JPWO2008023649A1 - 無線リソース開放制御方法、無線基地局および移動局 - Google Patents

無線リソース開放制御方法、無線基地局および移動局 Download PDF

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Abstract

移動局によって無線リソースを使用して音声通信を行う移動局は、入力されるパケットの有音・無音状態を判断する判定部と、前記判定部で無音状態であると判定されたときに、リソース開放要求を生成するメッセージ生成部と、前記リソース開放要求を無線基地局に送信する送信部とを備える。

Description

本発明は、無線通信制御技術に関し、特に、音声通信中の有音、無音状態に応じて無線リソースの開放を行う無線リソース開放制御方法と、このような制御を行う無線基地局および移動局に関する。
初回送信での送信パケットへの無線リソースの割り当てに関し、一定周期で無線リソースを割り当てるパーシステント・スケジューリング(Persistent Scheduling)が知られている。
パーシステント・スケジューリングは、主としてVoIPなどの音声通信に適用されると予想される。
無線リソースの割り当てを通知する制御チャネルのオーバヘッドを低減させることが出来るため、一定間隔でパケットが到着し、かつ低レートで行われる通信に適した割り当て方法だからである。
一方、適応マルチレート(AMR)方式や適応マルチレート広帯域(AMR−WB)方式で音声データを伝送する際のRTP(Real-time Transport Protocol)ペイロードフォーマットでは、スピーチ情報を格納するフィールドが設けられている。
スピーチ情報は、スピーチフレームまたはコンフォートノイズフレームを含み、このフィールドから有音区間、無音区間を検出することができる(例えば、非特許文献1参照)。
一般的に、音声通信では、一方が発話中の場合、他方は無音状態である場合が多い。
このような無音状態のとき、パーシステント・スケジューリングで特定の移動局に割り当てられている無線リソースを一時的に開放し、他の移動局に割り当てることができれば、一定の通信容量を効率よく利用する統計多重効果が期待でき、無線リソースの有効利用につながる。
しかし、音声codecによって行われるアプリケーションレイヤでの有音・無音区間の検出は、無線基地局(eNB:evolved Node B)や移動局(UE:User Equipment)では認識されない。
したがって、有音・無音の状態に応じて、無線リソースの開放を行うためには、無線基地局や移動局が、(例えば、MAC層において)無音状態の検出が通知されるか、あるいは無音状態の検出を推定する必要がある。
RFC3267, Real-Time Transport Protocol (RTP) Payload Format and File Storage Format for the Adaptive Multi-Rate (AMR) and Adaptive Multi-Rate Wideband (AMR-WB) Audio Codec
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、有音・無音状態の判定に基づく無線リソース開放制御方法、及び、そのようなリソース開放制御を行うことのできる無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局によってパーシステントに割り当てられている無線リソースを使用して行われる音声通信において、該無線リソースの開放を制御する無線リソース開放制御方法であって、入力パケットのサイズに基づいて、無音状態を判定するステップと、前記無音状態と判定されたときに、前記無線リソースを一時的に開放するステップとを含むことを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記無音状態の判定ステップは、前記入力パケットのサイズが第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力パケットは音声パケットではないと判断するステップと、前記音声パケットではないパケットの到着が一定回数以上連続した場合に、無音状態と判定するステップとを有してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記無音状態の判定ステップは、前記入力パケットのサイズが第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力パケットは音声パケットであると判断するステップと、前記音声パケットの到着後、一定時間が経過した場合に無音状態と判定するステップとを有してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記開放した無線リソースを、他の移動局に対して割り当てるステップをさらに含んでもよい。
本発明の第1の特徴において、前記入力パケットのサイズまたは入力パケットの到着間隔のいずれかに基づいて、有音状態を判定するステップと、前記無音状態の後に有音状態と判定されたときに、前記音声通信に対して無線リソースの再割り当てを行うステップとをさらに含んでもよい。
本発明の第1の特徴において、前記有音状態の判定ステップは、前記入力パケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力パケットを音声パケットと判断し、有音状態に移行したと判定してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記有音状態の判定ステップは、前記入力パケットの到着間隔が、所定の間隔よりも短い場合に、有音状態へ移行したと判定してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記無音状態の判定を、前記音声通信を行っている前記移動局で行い、前記無音状態が検出されたときに、無線基地局に対してリソース開放要求を送信するステップをさらに含んでもよい。
本発明の第1の特徴において、前記無音状態の判定を、無線基地局で行い、前記無音状態が検出されたときに、前記音声通信を行っている前記移動局にリソース開放通知を送信するステップをさらに含んでもよい。
本発明の第1の特徴において、前記有音状態の判定を、前記音声通信を行っている前記移動局で行い、前記無音状態の後に有音状態が判定されたときに、無線基地局に対してリソース割当要求を送信するステップをさらに含んでもよい。
本発明の第1の特徴において、前記有音状態の判定を、無線基地局で行い、前記無音状態の後に有音状態が判定されたときに、前記音声通信を行っている前記移動局に無線リソースの再割り当てを行い、リソース割当通知を送信するステップをさらに含んでもよい。
本発明の第2の特徴は、移動局であって、入力されるパケットの有音・無音状態を判断する判定部と、前記判定部で無音状態であると判定されたときに、リソース開放要求を生成するメッセージ生成部と、前記リソース開放要求を無線基地局に送信する送信部とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力されるパケットは音声パケットではないと判断し、前記音声パケットではない状態が所定の回数以上続いたときに、無音状態であると判定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力されるパケットは音声パケットであると判断し、当該音声パケットの入力から一定時間経過しても次の音声パケットが検出されない場合に、無音状態であると判定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記判定部は、前記無音状態の後に、前記第2のしきい値よりも大きい入力パケットが検出された場合に、有音状態に移行したと判定し、前記メッセージ生成部は、リソースの再割当要求を生成してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記判定部は、前記無音状態の後に入力パケットが到着した場合に、パケット到着間隔を測定し、前記間隔が第3のしきい値より小さい場合に、有音状態に移行したと判定し、前記メッセージ生成部は、リソースの再割当要求を生成してもよい。
本発明の第3の特徴は、無線基地局であって、入力されるパケットの有音・無音状態を判断する判定部と、前記判定部で無音状態であると判定されたときに、前記入力パケットを送受信する移動局にパーシステントに割り当てられている無線リソースを開放するスケジューラとを備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴において、前記判定部で無音状態であると判定されたときに、リソース開放通知を生成するメッセージ生成部と、前記リソース開放通知を移動局に送信する送信部とをさらに備えていてもよい。
本発明の第3の特徴において、前記スケジューラは、前記開放された無線リソースを他の移動局に割り当ててもよい。
本発明の第3の特徴において、前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力されるパケットは音声パケットではないと判断し、記音声パケットではない状態が所定の回数以上続いたときに、無音状態であると判定してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力されるパケットは音声パケットであると判断し、当該音声パケットの入力から一定時間経過しても次の音声パケットが検出されない場合に、無音状態であると判定してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記判定部は、前記無音状態の後に、前記第2のしきい値よりも大きい入力パケットが検出された場合に、有音状態に移行したと判定し、前記スケジューラは、前記移動局に無線リソースの再割り当てを行ってもよい。
本発明の第3の特徴において、前記判定部は、前記無音状態の後に入力パケットが到着した場合に、パケット到着間隔を測定し、前記間隔が第3のしきい値より小さい場合に、有音状態に移行したと判定し、前記スケジューラは、前記移動局に無線リソースの再割り当てを行ってもよい。
本発明の第1及び2の特徴において、前記リソース開放要求は、前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するバッファステータスレポートによって送信されてもよい。
本発明の第1及び2の特徴において、前記バッファステータスレポートは、0バイトのデータ量を通知するものであってもよい。
本発明の第1の特徴において、前記バッファステータスレポートは、リソース開放要求を示す特定のビット列を含むものであってもよい。
本発明の第1及び2の特徴において、前記バッファステータスレポートは、パーシステントに無線リソースが割り当てられている無線アクセスベアラに関連する前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するものであってもよい。
本発明の第1及び2の特徴において、前記リソース開放要求は、スケジューリング要求を送信するために前記移動局に個別に割り当てられた無線リソースを用いて送信されてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記移動局は、前記無線基地局に対して前記リソース開放要求を送信した後に、前記無線リソースを一時的に開放してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記移動局は、前記リソース解放通知を受信した後に、前記無線リソースを一時的に開放してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記リソース開放要求を前記無線基地局に送信した後、該リソース開放要求に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えていてもよい。
本発明の第2の特徴において、無線基地局からリソース開放通知を受信した後、該リソース開放通知に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えていてもよい。
図1は、上りリンクで、移動局からの開放要求に基づくリソース開放制御のシーケンス図である。 図2は、図1のリソース開放制御を行う移動局の概略ブロック図である。 図3は、移動局での無音判定処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、移動局での無音判定処理の別の例を示すフローチャートである。 図5は、上りリンクで、無線基地局での無音判定に基づくリソース開放制御のシーケンス図で 図6は、図5のリソース開放制御を行う無線基地局の概略ブロック図である。 図7は、無線基地局での無音判定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、無線基地局での無音判定処理の別の例を示すフローチャートである。 図9は、上りリンクで、移動局からの割当要求に基づくリソース再割り当て制御のシーケンスである。 図10は、上りリンクで、無線基地局のタイマ制御によるリソース再割り当てのシーケンス図である。 図11は、図9のリソース再割り当てで、移動局が行う有音判定処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、図9のリソース再割り当てで、移動局が行う有音判定処理の別の例を示すフローチャートである。 図13は、下りリンクで、移動局からの開放要求に基づくリソース開放制御のシーケンスである。 図14は、下りリンクで、無線基地局での無音判定によるリソース開放制御のシーケンス図である。 図15は、下りリンクで、無線基地局での有音判定によるリソースの再割り当て制御のシーケンスズである。 図16は、無線基地局での有音判定処理の一例を示すフローチャートである。 図17は、無線基地局での有音判定処理の別の例を示すフローチャートである。 図18Aは、本実施形態でリソース解放要求を通知するために用いられるバッファステータスレポートの一例を示す図である。 図18Bは、本実施形態でリソース解放要求を通知するために用いられるバッファステータスレポートの一例を示す図である。 図18Cは、本実施形態でリソース解放要求を通知するために用いられるバッファステータスレポートの一例を示す図である。 図19は、無線基地局でのスケジューリング要求の受信処理の例を示すフローチャートである。
以下で、本発明の良好な実施形態について、図面を参照して説明する。説明の便宜上、上りリンク音声伝送における制御と、下りリンク音声伝送における制御とに分けて説明するが、基本的な考え方は同じである。
なお、本実施形態では、後述するように、パケットサイズに基づいて、MAC層において、無音状態か否かについて判定するように構成されている。
本実施形態は、例えば、パケット長に基づいて音声パケットか、音声パケット以外のパケット(たとえばサイレント状態を記述するSID(silent descriptor)パケット)なのかを推定し、無音状態、有音状態を判断することができる。
また、本実施形態は、判定の信頼度を確保するために、特定のバッファ状態が一定時間継続したときに無音状態に移行した判定するのが望ましい。
例えば、本実施形態は、音声以外のパケットが複数回連続して到着した場合に無音状態と判断する、或いは、長いサイズのパケット(音声パケットと推定される)の到着後、一定時間、次の音声パケットを受信しない場合に無音状態と判断してもよい。
<上りリンクでの無線リソース開放制御>
図1は、上りリンクでのリソース開放シーケンスの第1の例を示す図である。この実施例では、移動局(またはユーザ端末UE)で無音判定を行い、移動局からのリソース開放要求に基づいて、無線リソースが開放される。
すなわち、移動局UEは、ユーザの通話中に、無線基地局(eNB)へ送信されるべき音声データの無音区間を判定する(S1)。無音区間の判定方法については、後述する。
無音区間が検出されたならば、移動局UEは、リソース開放要求を生成し(S2)、これを無線基地局eNBに送信する(S3)。
リソース開放要求を受信した無線基地局は、この移動局UEに対してパーシステントに割り当てられていた上りリンクの無線リソースを開放する(S4)。
必要であれば、リソース開放応答を移動局UEに返してもよい(S5)。
図2は、上述した動作を行う移動局(UE)10の概略構成を示すブロック図である。
移動局10は、上位層から入力される送信パケットを一時的に格納するパケットバッファ11と、入力パケットについて有音・無音区間を判定する有音・無音判定部12を有する。
有音・無音判定部12は、上りリンク用の有音・無音判定部12aと、下りリンク用の有音・無音判定部12bと、タイマ12cを含む。
上りリンクの処理では、有音・無音判定部12aは、パケットサイズまたはバッファへの格納状態に基づき、有音区間・無音区間を判定する。
有音区間であれば、送信部14は、そのままパケットバッファ11からパケットを順次読み出して、所定のタイミングで送信する。
なお、図2では、説明の便宜上、上りリンク用の有音・無音判定部12aと、下りリンク用の有音・無音判定部12bとを分けて描いているが、単一の判定部で判定処理を行ってもよい。
有音・無音判定部12aが、無音区間を検出すると、開放・割当要求信号生成部13は、リソース開放要求を生成し、送信部14から無線基地局eNBへ送信する。
一方、後述するように、ユーザが、発話を再開し、有音・無音判定部12aが、有音区間の再開を判定した場合は、開放・割当要求信号生成部13は、割当要求信号を生成して、送信部14から無線基地局eNBへ送信する。
なお、受信系の処理については、下りリンクでのリソース開放制御と関連して後述する。
なお、移動局10は、上述のリソース開放要求を無線基地局20に送信した後、かかるリソース開放要求に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えていてもよい。
また、移動局10は、無線基地局20からリソース開放通知を受信した後、かかるリソース開放通知に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えていてもよい。
図3は、有音・無音判定部12aが行う無音判定処理の一例(フロー1)を示す。この判定例では、パケットサイズに基づいて有音・無音を判定する。
まず、送信パケットが入力されると(S31)、有音・無音判定部12aは、パケットサイズが所定のしきい値よりも小さいか否かを判断する(S32)。
AMRの場合、発語していない無音区間においても、一定間隔(例えば、160msおき)で背景雑音情報が、SID(silent descriptor)として送信される。
SIDは、音声パケットと比較してパケット長が短い。AMRの最低レート(4.75kbps)のペイロードサイズは、112ビットであるが、SIDのペイロードサイズは、56ビットである。
有音・無音判定部12aは、AMRに限らず、音声パケットとノイズ情報を伝達するパケットとのパケットサイズの違いを利用して、パケットサイズから有音・無音状態を推定することができる。
ステップS32で、パケットサイズがしきい値よりも小さい場合は、有音・無音判定部12aは、SIDであると判断する(S33)。
そして、有音・無音判定部12aは、SIDが所定の回数(N回)以上連続して受信されたか否かについて判断する(S34)。
所定回数に満たない場合は、有音・無音判定部12aは、ステップS31に戻って、次の入力パケットについて判定する。
SIDがN回以上続けて受信された場合は、無音状態になった可能性が高く、有音・無音判定部12aは、この時点で、無音状態へ移行したと判断して(S35)、開放・割当要求信号生成部13に、リソース開放要求を生成させる(S36)。
図4は、有音・無音判定部12aが行う無音判定処理フローの別の例(フロー2)である。この例では、タイマを用いて無音状態の判定を行う。
送信パケットが入力されると(S41)、有音・無音判定部12aは、入力パケットのサイズが所定のしきい値よりも大きいか否かについて判断する(S42)。
このしきい値は、図3の処理フローで用いられるしきい値と同じである必要はない。
パケットサイズがしきい値よりも大きい場合は、有音・無音判定部12aは、入力されたパケットが音声パケットであると判断して、タイマ12cを起動し(S43)、一定時間が経過しているか否かについて判断する(S44)。
タイマ12cは、しきい値よりも大きいサイズのパケット(音声パケット)が到着する度にリセット起動されるので、起動から一定時間経過した場合、すなわち、一定時間、音声パケットの到着がない場合(S44で、YES)は、有音・無音判定部12aは、無音状態へ移行したと判断する(S45)。
そして、有音・無音判定部12aは、開放・割当要求信号生成部14に、リソース開放要求を生成させる(S46)。
次に、上りリンクで、無線基地局(eNB)において有音・無音判断を行う例を説明する。図5は、無線基地局での無音検出に基づく、無線リソースの開放シーケンスを示す図である。
無線基地局は、受信パケットに対して無音判定を行い、無音区間を検出する(S51)。
無音区間が検出されると、無線基地局は、リソース開放通知を生成するとともに、移動局UE)に対して、パーシステントに割り当てられている無線リソースを一時的に開放して、他の移動局に割り当てるとともに(S52)、リソース開放通知を移動局に送信する(S53)。
図6は、無線基地局(eNB)20の構成例である。無線基地局20は、移動局10からパケットを受信する受信部25と、入力されるパケットの有音・無音を判定する有音・無音判定部22を有する。
有音・無音判定部22は、下りリンクのパケット判定を行う有音・無音判定部22aと、上りリンクのパケット判定を行う有音・無音判定部22bと、タイマ22cを含む。
図6の例では、上りリンク用の有音・無音判定部22bと、下りリンク用の有音・無音判定部22bとを別々に設けているが、単一のユニットとしてよい。
上りリンクと下りリンクで共通の有音・無音判定部を用いてもよい。また、受信部25と有音・無音判定22bとの間に、バックボーン系のパケットバッファ21とは別に、第2のバッファを挿入してもよいし、パケットバッファ21を共有してもよい。
スケジューラ27は、有音・無音判定部22bで無音区間が検出されると、無音パケットを送信した移動局にパーシステントに割り当てられている無線リソースを開放して、他の移動局に割り当てる。
これとともに、開放・割当通知生成部24は、リソース開放通知を生成して、送信部25から移動局に通知する。
また、開放・割当通知生成部24は、新たに開放リソースを割り当てられたユーザ端末に対する割当通知を生成し、送信部25からこれを送信する。
なお、スケジューラ27は、図1の構成で移動局からリソース開放要求を受け取った場合も、この移動局に割り当てられていた無線リソースを一時的に開放する。
また、スケジューラ27は、後述するリソース割当要求を移動局から受け取った場合は、この移動局に使用可能なリソースを割り当てる。
無線基地局20の送信系の処理については、下りリンクでのリソース開放制御と関連して、後述する。
図7は、無線基地局20の有音・無音判定部22bが行う無音判定のうち、パケットサイズに基づく判定処理の例を示すフローチャートである。
移動局からパケットが到着すると(S72)、有音・無音判定部22bは、パケットサイズが所定のしきい値よりも小さいか否かを判断する(S72)。
しきい値よりも小さい場合は、有音・無音判定部22bは、SIDと判断する(S73)。
その後、有音・無音判定部22bは、SIDを所定の回数(N回;N≧1)以上連続して受信したか否かについて判断する(S74)。
移動局からSIDをN回以上続けて受信した場合は(S74で、YES)、有音・無音判定部22bは、無音状態へ移行したと判断し(S75)、開放・割当通知生成部23にリソース開放通知および/または他の移動局への割当通知を生成させる(S76)。
図8は、無線基地局20の有音・無音判定部22bが行う無音判定のうち、タイマを用いた判定処理例を示すフローチャートである。
移動局からパケットが到着すると(S81)、有音・無音判定部22bは、パケットサイズがしきい値よりも大きいか否かについて判断する(S82)。このしきい値は、図7の処理フローで用いるしきい値と同じである必要はない。
パケットサイズがしきい値よりも大きい場合は、有音・無音判定部22bは、上述のパケットが音声パケットであると判断して、タイマ22cを起動する(S83)。
タイマ22cの起動から一定時間経過した場合は(S84で、YES)、有音・無音判定部22bは、無音状態へ移行したと判断して(S85)、開放・割当通知生成部23にリソース開放通知および/または他の移動局への割当通知を生成させる(S86)。
次に、図9〜図12を参照して、発話を再開した移動局に対する上りリンクの無線リソースの再割り当てについて説明する
図9は、移動局UEからのリソース割当要求に基づくリソース再割当のシーケンス図である。
送信パケットが入力されると(S91)、移動局は、有音区間の再開を判定し(S92)、リソース再割当要求を生成して、これを無線基地局に送信する(S93およびS94)。
再割当要求を受け取った無線基地局は、この移動局に対するパーシステントな無線リソースの割り当てを再開し(S95)、リソース割当通知を移動局に通知する(S96)。
移動局は、パケットをバッファから順次読み出し(S97)、再度割り当てられた無線リソースを使用してパケットを送信する(S98)。
図10は、無線基地局(eNB)でのタイマ制御によるリソース再割当のシーケンス図である。
無線基地局は、移動局にパーシステントに割り当てられていた無線リソースを開放した後に、タイマ22cを起動する(S101)。
タイマが満了すると(S102)、無線基地局は、この移動局に対して無線リソースの再割当を行う(S103)。
一方、移動局では、ユーザが発話を再開し、音声パケットがバッファに入力される(S104)。
このパケットは、再割り当てされた無線リソースを使用して無線基地局へ送信される(S105)。
図11および図12は、図9のシーケンスで、移動局が行う有音区間の判定例である。図11では、パケットサイズに基づく有音判定を、図12の例では、タイマを用いた有音判定を行う。
図11において、上位層からパケットが入力されると(S111)、有音・無音判定部12a(図2参照)は、パケットサイズが所定のしきい値より大きいか否かについて判断する(S112)。
しきい値よりも大きい場合は、有音・無音判定部12aは、入力されたパケットが音声パケットであると判断して(S113)、有音状態へ移行したと判断し(S114)、開放・割当要求信号生成部13にリソース割当要求を生成させる(S115)。
図12のフローでは、上位層からパケットが入力されると(S121)、タイマ12cが起動され(S122)、次にパケットが到着するまでのパケット到着間隔が測定される(S123)。
有音・無音判定部12aは、到着間隔が所定のしきい値よりも小さいか否かについて判断し(S124)、到着間隔がしきい値よりも小さい場合は、有音状態へ移行したと判断して(S125)、開放・割当要求信号生成部13にリソース割当要求を生成させる(S126)。
これは、音声パケットの到着間隔が、SIDの到着間隔に比較して短いことを利用している。
<下りリンクでの無線リソース開放制御>
次に、図13〜図17を参照して、下りリンクでの無線リソース開放制御を説明する。
図13は、移動局UEからのリソース開放要求に基づく無線リソース開放シーケンスである。
無線基地局20が、パケットをバッファ21から読み出し(S131)、宛先の移動局20へ送信する(S132)。
パケットを受信した移動局20の有音・無音判定部12bは、無音状態を判定すると(S133)、開放・割当要求信号生成部13が、リソース開放要求を生成し(S134)、これを無線基地局20へ送信する(S135)。
無線基地局20は、リソース開放要求に応じて、この移動局10への通信に用いていた無線リソースを、他の移動局へ割り当てる(S136)。
無線基地局20は、任意で、移動局に対してリソース開放応答を通知してもよい(S137)。
ステップS133での無音判定は、図3または図4のフローに示すように、受信パケットのパケットサイズまたはタイマにより判定することができる。
図14は、無線基地局(eNB)での無音判定による無線リソース開放シーケンスである。
無線基地局20は、バッファ21からパケットを読み出して(S141)、宛先の移動局へ送信するとともに(S142)、有音・無音判定部22aで無音判定を行う(S143)。
無音状態であると判断されると、無線基地局20は、この移動局への通信に割り当てられていた無線リソースを開放して、他の移動局に割り当て(S144)、移動局に対して、かかる無線リソースの開放を通知する(S145)。
なお、ステップS143での無音判定は、例えば、図7および図8のフローに示される判定処理と同様である。
図15は、相手側が発話を再開し、無音状態から有音状態になったときの無線リソース再割当シーケンスである。
無線基地局20において、上位層から入力されるパケットをバッファリングし(S151)、有音・無音判定部22aで有音判定を行う(S152)。
有音状態であると判定されると、無線基地局20は、この移動局に対する無線リソースの割り当てを再開し(S153)、リソース再割当通知を送信する(S154)。
そして、無線基地局20は、バッファ21からパケットを読み出して(S155)、移動局へ送信する(S156)。
図16および図17は、ステップS152での有音判定の処理フローである。図16では、パケットサイズに基づく有音判定を行い、図17の例では、タイマを用いて有音判定を行う。
図16のフローにおいて、上位層からパケットが到着すると(S161)、有音・無音判定部22aは、パケットサイズがしきい値よりも大きいか否かについて判断する(S162)。
しきい値よりも大きい場合は、有音・無音判定部22aは、到着されたパケットが音声パケットであると判断して(S163)、有音状態へ移行したと判断し(S164)、開放・割当要求信号生成部13にリソース割当要求を生成させる(S165)。
図17のフローでは、上位層からパケットが到着すると(S171)、タイマ22cが起動して(S172)、次にパケットが到着するまでのパケット到着間隔が測定される(S173)。
有音・無音判定部22aは、到着間隔が所定のしきい値よりも小さいか否かについて判断し(S174)、到着間隔がしきい値よりも小さい場合は、有音状態へ移行したと判断して(S175)、スケジューラ27で当該移動局に対するリソースの割り当てを行うとともに、開放・割当通知信号生成部23にリソース割当通知を生成させる(S176)。
以上述べたように、本発明によれば、有音、無音状態を判断することによって、無音状態のときにパーシステントに割り当てられている無線リソースの一部を開放して、他の移動局へ割り当てることができるので、無線リソースの効率的な利用が実現する。
<変更例>
上述のリソース開放要求は、移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するバッファステータスレポート(BSR:Buffer Status Report)によって送信されてもよい。
ここで、バッファステータスレポートは、MAC制御情報(MAC control element)として送信されるものである。
具体的には、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、特定の報告フォーマットを有するバッファステータスレポートによって、上述のリソース開放要求を生成するように構成されている。
例えば、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、図18Aに示すように、0バイトのデータ量を通知するバッファステータスレポートによって、上述のリソース開放要求を生成するように構成されていてもよい。
また、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、図18Bに示すようにリソース開放要求を示す特定のビット列(例えば、11111111)を含むバッファステータスレポートによって、上述のリソース開放要求を生成するように構成されていてもよい。
また、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、パーシステントに無線リソースが割り当てられている無線アクセスベアラに関連する移動局10の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するバッファステータスレポートによって、上述のリソース開放要求を生成するように構成されていてもよい。
ここで、無線アクセスベアラは、LTE方式の移動通信システムでは、移動局10と、無線基地局装置との間で確立されているものとする。
例えば、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、ベアラID(或いは、ベアラグループID)によって、バッファステータスレポートによるデータ量の報告対象となる無線アクセスベアラ(パーシステント用無線アクセスベアラ)を特定した上で、送信バッファに滞留されているデータ量が0バイトになった場合に、パーシステントに割り当てられた無線リソースに対するリソース解放要求として、0バイトを通知するバッファステータスレポートを生成して送信する。
また、移動局10の開放・割当要求信号生成部13は、移動局10によって上り個別リソースの割り当てを要求するスケジューリング要求(Scheduling Request)によって、リソース開放要求を送信するように構成されていてもよい。
無線基地局20は、図19に示すように、移動局10からスケジューリング要求を受信すると(S1001)、かかるスケジューリング要求が、通常のスケジューリング要求を意味するのか、或いは、リソース解放要求を意味するのかについて判定する(S1002)。
無線基地局20は、通常のスケジューリング要求を意味すると判定した場合、ステップS1004において、当該移動局10に対する上り個別リソース割当処理を行う。
一方、無線基地局20は、リソース解放要求を意味すると判定した場合、ステップS1003において、当該移動局10に対するパーシステントに割り当てられている無線リソース開放処理を行う。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明によれば、有音・無音状態を判定し、これに基づいて、パーシステントに割り当てられている無線リソースの開放制御を行うことができ、結果として、無線リソースの有効利用を図ることができる。
そして、有音・無音判定部12aは、開放・割当要求信号生成部1に、リソース開放要求を生成させる(S46)。
図6の例では、上りリンク用の有音・無音判定部22bと、下りリンク用の有音・無音判定部22aとを別々に設けているが、単一のユニットとしてよい。
上りリンクと下りリンクで共通の有音・無音判定部を用いてもよい。また、受信部25と有音・無音判定22bとの間に、バックボーン系のパケットバッファ21とは別に、第2のバッファを挿入してもよいし、パケットバッファ21を共有してもよい。
これとともに、開放・割当通知生成部23は、リソース開放通知を生成して、送信部24から移動局に通知する。
移動局からパケットが到着すると(S7)、有音・無音判定部22bは、パケットサイズが所定のしきい値よりも小さいか否かを判断する(S72)。
しきい値よりも小さい場合は、有音・無音判定部22bは、SIDと判断する(S73)。
無線基地局20が、パケットをバッファ21から読み出し(S131)、宛先の移動局10へ送信する(S132)。
パケットを受信した移動局10の有音・無音判定部12bは、無音状態を判定すると(S133)、開放・割当要求信号生成部13が、リソース開放要求を生成し(S134)、これを無線基地局20へ送信する(S135)。

Claims (37)

  1. 移動局によってパーシステントに割り当てられている無線リソースを使用して行われる音声通信において、該無線リソースの開放を制御する無線リソース開放制御方法であって、
    入力パケットのサイズに基づいて、無音状態を判定するステップと、
    前記無音状態と判定されたときに、前記無線リソースを一時的に開放するステップとを含むことを特徴とする無線リソース開放制御方法。
  2. 前記無音状態の判定ステップは、
    前記入力パケットのサイズが第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力パケットは音声パケットではないと判断するステップと、
    前記音声パケットではないパケットの到着が一定回数以上連続した場合に、無音状態と判定するステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  3. 前記無音状態の判定ステップは、
    前記入力パケットのサイズが第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力パケットは音声パケットであると判断するステップと、
    前記音声パケットの到着後、一定時間が経過した場合に無音状態と判定するステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  4. 前記開放した無線リソースを、他の移動局に対して割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  5. 前記入力パケットのサイズまたは入力パケットの到着間隔のいずれかに基づいて、有音状態を判定するステップと、
    前記無音状態の後に有音状態と判定されたときに、前記音声通信に対して無線リソースの再割り当てを行うステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  6. 前記有音状態の判定ステップは、前記入力パケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力パケットを音声パケットと判断し、有音状態に移行したと判定することを特徴とする請求項5に記載の無線リソース開放制御方法。
  7. 前記有音状態の判定ステップは、前記入力パケットの到着間隔が、所定の間隔よりも短い場合に、有音状態へ移行したと判定することを特徴とする請求項5に記載の無線リソース開放制御方法。
  8. 前記無音状態の判定を、前記音声通信を行っている前記移動局で行い、
    前記無音状態が検出されたときに、無線基地局に対してリソース開放要求を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  9. 前記無音状態の判定を、無線基地局で行い、
    前記無音状態が検出されたときに、前記音声通信を行っている前記移動局にリソース開放通知を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線リソース開放制御方法。
  10. 前記有音状態の判定を、前記音声通信を行っている前記移動局で行い、
    前記無音状態の後に有音状態が判定されたときに、無線基地局に対してリソース割当要求を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の無線リソース開放制御方法。
  11. 前記有音状態の判定を、無線基地局で行い、
    前記無音状態の後に有音状態が判定されたときに、前記音声通信を行っている前記移動局に無線リソースの再割り当てを行い、リソース割当通知を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の無線リソース開放制御方法。
  12. 入力されるパケットの有音・無音状態を判断する判定部と、
    前記判定部で無音状態であると判定されたときに、リソース開放要求を生成するメッセージ生成部と、
    前記リソース開放要求を無線基地局に送信する送信部とを備えることを特徴とする移動局。
  13. 前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力されるパケットは音声パケットではないと判断し、
    前記音声パケットではない状態が所定の回数以上続いたときに、無音状態であると判定することを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  14. 前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力されるパケットは音声パケットであると判断し、
    当該音声パケットの入力から一定時間経過しても次の音声パケットが検出されない場合に、無音状態であると判定することを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  15. 前記判定部は、前記無音状態の後に、前記第2のしきい値よりも大きい入力パケットが検出された場合に、有音状態に移行したと判定し、
    前記メッセージ生成部は、リソースの再割当要求を生成することを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  16. 前記判定部は、前記無音状態の後に入力パケットが到着した場合に、パケット到着間隔を測定し、前記間隔が第3のしきい値より小さい場合に、有音状態に移行したと判定し、
    前記メッセージ生成部は、リソースの再割当要求を生成することを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  17. 入力されるパケットの有音・無音状態を判断する判定部と、
    前記判定部で無音状態であると判定されたときに、前記入力パケットを送受信する移動局にパーシステントに割り当てられている無線リソースを開放するスケジューラとを備えることを特徴とする無線基地局。
  18. 前記判定部で無音状態であると判定されたときに、リソース開放通知を生成するメッセージ生成部と、
    前記リソース開放通知を移動局に送信する送信部とをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  19. 前記スケジューラは、前記開放された無線リソースを他の移動局に割り当てることを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  20. 前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第1のしきい値よりも小さい場合に、該入力されるパケットは音声パケットではないと判断し、
    前記音声パケットではない状態が所定の回数以上続いたときに、無音状態であると判定することを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  21. 前記判定部は、前記入力されるパケットのサイズが、第2のしきい値よりも大きい場合に、該入力されるパケットは音声パケットであると判断し、
    当該音声パケットの入力から一定時間経過しても次の音声パケットが検出されない場合に、無音状態であると判定することを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  22. 前記判定部は、前記無音状態の後に、前記第2のしきい値よりも大きい入力パケットが検出された場合に、有音状態に移行したと判定し、
    前記スケジューラは、前記移動局に無線リソースの再割り当てを行うことを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  23. 前記判定部は、前記無音状態の後に入力パケットが到着した場合に、パケット到着間隔を測定し、前記間隔が第3のしきい値より小さい場合に、有音状態に移行したと判定し、
    前記スケジューラは、前記移動局に無線リソースの再割り当てを行うことを特徴とする請求項17に記載の無線基地局。
  24. 前記リソース開放要求は、前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するバッファステータスレポートによって送信されることを特徴とする請求項8に記載の無線リソース開放制御方法。
  25. 前記バッファステータスレポートは、0バイトのデータ量を通知するものであることを特徴とする請求項24に記載の無線リソース開放制御方法。
  26. 前記バッファステータスレポートは、前記リソース開放要求を示す特定のビット列を含むものであることを特徴とする請求項24に記載の無線リソース開放制御方法。
  27. 前記バッファステータスレポートは、パーシステントに無線リソースが割り当てられている無線アクセスベアラに関連する前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するものであることを特徴とする請求項24に記載の無線リソース開放制御方法。
  28. 前記リソース開放要求は、前記移動局によって上り個別リソースの割り当てを要求するスケジューリング要求によって送信されることを特徴とする請求項8に記載の無線リソース開放制御方法。
  29. 前記リソース開放要求は、前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するバッファステータスレポートによって送信されることを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  30. 前記バッファステータスレポートは、0バイトのデータ量を通知するものであることを特徴とする請求項29に記載の移動局。
  31. 前記バッファステータスレポートは、前記リソース開放要求を示す特定のビット列を含むものであることを特徴とする請求項29に記載の移動局。
  32. 前記バッファステータスレポートは、パーシステントに無線リソースが割り当てられている無線アクセスベアラに関連する前記移動局の送信バッファに滞留されているデータ量を報告するものであることを特徴とする請求項29に記載の移動局。
  33. 前記リソース開放要求は、前記移動局によって上り個別リソースの割り当てを要求するスケジューリング要求によって送信されることを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  34. 前記移動局は、前記無線基地局に対して前記リソース開放要求を送信した後に、前記無線リソースを一時的に開放することを特徴とする請求項8に記載の無線リソース開放制御方法。
  35. 前記移動局は、前記リソース解放通知を受信した後に、前記無線リソースを一時的に開放することを特徴とする請求項9に記載の無線リソース開放制御方法。
  36. 前記リソース開放要求を前記無線基地局に送信した後、該リソース開放要求に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えることを特徴とする請求項12に記載の移動局。
  37. 無線基地局からリソース開放通知を受信した後、該リソース開放通知に対応する無線リソースを開放する無線リソース管理部を備えることを特徴とする請求項12に記載の移動局。
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