包装紙2の一端縁2aとの間には所定の非接着域が残されている。具体的には、非接着域は、Y字ノッチ22のV字部22に相当する幅を有する。
それ故、包装紙2のシールラインSLにおいて、Y字ノッチ22のV字部22間の部位や、パーセルの端面からY字ノッチ22のV字部22まで部位は包装紙2の他端部に対して接着されておらず、これらの部位は他端縁2bから持ち上げ可能な複数の撮み36を形成する。
上述のパーセルからパックグループPGの個々のシガレットパック4を取り出すために、ユーザはシームラインSLにおける1つの撮み36を指で挟持した状態で、この撮み36をパーセルの周方向に引っ張ることができる。この結果、包装紙2は撮み36の両側に位置する一対のY字ノッチ22のI字部22をその破断の開始点として、図2に示されるように帯状に広く裂ける。この後、ユーザは他の撮み36を指で挟持し、この他の撮み36から包装紙2を同様にして帯状に破断することができ、パーセルを容易に開封することができる。
この点に関して詳述すれば、撮み36を形成する一対のY字ノッチ22は互いに平行なI字部22を有しているので、撮み36がパーセルの周方向に引っ張られれば、包装紙2は確実且つ安定して帯状に裂ける。
シールラインSLは、パックグループPGに関して、シガレットパック4の底の近傍に位置付けられているので、包装紙2が撮み36から帯状に破断されたとき、図2から明らかなようにパックグループPGはその上面及びこの上面に連なる隣接面が大きく露出され、パーセルからの個々のシガレットパック4の取出しが容易になる。
シガレットパック4が取り出されるとき、ユーザは、タングリッド8を備えたシガレットパック4のトップ部を然的に把持する(図2参照)。それ故、この取出しに引き続いてユーザが自動販売機内にシガレットパック4を供給又は補給したとき、これらシガレットパック4はその底が自動販売機のストックカラムの奥に位置する一定の姿勢で、ストックカラム内に収納される。即ち、図3のシガレットパック4はそのタングリッド8がストックカラムからのシガレットパック4の払い出し方向でみて先頭となるように、ストックカラム内に積み上げて収納される。
このような収納状態にあれば、ストックカラムからシガレットパック4が払い出されるとき、シガレットパック4のタングリッド8はその上側に積み重ねられているシガレットパック4に引っ掛かることない。それ故、シガレットパック4の払い出しは安定して且つ確実に実施される。
この結果、パーセルのシームラインSLがシガレットパック4の底側(図8参照)に位置付けられていることは、パーセルから取り出されたシガレットパック4が自動販売機内に供給又は補給される際、ストックカラム内にシガレットパック4を上述した姿勢に揃えて容易に収納できることを意味し、本実施例のパーセルは図3のシガレットパック4に好適する。
更に、包装紙2はその内部にホットメルト糊からなる遮湿層32を有しているので、周囲の湿気が包装紙2を通じてパーセル内に侵入する虞もない。それ故、前述したようにシガレットパック4が上包みフィルムを有していなくても、パーセルはシガレットパック4に対する防湿性を十分に発揮する。
また、図9から明らかなように、パーセルの開封前において、帯状の接着域34はシームラインSLの全域に沿って延びているので、撮み36の存在に拘わらず、シームラインSLでの防湿性をより向上する。
本発明は上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、包装紙2の防湿性が高い場合、前述した接着域34は、前述した非接着域を残し、シールラインSLに沿い所定の間隔を存して塗布された接着剤によって形成されていてもよい。この場合、接着剤は、スポット又はバー状に塗布されるが、これに制約されるものでもない。
また、シームラインSLはパックグループPGの上面ではなく、その下面又は側面に位置付けることも可能であり、パックグループPGを形成するシガレットパックやY字ノッチ22の個数もまた、上述の個数に限られるものではない。
更に、パーセル内のパックグループPGを形成する個々のシガレットパックは上包みフィルムを備えた通常のヒンジリッドパックであってもよい。

Claims (14)

  1. 一方向に隣接して並ぶ複数のシガレットパックを含むパックグループと、
    前記パックグループを包み込む包装紙と
    を備え、
    前記包装紙は、
    包装紙の両端部を互いに重ね合わせて形成され且つ前記一方向に延びるシームラインと、
    前記シームラインを形成する前記包装紙の前記両端部のうち外側に位置付けられた一端部の端縁に形成され、前記一方向に互いに離間して配置された複数の切欠と、
    前記シームラインに設けられ、隣接する前記切欠間の部位を残して前記包装紙の前記両端部を互いに接着する接着域と
    を含む、シガレットパックのパーセル。
  2. 前記パックグループは2段のパック列を含み、各段のパック列は、前記一方向に互いに隣接して配置された複数のシガレットパックを有する、請求項1のシガレットパックのバーセル。
  3. 前記各パック列は5個のシガレットパックを有する、請求項2のガレットパックのパーセル。
  4. 前記切欠は3個備えられており、これら切欠は前記パック列の中央及びその両端に配置されたシガレットパックにそれぞれ対応して位置付けられている、請求項3のシガレットパックのパーセル。
  5. 前記切欠はY字形状のノッチであり、このY字ノッチは前記包装紙の前記外側端縁に形成されたV字部と、このV字部の頂点から延びるI字部とを有する、請求項1のシガレットパックのパーセル。
  6. 前記Y字ノッチの前記I字部は互いに平行である、請求項5のシガレットパックのパーセル。
  7. 前記接着域は、前記シームラインに沿って延びる帯状をなし、前記Y字ノッチの前記V字部を避けて前記I字部を通過する、請求項5のシガレットパックのパーセル。
  8. 前記接着域は、前記シームラインの全域に沿って延びている、請求項7のシガレットパックのパーセル。
  9. 前記包装紙は三層構造をなし、その両面をそれぞれ形成する一対の紙層と、これら紙層間に挟み込まれ、紙層を互いに接着する遮湿層とを有する、請求項1のシガレットパックのパーセル。
  10. 前記遮湿層は、ホットメルト糊から形成されている、請求項9のシガレットパックのパーセル。
  11. 前記パックグループは、一方のパック列により形成され、シガレットパックの正面が連続する上面と、他方のパック列により形成され、シガレットパックの背面が連続する下面とを有し、
    前記シームラインは、前記パックグループの前記上面に配置されている、請求項2のシガレットパックのパーセル。
  12. 前記シームラインは、前記パックグループにおける前記上面の前記一方向に沿う長辺の近傍に位置付けられている、請求項11のシガレットパックのパーセル。
  13. 前記パックグループの前記長辺は、前記シガレットパックの前記正面と底との間の角により形成されている、請求項11のシガレットパックのパーセル。
  14. 前記シガレットパックは、前記包装紙に直接に接触する紙製のアウタボックスを含み、このアウタボックスはその開口端を開閉するタングリッドを有し、このタングリッドはアウタボックスの前記正面に重ね合わされるタングを備える、請求項12のシガレットパックのパーセル。
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