JPWO2007122871A1 - 送受信機及びその動作制御方法 - Google Patents

送受信機及びその動作制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明の送受信機は、複数のデータが空間的に多重された信号の受信を行う複数のアンテナ(15−a〜15−d)と、複数のアンテナのそれぞれに対応する複数のRF受信部(16−a〜16−d)及び復調部(18−a〜18−d)と、受信待機時においては複数のアンテナのいずれか1つに対応するRF受信部及び復調部のみを動作状態に制御するネットワークインターフェース部(111)及び電源・クロック制御部(110)とを備える。受信待機時においては、他のRF受信部及び復調部は停止するので、受信待機時が長い通信システムでは大幅は電力削減が可能となる。

Description

本発明は送受信機及びその動作制御方法に関し、特にMIMO(Multi Input Multi Output)方式等の送受信機における消費電力削減方式の改良に関する。
第3世代移動通信システムや無線LANシステムなどのさらなる大容量化を実現する方法として、MIMO方式の技術検討が盛んに行われている。MIMO方式とは、送受双方にアレイアンテナを用いるシステムであり、多重伝搬環境では、複数のアンテナにおける各アンテナと端末との間の伝送状況が違うことを利用して、各アンテナで違う信号を伝送し、多重化を図って伝送容量を増大させるものである。つまり、複数のアンテナから異なる情報データを同時に同じ周波数を用いて送信し、無線伝搬路において空間的に多重して信号伝送する技術である。このように、MIMO方式は、送受信アンテナを複数用意して、伝送容量を増大させるものである。
図6を参照して、従来のMIMO方式の無線データ送受信機について説明する。図6には、送信アンテナ数が4、受信アンテナ数が4(4×4)である従来の無線データ送受信機の構成が示されている。
送信機側は、S/P変換部41と、変調部42−a,42−b,42−c,42−dと、RF送信部43−a,43−b,43−c,43−dと、送信アンテナ44−a,44−b,44−c,44−dとから構成されている。ここで、S/P変換部41は、情報データを送信するアンテナ数に応じてシリアル/パラレル(S/P)変換する。変調部42−a,42−b,42−c,42−dは、S/P変換された各系列信号に対して、それぞれ変調を行う。RF送信部43−a,43−b,43−c,43−dは、各変調部42−a,42−b,42−c,42−dに対応してRF送信を実施する。送信アンテナ44−a,44−b,44−c,44−dは、各RF送信部43−a,43−b,43−c,43−dに接続されている。
受信機側は、受信アンテナ45−a,45−b,45−c,45−dと、RF受信部46−a,46−b,46−c,46−dと、信号分離部47と、復調部48−a,48−b,48−c,48−dと、P/S変換部49とから構成されている。ここで、受信アンテナ45−a,45−b,45−c,45−dは、電波を受信する。RF受信部46−a,46−b,46−c,46−dは、受信アンテナ45−a,45−b,45−c,45−dが捕捉した電波に含まれるRF信号をベースバンド信号に変換する。信号分離部47は、RF受信部46−a,46−b,46−c,46−dのそれぞれから出力されるベースバンド信号を、各送信アンテナから送信された信号に分離する。復調部48−a,48−b,48−c,48−dは、各送信アンテナの送信信号を復調する。P/S変換部49は、各復調部48−a,48−b,48−c,48−dで復調された信号をパラレル/シリアル(P/S)変換しシリアルの情報データにする。
このような構成の一の送受信機において、送信したいシリアルの情報データをS/P変換部41で4パラレル信号にシリアルパラレル変換し、これにより得られた各送信信号に対して変調部42−a,42−b,42−c,42−dでQPSK変調などのデジタル変調、符号化などを実施する。デジタル変調、符号化された各送信信号は、RF送信部43−a,43−b,43−c,43−dでRF信号に増幅され、送信アンテナ44−a,44−b,44−c,44−dから電波として送出される。送出された電波は、空間的に多重される。
多重された電波は、他の送受信機の受信アンテナ45-a,45−b,45−c,45−dで受信される。受信された信号は、RF受信部46−a,46−b,46−c,46−dにおいて、RF信号からベースバンド信号にダウンコンバートされ、信号分離部47に入力される。信号分離部47では、最尤判定法などの技術を用いて、4つの受信信号に分離して、復調部48−a,48−b,48−c,48−dに入力する。復調部48−a,48−b,48−c,48−dでは、各受信信号に対しデジタル復調、復号化等を実施してP/S変換部49に入力する。P/S変換部49でパラレル/シリアル変換を実施することにより、元の情報データを得ることができる。このように、通常、最大アンテナ数(この場合4本)で送信し、受信することにより、伝送容量の増大を図ることができる。
また、MIMO方式の特徴として、伝搬環境により送信アンテナと受信アンテナ数とを可変して通信することもできる。すなわち、送信アンテナ数と受信アンテナ数との関係を送信アンテナ数≦受信アンテナ数として通信することができる。例えば、1×1、2×2、2×4などとすることができる。この場合、伝送容量の増大よりも通信品質を優先していることになる。
このようなMIMO方式の技術はWO2005−093982号(文献1)に開示されている。
MIMO方式の送受信機における問題点は、通常の無線データ送受信機と比較して消費電力が大きくなることである。その第1の理由は、アンテナ数に比例して、それぞれに変復調部、RF部などを独立に用意する必要があるため回路規模が大きくなることにある。そのため、特にパワーコントロールをしない場合、上記の全ての回路、またはほとんどの回路が常に動作している状態となるため、消費電力を増大させるという問題がある。
その第2の理由は、通常の無線データ送受信機に対して、MIMO送受信機特有の機能として、受信機側に各アンテナから送信されたデータを分離させるための信号分離回路を用意する必要があるという点である。本回路は、乗算器など大量のデジタル回路が必要となり、消費電力を増大させることになる。
上述の文献1の技術においては、消費電力を削減するために、通信中において、使用されていない送信部及び受信部に対して電源供給を停止することが開示されている。しかしながら、文献1では、送信モードでも受信モードでもない受信待機時間が長い場合には、消費電力の削減が考慮されていないので、依然として消費電力が増大するという問題点が残ることになる。
本発明の目的は、MIMO方式を採用した無線通信機において、受信待機時における消費電力を大幅に削減することにある。
本発明の他の目的は、MIMO方式を採用した無線通信機において、受信待機時のみならず、通信中においても消費電力を削減することにある。
本発明による送受信機は、それぞれ異なるデータの送信と複数のデータが空間的に多重された信号の受信とを行う複数のアンテナと、複数のアンテナのそれぞれに対応する複数の送信処理部及び受信処理部と、受信待機時においては複数のアンテナのいずれか1つに対応する受信処理部のみを動作状態に制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明による送受信機の動作制御方法は、複数のアンテナからそれぞれ異なるデータを送信するステップと、複数のデータが空間的に多重された信号を複数のアンテナで受信するステップと、受信待機時においては、複数のアンテナのいずれか1つに対応する受信処理部のみを動作状態に制御するステップとを備えることを特徴とする。
本発明では、受信待機時には、1つの受信処理部のみを動作状態(活性状態)にさせて受信信号のキャリア(搬送波)検出を行って受信開始のトリガを判断する。これにより、受信待機時間が長いシステムにおいて、消費電力の著しい削減が可能となる。
また、本発明では、実際に送信や受信に使用されるアンテナの数や、チャネルに応じて、必要最低限の回路のみを動作状態(活性状態)にさせる。これにより、受信待機時のみならず、通信中も大幅な消費電力の削減が可能になる。
図1は、本発明の第1の実施例である無線データ送受信機の構成を示すブロック図である。 図2Aは、図1に示した無線データ送受信機を構成する送信処理部を説明するブロック図である。 図2Bは、図1に示した無線データ送受信機を構成する受信処理部を説明するブロック図である。 図3は、一般的な無線データ送受信機で用いられる通信フレームフォーマットの一例を示す図である。 図4は、4つのアンテナをもつMIMO送受信機における各アンテナ毎の通信フレームフォーマットの一例を示す図である。 図5は、電源・クロック制御部及びネットワークインターフェース部の機能を示すブロック図である。 図6は、従来のMIMO送受信機の一例の構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1の実施例である無線データ送受信機について説明する。
図1に示す無線データ送受信機は、S/P変換部11と、変調部12−a,12−b,12−c,12−dと、RF送信部13−a,13−b,13−c,13−dと、デュプレクサ14−a,14−b,14−c,14−dと、送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dと、RF受信部16−a,16−b,16−c,16−dと、信号分離部17と、復調部18−a,18−b,18−c,18−dと、P/S変換部19とを備えている。
ここで、S/P変換部11は、送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dの数に応じて情報データをS/P変換する。変調部12−a,12−b,12−c,12−dは、S/P変換された各系列信号に対してそれぞれ変調を行う。RF送信部13−a,13−b,13−c,13−dは、各変調部12−a,12−b,12−c,12−dに対応してRF送信を実施する。デュプレクサ14−a,14−b,14−c,14−dは、受信信号と送信信号とを分離する。送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dは、それぞれ異なる送信データを電波として送信すると共に、他の送受信機の各送受信アンテナから送信された複数の送信データが空間的に多重された電波を受信する。RF受信部16−a,16−b,16−c,16−dは、送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dが捕捉した電波に含まれるRF信号をベースバンド信号に変換する。信号分離部17は、各RF受信部16−a,16−b,16−c,16−dから出力されるベースバンド信号を、上記他の送受信機の各送受信アンテナから送信された信号に分離する。復調部18−a,18−b,18−c,18−dは、各送受信アンテナの送信信号を復調する。P/S変換部19は、復調部18−a,18−b,18−c,18−dで復調された信号をP/S変換しシリアルの情報データにする。
また、無線データ送受信機には、装置のOSI(Open System Interconnection)階層モデルの上位レイヤ(レイヤ2以上)からの使用アンテナの情報や、チャネルなどの情報を元に、無線データ送受信機の各部の電源や動作クロックを制御する電源・クロック制御部110が設けられている。更に、無線データ送受信機には、送信データの送信、受信データの受信、また、受信側の受信品質であるCQI(Channel Quality Indicator )情報を元に、使用するチャネル、アンテナを決定して電源・クロック制御110へ通知するネットワークインターフェース部111が設けられている。
この無線データ送受信機では、FDMA(frequency division multiple access:周波数分割多重接続)を想定し、デュプレクサ14−a,14−b,14−c,14−dを用いたアンテナ構成となっているが、TDMA(Time division multiple access :時分割多重接続)で、送信と受信を切り替えて通信するアンテナ構成でもよい。
次に、図1に示した無線データ送受信機の動作について説明する。以下では、図2Aに示すように、同一の送受信アンテナ15に対応する変調部12及びRF送信部13からなる構成を送信処理部31と呼ぶ。例えば、送受信アンテナ15aに対応する変調部12a及びRF送信部13aは送信処理部31aを構成する。同様に、図2Bに示すように、同一の送受信アンテナ15に対応するRF受信部16及び復調部18からなる構成を受信処理部32と呼ぶ。例えば、送受信アンテナ15aに対応するRF受信部16a及び復調部18aは受信処理部32aを構成する。
図1に示した無線データ送受信機では、送信モード及び受信モードのどちらでもない受信待機時においては、キャリア検出を実施して受信開始のトリガを判断する受信検出機能のみ、つまり送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dのいずれか1つに対応する受信処理部32の受信検出に必要な部分のみを動作状態(活性状態)として、残りの受信処理部32の回路の動作を停止させる(非活性状態)。ネットワークインターフェース部111から電源・クロック制御部110を制御して、パワーコントロール(電源オフまたはクロックの供給を停止)を実施する。
受信信号が検出された後、ネットワークインターフェース部111は、CQI情報を元に、移動フェージング環境等の通信環境、QoS(quality of service)などを判断し、送信アンテナ数及び受信アンテナ数を決定する。CQI情報の具体例としては、受信SIR(Signal to Interference Ratio)がある。ネットワークインターフェース部111は、この値を用いて任意の閾値を判定基準として、決定した送信アンテナ数及び受信アンテナ数に応じて、動作させる送信処理部31及び受信処理部32を判定し、電源・クロック制御部110に指示を出す。指示を受けた電源・クロック制御部110は、指示に従って、該当する送信処理部31及び受信処理部32を活性状態にして、送受信を開始する。なお、電源・クロック制御部110は、通信途中でも、使用するアンテナの変更があった場合は、それに従って制御する。
例えば、送信アンテナ数を2(15−a,15−b)、受信アンテナ数を3(15−a,15−b,15−c)として動作させる場合、送信側は、RF送信部13−a,13−b、変調部12−a,12−b、S/P変換部11、受信側は、RF受信部16−a,16−b,16−c、信号分離部17で3受信アンテナ分の分離に必要な回路部分、復調部18−a,18−b,18−c、P/S変換部19、のそれぞれの電源クロックがアクティブとなるよう電源・クロック制御部110から制御する。
かかる状態において、ネットワークインターフェス部111において、CQI情報、例えば受信SIR値と所定閾値とが比較され、受信SIR値が大であれば、通信品質が良好であるので、通信データ量を増大すべく、送信アンテナ数及び受信アンテナ数を増やす制御がなされる。それに伴って、活性化すべき送信処理部31や受信処理部32の数も増やす制御がなされる。
反対に、受信SIR値が所定閾値より小であれば、送信アンテナ数及び受信アンテナ数を減らす制御がなされる。それに伴って、活性化すべき送信処理部31や受信処理部32の数も減らす制御がなされて、それら送信処理部31や受信処理部32は非活性状態とされることになるのである。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第2の実施例である無線データ送受信機について説明する。一般的な無線データ送受信機で用いられる通信フレームフォーマットは、図3に示すように、パイロットチャネル21、制御チャネル22、データチャネル23から構成される。ここで、MIMO送受信機の場合、通常は、各アンテナに対応して、図3に示す通信フレームフォーマットでパイロットチャネル21、制御チャネル22、データチャネル23の送受信を行う。しかし、通信環境等の要因により上位レイヤの判断で、制御チャネルを1アンテナだけ送信して、残りのアンテナでは送信しない場合がある。図4に、4つのアンテナをもつMIMO送受信機における各アンテナ毎の通信フレームフォーマット20a,20b,20c,20dを示す。
制御チャネルの1アンテナ送信の指示がネットワークインターフェース部111から電源・クロック制御部110へあった場合、電源・クロック制御部110は、制御チャンネルを送信しないアンテナに対応する送信処理部31に対して、該当する制御チャンネルの区間だけ電源オフ、または、クロックの供給を停止する。受信側も同様に、ネットワークインターフェース部111から1アンテナだけの制御チャネル受信の指示があった場合、電源・クロック制御部110は、送信側と同様な指示を出して、制御チャンネルを受信しないアンテナに対応する受信処理部32に、該当する制御チャネルの区間だけ電源オフ、または、クロックの供給を停止する。これにより、消費電力の削減を実施することができる。
上述した電源・クロック制御部110及びネットワークインターフェース部111の機能は、図5を用いて次のように説明することができる。図5に示す制御部112は、電源・クロック制御部110とネットワークインターフェース部111とを合わせたものであり、待機時制御部112aと、アンテナ数決定部112bと、通信時制御部112cとを備えている。ここで、待機時制御部112aは、受信待機時においては、複数の送受信アンテナ15−a,15−b,15−c,15−dのいずれか1つに対応する受信処理部32のみを動作状態に制御する機能を有する。アンテナ数決定部112bは、通信品質に応じて、送信及び受信に使用するアンテナ数を決定する機能を有する。通信時制御部112cは、アンテナ数決定部112bにより決定されたアンテナ数に応じた数の送信処理部31及び受信処理部32のみを動作状態に制御する機能と、制御チャネルの区間においては、動作状態にある送信処理部31及び受信処理部32のうち1つずつの送信処理部31及び受信処理部32を除き、残りの送信処理部31及び受信処理部32の動作を停止させる機能を有する。

Claims (10)

  1. それぞれ異なるデータの送信と複数のデータが空間的に多重された信号の受信とを行う複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナのそれぞれに対応する複数の送信処理部及び受信処理部と、
    受信待機時においては前記複数のアンテナのいずれか1つに対応する受信処理部のみを動作状態に制御する制御部と
    を備えることを特徴とする送受信機。
  2. 請求項1記載の送受信機において、
    前記制御部は、受信待機時に動作状態に制御された前記受信処理部により受信開始が検出された後に、送信及び受信に使用するアンテナ数に応じた数の送信処理部及び受信処理部のみを動作状態に制御する通信時制御部を備えることを特徴とする送受信機。
  3. 請求項2記載の送受信機において、
    前記制御部は、通信品質に応じて、送信及び受信に使用するアンテナ数を決定するアンテナ数決定部を更に備え、
    前記通信時制御部は、前記アンテナ数決定部により決定されたアンテナ数に応じた数の送信処理部及び受信処理部のみを動作状態に制御することを特徴とする送受信機。
  4. 請求項2記載の送受信機において、
    前記通信時制御部は、送受信しないチャネルの区間においては、動作状態にある前記送信処理部及び前記受信処理部の動作を停止させることを特徴とする送受信機。
  5. 請求項2記載の送受信機において、
    前記通信時制御部は、制御チャネルの区間においては、動作状態にある前記送信処理部及び前記受信処理部のうち1つずつの送信処理部及び受信処理部を除き、残りの送信処理部及び受信処理部の動作を停止させることを特徴とする送受信機。
  6. 複数のアンテナからそれぞれ異なるデータを送信するステップと、
    複数のデータが空間的に多重された信号を前記複数のアンテナで受信するステップと、
    受信待機時においては、前記複数のアンテナのいずれか1つに対応する受信処理部のみを動作状態に制御するステップと
    を備えることを特徴とする送受信機の動作制御方法。
  7. 請求項6記載の送受信機の動作制御方法において、
    受信待機時に動作状態に制御された前記受信処理部により受信開始が検出された後に、送信及び受信に使用するアンテナ数に応じた数の送信処理部及び受信処理部のみを動作状態に制御するステップを更に備えることを特徴とする送受信機の動作制御方法。
  8. 請求項7記載の送受信機の動作制御方法において、
    通信品質に応じて、送信及び受信に使用するアンテナ数を決定するステップを更に備え、
    送信処理部及び受信処理部を制御するステップは、決定されたアンテナ数に応じた数の送信処理部及び受信処理部のみを動作状態に制御するステップを備えることを特徴とする送受信機の動作制御方法。
  9. 請求項7記載の送受信機の動作制御方法において、
    送信処理部及び受信処理部を制御するステップは、送受信しないチャネルの区間においては、動作状態にある前記送信処理部及び前記受信処理部の動作を停止させるステップを備えることを特徴とする送受信機の動作制御方法。
  10. 請求項7記載の送受信機の動作制御方法において、
    送信処理部及び受信処理部を制御するステップは、制御チャネルの区間においては、動作状態にある前記送信処理部及び前記受信処理部のうち1つずつの送信処理部及び受信処理部を除き、残りの送信処理部及び受信処理部の動作を停止させるステップを備えることを特徴とする送受信機の動作制御方法。
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