JPWO2007049383A1 - ホログラム記録装置 - Google Patents

ホログラム記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007049383A1
JPWO2007049383A1 JP2007542244A JP2007542244A JPWO2007049383A1 JP WO2007049383 A1 JPWO2007049383 A1 JP WO2007049383A1 JP 2007542244 A JP2007542244 A JP 2007542244A JP 2007542244 A JP2007542244 A JP 2007542244A JP WO2007049383 A1 JPWO2007049383 A1 JP WO2007049383A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
hologram recording
phase
mode
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007542244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4777356B2 (ja
Inventor
浩寧 吉川
浩寧 吉川
手塚 耕一
耕一 手塚
宇野 和史
和史 宇野
康正 岩村
康正 岩村
譲 山影
譲 山影
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/JP2005/019598 external-priority patent/WO2007049336A1/ja
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007542244A priority Critical patent/JP4777356B2/ja
Publication of JPWO2007049383A1 publication Critical patent/JPWO2007049383A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4777356B2 publication Critical patent/JP4777356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

光源から出射したコヒーレントな光を信号光と参照光とに分離し、一方の信号光を空間光変調器で変調してホログラム記録媒体に照射するとともに、他方の参照光を上記ホログラム記録媒体に向けて上記信号光と重なるように照射することにより、ホログラム記録媒体にホログラムを記録するホログラム記録装置であって、参照光をホログラム記録媒体に向かう所定の方向に透過もしくは反射するオンモードと、所定の方向外に導くか若しくは遮光するオフモードといった2つの状態をとりうる複数の光学素子(20p,20p’)を有し、これらの光学素子(20p,20p’)ごとに所定の位相差0、πが生じる光位相変調手段と、光学素子(20p,20p’)ごとにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、参照光を所定の位相パターンをなす光に変調させる位相変調制御手段とを備えている。

Description

本発明は、ホログラム記録媒体に信号光と参照光とを重ねるように照射してホログラムを記録するホログラム記録装置に関する。
従来のホログラム記録装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。同文献のホログラム記録装置は、ホログラム記録媒体に対して位相コード多重方式によりホログラムを記録するように構成されたものである。光源から出射したレーザ光は、ビームスプリッタで信号光(信号ビーム)と参照光(基準ビーム)に分離され、一方の信号光は、空間光変調器で記録情報に応じた画素パターンの光に変調されてホログラム記録媒体に照射される。他方の参照光は、位相コード化マルチプレクサによって適当な位相パターンをなす光に変調され、位相コードが付与される。位相コード化マルチプレクサは、多数のセルをもつ透過型の液晶デバイスからなり、入射した参照光に対してセルごとに所定の位相差を付与し、この参照光を所望とする位相パターンの透過光に変調して出射する。位相変調を受けた参照光は、ホログラム記録媒体上で信号光と重なるように照射され、その結果、信号光と参照光との干渉縞(ページパターン)からなるホログラムが記録される。このとき、ホログラム記録媒体の照射部位を変位させずに信号光および参照光の変調パターン(画素パターンや位相パターン)を変化させると、その照射部位には、変調パターンに応じた各種ページパターンのホログラムが多重記録される。これにより、位相コード多重方式が実現されている。
特開平7−20765号公報
しかしながら、上記従来のホログラム記録装置では、参照光が透過する液晶デバイスの各セルについて、複屈折を利用することで駆動電圧に応じた位相差が生じる電気光学的特性がもたせられている。このような複屈折を利用して任意の位相パターンを形成するには、セルごとに複雑な印加電圧の制御を行わなければならないので、位相変調のための構成や仕組みが複雑になっている。
たとえば、一般的なネマティック液晶分子を用いた透過型の液晶デバイスの場合、位相パターンを変化させる度に階調表示を行う如く各セルの印加電圧を微妙に可変制御しなければならない。また、液晶分子の応答速度がそれほど高速ではないため、ホログラムのページ単位の記録速度が遅く、このような記録速度の点でも改善する余地があった。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものである。本発明は、位相コード多重方式による位相変調のための構成や仕組みを簡単なものとし、ひいてはホログラムの記録速度を高めることができるホログラム記録装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供されるホログラム記録装置は、光源から出射したコヒーレントな光を信号光と参照光とに分離し、一方の信号光を空間光変調器で変調してホログラム記録媒体に照射するとともに、他方の参照光を上記ホログラム記録媒体に向けて上記信号光と重なるように照射することにより、当該ホログラム記録媒体にホログラムを記録するホログラム記録装置であって、上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向かう所定の方向に透過もしくは反射するオンモードと、上記所定の方向外に導くか若しくは遮光するオフモードといった2つの状態をとりうる複数の光学素子を有し、これらの光学素子ごとに所定の位相差が生じる光位相変調手段と、上記光学素子ごとにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記参照光を所定の位相パターンをなす光に変調させる位相変調制御手段とを備えていることを特徴としている。
本発明の第2の側面により提供されるホログラム記録装置は、光源から出射したコヒーレントな光の一部を信号光に変調し、この信号光をホログラム記録媒体に向けて出射する第1光変調領域と、上記光源から出射したその余の光を参照光に変調し、この参照光を上記信号光と同一の光路に沿うように出射する第2光変調領域とを有する空間光変調器を備え、上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向けて上記信号光と重なるように照射することにより、当該ホログラム記録媒体にホログラムを記録するホログラム記録装置であって、上記第2光変調領域は、上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向かう所定の方向に透過もしくは反射するオンモードと、上記所定の方向外に導くか若しくは遮光するオフモードといった2つの状態をとりうる複数の光学素子からなり、これらの光学素子ごとに所定の位相差が生じるように構成されており、かつ、上記光学素子ごとにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記参照光を所定の位相パターンをなす光に変調させる位相変調制御手段を備えていることを特徴としている。
好ましくは、上記複数の光学素子は、上記所定の位相差として位相差0になるものと位相差πになるものとが交互に並ぶように配列されている。
好ましくは、上記位相変調制御手段は、上記光学素子を所定数ずつまとめたセルごとに、位相差0および位相差πの光学素子の少なくともいずれか一方がオフモードとなるように制御している。
好ましくは、上記所定の位相パターンは、上記セルの所定数おきに位相差0またはπの光が生じたものである。
好ましくは、上記所定の位相パターンは、ウォルシュ・アダマール変換の行列パターンに対応している。
好ましくは、上記所定の位相パターンは、上記セルごとに位相差0またはπの光がランダムに生じたものである。
好ましくは、上記位相変調制御手段は、上記光学素子ごとにランダムにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記所定の位相パターンは、上記光学素子ごとに位相差0またはπの光がランダムに生じたものである。
好ましくは、上記複数の光学素子は、交互に厚みが異なる複数の液晶素子からなる。
好ましくは、上記複数の光学素子は、全体として光反射面を形成する一方、個々にオンモードあるいはオフモードになると、上記光反射面に対して所定の傾き角をなす複数の可動反射素子からなる。
好ましくは、上記複数の可動反射素子は、互いに隣り合うピッチをd、上記光反射面に対する所定の傾き角をφ、上記光反射面に対する光の入射角および反射角をθiおよびθo、光の波長をλ、ならびに整数をmとすると、下記式の条件を満たすように構成されている。
Figure 2007049383
Figure 2007049383
本発明の第1実施形態に係るホログラム記録装置の構成図である。 図1に示すホログラム記録装置の要部となる位相変調器の平面図である。 図2の位相変調器の光学的特性を説明するための概念図である。 図2の位相変調器の光路を示す光路図である。 本発明の第2実施形態に係るホログラム記録装置の要部として、位相変調器の光学的特性を説明するための概念図である。 図5の位相変調器の光路についての一例を示す光路図である。 図5の位相変調器の光路についての他の例を示す光路図である。 本発明の第3実施形態に係るホログラム記録装置の構成図である。 本発明の第4実施形態に係るホログラム記録装置の構成図である。 図9に示すホログラム記録装置の要部となる空間光変調器の平面図である。 本発明の第5実施形態に係るホログラム記録装置の構成図である。 本発明の第6実施形態に係るホログラム記録装置についての説明図である。 参考例として光強度の違いを説明するための説明図である。 本発明の第7実施形態に係るホログラム記録装置についての説明図である。 本発明の第8実施形態に係るホログラム記録装置についての説明図である。 本発明の第9実施形態に係るホログラム記録装置についての説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。図1〜4は、本発明に係るホログラム記録装置の第1実施形態を示している。
図1に示すように、ホログラム記録装置A1は、ホログラム記録媒体B(同図には一部を示す)に対して位相コード多重方式によりホログラムを多重記録するものであり、記録されたホログラムを再生可能にも構成されたものである。このホログラム記録装置A1は、光源1、コリメータレンズ2、信号光・参照光用の第1ビームスプリッタ3、ビームエキスパンダ4A,4B、空間光変調器5、信号光・再生光用の第2ビームスプリッタ6および対物レンズ7、再生光分離用の第3ビームスプリッタ8、再生用の受光センサ9、サーボ用の集光レンズ10Aおよび受光センサ10、参照光用の反射板11A,11B、反射型の位相変調器(光位相変調手段)20、参照光用の第4ビームスプリッタ21、参照光用の対物レンズ22、ならびに位相変調器20を制御する駆動制御部(位相変調制御手段)30を有して構成されている。
ホログラム記録媒体Bは、支持基板層100、反射層101、ホログラム記録層102、および透明基板層103をその順に積層した構造をもち、ディスク状に形成されたものである。ホログラム記録層102には、信号光と参照光とが重なるように照射されることで干渉縞(ページパターン)からなるホログラムが記録される。反射層101には、エンボスピットが形成されており(図示略)、このエンボスピットによる反射光の変化をサーボ用の受光センサ10が検知することにより、トラック制御やフォーカス制御、さらにはチルト制御といったサーボ制御が行われる。
光源1は、たとえば半導体レーザ素子からなり、比較的帯域が狭く干渉性の高いレーザ光を出射する。コリメータレンズ2は、光源1から出射したレーザ光を平行光に変換する。コリメータレンズ2から出射した平行光は、第1ビームスプリッタ3によって信号光と参照光に分離される。信号光は、ビームエキスパンダ4A,4Bによってビーム径が拡大された後、空間光変調器5に入射する。参照光は、反射板11A,11Bおよび第4ビームスプリッタ21を通って位相変調器20に入射する。
空間光変調器5は、たとえば透過型の液晶デバイスからなる。この空間光変調器5では、入射した信号光が記録情報に応じた画素パターンの光に変調される。空間光変調器5から出射した信号光は、第2ビームスプリッタ6を透過し、さらに対物レンズ7で収束されてホログラム記録媒体Bの所定部位(照射部位)に照射される。再生時には、照射部位となるホログラム記録層102において参照光がホログラムと干渉することで再生光が生じ、この再生光が対物レンズ7、第2ビームスプリッタ6、および第3ビームスプリッタ8を通って再生用の受光センサ9に受光される。これにより、ホログラムとして記録された情報が光学的に読み出される。また、記録時ならびに再生時には、反射層101のエンボスピットで反射した光が対物レンズ7、第2ビームスプリッタ6、第3ビームスプリッタ8、および集光レンズ10Aを通ってサーボ用の受光センサ10に受光される。これにより、ホログラム記録媒体Bの照射部位が適切に調整される。
位相変調器20は、強誘電性液晶分子をもつ反射型の液晶デバイスからなる。この位相変調器20は、図2に一部を示すように、最小構成単位となる多数の液晶素子20p,20p’が格子状の配列構造をなすことで全体として光反射面20Aを形成している。液晶素子20p,20p’が縦横に並ぶピッチdは、たとえば10〜20μm程度であり、各液晶素子20p,20p’の厚み方向には、背面側の反射電極基板と入射面側の透明電極基板との間に強誘電性液晶分子が封入された構造をもつ(図示略)。図3によく示すように、一方の液晶素子20pに対して他方の液晶素子20p’の入射面には、位相差πを生じさせるための位相膜20mが形成されており、液晶素子20pは、位相差0の反射光を出射するものに相当する一方、液晶素子20p’は、位相差πの反射光を出射するものに相当している。
たとえば、位相差0の液晶素子20pに一定レベルの電圧を印加すると、この液晶素子20pがオンモードとなって入射角θiに等しい反射角θoで位相差0の光が所定の方向に反射し、液晶素子20pに電圧が印加されないと、当該液晶素子20pがオフモードとなって遮光するために反射光が生じない。同様に、位相差πの液晶素子20p’に一定レベルの電圧を印加すると、この液晶素子20p’がオンモードとなって入射角θiに等しい反射角θoで位相差πの光が所定の方向に反射し、液晶素子20p’に電圧が印加されないと、当該液晶素子20p’がオフモードとなって遮光するために反射光が生じない。このような位相差0の液晶素子20pと位相差πの液晶素子20p’とは、交互に列をなすように配列されている。
再び図2に示すように、上記画素20p,20p’をたとえば縦横10×10ずつまとめた単位区画がセル20sとされ、駆動制御部30は、セル20sごとに位相差0の液晶素子20pおよび位相差πの液晶素子20p’を制御している。具体的に位相変調を行う際には、位相差0および位相差πの液晶素子20p,20p’が全てオフモードで反射光が生じない遮光タイプのセル20s(ハッチングを付したセル20sで示されるもの)、位相差0の画素20pのみがオンモードで位相差0の反射光が生じる0タイプのセル20s(0を付したセル20sで示されるもの)、位相差πの画素20p’のみがオンモードで位相差πの反射光が生じるπタイプのセル20s(πを付したセル20sで示されるもの)といった3タイプが形成される。0タイプおよびπタイプのセル20sは、縦横に遮光タイプのセル20sを挟んで1つおきに形成される。このような3タイプのセル20sによって位相パターンが形成され、たとえば0タイプおよびπタイプのセル20sの配置を変更するだけで任意の位相パターンに変化させることができる。特に位相変調に適した位相パターンとしては、図2に一例として示すように、ウォルシュ・アダマール変換の行列式に対応するような位相パターンが形成される。
図3および図4に示すように、光反射面20Aに対する参照光の入射角は、第4ビームスプリッタ21の光反射面21A(図4参照)を微妙に調整するなどしてθiとなっている。この入射角θiに対して参照光の反射角θoは、光反射面20Aの法線Lnを基準に対称的な角をなし、入射角θiと反射角θoとが等しくなっている。
位相変調器20から反射光として出射した参照光は、再び第4ビームスプリッタ21を通ってこれを透過し、さらに対物レンズ22で収束されてホログラム記録媒体Bの照射部位で信号光と重なるように照射される。このとき、ホログラム記録媒体Bの照射部位を変位させることなく、信号光の画素パターンおよび参照光の位相パターンを変化させると、その照射部位には、画素パターンと位相パターンとの干渉具合に応じた各種ページパターンのホログラムが多重記録される。これにより、機械的な駆動を伴わない位相コード多重方式が実現されている。また、参照光は、全体として遮光タイプのセル20sによって間引かれた位相パターンをなすため、遮光タイプ以外のπタイプあるいは0タイプのセル20sに対応する個々の光線としては、ブラッグ角より比較的大きな入射角をもってホログラム記録媒体Bに入射する。これにより、ページ単位に多重記録されるホログラムのクロストークを低減することができる。
このような反射型の位相変調器20によれば、単純に液晶素子20p,20p’をオン/オフモードとするだけで参照光を所望とする位相パターンの光に変調することができ、各液晶素子20p,20p’についての印加電圧の制御を容易に行うことができる。
液晶素子20p,20p’を構成する強誘電性液晶分子は、一般的なネマティック液晶分子に比べて応答速度が相当速い。そのため、位相パターンをより高速に切り替えることができ、ひいてはホログラムのページ単位の記録速度をより高めることができる。たとえば、従来のようにネマティック液晶分子による液晶デバイスを用いた場合、ページ記録速度としては、100pages/sec程度である。それに比べて本実施形態のように強誘電性液晶分子による液晶デバイスを用いた場合には、ページ記録速度が1000pages/sec程度となり、機械的な駆動を伴わない位相コード多重方式の利点をより高めることができる。
したがって、本実施形態のホログラム記録装置A1によれば、位相コード多重方式による位相変調のための構成や仕組みを簡単なものとし、ひいてはホログラムの記録速度を高めることができる。
図5および図6は、本発明に係るホログラム記録装置の第2実施形態を示している。なお、本実施形態のホログラム記録装置も、全体的には図1に示されるものと同様の構成からなる。以下に説明する実施形態につき、先述したものと同一または類似の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のホログラム記録装置では、位相変調器200がデフォーマブルミラーデバイスからなる。この位相変調器200は、基準となる光反射面200Aの法線Lnに対し、それぞれ所定の傾き角±φに変化させられる多数の可動反射素子200pを有し、これらの可動反射素子200pが格子状に配列されている。可動反射素子200pが縦横に並ぶピッチdは、たとえば13.7μmである。各可動反射素子200pは、対角線Ldに一致する回転軸をもち、この回転軸を中心にオン/オフ制御によって傾き角+φ/−φに振られる。各可動反射素子200pの傾き角φは、たとえば12°程度である。
たとえば、図5に実線で示すように可動反射素子200pがオンモードとされ、この可動反射素子200pに光反射面200Aに対する入射角θiで参照光が入射すると、参照光が可動反射素子200pの傾き角φに応じて反射し、光反射面200Aに対して出射角θoとなる方向に参照光が出射する。一方、同図に仮想線で示すようにオフモードの可動反射素子200pでは、この可動反射素子200pに入射した参照光が白抜きの矢印で示される方向(出射角θoの方向とは異なる一定の方向)に出射する。可動反射素子200pについても、たとえば縦横10×10ずつまとめた単位区画がセルとされている(図示略)。
このような可動反射素子200pからなる位相変調器200では、光反射面200Aに対する参照光の入射角θiや素子間のピッチdなどを適切に設計することで位相差が付けられるようになっており、位相パターンとしては、図2に示すものと同様にセルを単位とした位相パターンが形成されるようになっている。具体的に、位相差0の可動反射素子200pと位相差πの可動反射素子200pとは、下記の条件式を満たすことで交互に列をなすようになっている。なお、光源から出射する光の波長をλ、可動反射素子200p間のピッチをd、mを整数とする。
Figure 2007049383
ここで、可動反射素子200pの傾き角φならびに入射角θiおよび出射角θoとの間には、次の関係式が成立する。
Figure 2007049383
たとえば緑色光を発する光源を用い、λ=0.532μm、d=13.7μm、φ=12°とした場合、m=7となるように調整したときの入射角θiは、19.27°程度であり、出射角θoは、4.73°程度である。すなわち、光反射面200Aに対して入射角θiで入射した参照光は、オンモードの可動反射素子200pで反射して出射角がθoとなる方向に出射し、図5に一例として示すように対角線Ldと直交する方向(図面では縦方向)に沿って見ると、位相差0の可動反射素子200pと位相差πの可動反射素子200pとが交互に列をなすように生じる。このような位相差0の可動反射素子200pのみをオンモードとすることで0タイプのセルが形成され、位相差πの可動反射素子200pのみをオンモードとすることでπタイプのセルが形成される。位相差0および位相差πの可動反射素子200pを全てオフモードにすると、遮光タイプのセルが形成される。
なお、たとえば青色光を発する光源を用い、λ=0.405μmとしてそれ以外は上記と同様な条件とした場合、図7に一例として示すように、m=9に調整したときの入射角θiは、28.96°程度であり、出射角θoは、−4.96°(光反射面200Aの法線Lnを対称軸として入射角θiとは反対側)程度となる。
位相変調器200から出射角がθoの反射光として出射した参照光は、再び第4ビームスプリッタ21を通ってこれを透過し、先述した実施形態と同様にホログラム記録媒体に照射される。
このような可動反射素子200pからなる位相変調器200によっても、単純に可動反射素子200pをオン/オフモードとするだけで参照光を所望とする位相パターンの光に変調することができ、各可動反射素子200pについてオンオフさせる制御を容易に行うことができる。
可動反射素子200pは、機械的に駆動されるものの超小型であるため、強誘電性液晶分子などと比べて応答速度が極めて速い。そのため、位相パターンを先述した実施形態によるものよりも高速に切り替えることができ、ひいてはホログラムのページ単位の記録速度をより高めることができる。たとえば、本実施形態の位相変調器200を用いたホログラム記録装置のページ記録速度としては、7000pages/sec程度であり、位相コード多重方式の利点をより一層高めることができる。
したがって、本実施形態の位相変調器200を備えたホログラム記録装置によっても、位相コード多重方式による位相変調のための構成や仕組みを簡単なものとし、ひいてはホログラムの記録速度を高めることができる。
図8は、本発明に係るホログラム記録装置の第3実施形態を示している。本実施形態のホログラム記録装置A3は、位相変調器20’として強誘電性液晶分子をもつ透過型の液晶デバイスを用いたものであり、基本的には図1に示される第1実施形態と同様の構成からなる。位相変調器20’を透過した参照光は、反射板11Cを介して対物レンズ22へと導かれるように構成されている。特に図示しないが、このような透過型の液晶デバイスからなる位相変調器20’も、位相差0の液晶素子と位相差πの液晶素子とが交互に配列されるように位相膜が設けられており、基本的な動作原理としては、参照光が透過する際に位相差が付与されるようになっている。それ以外の点では、先述した第1実施形態によるものと同様の動作原理で位相パターンが形成されるようになっている。したがって、本実施形態のホログラム記録装置A3によっても、第1実施形態によるものと同様の効果を得ることができる。
図9および図10は、本発明に係るホログラム記録装置の第4実施形態を示している。本実施形態のホログラム記録装置A4は、光源1、コリメータレンズ2、光源1からのほぼ全ての光が入射される空間光変調器50、第1のリレーレンズ40,41、記録再生用のビームスプリッタ6および対物レンズ7、第2のリレーレンズ80,81、再生光分離用のビームスプリッタ8、再生用の受光センサ9、サーボ用の集光レンズ10Aおよび受光センサ10、ならびに空間光変調器50を制御する駆動制御部300を有して構成されている。
光源1から出射したレーザ光は、コリメータレンズ2で平行光に変換され、コリメータレンズ2から出射した平行光は、ほぼ全部が空間光変調器50に入射する。空間光変調器50は、第2実施形態による位相変調器200と同様の構成からなり、多数の可動反射素子50pを備えたデフォーマブルミラーデバイスからなるものである。この空間光変調器50は、部分的に光位相変調手段として機能するように構成されている。
図10に示すように、空間光変調器50においては、入射した一部の光を記録情報に応じた画素パターンの光に変調し、これを信号光として出射する第1光変調領域51Aと、入射したその余の光を所望とする位相パターンPの光に位相変調し、これを参照光として出射する第2光変調領域51Bとが設けられている。信号光および参照光は、同一の光路に沿って第1のリレーレンズ40,41へと導かれ、さらにビームスプリッタ6および対物レンズ7を経てホログラム記録媒体Bの所定部位において互いに重なるように照射される。
図10に示す一例では、第1光変調領域51Aが光反射面50Aの中央部に設けられ、第2光変調領域51Bが上記中央部の外方となる周部に設けられている。なお、他の例としては、上記とは逆に第2光変調領域を光反射面の中央部に設け、第1光変調領域を中央部の外方となる周部に設けてもよいし、あるいは例えば光反射面の片側半分を第1光変調領域とし、もう一方の片側半分を第2光変調領域としてもよい。このような第2光変調領域51Bにおいては、先述した第2実施形態の位相変調器200と同様の設計条件および動作原理によって太枠で示す位相パターンPが形成されるようになっている。そのため、空間光変調器50は、信号光および参照光を対物レンズ7やホログラム記録媒体Bに対して垂直に入射させるように、これらに対して所定角度傾けて設置されている。また、再生用の受光センサ9も、空間光変調器50の傾き度合いに応じて正しい像を捉えるように所定角度傾けて設置されている。駆動制御部300は、第1光変調領域51Aの可動反射素子50pについては所望とする画素パターンの信号光を生成するように制御し、第2光変調領域51Bの可動反射素子50pについては所望とする位相パターンの参照光を生成するように制御している。
このように空間光変調器50の光反射面50Aを第1光変調領域51Aと第2光変調領域51Bとに分け、一方の第2光変調領域51Bによって所望とする位相パターンの参照光を生成するようにしても、単純に可動反射素子50pをオン/オフモードとするだけで所望とする位相パターンの参照光に変調することができ、各可動反射素子50pについてオンオフさせる制御を容易に行うことができる。したがって、本実施形態の位相変調器50を備えたホログラム記録装置A4によっても、位相コード多重方式による位相変調のための構成や仕組みを簡単なものとし、ひいてはホログラムの記録速度を高めることができる。
特に、本実施形態によれば、1つの空間光変調器50で所望とする画素パターンの信号光と位相パターンの参照光とを生成するようにしているので、光学系の簡素化により装置の小型化やコストダウンを容易に図ることができる。
なお、空間光変調器としては、第1光変調領域と第2光変調領域とに分けられた液晶デバイスでもよい。
図11は、本発明に係るホログラム記録装置の第5実施形態を示している。本実施形態のホログラム記録装置A5は、基本的には第4実施形態によるものと同様の構成からなり、この第4実施形態によるものと異なる構成としては、再生光分離用のビームスプリッタ8と再生用の受光センサ9との間に光路調整素子としてのプリズム90が設けられている。このプリズム90によれば、空間光変調器50の傾き度合いに応じて正しい像を捉えるように再生光を所定角度屈折させながら受光センサ9に導くため、受光センサ9の受光面を信号光や参照光の光軸方向と垂直となるように設置することができる。このような第5実施形態のホログラム記録装置A5によっても、第4実施形態によるものと同様の効果を得ることができる。
図12は、本発明に係るホログラム記録装置の第6実施形態を示している。本実施形態のホログラム記録装置は、構成としては図5などに示されたものと同一の位相変調器200を用いたものであるが、駆動制御部による位相パターンの作り方が図2に示すものとは異なる。
つまり、駆動制御部は、一例として符号200p,200p’で示す可動反射素子を最小単位の画素とし、これらの画素200p,200p’を縦横4×4ずつまとめたセル200s,200s’ごとに位相差0または位相差πの光がランダムに生じるように制御している。具体的には、位相差0の可動反射素子200pのみがオンモードで位相差0の光が生じる0タイプのセル200s(0を付したセル200sで示されるもの)と、位相差πの可動反射素子200p’のみがオンモードで位相差πの光が生じるπタイプのセル200s’(πを付したセル200s’で示されるもの)とがランダムに形成される。このようなランダムな位相パターンとした場合、いわゆるスペックル多重記録方式と同様の原理でスペックル状の位相分布をもつ参照光を用いてホログラムを多重記録することができる。したがって、本実施形態のホログラム記録装置によれば、ページ単位に相関性が極めて低い参照光に切り替えながらホログラムを多重記録することができるため、多重記録されたホログラムのクロストークをより低減することができる。
図13(A)および(B)には、参考例として、縦横4×4の画素200p,200p’によってセル200s,200s’を構成した場合の光強度の分布と、縦横2×2の画素200p,200p’によってセル200s,200s’を構成した場合の光強度の分布とを示す。一般的に、位相変調器200の画素数は有限であるため、1つのセル200s,200s’を構成する画素200p,200p’の数が多くなるほど、位相パターンとしては粗くなるが、そうした方が急峻で強い光強度が得られる。そのため、光強度の点では、1つのセル200s,200s’を構成する画素数が多いほど好ましい。ただし、位相差0と位相差πによる画素全体の光強度分布を均一にしなければならないため、1つのセルを構成する画素としては、縦横に偶数個ずつ配置したものが好ましい。縦横に偶数個ずつ画素を配置したものを1つのセルとした場合には、位相差0と位相差πの画素数が必ず同数になるため、画素全体に概ね均一な光強度分布を形成することができる。
図14は、本発明に係るホログラム記録装置の第7実施形態を示している。本実施形態のホログラム記録装置も、構成としては図5などに示されたものと同一の位相変調器200を用いたものであるが、駆動制御部による位相パターンの作り方が図12に示すものとは異なる。
つまり、駆動制御部は、画素200p,200p’ごとに位相差0または位相差πの光がランダムに生じるように制御している。画素200p,200p’自体は、互いに隣り合うピッチdを適当な値に設定することにより、全ての画素200p,200p’がオンモードの場合には位相差0および位相差πの光が規則的に生じるようになっているが、図14にハッチングで示すように所定数の画素200p,200p’をランダムにオフモードとすることで位相差0または位相差πの光が画素200p,200p’ごとにランダムに生じる。このような画素200p,200p’ごとにランダムな位相パターンとした場合においても、スペックル状の位相分布をもつ参照光を用いてホログラムを多重記録することができる。そのため、本実施形態のホログラム記録装置によっても、多重記録されたホログラムのクロストークをより低減することができる。
図15は、本発明に係るホログラム記録装置の第8実施形態を示し、図16は、本発明に係るホログラム記録装置の第9実施形態を示している。これらの実施形態のホログラム記録装置は、構成としては図9などに示されたものと同一の空間光変調器50を用いたものであるが、信号光を出射する第1光変調領域51Aと参照光を出射する第2光変調領域51Bとが図10に示すものとは異なる。なお、図15および図16に示す多数の区画はセル50s,50s’を表している。セル50sは、位相差0の光を生じるものであり、ハッチングが付されたセル50s’は、位相差πの光を生じるものである。したがって、図15および図16に示される位相パターンも、セル50s,50s’ごとに位相差0またはπの光がランダムに生じたものとなっている。
図15に示すように、第1光変調領域51Aは、光反射面50Aの中央部に円状に設けられているとともに、第2光変調領域51Bは、光反射面50Aの中央部の外方となる周部に円環状に設けられている。この第2光変調領域51Bは、光反射面50Aを一部逸脱するように設けられるため、参照光は、部分的に四方の一部が欠けた状態でホログラム記録媒体へと導かれる。このような参照光を用いても、位相差0またはπの光がランダムに生じた位相パターンとすることにより、クロストークを低減しながらホログラムを多重記録することができる。
また、図16に示すように、第1光変調領域51Aについては、光反射面50Aの中央部に矩形状に設け、第2光変調領域51Bは、第1光変調領域51Aの外方でこれを囲むように矩形環状に設けてもよい。このような領域の分け方としても、クロストークを低減しながらホログラムを多重記録することができる。

Claims (11)

  1. 光源から出射したコヒーレントな光を信号光と参照光とに分離し、一方の信号光を空間光変調器で変調してホログラム記録媒体に照射するとともに、他方の参照光を上記ホログラム記録媒体に向けて上記信号光と重なるように照射することにより、当該ホログラム記録媒体にホログラムを記録するホログラム記録装置であって、
    上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向かう所定の方向に透過もしくは反射するオンモードと、上記所定の方向外に導くか若しくは遮光するオフモードといった2つの状態をとりうる複数の光学素子を有し、これらの光学素子ごとに所定の位相差が生じる光位相変調手段と、
    上記光学素子ごとにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記参照光を所定の位相パターンをなす光に変調させる位相変調制御手段と、
    を備えていることを特徴とする、ホログラム記録装置。
  2. 光源から出射したコヒーレントな光の一部を信号光に変調し、この信号光をホログラム記録媒体に向けて出射する第1光変調領域と、上記光源から出射したその余の光を参照光に変調し、この参照光を上記信号光と同一の光路に沿うように出射する第2光変調領域とを有する空間光変調器を備え、上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向けて上記信号光と重なるように照射することにより、当該ホログラム記録媒体にホログラムを記録するホログラム記録装置であって、
    上記第2光変調領域は、上記参照光を上記ホログラム記録媒体に向かう所定の方向に透過もしくは反射するオンモードと、上記所定の方向外に導くか若しくは遮光するオフモードといった2つの状態をとりうる複数の光学素子からなり、これらの光学素子ごとに所定の位相差が生じるように構成されており、かつ、
    上記光学素子ごとにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記参照光を所定の位相パターンをなす光に変調させる位相変調制御手段を備えていることを特徴とする、ホログラム記録装置。
  3. 上記複数の光学素子は、上記所定の位相差として位相差0になるものと位相差πになるものとが交互に並ぶように配列されている、請求項1または2に記載のホログラム記録装置。
  4. 上記位相変調制御手段は、上記光学素子を所定数ずつまとめたセルごとに、位相差0および位相差πの光学素子の少なくともいずれか一方がオフモードとなるように制御している、請求項3に記載のホログラム記録装置。
  5. 上記所定の位相パターンは、上記セルの所定数おきに位相差0またはπの光が生じたものである、請求項4に記載のホログラム記録装置。
  6. 上記所定の位相パターンは、ウォルシュ・アダマール変換の行列パターンに対応している、請求項5に記載のホログラム記録装置。
  7. 上記所定の位相パターンは、上記セルごとに位相差0またはπの光がランダムに生じたものである、請求項4に記載のホログラム記録装置。
  8. 上記位相変調制御手段は、上記光学素子ごとにランダムにオンモードあるいはオフモードとなるように制御し、上記所定の位相パターンは、上記光学素子ごとに位相差0またはπの光がランダムに生じたものである、請求項3に記載のホログラム記録装置。
  9. 上記複数の光学素子は、交互に厚みが異なる複数の液晶素子からなる、請求項1ないし8のいずれかに記載のホログラム記録装置。
  10. 上記複数の光学素子は、全体として光反射面を形成する一方、個々にオンモードあるいはオフモードになると、上記光反射面に対して所定の傾き角をなす複数の可動反射素子からなる、請求項1ないし8のいずれかに記載のホログラム記録装置。
  11. 上記複数の可動反射素子は、互いに隣り合うピッチをd、上記光反射面に対する所定の傾き角をφ、上記光反射面に対する光の入射角および反射角をθiおよびθo、光の波長をλ、ならびに整数をmとすると、下記式の条件を満たすように構成されている、請求項10に記載のホログラム記録装置。
    Figure 2007049383
    Figure 2007049383
JP2007542244A 2005-10-25 2006-06-30 ホログラム記録装置 Active JP4777356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007542244A JP4777356B2 (ja) 2005-10-25 2006-06-30 ホログラム記録装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/019598 WO2007049336A1 (ja) 2005-10-25 2005-10-25 ホログラム記録装置
JPPCT/JP2005/019598 2005-10-25
PCT/JP2006/313071 WO2007049383A1 (ja) 2005-10-25 2006-06-30 ホログラム記録装置
JP2007542244A JP4777356B2 (ja) 2005-10-25 2006-06-30 ホログラム記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007049383A1 true JPWO2007049383A1 (ja) 2009-04-30
JP4777356B2 JP4777356B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=44798129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007542244A Active JP4777356B2 (ja) 2005-10-25 2006-06-30 ホログラム記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4777356B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004335044A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Optware:Kk ホログラフィック記録装置および再生装置
WO2004102542A1 (ja) * 2003-05-13 2004-11-25 Optware Corporation 光情報記録、再生装置及び方法
JP2005135479A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Sony Corp ホログラム記録再生装置、ホログラム記録再生方法、位相変調パターンの表示方法及び位相変調パターンの作成方法
JP2005292657A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Kazunari Era 投写型表示装置および投写型表示システム
JP2006107663A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Sony Corp 位相変調装置、ホログラフィック記録再生装置及び位相変調装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004335044A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Optware:Kk ホログラフィック記録装置および再生装置
WO2004102542A1 (ja) * 2003-05-13 2004-11-25 Optware Corporation 光情報記録、再生装置及び方法
JP2005135479A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Sony Corp ホログラム記録再生装置、ホログラム記録再生方法、位相変調パターンの表示方法及び位相変調パターンの作成方法
JP2005292657A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Kazunari Era 投写型表示装置および投写型表示システム
JP2006107663A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Sony Corp 位相変調装置、ホログラフィック記録再生装置及び位相変調装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4777356B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101075351B1 (ko) 홀로그램 기록 장치
KR101165650B1 (ko) 이미지 전달 장치
JP4790701B2 (ja) ホログラフィック光情報記録再生装置およびホログラフィック光情報記録再生方法
US8264756B2 (en) Device for recording holograms
US7633660B2 (en) Hologram recording apparatus and method
JP2009258664A (ja) ホログラムを読み出す装置
KR20060051729A (ko) 홀로그램 기록 장치 및 홀로그램 기록 방법
JP2006189597A (ja) ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法
KR20060106663A (ko) 홀로그램 기록 장치
JP3844460B2 (ja) 空間光変調器
WO2010035633A1 (ja) 光情報記録装置
JP2005322382A (ja) ホログラム記録装置、およびホログラム記録方法
JP2002162573A (ja) 空間変調器及び画像表示装置
JPWO2007043451A1 (ja) ホログラム記録再生システム
JP2009104037A (ja) ホログラム記録装置およびホログラム記録方法
JP4214601B2 (ja) ホログラム記録再生装置及びホログラム記録再生方法
WO2005066724A1 (ja) ホログラフィック多重記録方法、これを用いたホログラフィック記録装置及びホログラフィック記録媒体
JP4604138B2 (ja) 光情報記録装置、記録方法、再生装置および再生方法
JP4258624B2 (ja) 光情報記録装置
JP4777356B2 (ja) ホログラム記録装置
JP4407279B2 (ja) 空間光変調器及び空間光変調方法
JP2006154603A (ja) ホログラム記録装置
JP5975318B2 (ja) 表示装置
JP2013195801A (ja) ホログラフィックステレオグラム記録装置及び方法
JP2024511754A (ja) 体積ホログラフィックデータ記憶装置及び体積ホログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4777356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3