JPWO2007013505A1 - 往復動型サイクル機関 - Google Patents

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Abstract

軸線を有する内側固定子と;前記内側固定子の周囲に同軸に配置される筒形状を有し、前記軸線に沿って往復動する可動子と;前記可動子の周囲に同軸に配置される筒形状を有する外側固定子と;を備えた往復動型サイクル機関であって、前記外側固定子が、前記可動子に面する内周面側に形成された開口部と;前記開口部を介して開口する内部空間と;前記内部空間内に配設された巻線コイルと;を有し、前記可動子が、界磁磁石部と;この界磁磁石部の前記軸線に沿った両端位置にそれぞれ設けられた復元磁石部と;を有し、前記界磁磁石部及び前記各復元磁石部間の境界面が、前記可動子が前記往復動型サイクル機関の負荷が最大となるストローク端位置に達した際に、前記開口部の開口周縁を越えて開口部内に達するようにそれぞれ配置されている。

Description

本発明は、往復動型サイクル機関に関する。
本願は、2005年7月29日に、日本に出願された特願2005−221743号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
往復動型サイクル機関は、従来から、駆動装置や発電機等に用いられている。駆動装置としては、例えば下記特許文献1に示されるようなスターリングサイクル機関が知られている。
従来の往復動型サイクル機関100としては、図5に示されるような構成が知られている。すなわち、環状または柱状の内側固定子101の回りに、各々が筒状に形成された可動子102および外側固定子103が同軸的に配設されている。外側固定子103には、その内周面に開口部103aを介して開口する内部空間が形成されている。前記内部空間に、図示されない巻線コイルが配設され、可動子102がその軸線方向に往復動可能とされる。外側固定子103および内側固定子101の内部に、可動子102の界磁磁石部102aを介して連続する磁路が形成される
発電機に備えられる往復動型サイクル機関の前記可動子102は、界磁磁石部102aと、前記界磁磁石部102aの軸線方向両端部に連結された復元磁石部102bとを備え、前記復元磁石部102bによって、可動子102がストローク端に位置したときに、その移動方向と反対方向に復元力を発生させることにより、内側固定子101と外側固定子103との間から抜けないようになっている。界磁磁石部102aの界磁方向は径方向外方、つまり外側固定子103側へ向き、復元磁石部102bの界磁方向は径方向内方、つまり内側固定子101側へ向いている。可動子102は、その内周面において、例えばステンレス鋼により形成された金属管104の外周面上に支持されている。
一般的には、駆動装置に備えられる往復動型サイクル機関の可動子102では、界磁磁石102aのみが備えられ、復元磁石部102bは備えられていない。
特開2004−293829号公報
発電機に備えられる前記従来の往復動型サイクル機関100では、前記界磁磁石部102aの軸線方向における一方の端部102cが外側固定子103の開口部103aの開口周縁に近づき、かつ前記界磁磁石部102aの他方の端部(図示せず)が開口部103aの開口周縁から離れるように可動子102がその軸線方向に移動し、前記往復動型サイクル機関100の負荷が最大となる可動子102のストローク端に達したとき、前記端部102cが前記開口部103aの開口周縁を超えず、前記端部102cの外周面と外側固定子103の内周面とが対向している。
このような動作は、往復動型サイクル機関100が駆動装置に備えられた場合においても、可動子102に作用する負荷が大きいと生じ得るものである。
このため、往復動型サイクル機関100の負荷が最大となる可動子102のストローク端位置において、界磁磁石部102aの前記端部102c側を介して内側固定子101および外側固定子103の内部に連続し、かつ外側固定子103の外周部側に到達しない短絡磁路G1が発生し、この往復動型サイクル機関100のさらなる出力向上を図ることが困難であるという問題があった。このような課題は、この往復動型サイクル機関100が備えられる駆動装置や発電機等の別を問わず生じていた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、さらなる出力向上を図ることができる往復動型サイクル機関を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の往復動型サイクル機関は、軸線を有する内側固定子と;前記内側固定子の周囲に同軸に配置される筒形状を有し、前記軸線に沿って往復動する可動子と;前記可動子の周囲に同軸に配置される筒形状を有する外側固定子と;を備えた往復動型サイクル機関であって、前記外側固定子が、前記可動子に面する内周面側に形成された開口部と;前記開口部を介して開口する内部空間と;前記内部空間内に配設された巻線コイルと;を有し、前記可動子が、界磁磁石部と;この界磁磁石部の前記軸線に沿った両端位置にそれぞれ設けられた復元磁石部と;を有し、前記界磁磁石部及び前記各復元磁石部間の境界面が、前記可動子が前記往復動型サイクル機関の負荷が最大となるストローク端位置に達した際に、前記開口部の開口周縁を越えて開口部内に達するようにそれぞれ配置されている。
この発明では、往復動型サイクル機関の負荷が最大となる可動子のストローク端位置で、界磁磁石部と復元磁石部との境界面が前記開口部の開口周縁を越えるので、前記ストローク端で、界磁磁石部の前記端部近傍が外側固定子の内周面と対向することを防ぐことができる。したがって、可動子が前記ストローク端に達した際に、界磁磁石部の前記端部近傍を含む部分を介して内側固定子および外側固定子の内部に連続し、かつ外側固定子の外周部側に到達しない短絡磁路が発生することを抑制することができ、往復動型サイクル機関の出力向上を図ることができる。
前記外側固定子の内周面における前記開口部の開口周縁部に、前記開口部内に連なり、かつ径方向外方へ向けて凹む逃げ部が形成されていてもよい。この場合、可動子が前記ストローク端に達した際に、界磁磁石部の前記端部近傍が外側固定子の内周面と対向することを確実に防ぐことができる。
この発明に係る往復動型サイクル機関によれば、短絡磁路の発生を抑制することができ、その出力の向上を図ることができる。
本発明に係る第1実施形態を示す往復動型サイクル機関の一部断面図である。 図1に示す往復動型サイクル機関の一部拡大図であって、往復動型サイクル機関の負荷が最大となる状態、すなわち可動子がそのストローク端に位置している状態を示すものである。 図1に示す往復動型サイクル機関の作用効果を立証した結果を示すグラフである。 本発明に係る第2実施形態を示す往復動型サイクル機関の一部拡大図であって、往復動型サイクル機関の負荷が最大となる状態、すなわち可動子がそのストローク端に位置している状態を示すものである。 従来の往復動型サイクル機関の一例を示す一部拡大図であって、往復動型サイクル機関の負荷が最大となる状態、すなわち可動子がそのストローク端に位置している状態を示すものである。
符号の説明
10 往復動型サイクル機関
11 内側固定子
12 外側固定子
12a 内部空間
12b 開口部
12c 逃げ部
13 可動子
13a 界磁磁石部
14 巻線コイル
以下、図面を参照し、この発明の第1実施形態について説明する。
本実施形態の往復動型サイクル機関10は、各種発電機に備えられるものであって、図1に示されるように、環状または柱状の内側固定子11の回りに、各々が筒状に形成された可動子13および外側固定子12がこの順に、径方向内方から外方へ向けて順次同軸的に配設されている。すなわち、可動子13の外周面と外側固定子12の内周面とが対向している。可動子13の内周面と内側固定子11の外周面とが、後述する金属管15を介して対向するように配置されている。
外側固定子12は、例えばその周方向に複数の鋼板が積層されてなるもの、もしくは複合軟磁性材による焼結体から形成されている。前者の鋼板を用いる場合は、外側固定子12の内周面側を構成する部分の鋼板の方が、外周面側を構成する部分の鋼板よりも厚さが小さい。後者の複合軟磁性材を用いる場合は、金属粉末を熱硬化性樹脂等の電気絶縁材料で被覆した金属粉末を圧粉成形して所定の形状とし、必要により歪取り焼鈍や絶縁材料の熱硬化、材料の強度向上などの目的で熱処理を行う。
前記金属粉末としては、純鉄粉末などの鉄粉末や、シリコン(Si)を0.1〜10重量%含有して残部が鉄及び不可避不純物からなるFe−Si系鉄基軟磁性合金粉末(例えば、Fe−3%Si粉末)や、Siを0.1〜10重量%、アルミニウム(Al)を0.1〜20重量%含有して残部がFe及び不可避不純物からなるFe−Si−Al系鉄基軟磁性合金粉末(例えば、Fe−9%Si−5%Alからなる組成を有するセンダスト粉末)や、Alを0.1〜20重量%含有して残部がFe及び不可避不純物からなるFe−Al系基軟磁性合金粉末(例えば、Fe−16%Alからなる組成を有するアルパーム粉末)や、クロム(Cr)を1〜20重量%含有すると共に必要に応じてAlを5重量%以下、Siを5重量%以下のうちの少なくとも1種を含有して残部がFe及び不可避不純物からなるFe−Cr系鉄基軟磁性合金粉末や、ニッケル(Ni)を35〜85重量%含有すると共に必要に応じてモリブデン(Mo)を5重量%以下、銅(Cu)を5重量%以下、Crを2重量%以下、マンガン(Mn)を0.5重量%以下のうちの少なくとも1種を含有して残部がFe及び不可避不純物からなるニッケル基軟磁性合金粉末や、コバルト(Co)を0.1〜52重量%、バナジウム(V)を0.1〜3重量%含有して残部がFe及び不可避不純物からなるFe−Co−V系鉄基軟磁性合金粉末などを用いることができる。
金属粉末を被覆する絶縁材料としては、有機絶縁材料や無機絶縁材料、あるいは有機絶縁材料と無機絶縁材料とを混合した混合材料が用いられている。有機絶縁材料としては、エポキシ樹脂やフッ素樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ユリア樹脂、イソシアネート樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂などを用いることができる。また、無機絶縁材料としては、リン酸鉄などのリン酸塩や各種ガラス状絶縁物、珪酸ソーダを主成分とする水ガラス、絶縁性酸化物を用いることができる。
本実施形態の可動子13は、界磁磁石部13aと、前記界磁磁石部13aの軸線O方向両端部に連結された復元磁石部13bとを備えている。可動子13は、その内周面において、例えばステンレス鋼により形成された金属管15の外周面上に支持されている。
外側固定子12には、その内周面に形成された開口部12bを介して開口する内部空間12aが形成されている。前記内部空間12aには、巻線コイル14が配設されている。
以上の構成において、可動子13が、内側固定子11と外側固定子12との間をその軸線O方向に往復動可能とされるとともに、外側固定子12および内側固定子11の内部に、界磁磁石部13aを介して連続する磁路を形成する。
本実施形態では、界磁磁石部13aの軸線O方向における第1端部13cが外側固定子12の開口部12bの開口周縁に近づき、かつ第2端部13dが開口部12bの開口周縁から離れるように、可動子13がその軸線O方向に移動し、前記往復動型サイクル機関10の負荷が最大となる可動子13のストローク端位置で、前記第1端部13cが外側固定子12の開口部12bの開口周縁を超える構成とされている。
すなわち、図1および図2において、界磁磁石部13aの軸線O方向における上端部(第1端部)13cが外側固定子12の開口部12bの開口周縁に近づき、かつ下端部(第2端部)13dが開口部12bの開口周縁から離れるように、可動子13がその軸線O方向下方に移動したときの前記ストローク端位置で、前記上端部13cが開口部12bの開口周縁を超えるようになっている。つまり、界磁磁石部13aの上端部13cの外周面が外側固定子12の内周面と対向しないように、換言すれば上端部13c側の復元磁石部13bが外側固定子12の開口部12bと対向するようになっている。
これとは逆に、界磁磁石部13aの下端部13dが外側固定子12の開口部12bの開口周縁に近づき、かつ上端部13cが開口部12bの開口周縁から離れるように、可動子13がその軸線O方向上方に移動したときの前記ストローク端位置でも、前記下端部13dが開口部12bの開口周縁を超えるようになっている。つまり、界磁磁石部13aの下端部13dの外周面が外側固定子12の内周面と対向しないように、換言すれば下端部13d側の復元磁石部13bが外側固定子12の開口部12bと対向するようになっている。
界磁磁石部13aの軸線O方向における長さは約40mm、各復元磁石部13bの軸線O方向における長さは約8mm、これら界磁磁石部13aおよび復元磁石部13bの肉厚は約3.5mmである。外側固定子12の軸線O方向の長さは約65mm、開口部12bの軸線O方向の長さは18mm以上24mm以下、好ましくは21mmである。開口部12bは、その軸線O方向の中央部が外側固定子12の軸線O方向の中央部と略一致するように、外側固定子12の内周面に形成されている。可動子13は、その軸線O方向に沿って図1および図2において上下にそれぞれ10mmずつ往復移動するようになっている。
以上説明したように本実施形態に係る往復動型サイクル機関10によれば、前記往復動型サイクル機関10の負荷が最大となる可動子13のストローク端位置に可動子13が達した際に、界磁磁石部13aの前記第1端部13cおよび復元磁石部13b間の境界面が外側固定子12の開口部12bの開口周縁を越えるので、前記ストローク端位置で、界磁磁石部12aの前記第1端部13cの外周面が外側固定子12の内周面と対向することを防ぐことができる。
したがって、可動子13が前記ストローク端位置に達した際に、界磁磁石部13aの前記第1端部13c側を介して内側固定子11および外側固定子12の内部に連続し、かつ外側固定子12の外周部側に到達しない短絡磁路が発生することを抑制することができ、往復動型サイクル機関10の出力向上を図ることができる。
ここで、前記作用効果を立証するためのシミュレーション試験を実施した。試験モデルとして、前述した各部の寸法を一定とし、開口部12bの軸線O方向における開口寸法を種々異ならせた複数の往復動型サイクル機関を採用した。その結果、図3に示すように、界磁磁石部13aの軸線O方向の大きさが40mmで、可動子13の軸線O方向のストローク量が、図1および図2における上下でそれぞれ10mmの場合には、開口部12bの前記大きさが18mm以上であれば、前記作用効果が特に顕著となることが確認された。図3において出力比とは、開口部12bの前記開口寸法が16mmの場合の出力を1として、前記大きさを変更した場合の各出力の比を表している。
なお、本発明の技術的範囲は前記第1実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図4に示される第2実施形態のように、外側固定子12の内周面における前記開口部12bの開口周縁部に、前記開口部12b内に連なり、かつ径方向外方へ向けて凹む逃げ部12cを形成し、可動子13が前記ストローク端位置に達した際に、界磁磁石部13aの前記第1端部13c近傍の外周面を前記逃げ部12cと対向させることによって、前記短絡磁路が形成されることを抑制することも可能である。
つまり、界磁磁石部13aの第1端部13cおよび復元磁石部13b間の境界面が逃げ部12cに対向することにより、界磁磁石部13aの第1端部13c近傍の外周面は外側固定子12の内周面に近接しない位置まで到達するので、前記短絡磁路の形成が抑制される。
さらに、可動子13は、第1端部13cおよび復元磁石部13b間の境界面が開口部12bの開口周縁を越えて開口部12b内に達する位置まで到達してもよい。この場合も、前記短絡磁路の形成が抑制される。
前記各実施形態では、可動子13として、界磁磁石部13aと復元磁石部13bとを備え、各種発電機に使用される往復動型サイクル機関を示したが、これに代えて、界磁磁石部13aのみを備え、駆動装置に使用される往復動型サイクル機関としてもよい。
磁力を利用した往復動型サイクル機関において、短絡磁路の発生を抑制することができ、その出力の向上を図ることができる。

Claims (3)

  1. 軸線を有する内側固定子と;前記内側固定子の周囲に同軸に配置される筒形状を有し、前記軸線に沿って往復動する可動子と;前記可動子の周囲に同軸に配置される筒形状を有する外側固定子と;を備えた往復動型サイクル機関であって、
    前記外側固定子が、前記可動子に面する内周面側に形成された開口部と;前記開口部を介して開口する内部空間と;前記内部空間内に配設された巻線コイルと;を有し、
    前記可動子が、界磁磁石部と;この界磁磁石部の前記軸線に沿った両端位置にそれぞれ設けられた復元磁石部と;を有し、
    前記界磁磁石部及び前記各復元磁石部間の境界面が、前記可動子が前記往復動型サイクル機関の負荷が最大となるストローク端位置に達した際に、前記開口部の開口周縁を越えて開口部内に達するようにそれぞれ配置されている
    ことを特徴とする往復動型サイクル機関。
  2. 請求項1記載の往復動型サイクル機関であって、
    前記軸線を含む断面で見た場合に、前記外側固定子の前記開口周縁に、前記内周面側から径方向外側に向かって凹む逃げ部が形成されている。
  3. 軸線を有する内側固定子と;前記内側固定子の周囲に同軸に配置される筒形状を有し、前記軸線に沿って往復動する可動子と;前記可動子の周囲に同軸に配置される筒形状を有する外側固定子と;を備えた往復動型サイクル機関であって、
    前記外側固定子が、前記可動子に面する内周面側に形成された開口部と;前記開口部を介して開口する内部空間と; 前記内部空間内に配設された巻線コイルと;前記軸線を含む断面で見た場合に、前記開口部の開口周縁に、前記内周面側から径方向外側に向かって凹むように形成された逃げ部と;を有し、
    前記可動子が、界磁磁石部と;この界磁磁石部の前記軸線に沿った両端位置にそれぞれ設けられた復元磁石部と;を有し、
    前記界磁磁石部及び前記各復元磁石部間の境界面が、前記可動子が前記往復動型サイクル機関の負荷が最大となるストローク端位置に達した際に、前記逃げ部の位置に達するようにそれぞれ配置されている
    ことを特徴とする往復動型サイクル機関。
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