JPWO2006095418A1 - 付け爪 - Google Patents
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- A45D31/00—Artificial nails
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Abstract
【課題】 付け爪(A1)は、基材(1)が、透明材料からなり、基材(1)の凸面(1a)上には、装飾模様2が形成されている。このことにより、装飾模様(2)は、凹面(1b)側の模様として表れ、かつその形成が容易である。好ましくは、装飾模様(2)には、白色の不透明層(3)が形成されている。このことにより、使用者が好みの模様を凸面(1a)側に施すことができる。
Description
本発明は、人の生爪に接着することにより、指先を装飾するための付け爪に関する。
おもに女性の指先を装飾するものに、いわゆるネイルアートがある。このネイルアートの一手法として、付け爪を用いることが普及している。付け爪には、人の生爪が長くなったように見せる、あるいは、表面に施された模様により華やかな印象を与える、などの効果がある。また、付け爪を生爪に接着した後に付け爪の表面に好みの模様を施すことが、一般需要者の間にも広まりつつある。
このような付け爪としては、図5に示すものがある(たとえば特許文献1参照)。本図に示された付け爪Xは、湾曲形状の基材91を備えており、その凹面91b上に装飾模様92が形成されている。この装飾模様92は、花柄などの模様として視認されるものである。付け爪Xを生爪に接着する際には、凹面91bの図中左端寄りの部分と生爪の先端寄りの部分とを接着する。これにより、生爪の表側には、付け爪Xの凸面91aが繋がることとなる。凸面91aは無地であるため、好みの模様を付することが可能である。一方、生爪の裏側には、凹面91bの図中右側部分が延出することとなる。したがって、生爪があたかも長くなったように見せるとともに、生爪の裏側に花柄模様が施されたように見せかけることができる。したがって、付け爪Xには、ネイルアートを手軽に楽しめるという利点がある。
しかしながら、装飾模様92を凹面91bに塗布することは、凸面91aに塗布する場合と比べて困難である。たとえば、筆やエアブラシを用いた手作業によって塗布することは可能であるが、印刷機械などを用いた自動塗布は現実的ではない。これが原因となって、付け爪Xの製造工程は、完全に自動化するには至っていない。したがって、コスト低減が阻害され、付け爪Xを一般需要者に広く普及させる上で問題となっていた。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、裏側に模様が表されているにもかかわらず、自動生産に適した付け爪を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される付け爪は、厚さ方向に離間する凸面および凹面を有する基材を備える付け爪であって、上記基材は、透明材料からなり、上記凸面上には、上記基材を介して上記凹面側から視認するための装飾模様が形成されていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記装飾模様上には、不透明層がさらに形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記不透明層は、白色である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明に係る付け爪の第1実施形態を示している。本実施形態の付け爪A1は、基材1と、基材1上に積層された装飾模様2および不透明層3とを備えている。
基材1は、凸面1aおよび凹面1bを有する湾曲形状であり、透明樹脂からなる。透明樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート系樹脂などがある。図2において、凸面1aが向いている図中上側が、付け爪A1の表側であり、凹面1bが向く図中下側が、付け爪A1の裏側である。また、基材1は、厚肉部11および薄肉部12を有している。厚肉部11は、指Fの生爪Nと同程度の厚さとされており、生爪Nが長くなったように見せるための部分である。薄肉部12の裏側は、接着面1cとされている。付け爪A1を生爪Nに対して接着する際には、接着面1cを生爪Nの先端寄りの部分に接着する。厚肉部11と薄肉部12との間には段差がある。この段差を生爪Nの先端に沿わせることにより、付け爪A1を生爪Nに対して容易に位置合わせすることができる。付け爪A1を生爪Nに接着した後には、指Fや生爪Nの形状に合わせて、厚肉部11を適宜切断してもよい。
基材1の凸面1a上には、装飾模様2が形成されている。装飾模様2は、たとえば、アクリル系塗料を塗布することにより形成されている。図3に示すように、付け爪A1の裏側から向かってきた光は、凹面1bから入射し、基材1を透過して装飾模様2により反射され、再び基材1を透過して凹面1bから出射していく。それゆえ、装飾模様2は、付け爪A1の裏側の模様として視認される。本実施形態においては、装飾模様2は、互いに色が異なる複数種類のアクリル系塗料を用いて、これらを蛇行した縞状に塗布することにより形成されている。これにより、図1に示すように、付け爪A1の裏側には、縞状の模様が表れている。
装飾模様2上には、不透明層3が形成されている。不透明層3は、たとえば、アクリル系塗料を塗布することにより形成される。本実施形態においては、白色のアクリル系塗料が用いられている。図3に示すように、付け爪A1の表側から向かってきた光は、不透明層3により反射され、装飾模様2には達しない。このため、付け爪A1の表側には、装飾模様2が模様としては視認できない。たとえば、付け爪A1の使用者が不透明層3の表面に好みの模様を施せば、これが付け爪A1の表側の模様となる。
次に、付け爪A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、装飾模様2が、付け爪A1の裏側の模様として視認される。装飾模様2は、基材1の凸面1a上に形成されるために、塗布することが比較的容易である。たとえば、凹面1bに装飾模様2を塗布する場合と比べて、より細かい模様を塗布することが可能である。また、複数色の塗料を用いて、これらを複数回塗布する場合には、各色の塗料を適切な位置に塗布しやすい。これにより模様がずれることを防止して、模様を鮮明に塗布することができる。したがって、付け爪A1の裏側に、鮮明かつ緻密な模様を表すことが可能であり、装飾性を高めることができる。
また、装飾模様2は、凸面1a上に形成されるため、たとえばインクジェットまたは熱転写などの印刷手法を用いて塗布することが容易である。このため、付け爪A1の製造工程を自動化することができる。したがって、コストの低減を図ることが可能であり、付け爪A1を一般需要者に広く普及させることができる。
不透明層3が白色であることにより、凸面1aに模様を施すための塗料としてより多くの色の塗料を使用することが可能である。したがって、使用者は、付け爪Aの凸面1aに自由に模様を付することができる。一方、不透明層3は、白色であれば、さらにその上に様々な模様を塗布するのに適しているが、たとえば、黄色や桃色など、白色以外としてもよい。このようにすれば、白色のものとは別意の美観を創出することができる。
図4は、本発明に係る付け爪の第2実施形態を示している。なお、第2実施形態については、上記第1実施形態について既述した要素と同一または類似の要素を同一符号で示し、その説明を適宜省略する。
本実施形態の付け爪A2は、第1実施形態の付け爪A1における不透明層3が形成されていない点が付け爪A1と異なる。すなわち、付け爪A2は、基材1と基材1の凸面1a上に形成された装飾模様2とからなる。本実施形態の装飾模様2は、複数の樹脂が塗布されたものであり、複数の紋状模様と、これの背景としての砂状模様とを表している。本実施形態から理解されるように、本発明でいう装飾模様2は、凸面1aの全てを覆うものに限定されず、その一部を覆うものであってもよい。また、装飾模様2は、複数の領域に分割されていてもよい。
本実施形態によれば、装飾模様2により付け爪A2の表側と裏側との両側に同じ模様が表れる。このため、使用者がさらに凸面1a上に模様を塗布しなくても、指先を華やかに見せることが可能である。したがって、付け爪A2によれば、指先の装飾をより手軽に楽しむことができる。また、使用者の好みにより、装飾模様2を覆い隠すように不透明な樹脂などを塗布すれば、その時々の気分に応じた外観とすることができる。
本発明に係る付け爪は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る付け爪の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
付け爪は、上述した実施形態のように、生爪の先端部分のみを覆うように装着するタイプに限定されず、生爪の全体を覆うタイプであってもよい。不透明層としては、無地のものを形成すれば、使用者の好みに応じた模様を付するといった使い方が可能となるが、本発明はこれに限定されず、不透明層自体が、複数色の塗料からなるものであってもよい。さらに、不透明層上に模様が施されていてもよい。
Claims (3)
- 厚さ方向に離間する凸面および凹面を有する基材を備える付け爪であって、
上記基材は、透明材料からなり、
上記凸面上には、上記基材を介して上記凹面側から視認するための装飾模様が形成されていることを特徴とする、付け爪。 - 上記装飾模様上には、不透明層がさらに形成されている、請求項1に記載の付け爪。
- 上記不透明層は、白色である、請求項2に記載の付け爪。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2005/004058 WO2006095418A1 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 付け爪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPWO2006095418A1 true JPWO2006095418A1 (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=36953029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007506951A Pending JPWO2006095418A1 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 付け爪 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JPWO2006095418A1 (ja) |
WO (1) | WO2006095418A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542037U (ja) * | 1978-09-09 | 1980-03-18 | ||
JP2003245121A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-09-02 | Kmc Exim Corp | 下側にデザインを有する人工爪 |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2007506951A patent/JPWO2006095418A1/ja active Pending
- 2005-03-09 WO PCT/JP2005/004058 patent/WO2006095418A1/ja not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5542037U (ja) * | 1978-09-09 | 1980-03-18 | ||
JP2003245121A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-09-02 | Kmc Exim Corp | 下側にデザインを有する人工爪 |
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Publication number | Publication date |
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