JPWO2007138664A1 - スケジューリング方法および通信装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、OFDMA方式無線通信システムを構成する基地局が、複数ユーザとの間で行うデータ送受信において、隣接基地局がデータ送受信の際に優先的に使用する他セル割り当てサブチャネル領域とは異なるデフォルトサブチャネル領域へ優先的にデータ列を割り当てるスケジューリング方法であって、デフォルトサブチャネル領域へ割り当て可能な数のデータ列を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いものから、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いものから選択し、デフォルトサブチャネル領域へ割り当てるデータ列選択割当ステップと、データ列選択割当ステップにおいてデータ列全てをデフォルトサブチャネル領域へ割り当てることができなかった場合、割り当てられなかったデータ列を、他セル割り当てサブチャネル領域へ割り当てる残りデータ列割当ステップと、を含む。

Description

本発明は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用した無線通信システムにおいてデータ送受信を行う場合のスケジューリング方法に関するものであり、特に、隣接するセルとの間で干渉が発生するのを回避しつつ高スループットを実現するスケジューリング方法および通信装置に関するものである。
OFDMA方式の無線通信システムの規格として下記非特許文献1が存在する。下記非特許文献1に記載のOFDMA方式の無線通信システムにおいて、基地局は、自身に割り当てられた周波数帯域を複数のサブチャネルに分割し、分割後のサブチャネルを使用して自エリア(セル)内の端末と通信を行う。
ここで、周波数帯域のサブチャネルへの分割方法として下記非特許文献に規定されているPUSC(Partial Usage of SubChannels)を適用し、各セルが単一セグメント構成をとる無線通信システムについて考える。このような場合、無線通信システムは、たとえば図1−1に示したように、隣接するセルにおいて使用するサブチャネルが互いに異なるものとなるように、各セルに対して周波数帯域を割り当てる。またこのとき、セル(Cell)X、YおよびZに対しては、たとえば図1−2に示したサブチャネルが割り当てられる。
OFDMAシステムにおいてPUSCを適用した場合、図1−2に示したようにセル毎に任意のサブチャネルを割り当てて通信を行う。そのため、他セル(隣接するセル)で使用中のサブチャネルと同じサブチャネルがセル端等の端末との通信に対して割り当てられ、干渉が生じることがある、という問題がある。この問題は、各サブチャネルを構成するサブキャリアをセルによらず同一とし、それぞれのセルが互いに異なるサブチャネルを使用して通信を行うことにより解決できる。しかしながら、このような解決方法を採った場合、各セルで使用するサブチャネル数が限られてしまうため、高い平均スループットを実現することができない、という別の問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各セルが単一セグメント構成をとり、かつ、サブチャネル分割方式としてPUSCを適用するOFDMAシステムにおいて、他セル干渉波の影響を抑圧しつつ、平均スループットの向上を実現するスケジューリング方法および通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用した無線通信システムを構成する特定の基地局が、複数ユーザ(端末)との間で行うデータ送受信において、隣接する他の基地局がデータ送受信の際に優先的に使用するサブチャネル領域(他セル割り当てサブチャネル領域)とは異なるデフォルトサブチャネル領域へ優先的にデータ列を割り当てる場合のスケジューリング方法であって、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当て可能な数のデータ列を、下り方向(ダウンリンク)のスケジューリングであれば、隣接する他の基地局(隣接基地局)からの干渉量が多いものから順番に、一方、上り方向(アップリンク)のスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いものから順番に、複数のデータ列の中から選択し、当該選択したデータ列を前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てるデータ列選択割当ステップと、前記データ列選択割当ステップにおいて、前記複数のデータ列全てを前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てることができなかった場合、当該デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域へ割り当てる残りデータ列割当ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明にかかるスケジューリング方法は、送受信するデータ量が多く、予め割り当てられている領域のサブチャネルのみを使用したデータ送受信ができない場合、他のセルに割り当てられている領域のサブチャネルを使用してデータ送受信を行い、また、各領域のサブチャネルへデータを割り当てる際には、各データの送信電力密度に基づいてデータの割り当て先を決定することとしたので、他セル干渉波の影響を低く抑えつつ、平均スループットを向上させることができる、という効果を奏する。
図1−1は、無線通信システムのセル配置の一例を示す図である。 図1−2は、無線通信システムの各セルに対して割り当てたサブチャネルの一例を示す図である。 図2は、本発明にかかるスケジューリング方法を適用する無線通信システムの構成例を示す図である。 図3は、基地局の構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1のスケジューリング方法を説明するための図である。 図5は、実施の形態1のスケジューリング方法を説明するための図である。 図6は、実施の形態1のスケジューリング方法を説明するための図である。 図7は、実施の形態2のスケジューリング方法を説明するための図である。 図8は、隣接する2つのセルに存在する複数の端末の位置関係の一例を示す図である。 図9は、実施の形態2のスケジューリング方法を使用して行ったスケジューリング結果の一例を示す図である。 図10−1は、無線通信システムのセル配置の一例を示す図である。 図10−2は、無線通信システムの各セルに対して割り当てた上りデータ送信時に使用するサブチャネルの一例を示す図である。 図11は、実施の形態3の無線通信システムにおいて各セルに割り当てられたサブチャネル群の構成例を示す図である。 図12は、実施の形態3の無線通信システムにおいて各セルに割り当てられたサブチャネル群の詳細を示す図である。 図13は、実施の形態3のスケジューリング方法を説明するための図である。 図14は、実施の形態3のスケジューリング方法を説明するための図である。 図15は、実施の形態3のスケジューリング方法を説明するための図である。 図16は、実施の形態3のスケジューリング方法を使用したスケジューリング結果の一例を示す図である。
符号の説明
1、70、80 基地局
2、3、71、72、73、74、81、82 端末
10 データ生成部
11 ランダマイズ部
12 符号化処理部
13 インターリーブ処理部
14 変調部
15 マッピング部
16 IFFT部
17 GI付加部
18 スケジューリング部
20 GI削除部
21 FFT部
22 検波部
23 デマッピング部
24 復調部
25 デインターリーブ処理部
26 復号化処理部
27 デランダマイズ部
30 アンテナ
以下に、本発明にかかるスケジューリング方法および通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図2は、本発明にかかるスケジューリング方法を適用する無線通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。この無線通信システムは、基地局1と、端末2および3と、を含む。そして、基地局1は、DL(Down Link)を介して端末2および3へ下りデータ(各端末へ送信するデータ、制御情報など)を送信し、UL(Up Link)を介して端末2および3からの上りデータ(各端末から送信されたデータ、制御情報など)を受信する。
図3は、基地局1の構成例を示す図であり、この基地局1は、下りデータの送信処理を行うデータ生成部10、ランダマイズ部11と、符号化処理部12と、インターリーブ処理部13と、変調部14と、マッピング部15と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部16と、GI(Guard Interval)付加部17と、スケジューリング部18と、を備え、さらに、上りデータの受信処理を行うGI削除部20と、FFT部21と、検波部22と、デマッピング部23と、復調部24と、デインターリーブ処理部25と、復号化処理部26と、デランダマイズ部27と、を備え、また、下りデータおよび上りデータを送受信するためのアンテナ30、を備える。なお、スケジューリング部18が第1のスケジューリング手段および第2のスケジューリング手段に相当する。以下、図3に基づいて、基地局1が下りデータを送信する処理および上りデータを受信する処理について説明する。
まず、下りデータの送信処理について説明する。スケジューリング部18が決定したサブチャネル構成やバーストを割り当てるOFDMAシンボルおよびサブチャネルに従って、データ生成部10が生成した下りデータは、ランダマイズ部11においてランダマイズされた後、符号化処理部12において符号化される。符号化された下りデータは、インターリーブ処理部13においてインターリーブされ、インターリーブされた下りデータに対して変調部14が変調処理を実行し、変調データを生成する。マッピング部15は、各下りデータをスケジューリング部18が決定したOFDMAシンボルおよびサブチャネルにマッピングし、IFFT部16へ出力する。なお、スケジューリング部の詳細動作については後述する。マッピング部15から出力されたデータは、IFFT部16においてIFFT(逆高速フーリエ変換)が実行され、GI付加部17においてガードインターバルが付加された後、アンテナ30を介して端末へ送信される。
つづいて、上りデータの受信処理について説明する。アンテナ30を介して受信した上りデータは、GI削除部20においてガードインターバルが削除された後、FFT部21においてFFT(高速フーリエ変換)が実行され、さらに、検波部22において検波処理が実行される。デマッピング部23は、検波部22の出力データから各上りデータ(各ユーザから受信した上りデータ)を抽出し、抽出されたデータに対して復調部24が復調処理を実行する。デインターリーブ部25は、復調されたデータをデインターリーブし、デインターリーブされたデータは、復号化処理部26において復号化され、さらにデランダマイズ部27においてデランダマイズされる。
なお、端末も基地局と同様の構成を含み、上述したデータ送信処理により基地局に対して上りデータを送信し、データ受信処理により基地局からの下りデータを受信する。ただし、端末のマッピング部は、基地局から予め指示されている上りデータ送信用シンボルのスケジューリング結果に従って、マッピング処理を実行する。すなわち、同一基地局配下の各端末のマッピング部は、基地局から受信した下りフレームに含まれる上りサブチャネルおよびシンボルのスケジューリング結果に基づいて、送信する上りデータのマッピング処理を実行する。
つづいて、OFDMA方式を適用した無線通信システムにおいて、基地局1が複数の端末に対して下りデータを送信する場合のデータ割り当て方法(スケジューリング部18が行うスケジューリング方法)について説明する。なお、各セルの構成は、図1−1に示したような構成をとり(DLにおいて各セルが単一セグメント構成をとり)、かつ、PUSCを適用するものとする。また、システムにおいて予め設定され、各セルの構成を決定するためのシステムパラメータの1つである“Use all SC indicator”が“0”であるものとする。
PUSCを適用したシステムにおいて、サブチャネルは6つのサブチャネルグループ(Subchannel group)#0、#1、#2、#3、#4および#5に分割される。ここで、本実施の形態においては、図4に示すように、セルX、Y、Zには、それぞれサブチャネルグループ#0および#1、#2および#3、#4および#5がデフォルトサブチャネルグループとして予め割り当てられているものとする。そして、各セルにおいて、複数の下りデータをスケジューリングする場合、基本的にはそれら複数の下りデータを自セルに割り当てられたデフォルトサブチャネルグループ内に収まるように割り当てる。すなわち、各セルにおいては、自セルに対して割り当てられているデフォルトサブチャネルグループを優先的に使用して下りデータを送信する。
なお、DLのPUSCにおいて、システムパラメータの一つである“Use all SC indicator”が“0”であれば(“Use all SC indicator=0”である無線通信システムにおいては)、DLゾーンによらず各サブチャネルグループを構成するサブキャリアは同一である。そのため、デフォルトサブチャネルグループ内に下りデータを割り当てて送信する限り、他セルへの干渉は生じない。
以下、一例として、セルXの基地局が下りデータを送信する場合のスケジューリング動作について説明する。セルXにおいて、基地局(スケジューリング部18)は、まず、1番目のDLゾーン(First DL Zone)に割り当てたいFCH(Frame Control Header)、DL−MAPなどの情報(以後、これらをまとめて“下りデータ”と記載する)の中から、図4に示した割り当て領域(1番目のDLゾーンであって、セルXにデフォルトサブチャネルグループとして割り当てられているサブチャネルグループ#0および#1)へ割り当て可能な数の下りデータを、送信電力密度に基づいて選択する。具体的には、最も高い送信電力密度で送信する下りデータから順番に、上記割り当て領域へ割り当て可能な数の下りデータを選択する。そして、選択した下りデータを図4に示した割り当て領域へ割り当てる(スケジューリングする)。
ここで、図4に示した割り当て領域へ割り当てたい下りデータを、当該割り当て領域へ収容しきれない場合(図4に示した割り当て領域へ全ての下りデータを割り当てることができない場合)、次のいずれかの手順を実行することにより、全ての下りデータを1番目のDLゾーンへ割り当てる。
まず、第1の方法として、図5に示すように、セルXの基地局は、全ての下りデータを同一フレーム内に割り当てられるように、OFDMAシンボル方向へ1番目のDLゾーン(First DL Zone)を拡大する。そして、拡大後のDLゾーンへ全ての下りデータを割り当てる。この場合、図5の時刻T1のOFDMAシンボルは、自セル(セルX)においては1番目のDLゾーンであるのに対して、他セル(セルY,セルZ)においては2番目のDLゾーン(Second DL Zone)となる。しかしながら、上述したように、各サブチャネルグループを構成するサブキャリアはDLゾーンによらず同一であるため他セル干渉を生じることはない。なお、他のセルにおいて、デフォルトサブチャネルグループに情報を収容できない場合についても同様に、First DL Zoneを拡大する。
次に、第2の方法として、たとえば図6に示すように、セルXの基地局は、使用するサブチャネルグループを追加し、デフォルトサブチャネルグループおよび追加したサブチャネルグループへ全ての下りデータを割り当てられるようにする。図6に示した例においては、サブチャネルグループ#2を追加している。すなわち、デフォルトサブチャネルグループとしてセルYに割り当てられているサブチャネルグループ#2をセルXでも使用することとしている。そして、セルXの基地局は、全ての下りデータをデフォルトサブチャネルグループおよび追加したサブチャネルグループへ割り当てる。
ここで、セルXにおいては、追加分のサブチャネルグループ#2へ下りデータを割り当てる場合、基地局は、低電力密度で送信可能な下りデータ(たとえば、基地局近くの端末に対する下りデータや低受信電力でも復調可能な下りデータ)をサブチャネルグループ#2へ優先的に割り当てる。これにより、セルXにおいてサブチャネルグループ#2へ割り当てて送信する下りデータは、セルYへ伝搬するまでに減衰する。すなわち、セルXにおけるサブチャネルグループ#2を使用したサブキャリア送信は、セルYにおけるサブチャネルグループ#2を使用したサブキャリア(データサブキャリア、パイロットサブキャリア)に対して干渉を与えない程度に十分減衰する。
なお、セルXの基地局は、高電力密度で送信する下りデータをサブチャネルグループ#1へ優先的に割り当てる。以上より、基地局は、各サブチャネルグループにて送信される下りデータの送信電力密度が「(サブチャネルグループ#1の下りデータの送信電力密度)>(サブチャネルグループ#0の下りデータの送信電力密度)>(サブチャネルグループ#2の下りデータの送信電力密度)」の関係となるように、各下りデータを送信電力密度に基づいてグループ分けし、グループ毎に異なるサブチャネルグループへ割り当てる(スケジューリングを行う)。
また、セルXの基地局が自セルのデフォルトサブチャネルグループとして割り当てられているものとは別のサブチャネルグループを追加使用する場合、まず上述したように、偶数番目のサブチャネルグループ(サブチャネルグループ#2,#4)を追加していく。そして、偶数版目のサブチャネルグループを全て追加したにもかかわらず割り当てたい下りデータを全て収容できない場合には、さらに奇数番目のサブチャネルグループ(サブチャネルグループ#3,#5)を追加していく。これは、各セルにおいて、奇数番目のサブチャネルグループにセル端等の端末(他セルの基地局からの到来波レベルが高い端末)に対する下りデータを割り当てるためである。また、セルXの基地局は、他セルに対する影響(干渉)を小さくするために、追加したサブチャネルグループには、送信電力密度の低い下りデータを優先的に割り当てる。さらに詳しくは、追加したサブチャネルグループの中で奇数番目のサブチャネルグループに対して、より送信電力密度の低い下りデータを優先的に割り当てる。
なお、上記説明においては、より送信電力密度の高い下りデータを奇数番目のサブチャネルグループへ割り当て、サブチャネルグループを追加する場合には偶数番目のサブチャネルグループから順番に追加することとしているが、これとは逆の動作としてもよい。すなわち、より送信電力密度の高い下りデータを偶数番目のサブチャネルグループへ割り当て、サブチャネルグループを追加する場合には奇数番目のサブチャネルグループから順番に追加する追加するようにしてもよい。また、他のセルにおいてデフォルトサブチャネルグループに全ての下りデータを収容できない場合も、同様の手順によりサブチャネルグループを追加し、より多くの下りデータを送信できるようにする。また、図4、5などにおいて示した例などにおいて、各DLゾーンは時間的に同期している必要はない。
また、セルXの基地局(スケジューリング部18)は、全ての下りデータを図4に示した割り当て領域に収容できると判断した場合であっても、高電力密度で送信する下りデータをサブチャネルグループ#1へ優先的に割り当てる。これは、上述したように、各セルにおいて奇数番目のサブチャネルグループにセル端等の端末(他セルの基地局からの到来波レベルが高い端末)に対する下りデータを割り当てるためである。
このように、本実施の形態においては、予め割り当てられているサブチャネルグループのみを使用して下りデータを送信できない(予め規定されている下りデータを割り当てるための領域内に全ての下りデータを割り当てることができない)場合、基地局は、DLゾーンをOFDMAシンボル方向へ拡大する、または、他のセルに割り当てられているサブチャネルグループを追加使用することにより、下りデータを割り当てるための領域を拡張することとした。また、他のセルに割り当てられているサブチャネルグループを追加使用する場合においては、各下りデータの送信電力密度に基づいて下りデータの割り当て先(データを割り当てるサブチャネルグループ)を決定することとした。これにより、他セル干渉波の影響を低く抑えつつ、平均スループットを向上させることができる。
また、各セルの基地局は、全ての下りデータを割り当てることができない場合には、予め規定された手順(各端末への送信電力密度を考慮した手順)により自律的に下りデータを割り当てるための領域を拡張する動作を実行することとした。そのため、無線通信システムにおいて基地局間で割り当てるサブチャネルを管理する必要がなく(基地局間で制御情報のやりとりをする必要がなく)簡易な手順で他セルに対する干渉の抑圧および平均スループットの向上を実現することができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2のスケジューリング方法および通信装置について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成、各セルの構成および基地局の構成は上述した実施の形態1と同様である。また、各セルに対して予め割り当てておくサブチャネルグループ(デフォルトサブチャネルグループ)も実施の形態1と同様である。そのため、本実施の形態においては、実施の形態1と異なる部分についてのみ説明する。
ここで、各セルにおいて、奇数番号のサブチャネルグループには、セル端等の他セルの基地局からの到来波レベルが高い(距離減衰が小さい)端末に対する下りデータを割り当てる。これとは逆に、自セルの基地局の近くに位置するなど、他セルの基地局からの到来波レベルが低い端末に対する下りデータは偶数番目のサブチャネルグループに割り当てるものとする。
また、本実施の形態においては、セルXの2番目のDLゾーン(Second DL Zone)に対して割り当てたい下りデータが多数存在し、それら全てを図4に示した割り当て領域(2番目のDLゾーンであって、セルXにデフォルトサブチャネルグループとして割り当てられているサブチャネルグループ#0および#1)に収容できない場合の基地局の動作について説明する。
このような、2番目のDLゾーンに対して割り当てたい下りデータが多数存在する場合、セルXの基地局は、図7に示すように、使用するサブチャネルグループを追加する。図7に示した例においては、サブチャネルグループ#2を追加分として使用する。すなわち、デフォルトサブチャネルグループとしてセルYに割り当てられているサブチャネルグループ#2をセルXでも使用する。
なお、サブチャネルグループ#2のみの追加では不十分の場合(全ての下りデータを収容することができない場合)、まだ追加されていない偶数番目のサブチャネルグループ(この例ではサブチャネルグループ#4)を追加する。それでもまだ不十分な場合には、さらに奇数番目のサブチャネルグループ(サブチャネルグループ#3、#5)を順番に追加する。このような順番でサブチャネルグループを追加するのは、上述したように、各セルにおいて、他セルの基地局からの到来波レベルが高いセル端等の端末に対する下りデータを奇数番目のサブチャネルグループへ割り当てているためである。
たとえば、セルYにおいては、サブチャネルグループ#3へ他セルの基地局からの到来波レベルが高いセル端等の端末に対する下りデータを割り当てている。そのため、仮にセルXにおいて、サブチャネルグループ#3を追加し、下りデータを割り当てて送信した場合、セルYにおいてサブチャネルグループ#3を使用して通信を行う端末は、セルXからの干渉レベルが無視できなくなる(伝搬減衰が十分でない)。これに対して、セルXにおいて偶数番目のサブチャネルグループであるサブチャネルグループ#2を追加し、下りデータを割り当てて送信した場合、セルYにおいてサブチャネルグループ#3を使用して通信を行う端末は、セルXからの干渉レベルを無視できる(または、干渉の影響が小さくなる)。また、セルXの基地局は、他セルへの干渉を抑えるために、追加したサブチャネルグループには、送信電力密度が低い下りデータを優先的に割り当てる。
ここで、送信電力密度に基づいて下りデータをスケジューリングする動作例を図8および9に基づいて説明する。図8および9は、セルXにおけるスケジューリング動作の一例を説明するための図である。図8は、セルXおよびセルYに存在する複数の端末の位置関係を示しており、セルXにおいては基地局70に最も近い位置に端末73が存在し、セルYとの境界付近に端末74が存在している。また、セルXには、基地局70からの距離が、端末73のそれよりも長く、かつ端末74のそれよりも短い端末71および72が存在している。また、セルYにおいては基地局80に最も近い位置に端末82が存在し、セルXとの境界付近に端末81が存在している。また、図9は、セルXおよびYにおけるスケジューリング結果の一例を示している。
図8に示した場合において、セルXの基地局70(のスケジューリング部)は、まず、セル端(セルXとの境界付近)に位置している端末74へ送信する下りデータ(DL−DATA#74)をサブチャネルグループ#1へ割り当てる。次に、基地局70は、端末74以外の端末へ送信する全ての下りデータを残りの領域(サブチャネルグループ#1の残りの領域とサブチャネルグループ#0)へ割り当てる。このとき、基地局70は、端末74以外の端末への送信下りデータ全てを残りの領域へ割り当て可能かどうかを確認し、全ての下りデータを割り当てられない場合には、送信電力密度が一番小さい端末73へ送信する下りデータ(DL−DATA#73)をサブチャネルグループ#2へ割り当てる。そして基地局70は、残りの下りデータ(DL−DATA#71,DL−DATA#72)をサブチャネルグループ#0へ割り当てる。
なお、端末73への下りデータをサブチャネルグループ#2へ割り当てても残りの下りデータ全てをサブチャネルグループ#0へ割り当てられない場合には、端末73への下りデータの次に送信電力密度の低いものを、さらにサブチャネルグループ#2へ割り当てる、などの調整を行い、全ての下りデータをサブチャネルグループへ割り当てる。
同様に、セルYにおいて、基地局80は、セル端の端末である端末81へ送信する下りデータ(DL−DATA#81)をサブチャネルグループ#3へ割り当てる。また、基地局80は、残りの端末82へ送信する下りデータ(DL−DATA#82)をサブチャネルグループ#2へ割り当てる。
この場合、基地局70が送信するDL−DATA#73と、基地局80が送信するDL−DATA#82が衝突する(図9参照)。しかしながら、端末73へ到達する基地局80からの信号(端末82への送信信号)は伝搬減衰により十分小さくなっており、端末73は、基地局70から送信された自身宛の情報を正しく復調できる。端末82においても同様であり、端末82は、基地局80から送信された自身宛の情報を正しく復調できる。
また、セルXの基地局が、奇数番目のサブチャネルグループも追加してスケジューリングを行う場合、まず、奇数番目のサブチャネルグループへ送信電力密度が最も小さい下りデータを優先的に割り当て(基地局近くの端末等の低送信電力でも復調可能なものから優先的に割り当てる)、次に、残っているものの中で送信電力密度が最も小さい下りデータを、追加した偶数番目のサブチャネルグループへ優先的に割り当てる。
なお、上記説明においては、より送信電力密度の高い下りデータを奇数番目のサブチャネルグループへ割り当て、サブチャネルグループを追加する場合には偶数番目のサブチャネルグループから順番に追加することとしているが、これとは逆の動作としてもよい。すなわち、より送信電力密度の高い下りデータを偶数番目のサブチャネルグループへ割り当て、サブチャネルグループを追加する場合には奇数番目のサブチャネルグループから順番に追加する追加するようにしてもよい。また、他のセルにおいて、デフォルトサブチャネルグループへ全ての下りデータを収容できない場合も、同様の手順によりサブチャネルグループを追加し、より多くの下りデータを送信できるようにする。また、図7に示した例などにおいて、各DLゾーンは時間的に同期している必要はない。
このように、本実施の形態においては、予め割り当てられているサブチャネルグループのみを使用して下りデータを送信できない(予め規定されている下りデータを割り当てるための領域内に全ての下りデータを割り当てることができない)場合、基地局は、使用するサブチャネルグループを順番に追加して下りデータを割り当てるための領域を拡張し、追加したサブチャネルグループには、より送信電力密度の低い下りデータを優先的に割り当てることとした。これにより、他セル干渉波の影響を低く抑えつつ、平均スループットを向上させることができる。
また、各セルの基地局は、全ての下りデータを割り当てることができない場合には、予め規定された手順に従って自律的に下りデータを割り当てるための領域を拡張する動作を実行することとした。そのため、システムにおいて基地局間で割り当てるサブチャネルを管理する必要がなく(基地局間で制御情報のやりとりをする必要がなく)簡易な手順で他セルに対する干渉の抑圧および平均スループットの向上を実現することができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3のスケジューリング方法および通信装置について説明する。実施の形態1および2においては、基地局から端末へ送信する下りデータのスケジューリング動作について説明したが、本実施の形態においては、端末から基地局へ送信する上りデータのスケジューリング動作について説明する。なお、本実施の形態の無線通信システムの構成および基地局の構成は上述した実施の形態1と同様である。また、各セルの構成は図10−1に示したような構成をとり(ULにおいて各セルが単一セグメント構成をとり)、かつ、PUSCを適用するものとする。なお、図10−2は各セルに対する周波数帯域(サブチャネル)の割り当て結果の一例を示している。また、各セルの“UL_PermBase”(各セルに対して割り当てられるサブチャネルの構成を示すシステムパラメータ)は、同一であるものとする。さらに、図11に示すように、セルX、Y、Zそれぞれに全サブチャネル数の1/3程度ずつをデフォルトサブチャネル群として割り当てるものとする。
なお、PUSCを適用したシステムの場合、各端末が使用するサブチャネルは基地局が決定し、基地局は決定結果を各端末に対して通知する。また、“UL_PermBase”が同一であれば、ULゾーン(UL Zone)によらず、各サブチャネルを構成するサブキャリアは同一であるので、デフォルトサブチャネル群を使用している限り、他セルへの干渉は生じない。
図12は、各セルに割り当てられたデフォルトサブチャネル群の構成例を示す図である。そして、各セルのデフォルトサブチャネル群は、図12に示したように、さらに、複数の領域に分割されて使用される。この図12に基づいて上りデータのスケジューリング動作を説明する。ここでは一例として、セルXにおいて送信される上りデータのスケジューリング動作を説明する。なお、上りデータのスケジューリング動作も実施の形態1および2において示した下りデータのスケジューリング動作と同様に、他セル干渉の影響を避ける(抑圧する)ように上りデータをスケジューリングする。具体的には、送信波の他の基地局への到達レベルが高くなる端末(たとえばセル端に位置している端末)の上りデータを、デフォルトサブチャネル群に含まれる下側の領域(図12に示した例のサブチャネル群Xb)へ割り当てる。
ここで、各セルにおいてデフォルトサブチャネル群が、図12に示した例のように複数の領域を含む理由について説明する。規格(IEEE std 802.16-2004)によれば、連続するサブチャネルにより構成される特定の領域に対して複数の上りデータを割り当てる場合、各セルの基地局は、前記特定の領域に対して各上りデータを上詰めで割り当てる必要がある。たとえば、図13に示したように、セルXの基地局がデフォルトサブチャネル群の全ての領域を、各上りデータを割り当てる単一の領域として割り当て、当該領域へ各上りデータをスケジューリングする(割り当てる)場合について考える。この場合、基地局は、図13の(a)に示したように上りデータ(Burst#1,#2,#3)を割り当てることはできず、(b)に示したように各上りデータを割り当てる必要がある。
そのため、基地局は、図12および14に示したように、デフォルトサブチャネル群を連続したサブチャネルにより構成される複数の領域(図12、14の場合は2つの領域)に分割する。そして、基地局は、分割後の各領域を上りデータを割り当てる領域として割り当て、それらの領域へ各上りデータをスケジューリングする(割り当てる)。これにより、上りデータをサブチャネル領域に対して上詰めする必要があるULへのスケジューリングを行う場合であっても、図14に示した例のようにセル端に位置している端末の上りデータを固定のサブチャネルに割り当てることが可能となる。
なお、デフォルトサブチャネル群は、使用しないサブチャネルにより分割される。すなわち、基地局は、デフォルトサブチャネル群の特定の領域を使用しないサブチャネル領域とすることで、デフォルトサブチャネル群を複数の領域に分割する。たとえば、デフォルトサブチャネル群がサブチャネル#0〜#Nにより構成されている場合、基地局は、サブチャネル#0〜#Mを第1の領域(サブチャネル群Xaに相当)とし、サブチャネル#M+1および#M+2を使用しないサブチャネル領域とする。さらに、サブチャネル#M+3〜#Nを第2の領域(サブチャネル群Xbに相当)とする。
また、セルXのULに対して割り当てたい上りデータが多数存在し、それら全てを図11に示したデフォルトの割り当て領域(セルXに割り当てられたデフォルトサブチャネル群)に収容できない場合、基地局は、図15に示すように使用するサブチャネルを増加する。これにより、全ての上りデータをULに収容できるようにする。
このとき、基地局は、セルYがデフォルトサブチャネル群として使用しているものと同じサブチャネルを追加するが、まず、図12におけるサブチャネル群Yaに属するサブチャネルを追加する。ここで、上記サブチャネル群Yaを追加したにもかかわらず全ての上りデータを収容できない場合、図12におけるサブチャネル群Zaに属するサブチャネルをさらに追加する。それでもなお全ての上りデータを収容できない場合には、セルZにおいて使用するためのサブチャネルであって上記処理において追加を行わなかった残り部分(図12におけるサブチャネル群Zbに属するサブチャネル)を追加する。そして、さらに追加が必要な場合には、セルYにおいて使用するためのサブチャネルであって上記処理において追加を行わなかった残り部分(サブチャネル群Ybに属するサブチャネル)を追加する。以上のサブチャネル追加手順は、上りデータの割り当てをサブチャネル方向に上詰め(論理サブチャネル番号に対して上詰め)するためである。そのため、論理サブチャネル番号を任意に与えられる場合には、上記の順番通りにサブチャネルを追加しなくてもよい。そして、追加したサブチャネルに他セルの基地局への干渉となりにくい低送信電力密度の上りデータを優先的に割り当てる。
ここで、送信電力密度に基づいて上りデータをスケジューリングする動作例を図8および16に基づいて説明する。図16は、セルXおよびYにおけるスケジューリング結果の一例を示している。
図8に示した場合において、セルXの基地局70(のスケジューリング部)は、まず、セル端(セルXとの境界付近)に位置している端末74からの上りデータ(UL−DATA#74)をセルXに対するデフォルトサブチャネル群の下の方のサブチャネル(サブチャネル群Xb)へ割り当てる。次に、基地局70は、端末74以外の端末からの上りデータを残りの領域(デフォルトサブチャネル群)へ割り当てる。このとき、基地局70は、端末74以外の端末からの上りデータ全てを残りの領域へ割り当て可能かどうかを確認し、全ての上りデータを割り当てられない場合には、送信電力密度が一番小さい端末73からの上りデータ(UL−DATA#73)をセルYのデフォルトサブチャネル群の上の方(サブチャネル群Ya)のサブチャネルへ割り当てる。そして基地局70は、残りの上りデータをセルXのデフォルトサブチャネル群の残り領域へ割り当てる。
なお、端末73からの上りデータ(UL−DATA#73)をセルYのデフォルトサブチャネル群へ割り当てても残りの上りデータ全てをセルXのデフォルトサブチャネル群の残り領域へ割り当てられない場合には、端末73からの上りデータの次に送信電力密度の低いものを、さらにセルYのデフォルトサブチャネル群(サブチャネル群Ya)またはセルZのデフォルトサブチャネル群(サブチャネル群Za)へ割り当てる、などの調整を行い、全ての上りデータについてのスケジューリングを行う。
同様に、セルYにおいて、基地局80は、セル端の端末である端末81からの上りデータ(UL−DATA#81)をセルYに対するデフォルトサブチャネル群の下の方(サブチャネル群Yb)に割り当てる。また、基地局80は、残りの端末82からの上りデータ(UL−DATA#82)を残りの領域(サブチャネル群Ya)へ割り当てる。
この場合、端末73が送信するUL−DATA#73と、端末82が送信するUL−DATA#82が衝突する(図16参照)。しかしながら、端末82が上りデータを割り当てて送信した信号は、伝搬減衰により基地局70へ到達した時点で十分小さくなっており、基地局70は、端末73が送信した自身宛の情報を正しく復調できる。基地局80においても同様であり、端末82が送信した自身宛の情報を正しく復調できる。
また、セルXの基地局が、サブチャネル群Ybおよびサブチャネル群Zbを追加してスケジューリングを行う場合、まず、サブチャネル群Ybおよびサブチャネル群Zbへ送信電力密度が最も小さい上りデータを優先的に割り当て(基地局近くの端末等の低送信電力でも復調可能なものから優先的に割り当てる)、次に、残っているものの中で送信電力密度が最も小さい下りデータを、サブチャネル群Yaおよびサブチャネル群Zaへ優先的に割り当てる。
なお、上記説明においては、セル端の端末等の他セルの基地局への到達電力密度の高い上りデータを、自セルに対するデフォルトサブチャネル群の下の方(サブチャネル群Xb)へ割り当て、上りデータを割り当てるためのサブチャネルを追加する場合、まず他セルのデフォルトサブチャネル群の上の方(サブチャネル群Ya、サブチャネル群Za)を追加し、さらに追加が必要な場合には、他セルのデフォルトサブチャネル群の下の方(サブチャネル群Yb、サブチャネル群Zb)を追加することとしているが、これとは逆の動作としてもよい。つまり、特定のサブチャネルを他セルの基地局への到達電力密度が高いもの用とすればよい。一例として、上記説明とは逆の場合、より他セルの基地局への到達電力密度の高い上りデータをサブチャネル群Xaへ割り当て、上りデータを割り当てるためのサブチャネルを追加する場合には、まず他セルのデフォルトサブチャネル群の下の方(サブチャネル群Yb、サブチャネル群Zb)を追加するようにしてもよい。また、他のセルにおいて、デフォルトサブチャネル群へ全ての上りデータを収容できない場合にも、各セルの基地局は、同様の手順によりサブチャネルを追加する。また、図11に示した例などにおいて、UL_PermBaseが同一であれば、ULゾーンによらず各サブチャネルを構成するサブキャリアは各セルにおいて同一であるから、各ULゾーンは時間的に同期している必要はない。一方、ULゾーン毎にUL_PermBaseが異なる場合、各ULゾーン領域は時間的に同一とする必要がある(ただし、同一のULゾーンでは各セルのUL_PermBaseは同一とする)。
このように、本実施の形態においては、予め割り当てられているサブチャネル(デフォルトサブチャネル群)に対して、割り当てたい全ての上りデータを割り当てられない場合に、基地局は、他セルが優先的に使用するデフォルトサブチャネル群のサブチャネルを順番に追加して上りデータを割り当てるための領域を拡張し、追加したサブチャネルには、より他セルの基地局への到達電力密度の低い上りデータを割り当てることとした。これにより、他セル干渉波の影響を低く抑えつつ、平均スループットを向上させることができる。
また、各セルの基地局は、全ての上りデータを割り当てることができない場合には、予め規定された手順に従って自律的に上りデータを割り当てるための領域を拡張する動作を実行することとした。そのため、システムにおいて基地局間で割り当てるサブチャネルを管理する必要がなく(基地局間で制御情報のやりとりをする必要がなく)簡易な手順で他セルに対する干渉の抑圧および平均スループットの向上を実現することができる。
以上のように、本発明にかかるスケジューリング方法は、無線通信システムに有用であり、特に、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用した無線通信システムを構成する基地局が、隣接するセルとの間で干渉が発生するのを回避しつつ高スループットを実現するスケジューリング方法に適している。

Claims (20)

  1. OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用した無線通信システムを構成する特定の基地局が、複数ユーザ(端末)との間で行うデータ送受信において、隣接する他の基地局がデータ送受信の際に優先的に使用するサブチャネル領域(他セル割り当てサブチャネル領域)とは異なるデフォルトサブチャネル領域へ優先的にデータ列を割り当てる場合のスケジューリング方法であって、
    前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当て可能な数のデータ列を、下り方向(ダウンリンク)のスケジューリングであれば、隣接する他の基地局(隣接基地局)からの干渉量が多いものから順番に、一方、上り方向(アップリンク)のスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いものから順番に、複数のデータ列の中から選択し、当該選択したデータ列を前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てるデータ列選択割当ステップと、
    前記データ列選択割当ステップにおいて、前記複数のデータ列全てを前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てることができなかった場合、当該デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域へ割り当てる残りデータ列割当ステップと、
    を含むことを特徴とするスケジューリング方法。
  2. 前記データ列選択割当ステップでは、選択したデータ列を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量に基づいてグループ分けし、一方、上り方向アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量に基づいてグループ分けし、生成したそれぞれのグループを前記デフォルトサブチャネル領域内の異なる領域へ割り当てることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  3. 前記デフォルトサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記データ列選択割当ステップでは、前記選択したデータ列の中で、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が最も少ないデータ列が含まれるグループを、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が最も少ないデータ列が含まれるグループを、前記デフォルトサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ割り当て、これに対して、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が最も多いデータ列が含まれるグループを、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、前記選択したデータ列の中で、その送信による隣接基地局への干渉量が最も多いデータ列が含まれるグループを、前記デフォルトサブチャネル領域内の多干渉量データ優先割当領域へ割り当てることを特徴とする請求項2に記載のスケジューリング方法。
  4. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記残りデータ列割当ステップでは、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  5. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記残りデータ列割当ステップでは、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項2に記載のスケジューリング方法。
  6. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記残りデータ列割当ステップでは、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項3に記載のスケジューリング方法。
  7. 前記隣接基地局への干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  8. 前記隣接基地局への干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項6に記載のスケジューリング方法。
  9. 前記隣接基地局からの干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  10. 前記隣接基地局からの干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項6に記載のスケジューリング方法。
  11. OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用した無線通信システムにおいて、複数ユーザ(端末)との間でデータの送受信を行う際に、隣接する他の通信装置がデータ送受信の際に優先的に使用するサブチャネル領域(他セル割り当てサブチャネル領域)とは異なるデフォルトサブチャネル領域へ優先的にデータ列を割り当ててデータの送受信を行う通信装置であって、
    前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当て可能な数のデータ列を、下り方向(ダウンリンク)のスケジューリングであれば、隣接する他の基地局(隣接基地局)からの干渉量が多いものから順番に、一方、上り方向(アップリンク)のスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いものから順番に、複数のデータ列の中から選択し、当該選択したデータ列を、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てる(スケジューリングする)第1のスケジューリング手段と、
    前記第1のスケジューリング手段が、前記複数のデータ列全てを前記デフォルトサブチャネル領域に対して割り当ることができなかった場合、当該デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域へ割り当てる第2のスケジューリング手段と、
    前記第1のスケジューリング手段によるスケジューリング結果および前記第2のスケジューリング手段によるスケジューリング結果に従って前記複数のデータ列をマッピングするマッピング手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  12. 前記第1のスケジューリング手段は、選択したデータ列を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量に基づいてグループ分けし、一方、上り方向アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量に基づいてグループ分けし、生成したそれぞれのグループを前記デフォルトサブチャネル領域内の異なる領域へ割り当てることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記デフォルトサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記第1のスケジューリング手段は、前記選択したデータ列の中で、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が最も少ないデータ列が含まれるグループを、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が最も少ないデータ列が含まれるグループを、前記デフォルトサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ割り当て、これに対して、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が最も多いデータ列が含まれるグループを、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、前記選択したデータ列の中で、その送信による隣接基地局への干渉量が最も多いデータ列が含まれるグループを、前記デフォルトサブチャネル領域内の多干渉量データ優先割当領域へ割り当てることを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記第2のスケジューリング手段は、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  15. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記第2のスケジューリング手段は、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  16. 前記他セル割り当てサブチャネル領域を、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が少ないデータ列を優先的に割り当てる少干渉量データ優先割当領域と、ダウンリンクのスケジューリングであれば、隣接基地局からの干渉量が多いデータ列を優先的に割り当て、一方、アップリンクのスケジューリングであれば、その送信による隣接基地局への干渉量が多いデータ列を優先的に割り当てる多干渉量データ優先割当領域と、が構成し、
    前記第2のスケジューリング手段は、前記デフォルトサブチャネル領域へ割り当てられなかったデータ列を、前記他セル割り当てサブチャネル領域内の少干渉量データ優先割当領域へ優先的に割り当てることを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  17. 前記隣接基地局への干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  18. 前記隣接基地局への干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項16に記載の通信装置。
  19. 前記隣接基地局からの干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  20. 前記隣接基地局からの干渉量を、データ列の送信電力密度および各端末との位置関係(距離)のいずれか一方または双方に基づいて判断することを特徴とする請求項16に記載の通信装置。



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