JPWO2006098111A1 - 無線通信システム、送信装置、送信方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Abstract

ビームフォーミングは非常に優れた方式であるが、特に複数のユーザが存在する場合には必要以上の情報のフィードバックによる逆回線の無線リソースの逼迫や送信時刻の遅れによる当該回線の特性劣化が生じる。無線通信システムを構成する送信装置1は、アンテナ13-1〜13-Mとデュプレクサ14-1〜14-Mで受信し、送信信号制御装置12でユーザのプロファイル情報を抽出して、無線リソース量とその配置とビームフォーミングの適用・非適用を統合的に決定し、送信信号生成装置11では決定されたリソース配分とビームフォーミングの適用・非適用に従って、ユーザの送信データから送信信号を生成し、デュプレクサ14-1〜14-Mと、アンテナ13-1〜13-Mを用いて信号の送信を行う。

Description

本発明は無線通信システムに関し、特に、複数のアンテナを備えた送信装置などに関するものである。
非特許文献1で述べられているように、複数のアンテナを送受信機で用いるMIMOシステムにおいては、受信機でのチャネル情報を用いた信号処理に加え、送信機においても同一のチャネル情報を用いた信号処理を行うことにより、大きな特性改善が期待できる。中でも、送受信機間のチャネル情報を行列で表し、その行列の分解を用いて送信機で送信ビームフォーミングを行う方式は最も特性が優れる。これは、送受信機の信号処理によって形成される独立な複数の伝搬路に対し、各伝搬路の受信品質に応じて伝送パラメータを制御することができるためである。このとき、独立な伝搬路を形成するために受信機で必要な処理は、チャネル行列を用いての線形合成処理であり、非常に簡易である。
一方、送信機でチャネル情報を用いない場合には、複数の送信アンテナから送信された信号が受信機で受信される際に互いに干渉する。この場合、その特性は受信方式に大きく依存し、一般に複雑な処理を必要とする受信機ほど良好な特性が得られる。しかし、最も良好な特性が期待できる最尤推定方式を用いた場合でもその特性は、送受信機で同一のチャネル情報を用いて信号処理を行う方式に対して劣化する。
大鐘 武雄、西村 寿彦、小川 恭孝、"MIMOチャネルにおける空間分割多重方式とその基本特性"、電子情報通信学会、和文論文誌、Vol. J87-B、No.9、pp.1162-1173.
第1の問題点は、複数のユーザに対してビームフォーミングを適用した場合に、逆回線の無線リソースが逼迫することである。これは、ビームフォーミングに必要なチャネル情報は、逆回線を通してフィードバックする必要があり、特に複数のユーザが存在する場合には、フィードバックに必要な無線リソース量が多くなるためである。
第2の問題点は、ビームフォーミングを適用したユーザの伝送特性が劣化することである。これは、送信機でチャネル情報を手に入れてから、実際に送信するまでにある程度の時間が経過すると、チャネル情報と実際のチャネルとが異なるためである。
本発明の第1の目的は、複数のユーザが存在する環境において、Nユーザ(N人のユーザであることを意味する。Nは2以上の整数)各々に割り当てる無線リソース量とその配置およびビームフォーミングの適用・非適用を効果的に決定する無線通信システムなどを提供することである。
本発明の第2の目的は、ビームフォーミングを適用するユーザの受信品質が劣化しないように無線リソースの配置を決定する無線通信システムなどを提供することである。
本発明の第3の目的は、逆回線のリソースを有効に使ってビームフォーミングの適用・非適用を決定する無線通信システムなどを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明が提供する第1の無線通信システムはM本のアンテナと、Nユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定する送信信号制御手段と、送信データから送信信号を生成する送信信号生成手段を備えた送信装置から信号を送信する。これにより、第1、第2、第3の目的を達成できる。
本発明が提供する第2の無線通信システムは、第1の無線通信システムが備える送信信号制御手段において、はじめにNユーザ各々に配分する無線リソース量を決定し、無線リソースが割り当てられた全てのユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定し、この結果を用いて無線リソースの配置を決定する。これにより、第1、第2の目的が達成できる。
本発明が提供する第3の無線通信システムは、第1の無線通信システムが備える送信信号制御手段において、全てのユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定し、この結果を用いてNユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を最終決定する。これにより、第1、第2の目的が達成できる。
本発明が提供する第4の無線通信システムは、第1の無線通信システムが備える送信信号制御手段において、送信装置で特定の情報からビームフォーミングの適用可能性を1次決定し、1次決定されたユーザに対してのみフィードバックが必要な情報を要求する。これにより、第1、第2、第3の目的が達成できる。
第1の効果は、効果的にビームフォーミングの適用・非適用と、各ユーザに配分する無線リソース量およびその配置を決定できることである。その理由は、本発明では各ユーザのプロファイル情報に基づいて、統合的に決定しているためである。
第2の効果は、ビームフォーミングを適用したユーザの特性劣化を軽減できることである。その理由は、本発明ではビームフォーミングを適用したユーザの送信時刻がビームフォーミングを適用しないユーザの送信時刻に比べて早くなるように、無線リソース量およびその配置と、ビームフォーミングの適用・非適用を決定しているためである。
第3の効果は、逆回線の無線リソースを効果的に用いて、ビームフォーミングの適用・非適用の決定と無線リソース量およびその配置を決定できる。その理由は、既知の情報を用いてビームフォーミングの適用・非適用を決定したのち、必要なユーザに対してフィードバックを求めているためである。
以下、本発明の無線通信システムなどを実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、最良の形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本形態の無線通信システムはM本(Mは2以上の整数)のアンテナ13-1〜13-Mを備えた送信装置1と、J本(Jは1以上の整数)のアンテナ13-1〜13-Jを備えた受信装置2とを含む。
送信装置1はデュプレクサ14-1〜14-Mと、送信信号生成手段11と、送信信号制御手段12と、記録媒体15を備える。
図2は本形態の無線通信システムの動作を示すフローチャートである。図2に示す処理は、送信装置1が記録媒体15に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図1、図2を用いて本形態の無線通信システムにおける処理を説明する。
デュプレクサ14-1〜14-Mと、アンテナ13-1〜13-Mは信号を受信する(受信される信号をr(1)〜r(M)とする)(ステップS11)。送信信号制御手段12は、受信信号r(1)〜r(M)からプロファイル情報を抽出してNユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して無線リソース制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(N)と送信モード制御信号M-ctrl(1)〜M-ctrl(N)を出力する(ステップS12)。送信信号生成装置11は、Nユーザの送信データdin(1)〜din(N)と、無線リソース制御信号と、送信モード制御信号を入力として送信信号s(1)〜s(M)を生成し、出力する(ステップS13)。デュプレクサ14-1〜14-Mと、アンテナ13-1〜13-Mは送信信号を送信する(ステップS14)。これにより、Nユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を効果的に決定できる。
次に、本発明の無線通信システムにおける第2の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図3は第2の実施の形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態は、送信装置1の代わりに送信装置3を配置した以外は、本発明の最良の実施の形態による無線通信システムの構成と同様の構成となっている。
図3を参照すると、第2の実施の形態における送信装置3は、デュプレクサ14-1〜14-Mと、送信信号生成装置11と、送信信号制御装置31と、記録媒体32を備えている。送信信号制御装置31は、無線リソース量制御装置33と、送信モード制御装置34と、無線リソース配置制御装置35を備えている。
図4は第2の実施の形態の無線通信システムの動作を示すフローチャートである。図4に示す処理は送信装置3が図3に示す記録媒体32に格納されたプログラムを実行することで実現される。
図3、図4を用いて第2の実施の形態の無線通信システムについて説明する。
デュプレクサ14-1〜14-Mとアンテナ13-1〜13-Mは信号を受信する(ステップS41)。無線リソース量制御装置33は、プロファイル情報を抽出してNユーザ各々に割り当てる無線リソース量を決定し、無線リソース量制御信号Ra-ctrl(1)〜Ra-ctrl(N)を出力する(ステップS42)。次に、送信モード制御装置34は、無線リソースが割り当てられたユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定し、送信モード制御信号M-ctrl(1)〜M-ctrl(N)を生成し、出力する(ステップS43)。次に、無線リソース配置制御装置35は、送信モード制御信号と、無線リソース量制御信号を入力として、ビームフォーミングが適用されるユーザの信号送信時刻が、ビームフォーミングが適用されないユーザの信号送信時刻よりも早くなるように無線リソースの配置を決定し、無線リソース制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(N)を生成し、出力する(ステップS44)。次に、送信信号生成装置11は、無線リソース制御信号と、送信モード制御信号に基づいてNユーザ各々に対して無線リソースの割り当てと、送信信号の生成を行う(ステップS45)。デュプレクサ14-1〜14-Mと、アンテナ13-1〜13-Mは送信信号を送信する(ステップS46)。
このようにビームフォーミングを適用するユーザの送信時刻を早くすることで、ビームフォーミングに用いるチャネル情報と実際のチャネルに差が生じるのを抑えることができ、当該ユーザの伝送特性劣化を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、無線リソース量制御装置33と送信モード制御装置34でそれぞれ受信信号からプロファイル情報を抽出したが、プロファイル抽出装置を設けてプロファイル抽出装置でプロファイル情報を抽出し、無線リソース量制御装置33と送信モード制御装置34はプロファイル抽出装置からのプロファイル情報を入力とする構成も本実施の形態に含まれる。
次に、本発明の無線通信システムにおける第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図5は第3の実施の形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。第3の実施の形態は、送信装置1の代わりに送信装置5を配置した以外は、最良の実施の形態による無線通信システムの構成と同様の構成となっている。
図5を参照すると第3の実施の形態の無線通信システムにおける送信装置5は、デュプレクサ14-1〜14-Mと、送信信号生成装置11と、送信信号制御装置51と、記録媒体52を備えている。送信信号制御装置51は、仮送信モード制御装置53と送信信号制御装置54を含む。
図6は第3の実施の形態の無線通信システムの動作を示すフローチャートである。図6に示す処理は送信装置5が図5に示す記録媒体52に格納されたプログラムを実行することで実現される。
図5、図6を用いて第3の実施の形態の無線通信システムについて説明する。
デュプレクサ14-1〜14-Mとアンテナ13-1〜13-Mは信号を受信する(ステップS61)。仮送信モード制御装置53は、受信信号を入力として受信信号からプロファイル情報を抽出して全ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定し、仮送信モード制御信号Ma-ctrl(1)〜Ma-ctrl(N)を生成し、出力する(ステップS62)。次に、送信信号制御装置54は、受信信号と仮送信モード制御信号を入力とし、受信信号からプロファイル情報を抽出し、Nユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して無線リソース制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(N)と送信モード制御信号M-ctrl(1)〜M-ctrl(N)を生成し、出力する(ステップS63)。次に、送信信号生成装置11は、無線リソース制御信号と送信モード制御信号に基づいて送信データから送信信号を生成して出力する(ステップS64)。デュプレクサ14-1〜14-Mと、アンテナ13-1〜13-Mは送信信号を送信する(ステップS65)。
このように、全ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定した後、Nユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定することで、ビームフォーミングが割り当てられる可能性の高いユーザに対して優先的に無線リソースを割り当てることができ、システムとして伝送特性に優れたビームフォーミングを有効に利用できる。
なお、本実施の形態では、仮送信モード制御装置53と送信信号制御装置54でそれぞれ受信信号からプロファイル情報を抽出したが、プロファイル抽出装置を設けてプロファイル抽出装置でプロファイル情報を抽出し、仮送信モード制御装置53と送信信号制御装置54が、プロファイル抽出装置からのプロファイル情報を入力とする構成も本実施の形態に含まれる。
以下、上記形態に係る発明を実施したときの具体例を説明することにする。
図7は本発明の第1の実施例による送信装置の構成を示すブロック図である。
本実施例では、5ユーザとし、送信機は2本のアンテナを備え、TDMAによって5MbpsのBPSK信号を用いて全体で100Mbpsの送信を行うものとする。また、各ユーザは受信装置2に2本のアンテナを備えるものとする。ただし、これらは説明のための仮定であり、本発明の実施を制限するものではない。
図7を参照すると、本発明の第1の実施例による送信装置7は2本のアンテナ13-1、13-2と、送受信の切り替えを行う2つのデュプレクサ14-1、14-2と、送信信号制御装置72と、送信信号生成装置71と、記録媒体77を備える。
送信信号制御装置72は、プロファイル情報抽出装置73と、無線リソース量制御装置74と、送信モード制御装置75と、無線リソース配置制御装置76を備える。
アンテナ13-1、13-2と、デュプレクサ14-1、14-2は、5ユーザからの信号を受信する。送信信号制御装置72は、受信信号を入力として5ユーザ各々に割り当てる無線リソース量とその配置および、5ユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して無線リソース制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(5)と、送信モード制御信号M-ctrl(1)〜(5)を出力する。送信信号生成装置71は、5ユーザの送信データdin(1)〜din(5)と、無線リソース制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(5)と、送信モード制御信号M-ctrl(1)〜(5)を入力として各ユーザへの無線リソースの割り当てと送信信号の生成を行い、送信信号s(1)、s(2)を出力する。
次に、送信信号制御装置72について詳細に説明する。
プロファイル情報抽出装置73は、受信信号から5ユーザのプロファイル情報p(1)〜p(5)を抽出する。ここで、p(k)は第kユーザのプロファイル情報をあらわし、各ユーザの所要レートとチャネル変動の速さをあらわす情報であるとする。いま、第1ユーザ〜第5ユーザのプロファイル情報は、p(1)=[50Mbps、2Hz]、p(2)=[40Mbps、10Hz]、p(3)=[30Mbps、10Hz]、p(4)=[20Mbps、3Hz]、p(5)=[10Mbps、5Hz]であるとする。
無線リソース量制御装置76は、所要レートの高いユーザに優先的に無線リソースを割り当てる。この結果、第1ユーザに50Mbps、第2ユーザに40Mbps、第3ユーザ、第4ユーザには0Mbps、第5ユーザに10Mbpsが割り当てられ、無線リソース量制御信号をRa-ctrl(1)=[50Mbps]、Ra-ctrl(2)=[40Mbps]、Ra-ctrl(3)=[0]、Ra-ctrl(4)=[0]、Ra-ctrl(5)=[10Mbps]と生成する。送信モード制御装置75は、プロファイル情報と無線リソース量制御信号を入力として各ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定する。送信モード制御装置75は、チャネル変動の速さが5Hz以下であるユーザにビームフォーミングを適用し、5Hzを上回るユーザにはビームフォーミングを適用しない。この結果、送信モード制御信号は、M-ctrl(1)=[BF]、M-ctrl(2)=[N-BF]、M-ctrl(3)=[N-BF]、M-ctrl(4)=[BF]、M-ctrl(5)=[BF]となる。無線リソース配置制御装置75は、無線リソース量制御信号と送信モード制御信号を入力として、ビームフォーミングを適用した第1、第5ユーザの送信時刻がビームフォーミングを適用していない第2ユーザの送信時刻よりも早くなりかつ、ビームフォーミングを適用した中でもチャネル変動の速い第5ユーザの送信時刻が第1ユーザよりも早くなるように、無線リソースの配置を決定し無線リソース制御信号を生成する。この結果、無線リソース制御信号は、R-ctrl(1)=[50Mbps,#2]、R-ctrl(2)=[40Mbps,#3]、R-ctrl(3)=[0, 0]、R-ctrl(4)=[0, 0]、R-ctrl(5)=[10Mbps, #1]となる。ここで、#kは送信時刻の順を表し、#1のユーザの送信信号が最も早い時刻に送信される。
送信信号生成装置71は、無線リソース制御信号と送信モード制御信号と送信データを入力として、無線リソースが割り当てられた第1、第2、第5ユーザの送信信号を生成する。送信時刻に従って、第5ユーザから処理をおこなう。第5ユーザに割り当てられた無線リソースは10Mbpsであるため、5MbpsのBPSKシンボル2つを生成すればよい。ここでは、生成されたBPSKシンボルをd5-1、d5-2とする。次に、第5ユーザのチャネル情報から生成されるチャネル行列H(5)を用いて特異値分解を行う。これは、H(5)=U(5)D(5)VH(5)と書ける。次に、V(5)行列と時系列信号を用いてビームフォーミングを行い、送信信号を生成する。今、V(5)行列は2×2の行列であり、その要素をv5-11、v5-12、v5-21、v5-22とする。このとき、ビームフォーミングにより送信信号s(1)、s(2)の時系列を、s(1)-1=v5-11d5-1+v5-12d5-2、s(2)-1=v5-21d5-1+v5-22d5-2と生成する。
次に、第1ユーザに対する送信信号を第5ユーザと同様にビームフォーミングにより生成する。第1ユーザに割り当てられた無線リソースは50Mbpsであるため、5MbpsのBPSKシンボルを10個生成すればよい。得られたBPSKシンボルをd1-1、d1-2、d1-3、…、d1-10とする。次に、第5ユーザの場合と同様に、第1ユーザのチャネル行列H(1)を特異値分解して得られるV(1)行列を用いて、送信信号s(1)-2、s(2)-2〜s(1)-6、s(2)-6をs(1)-2=v1-11d1-1+v1-12d1-2、s(2)-2=v1-21d1-1+v1-22d1-2、s(1)-3=v1-11d1-3+v1-13d1-4、s(2)-3=v1-21d1-3+v1-22d1-4、…、s(1)-6=v1-11d1-9+v1-12d1-10、s(2)-6=v1-21d1-9+v1-22d1-10と生成する。
次に、第2ユーザは、ビームフォーミングが適用されていないため、ビームフォーミングを適用せずに送信信号を生成する。第2ユーザに割り当てられた無線リソースは40Mbpsであるため、8個のBPSKシンボルd2-1、d2-2、…、d2-8が生成される。これを用い、送信信号s(1)-7、s(2)-7〜s(1)-10、s(2)-10をs(1)-7=d2-1、s(2)-7=d2-2、s(1)-8=d2-3、s(2)-8=d2-4、…、s(1)-10=d2-7、s(2)-10=d2-8として生成する。送信信号生成装置71は、送信信号s(1)-1〜s(1)-10と、s(2)-1〜s(2)-10をそれぞれアンテナ13-1、13-2に出力する。
図8は、本発明の第1の実施例による送信装置1の送信処理を示すフローチャートである。図7、8を参照して、本発明の第1の実施例による送信処理について説明する。なお、図8に示す処理は送信装置7が図7の記録媒体79のプログラムを実行することで実現される。
2本のアンテナ13-1、13-2は受信装置からの信号を受信する(ステップS81)。プロファイル情報抽出装置73は、5ユーザのプロファイル情報を抽出してプロファイル情報p(1)〜p(5)を生成し、出力する(ステップS82)。無線リソース量制御装置74は、所要レートの高いユーザを優先し、全体の送信レートが100Mbps以下となるように第1ユーザに50Mbps、第2ユーザに40Mbps、第5ユーザに10Mbpsを割り当て、第3ユーザ、第4ユーザに割り当てる無線リソースを0とし、この結果を無線リソース量制御信号R-ctrl(1)〜R-ctrl(5)として出力する(ステップS83)。送信モード制御装置75は、各ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定し、チャネル変動の速さが5Hz以下のユーザすなわち、第1、第3、第4、第5ユーザに対してビームフォーミングを適用する。この結果を送信モード制御信号として出力する(ステップS84)。無線リソース配置制御装置76は、無線リソースが割り当てられた第1、第2、第5ユーザのうち、ビームフォーミングが適用された第1、第5ユーザの送信時刻が、ビームフォーミングが非適用の第2ユーザよりも早くなり、かつ、ビームフォーミングを適用したユーザの間で、チャネル変動の速いユーザの送信時刻がより早くなるように制御する。この結果、第5ユーザ、第1ユーザ、第2ユーザの順に送信するように無線リソース制御信号を生成する(ステップS85)。送信信号生成装置71では、無線リソース制御信号と、送信モード制御信号を入力として、無線リソースが割り当てられた第1、第2、第5ユーザの送信データから無線リソース制御信号と送信モード制御信号に従って送信信号を生成し、出力する(ステップS86)。デュプレクサ14-1、14-2と、アンテナ13-1と13-2は送信信号を送信する(ステップS87)。
本実施例に示したように、より高い伝送レートが必要なユーザに対してより多くの割り当てるとともに、チャネル変動に応じてビームフォーミングの適用・非適用と送信順位を決定することで、各ユーザに対して効果的なリソース配分と送信モードの決定が実現できる。
本実施例では、プロファイル情報として所要の伝送レートとチャネル変動の速さを用いているが、これは説明のための仮定であり、本発明の実施を制限するものではない。また、ビームフォーミングの適用・非適用の例として特異値分解を用いたビームフォーミングと空間多重を用いたが、これも説明のための仮定であり、本発明の実施を制限するものではない。
図9は本発明の第2の実施例による送信装置の構成を示すブロック図である。
本実施例では、5ユーザとし、送信機は2本のアンテナを備え、1サブキャリアで1Mbpsの伝送ができるサブキャリア50のOFDMを用いるものとする。
図9を参照すると、本発明の第2の実施例による送信装置9は2本のアンテナ13-1、13-2と、送受信の切り替えを行う2つのデュプレクサ14-1、14-2と、送信信号生成装置71と、送信信号制御装置92を備える。
送信信号制御装置92は、プロファイル情報抽出装置73と、仮送信モード制御装置93と、無線リソース制御装置94と、送信モード制御装置95を備える。
本発明の第2の実施例は、送信信号制御装置92の構成および動作と、送信信号生成装置71の動作が第1の実施例と異なるため、この部分について詳細に説明する。
いま、プロファイル情報は各ユーザの所要レート、チャネル変動の速さ、チャネル情報のフィードバックに必要な逆回線の無線リソース量であるとし、p(1)=[50Mbps、10Hz、512kbps]、p(2)=[40Mbps、30Hz、512kbps]、p(3)=[30Mbps、6Hz、512kbps]、p(4)=[20Mbps、4Hz、256kbps]、p(5)=[10Mbps、2Hz、256kbps]であるとする。
仮送信モード制御装置93では、プロファイル情報を入力とし、チャネル変動の速さに基づいてビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する。ビームフォーミングを適用する基準が、12Hz以下のチャネル変動であるとすると、第2ユーザ以外の全てのユーザにビームフォーミングが適用され、仮送信モード制御信号は、Ma-ctrl(1)=[BF]、Ma-ctrl(2)=[N-BF]、Ma-ctrl(3)=[BF]、Ma-ctrl(4)=[BF]、Ma-ctrl(5)=[BF]となる。
無線リソース制御装置94はプロファイル情報と仮送信モード制御装置93から各ユーザに割り当てる無線リソース量とその配置を決定する。無線リソース制御装置94は、ビームフォーミングが適用できるユーザを優先し、特に所要レートの高いユーザに優先的に無線リソースを割り当てる。この結果、第1ユーザには50Mbpsが、第3ユーザには30Mbpsが、第4ユーザには20Mbpsが割り当てられる。従って、無線リソース制御信号は、R-ctrl(1)=[50Mbps]、R-ctrl(2)=[0]、R-ctrl(3)=[30Mbps]、R-ctrl(4)=[20Mbps]、R-ctrl(5)=[0]となる。次に、送信モード制御装置95は、無線リソース制御信号とプロファイル情報を入力として、各ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を2次決定する。いま、仮送信モード制御装置93で決定された適用・非適用の結果をそのまま用いるとすると、第2ユーザを除くすべてのユーザにビームフォーミングが適用され、送信モード制御信号は、M-ctrl(1)=[BF]、M-ctrl(2)=[N-BF]、M-ctrl(3)=[BF]、M-ctrl(4)=[BF]、M-ctrl(5)=[BF]となる。
送信信号生成装置71は、各ユーザの送信データと、無線リソース制御信号と、送信モード制御信号を入力として送信信号を生成する。送信信号生成装置71は、2つのOFDMシンボルを用意し、第1ユーザに対しては25ずつ、第3ユーザに対しては15ずつ、第4ユーザに対しては10ずつのサブキャリアを割り当てる。すなわち、一方のOFDM信号に対しては、f(1)=din(1)-1、f(2)=din(1)-3、…、f(25)=din(1)-49、f(26)=din(3)-1、f(27)=din(3)-3、…、f(40)=din(3)-29、f(41)=din(4)-1、f(42)=din(4)-3、…、f(50)=din(4)-19と割り当て、もう一方のOFDM信号に対してはg(1)=din(1)-2、g(2)=din(1)-4、…、g(25)=din(1)-50、g(26)=din(3)-2、g(27)=din(3)-4、…、g(40)=din(3)-30、g(41)=din(4)-2、g(42)=din(4)-4、…、g(50)=din(4)-20と割り当てる。ここで、f(k)、g(k)は2つのOFDMのk番目のサブキャリアをあらわす。
次に、第1、第3、第4ユーザのチャネル行列を用いてビームフォーミングを行う。第1ユーザの第kサブキャリアに対応するチャネル行列を特異値分解した結果をH(1, k)=U(1, k)D(1, k)VH(1, k)とする。第1ユーザは第1サブキャリアから第25サブキャリアを用いているため2つのOFDMシンボルを用いs(1,1)=v(1,1)-11f(1)+v(1,1)-12g(1)、s(2,1)=v(1,1)-21f(1)+v(1,1)-22g(1)、s(1,2)=v(1,2)-11f(2)+v(1,2)-12g(2),s(2,2)=v(1,2)-21f(2)+v(1,2)-21g(2)、…、s(1,25)=v(1,25)-11f(25)+v(1,25)-12g(25),s(2,25)=v(1,25)-21f(25)+v(1,25)-21g(25)とビームフォーミングする。ここで、s(1,k)、s(2,k)はアンテナ1、2から送信されるOFDM信号の第kサブキャリアを、v(1, k)-ijは、v(1, k)のi行j列成分をあらわす。
次に、第3ユーザは第26サブキャリアから第40サブキャリアを用いているため、同様にして、s(1,26)=v(3,26)-11f(26)+v(3,26)-12g(26)、s(2,26)=v(3,26)-21f(26)+v(3,26)-22g(26)、s(1,27)=v(3,27)-11f(27)+v(3,27)-12g(27),s(2,27)=v(3,27)-21f(27)+v(3,27)-21g(27)、…、s(1,40)=v(3,40)-11f(40)+v(3,40)-12g(40),s(2,40)=v(3,40)-21f(40)+v(3,40)-21g(40)とビームフォーミングする。
最後に、第4ユーザについても同様に、s(1,41)=v(4,41)-11f(41)+v(4,41)-12g(41)、s(2,41)=v(4,41)-21f(41)+v(4,41)-22g(41)、s(1,42)=v(4,42)-11f(42)+v(4,42)-12g(42),s(2,42)=v(4,42)-21f(42)+v(4,42)-21g(42)、…、s(1,50)=v(4,50)-11f(50)+v(4,50)-12g(50), s(2,50)=v(4, 50)-21f(50)+v(4,50)-21g(50)と、ビームフォーミングする。このようにして2つのOFDM信号に対してリソース割り当てとビームフォーミングを適用した後、離散フーリエ変換により、時間信号に変換して出力する。
本実施例で示したように、各ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定することで、伝送特性の優れるビームフォーミングが適用できるユーザに優先的に無線リソースを割り当て、効率の高いシステムが実現できる。
ところで、本実施例では送信モード制御装置95では、仮送信モード制御装置93での結果をそのまま用いた。しかし、ビームフォーミングの適用・非適用を決定する際にプロファイル情報を利用してより効率的なシステムを実現することもできる。例えば、本実施例のようにプロファイル情報としてチャネル情報のフィードバックに必要な逆回線のリソースがわかっている場合、これを考慮することで、特に当該回線と逆回線を共有する無線通信システムにおいて、そのバランスを取ることができる。
具体的には、逆回線で必要な無線リソース量を1.2Mbpsに制限する。このとき、第1ユーザ、第3ユーザ、第4ユーザはそれぞれ512kbps、512kbps、256kbpsが逆回線で必要であるため、いずれか2ユーザのみにビームフォーミングが適用されることになる。この際、所要レートが高い第1、第3ユーザにビームフォーミングを適用し、第4ユーザにはビームフォーミングを適用しない。その結果、送信モード制御信号は、M-ctrl(1)=[BF]、M-ctrl(2)=[N-BF]、M-ctrl(3)=[BF]、M-ctrl(4)=[N-BF]、M-ctrl(5)=[BF]となる。これにより、チャネル情報のフィードバックに必要な逆回線の無線リソースを抑えることができる。
このとき、送信信号生成装置71では、第4ユーザに関してはチャネル行列の特異値分解を行わない。従って、送信信号の生成に際し、第41〜50サブキャリアはs(1,41)=f(41)、s(2,41)=g(41)、s(1,42)=f(42),s(2,42)= g(42)、…、s(1, 50)= f(50), s(2,50)= g(50)となる。
また、本実施例では仮送信モード制御装置93において、チャネル変動の速さのみを用いてビームフォーミングの適用・非適用を仮決定した。しかし、より多くのプロファイル情報を用いることによってあらかじめ効果的に仮決定をすることもできる。例えば、3つのプロファイル情報に対し、チャネル変動が10Hz以下あるいは、所要レートが20Mbps以上と基準を決めることで、より多くのユーザに対してビームフォーミングを適用する可能性が残ることになる。逆に、チャネル変動の速さ10Hz以下かつ、所要レートが20Mbps以上とすることで、ビームフォーミング適用時の通信成功確率が高く、その効果が大きいユーザにあらかじめ限定することができる。
図10は本発明の第3の実施例による送信信号制御装置72の処理を示すフローチャートである。
本実施例では、第1の実施例と同じ送信装置であるが、送信信号制御装置72の動作が異なる。従って、この部分について詳細に説明する。ただし、本実施例では全体で150Mbpsの送信を行うものとするが、送信信号生成装置71における動作は本質的には変わらないため説明は省略する。
図10を参照すると、送信信号制御装置72に備えられたプロファイル情報抽出装置73は受信信号からプロファイル情報を抽出する(ステップS101)。ここでは、プロファイル情報は所要レート、チャネル変動の速さ、第2プロファイル情報のフィードバックに必要な無線リソース量で、それぞれp(1)=[45Mbps、2Hz、512kbps]、p(2)=[45Mbps、5Hz、256kbps]、p(3)=[30Mbps、2Hz、128kbps]、p(4)=[15Mbps、3Hz、128kbps]、p(5)=[15Mbps、10Hz、128kbps]であるとする。
無線リソース量制御装置74では、プロファイル情報を入力として各ユーザに割り当てる無線リソース量を決定し、無線リソース量制御信号を生成する(ステップS102)。全体の無線リソース量150Mbpsに対し、ユーザの所要レートの和も150Mbpsであるため、各ユーザに所要レートと等しい無線リソース量を割り当て、無線リソース量制御信号をRa-ctrl(1)=[45Mbps}、Ra-ctrl(2)=[45Mbps]、Ra-ctrl(3)=[30Mbps]、Ra-ctrl(4)=[15Mbps]、Ra-ctrl(5)=[15Mbps]と出力する。
送信モード制御装置75では、プロファイル情報と無線リソース量制御信号を入力として各ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する。このとき、送信モード制御装置75は、ビームフォーミングを適用するユーザを1次決定、2次決定に分けて決定する。また、1次決定終了時までに新たなプロファイル情報は得られないものとする。従って、第1プロファイル情報は所要レート、チャネル変動の速さ、第2プロファイル情報のフィードバックに必要な帯域となる。
送信モード制御装置75では、チャネル変動の速さが5Hz以下で、第2プロファイル情報のフィードバックに必要な帯域が256kbps以下のユーザを1次決定ユーザとして決める(ステップS103)。この結果、第2、第3、第4ユーザが1次決定ユーザとなる。これにより、逆回線の無線リソースを多くは消費せずにビームフォーミングを適用できるユーザが選択される。
次に、これらのユーザに第2プロファイル情報を要求し、第2、第3、第4ユーザのみが、第2プロファイル情報としてそれぞれのチャネル情報をフィードバックする(ステップS104)。フィードバックされたチャネル情報を用い、送信モード制御装置75では各ユーザのチャネル情報を特異値分解し、特異値の和を求める。いま、各ユーザは2つの特異値をもち、それぞれD(2)=[25,5]、D(3)=[50,10]、D(4)=[20,0]であるとする。従って、第kユーザの2つの特異値の和をS(k)とおくと、S(2)=30、S(3)=60、S(4)=20となる。次に、特異値の和と所要レートから1Mbpsの伝送に利用できる平均特異値を求める。この結果をqとおくと、q(2)=0.667、q(3)=2、q(4)=1.33となる(ステップS105)。
次に、qが大きいユーザに優先順位を設けてソートする(ステップS106)。これは、ビームフォーミングを適用した際の伝送成功確率がなるべく大きくするようにするためである。ソート結果に対し、上位2ユーザにビームフォーミングを割り当てる(ステップS107)。この結果、第3、第4ユーザに対してはビームフォーミングが適用、第1、第2、第5ユーザに対してはビームフォーミングが非適用と2次決定される。従って、送信モード制御信号は、M-ctrl(1)=[N-BF]、M-ctrl(2)=[N-BF]、M-ctrl(3)=[BF]、M-ctrl(4)=[BF]、M-ctrl(5)=[N-BF]となる。また、無線リソース配置制御装置76は、送信モード制御信号と無線リソース量制御信号を入力とし、実施例1と同様に、ビームフォーミングを適用するユーザの送信時刻が早く、かつ、よりチャネル変動の速いユーザが早く送信されるように無線リソース制御信号を生成する(ステップS108)。これにより、R-ctrl(1)=[45Mbps,#3]、R-ctrl(2)=[45Mbps, #4]、R-ctrl(3)=[30Mbps, #2]、R-ctrl(4)=[15Mbps, #1]、R-ctrl(5)=[15Mbps, #5]となる。
本実施例で示したように、ビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に1次決定と2次決定に分け、第2プロファイル情報の必要な1次決定ユーザにのみ情報のフィードバックを要求することで、逆回線の無線リソースを有効に利用してビームフォーミングの適用・非適用を決定できる。
次に、第4の実施例について詳細に説明する。本実施例は、第3の実施例と送信モード制御装置75の動作が異なるため、この部分について詳細に説明する。
図11は本発明の第4の実施例における送信モード制御装置75の動作を説明するためのフローチャートである。ここでは、プロファイル情報は、各ユーザのチャネル情報と、所要レートであるとし、p(1)=[H(1)、50Mbps]、p(2)=[H(2)、40Mbps]、p(3)=[H(3)、30Mbps]、p(4)=[H(4)、20Mbps]、p(5)=[H(5)、10Mbps]とする。
送信モード制御装置75はプロファイル情報と無線リソース制御信号Ra-ctrl(1)=[50Mbps]、Ra-ctrl(2)=[40Mbps]、Ra-ctrl(3)=[30Mbps]、Ra-ctrl(4)=[20Mbps]、Ra-ctrl(5)=[10Mbps]とを入力とする(ステップS111)。
次に、送信モード制御装置75はビームフォーミングを適用しない場合の第1の受信品質を推定する(ステップS112)。
送信モード制御装置75では各ユーザのチャネル情報が得られているため受信SNRを推定することが可能である。送信装置7で各ユーザの受信方式をZFと仮定し、第kユーザの第1、第2の送信信号の受信SNRをSNR(k)-1、SNR(k)-2とすると、SNR(k)-1=((HHH)-1)H-11・Pt/s2、SNR(k)-2=((HHH)-1)H-22・Pt/s2となる。ここで、Hは第kユーザのチャネル行列を、Ptは送信信号の電力をs2は平均雑音電力をあらわす。いま、Pt/s2が一定であると仮定することで、((HHH)-1)H-11あるいは、((HHH)-1)H-22を受信SNRと考えることができる。いま、SNR(1)-1=5、SNR(1)-2=5、SNR(2)-1=12、SNR(2)-2=8、SNR(3)-1=10、SNR(3)-2=20、SNR(4)-1=22、SNR(4)-2 =18、SNR(5)-1=20、SNR(5)-2=30であるとする。これより、SNRの和としてSNR(1)=10、SNR(2)=20、SNR(3)=30、SNR(4)=40、SNR(5)=50を得る。
次に、1Mbpsの伝送に必要なSNRを第1の受信品質として求める。第kユーザの第1受信品質をu1(k)とおくと、u(1)=0.2、u(2)=0.5、u(3)=1、u(4)=2、u(5)=5となる。いま、1Mbpsの伝送に1.5のSNRが必要であると仮定すると、第4、第5ユーザはビームフォーミングを適用しなくても所要の受信品質が得られていることがわかる。従って、第4、第5ユーザにはビームフォーミングの非適用と決定する(ステップS113)。
次に、所要の第1受信品質を満たさなかった第1、第2、第3ユーザに対して第2受信品質u2(k)を求める。ここでは、第3の実施例で用いた1Mbpsの伝送に利用できる平均特異値とし、第2、第3については、第3の実施例と同じ値であるとする。第1ユーザの2つの固有値がD(1)=[25、25]であるとすると、各ユーザに対して第2受信品質はu2(1)=1.11、u2(2)=q(2)=0.667、u2(3)=q(3)=2となる(ステップS114)。
次に、各ユーザに対し第1受信品質と第2受信品質を比較し、第1受信品質が第2受信品質を上回る場合にはビームフォーミングの適用と決定し、そうでない場合には非適用と決定する(ステップS115、S116、S117)。いま、全てのユーザに関して第2受信品質が第1受信品質を上回るため第1、第2、第3ユーザに対してはビームフォーミングの適用と決定する。従って、送信モード制御装置で決定される送信モード制御信号は、M-ctrl(1)=[BF]、M-ctrl(2)=[BF]、M-ctrl(3)=[BF]、M-ctrl(4)=[N-BF]、M-ctrl(5)=[N-BF]となる。
本実施例に示したように、ビームフォーミングを適用せずに所要品質を超えるユーザに対してあらかじめビームフォーミング非適用と決定することで、ビームフォーミング非適用時に特性劣化の大きいユーザに対して効果的にビームフォーミングを割り当てることができる。
なお、上述した形態は、本発明を実施するための最良の形態であるが、これに限定する趣旨ではない。従って、本発明の要旨を変更しない範囲において、種々変形することが可能である。
最良の実施の形態の無線通信システムの構成を説明するためのブロック図である。 図1の送信装置による送信処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の無線通信システムの構成を説明するためのブロック図である。 図3の送信装置による送信処理を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態の無線通信システムの構成を説明するためのブロック図である。 図5の送信装置による送信処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施例の構成を説明するためのブロック図である。 図7の送信装置による送信処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施例の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第3の実施例の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施例の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1、3、5、7、9 送信装置
2 受信装置
11、71 送信信号生成装置
12、31、51、54、72、92 送信信号制御装置
13-1〜13-M、13-J アンテナ
14-1〜14-M デュプレクサ
15、32、52、77 記録媒体
33、74 無線リソース量制御装置
34、75 送信モード決定装置
35、76 無線リソース配置決定装置
53 仮送信モード制御装置
73 プロファイル情報抽出装置
93 仮送信モード制御装置
94 無線リソース制御装置
95 送信モード制御装置

Claims (47)

  1. 受信装置に信号を送信するM本(Mは2以上の整数)のアンテナを備えた送信装置において、
    Nユーザ(Nは2以上の整数)のプロファイル情報を入力として、
    前記プロファイル情報を用いて、Nユーザ各々に対し配分する無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して、前記配分する無線リソース量とその配置を示す無線リソース制御信号と前記適用・非適用の結果を示す送信モード制御信号を生成して出力する送信信号制御手段と、
    Nユーザの送信データと前記無線リソース制御信号と、前記送信モード制御信号を入力として、前記無線リソース制御信号に基づいて無線リソースが割り当てられたN1ユーザ(N1は1以上N以下の整数)へ無線リソースの割り当てを行い、前記送信モード制御信号が適用を示すN2ユーザ(N2は0以上N1以下の整数)にはビームフォーミングを適用して前記送信データから前記送信信号を生成し、非適用を示すN3ユーザ(N3は0以上N1以下で、N2+N3=N1)に対してはビームフォーミングを適用せずに前記送信データから前記送信信号を生成して、生成された前記送信信号を出力する送信信号生成手段を有することを特徴とした無線通信システム。
  2. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に配分する無線リソース量を決定して無線リソース量制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号に基づいて前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成し、前記無線リソース量制御信号と前記送信モード制御信号を用いてNユーザ各々に配分する無線リソースの配置を決定して前記無線リソース制御信号を生成する請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定して仮送信モード制御信号生成し、前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号に基づいて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置および、前記N1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記無線リソース制御信号と前記送信モード制御信号を生成する請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース制御信号を入力として前記N1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成する請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記無線リソース制御信号と前記仮送信モード制御信号を入力として、前記N1ユーザに対する前記仮送信モード制御信号を前記送信モード制御信号として生成する請求項3に記載の無線通信システム。
  6. 前記送信信号制御手段において、
    前記N2ユーザの信号送信時刻が、前記N3ユーザの信号送信時刻よりも早くなるように無線リソースの配置を決定し、無線リソース制御信号を生成する請求項1から3、5の何れかに記載の無線通信システム。
  7. 前記送信信号制御手段において、
    前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、前記プロファイル情報を用いて、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項2または4に記載の無線通信システム。
  8. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号を用いて前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、1次決定と2次決定に分けて決定を行い、前記2次決定を開始するまでに得られる第1プロファイル情報で前記1次決定を行い、前記1次決定で決定された1次決定ユーザにのみフィードバックを要求する第2プロファイル情報を用いて、前記第2プロファイルのみあるいは、前記第1プロファイルと前記第2プロファイルの両方を用いて2次決定を行ってビームフォーミングの適用・非適用を決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項2または4に記載の無線通信システム。
  9. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個(Kは1以上の整数)の要素のうち、いずれかのK1個(K1は1以上K以下の整数)があらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個の要素のうち、あらかじめ決めたK2個(K2は1以上K以下の整数)の要素の全てがあらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項8に記載の無線通信システム。
  11. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報として、前記第2プロファイル情報のフィードバックに必要な無線リソース量を用いることを特徴とした請求項8から10の何れかに記載の無線通信システム。
  12. 前記送信信号制御手段において、
    前記第2プロファイル情報に含まれるL個(Lは1以上の整数)の要素のうち、L1個(L1は1以上L以下の整数)を用いて前記1次決定ユーザの優先順位を決定し、優先順位があらかじめ決められた順位を超えるユーザを前記2次決定とすることを特徴とした請求項8に記載の無線通信システム。
  13. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する場合に、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と仮決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と仮決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と仮決定して、前記仮送信モード制御信号を生成する請求項3から5の何れかに記載の無線通信システム。
  14. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、前記プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、いずれかP1個(P1は1以上P以下)があらかじめ決められた基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項3から5の何れかに記載の無線通信システム。
  15. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、あらかじめ決められたP2個(P2は1以上P以下)の全てが基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項3から5の何れかに記載の無線通信システム。
  16. 受信装置に信号を送信するM本(Mは2以上の整数)のアンテナを備えた送信装置であって、
    Nユーザ(Nは2以上の整数)のプロファイル情報を入力として、
    前記プロファイル情報を用いて、Nユーザ各々へ配分する無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して、前記配分する無線リソース量とその配置を示す無線リソース制御信号と前記適用・非適用の結果を示す送信モード制御信号を生成して出力する送信信号制御手段と、
    Nユーザの送信データと前記無線リソース制御信号と、前記送信モード制御信号を入力として、前記無線リソース制御信号に基づいて無線リソースが割り当てられたN1ユーザ(N1は1以上N以下の整数)へ無線リソースの割り当てを行い、前記送信モード制御信号が適用を示すN2ユーザ(N2は0以上N1以下の整数)にはビームフォーミングを適用して前記送信データから前記送信信号を生成し、非適用を示すN3ユーザ(N3は0以上N1以下で、N2+N3=N1)に対してはビームフォーミングを適用せずに前記送信データから前記送信信号を生成して、生成された前記送信信号を出力する送信信号生成手段を有することを特徴とした送信装置。
  17. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に配分する無線リソース量を決定して無線リソース量制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号に基づいて前記N1に対してビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成し、前記無線リソース量制御信号と前記送信モード制御信号を用いてNユーザ各々に配分する無線リソースの配置を決定して前記無線リソース制御信号を生成する請求項16に記載の送信装置。
  18. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定して仮送信モード制御信号生成し、前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号に基づいて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置と前記N1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記無線リソース制御信号と前記送信モード制御信号を生成する請求項16に記載の送信装置。
  19. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース制御信号を入力として前記N1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成する請求項18に記載の送信装置。
  20. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記無線リソース制御信号と前記仮送信モード制御信号を入力として、前記N1ユーザに対する前記仮送信モード制御信号を前記送信モード制御信号として生成する請求項18に記載の送信装置。
  21. 前記送信信号制御手段において、
    前記N2ユーザの信号送信時刻が、前記N3ユーザの信号送信時刻よりも早くなるように無線リソースの配置を決定し、無線リソース制御信号を生成する請求項16から18、20の何れかに記載の送信装置。
  22. 前記送信信号制御手段において、
    前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、前記プロファイル情報を用いて、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項17または19に記載の送信装置。
  23. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号を用いて前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、1次決定と2次決定に分けて決定を行い、前記2次決定を開始するまでに得られる第1プロファイル情報で前記1次決定を行い、前記1次決定で決定された1次決定ユーザにのみフィードバックを要求する第2プロファイル情報を用いて、前記第2プロファイルのみあるいは、前記第1プロファイルと前記第2プロファイルの両方を用いて2次決定を行ってビームフォーミングの適用・非適用を決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項17または19に記載の送信装置。
  24. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個(Kは1以上の整数)の要素のうち、いずれかのK1個(K1は1以上K以下の整数)があらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項23に記載の送信装置。
  25. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個の要素のうち、あらかじめ決めたK2個(K2は1以上K以下の整数)の要素の全てがあらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項23に記載の送信装置。
  26. 前記送信信号制御手段において、
    前記第1プロファイル情報として、前記第2プロファイル情報のフィードバックに必要な無線リソース量を用いることを特徴とした請求項23から25の何れかに記載の送信装置。
  27. 前記送信信号制御手段において、
    前記第2プロファイル情報に含まれるL個(Lは1以上の整数)の要素のうち、L1個(L1は1以上L以下の整数)を用いて前記1次決定ユーザの優先順位を決定し、優先順位があらかじめ決められた順位を超えるユーザを前記2次決定とすることを特徴とした請求項23に記載の送信装置。
  28. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する場合に、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と仮決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と仮決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と仮決定して、前記仮送信モード制御信号を生成する請求項18から20の何れかに記載の送信装置。
  29. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、前記プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、いずれかP1個(P1は1以上P以下)があらかじめ決められた基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項18から20の何れかに記載の送信装置。
  30. 前記送信信号制御手段において、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、あらかじめ決められたP2個(P2は1以上P以下)の全てが基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項18から20の何れかに記載の送信装置。
  31. 受信装置に信号を送信するM本(Mは2以上の整数)のアンテナを備えた送信装置の送信方法であって、
    Nユーザ(Nは2以上の整数)のプロフィル情報を入力として、
    前記プロファイル情報を用いて、Nユーザ各々へ配分する無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して、前記配分する無線リソース量とその配置を示す無線リソース制御信号と前記適用・非適用の結果を示す送信モード制御信号を生成して出力する送信信号制御ステップと、
    Nユーザの送信データと前記無線リソース制御信号と、前記送信モード制御信号を入力として、前記無線リソース制御信号に基づいて無線リソースが割り当てられたN1ユーザ(N1は1以上N以下の整数)へ無線リソースの割り当てを行い、前記送信モード制御信号が適用を示すN2ユーザ(N2は0以上N1以下の整数)にはビームフォーミングを適用して前記送信データから前記送信信号を生成し、非適用を示すN3ユーザ(N3は0以上N1以下の整数で、N2+N3=N1)に対してはビームフォーミングを適用せずに前記送信データから前記送信信号を生成して、生成された前記送信信号を出力する送信信号生成ステップを有することを特徴とした送信方法。
  32. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に配分する無線リソース量を決定して無線リソース量制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号に基づいて前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成し、前記無線リソース量制御信号と前記送信モード制御信号を用いてNユーザ各々に配分する無線リソースの配置を決定して前記無線リソース制御信号を生成する請求項31に記載の送信方法。
  33. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定して仮送信モード制御信号生成し、前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号に基づいて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置とN1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記無線リソース制御信号と前記送信モード制御信号を生成する請求項31に記載の送信方法。
  34. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記プロファイル情報と前記無線リソース制御信号を入力として前記N1ユーザに対するビームフォーミングの適用・非適用を決定して前記送信モード制御信号を生成する請求項33に記載の送信方法。
  35. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報と前記仮送信モード制御信号を用いて、Nユーザ各々に配分する無線リソース量とその配置を決定して無線リソース制御信号を生成し、前記無線リソース制御信号と前記仮送信モード制御信号を入力として、前記N1ユーザに対する前記仮送信モード制御信号を前記送信モード制御信号として生成する請求項33に記載の送信方法。
  36. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記N2ユーザの信号送信時刻が、前記N3ユーザの信号送信時刻よりも早くなるように無線リソースの配置を決定し、無線リソース制御信号を生成する請求項31から33、35の何れかに記載の送信方法。
  37. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、前記プロファイル情報を用いて、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項32または34に記載の送信方法。
  38. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報と前記無線リソース量制御信号を用いて前記N1ユーザに対してビームフォーミングの適用・非適用を決定する際に、1次決定と2次決定に分けて決定を行い、前記2次決定を開始するまでに得られる第1プロファイル情報で前記1次決定を行い、前記1次決定で決定された1次決定ユーザにのみフィードバックを要求する第2プロファイル情報を用いて、前記第2プロファイルのみあるいは、前記第1プロファイルと前記第2プロファイルの両方を用いて2次決定を行ってビームフォーミングの適用・非適用を決定し、前記送信モード制御信号を生成する請求項32または34に記載の送信方法。
  39. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個(Kは1以上の整数)の要素のうち、いずれかのK1個(K1は1以上K以下の整数)があらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項38に記載の送信方法。
  40. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記第1プロファイル情報に含まれるK個の要素のうち、あらかじめ決めたK2個(K2は1以上K以下の整数)の要素の全てがあらかじめ決められた基準値を超えるユーザを前記1次決定ユーザとすることを特徴とした請求項38に記載の送信方法。
  41. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記第1プロファイル情報として、前記第2プロファイル情報のフィードバックに必要な無線リソース量を用いることを特徴とした請求項38から40の何れかに記載の送信方法。
  42. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記第2プロファイル情報に含まれるL個(Lは1以上の整数)の要素のうち、L1個(L1は1以上L以下の整数)を用いて前記1次決定ユーザの優先順位を決定し、優先順位があらかじめ決められた順位を超えるユーザを前記2次決定とすることを特徴とした請求項38に記載の送信方法。
  43. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対してビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する場合に、ビームフォーミングを適用しない場合の第1受信品質を推定し、前記第1受信品質が所要値を超える場合にはビームフォーミングの非適用と仮決定し、超えない場合にはビームフォーミングを適用した場合の第2受信品質を推定し、前記第2受信品質が前記第1受信品質を上回る場合にはビームフォーミング適用と仮決定し、上回らない場合にはビームフォーミング非適用と仮決定して、前記仮送信モード制御信号を生成する請求項33から35の何れかに記載の送信方法。
  44. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、前記プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、いずれかP1個(P1は1以上P以下)があらかじめ決められた基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項33から35の何れかに記載の送信方法。
  45. 前記送信信号制御ステップにおいて、
    前記プロファイル情報を用いてNユーザ各々に対するビームフォーミングの適用・非適用を仮決定する際に、プロファイル情報に含まれるP個(Pは1以上の整数)の要素のうち、あらかじめ決められたP2個(P2は1以上P以下)の全てが基準値を上回るユーザに対してビームフォーミングの適用と仮決定し、それ以外の全てのユーザに対してビームフォーミングの非適用と仮決定し、仮送信モード制御信号を生成する請求項33から35の何れかに記載の送信方法。
  46. 受信装置に信号を送信するM本(Mは2以上の整数)のアンテナを備えた送信装置の送信方法のプログラムであって、
    コンピュータに、
    Nユーザ(Nは2以上の整数)のプロフィル情報を入力として、
    前記プロファイル情報を用いて、Nユーザ各々へ配分する無線リソース量とその配置および、ビームフォーミングの適用・非適用を決定して、前記配分する無線リソース量とその配置を示す無線リソース制御信号と前記適用・非適用の結果を示す送信モード制御信号を生成して出力する送信信号制御処理と、
    Nユーザの送信データと前記無線リソース制御信号と、前記送信モード制御信号を入力として、前記無線リソース制御信号に基づいて無線リソースが割り当てられたN1ユーザ(N1は1以上N以下の整数)へ無線リソースの割り当てを行い、前記送信モード制御信号が適用を示N2ユーザ(N2は0以上N1以下の整数)にはビームフォーミングを適用して前記送信データから前記送信信号を生成し、非適用を示すN3ユーザ(N3は0以上N1以下の整数で、N2+N3=N1)に対してはビームフォーミングを適用せずに前記送信データから前記送信信号を生成して、生成された前記送信信号を出力する送信信号生成処理とを実行させるプログラム。
  47. 請求項46のプログラムを記録する記録媒体。
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