JPWO2007072874A1 - 無線送信装置及び無線送信方法 - Google Patents

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Abstract

伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させる無線送信装置及び無線送信方法を開示する。この装置及び方法では、2本の送信アンテナのうち、一方の送信アンテナからパイロットブロックを送信する場合、パイロットブロックの直前及び直後に配置されるデータブロックの領域を削減し、削減した分、パイロットブロックのCPを拡張する。一方、拡張したCPとパイロットブロックの送信区間を他の送信アンテナの送信を停止する区間とする。

Description

本発明は、複数のアンテナを備えたMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムにおける無線送信装置及び無線送信方法に関する。
近年、次世代通信システムの上り回線の無線アクセス方式として、サイクリックプレフィックス(CP)を用いた周波数領域等化シングルキャリア伝送方式が検討されている。周波数領域等化シングルキャリア伝送方式では、時間軸方向に配置されたデータシンボルがシングルキャリア送信される。
周波数領域等化シングルキャリア伝送システムでは、データブロック後端の所定の一部をコピーしたCPをデータブロック先頭に付加して信号を生成する。このようにCPが付加されたシングルキャリア信号は、送信装置から送信され、伝搬路中で直接波と遅延波が合成されて受信装置に到達する。
受信装置では、受信信号に対してタイミング同期処理を行い、直接波のブロックの先頭から1ブロック長の信号が抽出される。抽出された信号は、直接波成分、遅延波成分及び受信装置におけるノイズ成分を含んでおり、これらの成分が合成された信号となる。抽出された信号は、時間領域から周波数領域に変換され、周波数軸上で波形歪みの等化処理(周波数領域等化)が施される。これにより、周波数領域において平坦な特性となるように補償される。周波数領域等化された信号は再び時間領域の信号に変換され、復調される。
一方、送信装置及び受信装置のそれぞれに複数のアンテナを備えたMIMOシステムが検討されており、無線通信システムにおける容量増加が図られている。
MIMO送信装置では、生成した信号を複数に分割し(分割した各信号をストリームと呼ぶ)、複数の送信アンテナから各ストリームを同時に送信する。MIMO受信装置では、受信信号に各ストリームが互いに干渉して含まれるため、受信信号から各ストリームを分離する処理が必要となる。
分離処理には、空間フィルタリングや、最尤推定などの手法があり、いずれも伝搬路の状況を積極的に活用するため、高精度なチャネル推定が要求される。このチャネル推定精度の要求を満たすため、送信アンテナ間で直交したパイロットを用いる。具体的には、特定のシンボルを1つのアンテナからのみ送信し、他のアンテナからの送信を停止する。図1に2つの送信アンテナ(Tx1,Tx2)から送信されるフレームフォーマットをそれぞれ示す。図中、CPはサイクリックプレフィックスを示す。
R1-050618 "Throughput Evaluations Using MIMO Multiplexing in Evolved UTRA Uplink"
しかしながら、MIMOではパイロット信号がパス間干渉とアンテナ間干渉に埋もれるため、チャネル推定精度が大きく劣化するという問題がある。これについて、以下、図を用いて具体的に説明する。
図1に示したパイロットシンボルの送信方法は、送信アンテナ2(Tx2)用のパイロット信号を送信する区間では、送信アンテナ1(Tx1)からの送信を停止するため、Tx2用のパイロット信号で得られる受信品質がS/Nとなることを想定している。ただし、SはTx2の信号成分であり、NはTx2の雑音成分である。
ここで、送信信号が無線区間において先行波、遅延波1、遅延波2の3つが発生したものとし、この様子を図2に示す。受信装置では、図2に示すFFTウィンドウのタイミングでFFT(Fast Fourier Transform)処理を行い、Tx2用のパイロット信号を抽出する。
このとき、先行波についてみると、FFTウィンドウ内の末尾シンボルには、網掛けで示すように、パイロットブロックの次のブロックの信号が混在している。また、遅延波2についてみると、FFTウィンドウ内の先頭シンボルには、網掛けで示すように、パイロットブロックの直前のブロックの信号が混在している。このように、FFTウィンドウ内にパイロットブロックの直前及び直後の信号が混在すると、この信号は干渉成分としてパイロット信号の受信品質を劣化させる。
先行波に含まれるTx1、Tx2の干渉成分をそれぞれI1,post、I2,post、遅延波2に含まれるTx1、Tx2の干渉成分をI1,pre、I2,preとして表すと、網掛けで示した干渉成分を含むパイロット信号の受信品質は、S/(N+I1,post+I2,post+I1,pre+I2,pre)となる。網掛けの面積が大きくなる要素、すなわち、Tx2に対してTx1の受信電力が大きい場合、及び、タイミングずれが大きい場合、パイロット信号は干渉成分を多く含むので、受信品質が劣化してしまう。
一方、単にCPを長くし、FFTウィンドウ内に干渉成分が入らないようにすることも考えられるが、この方法ではデータ送信に用いるシンボル数が少なくなるため、伝送効率が低下してしまう。
本発明の目的は、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させる無線送信装置及び無線送信方法を提供することである。
本発明の無線送信装置は、複数の送信アンテナと、前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整手段と、前記パイロット信号を前記送信アンテナから送信させる送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線送信方法は、複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整工程と、前記パイロット信号を前記送信アンテナから送信させる送信工程と、を具備するようにした。
本発明によれば、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させることができる。
フレームフォーマットを示す図 干渉の発生の説明に供する図 本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図 図3に示した第1送信処理部の切替スイッチの制御を示す図 図3に示した第2送信処理部の切替スイッチの制御を示す図 本発明の実施の形態1における送信フォーマットを示す図 図3に示したアンテナ間配置調整部の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図 図8に示したCP除去部におけるパイロット信号の抽出の様子を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるパイロット信号の抽出の様子を示す図 本発明の実施の形態2における送信フォーマットを示す図 本発明の実施の形態3における送信フォーマットを示す図 本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図 図14に示したCP除去部におけるFFTウィンドウタイミングの変更の様子を示す図 送信装置の他の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係る送信装置100の構成を示すブロック図である。この図において、送信装置100は第1送信処理部101−1、第2送信処理部101−2及びアンテナ間配置調整部110を備えている。また、第1送信処理部101−1は送信アンテナ109−1を備え、第2送信処理部101−2は送信アンテナ109−2を備えている。なお、第1送信処理部101−1と第2送信処理部101−2の内部構成は同一なので、以下において、第1送信処理部101−1について説明する。
送信停止指示部102−1は、第1送信処理部101−1からの送信停止(送信OFF)を後述するCP付加部107−1を介して送信RF部108−1に指示する。送信停止指示部102−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端aに接続されている。
送信データ生成部103−1は、送信データを生成し、生成した送信データを変調部104−1に出力する。変調部104−1は、送信データ生成部103−1から出力された送信データに変調処理を施し、送信シンボルを生成する。変調部104−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端bに接続されている。
パイロット信号生成部105−1は、パイロット信号を生成する。パイロット信号生成部105−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端cに接続されている。
切替スイッチ106−1は、送信停止指示部102−1の出力端に接続された入力端aと、変調部104−1の出力端に接続された入力端bと、パイロット信号生成部105−1の出力端に接続された入力端cとを備える。切替スイッチ106−1は、後述するアンテナ間配置調整部110の指示に従って、入力端a〜cのうちいずれかの入力端をCP付加部107−1の入力端に接続された出力端と接続する。すなわち、送信停止指示、送信シンボル、パイロット信号のいずれかをCP付加部107−1に出力することになる。
CP付加部107−1は、切替スイッチ106−1から出力された信号をFFTの処理単位であるブロック毎に、ブロック後端の所定のシンボル数分コピーしてサイクリックプレフィックス(CP)として、当該ブロックの先頭にCPを付加する。CPが付加された信号は送信RF部108−1に出力される。
送信RF部108−1は、CP付加部107−1から出力された信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の所定の無線送信処理を施し、無線送信処理を施した信号を送信アンテナ109−1(Tx1)から送信する。ただし、送信RF部108−1は、送信停止指示部102−1から送信停止指示を受けている場合、送信を停止する。
アンテナ間配置調整部110は、第1送信処理部101−1の切替スイッチ106−1と第2送信処理部101−2の切替スイッチ106−2を制御する。具体的な切替制御については後述する。
次に、上記構成を有する送信装置100の動作について図4及び図5を参照しつつ説明する。ここでは、Tx2からパイロット信号を送信する場合について説明する。なお、図4は、第1送信処理部101−1の切替スイッチ106−1(以下、「第1切替スイッチ」という)の制御を示し、図5は、第2送信処理部101−2の切替スイッチ106−2(以下、「第2切替スイッチ」という)の制御を示す。
まず、アンテナ間配置調整部110は、パイロットブロックの直前にデータブロックを配置するため、第1切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御すると共に、第2切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御する。このとき、第1及び第2切替スイッチはtdata−tCP間のみ入力端bに接続する。すなわち、パイロットブロックの直前に配置されるデータブロックは、CP長分データ領域が少なくなっている。
続いて、アンテナ間配置調整部110は、第1切替スイッチの入力端を入力端aに切り替えるように制御し、第2切替スイッチの入力端を入力端cに切り替えるように制御する。このとき、第1切替スイッチはtCP+tPL間のみ入力端aに接続し、第2切替スイッチはtCP+tPL間のみ入力端cに接続する。ただし、第2切替スイッチを入力端cに接続している間、パイロット信号生成部105−2からはパイロット信号の後端からCP長の2倍分遡った位置からパイロット信号が出力され、引き続きパイロット信号が規定の順序で出力される。この時点では、第1送信処理部101−1からの送信は停止され、第2送信処理部101−2からは順序が並び替えられたパイロット信号が出力される。
続いて、アンテナ間配置調整部110は、パイロットブロックの直後にデータブロックを配置するため、第1切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御すると共に、第2切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御する。このとき、第1及び第2切替スイッチはtdata−tCP間のみ入力端bに接続する。すなわち、パイロットブロックの直前に配置されるデータブロックと同様、パイロットブロックの直後に配置されるデータブロックもCP長分データ領域が少なくなっている。
さらに続いて、アンテナ間配置調整部110は、第1切替スイッチの入力端を入力端aに切り替えるように制御し、第2切替スイッチの入力端を入力端cに切り替えるように制御する。このとき、第1切替スイッチはtCP間のみ入力端aに接続し、第2切替スイッチはtCP間のみ入力端cに接続する。
このようにアンテナ間配置調整部110の制御によって第1及び第2切替スイッチから出力された信号は、各CP付加部107−1,107−2においてブロック後端の所定のシンボル数分コピーされ、ブロック先頭にそれぞれCPが付加される。このように生成された送信フォーマットは図6に示すようになり、Tx2(送信アンテナ109−2)用のパイロット信号のCP長が前後に拡張されたことになり、パイロット信号を送信しないアンテナTx1(送信アンテナ109−1)については送信停止区間が拡張されたことになる。
次に、図3に示した送信装置100のアンテナ間配置調整部110の動作について図7を用いて説明する。ここでは、複数の送信アンテナのうち、いずれかを主アンテナとし、それ以外のアンテナを他アンテナとする。図7において、ステップ(以下、「ST」と省略する)501では、ブロック番号(N)を1に設定し、ST502では、N−1又はN+1が他アンテナから送信されるパイロット信号であるか否かを判定する。他アンテナから送信されるパイロット信号である場合にはST503に移行し、他アンテナから送信されるパイロット信号ではない場合にはST504に移行する。
ST503では、他アンテナから送信されるNブロックの送信を停止すると共に、その送信停止区間を拡大し、ST507に移行する。
ST504では、N−1又はN+1が主アンテナから送信されるパイロット信号であるか否かを判定し、主アンテナから送信されるパイロット信号である場合にはST505に移行し、主アンテナから送信されるパイロット信号ではない場合にはST506に移行する。
ST505では、主アンテナから送信されるNの一部についてCPを拡張し、ST507に移行する。
ST506では、主アンテナ及び他アンテナから送信されるNにそれぞれ送信シンボルを配置し、ST507では、Nがフレーム内の全ブロック数を示すブロック番号N(N=N)であるか否かを判定する。N=Nであればアンテナ間配置調整部110の動作を終了し、N=NでなければST508に移行する。
ST508では、Nをインクリメントし、ST502に戻り、ST507においてN=Nと判定されるまでST502〜ST507の処理を繰り返す。
図8は、本発明の実施の形態1に係る受信装置150の構成を示すブロック図である。この図において、受信RF部152−1,152−2は、アンテナ151−1,151−2をそれぞれ介して受信した信号にダウンコンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を施し、無線受信処理を施した信号をCP除去部153−1,153−2にそれぞれ出力する。
CP除去部153−1,153−2は、受信RF部152−1,152−2から出力された信号からCP以外の部分についてFFTウィンドウ毎に抽出し、抽出した信号をFFT部154−1,154−2にそれぞれ出力する。この抽出の様子を図9に示す。図9では、受信信号に先行波、遅延波1、遅延波2が含まれている場合に、太い点線で示すタイミングで送信アンテナ109−2(Tx2)用のパイロット信号を抽出する様子を示している。この図から分かるように、FFTウィンドウ内にはパイロットブロックの直前及び直後の信号が含まれなくなる。
FFT部154−1,154−2は、CP除去部153−1,153−2から出力された信号にFFT処理を施し、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換する。FFT処理が施された信号のうち、パイロット信号はチャネル推定部155に出力され、データ信号は分離処理部156に出力される。
チャネル推定部155は、FFT部154−1,154−2から出力されたパイロット信号を用いて、チャネル推定値を算出し、算出したチャネル推定値を分離処理部156に出力する。分離処理部156は、チャネル推定部155から出力されたチャネル推定値を用いて、FFT部154−1,154−2から出力されたデータ信号を分離し、分離した信号をIFFT部157に出力する。
IFFT部157は、分離処理部156から出力された信号にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理を施し、周波数領域の信号から時間領域の信号に変換する。IFFT処理が施された信号は復調部158に出力され、復調部158において、復調されてデータが取得される。
このように実施の形態1によれば、パイロットブロックに付加するCPを拡張し、一方のアンテナから送信されるパイロットブロックとこのパイロットブロックに付加されたCPとからなる送信単位について、この送信単位とこの送信単位の直前及び直後CP長分を他方のアンテナの送信停止区間とすることにより、パイロット信号への干渉を回避することができるので、パイロット信号の受信品質を向上させることができ、また、伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る送信装置200の構成を示すブロック図である。図10が図3と異なる点は、制御量指示部201を追加した点と、アンテナ間配置調整部110をアンテナ間配置調整部202に変更した点である。
制御量指示部201は、送信停止区間の拡大及びCP長の拡張をシンボル単位でアンテナ間配置調整部202に指示する。具体的には、マルチパスの最大遅延波を検出し、最大遅延波の遅延時間に基づいて、送信停止区間を制御する。
アンテナ間配置調整部202は、制御量指示部201の指示に従って、第1切替スイッチ及び第2切替スイッチの切り替え制御を行う。例えば、図11に示すように、CP長を63サンプル、検出したマルチパスの最大遅延時間を38サンプルとしたとき、CPの直前38サンプルを送信停止とする。また、送信停止区間の直後に配置されるデータブロック後端に対して所定サンプル数分遡った位置からさらに数サンプル(CP長−所定サンプル数)を送信停止とする。図11において、遅延波2が最大遅延波であるとすると、パイロットブロックの直前のデータブロックがFFTウィンドウに含まれなくなり、パイロット信号に対する干渉を回避することができる。このようにアンテナ間配置調整部202の制御を行い、CP付加部107−1,107−2によってCPが付加されることにより、送信フォーマットは図12に示すようになる。
なお、本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成は、実施の形態1の図8と同様の構成なので、その詳細な説明は省略する。
このように実施の形態2によれば、一方のアンテナから送信されるパイロットブロックとこのパイロットブロックに付加されたCPとからなる送信単位について、マルチパスの最大遅延波の遅延時間を前記送信単位の前後に付加して、これらの区間を他方のアンテナの送信停止区間とすることにより、パイロット信号への干渉を回避しつつ、データ領域を確保することができるので、伝送効率をより向上させることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成は、実施の形態2の図10と同様なので、図10を援用し、その詳細な説明は省略する。ただし、CP付加部107−1,107−2は、パイロットブロックの直前に配されるデータブロックについて、CPを付加しないものとして機能する。これにより生成される送信フォーマットは図13に示すようになる。
図14は、本発明の実施の形態3に係る受信装置250の構成を示すブロック図である。図14が図8と異なる点は、タイミング変更指示部251、遅延波除去分離用チャネル推定部253、遅延波除去分離処理部254及びスイッチ255を追加した点と、CP除去部153−1,153−2をCP除去部252−1,252−2に変更した点である。
タイミング変更指示部251は、パイロットブロックの直前に配されたデータブロックをFFTウィンドウ毎に抽出するタイミングの変更をCP除去部252−1,252−2に指示する。
CP除去部252−1,252−2は、受信RF部152−1,152−2から出力された信号からCP以外の部分についてFFTウィンドウ毎に抽出し、抽出した信号をFFT部154−1,154−2に出力する。このとき、CP除去部252−1,252−2は、タイミング変更指示部251から指示を受けている場合、パイロットブロックの直前に配置されたデータブロックについて、図15に示すように、抽出タイミングをCP長分早めて抽出する。
遅延波除去分離用チャネル推定部253は、FFT部154−1,154−2から出力されたパイロット信号を用いて、遅延波除去分離用参照信号を生成し、生成した参照信号を遅延波除去分離処理部254に出力する。
遅延波除去分離処理部254は、遅延波除去分離用チャネル推定部253から出力された参照信号が周波数軸上で平坦になる重みを算出し、算出した重みをFFT部154−1,154−2から出力されたデータ信号に乗算することにより、データ信号から遅延波成分を除去する。遅延波成分を除去した信号は切替スイッチ255に出力される。
切替スイッチ255は、パイロットブロックの直前及び直後のデータブロックを遅延波除去分離処理部254からIFFT部157に出力し、それ以外のデータブロックを分離処理部156からIFFT部157に出力する。
このように実施の形態3によれば、パイロットブロックの直前に配されるデータブロックにCPを付加せず、その分データブロックを確保し、受信装置において、遅延波を除去することにより、データ領域を削減することなくパイロット信号への干渉を回避することができるので、伝送効率をより向上させることができる。
なお、上記各実施の形態では、2本の送信アンテナと2本の受信アンテナからなるMIMOシステムを例に説明したが、本発明はこれに限らず、送信アンテナ及び受信アンテナはそれぞれ2本以上でもよく、また、同数でなくてもよい。
また、上記各実施の形態では、CP付加部を切替スイッチと送信RF部の間に接続するものとして説明したが、図16に示すように、CP付加部を送信データ生成部及び変調部の間に接続するようにしてもよい。また、送信装置の構成は上記各実施の形態において説明した構成に限らず、他の構成でもよく、要は、図6、10、11に示すような送信フォーマットが構成されればよい。
また、上記各実施の形態では、送信アンテナ間に電力差が生じ、電力の小さい方のアンテナからパイロット信号を送信する場合、図6、12、13に示すような送信フォーマットを用いることにより、パイロット信号への干渉を効果的に抑制することができる。図6、12、13では、Tx1の電力より送信アンテナ2の電力が低い場合を示しており、Tx2の電力より送信アンテナ1の電力が低い場合には、図6、12、13に示す送信フォーマットが送信アンテナ間で逆転することになる。
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
2005年12月22日出願の特願2005−370582の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる無線送信装置及び無線送信方法は、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させることができ、無線通信基地局装置及び無線通信移動局装置等に適用できる。
本発明は、複数のアンテナを備えたMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムにおける無線送信装置及び無線送信方法に関する。
近年、次世代通信システムの上り回線の無線アクセス方式として、サイクリックプレフィックス(CP)を用いた周波数領域等化シングルキャリア伝送方式が検討されている。周波数領域等化シングルキャリア伝送方式では、時間軸方向に配置されたデータシンボルがシングルキャリア送信される。
周波数領域等化シングルキャリア伝送システムでは、データブロック後端の所定の一部をコピーしたCPをデータブロック先頭に付加して信号を生成する。このようにCPが付加されたシングルキャリア信号は、送信装置から送信され、伝搬路中で直接波と遅延波が合成されて受信装置に到達する。
受信装置では、受信信号に対してタイミング同期処理を行い、直接波のブロックの先頭から1ブロック長の信号が抽出される。抽出された信号は、直接波成分、遅延波成分及び受信装置におけるノイズ成分を含んでおり、これらの成分が合成された信号となる。抽出された信号は、時間領域から周波数領域に変換され、周波数軸上で波形歪みの等化処理(周波数領域等化)が施される。これにより、周波数領域において平坦な特性となるように補償される。周波数領域等化された信号は再び時間領域の信号に変換され、復調される。
一方、送信装置及び受信装置のそれぞれに複数のアンテナを備えたMIMOシステムが検討されており、無線通信システムにおける容量増加が図られている。
MIMO送信装置では、生成した信号を複数に分割し(分割した各信号をストリームと呼ぶ)、複数の送信アンテナから各ストリームを同時に送信する。MIMO受信装置では、受信信号に各ストリームが互いに干渉して含まれるため、受信信号から各ストリームを分離する処理が必要となる。
分離処理には、空間フィルタリングや、最尤推定などの手法があり、いずれも伝搬路の状況を積極的に活用するため、高精度なチャネル推定が要求される。このチャネル推定精度の要求を満たすため、送信アンテナ間で直交したパイロットを用いる。具体的には、特定のシンボルを1つのアンテナからのみ送信し、他のアンテナからの送信を停止する。図1に2つの送信アンテナ(Tx1,Tx2)から送信されるフレームフォーマットをそれぞれ示す。図中、CPはサイクリックプレフィックスを示す。
R1-050618 "Throughput Evaluations Using MIMO Multiplexing in Evolved UTRA Uplink"
しかしながら、MIMOではパイロット信号がパス間干渉とアンテナ間干渉に埋もれるため、チャネル推定精度が大きく劣化するという問題がある。これについて、以下、図を用いて具体的に説明する。
図1に示したパイロットシンボルの送信方法は、送信アンテナ2(Tx2)用のパイロット信号を送信する区間では、送信アンテナ1(Tx1)からの送信を停止するため、T
x2用のパイロット信号で得られる受信品質がS/Nとなることを想定している。ただし、SはTx2の信号成分であり、NはTx2の雑音成分である。
ここで、送信信号が無線区間において先行波、遅延波1、遅延波2の3つが発生したものとし、この様子を図2に示す。受信装置では、図2に示すFFTウィンドウのタイミングでFFT(Fast Fourier Transform)処理を行い、Tx2用のパイロット信号を抽出する。
このとき、先行波についてみると、FFTウィンドウ内の末尾シンボルには、網掛けで示すように、パイロットブロックの次のブロックの信号が混在している。また、遅延波2についてみると、FFTウィンドウ内の先頭シンボルには、網掛けで示すように、パイロットブロックの直前のブロックの信号が混在している。このように、FFTウィンドウ内にパイロットブロックの直前及び直後の信号が混在すると、この信号は干渉成分としてパイロット信号の受信品質を劣化させる。
先行波に含まれるTx1、Tx2の干渉成分をそれぞれI1,post、I2,post、遅延波2に含まれるTx1、Tx2の干渉成分をI1,pre、I2,preとして表すと、網掛けで示した干渉成分を含むパイロット信号の受信品質は、S/(N+I1,post+I2,post+I1,pre+I2,pre)となる。網掛けの面積が大きくなる要素、すなわち、Tx2に対してTx1の受信電力が大きい場合、及び、タイミングずれが大きい場合、パイロット信号は干渉成分を多く含むので、受信品質が劣化してしまう。
一方、単にCPを長くし、FFTウィンドウ内に干渉成分が入らないようにすることも考えられるが、この方法ではデータ送信に用いるシンボル数が少なくなるため、伝送効率が低下してしまう。
本発明の目的は、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させる無線送信装置及び無線送信方法を提供することである。
本発明の無線送信装置は、複数の送信アンテナと、前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整手段と、前記パイロット信号を前記送信アンテナから送信させる送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線送信方法は、複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整工程と、前記パイロット信号を前記送信アンテナから送信させる送信工程と、を具備するようにした。
本発明によれば、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係る送信装置100の構成を示すブロック図である。この図において、送信装置100は第1送信処理部101−1、第2送信処理部101−2及びアンテナ間配置調整部110を備えている。また、第1送信処理部101−1は送信アンテナ109−1を備え、第2送信処理部101−2は送信アンテナ109−2を備えている。なお、第1送信処理部101−1と第2送信処理部101−2の内部構成は同一なので、以下において、第1送信処理部101−1について説明する。
送信停止指示部102−1は、第1送信処理部101−1からの送信停止(送信OFF)を後述するCP付加部107−1を介して送信RF部108−1に指示する。送信停止指示部102−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端aに接続されている。
送信データ生成部103−1は、送信データを生成し、生成した送信データを変調部104−1に出力する。変調部104−1は、送信データ生成部103−1から出力された送信データに変調処理を施し、送信シンボルを生成する。変調部104−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端bに接続されている。
パイロット信号生成部105−1は、パイロット信号を生成する。パイロット信号生成部105−1の出力端は切替スイッチ106−1の入力端cに接続されている。
切替スイッチ106−1は、送信停止指示部102−1の出力端に接続された入力端aと、変調部104−1の出力端に接続された入力端bと、パイロット信号生成部105−1の出力端に接続された入力端cとを備える。切替スイッチ106−1は、後述するアンテナ間配置調整部110の指示に従って、入力端a〜cのうちいずれかの入力端をCP付加部107−1の入力端に接続された出力端と接続する。すなわち、送信停止指示、送信シンボル、パイロット信号のいずれかをCP付加部107−1に出力することになる。
CP付加部107−1は、切替スイッチ106−1から出力された信号をFFTの処理単位であるブロック毎に、ブロック後端の所定のシンボル数分コピーしてサイクリックプレフィックス(CP)として、当該ブロックの先頭にCPを付加する。CPが付加された
信号は送信RF部108−1に出力される。
送信RF部108−1は、CP付加部107−1から出力された信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の所定の無線送信処理を施し、無線送信処理を施した信号を送信アンテナ109−1(Tx1)から送信する。ただし、送信RF部108−1は、送信停止指示部102−1から送信停止指示を受けている場合、送信を停止する。
アンテナ間配置調整部110は、第1送信処理部101−1の切替スイッチ106−1と第2送信処理部101−2の切替スイッチ106−2を制御する。具体的な切替制御については後述する。
次に、上記構成を有する送信装置100の動作について図4及び図5を参照しつつ説明する。ここでは、Tx2からパイロット信号を送信する場合について説明する。なお、図4は、第1送信処理部101−1の切替スイッチ106−1(以下、「第1切替スイッチ」という)の制御を示し、図5は、第2送信処理部101−2の切替スイッチ106−2(以下、「第2切替スイッチ」という)の制御を示す。
まず、アンテナ間配置調整部110は、パイロットブロックの直前にデータブロックを配置するため、第1切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御すると共に、第2切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御する。このとき、第1及び第2切替スイッチはtdata−tCP間のみ入力端bに接続する。すなわち、パイロットブロックの直前に配置されるデータブロックは、CP長分データ領域が少なくなっている。
続いて、アンテナ間配置調整部110は、第1切替スイッチの入力端を入力端aに切り替えるように制御し、第2切替スイッチの入力端を入力端cに切り替えるように制御する。このとき、第1切替スイッチはtCP+tPL間のみ入力端aに接続し、第2切替スイッチはtCP+tPL間のみ入力端cに接続する。ただし、第2切替スイッチを入力端cに接続している間、パイロット信号生成部105−2からはパイロット信号の後端からCP長の2倍分遡った位置からパイロット信号が出力され、引き続きパイロット信号が規定の順序で出力される。この時点では、第1送信処理部101−1からの送信は停止され、第2送信処理部101−2からは順序が並び替えられたパイロット信号が出力される。
続いて、アンテナ間配置調整部110は、パイロットブロックの直後にデータブロックを配置するため、第1切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御すると共に、第2切替スイッチの入力端を入力端bに切り替えるように制御する。このとき、第1及び第2切替スイッチはtdata−tCP間のみ入力端bに接続する。すなわち、パイロットブロックの直前に配置されるデータブロックと同様、パイロットブロックの直後に配置されるデータブロックもCP長分データ領域が少なくなっている。
さらに続いて、アンテナ間配置調整部110は、第1切替スイッチの入力端を入力端aに切り替えるように制御し、第2切替スイッチの入力端を入力端cに切り替えるように制御する。このとき、第1切替スイッチはtCP間のみ入力端aに接続し、第2切替スイッチはtCP間のみ入力端cに接続する。
このようにアンテナ間配置調整部110の制御によって第1及び第2切替スイッチから出力された信号は、各CP付加部107−1,107−2においてブロック後端の所定のシンボル数分コピーされ、ブロック先頭にそれぞれCPが付加される。このように生成された送信フォーマットは図6に示すようになり、Tx2(送信アンテナ109−2)用のパイロット信号のCP長が前後に拡張されたことになり、パイロット信号を送信しないア
ンテナTx1(送信アンテナ109−1)については送信停止区間が拡張されたことになる。
次に、図3に示した送信装置100のアンテナ間配置調整部110の動作について図7を用いて説明する。ここでは、複数の送信アンテナのうち、いずれかを主アンテナとし、それ以外のアンテナを他アンテナとする。図7において、ステップ(以下、「ST」と省略する)501では、ブロック番号(N)を1に設定し、ST502では、N−1又はN+1が他アンテナから送信されるパイロット信号であるか否かを判定する。他アンテナから送信されるパイロット信号である場合にはST503に移行し、他アンテナから送信されるパイロット信号ではない場合にはST504に移行する。
ST503では、他アンテナから送信されるNブロックの送信を停止すると共に、その送信停止区間を拡大し、ST507に移行する。
ST504では、N−1又はN+1が主アンテナから送信されるパイロット信号であるか否かを判定し、主アンテナから送信されるパイロット信号である場合にはST505に移行し、主アンテナから送信されるパイロット信号ではない場合にはST506に移行する。
ST505では、主アンテナから送信されるNの一部についてCPを拡張し、ST507に移行する。
ST506では、主アンテナ及び他アンテナから送信されるNにそれぞれ送信シンボルを配置し、ST507では、Nがフレーム内の全ブロック数を示すブロック番号N(N=N)であるか否かを判定する。N=Nであればアンテナ間配置調整部110の動作を終了し、N=NでなければST508に移行する。
ST508では、Nをインクリメントし、ST502に戻り、ST507においてN=Nと判定されるまでST502〜ST507の処理を繰り返す。
図8は、本発明の実施の形態1に係る受信装置150の構成を示すブロック図である。この図において、受信RF部152−1,152−2は、アンテナ151−1,151−2をそれぞれ介して受信した信号にダウンコンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を施し、無線受信処理を施した信号をCP除去部153−1,153−2にそれぞれ出力する。
CP除去部153−1,153−2は、受信RF部152−1,152−2から出力された信号からCP以外の部分についてFFTウィンドウ毎に抽出し、抽出した信号をFFT部154−1,154−2にそれぞれ出力する。この抽出の様子を図9に示す。図9では、受信信号に先行波、遅延波1、遅延波2が含まれている場合に、太い点線で示すタイミングで送信アンテナ109−2(Tx2)用のパイロット信号を抽出する様子を示している。この図から分かるように、FFTウィンドウ内にはパイロットブロックの直前及び直後の信号が含まれなくなる。
FFT部154−1,154−2は、CP除去部153−1,153−2から出力された信号にFFT処理を施し、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換する。FFT処理が施された信号のうち、パイロット信号はチャネル推定部155に出力され、データ信号は分離処理部156に出力される。
チャネル推定部155は、FFT部154−1,154−2から出力されたパイロット
信号を用いて、チャネル推定値を算出し、算出したチャネル推定値を分離処理部156に出力する。分離処理部156は、チャネル推定部155から出力されたチャネル推定値を用いて、FFT部154−1,154−2から出力されたデータ信号を分離し、分離した信号をIFFT部157に出力する。
IFFT部157は、分離処理部156から出力された信号にIFFT(Inverse Fast
Fourier Transform)処理を施し、周波数領域の信号から時間領域の信号に変換する。IFFT処理が施された信号は復調部158に出力され、復調部158において、復調されてデータが取得される。
このように実施の形態1によれば、パイロットブロックに付加するCPを拡張し、一方のアンテナから送信されるパイロットブロックとこのパイロットブロックに付加されたCPとからなる送信単位について、この送信単位とこの送信単位の直前及び直後CP長分を他方のアンテナの送信停止区間とすることにより、パイロット信号への干渉を回避することができるので、パイロット信号の受信品質を向上させることができ、また、伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る送信装置200の構成を示すブロック図である。図10が図3と異なる点は、制御量指示部201を追加した点と、アンテナ間配置調整部110をアンテナ間配置調整部202に変更した点である。
制御量指示部201は、送信停止区間の拡大及びCP長の拡張をシンボル単位でアンテナ間配置調整部202に指示する。具体的には、マルチパスの最大遅延波を検出し、最大遅延波の遅延時間に基づいて、送信停止区間を制御する。
アンテナ間配置調整部202は、制御量指示部201の指示に従って、第1切替スイッチ及び第2切替スイッチの切り替え制御を行う。例えば、図11に示すように、CP長を63サンプル、検出したマルチパスの最大遅延時間を38サンプルとしたとき、CPの直前38サンプルを送信停止とする。また、送信停止区間の直後に配置されるデータブロック後端に対して所定サンプル数分遡った位置からさらに数サンプル(CP長−所定サンプル数)を送信停止とする。図11において、遅延波2が最大遅延波であるとすると、パイロットブロックの直前のデータブロックがFFTウィンドウに含まれなくなり、パイロット信号に対する干渉を回避することができる。このようにアンテナ間配置調整部202の制御を行い、CP付加部107−1,107−2によってCPが付加されることにより、送信フォーマットは図12に示すようになる。
なお、本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成は、実施の形態1の図8と同様の構成なので、その詳細な説明は省略する。
このように実施の形態2によれば、一方のアンテナから送信されるパイロットブロックとこのパイロットブロックに付加されたCPとからなる送信単位について、マルチパスの最大遅延波の遅延時間を前記送信単位の前後に付加して、これらの区間を他方のアンテナの送信停止区間とすることにより、パイロット信号への干渉を回避しつつ、データ領域を確保することができるので、伝送効率をより向上させることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成は、実施の形態2の図10と同様なので、図10を援用し、その詳細な説明は省略する。ただし、CP付加部107−1,107−2は、パイロットブロックの直前に配されるデータブロックについて、CPを付加しない
ものとして機能する。これにより生成される送信フォーマットは図13に示すようになる。
図14は、本発明の実施の形態3に係る受信装置250の構成を示すブロック図である。図14が図8と異なる点は、タイミング変更指示部251、遅延波除去分離用チャネル推定部253、遅延波除去分離処理部254及びスイッチ255を追加した点と、CP除去部153−1,153−2をCP除去部252−1,252−2に変更した点である。
タイミング変更指示部251は、パイロットブロックの直前に配されたデータブロックをFFTウィンドウ毎に抽出するタイミングの変更をCP除去部252−1,252−2に指示する。
CP除去部252−1,252−2は、受信RF部152−1,152−2から出力された信号からCP以外の部分についてFFTウィンドウ毎に抽出し、抽出した信号をFFT部154−1,154−2に出力する。このとき、CP除去部252−1,252−2は、タイミング変更指示部251から指示を受けている場合、パイロットブロックの直前に配置されたデータブロックについて、図15に示すように、抽出タイミングをCP長分早めて抽出する。
遅延波除去分離用チャネル推定部253は、FFT部154−1,154−2から出力されたパイロット信号を用いて、遅延波除去分離用参照信号を生成し、生成した参照信号を遅延波除去分離処理部254に出力する。
遅延波除去分離処理部254は、遅延波除去分離用チャネル推定部253から出力された参照信号が周波数軸上で平坦になる重みを算出し、算出した重みをFFT部154−1,154−2から出力されたデータ信号に乗算することにより、データ信号から遅延波成分を除去する。遅延波成分を除去した信号は切替スイッチ255に出力される。
切替スイッチ255は、パイロットブロックの直前及び直後のデータブロックを遅延波除去分離処理部254からIFFT部157に出力し、それ以外のデータブロックを分離処理部156からIFFT部157に出力する。
このように実施の形態3によれば、パイロットブロックの直前に配されるデータブロックにCPを付加せず、その分データブロックを確保し、受信装置において、遅延波を除去することにより、データ領域を削減することなくパイロット信号への干渉を回避することができるので、伝送効率をより向上させることができる。
なお、上記各実施の形態では、2本の送信アンテナと2本の受信アンテナからなるMIMOシステムを例に説明したが、本発明はこれに限らず、送信アンテナ及び受信アンテナはそれぞれ2本以上でもよく、また、同数でなくてもよい。
また、上記各実施の形態では、CP付加部を切替スイッチと送信RF部の間に接続するものとして説明したが、図16に示すように、CP付加部を送信データ生成部及び変調部の間に接続するようにしてもよい。また、送信装置の構成は上記各実施の形態において説明した構成に限らず、他の構成でもよく、要は、図6、10、11に示すような送信フォーマットが構成されればよい。
また、上記各実施の形態では、送信アンテナ間に電力差が生じ、電力の小さい方のアンテナからパイロット信号を送信する場合、図6、12、13に示すような送信フォーマットを用いることにより、パイロット信号への干渉を効果的に抑制することができる。図6
、12、13では、Tx1の電力より送信アンテナ2の電力が低い場合を示しており、Tx2の電力より送信アンテナ1の電力が低い場合には、図6、12、13に示す送信フォーマットが送信アンテナ間で逆転することになる。
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
2005年12月22日出願の特願2005−370582の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる無線送信装置及び無線送信方法は、伝送効率の低下を抑え、受信装置において受信したパイロットの受信品質を向上させることができ、無線通信基地局装置及び無線通信移動局装置等に適用できる。
フレームフォーマットを示す図 干渉の発生の説明に供する図 本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図 図3に示した第1送信処理部の切替スイッチの制御を示す図 図3に示した第2送信処理部の切替スイッチの制御を示す図 本発明の実施の形態1における送信フォーマットを示す図 図3に示したアンテナ間配置調整部の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図 図8に示したCP除去部におけるパイロット信号の抽出の様子を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるパイロット信号の抽出の様子を示す図 本発明の実施の形態2における送信フォーマットを示す図 本発明の実施の形態3における送信フォーマットを示す図 本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図 図14に示したCP除去部におけるFFTウィンドウタイミングの変更の様子を示す図 送信装置の他の構成を示すブロック図

Claims (7)

  1. 複数の送信アンテナと、
    前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整手段と、
    前記パイロット信号を前記1つの送信アンテナから送信する送信手段と、
    を具備する無線送信装置。
  2. 前記アンテナ間配置調整部は、前記パイロット信号の送信区間の前後に前記パイロット信号に付加するサイクリックプレフィックスを拡張する請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記アンテナ間配置調整部は、前記他の送信アンテナから送信され、前記パイロット信号の送信区間の前後に配するデータ領域を削減する請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 前記アンテナ間配置調整部は、前記パイロット信号の送信区間の前後に配するデータ領域を削減する区間をサイクリックプレフィックス長とする請求項3に記載の無線送信装置。
  5. 前記アンテナ間配置調整部は、前記パイロット信号の送信区間の前後に配されるデータ領域を削減する区間をマルチパスの最大遅延波の遅延時間とする請求項3に記載の無線送信装置。
  6. 複数の受信アンテナと、
    複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナから送信されたパイロット信号、及び、前記パイロット信号の送信区間の前後に配され、かつ、データ領域が削減されたデータ信号を受信する受信手段と、
    前記パイロット信号に基づいて、チャネル推定値を算出するチャネル推定値算出手段と、
    前記チャネル推定値を用いて、前記データ信号を送信した送信アンテナ毎の系列に分離する分離手段と、
    送信アンテナ毎の系列に分離した前記データ信号を復調する復調手段と、
    を具備する無線受信装置。
  7. 複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナにパイロット信号を配し、前記パイロット信号の送信区間及び前記送信区間の前後において他の送信アンテナからの送信を停止させるアンテナ間配置調整工程と、
    前記パイロット信号を前記1つの送信アンテナから送信する送信工程と、
    を具備する無線送信方法。
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