JP2010502060A - 最終再送時における無線ネットワーク内でのデータ再送の制御方法 - Google Patents

最終再送時における無線ネットワーク内でのデータ再送の制御方法 Download PDF

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Abstract

再送のための自動再送要求(ARQ)を使用する無線ネットワーク内での最終再送時におけるシグナリングエラーの問題を解決するために、無線ネットワーク内での受信機としての通信デバイスによる最終時のデータ再送を制御するための方法、およびデータ再送を補助的に制御するためのその対応する方法、およびその対応する制御デバイス、およびその対応する補助制御デバイスが開示される。さらにまた、ARQを使用する無線ネットワーク内での通信機器が開示され、この通信機器は、ネットワーク手段またはユーザ手段であってよい。前記方法および対応するデバイスおよび通信機器を用いることにより、無線ネットワークが、最終再送時における前記シグナリングエラーの問題を効果的に回避し、無線リソースを効果的に使用し、HARQバッファに対する要求を低くし、自動再送速度を高め、回復不能なデータパケット破棄の問題を回避することができる。

Description

本発明は、通信システムに関し、詳細には、自動再送要求(ARQ)機構を使用する無線ネットワーク内での最終再送におけるデータ再送のための方法および対応するデバイスに関する。
ARQ機構を使用する無線ネットワーク内では、最終再送でまたは他の条件下でシグナリング障害のエラーが発生する。たとえば、劣悪な通信環境では、受信機によって受信されたデータパケットが最終再送において正常であり、この受信機は送信機にACKをフィードバックするが、送信機によって受信されるフィードバックが、この劣悪な通信環境のせいでNACKとなることがおそらくあるだろう。このとき、ARQ機構に従えば、送信機はデータパケットをバッファから消去できず、若干の時間の後にデータパケットを自動的に再送しなければならず、この再送によって結果的に、少なくともリソースの浪費が生じる。
さらに、ARQを使用する最終再送では、送信データパケットの回復不能な破棄などのより重大な問題におそらく至ることであろう。本明細書では以降、ロングタームエボリューション(LTE)システムを参照して、ARQの最終再送によっておそらく生じる問題、およびこの問題の原因をさらに分析することにする。
3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)は、2004年11月にカナダのトロント州で開催されたEvolved UTRANカンファレンスにおいてLTEシステムの概念を提案し、LTE研究プロジェクトを2004年12月に設立した。LTEシステムの基本的な目標は、ビット当たりのコストの削減、将来のサービスに向けてのサポート能力の強化、既存および新規の周波数帯上での柔軟な展開、単純な構造、オープンなインターフェース、ならびに端末の適切な節電化に対する配慮など、移動体ブロードバンド無線アクセス(MBWA)の分野における他の技術に対抗することである。LTEシステムは、IPマルチメディアサービスを十分サポートできるように、従来の移動通信ネットワークに基づくIPネットワークの機能を導入している。このLTEシステムは、VoIP、テレビ電話、VOD(ビデオオンデマンド)、IMおよびMBMSをより十分にサポートでき、その一方将来の新規な新興サービスに向けての強固な開発基盤の提供を考慮に入れることができ、無線ブロードバンドアクセスの技術および産業の開発を向上させる。
LTEシステムでは、使用されるARQ動作は、主にハイブリッド自動再送要求(HARQ)からの指示に基づく。しかしながら、シグナリング障害のエラーが、最終再送でおよび他の条件下で不可避的に発生する。参考文献「25.813 E−UTRA:radio interface protocol aspects」(以後、参考文献1と称する)が、LTEシステム内でのARQ動作に関する以下の基本的規定を与えている:
・HARQ送信機が、最大データ送信、たとえば最大再送限界に起因する配信の失敗を検出する場合、関連の再送しているARQエンティティに通知されるかどうかがさらなる検討の対象となる。
・HARQ受信機がNACK→ACKエラーを検出可能である場合、関連の送信しているARQエンティティに明示的シグナリングを通して通知されるかどうかがさらなる検討の対象となる。
先の第1の規定は、HARQ送信機が、最大再送限界に達するときにデータパケットの配信の成功または失敗を検出する責任を負わねばならないことを意味する。この理由は、送信機のみが最大再送限界を知っているからである。この規定に基づいて、HARQ送信機は、関連する無線リンク制御(RLC)データパケットすなわち最終再送のデータパケットを再送または破棄するようにARQ送信機に通知する。次いで、ARQレベルの再送が、送信機による受信機へのデコード後の状態報告の送信よりも早期に行われる。この解決法は一見合理的であるが、しかし実際には、前述のような無線通信リソースの浪費、および若干の時間の後に再送が行われるゆえのRLC再送遅延などの他の欠点がもたらされる。より深刻なことに、この解決策では、RLCデータパケットの回復不能な破棄に至りかねない。というのも、場合によっては送信機が、受信機によって受信されたデータパケットが正常であると判断する恐れがあり、その結果送信機がデータパケットを誤って消去する一方、受信機によって受信されたデータパケットは実際には異常だからである。
参考文献1は、最終再送で生起したエラーを指示および解決するためにHARQ送信機を使用すべきであるとの解決法を示している。しかしこの解決法も、以下のような他の多くの欠点をもたらす。
1)ACK→NACKのシナリオでの欠点
現行の規定に基づいて、HARQ送信機は、最終再送の完了後に送信バッファをフラッシュする。しかしながら、ACK→NACKが最終再送で発生した、換言すると、最終再送において受信機によって受信されたデータパケットが正常でありそれゆえ受信機がACKを送信機にフィードバックするが、しかし送信機によって受信されたフィードバックがNACKであり、結果として送信機が、受信機によって受信されたデータパケットが異常であると誤認し得るとき、HARQ送信機は、関連するRLCデータパケットを再送するようにARQ送信機に指示し、この再送によって無線通信リソースの浪費がもたらされる。このシナリオの詳細な手順は図1に示されている。
2)NACK→ACKのシナリオでの欠点
NACK→ACKが最終再送において発生した、換言すると、最終送信において受信機によって受信されたデータパケットが異常であり、受信機はNACKを送信機にフィードバックするが、しかし送信機が、ACKを不正に受信し、受信機によって受信されたデータパケットが正常であると誤認し得るとき、受信機および送信機上で起こる事柄は、それぞれ以下の通りである。
・受信機については、受信機によって受信されたデータパケットが異常であるので、HARQ受信機内の対応するバッファがフラッシュされ得ない。したがって、いくつかの極限条件においては、データパケットが他の手段を通じて受信されたにもかかわらず、対応するバッファがずっとフラッシュされないままとなり、これにより結果として大きなHARQバッファが必要となる。
・送信機については、HARQ送信機は、タイマーを始動して、送信されるべき次のデータパケットを送信するようにARQ送信機に指示する。
■このタイミング中に、やがて受信機が、シグナリングエラーすなわちNACK→ACKの発生を指示し、HARQ送信機がこの時点で、前記データパケットを再送するようにARQ送信機に要求する場合、このデータパケットは、破棄されていないので再送されることが可能である。しかしながら、このARQ再送はきわめて遅くなり、この結果データパケット送信遅延がもたらされることが理解されよう。
■他方、上記のタイミング中に、受信機が、シグナリングエラーに関するいかなる情報もフィードバックしない場合、HARQ送信機は、関連するRLCデータパケットを破棄するようにARQ送信機を作動させ、送信されるべき次のデータパケットを送信するようにARQ送信機に指示する。しかし実際には、このRLCデータパケットは、受信機によって正常に受信されることが完了していない。この場合、再送が生起し得ない、換言すると、RLCデータパケットエラーの回復不能な破棄が生ずることが理解されよう。
「25.813 E−UTRA:radio interface protocol aspects」
以上の分析を通して、ARQ機構を使用するときに、シグナリングエラーが少なくとも最終再送において生起することが理解されよう。したがってこの問題を、データ送信の精度および高速度を保証するように解決することが必要である。
最終再送で生ずる上記のシグナリングエラーの問題を解決するため、本発明の一目的は、ARQを使用する無線ネットワークにおいて、最終再送が正常であるかどうか判断することにより、送信機に再送を要求すべきかどうか判定するためのデータ再送制御方式を提供することである。
本発明の第1態様によれば、ARQを使用する無線通信ネットワークにおける受信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための方法であって、送信機としての他の通信機器から再送データパケットを受信するステップと、前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するステップと、前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットのデコード結果に基づいて送信機としての前記他の通信機器に指示情報を送信するステップとを含む方法が提供される。
本発明の第2態様によれば、ARQを使用する無線通信ネットワークにおける受信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための制御デバイスであって、送信機としての他の通信機器から送信された再送データパケットを受信するための受信手段と、前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するための第1判断手段と、前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットのデコード結果に基づいて送信機としての前記他の通信機器に指示情報を送信するための再送制御手段とを備える制御デバイスが提供される。
本発明の第3態様によれば、ARQを使用する無線通信ネットワークにおける送信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を補助的に制御するための方法であって、最終再送における再送データパケットが正常であるかどうか指示するのに使用される指示情報を、受信機としての他の通信機器から受信するステップと、前記指示情報に基づいて、前記再送データパケットを再送する、または送信されるべき次のデータパケットを送信するステップとを含む方法が提供される。
本発明の第4態様によれば、ARQを使用する無線通信ネットワークにおける送信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための補助制御手段であって、受信機としての他の通信機器から指示情報を受信するための補助受信手段と、前記指示情報に基づいて、前記再送データパケットを再送するためのまたは送信されるべき次のデータパケットを送信するための再送制御手段とを含む補助制御手段が提供される。
本発明の第5態様によれば、ARQを使用する無線ネットワーク内での、本発明の第2態様による前記制御手段および/または本発明の第4態様による補助制御手段を備える通信機器が提供される。
本発明は、先行技術と比較すると、以下のような利点を有する:
(1)送信データパケットのデコード結果が受信機によって生成されるので、これにより前述の最終再送におけるシグナリングエラーが完全に回避される。
(2)受信機はHARQ受信機のバッファをきわめて迅速にフラッシュ可能になり、これによりHARQバッファに対する要件が低くなる。
(3)受信機は、データパケットを送信機が再送するように要求する指示情報を送信し、再送時刻が、現行の解決法の再送時刻よりも早期になり、これによって再送速度が高くなる。
(4)受信機は、データパケットを破棄して次のデータパケットの送信を開始するように送信機に指示するための指示情報を送信し、これにより、回復不能なデータパケット破棄が回避される。
(5)再送時間フィールドが、新規のL1シグナリングを生成することなく最終再送の発生を検出するように再定義される。
本発明の他の特徴、目的および利点は、非限定的な実施形態の以下の詳細な説明を添付図面と併せて読むことでより明らかとなろう。
既存の解決法における最終再送で生ずるシグナリングエラーの概略原理図である。 既存の解決法における最終再送で生ずるシグナリングエラーの他の概略原理図である。 本発明の一実施形態によるデータ再送を制御するための技術的解決法の概略原理図である。 本発明の第2実施形態によるデータ再送を制御する概略図である。 本発明の第2実施形態によるデータ再送を制御する他の概略図である。 本発明の第5実施形態による送信機の送信フローチャートである。 本発明の第5実施形態による受信機の動作フローチャートである。 本発明によって提供される通信機器の動作の概略図である。 本発明の第6および第7実施形態による通信機器の構成要素の概略図である。
本発明の詳細な説明は、添付図面を参照して以下のように提示される。
図1は、既存の解決法におけるLTEでの最終再送における信号送信のエラーの発生推移を示す。図1を参照すると、この図1は左側において、(基地局またはユーザ機器であり得る)受信機としての通信機器を示している。この受信機は、送信機からデータパケットを受信するのに一緒に使用されるARQ受信機およびHARQ受信機を備える。これらと対称に、図1は右側において、(基地局またはユーザ機器であり得る)送信機としての通信機器を示している。この通信機器は、データパケットを送信するのに一緒に使用されるARQ送信機およびHARQ送信機を備える。1つの送信工程中に、まずARQ送信機は、データパケットをHARQ送信機に送信し、次いでHARQ送信機は、このデータパケットをHARQ受信機に送信する。HARQ受信機がデータパケットを正常に受信する場合、HARQ受信機はACK応答情報をHARQ送信機にフィードバックし、送信が終了する。HARQ受信機がデータパケットを正常に受信しない場合、HARQ受信機はNACK応答情報をHARQ送信機にフィードバックする。HARQ受信機からNACK応答情報を受信した後、HARQ送信機は、HARQ受信機がデータパケットを正常に受信するまで、あるいは再送時間が最大再送時間に達する(すなわちHARQ送信機が、最終再送の後にHARQ受信機から依然としてNACK応答情報を受信する)まで、HARQ受信機にデータパケットを再度送信する。HARQ送信機が、最終の送信の後にHARQ受信機から依然としてNACK応答情報を受信する場合、HARQ送信機は、データパケットを再送すべきであるとARQ送信機に通知するための指示情報をARQ送信機に送信する。この時点において、ARQ送信機は次の再送の工程を始める、すなわちARQ送信機は、前述の手順と同様である、データパケットの再度の送信を開始する。
図1を参照すると、先行技術の前述した既存の解決法は、通常条件においては再送を処理することが可能である。しかしながら、この既存の解決法は、図1に示された条件では不必要な再送を生じさせもする。HARQ送信機が最終再送におけるデータパケットを再送した後にHARQ受信機がデータパケットを正常に受信するゆえに、再送は、前述した既存の解決法の設計原理によって始動されるべきでない。しかしながら、HARQ受信機からHARQ送信機へのACK応答情報のフィードバックの手順中に生ずるエラーが原因となって、HARQ送信機によって受信されるフィードバックがNACKとなる。したがって、HARQ送信機は、HARQ受信機がデータパケットを正常に受信していないと誤認し、それゆえHARQ送信機は、ARQ送信機に再送するように指示する。
この結果、図1に示された条件では不必要な再送が生じ、これにより無線通信リソースの浪費がもたらされることが理解されよう。
図2は、既存の解決法におけるLTEでの最終再送において生起する信号送信のエラー発生の他の事例を示す。図1とは異なり、最終再送においてHARQ受信機は、データパケットを正常に受信せず、NACK応答情報をHARQ送信機にフィードバックする。図1で述べたのと同じ理由により、HARQ送信機は最終的にACK応答情報を受信し、それゆえHARQ送信機は、HARQ受信機がデータパケットを正常に受信したと誤認する。この時、図2の12でマークされた時点において、HARQ送信機はタイマーを始動し、このタイマーは、時限期間中にシグナリングエラーに関する情報が存在しない場合、HARQ送信機がARQ送信機にデータパケットの消去および次のデータパケットの送信の開始を指示しその一方でHARQ送信機がデータパケットの関連情報をバッファから消去する旨を通達するのに使用される。受信機については、この受信機はデータパケットを正常に受信していないので、データパケットを受信するのに使用されるバッファはフラッシュされ得ない。この時、以下の2つの状況が存在する。
第1に、上記の時限期間中に、受信機が、NACK→ACKの発生に関する情報をHARQ送信機にフィードバックする場合、ARQ送信機は、図2に示すように再送を開始する。この場合、先の再送は、図2のマーク11によって示された再送遅延を引き起こすのみであるが、データパケットの破棄は生じない。
第2に、上記の時限期間中に、受信機がシグナリングエラーに関するいかなる情報もフィードバックしない場合、HARQ送信機は、関連するRLCデータパケットを破棄するようにARQ送信機を作動させ、この破棄の結果、回復不能なエラーが生じる。
図3は、本発明によって提案される解決法の概略図である。図3に示されるように、再送のためのARQを使用するとき、最終の再送よりも前の再送の手順は既存の解決法の手順と同様であるが、最終再送の後に、受信機は、データパケットを正常に受信したかどうかに関わらず、指示情報を送信機に送信する。
本発明の第1実施形態において、受信機は、送信機に指示情報を送信する前において、デコード結果を取得するために、最終再送で受信された再送データパケットをデコードする。このデコード結果が、再送データパケットが正常であることを示す場合、受信機は、この受信機によって受信された再送データパケットが正常であることを指示するための再送正常指示情報を送信機に送信し、そうでなければ、受信機は、この受信機によって受信された再送データパケットが異常であることを指示するための再送異常指示情報を送信機に送信する。
これに応じて、本発明の第1実施形態において、送信機は、上記の指示情報を受信した後にこの指示情報を判断する。すなわち、この指示情報が再送正常指示情報である場合、送信機は、再送を開始しないで、送信されるべき次のデータパケットの送信を開始する。これと反対に、上記の指示情報が再送異常指示情報である場合、送信機は、図3に示すように再送を開始する。
図3に示された機構を使用することにより、受信機は、送信機に指示情報を送信する前または送信した後に、受信機のバッファの当該ブロックをフラッシュするように、再送データパケットの関連情報をこのバッファから消去することができる。既存の解決法に関連して、受信機によって受信された再送データパケットが正常である場合、バッファをフラッシュする前に、この再送データパケットは、処理が継続されるように適切に処理されたことを当業者ならば間違いなく理解し得よう。
本発明の第1実施形態では、受信機は、指示情報を送信する前に、NACKまたはACK応答情報を送信機に送信完了する。かかる一実施形態において、送信機にNACKまたはACK応答情報を送信することは、送信機および受信機の動作を既存の標準に準拠させるためであるが、これは本発明を限定しないことを当業者ならば理解し得よう。実際には、送信機は、NACKまたはACK応答情報を受信した後、この応答情報の内容に基づくいかなるプロセッションも行わない。
本発明の第1実施形態では、最終再送の後、送信機が受信機からNACKまたはACK応答情報のいずれを受信しようとも、送信機は、送信されるべき次のデータパケットの送信を開始する。しかしながら、上記の指示情報が正常再送に関するものである場合、応答情報がACKであり、これと対照的に指示情報が異常再送に関するものである場合、応答情報がNACKであることが好ましい。
本発明では、受信機が、最終再送が生起しているかどうか判定することを当業者ならば理解し得よう。既存の解決法では、送信機のみが、最終再送が生起しているかどうか知っているのが了解されよう。したがって本発明では、受信機は、最終再送が生起しているかどうか判定することを可能にされなくてはならない。
本発明の第1実施形態では、受信機は、再送時間を指示するのに使用される再送時間情報により、最終再送が生起しているかどうか判定する。より具体的には、本発明の第1実施形態では、この再送時間情報は送信データパケット内に含まれ、これによって受信機は、データパケットをデコードするときに再送時間情報を知り得る。
本発明の他の実施形態では、受信機が、他の手段により、再送時間を指示するための再送時間情報を取得可能であることを当業者ならば理解し得よう。たとえば、送信機が、データパケットの送信中に、ブロードキャストメッセージも送信し、このブロードキャストメッセージによって受信機が再送時間情報を取得することができる。
本発明の第1実施形態では、データパケット内の再送シーケンス番号(RSN)フィールドが、再送時間を表すのに使用され、送信機は、初めてデータパケットを送信する前にRSNを最大再送時間に設定し、次いで、データパケットが再送されるたびにRSNを1ずつ減少させる。たとえば、最大再送時間が5である場合、RSNの初期値は5である。データパケットが2回送信された後、RSNの値は3になる。RSNの値が0であるとき、受信機は、最終再送が生起している、すなわち、この時に再送されるデータパケットが最終再送におけるものであると判定することを当業者ならば理解し得よう。
図4を参照すると、この図4は、データ再送を制御するための本発明の第2実施形態の概略図を示している。この第2実施形態は、LTEにおけるARQ機構に適用される。既存の解決法と同様に、送信機は、ARQ送信機およびHARQ送信機を備え、受信機は、ARQ受信機およびHARQ受信機を備える。最終再送の後、HARQ受信機が、受信データパケットをデコードし、デコード結果を判断する。このデコード結果がNACKである場合、HARQ受信機は、HARQ送信機にACKを送信し、ARQ受信機を介してARQ送信機に指示情報を送信する。本発明によれば、デコード結果がNACKなので、上記の指示情報は異常再送に関するものであることが理解されよう。ARQ送信機は、この指示情報を受信した後にデータパケットの再送を開始する。
再び図4を参照すると、本発明の第2実施形態では、HARQ受信機は、指示情報を送信した後に、この受信機のバッファをフラッシュするようにデータパケットの関連情報を該バッファから消去する。
再び図4を参照すると、HARQ送信機は、HARQ受信機からACK応答情報を受信した後、送信されるべき次のデータパケットを直接送信するようにARQ送信機に指示し、この指示により、送信されるべき次のデータパケットの送信スピードが同様に加速される。しかしながら、第2実施形態と類似している第3実施形態では、HARQ送信機はHARQ受信機からACKを受信した後にいかなるプロセッションも行わない、換言すると、現在のデータパケットが成功裏に再送されるまで、HARQ送信機は、送信されるべき次のデータパケットの送信を開始しないことを当業者ならば理解し得よう。
図4を参照すると、本発明の第2実施形態では、21でマークされた時点で、HARQ送信機は、再送データパケットに対応するタイマーを始動させない。
上記のARQ送信機、HARQ送信機、HARQ受信機およびARQ受信機は、ARQ機構を達成するのに用いられる手段の一般名にすぎず、種々の実施形態における特定の手段を用いることによって実現され得ることを当業者ならば理解し得よう。
図5を参照すると、この図5は、データ再送を制御するための本発明の第2実施形態の他の概略図を示している。図4とは異なり、最終再送の後、HARQ受信機は、受信されたデータパケットをデコードし、デコード結果を判断する。本実施形態では、このデコード結果はACKであり、HARQ受信機はACK応答情報をHARQ送信機に送信し、ARQ受信機を介してARQ送信機に指示情報を送信する。同じように、本発明によれば、デコード結果がACKであるので、この指示情報は正常再送に関するものであることが理解されよう。ARQ送信機は、指示情報を受信した後に、データパケットを破棄し、送信されるべき次のデータパケットの送信を開始する。
再び図5を参照すると、HARQ受信機はデコード結果がACKであると判定した後、第2実施形態と類似している第4実施形態では、HARQ受信機が、HARQ送信機にNACK応答情報も送信できることを当業者ならば理解し得よう。HARQ送信機は、このNACK応答情報をHARQ受信機から受信した後、送信されるべき次のデータパケットを直接送信するようにARQ送信機に指示することも可能であることが理解されよう。
図6を参照すると、この図6は、本発明の第5実施形態の送信機の送信フローチャートを示している。図6を参照すると、本実施形態では、初めてデータパケットを送信する前に、ステップ401において送信機が、RSNを最大再送時間に設定する。次いでステップ402で、送信機は、RSNを1だけ減少し、送信動作(第1の送信)または再送動作(第1の送信後の送信)を行う。ステップ403において、送信機は、RSNの値が0であるかどうか判断する。この値が0である場合、送信機はステップ402を再度行い、そうでなければステップ404で送信機が最終再送を行う。
図7を参照すると、この図7は、本発明の第5実施形態における受信機の動作フローチャートを示している。本実施形態では、受信機は、データパケットを受信およびデコードし、デコード結果に基づいてデータパケットが正常であるかどうか判断する。ステップ501において、データパケットが正常である場合、受信機はACK応答情報を送信機にフィードバックし、データパケットが異常である場合、受信機はNACK応答情報を送信機にフィードバックする。次いでステップ502で、受信機は、RSNの値が0であるかどうか判断する。この値が0に等しくない場合、受信機はステップ501を再度行う。RSNの値が0である場合、受信機はステップ503を行う。ステップ503において、まず受信機は、最終再送における再送データパケットの関連情報をバッファから消去する。次いでステップ504で、受信機は、データパケットのデコード結果がNACKであるかどうかを判断する。デコード結果がNACKである場合、ステップ505において、受信機は再送異常指示情報を生成し、この指示情報を送信機に送信する。送信機は、この再送異常指示情報を受信した後、再送を開始するのを当業者ならば理解し得よう。デコード結果がACKである場合、ステップ506において、受信機は再送正常指示情報を生成し、この指示情報を送信機に送信する。送信機は、この再送正常指示情報を受信した後、次のデータパケットの送信を開始するのを当業者ならば理解し得よう。
図8を参照すると、この図8は、本発明の一実施形態における、送信機としての通信機器3と受信機としての通信機器3’との関係を示している。図8において、送信機としての通信機器3は、図3から図7で説明された本発明および実施形態の内容の通りの方法で動作する。受信機としての通信機器3’も、同じように動作する。本実施形態では、本発明の目的を実現するために、送信機としての通信機器3と受信機としての通信機器3’の機能は同じでなければならず、これらの通信機器3および3’は、実際の適用例における送信機および受信機の役割を果たすのみであることが理解されよう。
送信機としての通信機器3および受信機としての通信機器3’の特定の構成要素については、図9を参照されたい。本発明の目的を実現するための、送信機としての通信機器3と受信機としての通信機器3’の構成要素が同じであるので、送信機としての通信機器3の構成要素のみが説明されている。
図9を参照すると、この図9は、再送のためのARQを使用する無線通信ネットワークにおける受信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための本発明の方法に対応するデバイスすなわち制御デバイス31である本発明の第6実施形態を示している。この制御デバイス31は、送信機としての他の通信機器から再送データパケットを受信するための受信手段311と、前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するための第1判断手段312と、前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットのデコード結果に基づいて送信機としての前記他の通信機器に指示情報を送信するための再送制御手段313とを備える。この制御デバイス31において、再送制御手段313は、デコード結果を取得するように前記再送データパケットをデコードするためのデコード手段と、前記デコード結果に基づいて前記再送データパケットが正常であるかどうか判断するための第2判断手段と、前記再送データパケットが正常である場合、前記再送データパケットが正常であることを指示するための再送正常指示情報を前記送信機に送信し、前記再送データパケットが異常である場合、前記再送データパケットが異常であることを指示するための再送異常指示情報を前記送信機に送信するための再送指示手段とをさらに含む。
第1判断手段312は、再送時間を指示するための前記再送データパケット内の再送時間情報に基づいて、前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するためにさらに使用されるのを当業者ならば理解し得よう。たとえば、第1判断手段312は、図7に示された手順により、再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断することができる。
本発明の第6実施形態において、通信機器は、前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合に、前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するためのバッファ消去手段をさらに備える。
本発明の第6実施形態では、前記再送制御手段が、前記受信機のARQ手段を介して前記送信機のARQ手段に前記指示情報を送信するためにさらに使用されることを当業者ならば理解し得よう。
図9を参照すると、この図9はまた、本発明の第7実施形態も示している。この第7実施形態は、第6実施形態に基づいて、ARQを使用する無線通信ネットワークにおける送信機としての通信機器内での、本発明による最終再送におけるデータ再送を制御するための補助制御デバイス32を提供する。この補助制御デバイス32は、受信機としての他の通信機器から指示情報を受信するための補助受信手段321と、前記指示情報に基づいて、最終再送におけるものである再送データパケットを再送するためのまたは送信されるべき次のデータパケットを送信するための再送制御手段322とを備える。この補助制御デバイス32において、前記再送制御手段は、前記指示情報が、前記再送データパケットが異常であることを指示する再送異常指示情報であるか、または前記再送データパケットが正常であることを指示する再送正常指示情報であるかを判断するための判断手段と、前記指示情報が正常再送に関するものである場合、前記再送データパケットを再送し、前記指示情報が正常再送に関するものである場合、送信されるべき次のデータパケットを送信するための送信手段とをさらに備える。
他の実施形態において、図9に示された再送制御手段313および再送制御手段322は、1つのみの手段で実現可能であるのを当業者ならば理解し得ようが、このことは不必要に詳細に述べられていない。
本発明の第7実施形態において、前記補助制御デバイス32が、前記指示情報が正常再送に関するものである場合に、前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するためのバッファ消去手段をさらに備えることを当業者ならば理解し得よう。
本発明の第8実施形態では、ARQを使用する無線ネットワーク内での、第6実施形態による前記制御デバイスおよび第6実施形態による前記補助制御デバイスを備える通信機器が提供される。
第8実施形態の通信機器は、ネットワーク機器またはユーザ機器であってよいことを当業者ならば理解し得よう。
以上、本発明の諸実施形態が図面を参照して説明されたが、本発明はこの諸実施形態に限定されず、種々の改変および修正が添付の特許請求の範囲から逸脱せずに当業者によってなされ得ることを理解されたい。

Claims (21)

  1. 自動再送要求を使用する無線通信ネットワークにおける受信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための方法であって、
    a.送信機としての他の通信機器から再送データパケットを受信するステップと、
    b.前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するステップと、
    c.前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットのデコード結果に基づいて送信機としての前記他の通信機器に指示情報を送信するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記ステップcが、
    デコード結果を取得するように前記再送データパケットをデコードするステップと、
    前記デコード結果に基づいて前記再送データパケットが正常であるかどうか判断するステップであって、
    前記再送データパケットが正常である場合、前記送信機に再送正常指示情報を送信し、
    前記再送データパケットが異常である場合、前記送信機に再送異常指示情報を送信する
    判断ステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するステップ
    をさらに含む、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記ステップbが、
    再送時間を指示するための前記再送データパケット内の再送時間情報に基づいて、前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するステップ
    を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ステップcが、
    前記受信機のARQ手段を介して前記送信機のARQ手段に前記指示情報を送信するステップ
    をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 自動再送要求を使用する無線通信ネットワークにおける受信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための制御デバイスであって、
    送信機としての他の通信機器から送信された再送データパケットを受信するための受信手段と、
    前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するための第1判断手段と、
    前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットのデコード結果に基づいて送信機としての前記他の通信機器に指示情報を送信するための再送制御手段と
    を備える、制御デバイス。
  7. 前記再送制御手段が、
    デコード結果を取得するように前記再送データパケットをデコードするためのデコード手段と、
    前記デコード結果に基づいて、前記再送データパケットが正常であるかどうか判断するための第2判断手段と、
    前記最終再送が正常である場合、前記送信機に再送正常指示情報を送信し、前記最終再送が異常である場合、前記送信機に再送異常指示情報を送信するための再送指示手段と
    を備える、請求項6に記載の制御デバイス。
  8. 前記再送データパケットが最終再送におけるものである場合、前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するためのバッファ消去手段
    をさらに備える、請求項6または請求項7に記載の制御デバイス。
  9. 前記第1判断手段が、再送時間を指示するための前記再送データパケット内の再送時間情報に基づいて前記再送データパケットが最終再送におけるものであるかどうか判断するためにさらに使用される、請求項6から8のいずれか一項に記載の制御デバイス。
  10. 前記再送制御手段が、前記受信機の自動再送要求手段を介して前記送信機のARQ手段に前記指示情報を送信するためにさらに使用される、請求項6から9のいずれか一項に記載の制御デバイス。
  11. ARQを使用する無線通信ネットワークにおける送信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を補助的に制御するための方法であって、
    i.最終再送における再送データパケットが正常であるかどうか指示するのに使用される指示情報を、受信機としての他の通信機器から受信するステップと、
    ii.前記指示情報に基づいて、前記再送データパケットを再送する、または送信されるべき次のデータパケットを送信するステップと
    を含む、方法。
  12. 前記ステップiiが、
    前記指示情報が、前記再送データパケットが異常であることを指示するための再送異常指示情報であるか、または前記再送データパケットが正常であることを指示するための再送正常指示情報であるかを判断するステップと、
    前記指示情報が再送異常指示情報である場合、前記再送データパケットを再送するステップと、
    前記指示情報が再送正常指示情報である場合、送信されるべき次のデータパケットを送信するステップと
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. iii.前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するステップ
    をさらに含む、請求項11または請求項12に記載の方法。
  14. ACKまたはNACK情報が前記受信機から受信されるとき、送信されるべき前記次のデータパケットを前記受信機に送信するステップ
    をさらに含む、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ACKまたはNACK情報が前記受信機から受信されるとき、前記再送データパケットに対応するタイマーを始動しないステップ
    をさらに含む、請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. データパケットが初めて送信されるとき、再送時間を指示するための前記データパケット内の再送時間情報を最大再送時間に設定し、前記データパケットが再送されるたびに前記再送時間情報を1ずつ減少させるステップ
    をさらに含む、請求項11から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 自動再送要求を使用する無線通信ネットワークにおける送信機としての通信機器内での、最終再送におけるデータ再送を制御するための補助制御デバイスであって、
    受信機としての他の通信機器から指示情報を受信するための補助受信手段と、
    前記指示情報に基づいて、最終再送におけるものである再送データパケットを再送するためのまたは送信されるべき次のデータパケットを送信するための再送制御手段と
    を備える、補助制御デバイス。
  18. 前記再送制御手段が、
    前記指示情報が、前記再送データパケットが異常であることを指示するための再送異常指示情報であるか、または前記再送データパケットが正常であることを指示するための再送正常指示情報であるかを判断するための判断手段と、
    前記指示情報が再送異常指示情報である場合、前記再送データパケットを再送し、前記指示情報が再送正常指示情報である場合、送信されるべき次のデータパケットを送信するための送信手段と
    をさらに備える、請求項17に記載の補助制御デバイス。
  19. 前記指示情報が再送正常指示情報である場合、前記再送データパケットの関連情報をバッファから消去するためのバッファ消去手段
    をさらに備える、請求項17または請求項18に記載の補助制御デバイス。
  20. 自動再送要求を使用する無線ネットワーク内での、請求項6から10のいずれか一項に記載の前記制御デバイスおよび/または請求項17から19のいずれか一項に記載の前記補助制御デバイスを備える、通信機器。
  21. 前記通信機器がネットワーク機器またはユーザ機器である、請求項20に記載の通信機器。
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