JPWO2006075354A1 - 画像処理システム - Google Patents

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Abstract

伝送路に直列に接続される通信インタフェース42を有すると共に、制御対象の検出位置を取得して位置検出信号を出力する第1モータ制御装置40と、伝送路に直列に接続される通信インタフェース32を有し、位置検出信号を記憶するメモリ34を有すると共に、ワーク60を撮像して画像処理に基いた画像処理信号を発生する画像処理装置30と、画像処理装置30、第1モータ制御装置40を通信制御するマスタ装置10とを備えた画像処理システムであって、画像処理装置10は、外部からの開始指令に基づき画像処理を開始すると共に、位置検出信号をメモリ32に記憶し、画像処理信号と共に、位置検出信号をマスタ装置10に出力する、画像処理システム。

Description

本発明は、画像を撮像するタイミングにおける位置検出信号と画像処理装置の画像処理信号とを合成してマスタ装置に送信する画像処理システムに関するものである。
従来の画像処理システムは、被制御対象の検出位置を位置情報装置から位置検出信号として伝送路を介してマスタ装置に伝送し、マスタ装置からの開始指令により画像処理装置は画像処理を開始し、該画像処理の結果としての画像処理信号をマスタ装置へ伝送するようにしている。このような従来技術として下記特許文献1が知られている。
日本国特開平10−320021号公報
しかしながら、上記画像処理システムでは、画像処理装置が画像処理を開始するタイミングにおける位置検出信号が不明確であり、位置検出信号と画像処理信号とをマスタ装置で合成するが、両者のタイミングの整合が図れていないため位置検出の精度が得られない問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、位置信号と画像処理信号との合成のタイミングの整合を迅速に精度良く図る画像処理システムを提供することにある。
第1の発明に係る画像処理システムは、前記伝送路に直列に接続される通信インタフェースを有すると共に、制御対象の検出位置を取得して位置検出信号を出力する位置情報装置と、前記伝送路に直列に接続される通信インタフェースを有し、前記位置検出信号を記憶する記憶手段を有すると共に、被撮像対象を撮像して画像処理に基いた画像処理信号を発生する画像処理装置と、前記画像処理装置、前記位置制御装置を通信制御するマスタ装置とを備えた画像処理システムであって、前記画像処理装置は、外部からの開始指令に基づき前記画像処理を開始すると共に、前記位置検出信号を前記記憶手段に記憶し、前記画像処理信号と共に、前記位置検出信号を前記マスタ装置に出力する、ことを特徴とするものである。
第2の発明に係る画像処理システムにおける画像処理装置は、位置検出信号と画像処理信号とを合成してマスタ装置に出力する、ことを特徴とするものである。
第3の発明に係る画像処理システムにおける画像処理装置は、位置検出信号の変化量と位置検出信号の更新周期とに基き、開始指令が発生するタイミングにおける制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第1補正位置信号として得る、ことを特徴とするものである。
第4の発明に係る画像処理システムにおける画像処理装置は、伝送路における位置検出信号の更新周期に基き、開始指令が発生するタイミングにおける制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第2補正位置信号として得る、ことを特徴とするものである。
第5の発明に係る画像処理システムは、位置情報装置にIDコード又は位置検出信号の出力遅れ時間値が付加されており、画像処理装置は、出力遅れ時間をIDコード又は遅れ時間値に基いて、開始指令における制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第3補正位置信号として得る、ことを特徴とするものである。
第6の発明に係る画像処理システムにおけるマスタ装置は、伝送路の通信遅れ時間と位置検出信号の出力遅れ時間を演算して求め、該通信遅れ時間及び出力遅れ時間を伝送路を介して画像処理装置の記憶手段に設定し、開始指令のタイミングにおける位置を、位置検出信号により補正して第4補正位置信号を得る、ことを特徴とするものである。
第1の発明によれば、画像処理装置は、開始指令に基づき画像処理を開始すると共に、位置検出信号を記憶手段に記憶し、画像処理信号と共に、位置検出信号をマスタ装置に出力するようにしたので、画像処理を開始する時点の位置検出信号と画像処理信号とをマスタ装置が同時に取得できる。したがって、位置情報装置の位置検出信号と画像処理装置の画像処理信号との融合を図ることにより位置検出の精度が向上するという効果がある。
第2の発明によれば、画像処理装置は、位置検出信号と画像処理信号とを合成してマスタ装置に出力したので、マスタ装置において上記合成が不要となり、マスタ装置の処理が軽減できるという効果がある。
第3の発明によれば、位置検出信号の変化量と位置検出信号の更新周期とに基き、開始指令が発生するタイミングにおける制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第1補正位置信号として得たので、画像処理信号と位置信号との融合を高精度に図れるという効果がある。
第4の発明によれば、伝送路における位置検出信号の更新周期に基き、開始指令が発生するタイミングにおける制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第2補正位置信号として得たので、画像処理信号と位置信号との融合を高精度に図れるという効果がある。
第5の発明によれば、位置情報装置にIDコード又は位置検出信号の出力遅れ時間値が付加されており、画像処理装置は、出力遅れ時間をIDコード又は遅れ時間値に基いて、開始指令における制御対象の位置を、位置検出信号を補正することにより第3補正位置信号として得たので、画像処理信号と位置信号との融合を高精度に図れるという効果がある。
第6の発明によれば、伝送路の通信遅れ時間と位置検出信号の出力遅れ時間を演算して求め、該通信遅れ時間及び出力遅れ時間を伝送路を介して画像処理装置の記憶手段に設定し、開始指令のタイミングにおける位置を、位置検出信号により補正して第4補正位置信号を得たので、画像処理信号と位置信号との融合を高精度に図れるという効果がある。
本発明の一実施の形態による画像処理システムを示す全体ブロック図である。 実施の形態による画像処理システムの斜視図である。 実施の形態による画像処理システムの伝送路上を送受信されるデータ構成図である。 実施の形態による画像処理システムのデータ構成図である。 実施の形態による画像処理システムの画像情報図である。 本発明の他の実施の形態による画像処理システムの位置情報の更新状態図である。 本発明の他の実施の形態による画像処理システムの位置検出信号のタイムチャートである。
符号の説明
10 マスタ装置、22,24,26 シリアルペアケーブル、30 画像処理装置、32,42,52 インタフェース、40 第1モータ制御装置、50 第2モータ制御装置、60 ワーク、70 XYテーブル。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1乃至図5によって説明する。図1は実施の形態による画像処理システムのブロック図、図2は半導体チップをカメラで撮像する撮像装置を含む全体斜視図、図3は画像処理システムの伝送路上を送受信されるデータ構成図、図4は画像処理システムのデータ構成図、図5は画像処理装置が撮像した画像情報と位置検出器の検出位置とを示した曲線図である。
図1及び図2において、XYテーブル70は、該テーブル70をX軸方向に移動させる第1モータ45と、XYテーブル70をY軸方向に移動させる第2モータ55とを有している。XYテーブル70には、半導体チップとしてのワーク60が位置決めすることなく載せられている。
画像処理システムは、位置指令などを発生するマスタ装置10を有しており、該マスタ装置10に高速シリアルペアの第1ケーブル22を介しワーク60を撮像し、画像処理して正確な位置を検出して画像処理信号を出力する画像処理装置30が接続されている。画像処理装置30が高速シリアルペアの第2ケーブル24を介して第1位置情報装置としての第1モータ制御装置40に接続されている。第1モータ制御装置40には、高速シリアルペアの第3ケーブル26を介して第2位置検出信号を出力する第2位置情報装置として第2モータ制御装置50が接続されている。マスタ装置10に対して画像処理装置30、第1モータ制御装置40、第2モータ制御装置50が直列にディジーチェーン接続され、省配線により形成されている。
第1モータ45、第2モータ55の回転軸には、それぞれの回転位置を検出してそれぞれ第1,第2検出位置を検出する第1位置検出器44、第2位置検出器46が結合されている。
第1モータ制御装置40は、AB相という2相のパルス信号列により第1検出位置を取得して第1位置検出信号を出力すると共に、第1モータ45を制御するように形成されており、同様に、第2モータ制御装置50は、第2検出位置を取得して第2位置検出信号を送信すると共に、第2モータ55を制御するように形成されている。
マスタ装置10は、CPU11と、CPU11の動作制御プログラムを格納するROM13およびワークエリアとなるRAM15、これらを接続するバス17を有しており、バス17には、画像処理装置30、第1及び第2位置検出器40,50(以下、検知装置80という)との間でシリアル通信を実行するための高速シリアル通信用のインタフェース(I/F)19が接続されている。CPU11は、プログラム処理に基づいてインタフェース19を介して第1,第2,第3ケーブル22、24、26から成る伝送路に検知装置80から送信された検出位置などを取得したり、検知装置80に伝送路を介して指令信号を送信したりするように形成されている。
画像処理装置30には、マスタ装置10と通信される通信インタフェース(I/F)32と、第1及び第2位置検出器40,50の検出位置等を記憶するメモリ34とを有している。第1モータ制御装置40には、該伝送路に第1位置検出信号を出力するための通信インタフェース(I/F)42を有している。第2モータ制御装置50には、該伝送路に位置信号としての第2位置検出信号を出力するための通信インタフェース(I/F)52を有している。
高速シリアル通信は、図1に示すように第1〜第3ケーブル22,24,26をマスタ装置10から検知装置80に対して通信を成す下り通信と、該検知装置80からマスタ装置10に通信を成す上り通信とから成る二本の伝送路を有する相互通信で形成されている。
下り通信は、図3に示すようにマスタ装置10から一定の処理周期で伝送路に下り通信用データ101が出力される。通信用データ101は、最初に同期データが出力され、次に、各伝送路に接続された検知装置80への指令が画像処理装置30への第1局データ、第1モータ制御装置40への第2データ、第2モータ制御装置50への第3データと局番順にN局データまで出力される。上り通信は、図3に示すように検知装置80から一定の処理周期で伝送路に上り通信用データ103が出力され、最初に第1局データ、第2データと局番順にN局データまで出力される。
下り通信の第N局データ151は、図4に示すように開始フラグ、局アドレス、データ、CRC、終了フラグの順番で形成されている。ここで、開始フラグはデータの伝送開始を示し、局アドレスはデータの送付先及び送付元を示す情報、データは送信データを示し、CRCは送信信号の信頼性を確保するためのチェック信号、終了フラグは一連のデータ送信パッケージの終了をそれぞれ示すデータである。
検知装置80は、自分宛の指令であるか否かを局アドレスで確認し、マスタ装置10からの指令に対して受信・処理する。局アドレスの設定は、検知装置を形成する各々の装置等にロータリスイッチが設けられており、該ロータリスイッチの設定番号が重複しないように設定されている。
一方、上り通信は、同期データ21を受けて、検知装置80から局アドレスに応じて時分割にて順次下り通信と同じ開始フラグ、局アドレス、データ、CRC、終了フラグの順番で情報伝送を成すように形成されている。したがって、検知装置80は、下り通信によりマスタ装置10からの指令を局アドレスに基づき受信するとともに、上り通信により定期的に位置情報を図4の通信フォームにより出力する。
画像処理装置30では、自局アドレス以外の伝送路上を流れる他局の伝送データの中から第1及び第2位置検出器40,50の検出位置を周期的に入力し、下り通信によりマスタ装置10からの指令を局アドレスに基づき受信するとともに、上り通信により定期的にデータを図3の通信フォームに従って出力する。
次に、画像処理装置30がワーク60を撮像して画像処理した結果と位置検出器44,46との検出位置との関係を図5に示す。
図5において、X軸は第1位置検出器44のベクトル方向、Y軸は第2位置検出器46のベクトル方向を表す。210は画像処理装置30の画面、220は画像処理装置30が撮像したワーク60の画像であり、O点は画像処理装置30の基準座標点(X0,Y0)である。画像210のXg軸、Yg軸は画像処理装置30の画像のX軸方向、Y軸方向、A点は画像処理装置30が演算したワーク203の重心点データ(Xa,Ya)である。
ここで、画像処理装置30のXg軸、Yg軸と、XYテーブル41のXY座標を表すX軸、Y軸、即ち第1及び第2位置検出器40,50の座標方向は一致しているものとする。画像処理装置30の画像検出位置と第1及び第2位置検出器44,46の第1及び第2検出位置とは同一の単位とする。
画像処理装置30が画像処理を開始した時にメモリ34が記憶した第1及び検出位置をそれぞれ(X21,Y31)とすると、画像処理装置30が撮像して画像処理して得られたワーク60の重心座標位置(Xc,Yc)は、下記となる。
(Xc,Yc)=(X21,Y31)+(Xa,Ya)
画像処理装置30は第1及び第2検出位置と処理信号とを加工合成した上記重心座標位置(Xc,Yc)を伝送路に位置信号として出力し、マスタ装置10に送信する。これにより、マスタ装置10は、上記のように演算処理をすることなく、画像処理装置30が出力した加工合成された位置信号を使用できる。
上記のように構成された画像処理システムの動作を図1乃至図5を参照して説明する。マスタ装置10は、プログラム処理に基づき画像処理装置30に画像データを画像処理させるために、インタフェース19を介して画像処理の開始指令をデータ33として送信する。
画像処理装置30は、伝送路を通じて下り通信にてデータ33として受信した画像処理の開始指令に基いてワーク60を撮像して画像処理を開始すると共に、上り伝送路に送られていた第1及び第2位置検出器40,50の第1及び第2検出位置をメモリ34に記憶する。
画像処理装置30は、画像処理が完了すると、ワーク60の重心位置情報と共に、画像処理を開始したタイミングにおける第1及び第2検出位置を、上り通信にて伝送路を通じてマスタ装置10に送信する。
上記のように本実施の形態によれば、マスタ装置10、第1及び第2モータ制御装置40,50、画像処理装置30に通信インタフェース32を設けるとともに、該シリアル通信インタフェース32を高速シリアルペアのケーブル22,24,26で、ディジーチェーン形式で直列に接続して通信するように形成されている。これにより、画像処理装置30は画像処理開始時の第1及び第2位置検出器44,46からの第1及び第2検出位置を得ることができる。
これにより、画像処理装置30は画像処理後の画像処理信号に第1及び第2位置検出器44,46の第1及び第2検出位置を組合せた情報として出力することができる。したがって、マスタ装置10は、画像処理装置30から補正処理された位置信号が得られるようになる。
なお、画像処理装置30を用いるには、周知のキャリブレーションと称する座標系のベクトル方向を合わせる作業と画面画素あたりの実距離を定義付ける作業をしなければならない。
実施の形態2.
本発明の他の実施形態を図1及び図6によって説明する。図6は第1及び第2画像処理装置が位置検出器の検出位置を読み込んだ結果を示す曲線図である。
図6において、P(n-2)は前々回の取得した検出位置、P(n-1)は前回の取得した検出位置、P(n)は最新の検出位置を示す。マスタ装置10からの画像の開始指令を画像処理装置30が受信しても、画像処理装置30は即時に画像処理を開始することができず、何らかの遅れ時間が生じる。
一方、XYテーブル70が移動を継続していると、画像処理装置30が検出位置をメモリ34に記憶しても、厳密には画像の開始指令時の検出位置ではない。よって、開始指令時の位置とするには、検出位置の補正処理が必要となる。
具体的には、検出位置の更新周期がiTであり、画像処理装置30の遅れ時間をΔtとした場合、画像処理装置30は、最新の位置情報P(n)と前回の位置情報P(n-1)の2点で補正する場合、下記に示す一次の連立方程式を解いて、定数a,bを求める。
y1=ax1+b
y2=ax2+b
ここに、x1:時間t1の時の位置
x2:時間t2の時の位置
画像の開始指令時の補正位置Phは、下式にて補正できる。つまり、検出位置の更新周期と第1検出位置の変化量とから第1位置補正位置としての第1位置補正信号を得る。
Ph=P(n)+{P(n)−P(n-1)}/(iT・Δt)
また、3点で補正する場合は、y=ax2+bx+cのように2次式で表した下記の連立方程式を解いて、定数a,b,cを求める。
aX12+BX1+c=y1
aX22+bX2+c=y2
aX32+bX3+c=y3
ここに、x3:時間t3の時の位置
画像の開始指令時の補正位置Phは、下記となる。
Ph={P(n-2)-2P(n-1)+P(n)}/(2iT)・A・A
+{-P(n-2)+4P(n-1)−3P(n)})/(2iT)・A+P(n)
ここに、A:Δt/iT
本実施の形態において、補正する位置情報にマスタ装置10からの位置指令信号を活用して、等速指令時は2点での補正し、加速・減速区間では3点での補正等と切り変えるようにしても良い。
実施の形態3
本発明の他の実施形態を図1及び図2、図7によって説明する。図7は画像処理装置が位置情報を取得するまでのタイムチャートである。
上記実施の形態では、第1及び第2位置検出器の通信遅れ時間、第1及び第2モータ制御装置40,50の通信遅れ時間を考慮することなく説明したが、実際には、該遅れ時間が生じる。この遅れ時間を補正して、画像処理の開始指令の発生タイミングと一致する画像処理システムについて説明する。
第1,第2位置検出器44,46からの第1,第2検出位置をそれぞれ第1,第2モータ制御装置40,50に送信するのに、遅れ時間taを生じる。第1,第2モータ制御装置40,50は、受信した第1,第2検出位置を生成してモータ制御指令を発生すると共に、第1,第2モータ45,55の現在検出位置を通信インタフェース42,52を介して伝送路に出力するのに、遅れ時間tbが生じる。伝送路のシリアル通信は、送信可能なタイミングが局番ごとに設定されている。よって、第1,第2モータ制御装置40,50における通信順になるまで伝送路に送信できないので、遅れ時間tcが生じる。
画像処理装置30は、画像の開始理指令を受信すると共に、全ての検出位置を安定して取得するために、次の更新周期における同期信号により画像処理を開始している。この遅れ時間tdを要する。
よって、画像処理装置30が開始指令のタイミングにおける検出位置をメモリ34に記憶したとしても、XYテーブルの動きよりも遅れた検出位置になる。したがって、第1,第2位置検出器44,46が検出位置を検知した時点からモータ制御装置40,50を介して画像処理装置30が画像処理を開始するまでの遅れ時間を設定し、該遅れ時間を上記実施の形態2に示すように、演算式のΔtとすることで、検出位置の遅れ時間による検出位置の変動を補正して第3補正位置信号を得る。これにより、画像処理装置30が開始指令のタイミングにおける正確な検出位置を検知することができる。
この遅れ時間は、第1及び第2モータ制御装置40,50が初期通信時に画像処理装置30等のID信号又は遅れ時間設定値を発信し、画像処理装置30が該ID信号又は遅れ時間設定値に基いた遅れ時間値を設定する手段がある。
また、画像処理装置30は、第1及び第2モータ制御装置40,50からの検出位置信号に対して更新周期の一周期分、つまり遅れ時間tcと遅れ時間tdの和だけ遅れることになるので、その遅れ時間も補正することが好ましい。
なお,遅れ時間の補正は、画像処理装置30が第1及び第2モータ制御装置40,50からの位置信号に基いて実施すると説明したが、マスタ装置10は、該ID信号又は遅れ時間設定値に基いた遅れ時間値を設定しても良い。このようにして位置信号を補正したものを第4補正位置信号という。
本発明に係る画像処理システムは、位置検出器によりモータの位置を検出し、ワークを画像処理すると共に、画像処理により得られた位置を用いてモータ等を制御するシステムに適している。

Claims (6)

  1. 伝送路に直列に接続される通信インタフェースを有すると共に、制御対象の検出位置を取得して位置検出信号を出力する位置情報装置と、
    前記伝送路に直列に接続される通信インタフェースを有し、前記位置検出信号を記憶する記憶手段を有すると共に、被撮像対象を撮像して画像処理に基いた画像処理信号を発生する画像処理装置と、
    前記画像処理装置、前記位置制御装置を通信制御するマスタ装置とを備えた画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、外部からの開始指令に基づき前記画像処理を開始すると共に、前記位置検出信号を前記記憶手段に記憶し、前記画像処理信号と共に、前記位置検出信号を前記マスタ装置に出力する、
    ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記画像処理装置は、前記位置検出信号と前記画像処理信号とを合成して前記マスタ装置に出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記画像処理装置は、前記位置検出信号の変化量と前記位置検出信号の更新周期とに基き、
    前記開始指令が発生するタイミングにおける前記制御対象の位置を、前記位置検出信号を補正することにより第1補正位置信号として得る、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  4. 前記画像処理装置は、前記伝送路における前記位置検出信号の更新周期に基き、前記開始指令が発生するタイミングにおける前記制御対象の位置を、前記位置検出信号を補正することにより第2補正位置信号として得る、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  5. 前記位置情報装置にIDコード又は前記位置検出信号の出力遅れ時間値が付加されており、
    前記画像処理装置は、前記出力遅れ時間を前記IDコード又は遅れ時間値に基いて、前記開始指令における前記制御対象の位置を、前記位置検出信号を補正することにより第3補正位置信号として得る、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  6. 前記マスタ装置は、前記伝送路の通信遅れ時間と前記位置検出信号の出力遅れ時間を演算して求め、該通信遅れ時間及び前記出力遅れ時間を前記伝送路を介して前記画像処理装置の前記記憶手段に設定し、前記開始指令のタイミングにおける前記位置を、前記位置検出信号により補正して第4補正位置信号を得る、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
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