JPWO2007023520A1 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
動作させるタイマ数を削減しながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくする通信装置。この通信装置(100)では、閾値設定部(106)は、予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する。カウンタ(107)は、誤りが検出された受信パケットの数を計数する。タイマ管理部(108)は、カウンタ(107)の計数値が閾値に達するとタイマ(109)を起動させる。タイマ(109)は、タイマ管理部(108)の起動指示により計時を開始し、所定時間(T)を計測すると、その旨を示す信号をステータスレポート生成部(110)に出力する。ステータスレポート生成部(110)は、誤りが検出された受信パケットの数が閾値に達した時点でステータスレポートの生成を開始し、タイマ(109)が所定時間(T)を計測した時点でステータスレポートをフレーム構成部(151)に出力する。
Description
本発明は、受信パケットの誤りを検出し、パケット伝達状況を通信相手に通知するシステムの通信装置及び通信方法に関する。
現在、移動体通信システムの分野では、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の世界共通規格の策定が行われている。3GPPでは、レイヤ2のRLC(Radio Link Control)において、受信パケットの誤りを検出し、ACK(Acknowledgement)/NACK(Non-Acknowledgement)を通信相手に通知するシステムが使用されることが規定されている。なお、ACKとは、パケットを正常に受信できたこと(成功)を示す情報であり、NACKとは、パケットを正常に受信できなかったこと(失敗、エラー)を示す情報である。
RLC(Radio Link Control)のモードの一つであるAM(Acknowledge Mode)のデータにおいて、データ到達確認には、ステータスレポート(status report)が使用される。ステータスレポートの役割は、SUFI(SUper FIeld)により、現在のパケット伝達状況(成功か失敗か、何番まで到達したか)を通信相手に通知することである。SUFIは、NO_MORE/WINDOW/ACK/LIST/BITMAP/RLIST(relative list)/MRWの各フィールドからなり、各フィールドの効果は図1に示される。これらのSUFIを使用して、受信側装置は、連続したパケットデータのACK/NACKを送信側装置に通知する。
なお、RLC中のステータスレポートでは、様々な方式で複数のACK/NACK報告が可能となっている。例えば、ACKのフィールドには、パケットを正常に受信できた部分までのシーケンスナンバーを書き込むことができる。また、LISTのフィールドでは、パケットを正常に受信できた部分に加え、パケットを正常に受信できなかったシーケンスナンバーのリストを書き込むことができる。また、BITMAPのフィールドでは、ACK/NACKをビットマップ方式(0:ACK、1:NACK)で書き込むことができる。また、RLISTのフィールドでは、誤り関連リスト方式を使用してACK/NACKを書き込むことができる。
ステータスレポートの送信タイミングとして、3GPPでは、一定期間ごとにステータスレポートを送信するperiodical status reportと、エラーが発生した時点でタイマを起動させ所定時間経過後にステータスレポートを送信するstatus prohibitの2種類が規定されている。なお、periodical status reportとstatus prohibitは併用可能である。
また、3GPPでは、status prohibitで動作させるタイマは1つのみであり、タイマ長は固定値とされている。例えば、図2のように、送信側装置が連続的にパケットを送信し、受信側装置においてパケット#1を正常に受信できなかったとすると、受信側装置は、エラーが発生した時点でタイマを起動させ(TS)、予め決められた所定時間(T)の経過後にステータスレポート(S)を送信する。
しかしながら、status prohibitにおいて、単純にタイマを1つのみ動作させると、スループットに上限が発生し、エラーが連続的に発生した場合に遅延が大きくなってしまい、再送ジッタが発生してしまうという課題が残る。
例えば、図3のように、パケット#1についてエラーが発生してから所定時間(T)が経過する前に、パケット#2についてエラーが発生したとすると、タイマは、パケット#1について所定時間(T)を計測してから、改めてパケット#2について所定時間(T)を計測するので、パケット#2についてエラーが発生してからステータスレポートを送信するまでの時間が所定時間(T)よりも長くなってしまう。
そこで、上記の課題を解決すべく、複数のタイマを用意して、エラーが発生する毎にタイマを起動させるNACK Prohibit方式が提案されている。
3GPP contribution R2-051442, RLC Reporting Enhancements, Qualcomm
3GPP contribution R2-051442, RLC Reporting Enhancements, Qualcomm
ここで、3GPPのLTE(Long Term Evolution)の仕様では、通信方式の変更に伴いデータレートが上がり、その結果、単位時間当たりの送信パケット数が増加する。この場合、NACK Prohibit方式を適用すると、非常に多くのタイマを動作させることになってしまい、制御が複雑になってしまう。
本発明の目的は、動作させるタイマ数を削減しながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくすることができる通信装置及び通信方法を提供することである。
かかる課題を解決するため、本発明の通信装置は、受信パケットの誤りを検出する誤り検出手段と、予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する閾値設定手段と、誤りが検出された受信パケットの数を計数し、計数値が前記閾値に達したか否かを判定するカウンタと、予め決められた所定時間を計測するタイマと、前記計数値が前記閾値に達した場合に前記タイマを起動させるタイマ管理手段と、前記タイマが前記所定時間を計測するまでに、現在のパケット伝達状況を示すステータスレポートを生成するステータスレポート生成手段と、前記タイマが前記所定時間を計測した後に、前記ステータスレポート生成手段が生成したステータスレポートを送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
また、本発明の通信方法は、受信パケットの誤りを検出する工程と、予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する工程と、カウンタにより誤りが検出された受信パケットの数を計数し、計数値が前記閾値に達したか否かを判定する工程と、タイマにより予め決められた所定時間を計測する工程と、前記計数値が前記閾値に達した場合に前記タイマを起動させる工程と、前記タイマが前記所定時間を計測するまでに、現在のパケット伝達状況を示すステータスレポートを生成する工程と、前記タイマが前記所定時間を計測した後に、前記生成したステータスレポートを送信する工程と、を具備する方法を採る。
本発明によれば、動作させるタイマを1つのみとしながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。図4の通信装置100は、パケットを受信し、ステータスレポートを送信する側の装置である。
図4は、本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。図4の通信装置100は、パケットを受信し、ステータスレポートを送信する側の装置である。
通信装置100は、アンテナ101と、RF受信部102と、復調部103と、誤り訂正復号部104と、誤り検出部105と、閾値設定部106と、カウンタ107と、タイマ管理部108と、タイマ109と、ステータスレポート生成部110と、フレーム構成部151と、誤り検出符号追加部152と、誤り訂正符号化部153と、変調部154と、RF送信部155と、から主に構成される。
アンテナ101は、通信相手の装置から無線送信された信号を受信してRF受信部102に出力し、RF送信部155から出力された無線周波数の信号を通信相手に対して無線送信する。
RF受信部102は、アンテナ101に受信された無線周波数の信号に対してダウンコンバート、増幅等の無線処理を施し、ベースバンドの信号を復調部103に出力する。復調部103は、RF受信部102の出力信号に対して復調処理を行い、誤り訂正復号部104に出力する。誤り訂正復号部104は、復調部103の出力信号に対してパケット単位で誤り訂正復号処理を行い、誤り検出部105に出力する。
誤り検出部105は、誤り訂正復号部104から出力されたパケットに対してCRC検出等の誤り検出処理を行う。誤り検出処理の結果、誤りが検出されなければ、誤り検出部105は、パケットの受信データを後工程の機器に出力し、ACK情報をカウンタ107に出力する。一方、誤り検出処理の結果、誤りが検出されれば、誤り検出部105は、パケットの受信データを後工程の機器に出力せず、NACK情報をカウンタ107及びステータスレポート生成部110に出力する。
閾値設定部106は、予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する。所定の条件として、例えば、QoS(Quality of Service)のクラス、再送回数、SIR(Signal to Interference Ratio)やPER(Packet Error Rate)等によって表される通信環境、回線の混雑状況、移動速度、ハンドオーバ、status prohibitのタイマ長等が挙げられる。なお、閾値を「1」に設定すれば、status prohibitとの後方互換が容易に得られる。
カウンタ107は、誤り検出部105から出力されたNACK情報の数を計数し、NACK情報の数が閾値設定部106にて設定された閾値に達すると、その旨を示す信号をタイマ管理部108及びステータスレポート生成部110に出力し、カウント値をリセットする。
タイマ管理部108は、カウンタ107から信号を入力すると、タイマ109を起動させる。タイマ109は、タイマ管理部108の起動指示により計時を開始し、所定時間(T)を計測すると、その旨を示す信号をステータスレポート生成部110に出力し、計測値をリセットする。
ステータスレポート生成部110は、NACK情報の数が閾値に達した時点でステータスレポートの生成を開始し、タイマ109が所定時間(T)を計測した時点でステータスレポートをフレーム構成部151に出力する。
フレーム構成部151は、送信データに制御情報、ステータスレポート等を多重してフレームを構成し、誤り検出符号追加部152に出力する。誤り検出符号追加部152は、フレーム構成部151の出力信号に対してCRC等の誤り検出用ビットを付加し、誤り訂正符号化部153に出力する。誤り訂正符号化部153は、誤り検出符号追加部152の出力信号に対して誤り訂正符号化処理を行い、変調部154に出力する。変調部154は、誤り訂正符号化部153の出力信号に対して変調処理を行い、RF送信部155に出力する。RF送信部155は、変調部154の出力信号に対してアップコンバート、増幅等の無線処理を施し、無線周波数の信号をアンテナ101に出力する。
次に、本実施の形態に係る通信装置のステータスレポートの送信タイミングについて、図5を用いて説明する。
図5では、閾値が「3」設定されているものとする。また、通信装置100(受信側装置)において、誤りが検出されなかったパケットを「〇」、誤りが検出されたパケットを「×」で示す。
この場合、通信装置100は、カウンタ107において誤りが検出されたパケットの数をカウントし、その数が「3」になったタイミングでタイマ109を起動させ(TS)、ステータスレポート生成部110においてステータスレポートの生成を開始する。そして、通信装置100は、タイマ109を起動させてから所定時間(T)経過後にステータスレポート(S)を通信相手の送信側装置に送信する。
このように、本実施の形態によれば、NACK情報の数が閾値に達してからステータスレポートの生成を開始し、所定時間経過後にステータスレポートを送信することにより、動作させるタイマを1つのみとしながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくすることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図6に示す通信装置300において、図4に示した通信装置100と共通する構成部分には、図4と同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図6に示す通信装置300において、図4に示した通信装置100と共通する構成部分には、図4と同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
図6に示す通信装置300は、図4に示した通信装置100と比較して、閾値設定部106、カウンタ107及びタイマ管理部108を削除し、リセット指示部301を追加した構成を採る。
誤り検出部105は、誤り検出処理の結果、誤りが検出されれば、パケットの受信データを後工程の機器に出力せず、NACK情報をリセット指示部301及びステータスレポート生成部110に出力する。
リセット指示部301は、誤り検出部105からNACK情報を入力すると、タイマ109を起動させる。また、タイマ109が計時中に誤り検出部105からNACK情報を入力すると、タイマ109をリセットさせてから改めて起動させる。
タイマ109は、リセット指示部301の起動指示により計時を開始し、所定時間(T)を計測すると、その旨を示す信号をステータスレポート生成部110に出力し、計測値をリセットする。また、タイマ109は、所定時間(T)を計測中にリセット指示部301からリセット指示を受けた場合、一旦タイマ値をリセットしてから計時を開始する。
ステータスレポート生成部110は、誤り検出部105からNACK情報を入力した時点でステータスレポートの生成を開始し、タイマ109が所定時間(T)を計測した時点でステータスレポートをフレーム構成部151に出力する。
次に、本実施の形態に係る通信装置のステータスレポートの送信タイミングについて、図7を用いて説明する。
図7では、通信装置300(受信側装置)において、誤りが検出されなかったパケットを「〇」、誤りが検出されたパケットを「×」で示す。
この場合、通信装置300は、受信パケットに誤りが検出されたタイミングでタイマ109を起動させ(TS)、ステータスレポート生成部110においてステータスレポートの生成を開始する。そして、通信装置300は、タイマ109を起動させてから所定時間(T)経過後にステータスレポート(S)を通信相手の送信側装置に送信する。また、通信装置300は、タイマ109が所定時間(T)を計測中に、後の受信パケットに誤りが検出された場合には、一旦タイマ109のタイマ値をリセットしてから計時を開始する。
このように、本実施の形態によれば、タイマで計時中に後の受信パケットに誤りが検出された場合にタイマ値をリセットしてから改めて起動させ、所定時間経過後にステータスレポートを送信することにより、動作させるタイマ数を削減しながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくし、再送ジッタの発生を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図8に示す通信装置500において、図4に示した通信装置100と共通する構成部分には、図4と同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態3に係る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図8に示す通信装置500において、図4に示した通信装置100と共通する構成部分には、図4と同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
図8に示す通信装置500は、図4に示した通信装置100と比較して、リセット指示部301を追加した構成を採る。
誤り検出部105は、誤り検出処理の結果、誤りが検出されれば、パケットの受信データを後工程の機器に出力せず、NACK情報をカウンタ107、リセット指示部301及びステータスレポート生成部110に出力する。
カウンタ107は、誤り検出部105から出力されたNACK情報の数を計数し、NACK情報の数が閾値設定部106にて設定された閾値に達すると、その旨を示す信号をタイマ管理部108に出力し、カウント値をリセットする。なお、カウンタ107は、NACK情報の数が閾値に達する前にタイマ109が所定時間(T)を計測した場合もカウント値をリセットする。
タイマ管理部108は、カウンタ107から信号を入力すると、タイマ109を起動させ、リセット指示部301に対してタイマ109にリセット指示を出さないように制御する。
リセット指示部301は、誤り検出部105からNACK情報を入力すると、タイマ109を起動させる。また、タイマ109が計時中に誤り検出部105からNACK情報を入力すると、タイマ109をリセットさせてから改めて起動させる。ただし、リセット指示部301は、タイマ管理部108から指示があった場合には、タイマ109にリセット指示を出さないようにする。なお、リセット指示部301は、タイマ109が所定時間(T)を計測するとタイマ管理部108からの指示を解除する。
タイマ109は、タイマ管理部108あるいはリセット指示部301の起動指示により計時を開始し、所定時間(T)を計測すると、その旨を示す信号をカウンタ107、リセット指示部301及びステータスレポート生成部110に出力し、計測値をリセットする。また、タイマ109は、所定時間(T)を計測中にリセット指示部301からリセット指示を受けた場合、一旦タイマ値をリセットしてから計時を開始する。
ステータスレポート生成部110は、誤り検出部105からNACK情報を入力した時点でステータスレポートの生成を開始し、タイマ109が所定時間(T)を計測した時点でステータスレポートをフレーム構成部151に出力する。
次に、本実施の形態に係る通信装置のステータスレポートの送信タイミングについて、図9を用いて説明する。
図9では、閾値が「3」設定されているものとする。また、通信装置500(受信側装置)において、誤りが検出されなかったパケットを「〇」、誤りが検出されたパケットを「×」で示す。
この場合、通信装置500は、受信パケットに誤りが検出されたタイミングでタイマ109を起動させ(TS)、ステータスレポート生成部110においてステータスレポートの生成を開始する。そして、通信装置500は、タイマ109を起動させてから所定時間(T)経過後にステータスレポート(S)を通信相手の送信側装置に送信する。また、通信装置500は、タイマ109が所定時間(T)を計測中に、後の受信パケットに誤りが検出された場合には、一旦タイマ109のタイマ値をリセットしてから計時を開始する。ただし、通信装置500は、カウンタ107のカウント値が「3」になった場合にはタイマ109のタイマ値を計測途中でリセットさせずに、所定時間(T)を計測する。
このように、本実施の形態によれば、NACK情報の数が閾値に達するまでは、タイマで計時中に後の受信パケットに誤りが検出された場合にタイマ値をリセットしてから改めて起動させ、所定時間経過後にステータスレポートを送信することにより、動作させるタイマを1つのみとしながら、エラーが連続的に発生した場合の遅延を少なくし、再送ジッタの発生を防ぐことができる。
本発明は、受信パケットの誤りを検出し、ACK/NACKを通信相手に通知するシステムの通信装置に用いるに好適である。
Claims (3)
- 受信パケットの誤りを検出する誤り検出手段と、
予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する閾値設定手段と、
誤りが検出された受信パケットの数を計数し、計数値が前記閾値に達したか否かを判定するカウンタと、
予め決められた所定時間を計測するタイマと、
前記計数値が前記閾値に達した場合に前記タイマを起動させるタイマ管理手段と、
前記タイマが前記所定時間を計測するまでに、現在のパケット伝達状況を示すステータスレポートを生成するステータスレポート生成手段と、
前記タイマが前記所定時間を計測した後に、前記ステータスレポート生成手段が生成したステータスレポートを送信する送信手段と、
を具備する通信装置。 - 受信パケットに誤りが検出された場合に前記タイマを起動させ、前記タイマが計時中に受信パケットに誤りが検出された場合に前記タイマをリセットさせてから改めて起動させるリセット指示手段を具備し、前記タイマ管理手段は、前記計数値が前記閾値に達した場合、前記リセット指示手段に対して前記タイマにリセット指示を出さないように制御する請求項1に記載の通信装置。
- 受信パケットの誤りを検出する工程と、
予め決められた所定の条件に基づいて閾値を設定する工程と、
カウンタにより誤りが検出された受信パケットの数を計数し、計数値が前記閾値に達したか否かを判定する工程と、
タイマにより予め決められた所定時間を計測する工程と、
前記計数値が前記閾値に達した場合に前記タイマを起動させる工程と、
前記タイマが前記所定時間を計測するまでに、現在のパケット伝達状況を示すステータスレポートを生成する工程と、
前記タイマが前記所定時間を計測した後に、前記生成したステータスレポートを送信する工程と、
を具備する通信方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2005/015226 WO2007023520A1 (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 通信装置及び通信方法 |
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JPWO2007023520A1 true JPWO2007023520A1 (ja) | 2009-02-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007531964A Pending JPWO2007023520A1 (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 通信装置及び通信方法 |
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WO (1) | WO2007023520A1 (ja) |
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