JPWO2008053539A1 - 秘匿解除成否の判定方法及び秘匿解除方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1では、秘匿キー(Cipher Key)、通信のネゴシエーション時に上位のコントローラからRLCへ通知されるハイパーフレーム番号(HFN)、PDU毎に割振られるシリアル番号(PDU SN)、論理無線チャネルの種別を表すRadio BearerID、そして論理無線チャネルの上り/下りの信号方向を表すDirection、等を一例として挙げている。これらは、固定パターンとして又は運用中に更新される可変パターンとして使用され、他にも例えばHFN値と他の秘匿パラメータ一との組合せにより又は所定の算出演算を行うことにより秘匿パラメータが特定されるようになっている。
送信側RLCの処理は下記の通りとなる。
i)SDUを分割する。(図中の (1)〜(5)に分割)
ii)(1)〜(5)に対して、秘匿機能を使用して秘匿化データ(1)’〜(5)’を生成する。
iii)(1)’〜(5)’にRLCヘッダを付与し、PDUを生成する。
vi)受信側RLC3に送信する。
i)PDU からRLCヘッダを取り除く(図中の(1)’〜(5)’を生成)。
ii)(1)’〜(5)’に対して、秘匿機能を使用して秘匿解除データ(1)〜(5)を生成する。
iii)(1)〜(5)を再構築し、SDUを生成する。
iv)受信側RRC4に転送する。
図3において、送信側RLC2の処理は図2と同様である。受信側RLC3の処理は下記の通りとなる。
i)RLC PDU からRLCヘッダを取り除く(図中の(1)’〜(5)’を生成)。
ii)本例では(1)’〜(5)’に対して、秘匿機能を使用して秘匿解除データを生成する際に、最初の秘匿解除処理が失敗して秘匿化開始前とは異なった(1)’’に秘匿解除される。以降は、図1で説明したように運用中に更新等される秘匿パターン(例えば、HFN値等)も更新後において誤ったままであり、誤った秘匿解除後のSDU(1)’’〜(5)’’が受信側RRC4に転送されることになる。
図4に示すように、既存の処理では秘匿解除結果の成否(OK又はNG)が判断されておらず(S01)、その結果、既存の受信側RRC4では不当なSDU(1)’’〜(5)’’を受信することによる誤動作(音声異音、テレビ電話の画像が異常になる等)がチャネル受信中に継続して発生するという問題があった。
本例では、図2の従来例と異なり、受信側RLC3で秘匿解除成否(OK/NG)を検出できるロジック(ユーザ識別子の検出)を追加している。また、秘匿化の際に送信側RLC2において、PDU部に前記ユーザ識別子を挿入するロジック(ユーザ識別子の挿入)を追加している。
i)SDUを分割する(図中の(1)〜(5)に分割)。
ii)(1)〜(5)に対して、上記ユーザ識別子(TMSI又は電話番号)を付与し、本発明では中間段階で(1)+〜(5)+(ユーザ識別子を挿入したデータ)を生成する。
iii)(1)+〜(5)+に対して、秘匿機能を使用して秘匿化データ(1)’〜(5)’を生成する。
iv)(1)’〜(5)’にRLCヘッダを付与し、PDUを生成する。
v)受信側RLC3に送信する。
i)PDUからRLCヘッダを取り除く(図中の(1)’〜(5)’を生成)。
ii)(1)’〜(5)’に対して、秘匿機能を使用して秘匿解除データ(1)+〜(5)+を生成する。
iii)(1)+〜(5)+に含まれるユーザ識別子をチェック(ユーザ識別子の検出)し、チェックOKの場合は(1)〜(5)を分離生成する。
iv)(1)〜(5)を再構築してSDUを生成する。
v)再構築したSDUを受信側RRC4に転送する。
ユーザ識別子は、端末13(MS:Mobile Station)と制御局10(CN:Control Node)で共通に持つ固有の識別子を使用する。本例では、一例としてTMSI(Temporally Mobile Subscriber Identify)又は電話番号を使用する。
ユーザ識別子は、下記手段により取得する。
(1)移動端末(MS)13は、発呼シーケンス中の信号より取得する。
(2)中継交換機11は、CN10-移動端末13間の発呼シーケンス中の信号により読み出す(図6参照)。
ここでは、秘匿解除処理において、先ず中間段階で復号化されたユーザ識別子とユーザデータが生成される(S11;図中の〜+復号処理)。そして、復号化されたユーザ識別子が自己(端末)の保有するユーザ識別子と一致すれば秘匿解除成功(OK)(S12及び13)と判断されてユーザデータ(ペイロードデータ)が分離される。一方、一致しない場合には、秘匿解除失敗((NG)(S14)と判断されて、以降で説明するように(図8参照)、直ちにエラー(NG)からの回復処理が実行される。なお、最初にユーザ識別子を含むエリア領域だけを復号化して秘匿解除OK/NGの判断を行い、OKの場合にだけ他のペイロード領域(ユーザデータを含むペイロード領域)を秘匿解除するようにしてもよい。
秘匿解除NGは、送信側RLC-受信側RLC間の秘匿パラメータの不一致(アンマッチ)によって発生する。本発明により挿入されたユーザ識別子はアンマッチの発生を受信側で検出するためにだけ用いられる。例えば、HFN値の不一致(アンマッチ)によりNGを検出した場合には、そのエラー回復手順(RLC reset procedure)としてHFN値を一致化させる機能が従来から定義されており、本発明(図7の例)ではこの手順を利用して秘匿解除NG検出時に秘匿パラメータの一致化(正常な復号処理の実現)を図っている。
Claims (5)
- 秘匿機能を有する無線通信方式において、
送信端末は、固有のユーザ識別子を含む秘匿データを送信し、
受信端末は、受信データの秘匿解除時に、前記固有のユーザ識別子の有無を検出することにより、秘匿解除の成否を判定することを特徴とする秘匿解除成否判定方法。 - 前記固有のユーザ識別子は、呼設定中は送受信間でユニークな情報である、少なくとも端末を認証するための情報(TMSI)又は電話番号のいずれか一つを含む、ことを特徴とする請求項1記載の秘匿解除成否判定方法。
- W−CDMA無線方式において、
無線リンクの制御を行う機能を有する無線レイヤ層(RLC)を用い、
送信側無線レイヤ層(RLC)は、
(1)第1のデータユニット(SDU)を複数のセグメントに分割し、各分割セグメントに対してユーザ識別子を挿入したデータを生成すること、
(2)前記生成されたデータに対して、無線レイヤ層(RLC)の秘匿機能を使用して暗号化データを生成すること、
(3)前記生成された暗号化データにRLCヘッダを付与した第2のデータユニット(PDU)を生成して受信側無線レイヤ層(RLC)に送信すること、から成り、
受信側無線レイヤ層(RLC)は、
(4)受信した前記第2のデータユニット(PDU)から前記RLCヘッダを取り除くこと、
(5)前記RLCヘッダを取り除いた第2のデータユニット(PDU)に対して、無線レイヤ層(RLC)の秘匿機能を使用して暗号化解除データを生成すること、
(6)前記暗号化解除データに含まれる前記ユーザ識別子を検出して、自己が保有するユーザー識別子と一致する場合は第1のデータユニット(SDU)を再構築して受信側の無線リソースの制御を行う機能を有するアプリケーション層(RRC)に転送すること、
(7)前記検出したユーザ識別子が自己の保有するユーザ識別子と不一致の場合は、前記送信側無線レイヤ層(RLC)との間でリセット処理を実行して、前記秘匿機能を初期化すること、
から成ることを特徴とする秘匿解除方法。 - 前記固有のユーザ識別子は、少なくとも端末を認証するための情報(TMSI)又は電話番号のいずれか一つを含むことを特徴とする、請求項3記載の秘匿解除方法。
- 前記リセット処理により、前記送信側無線レイヤ層(RLC)と前記受信側無線レイヤ層(RLC)との間で秘匿パラメータの同期化を取ること、を特徴とする請求項3記載の秘匿解除方法。
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