JPWO2007060780A1 - 発想支援装置、発想支援方法および発想支援用プログラム - Google Patents

発想支援装置、発想支援方法および発想支援用プログラム Download PDF

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Abstract

発想支援装置は、複数のテキストを格納するテキストデータベースと、前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキスト文を出力するテキストマイニング部と、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記テキスト文からキーワードを抽出するキーワード抽出部と、前記テキスト文について、文中の、前記キーワード抽出部にて抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換部と、前記キーワード変換部にて変換されたテキスト文を出力する結果出力部と、を備える。

Description

本発明は、新しいアイデアの発想を支援する発想支援装置、発想支援方法および発想支援プログラムに関する。
新しいアイデアの発想を支援する方法として4W1H変換がある。
この方法では、既存サービスが提供する価値がテキストの形で用意され、そのテキストからWho、Why、Where、WhenおよびHowに対応するキーワードが抽出され、その抽出されたキーワードが、そのキーワードと異なるキーワードに変換されて、新たなテキストが作成される。この作成されたテキストが、従来にない価値の発想を支援し、潜在ニーズ発掘に利用されている。
一方、テキストマイニングシステムは、データベース中のテキストに対して係り受け解析を行って文の構造を認識し、その文の部分的な構造の出現頻度を元に、頻出するパターンを抽出し、その頻出するパターンをマイニング結果として出力する。このため、テキストマイニングシステムは、データベースを特徴づける文およびキーワードを抽出可能である。
図1は、テキストマイニングシステムの一例を示したブロック図である。図1において、テキストマイニングシステムは、テキストDB101と、テキスト解析部102と、類似構造生成部103と、頻出パターン検出部104と、結果出力部105と、キーワード集合DB106とを含む。なお、従来のテキストマイニングシステムの一例が、特許文献1に記載されている。
特開2004−246491号公報
第1の問題点は、4W1H変換を利用した発想支援の場合、キーワード変換前のテキストの用意、変換対象のキーワードの抽出、および、抽出したキーワードの変換を、人間が行わなければならないことである。その理由は、当該テキストを用意する方法、キーワードを抽出する方法、および、変換する方法が、一般に自明ではないためである。
第2の問題点は、テキストマイニングシステムを発想支援に用いることが困難であることである。その理由は、テキストマイニングを発想支援に用いる方法が、一般に自明ではないためである。
本発明の目的は、効率の良い発想支援を行うことである。
上記目的を達成するために、本発明の発想支援装置は、複数のテキストを格納するテキストデータベースと、前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニング部と、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記マイニング結果のテキストからキーワードを抽出するキーワード抽出部と、前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記キーワード抽出部にて抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換部と、前記キーワード変換部にて変換されたテキストを出力する結果出力部とを備える。
また、本発明の発想支援方法は、複数のテキストを格納するテキストデータベースと、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、を含む発想支援装置が行う発想支援方法であって、前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニングステップと、前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記テキストからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップと、前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換ステップと、前記変換されたテキストを出力する結果出力ステップとを備える。
上記発明によれば、キーワードが変換されるテキストとして、テキストデータベースを特徴づけるテキストマイニング結果が用いられ、キーワード変換により、テキストマイニング結果と異なる意味を持つテキストが自動生成される。この生成されたテキストは、新しいアイデアを発想することを支援する。
このため、発想支援を自動化することが可能になり、効率の良い発想支援を行うことが可能になる。また、テキストマイニングを発想支援に用いることが可能になる。
なお、前記発想支援装置は、前記キーワード変換部にて変換されたテキストと、前記テキストデータベース中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、前記変換されたテキストに順位を付ける照合部をさらに含み、前記結果出力部は、前記照合部にて順位を付けられた前記変換されたテキストを出力することが望ましい。
上記発明によれば、キーワードが変換されたテキストとテキストデータベース中のテキストとの内容の違いに基づいて、その変換されたテキストに順位を付すことが可能になる。
このため、例えば、テキストデータベース中のテキストと意味的に異なる、新しい発想を支援できそうな前記変換されたテキストに、高い順位を付すことが可能となる。よって、例えば、キーワードが変換されたテキストが、その順位に並び替えられると、ユーザは、新しい発想を支援できそうなテキストを、簡単に見つけることができる。
また、前記キーワード集合データベースは、前記変換用キーワードとして、前記テキストマイニング部で使用される同義語、類義語または反意語を格納することが望ましい。
上記発明によれば、テキストマイニングで使用される同義語、類義語または反意語を、変換用キーワードとして兼用できる。
また、前記キーワード集合データベースは、複数の変換用キーワード候補を格納し、前記キーワード変換部は、前記テキストデータベースに予め対応づけられた前記変換用キーワード候補を、前記変換用キーワードとして用いることが望ましい。
上記発明によれば、テキストデータベースに格納されたテキストに応じて、変換用キーワードが切り替えられる。このため、テキストデータベースに格納されたテキストに最適な変換用キーワードを用いて、前記マイニング結果のテキストを変換することが可能になる。
また、前記照合部は、前記キーワード変換部にて変換されたテキストに対して、前記テキストデータベースに出現した頻度が小さいほど高くなる順位を付与することが望ましい。
上記発明によれば、テキストデータベース中のテキストと意味的に異なる、新しい発想を支援できそうな前記変換されたテキストに、高い順位を付すことが可能となる。
また、本発明の発想支援用プログラムは、複数のテキストを格納するテキストデータベースと、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、に接続されたコンピュータに、発想支援処理を実行させる発想支援用プログラムであって、前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニング処理と、前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記マイニング結果のテキストからキーワードを抽出するキーワード抽出処理と、前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換処理と、前記変換されたテキストを出力する結果出力処理と、を備える発想支援処理を、前記コンピュータに実行させる。
上記発明によれば、上記発想支援方法を上記コンピュータに実行させることが可能になる。
本発明によれば、テキストマイニングを用いた発想支援を自動化できる。その理由は、キーワードが変換されるテキストとして、テキストデータベースを特徴づけるマイニング結果が用いられ、キーワード変換により、マイニング結果と異なる意味を持つテキストが自動生成されるからである。
図1は、従来例の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 図3は、第1の発明を実施するための最良の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は、第1の発明を実施するための最良の形態の具体例を示すブロック図である。 図5は、変換用キーワードの具体例を示した説明図である。 図6は、変換用キーワードの具体例を示した説明図である。
符号の説明
201 テキストデータベース
202 テキストマイニング部
203 キーワード抽出部
204 キーワード変換部
205 照合部
206 結果出力部
207 キーワード集合データベース
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態の発想支援装置を示したブロック図である。
図2において、本発想支援装置は、テキストデータベース201と、テキストマイニング部(以下「マイニング部」と称する。)202と、キーワード抽出部203と、キーワード変換部204と、キーワード集合データベース207と、照合部205と、結果出力部206と、を備える。
テキストデータベース201は、複数のテキストを格納する。マイニング部202は、テキストデータベース201に格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析する。なお、「テキストマイニング」は、一般に「データマイニング」とも称される。以下、これらを「マイニング」とも称する。
キーワード集合データベース207は、変換用キーワードを格納する。例えば、キーワード集合データベース207は、マイニング部202がマイニングを行う際に使用する同義語、類義語および反意語などのキーワードを、変換用キーワードとして格納する。
キーワード抽出部203は、マイニング結果であるテキストからキーワードを抽出する。具体的には、キーワード抽出部203は、キーワード集合データベース207に格納されている変換用キーワードを用いて、マイニング結果であるテキストからキーワードを抽出する。
キーワード変換部204は、マイニング結果であるテキスト中の、キーワード抽出部203にて抽出されたキーワードを、キーワード集合データベース207に格納された変換用キーワードに変換する。
照合部205は、キーワード変換部204にて変換されたテキストと、テキストデータベース201中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、その変換されたテキストに順位を付ける。例えば、照合部205は、テキストデータベース201に存在しないテキストに高い順位(小さい番号)を付与する。
結果出力部206は、キーワード変換部204にて変換されたテキストを出力する。さらに言えば、結果出力部206は、照合部205にて順位が付与されたテキストを出力する。
なお、マイニング部202、キーワード抽出部203、キーワード変換部204および照合部205は、コンピュータにて読み取り可能なメモリ等の記録媒体に記録されたプログラムを実行するコンピュータにて実現されてもよい。
また、本発想支援装置は、テキストデータベース201と、マイニング部202と、キーワード抽出部203と、キーワード変換部204と、キーワード集合データベース207と、照合部205と、結果出力部206と、を備える発想支援システムとして実現されてもよい。
次に、図2および図3を用いて、本発想支援装置の動作の一例を説明する。なお、図3は、本発想支援装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
なお、以下では、キーワード集合データベース207には、Whoに相当するキーワードを集めたWho変換用キーワード集合と、Whyに相当するキーワードを集めたWhy変換用キーワード集合と、Whereに相当するキーワードを集めたWhere変換用キーワード集合と、Whenに相当するキーワードを集めたWhen変換用キーワード集合と、Howに相当するキーワードを集めたHow変換用キーワード集合とが格納されているものとする。
また、キーワード抽出部203は、キーワード集合データベース207を参照して、4W1H(Who、Why、Where、When、How)に相当するキーワードを、テキストマイニング結果であるテキストから抽出するものとする。
ステップ301で、複数のテキストがテキストデータベース201に入力されると、ステップ302で、マイニング部202は、テキストデータベース201に格納されたテキストをテキストマイニングで分析して、テキストマイニング結果であるテキストを出力する。
マイニング部202は、テキストマイニングした結果であるテキストを、キーワード抽出部203に提供する。なお、このテキストには、品詞等のタグが付与されている。
キーワード抽出部203は、そのテキストマイニング結果のテキストを受け付けると、ステップ303を実行する。
ステップ303では、キーワード抽出部203は、4W1H(Who、Why、Where、When、How)に相当するキーワードを、テキストマイニング結果であるテキストから抽出し、その抽出されたキーワードと、テキストマイニング結果であるテキストとを、キーワード変換部204に提供する。
キーワード変換部204は、その抽出されたキーワードと、テキストマイニング結果であるテキストとを受け付けると、ステップ304を実行する。
ステップ304では、キーワード変換部204は、その抽出されたキーワードを、キーワード集合データベース207を参照して変換する。
具体的には、キーワード変換部204は、テキストマイニング結果であるテキスト中の、キーワード抽出部203にて抽出されたキーワードを、キーワード集合データベース207に格納された変換用キーワードに変換する。
さらに言えば、キーワード変換部204は、キーワード抽出部203にて抽出されたWhoに相当するキーワードを、Who変換用キーワード集合内の他のキーワードに変換し、また、キーワード抽出部203にて抽出されたWhyに相当するキーワードを、Why変換用キーワード集合内の他のキーワードに変換する。
また、キーワード変換部204は、キーワード抽出部203にて抽出されたWhereに相当するキーワードを、Where変換用キーワード集合内の他のキーワードに変換し、また、キーワード抽出部203にて抽出されたWhenに相当するキーワードを、When変換用キーワード集合内の他のキーワードに変換し、また、キーワード抽出部203にて抽出されたHowに相当するキーワードを、How変換用キーワード集合内の他のキーワードに変換する。
キーワード変換部204は、これらの変換を組み合わせて、キーワードが変換された複数のテキストを生成する。キーワード変換部204は、キーワードが変換されたテキストを、照合部205に提供する。
照合部205は、キーワードが変換されたテキストを受け付けると、ステップ305を実行する。
ステップ305では、照合部205は、キーワード変換部204にて変換されたテキストと、テキストデータベース201中のテキストとを照合し、テキストデータベース201に存在しない変換後テキストに高い順位(小さい番号)を付与する。照合部205は、順位が付与された変換後テキストを、結果出力部206に提供する。
結果出力部206は、順位が付与された変換後テキストを受け付けると、ステップ306を実行する。
ステップ306では、結果出力部206は、順位が付けられた変換後テキストを出力する。例えば、結果出力部206は、順位が付けられた変換後テキストを表示する。
なお、この例では、照合部205は、テキストデータベース201に存在しない変換後テキストに高い順位を付与しているが、例えば、統計的手法を用いて、テキストデータベース201に出現した頻度の小さいものから順に順位付けを行ってもよい。
また、照合部205は、シソーラスを用いて、変換元のキーワードと変換後のキーワードとの間の距離を定義し、変換元のキーワードとの距離の大きさにしたがって、変換後のキーワードに重みづけを行い、その重みづけに基づいて、変換後のテキストに順位を付与してもよい。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
第1の効果は、発想支援が自動化されることである。その理由は、テキストデータベース201から得られるマイニング結果のテキストを既存の発想として用い、その既存の発想内のキーワードを他のキーワードに変換することにより、異なる発想を持つテキストを自動生成できるためである。
第2の効果は、発想支援の効率が良くなることである。その理由は、キーワード変換対象として、テキストデータベース201を特徴づけるマイニング結果が用いられ、照合部205が、キーワード変換結果とテキストデータベース201を照合し、その照合結果に基づいて、変換結果を順位付けすることで、新しい発想につながりやすいものを優先して提示することが可能になるためである。
(実施例)
次に、具体的な実施例を用いて本実施の形態を説明する。
図4は、本発明の実施の形態の一例を示したブロック図である。なお、図4において、図2に示したものと同一のものには同一符号を附してある。
図5は、キーワード集合データベース207に格納された変換用キーワードの一例を示した説明図である。
図5において、変換用キーワードである「熟年層」、「若年層」および「高齢者」はWhoに対応づけられ、また、変換用キーワードである「男性」および「女性」はWhoに対応づけられている。
以下、Whoに対応づけられた「熟年層」、「若年層」および「高齢者」と、Whoに対応づけられた「男性」および「女性」とのそれぞれを、変換キーワード集合と称する。
ここでは、乗用車の評判情報が扱われるものとする。
テキストデータベース201には、テキストとして、複数の乗用車の評判情報が格納されている。この場合、テキストデータベース201に格納されたテキストのドメインは、「乗用車の評判情報」となる。
マイニング部202は、テキストデータベース201に格納された複数の乗用車の評判情報をテキストマイニングして、「A社の高級車は熟年層の男性向け」という結果401を得たとする。この結果401は、4W1H変換の対象文となる。
キーワード抽出部203は、そのマイニング結果401から、キーワードとして、Whoに対応する「熟年層」および「男性」402を抽出する。例えば、キーワード抽出部203は、キーワード集合データベース207内のWhoに対応づけられたキーワード(「熟年層」、「若年層」または「高齢者」と、「男性」または「女性」)に一致するキーワードを、Whoに対応するキーワードとして、マイニング結果401から抽出する。
キーワード変換部204は、キーワード集合データベース207を参照して、マイニング結果401内の、キーワード抽出部203にて抽出されたキーワードを、変換用キーワードに変換して、複数の変換結果403を生成する。
具体的には、キーワード変換部204は、キーワード集合データベース207を参照して、マイニング結果401中の「熟年層」を、「熟年層」と関連づけられている「若年層」および「高齢者」に変換して、変換後のテキスト(変換結果403)「A社の高級車は若年層の男性向け」および「A社の高級車は高齢者の男性向け」を生成する。
また、キーワード変換部204は、キーワード集合データベース207を参照して、マイニング結果401中の「男性」を、「男性」と関連づけられている「女性」変換して、変換後のテキスト「A社の高級車は熟年層の女性向け」を生成する。
また、キーワード変換部204は、キーワード集合データベース207を参照して、マイニング結果401中の「熟年層」を、「熟年層」と関連づけられている「若年層」に変換し、さらに、マイニング結果401中の「男性」を、「男性」と関連づけられている「女性」に変換して、変換後のテキスト「A社の高級車は若年層の女性向け」を生成する。
また、キーワード変換部204は、キーワード集合データベース207を参照して、マイニング結果401中の「熟年層」を、「熟年層」と関連づけられている「高齢者」に変換し、さらに、マイニング結果401中の「男性」を、「男性」と関連づけられている「女性」に変換して、変換後のテキスト「A社の高級車は高齢者の女性向け」を生成する。
ここで、変換結果403は、キーワードの組み合わせ数だけ生成されてしまう。
このため、照合部205は、各変換結果403とテキストデータベース201中のテキストとを照合し、例えば、テキストデータベース201に出現した頻度の小さい変換結果403から順に順位付けを行って変換結果403を並べ替える。その結果、例えば「A社の高級車は若年層の女性向け」という照合結果404が、高い優先度で得られる。
照合結果404は、テキストデータベース201には存在しないものが優先されているため、新しい発想(潜在ニーズ)となる可能性がある。
なお、キーワード集合データベース207に格納される変換用キーワード集合として、例えば、マイニング部202にて使用される同義語、類義語および反意語などのキーワードの集合が用いられてもよい。この場合、マイニングで使用される同義語、類義語または反意語を、変換用キーワードとして兼用できる。
また、変換用キーワード集合は、マイニング対象のドメインに応じて、動的に切り替えることも可能である。
例えば、キーワード集合データベース207には、元々「男性」、「女性」、「若年層」、「高齢者」などのキーワード(変換用キーワード候補)が存在し、それらのキーワードは、予めドメインに対応づけられているものとする。なお、1つのキーワードが複数のドメインに対応づけられていてもよい。この場合、ドメインが決まると、そのドメインに対応づけられたキーワードが決まる。なお、この対応関係は、例えば、キーワード変換部204に予め登録される。
よって、あるドメインに対応づけられたキーワードにて構成される集合が、そのドメインの変換用キーワード候補の集合として使用されれば、ドメインに対して最適な変換用キーワード集合を動的に切り替えることが可能になる。
例えば、キーワード変換部204が、テキストデータベース201のドメインを受け付け、そのドメインに予め対応づけられたキーワードを変換用キーワードとして用いる。
この場合、テキストデータベース201に格納されたテキストに応じて、変換用キーワードが切り替えられる。このため、テキストデータベース201に格納されたテキストに最適な変換用キーワードを用いて、テキストを変換することが可能になる。
図5に示したキーワード集合は、「乗用車の評判情報」(ドメイン)に対応し、図6に示したキーワード集合は、「携帯電話の評判情報」(ドメイン)に対応する。両者を比較すると、「高齢者」というキーワードが異なる集合に属している。
したがって、「乗用車の評判情報」を扱う場合には、「高齢者」というキーワードは、「熟年層」および「若年層」に変換されるが、「携帯電話の評判情報」を扱う場合には、同じ「高齢者」というキーワードは、「女子高生」、「OL」および「ビジネスマン」に変換される。このため、より効率の良い発想支援が可能となる。
本実施例では、4W1H変換の対象キーワードのうちWhoのみについて説明したが、これと異なるキーワード(Why、Where、When、How)についても同様に変換される。また、変換対象キーワードは4W1Hに限らず、例えばWhatを追加した5W1Hでもよい。変換対象キーワードが5W1Hの場合も、上記と同様の処理が可能である。
本実施例によれば、キーワードが変換されるテキストとして、テキストデータベース101を特徴づけるマイニング結果が用いられ、キーワード抽出部203とキーワード変換部204とで行われるキーワード変換により、マイニング結果と異なる意味を持つテキストが自動生成される。この生成されたテキストによって、新しいアイデアを発想することが支援される。
このため、発想支援を自動化することが可能になり、効率の良い発想支援を行うことが可能になる。また、テキストマイニングを発想支援に用いることが可能になる。
また、本実施例では、照合部205は、キーワード変換部204にて変換されたテキストと、テキストデータベース201中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、その変換後テキストに順位を付ける。
この場合、キーワードが変換されたテキスト(変換後テキスト)とテキストデータベース201中のテキストとの内容の違いに基づいて、その変換後テキストに順位を付すことが可能になる。このため、例えば、テキストデータベース201中のテキストと意味的に異なる、新しい発想を支援できそうな変換後テキストに、高い順位を付すことが可能性となる。
よって、キーワードが変換されたテキスト(変換後テキスト)が、その順位にしたがって並び替えられると、ユーザは、新しい発想を支援できそうな変換後テキストを、簡単に見つけることができる。
また、本実施例では、照合部205は、キーワード変換部204にて変換されたテキストに対して、テキストデータベース201に出現した頻度が小さいほど高くなる順位を付与する。
この場合、テキストデータベース201中のテキストと意味的に異なる、新しい発想を支援できそうな変換後テキストに、高い順位を付すことが可能性となる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明は、商品企画時または戦略立案時の発想支援および潜在ニーズ発掘といった用途に適用できる。

Claims (15)

  1. 複数のテキストを格納するテキストデータベースと、
    前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニング部と、
    変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、
    前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記マイニング結果のテキストからキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記キーワード抽出部にて抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換部と、
    前記キーワード変換部にて変換されたテキストを出力する結果出力部と、を備える発想支援装置。
  2. 前記キーワード変換部にて変換されたテキストと、前記テキストデータベース中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、前記変換されたテキストに順位を付ける照合部をさらに含み、
    前記結果出力部は、前記照合部にて順位を付けられた前記変換されたテキストを出力する、請求項1に記載の発想支援装置。
  3. 前記キーワード集合データベースは、前記変換用キーワードとして、前記テキストマイニング部で使用される同義語、類義語または反意語を格納する、請求項1または2に記載の発想支援装置。
  4. 前記キーワード集合データベースは、複数の変換用キーワード候補を格納し、
    前記キーワード変換部は、前記テキストデータベースに格納されたテキストに予め対応づけられた前記変換用キーワード候補を、前記変換用キーワードとして用いる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発想支援装置。
  5. 前記照合部は、前記キーワード変換部にて変換されたテキストに対して、前記テキストデータベースに出現した頻度が小さいほど高くなる順位を付与する、請求項2ないし4のいずれか1項に記載の発想支援装置。
  6. 複数のテキストを格納するテキストデータベースと、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、を含む発想支援装置が行う発想支援方法であって、
    前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニングステップと、
    前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記マイニング結果のテキストからキーワードを抽出するキーワード抽出ステップと、
    前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換ステップと、
    前記変換されたテキストを出力する結果出力ステップと、を備える発想支援方法。
  7. 前記変換されたテキストと、前記テキストデータベース中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、前記変換されたテキストに順位を付ける照合ステップをさらに含み、
    前記結果出力ステップでは、前記順位を付けられた前記変換されたテキストを出力する、請求項6に記載の発想支援方法。
  8. 前記キーワード集合データベースは、前記変換用キーワードとして、前記テキストマイニングステップで使用される同義語、類義語または反意語を格納する、請求項6または7に記載の発想支援方法。
  9. 前記キーワード集合データベースは、複数の変換用キーワード候補を格納し、
    前記キーワード変換ステップでは、前記テキストデータベースに格納されたテキストに予め対応づけられた前記変換用キーワード候補を、前記変換用キーワードとして用いる、請求項6ないし8のいずれか1項に記載の発想支援方法。
  10. 前記照合ステップでは、前記変換されたテキストに対して、前記テキストデータベースに出現した頻度が小さいほど高くなる順位を付与する、請求項7ないし9のいずれか1項に記載の発想支援方法。
  11. 複数のテキストを格納するテキストデータベースと、変換用キーワードを格納するキーワード集合データベースと、に接続されたコンピュータに、発想支援処理を実行させる発想支援用プログラムであって、
    前記テキストデータベースに格納された複数のテキストをテキストマイニングで分析し、その結果のテキストを出力するテキストマイニング処理と、
    前記キーワード集合データベースに格納されている変換用キーワードを用いて前記マイニング結果のテキストからキーワードを抽出するキーワード抽出処理と、
    前記マイニング結果のテキストについて、文中の、前記抽出されたキーワードを、前記キーワード集合データベースに格納された変換用キーワードに変換するキーワード変換処理と、
    前記変換されたテキストを出力する結果出力処理と、を備える発想支援処理を、前記コンピュータに実行させる発想支援用プログラム。
  12. 前記発想支援処理は、前記変換されたテキストと、前記テキストデータベース中のテキストとを照合し、その照合結果に基づいて、前記変換されたテキストに順位を付ける照合処理をさらに含み、
    前記結果出力処理では、前記順位を付けられた前記変換されたテキストを出力する、請求項11に記載の発想支援用プログラム。
  13. 前記キーワード集合データベースは、前記変換用キーワードとして、前記テキストマイニング処理で使用される同義語、類義語または反意語を格納する、請求項11または12に記載の発想支援用プログラム。
  14. 前記キーワード集合データベースは、複数の変換用キーワード候補を格納し、
    前記キーワード変換処理では、前記テキストデータベースに格納されたテキストに予め対応づけられた前記変換用キーワード候補を、前記変換用キーワードとして用いる、請求項11ないし13のいずれか1項に記載の発想支援用プログラム。
  15. 前記照合処理では、前記変換されたテキストに対して、前記テキストデータベースに出現した頻度が小さいほど高くなる順位を付与する、請求項12ないし14のいずれか1項に記載の発想支援用プログラム。
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