JPWO2005114860A1 - セル・サーチ処理のスケジューリング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)のような、大部分の移動システムでは、進行中の通話がある場合さえも、周期的なセル・サーチを行なわなければならない。その結果、あるセルから次のセルへの移行ができると共に、現在使用されたセルからの信号の品質が低下しても、よりよい信号品質の別の利用可能なセルがあれば、進行中の通話が中断されない。
さらに、W−CDMAのようなスペクトル拡散通信に依存する移動システムにおいては、その送信及び受信プロトコルは、一般に、移動局が送信と受信を一時的に中断して、異なる無線通信路上でセル・サーチを行なうことが可能なように設計されている。移動局と基地局の両方が、全体的に平均的なデータ信号速度を維持するために一時的にデータ信号速度を増加させることにより補正するので、送信と受信の瞬間の割込みはデータ損失を引き起こさない。UMTSのような、いくつかのモバイルW−CDMAシステムにおいて、この機能は圧縮モード(compressed mode)と呼ばれている。圧縮モードは、テレコミュニケーション・ネットワークによって一般的にコントロールされる。送信休止あるいはギャップのシーケンスの実行に先立って、ネットワークは、コントロールチャネルを使用して、モバイル端末にギャップの正確なタイミングを通知する。その後、現在の公称周波数と異なる周波数上でセル・サーチおよび測定を行なうために、モバイル端末は用意された送信ギャップ・シーケンスを使用することを要求される。これは、周波数間(inter−frequency)セル・サーチ又は測定、あるいは周波数間動作と称されている。
デュアルW−CDMA(dual W−CDMA)およびGSM(Global System for Mobile Communications)端末のような多重無線通信アクセス技術を支援するモバイル端末については、ネットワークは無線通信アクセス技術(モバイル端末が現在接続されるものと異なる)に基づいて隣接のセルサーチの動作を実行するための圧縮モードギャップシーケンスを提供する。これはシステム間動作(inter−system activity)と呼ばれている。ネットワークは、例えば、周波数間動作のためのギャップ・シーケンス及びいシステム間動作のためのギャップ・シーケンスのために、いくつかの異なる圧縮モードギャップシーケンスを同時に供給する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)のようないくつかのモバイルW−CDMAシステムでは、セル・サーチ動作は、圧縮モードの実行以外のシナリオに、一時的休止と動作の再開を含む”bursty(バースト)”特性を有する。例えば、フォーワード(順方向)アクセス状態(forward access state)においては、端末は、ある無線チャネル上でセル・サーチを実行し、同時に異なる無線チャネル上のセルと交信することが考えられる。この場合、端末がフォーワードアクセス・チャネル上のデータのバースト(bursts)を送信している場合、その間セル・サーチは休止しなければらならい。他の場合において、モバイル端末は、動作停止(接続においてではなく)であっても、ページングチャネルのモニタリングを実行し、異なる無線周波数上の他のバースト(burst)が後続する公称のチャネル周波数上でセル・サーチ動作のバースト(burst)を実行するために、定期的に短い時間だけ動作する。このようなケースは、周波数内(intra−frequency)動作及び周波数間(inter−frequency)動作を行なうことに似ている。
1つ以上の異なるタイプのバースト(bursty)動作中にセル・サーチ動作を行なう方法を提供することは非常に有用であろう。必要とされるbursty動作のタイプによらず、モバイル端末によって利用することができるセル・サーチ動作の包括的なスケジューリング方法を提供することは特に有用であろう。各タイプのbursty動作のための専用の方法や技術を必要とする既存のスケジューリング方法と比較した場合、開発すること、テストすること、そして実施することが容易な包括的なスケジューリング方法を提供することもまた有用であろう。さらに、モバイル端末において効果的に実施できるセル・サーチ動作スケジューリング方法を提供することも有用であろう。
前記伝送キャップシーケンス中に実行するための適切なセル・サーチコマンドであって、所定の実行時間によって整理されたコマンドの規則的な周期のパターンのテーブルを保持し、
前記テーブルの前記コマンドを前記所定の実行時間に順次実行する
上記スケジューリング方法において、セル・サーチコマンドは、周波数内セル・サーチ動作、周波数間セル・サーチ動作あるいはシステム間セル・サーチ動作の2対上を休止し、再開するための休止と再開コマンドを含む。また、バーストモードが、W−CDMA 圧縮モードを含む。
上記スケジューリング方法において、予め定義された1つ以上の条件下での個別のセル・サーチコマンドの規則的な周期パターンのテーブルを作成するステップをさらに含む。
上記予め定義された条件が、いつバースト・モードが必要になるかといつ各セル・サーチ動作を割り込む必要があるかを含む。
上記予め定義された条件が、いつセル・サーチ動作の実行が必要になるか、前記テーブルの最後のコマンドがいつ実行されるかを含む。
上記予め定義された条件が、セル・サーチ動作が現に実行されている間に、セル・サーチコマンドの新たなパターンが通信網からいつ受信されるかを含む。
上記スケジューリング方法において、
規則的な周期パターンの前記セル・サーチコマンドのテーブルを作成するステップを有し、当該ステップを下記のステップを含む、
全てのアクティブなバーストモードパターンを、コマンドの規則的な周期パターンに分解すること、
前記テーブルに前記コマンドとコマンド実行時間を格納すること、
所定の実行時間に従って前記テーブル中の前記コマンドをソートすること。
以下の説明で、本発明のセル・サーチ動作スケジューリング方法の種々の機能を詳細に記述する。発明についての理解を助けるために、発明の好ましい実施例を示す図面への参照を用いて説明するが、本発明は図面に示された実施例に限定されるものではない。
図2は、図1に示された多重無線通信アクセスネットワークの一部を構成する移動局の機能構成を示すブロックである。
図3は、周波数内、周波数間およびシステム間セルサーチ動作中に施行される種々のセル・サーチ動作を説明するフローチャートである。
図4は、周波数内セル・サーチ動作及び周波数間セル・サーチ動作中の図2で示された移動局によって実行される動作の流れを示すタイミングチャートである。
図5は、周波数内セル・サーチ動作、周波数間セル・サーチ動作、システム間セル・サーチ動作中における図2に示される移動局の処理を示すタイミングチャートである。
図6は、図2に示されるモバイル端末で実行されたアクティブなバースト・モード・パターンの分解の処理を説明するタイミングチャートである。
図7は、セル・サーチ動作スケジューリング中に図2に示される移動局によって実行されるステップを説明するフローチャートである。
図8は、図7に図示されたセルサーチ動作スケジューリングの1ステップの間に一時テーブルに保存されたコマンドのソートについて説明する図である。
図2は、移動局28の主要な構成要素を示すブロック図である。移動局28は、アンテナ40と、受信した無線信号を基底帯域周波数へダウンコンバートするための復調器42と、さらに、ダウンコンバートされて復調された信号をデジタル化するためのアナログ・デジタル変換器44を含む。さらに、移動局28は、基地局14、16及び18のうちの1つからなるセルを探索し、そのセル用のダウンリンク・スクランブルコード(down link scrambling code)とフレーム同期を決定するためのW−CDMAセル・サーチ部46を含むW−CDMAブランチを有している。W−CDMA復調部48は、検知された拡散符号を有するW−CDMAセル・サーチ部46から出力されるコードを復調し、一方、W−CDMAデコーダ部50が、W−CDMA復調部48によって出力される復調された信号を復号する働きをする。同様に、移動局28は、移動局28のW−CDMA機構における構成部分と似た機能を備える、GSMセル・サーチ部52、GSM復調部54及びGSMデコーダ部56を含むGSM機構を有している。セル・サーチ部46及び52の選択的な動作は、システムコントローラ58によって制御される。第1のメモリ・デバイス60は、システム・コントローラ58の動作を制御する一連のプログラム命令を格納するために備えられ、また、第2の揮発性メモリデバイス62は、セル検索動作の実行においてシステム・コントローラ58によって使用されるデータの一時記憶領域として備えれている。
移動局28によって実行されるセル・サーチ動作における典型的な処理の流れが図3に示されている。ステップ70において、W−CDMAネットワーク12は、周波数内セル・サーチ動作を実行するために、移動局28に対して要求を送る。周波数内セル・サーチの間に実行されるコマンド及びそれらのコマンドのタイミングは、移動局28の揮発性メモリ62に保持される。ステップ72において、移動局28は、その周波数内セル・サーチ動作を実行する。
ステップ74において、W−CDMAネットワーク12は、周波数間セル・サーチ動作を実施するために移動局28へ要求を送る。言いかえれば、移動局28によって現在受け取られている信号と同じ周波数上で最も強い信号を送信するセルの周波数内セル・サーチを行なうのではなく、サーチは、異なる周波数上でW−CDMAネットワーク12の一部を形成する基地局であるセルのために実行される。ステップ76で、周波数間圧縮モードのパターンタイミングが、W−CDMAネットワーク12からモバイル端末28に送信される。このパターン・タイミングは、移動局28の揮発性メモリ62に格納される。ステップ78で、揮発性メモリ62に保持されたデータによって決定される時間において、その周波数間圧縮モードのパターンがアクティブとなる。ステップ80で、周波数内及び周波数間セル・サーチ動作の両方が実行され、その結果、2つのセル・サーチ機能が割り込まれるよう命じられる。ステップ82で、移動局28は、W−CDMAネットワーク12に対して周波数内及び周波数間セル・サーチ動作の結果を報告する。
また、ステップ84として、W−CDMAネットワーク12は、移動局28がシステム間サーチ動作を実行することを要求する。すなわち、W−CDMAネットワーク12におけるセル・サーチ動作を実行するのではなく、移動局はGSMネットワーク20におけるセル・サーチ動作を施行する。システム間圧縮モードのパターンタイミングも、ステップ84において移動局28へ送信される。ステップ86において、周波数内、周波数間及びシステム間セル・サーチ動作が割り込まれる。
システム・コントローラ58は、正確な規定時間で個々のセル・サーチ動作の処理を一時的に休止させるため、また、休止させたセル・サーチ動作を正確な規定時間でその後に再開させるために、移動局28のセル・サーチ部46、42の動作を選択的に制御する。セル・サーチ動作の中間結果は、揮発性メモリ62に記憶されることから、その結果、周波数内、周波数間及びシステム間のセル・サーチ動作のうちの何れか2つ以上を割り込ませることができる。
そのように割り込まれたセル・サーチ動作において実行される処理のシーケンス例を図4に示す。この図においては、システム・コントローラ58は、W−CDMAセル・サーチ部46に対して、周波数内セル検索要求101を発行する。この要求には、周波数内バーストの正確なスタート時間が含まれている。セル・サーチ部46は、スタート時間102にセル・サーチ動作を開始する。好ましくは、システム・コントローラ58によって制御される処理のタイミングは、システムクロック・サイクルによるセル・サーチ動作の正確なタイミングを可能にするために、ハードウェア的に提供される。セル・サーチ部46が周波数内セル・サーチ処理103を開始した直後に、確認応答104がシステム・コントローラ58に送信される。その後、システム・コントローラは、次に必要なセル・サーチ動作が正確な時間106での周波数内セル・サーチの休止であることを決定し、続いてその休止のための要求105をセル・サーチ部46に対して送信する。セル・サーチ部46の休止の後、確認応答107がサーチ部46からシステム・コントローラ58に返される。
確認応答107を受け取った後、システム・コントローラ58は、次に発行するコマンドが、時間109の正確なポイントで起動される周波数間セル・サーチ動作110の再開するコマンドであることを決定する。これにより、システム・コントローラ58は、W−CDMAセル・サーチ部46に対して、周波数間セルサーチ動作110を起動するために、それに対応する要求108を送信する。セル・サーチ部46が周波数間セル・サーチ動作を開始すると直ぐに、確認応答111がシステム・コントローラ58に返される。システム・コントローラ58は、必要な処理が正確な時間113での周波数間サーチの休止であることを決定し、続いて休止のための要求をセル・サーチ部46に対して送信する。セル・サーチ部が周波数間サーチ動作110を休止させた後、確認応答114がシステム・コントローラ58に返される。
図5は、周波数間セル・サーチ動作および周波数間セル・サーチ動作だけでなくシステム間セル・サーチ動作も実行する移動局28の例を示している。モバイル端末28は、圧縮モードパターン201内で実行される周波数間計測、異なる圧縮モードパターン202内で実行されるシステム間計測、圧縮モードパターン203の範囲を超えて実行される周波数内計測について、セル・サーチ動作をスケジューリングする。周波数内バースト205に、周波数間バースト207とシステム間バースト210が割り込まれる。
W−CDMAセル・サーチ部46は、上述した要求と確認の手法、例えば、周波数内バースト205に関する要求204、確認応答206を使用することにより制御される。周波数間動作バースト207が、周波数間パターン201の中で提供される反復の送信シーケンス・ギャップ中に発生し、一方、周波数間動作バースト210が、システム間パターン202中の送信ギャップ・シーケンス209間で発生するようにスケジュールされる。移動局28は、休止と再開の時間が、図5に示された圧縮モードパターンのエッジに対応するように、セル・サーチ部46への休止/再開コマンドを発行することにより、上述した特定の処理を実行する。
移動局28は、揮発性メモリ62に保持されている予め作成された一時テーブルからコマンドを検索することにより、周波数内セル・サーチ動作、周波数間セル・サーチ動作あるいはシステム間セル・サーチ動作のための休止又は再開コマンドかどうかを決定する機能を有する。それぞれのコマンドはテーブルから順番に検索され、システム・コントローラ58によって実行される。予め作成されたテーブルからコマンドを検索することが、2つ以上の割り込まれたセル・サーチ処理の実行に必要な動作のすべてであるので、このように予め作成されたテーブルの使用は、移動局において最小限の処理及びエネルギー資源の使用を必要とするだけの、シンプルで高速な処理を可能とする。
この休止と再開のコマンドのテーブルは、以下のような具体的な手法によって作成される。まず、全ての圧縮モード・ギャップ・パターンは、適切な休止および再開コマンドの規則的な周期パターンに分解される。これは、圧縮モード・ギャップ・パターン、あるいは他のバーストモード動作のパターンの、適切な休止および再開コマンドの規則的な周期のパターンへの分解と理解できる。これは、ギャップが個々のギャップの周期的に繰り返されたグループから成るのと同じように、3GPP標準の要素がバースト・モード・ギャップを指定することで可能となる。
例えば、図6において、周波数間圧縮モード・ギャップ・パターン301は、規則的に発生する2つの圧縮モード伝送ギャップ303及び304を含んでいることが示されいる。各圧縮モード伝送ギャップ304相互間だけでなく、各圧縮モード伝送303相互間が、標準伝送ギャップ・パターン周期302で隔てられている。圧縮モードのエッジに対応するコマンドの生成されたシーケンスは、ギャップ開始期間及びギャップ終了期間と呼ばれる。図6に示されるように、周波数間圧縮モード・ギャップ・パターン301は、規則的な周期のギャップ・パターン305、306、307及び308に分解される。圧縮モード伝送ギャップ303及び304の各々のギャップ開始及びギャップ終了期間は、同じ標準伝送ギャップ周期302で隔てられる。
ページング時に同調した計測あるいは順方向アクセスチャネル計測時に同調した計測のような、他のタイプのbursty(バースト)動作は、同様の同じ方法でコマンドの規則的な周期パターンに分解される。上記分解ステップは、実行されているbursty(バースト)計測のタイプに依存するが、記述されたスケジューリング処理の他の処理は、全てのタイプのbursty(バースト)動作に一般的である。
本発明の実施例は、モバイル端末28の種々の物理的な制限を解決するために追加のコマンドを生成するのに有効である。例えば、セル・サーチ装置と受信制御回路類の一般的な組み合わせでは、周波数内計測から周波数間計測へ、あるいはその逆への切り替えのための時間を必要とする。このために、各圧縮モードのエッジのための追加のコマンドを生成することが必要になる可能性がある。図6に示すように、周波数間ギャップ309の開始のためのコマンドは、休止コマンド310を先行させることが要求される。同じ仕組みに従って、コマンド・パターン311、312、313及び314は、コマンド・パターン305、306、307及び308から生成される。これにより、圧縮モード・パターン301は、システム・コントローラー58によって、それぞれ規則的で周期的なパターンである、コマンド305から314の8つのパターンに分解されている。この分解ステップは、図7において参照符号402で示されている。
その後、全ての規則的なコマンド・パターンからのコマンドは、ステップ404で、揮発性メモリ62の一時的テーブルに格納される。各コマンドについては、コマンドタイプ、及びコマンドがシステム・コントローラー58によって実行される正確な時間が記録される。この段階では、コマンドの格納順番は重要ではなく、この段階のコマンド時間を考慮することなく、各パターン305〜314からのコマンドを連続的に格納することが好ましい。例えば、図6を再度参照すると、パターン306に進む前に、コマンド・パターン305がメモリに完全に格納されてもよい。コマンドは、全てのパターンが揃うまで、あるいは一時的テーブルが一抔になるまで、一時的テーブルに順次追加される。一時記憶テーブルへコマンドを追加するこの処理ステップは、反復メモリ操作の高速実行を可能にするデジタル・シグナル・プロセッサーに対する発明の実施によって効果的に最適化される。
この段階における一時的テーブルへのコマンドの配置の典型的な例が、図8の501で示されている。この図8から、コマンド名(5a、5b等)が図6に示されたコマンド名に対応していることが分かる。代表的な例だけであるが、圧縮モード・ギャップ・グループの2つの周期を示している。実際には、反復の数がもっと多いので、コマンド・テーブルを生成する方法を最適化することの恩恵はより増大する。この反復の数は、3GPP標準文書(3GPP standards documents)において「伝送ギャップ反復計算」と記述されている。
ステップ406で、一時的テーブル中の全てのコマンドは、システム・コントローラー58によって所定の実行時間に基づいて昇順にソートされる。このステップの例が、図8において参照番号502で示されている。好ましくは、システム・コントローラー58によって利用されるソートアルゴリズムには、いわゆる再帰を必要としない高速な汎用ソートアルゴリズムである「シェルソート」アルゴリズムが用いられる。一方、厳しいメモリ制約がシステム・コントローラー58に課されない場合、最適化された解決法は再帰的なアルゴリズム「Quick Sort」である。このステップの結果、コマンドの一時的テーブルは所定の実行時間に基づいて整理される。テーブル中のコマンドの最後の配置状態が、図8において参照符号503で示される。ここでも、コマンド名(5a(5bなど))は、図6において参照されたコマンド名に対応している。ソートされたテーブルは、オーバーラップするギャップや、互いに閉じていてモバイル端末28の物理的限界を破るギャップのような、不正な特定パターンがあるかが随時チェックされる。
バーストモード・セル・サーチ動作が必要であることを、すなわち、周波数間、周波数内あるいはシステム間計測の2以上を割り込む必要があることをシステム・コントローラ58が決定する際に、揮発性メモリ62に保持された休止と再開のコマンドのテーブルが、システム・コントローラ58によって作成される。セル・サーチ動作が既に実行され、かつ一時テーブルから最後のコマンドが発行されている場合もテーブルが作成される。その結果、テーブルは再度満たされることになる。さらに、セル・サーチ動作が既に進行中である間に、新しいコマンド・パターンがネットワーク12によって移動局28に供給される場合、テーブルが作成される。新たなパターンの準備は、システム・コントローラ58によるパターンの追加やパターンの削除、あるいは現在有効なパターンの修正を必要とする可能性がある。
図7を再度参照すると、モバイル端末58は、最初にステップ408でテーブルの終わりに達していることを判定することにより、揮発性メモリ62に格納されたテーブルからコマンドを連続して実行することにより、セル・サーチ動作を開始する。その場合、その後、ステップ410で休止と再開コマンドの新しいテーブルが作成される。402から406で示される分解ステップ及びソートステップは、その後、続いて実行される。
一方、テーブルの終わりに達していない場合、ステップ410で、実行するための次のコマンドがシステム・コントローラーによって一時的テーブルから取得される。ステップ412で、そのコマンドの実行を命じられる移動局28のハードウェアは、そのコマンドが所望のコマンド時間に実行されるように、システム・コントローラー58によって制御される。ステップ414で、システム・コントローラー58は、移動局28のハードウェアがその現在のコマンドを実行するまで待ち、次に、コマンドがすべて実行されるまでステップ408から412の処理を繰り返す。
最後に、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、セル・サーチスケジューリング方法に対して様々な修正や追加を加えることが可能であるのは言うまでもない。
Claims (9)
- バーストモードの伝送キャップシーケンス中におけるモバイル通信端末によるセル・サーチ動作のスケジューリング方法であって、下記ステップを有する。
前記伝送キャップシーケンス中に実行するための適切なセル・サーチコマンドであって、所定の実行時間によって整理されたコマンドの規則的な周期のパターンのテーブルを保持し、
前記テーブルの前記コマンドを前記所定の実行時間に順次実行する。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記セル・サーチコマンドは、周波数内セル・サーチ動作、周波数間セル・サーチ動作あるいはシステム間セル・サーチ動作の2対上を休止し、再開するための休止と再開コマンドを含む。 - 請求項2に記載の方法であって、
前記バーストモードが、W−CDMA圧縮モードを含む。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の方法であって、
予め定義された1つ以上の条件下での個別のセル・サーチコマンドの規則的な周期パターンのテーブルを評価するステップをさらに含む。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記予め定義された条件が、いつバースト・モードが必要になるかといつ各セル・サーチ動作を割り込む必要があるかを含む。 - 請求項4又は請求項5に記載の方法であって、
前記予め定義された条件が、いつセル・サーチ動作の実行が必要になるか、前記テーブルの最後のコマンドがいつ実行されるかを含む。 - 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の方法であって、
前記予め定義された条件が、セル・サーチ動作が現に実行されている間に、セル・サーチコマンドの新たなパターンが通信網からいつ受信されるかを含む。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の方法であって、
規則的な周期パターンの前記セル・サーチコマンドのテーブルを評価するステップを有し、当該ステップを下記のステップを含む、
全てのアクティブなバーストモードパターンを、コマンドの規則的な周期パターンに分解すること、
前記テーブルに前記コマンドとコマンド実行時間を格納すること、
所定の実行時間に従って前記テーブル中の前記コマンドをソートすること。 - モバイル通信端末であって、下記要件を備える。
前記伝送キャップシーケンス中に実行するための適切なセル・サーチコマンドであって、所定の実行時間によって整理されたコマンドの規則的な周期のパターンのテーブルを保持するデータ記憶部、
前記クレームに記載された方法に従ってセル・サーチ動作をスケジューリングするコントロール部。
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