JPWO2005008551A1

JPWO2005008551A1 - Intellectual property accounting management apparatus and intellectual property accounting management program

Info

Publication number: JPWO2005008551A1
Application number: JP2005511950A
Authority: JP
Inventors: 潤一梅原; 田澤　孝雄; 孝雄田澤; 康夫小寺; 伯孝相原; 匡史松本
Original assignee: Alps Electric Co Ltd; IP Trading Japan Co Ltd
Current assignee: IP Trading Japan Co Ltd; Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 2003-07-23
Filing date: 2004-07-22
Publication date: 2006-09-07
Also published as: WO2005008551A1

Abstract

知的財産の会計上の管理に対応することができるとともに、知的財産の取得価額が未確定の場合においても知的財産の取得価額として適切な額を計上することができる知的財産会計管理装置を実現する。標準価額記憶部（２０２）は一知的財産の取得から権利消滅するまでに要する費用の標準的な額を記憶する。実績価額記憶部（２０１）は知的財産毎に、実際に掛かった費用実績額の合計である実績価額を記憶する。計上価額記憶部（２０３）は知的財産毎に、取得価額として計上する価額を記憶する。計上価額制御部（１０２）は、標準価額記憶部（２０２）に記憶された標準価額と実績価額記憶部（２０１）に記憶された実績価額とを比較し、大きい方の価額を該当する知的財産の計上価額として計上価額記憶部（２０３）に記憶させる。Intellectual property accounting management that can handle accounting management of intellectual property, and can record an appropriate amount as the acquisition value of intellectual property even if the acquisition value of intellectual property is not fixed Realize the device. The standard price storage unit (202) stores a standard amount of expenses required from the acquisition of one intellectual property to the expiration of the right. The actual price storage unit (201) stores the actual price that is the sum of the actual actual expenses for each intellectual property. The recorded price storage unit (203) stores the price to be recorded as the acquisition price for each intellectual property. The recorded price control unit (102) compares the standard price stored in the standard price storage unit (202) with the actual price stored in the actual price storage unit (201), The recorded value storage unit (203) stores the recorded value of the property.

Description

本発明は、発明、考案、意匠等の知的財産の会計上の管理を行う知的財産会計管理装置及び知的財産会計管理プログラムに関する。 The present invention relates to an intellectual property accounting management apparatus and an intellectual property accounting management program for accounting management of intellectual property such as inventions, devices and designs.

従来の会計管理装置としては、各資産の取得時の価額が入力され、この取得価額に基づき定額法により各資産の減価償却額を算出し、全資産の減価償却額の総額を総計するものが知られている（例えば、特開２００１−１２５９６９号公報に記載の技術）。
しかし、上述した従来の会計管理装置では、取得価額が固定的なものとして減価償却しており、知的財産のように取得時点から減価償却終了時点までの途中で取得価額が上がることを考慮していない。具体的には、一つの知的財産（具体例として発明）を取得し、さらに権利化して知的財産権（特許権）を取得し、さらに該知的財産権（特許権）を維持し、該知的財産権（特許権）が消滅するまでには、その費用として、知的財産の創作者（発明者）に支払う各種還元費用（出願時補償金、登録時補償金、実績報奨金等）、研究開発費用、代理人費用、及び知的財産権（特許権）の取得に要する各種納付費用（出願手数料、出願審査請求手数料、特許料等）などが発生する。しかしながら、それら費用のうち、知的財産の取得時点で確定するものは限られている。例えば企業が発明者から発明の権利譲渡を受けて出願した時点を知的財産の取得時点とすると、この時点で確定しているものは、発明者への還元額のうち出願時補償金、研究開発費用、出願までに掛かった代理人費用、出願時納付費用などに限られる。そして、知的財産の取得時点以降において、それ以外の費用が事有るごとに発生し、知的財産の取得価額が上昇することになる。
このように、知的財産の取得価額は、通常、取得時点の価額から上昇するものであり、従来の会計管理装置では知的財産の会計上の管理に対応することができないという問題がある。また、知的財産の取得時点など知的財産に要する費用総額が不明なために知的財産の取得価額が未確定の時点においても、会計管理上、適切な取得価額を計上しておきたいという要望がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、知的財産の会計上の管理に対応することができるとともに、知的財産の取得価額が未確定の場合においても知的財産の取得価額として適切な額を計上することができる知的財産会計管理装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、本発明の知的財産会計管理装置をコンピュータを利用して実現するための知的財産会計管理プログラムを提供することにある。As a conventional accounting management device, the value at the time of acquisition of each asset is input, the depreciation amount of each asset is calculated by the straight-line method based on this acquisition price, and the total depreciation amount of all assets is totaled. Known (for example, the technique described in JP-A-2001-125969).
However, in the conventional accounting management device described above, the acquisition price is depreciated as a fixed one, taking into account that the acquisition price increases during the period from the acquisition time to the end of depreciation, as in the case of intellectual property. Not. Specifically, it acquires one intellectual property (invention as a specific example), further obtains an intellectual property right (patent right), further maintains the intellectual property right (patent right), Until the intellectual property right (patent right) is extinguished, various expenses to be paid to the creator of the intellectual property (inventor) (compensation at the time of application, compensation at the time of registration, actual reward etc.) ), R & D costs, agent costs, and various payment costs (application fee, application examination request fee, patent fee, etc.) required to acquire intellectual property rights (patent rights). However, those costs that are determined at the time of acquisition of intellectual property are limited. For example, if the time when the company applied for the right of invention from the inventor is the time of acquisition of intellectual property, what is fixed at this time is the compensation amount at the time of filing and research Limited to development costs, agent costs for filing, and payment fees upon filing. Then, after the acquisition time of the intellectual property, it occurs every time there is any other cost, and the acquisition price of the intellectual property increases.
As described above, the acquisition price of the intellectual property usually rises from the value at the time of acquisition, and there is a problem that the conventional accounting management apparatus cannot cope with accounting management of the intellectual property. In addition, the company wants to record an appropriate acquisition price for accounting management even when the acquisition price of the intellectual property is uncertain because the total cost of the intellectual property, such as the acquisition date, is unknown. There is a request.
The present invention has been made in consideration of such circumstances, and its purpose is to deal with accounting management of intellectual property, and even when the acquisition price of intellectual property is uncertain. An object of the present invention is to provide an intellectual property accounting management apparatus capable of recording an appropriate amount as an acquisition price of intellectual property.
Another object of the present invention is to provide an intellectual property accounting management program for realizing the intellectual property accounting management apparatus of the present invention using a computer.

上記の課題を解決するために、本発明の知的財産会計管理装置は、一知的財産の取得から権利消滅するまでに要する費用の標準的な額を記憶する標準価額記憶部と、知的財産毎に、実際に掛かった費用実績額の合計である実績価額を記憶する実績価額記憶部と、知的財産毎に、取得価額として計上する価額を記憶する計上価額記憶部と、前記標準価額記憶部に記憶された標準価額と前記実績価額記憶部に記憶された実績価額とを比較し、大きい方の価額を該当する知的財産の計上価額として前記計上価額記憶部に記憶させる計上価額制御部とを備えたことを特徴としている。
この発明によれば、一件の知的財産に要する標準的な費用、又は、実際に掛かった費用のいずれか大きい方の額が知的財産の取得価額として計上される。これにより、費用総額が未確定であっても知的財産の取得価額として不適切な額が計上されることが防止されるので、適切な会計管理を行うことができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、前記標準価額記憶部、前記実績価額記憶部及び前記計上価額記憶部は、各々の前記価額の内訳を費用項目別に記憶し、前記計上価額制御部は、前記費用項目別に前記計上価額を求めることを特徴とする。
この発明によれば、費用項目別に知的財産の取得価額を計上できるので、費用項目単位で適切な額が計上でき、知的財産単位での取得価額の精度が向上する。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、前記費用項目は、知的財産の創作者に支払う還元費用、研究開発費用、知的財産に係る手続きを委任する代理人に支払う代理人費用、知的財産に係る納付費用のうち、少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、知的財産毎に技術分野を記憶する技術分野記憶部と、技術分野別に入力される研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に配賦し、この配賦結果により前記実績価額記憶部を更新する研究開発費配賦部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、研究開発費実績額を該当する知的財産の取得価額として適正に会計計上することができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、前記研究開発費配賦部は、同じ技術分野に属する知的財産の件数分に当該技術分野の研究開発費実績額を均等割りすることを特徴とする。
この発明によれば、簡易に研究開発費用の配賦額を算出できる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、知的財産毎に重み係数を記憶する重み係数記憶部を備え、前記研究開発費配賦部は、同じ技術分野に属する知的財産が有する重み係数の比率に応じて当該技術分野の研究開発費実績額を配分することを特徴とする。
この発明によれば、知的財産の重要度に応じて研究開発費実績額の配賦を行うことができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、配賦可能な知的財産が未取得である研究開発費実績額を繰延資産として記憶する繰延資産記憶部を備え、前記研究開発費配賦部は、前記繰延資産となっている研究開発費実績額に基づく知的財産が発生した場合に、当該研究開発費実績額の配賦を開始することを特徴とする。
この発明によれば、配賦時期が未確定である研究開発費実績額に対しても対応することができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、前記費用項目のうち、知的財産の取得価額に含める項目を記憶する選択項目記憶部と、前記選択項目記憶部の設定内容に従って知的財産の取得価額に含める費用を選択する選択部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、選択項目記憶部の設定内容を変更することにより知的財産の取得価額として計上する費用項目を変更することができるので、会計制度の変更等により計上対象の費用項目の種類が変更されたとしても柔軟に対応することができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、知的財産毎、前記費用項目別に、前記実績価額が確定したか否かを示す確定フラグを設け、前記計上価額制御部は、前記確定フラグに基づいて確定済みの実績価額を前記計上価額とすることを特徴とする。
この発明によれば、確定フラグに基づき、実績価額が確定済みの費用項目についてはその実績価額が計上されるので、費用項目の確定度合いに応じて取得価額の精度が向上する。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、前記確定済みの実績価額から所定の統計処理により前記標準価額を算出し、この算出結果により前記標準価額記憶部を更新する標準価額算出部を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、過去の取得価額の実績に基づいて標準価額を自動更新することができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、知的財産毎に、出願年度と減価償却期間を記憶する減価償却条件記憶部と、知的財産の減価償却後の簿価を算出する帳簿価額算出部と、知的財産毎に前記算出された簿価を記憶する帳簿価額記憶部とを備え、前記帳簿価額算出部は、所定の減価償却方法により、前記計上価額に基づく知的財産の取得価額を、前記減価償却期間に応じて前記出願年度から簿価算定年度まで減価償却計算することを特徴とする。
この発明によれば、知的財産の取得時点として出願年度、出願日などの出願時点を用いる場合の減価償却方法に対応することができる。
また、本発明の知的財産会計管理装置においては、知的財産毎に、権利登録年度と権利残存期間を記憶する減価償却条件記憶部と、知的財産の減価償却後の簿価を算出する帳簿価額算出部と、知的財産毎に前記算出された簿価を記憶する帳簿価額記憶部とを備え、前記帳簿価額算出部は、所定の減価償却方法により、前記計上価額に基づく知的財産の取得価額を、前記権利残存期間に応じて前記権利登録年度から簿価算定年度まで減価償却計算することを特徴とする。
この発明によれば、知的財産の取得時点として権利登録日を用いる場合の減価償却後の簿価を算出することができる。
本発明の知的財産会計管理プログラムは、知的財産の会計上の各種処理を行う処理部と知的財産の会計上の管理に使用される各種データを記憶する各種記憶部とを備えた知的財産会計管理装置における知的財産会計管理処理を行うための知的財産会計管理プログラムであって、前記知的財産会計管理装置には、一知的財産の取得から権利消滅するまでに要する費用の標準的な額を記憶する標準価額記憶部と、知的財産毎に、実際に掛かった費用実績額の合計である実績価額を記憶する実績価額記憶部と、知的財産毎に、取得価額として計上する価額を記憶する計上価額記憶部とが備えられ、前記標準価額記憶部に記憶された標準価額と前記実績価額記憶部に記憶された実績価額とを比較し、大きい方の価額を該当する知的財産の計上価額として前記計上価額記憶部に記憶させる計上価額制御処理をコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記標準価額記憶部、前記実績価額記憶部及び前記計上価額記憶部には、各々の前記価額の内訳が費用項目別に記憶され、前記計上価額制御処理において、前記費用項目別に前記計上価額を求めることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記費用項目は、知的財産の創作者に支払う還元費用、研究開発費用、知的財産に係る手続きを委任する代理人に支払う代理人費用、知的財産に係る納付費用のうち、少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、知的財産毎に技術分野を記憶する技術分野記憶部が備えられ、技術分野別に入力される研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に配賦し、この配賦結果により前記実績価額記憶部を更新する研究開発費配賦処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記研究開発費配賦処理において、同じ技術分野に属する知的財産の件数分に当該技術分野の研究開発費実績額を均等割りすることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、知的財産毎に重み係数を記憶する重み係数記憶部が備えられ、前記研究開発費配賦処理において、同じ技術分野に属する知的財産が有する重み係数の比率に応じて当該技術分野の研究開発費実績額を配分することを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、配賦可能な知的財産が未取得である研究開発費実績額を繰延資産として記憶する繰延資産記憶部が備えられ、前記研究開発費配賦処理において、前記繰延資産となっている研究開発費実績額に基づく知的財産が発生した場合に、当該研究開発費実績額の配賦を開始することを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、前記費用項目のうち、知的財産の取得価額に含める項目を記憶する選択項目記憶部が備えられ、前記選択項目記憶部の設定内容に従って知的財産の取得価額に含める費用を選択する選択処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、知的財産毎、前記費用項目別に、前記実績価額が確定したか否かを示す確定フラグが設けられ、前記計上価額制御処理において、前記確定フラグに基づいて確定済みの実績価額を前記計上価額とすることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記確定済みの実績価額から所定の統計処理により前記標準価額を算出し、この算出結果により前記標準価額記憶部を更新する標準価額算出処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、知的財産毎に、出願年度と減価償却期間を記憶する減価償却条件記憶部と、知的財産毎に前記算出された簿価を記憶する帳簿価額記憶部とが備えられ、所定の減価償却方法により、前記計上価額に基づく知的財産の取得価額を、前記減価償却期間に応じて前記出願年度から簿価算定年度まで減価償却計算し、知的財産の減価償却後の簿価を算出する帳簿価額算出処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の知的財産会計管理プログラムにおいては、前記知的財産会計管理装置には、知的財産毎に、権利登録年度と権利残存期間を記憶する減価償却条件記憶部と、知的財産毎に前記算出された簿価を記憶する帳簿価額記憶部とが備えられ、所定の減価償却方法により、前記計上価額に基づく知的財産の取得価額を、前記権利残存期間に応じて前記権利登録年度から簿価算定年度まで減価償却計算し、知的財産の減価償却後の簿価を算出する帳簿価額算出処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記知的財産会計管理プログラムにより、前述の知的財産会計管理装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。In order to solve the above problems, the intellectual property accounting management apparatus of the present invention includes a standard value storage unit that stores a standard amount of expenses required from the acquisition of one intellectual property to the expiration of the right, For each property, an actual value storage unit that stores the actual value that is the sum of the actual actual costs incurred, a recorded value storage unit that stores a value to be recorded as an acquisition price for each intellectual property, and the standard price The recorded price control for comparing the standard price stored in the storage unit with the actual price stored in the actual price storage unit, and storing the larger price in the recorded price storage unit as the recorded price of the corresponding intellectual property It is characterized by having a part.
According to the present invention, the standard cost required for one intellectual property or the actual cost, whichever is greater, is recorded as the acquisition price of the intellectual property. This prevents an inappropriate amount from being recorded as the acquisition price of the intellectual property even if the total amount of costs is indeterminate, so that appropriate accounting management can be performed.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, the standard price storage unit, the actual price storage unit, and the recorded price storage unit store a breakdown of each price by cost item, and the recorded price control Is characterized in that the recorded value is obtained for each expense item.
According to this invention, since the acquisition price of the intellectual property can be recorded for each expense item, an appropriate amount can be recorded for each expense item, and the accuracy of the acquisition price for each intellectual property unit is improved.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, the cost items include a reduction cost paid to an intellectual property creator, a research and development cost, and an agent cost paid to an agent entrusting procedures related to the intellectual property. , Characterized in that it includes at least one of the payment costs for intellectual property.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, the technical field storage unit that stores the technical field for each intellectual property, and the R & D expenses actual amount input for each technical field are stored in the intellectual property belonging to the technical field. And an R & D cost allocation unit that updates the actual value storage unit according to the allocation result.
According to this invention, it is possible to properly account for the actual amount of research and development expenses as the acquisition price of the corresponding intellectual property.
In the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, the R & D cost allocation unit divides the R & D cost actual amount in the technical field equally into the number of intellectual property belonging to the same technical field. Features.
According to this invention, the amount of R & D expenses allocated can be calculated easily.
The intellectual property accounting management apparatus according to the present invention further includes a weighting factor storage unit that stores a weighting factor for each intellectual property, and the R & D cost allocation unit has intellectual property belonging to the same technical field. It is characterized by allocating the actual amount of R & D expenses in the technical field according to the ratio of the weighting factor.
According to this invention, the actual amount of research and development expenses can be allocated according to the importance of intellectual property.
The intellectual property accounting management apparatus of the present invention further includes a deferred asset storage unit for storing the actual amount of research and development expenses for which intellectual property that can be allocated has not yet been acquired as deferred assets, The department starts distribution of the actual R & D cost when the intellectual property based on the actual R & D cost that is the deferred asset is generated.
According to the present invention, it is possible to cope with the actual amount of research and development expenses for which the allocation time is uncertain.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, a selection item storage unit that stores items included in the acquisition price of the intellectual property among the cost items, and an intellectual property according to the setting contents of the selection item storage unit And a selection unit for selecting a cost to be included in the acquisition price.
According to this invention, since the expense item to be recorded as the acquisition price of the intellectual property can be changed by changing the setting content of the selection item storage unit, the type of expense item to be recorded by the change of the accounting system, etc. Even if it is changed, it can respond flexibly.
In the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, a confirmation flag indicating whether or not the actual value has been confirmed is provided for each intellectual property and for each expense item, and the recorded value control unit is configured to include the confirmation flag. The actual value determined based on the above is used as the recorded value.
According to the present invention, since the actual price is recorded for the cost item for which the actual price has been determined based on the finalization flag, the accuracy of the acquisition price is improved according to the determination level of the cost item.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, a standard price calculation unit that calculates the standard price by a predetermined statistical process from the determined actual price and updates the standard price storage unit based on the calculation result is provided. It is characterized by having.
According to this invention, the standard price can be automatically updated based on the past acquisition price record.
In addition, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, for each intellectual property, a depreciation condition storage unit that stores the application year and the depreciation period, and a book for calculating the book value after depreciation of the intellectual property A price calculation unit and a book value storage unit for storing the calculated book value for each intellectual property, and the book value calculation unit is configured to store the intellectual property based on the recorded value by a predetermined depreciation method. The acquisition price is calculated by depreciation from the filing year to the book value calculation year according to the depreciation period.
According to the present invention, it is possible to cope with the depreciation method in the case of using the application time point such as the filing year and the filing date as the acquisition point of the intellectual property.
Further, in the intellectual property accounting management apparatus of the present invention, for each intellectual property, a depreciation condition storage unit that stores the right registration year and the remaining right period, and a book value after depreciation of the intellectual property are calculated. A book value calculation unit; and a book value storage unit for storing the calculated book value for each intellectual property, the book value calculation unit using a predetermined depreciation method, the intellectual property based on the recorded value The acquisition price is calculated by depreciation from the right registration year to the book value calculation year according to the right remaining period.
According to this invention, the book value after depreciation can be calculated when the right registration date is used as the acquisition point of intellectual property.
The intellectual property accounting management program of the present invention is an intellectual property provided with a processing unit for performing various accounting processes for intellectual property and various storage units for storing various data used for accounting management of intellectual property. An intellectual property accounting management program for performing intellectual property accounting management processing in an intellectual property accounting management device, wherein the intellectual property accounting management device includes a cost required from the acquisition of one intellectual property to the extinction of the right The standard price storage unit that stores the standard amount of money, the actual price storage unit that stores the actual price that is the total of the actual cost actually spent for each intellectual property, and the acquisition price for each intellectual property And a recorded price storage unit for storing the price to be recorded as a standard value stored in the standard price storage unit and the actual price stored in the actual price storage unit As the recording value of the intellectual property It is characterized in that to perform the carrying values control process to be stored in the carrying value storage unit to the computer.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the standard price storage unit, the actual price storage unit, and the recorded price storage unit store a breakdown of each price by cost item, and the recorded price In the control process, the recorded value is obtained for each expense item.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the cost item includes a reduction cost paid to the creator of the intellectual property, a research and development cost, and an agent cost paid to the agent entrusting the procedure related to the intellectual property. , Characterized in that it includes at least one of the payment costs for intellectual property.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device is provided with a technical field storage unit for storing a technical field for each intellectual property, and research and development input for each technical field. A cost performance amount is allocated to each intellectual property belonging to the technical field, and a R & D cost allocation process for updating the actual price storage unit based on the allocation result is further executed by the computer.
In the intellectual property accounting management program of the present invention, in the R & D cost allocation process, the actual amount of R & D expenses in the technical field is equally divided by the number of intellectual property belonging to the same technical field. Features.
In the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device includes a weighting factor storage unit that stores a weighting factor for each intellectual property, and in the R & D cost allocation process, The actual amount of research and development expenses in the technical field is allocated according to the ratio of the weighting factor of intellectual property belonging to the same technical field.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device stores a deferred asset storage that stores, as deferred assets, the actual amount of research and development expenses for which intellectual property that can be allocated has not yet been acquired. When the intellectual property based on the R & D cost actual amount that is the deferred asset is generated in the R & D cost allocation process, the allocation of the actual R & D cost actual amount is started. It is characterized by.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device includes a selection item storage unit that stores items included in the acquisition price of the intellectual property among the cost items, The computer may further execute a selection process for selecting a cost to be included in the acquisition price of the intellectual property according to the setting contents of the selection item storage unit.
In the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device is provided with a confirmation flag indicating whether or not the actual price has been confirmed for each intellectual property and for each expense item. In the recorded value control process, the actual value determined based on the fixed flag is set as the recorded value.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, a standard price calculation process for calculating the standard price from the determined actual price by a predetermined statistical process and updating the standard price storage unit based on the calculation result is performed. Further, it is characterized in that it is executed by a computer.
Further, in the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device includes a depreciation condition storage unit for storing a filing year and a depreciation period for each intellectual property, and each intellectual property. And a book value storage unit for storing the calculated book value, and by using a predetermined depreciation method, the acquisition price of the intellectual property based on the recorded value is determined from the filing year according to the depreciation period. The computer is further caused to execute a book value calculation process for calculating a book value after depreciation of the intellectual property and calculating a book value after depreciation of the intellectual property.
In the intellectual property accounting management program of the present invention, the intellectual property accounting management device includes a depreciation condition storage unit that stores a right registration year and a remaining right period for each intellectual property, and an intellectual property A book value storage unit for storing the calculated book value every time, and by using a predetermined depreciation method, the acquisition price of the intellectual property based on the recorded value is registered according to the remaining right period. A depreciation calculation is performed from the fiscal year to the book value calculation year, and the book value calculation process for calculating the book value after depreciation of the intellectual property is further executed by the computer.
The above intellectual property accounting management program enables the aforementioned intellectual property accounting management apparatus to be realized using a computer.

図１は、本発明の実施形態による知的財産会計管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図２は、第１の実施形態による知的財産会計管理装置の機能構成を示すブロック図である。
図３は、実績価額記憶部２０１の構成例を示す図である。
図４は、標準価額記憶部２０２の構成例を示す図である。
図５は、計上価額記憶部２０３の構成例を示す図である。
図６は、選択項目記憶部２０４の構成例を示す図である。
図７は、知的財産の技術分野を含む実績価額記憶部２０１ａの構成例を示す図である。
図８は、標準価額が技術分野毎に設定された標準価額記憶部２０２ａの構成例を示す図である。
図９は、第２の実施形態による知的財産会計管理装置の機能構成を示すブロック図である。
図１０は、研究開発費管理部１１０の一構成を示すブロック図である。
図１１は、研究開発費管理部１１０の他の構成を示すブロック図である。
図１２は、研究開発費管理部１１０の他の構成を示すブロック図である。
図１３は、図１０に示す技術分野記憶部２１１ａの構成例を示す図である。
図１４は、図１１に示す技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂの構成例を示す図である。
図１５は、図１２に示す繰延資産記憶部２１２の構成例を示す図である。
図１６は、減価償却期間情報テーブル２０５１ａの構成例を示す図である。
図１７は、減価償却率テーブル２０５１ｂの構成例を示す図である。
図１８は、定率法が用いられる場合の帳簿価額記憶部２０６ａの構成例を示す図である。
図１９は、権利残存期間情報テーブル２０５２ａの構成例を示す図である。
図２０は、減価償却率テーブル２０５２ｂの構成例を示す図である。
図２１は、定額法が用いられる場合の帳簿価額記憶部２０６ｂの構成例を示す図である。FIG. 1 is a block diagram showing a hardware configuration of an intellectual property accounting management apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a functional configuration of the intellectual property accounting management apparatus according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of the actual value storage unit 201.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of the standard price storage unit 202.
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration example of the recorded value storage unit 203.
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of the selection item storage unit 204.
FIG. 7 is a diagram illustrating a configuration example of the actual value storage unit 201a including the technical field of intellectual property.
FIG. 8 is a diagram illustrating a configuration example of the standard price storage unit 202a in which the standard price is set for each technical field.
FIG. 9 is a block diagram showing a functional configuration of the intellectual property accounting management apparatus according to the second embodiment.
FIG. 10 is a block diagram showing a configuration of the research and development cost management unit 110.
FIG. 11 is a block diagram showing another configuration of the research and development cost management unit 110.
FIG. 12 is a block diagram showing another configuration of the research and development cost management unit 110.
FIG. 13 is a diagram illustrating a configuration example of the technical field storage unit 211a illustrated in FIG.
FIG. 14 is a diagram illustrating a configuration example of the technical field and the weight coefficient storage unit 211b illustrated in FIG.
FIG. 15 is a diagram illustrating a configuration example of the deferred asset storage unit 212 illustrated in FIG. 12.
FIG. 16 is a diagram illustrating a configuration example of the depreciation period information table 2051a.
FIG. 17 is a diagram illustrating a configuration example of the depreciation rate table 2051b.
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration example of the book value storage unit 206a when the declining balance method is used.
FIG. 19 is a diagram showing a configuration example of the right remaining period information table 2052a.
FIG. 20 is a diagram illustrating a configuration example of the depreciation rate table 2052b.
FIG. 21 is a diagram illustrating a configuration example of the book value storage unit 206b when the straight-line method is used.

以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図１は、本発明の実施形態による知的財産会計管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図１において、知的財産会計管理装置は処理部１と記憶部２と操作部３と表示部４と入出力インタフェース５とを備える。各部１〜５はバスで接続されている。処理部１は知的財産の会計上の各種処理を行う知的財産会計管理部１０を有する。記憶部２は知的財産の会計上の管理に使用される各種データを記憶する。操作部３は作業者がデータを入力するためのキーボード、マウス等の入力デバイスから構成される。表示部４はデータを表示するための表示装置（ＣＲＴ（ＣａｔｈｏｄｅＲａｙＴｕｂｅ）や液晶表示装置等）から構成される。入出力インタフェース５は、印刷装置や記録媒体（フレキシブルディスク等）の読み書き装置等の外部装置に接続し、データの入出力を行う。また、入出力インタフェース５は通信機能を備え、通信回線を介して外部のコンピュータと接続し、データの送受を行うものであってもよい。
以下、上記図１に示すハードウェア構成により実現される知的財産会計管理装置の各実施形態を順次説明する。
図２は、第１の実施形態による知的財産会計管理装置の機能構成を示すブロック図である。図２において、知的財産会計管理装置は、標準価額算出部１０１、計上価額制御部１０２、選択部１０３、帳簿価額算出部１０４、実績価額記憶部２０１、標準価額記憶部２０２、計上価額記憶部２０３、選択項目記憶部２０４、減価償却条件記憶部２０５及び帳簿価額記憶部２０６を備える。上記各部１０１〜１０４は、図１の知的財産会計管理部１０に含まれるものである。また、上記各記憶部２０１〜２０６は、図１の記憶部２に含まれるものである。
図３は、実績価額記憶部２０１の構成例を示す図である。実績価額記憶部２０１は、知的財産毎に、実際に掛かった費用実績額の合計である実績価額を費用項目別に記憶する。その費用項目としては、知的財産の創作者（例えば発明者）に支払う還元費用（出願時補償金、登録時補償金、実績報奨金等）、知的財産を生みだす研究開発に要する研究開発費用、知的財産に係る手続きを委任する代理人に支払う代理人費用、知的財産に係る納付費用などがある。また、実績価額記憶部２０１は知的財産毎に知的財産権に関する法的状態を記憶する。法的状態としては、出願されている出願状態、審査請求されている審査請求状態、権利登録されている登録状態、権利消滅（権利化前消滅又は権利化後消滅）している終了状態などがある。
また、実績価額記憶部２０１は、各知的財産の費用項目毎に確定フラグを記憶する。この確定フラグは、当該費用項目の実績価額が確定しているか否かを示す。例えば、図３には、出願状態の知的財産「２００Ｘ−ＡＡＡＡＡＡ」の各実績価額が示されている。それら実績価額のうち、研究開発費用はその確定フラグが「ＯＮ」であり確定済みであり、その他の実績価額は確定フラグが「ＯＦＦ」であり未確定である。
なお、本実施形態においては、知的財産の出願番号が当該知的財産の管理番号として利用されている。
図４は、標準価額記憶部２０２の構成例を示す図である。標準価額記憶部２０２は、一件の知的財産を取得して権利化し、権利消滅するまでに要する費用の標準的な額（標準価額）を費用項目別に記憶する。
図５は、計上価額記憶部２０３の構成例を示す図である。計上価額記憶部２０３は、知的財産毎に取得価額として計上する価額（計上価額）を費用項目別に記憶する。
図６は、選択項目記憶部２０４の構成例を示す図である。選択項目記憶部２０４は、上記費用項目（還元費用、研究開発費用、代理人費用、納付費用）のうち、知的財産の取得価額に含める項目を記憶する。図６の例では、取得価額に含める項目が選択有り、含めない項目が選択無しとして示されている。
次に、図２に示す第１の実施形態による知的財産会計管理装置の動作を説明する。
先ず、特定の知的財産に掛かった費用の実績情報（出願番号、費用項目別の費用実績額、費用実績総額の確定又は未確定の区別、法的状態）が入力されると、実績価額記憶部２０１の該当する費用項目内容（実績価額、確定フラグ）及び法的状態が更新される。実績価額は記憶されている額に今回入力された額が加算される。確定フラグは、費用実績総額が確定した場合にＯＮされる。なお、実績価額の初期値はゼロ、確定フラグの初期値はＯＦＦである。
この実績価額の更新により、標準価額算出部１０１は、実績価額記憶部２０１の確定済み実績価額を用いて所定の統計処理により、費用項目毎に標準価額を算出する。そして、その算出結果により標準価額記憶部２０２を更新する。例えば、同じ費用項目の確定済み実績価額の平均値を当該費用項目の標準価額とする。
次いで、計上価額制御部１０２は、標準価額記憶部２０２の標準価額と実績価額記憶部２０１の実績価額とを比較し、大きい方の価額を該当する知的財産の計上価額として計上価額記憶部２０３に記憶させる。例えば、図３に示される知的財産「２００Ｘ−ＡＡＡＡＡＡ」の各実績価額が、図４に示される該当の標準価額とそれぞれ比較され、大きい方の額が当該費用項目の計上価額として図５に示されるように計上価額記憶部２０３に記憶される。なお、既に計上価額が計上価額記憶部２０３に記憶済みの知的財産については、今回の計上価額によって計上価額記憶部２０３の記憶内容が更新される。
次いで、選択部１０３は、計上価額が更新された知的財産に関し、計上価額記憶部２０３の計上価額の中から、知的財産の取得価額に含める費用項目の計上価額のみを選択して帳簿価額算出部へ出力する。この選択時には選択項目記憶部２０４が参照される。すなわち、選択部１０３は、選択項目記憶部２０４において選択項目として設定されている費用項目の計上価額のみを選択する。図６の例では、選択有りに設定されている還元費用、研究開発費用及び代理人費用が選択項目となる。
次いで、帳簿価額算出部１０４は、選択部１０３から入力された計上価額の総額を今年度（簿価算定年度）の取得価額として使用し、当該知的財産の減価償却後の簿価を算出する。この算出された簿価は帳簿価額記憶部２０６に記憶される。この簿価算出時には、減価償却条件記憶部２０５に記憶されている各種の減価償却条件が使用される。なお、知的財産会計管理装置が行う簿価算出処理の詳細については後述する。
上述した第１の実施形態によれば、一件の知的財産に要する標準的な費用（標準価額）、又は、実際に掛かった費用（実績価額）のいずれか大きい方の額が知的財産の取得価額として計上される。これにより、発明者への還元費用などの未確定の費用があるために費用総額が確定せず、出願時点の会計年度内には知的財産の取得価額が確定しなくとも、標準的な価額が知的財産の取得価額に用いられるので、知的財産の取得価額として不適切な額が計上されることが防止される。この結果、例えば一企業が出願した知的財産全体の取得価額としては略正確な資産の額を計上できることとなり、適切な会計管理を行うことができる。
また、費用項目別に知的財産の取得価額を計上できるので、費用項目単位で適切な額が計上でき、知的財産個々の取得価額の精度が向上する。
また、選択項目記憶部２０４の設定内容を変更することにより知的財産の取得価額として計上する費用項目を変更することができるので、会計制度の変更等により計上対象の費用項目の種類が変更されたとしても柔軟に対応することができる。
また、確定フラグに基づき、実績価額が確定済みの費用項目についてはその実績価額が計上されるので、費用項目の確定度合いに応じて取得価額の精度が向上する。
また、標準価額算出部１０１により過去の取得価額の実績に基づいて標準価額を自動更新することができる。
なお、知的財産は技術分野別に分類されるので、標準価額を技術分野毎に設定するようにしてもよい。図７には、知的財産が属する技術分野が追加された実績価額記憶部２０１ａの構成例が示されている。また、図８には、標準価額が技術分野毎に設定された標準価額記憶部２０２ａの構成例が示されている。標準価額を技術分野毎に設定する場合は、標準価額算出部１０１が、実績価額記憶部２０１ａの同一技術分野の確定済み実績価額を用いて費用項目毎に標準価額を算出する。
次に、第２の実施形態を説明する。図９は、第２の実施形態による知的財産会計管理装置の機能構成を示すブロック図である。図９において、図２の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。この図９に示される知的財産会計管理装置では、図２の構成に加えてさらに研究開発費管理部１１０を設けている。この研究開発費管理部１１０以外の構成及び動作は上記第１の実施形態と同様である。
研究開発費管理部１１０には、実績情報のうち、研究開発費に係る実績情報が入力される。この研究開発費実績情報には、研究開発費用の実績額及び当該研究開発の技術分野が含まれる。研究開発費管理部１１０は、入力された研究開発費実績額を当該研究開発技術分野に属する知的財産に対して適正な配賦を行う。この配賦額３０１によって、実績価額記憶部２０１の該当する知的財産の研究開発費実績価額が更新される。
以下、この研究開発費管理部１１０の実施形態を順次説明する。
［研究開発費管理部１１０の実施形態Ａ］
初めに、図１０及び図１３を参照して、研究開発費管理部１１０の一実施形態を説明する。図１０は、同実施形態による研究開発費管理部１１０ａの構成を示すブロック図である。図１３は、図１０に示す技術分野記憶部２１１ａの構成例を示す図である。図１０において、研究開発費管理部１１０ａは研究開発費配賦部１１１ａと技術分野記憶部２１１ａから構成される。
図１３に示されるように、技術分野記憶部２１１ａは、各知的財産の属する技術分野を記憶している。研究開発費配賦部１１１ａは、研究開発費実績情報（研究開発費用の実績額及び技術分野）が入力されると、技術分野記憶部２１１ａを参照し、該入力された技術分野に属する知的財産の件数を求める。次いで、入力された研究開発費実績額を該求めた件数で除して、知的財産一件当たりの配賦額３０１ａを算出する。次いで、研究開発費配賦部１１１ａは、その配賦額３０１ａを実績価額記憶部２０１の該当する知的財産の研究開発費実績価額に加算して、研究開発費実績価額を更新する。
この実施形態では、研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に対してそれぞれ均等に配分する。これにより、簡易に研究開発費の配賦額を算出可能である。
［研究開発費管理部１１０の実施形態Ｂ］
次に、図１１及び図１４を参照して、研究開発費管理部１１０の他の実施形態を説明する。図１１は、同実施形態による研究開発費管理部１１０ｂの構成を示すブロック図である。図１４は、図１１に示す技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂの構成例を示す図である。図１１において、研究開発費管理部１１０ｂは研究開発費配賦部１１１ｂと技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂから構成される。
図１４に示されるように、技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂは、知的財産毎に、その技術分野と重み係数を記憶している。この重み係数は知的財産の重要度に応じて設定される。研究開発費配賦部１１１ｂは、研究開発費実績情報（研究開発費用の実績額及び技術分野）が入力されると、技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂを参照し、該入力された技術分野に属する知的財産の重み係数の総和を求める。次いで、入力された研究開発費実績額を該求めた総和で除して重み係数一単位当たりの研究開発費実績額を算出する。次いで、当該技術分野に属する知的財産個々について、その重み係数を重み係数一単位当たりの研究開発費実績額に乗じて、各知的財産に対する配賦額３０１ｂを算出する。次いで、研究開発費配賦部１１１ｂは、その配賦額３０１ｂを実績価額記憶部２０１の該当する知的財産の研究開発費実績価額に加算して、研究開発費実績価額を更新する。
この実施形態では、研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に対してそれぞれの重み係数の比率に応じて配分する。これにより、知的財産の重要度に応じて研究開発費実績額の配賦を行うことができる。
［研究開発費管理部１１０の実施形態Ｃ］
次に、図１２及び図１５を参照して、研究開発費管理部１１０の他の実施形態を説明する。図１２は、同実施形態による研究開発費管理部１１０ｃの構成を示すブロック図である。図１５は、図１２に示す繰延資産記憶部２１２の構成例を示す図である。図１２において、研究開発費管理部１１０ｃは研究開発費配賦部１１１ｃと繰延資産記憶部２１２と上記図１３の技術分野記憶部２１１ａとから構成される。
繰延資産記憶部２１２は、配賦可能な知的財産が未取得である研究開発費実績額を繰延資産として記憶する。図１５の例では、研究開発費実績額の管理番号に対応付けて、技術分野、繰延資産となっている研究開発費実績額、及び配賦の可否が記憶されている。
この実施形態では、研究開発費実績情報として、研究開発費用の実績額及び技術分野に加えてさらに、当該研究開発費実績額が配賦可能なものか否かの情報が入力される。そして、この配賦可否情報により配賦が不可である研究開発費実績額については、配賦が行われず、繰延資産記憶部２１２に配賦否として記憶される。また、繰延資産となっている研究開発費実績額に基づく知的財産が発生した場合には、研究開発費実績情報として、配賦可の情報が入力される。この配賦可情報により、繰延資産記憶部２１２において配賦否であったものが配賦可に更新される。これにより、研究開発費配賦部１１１ｃが、繰延資産となっていた研究開発費実績額の配賦を開始する。
研究開発費配賦部１１１ｃは、入力された研究開発費実績額のうち配賦可のものと、繰延資産記憶部２１２の研究開発費実績額のうち配賦可のものとについて配賦を行う。この配賦後、繰延資産記憶部２１２の配賦可の研究開発費実績額については繰延資産記憶部２１２から削除する。この図１２の実施形態では、上記図１０の実施形態と同様に、研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に均等割りして配賦する。なお、上記図１１の実施形態と同様に技術分野及び重み係数記憶部２１１ｂを備えて、研究開発費実績額を当該技術分野に属する知的財産の個々に対してそれぞれの重み係数の比率に応じて配分するようにしてもよい。
この実施形態によれば、配賦時期が未確定である研究開発費実績額に対しても対応することができる。従来、事業の用に供していない資産は減価償却できず、研究開発においても事業の用に供するまでに時間がかかる場合があり、減価償却が開始できなかった。しかしながら、この実施形態により、知的財産を取得した時期を事業の用に供した時期と見なして簡便に減価償却を開始することが可能となる。
上述した第２の実施形態によれば、研究開発費実績額を該当する知的財産の取得価額として適正に会計計上することができる。従来、企業の収益が知的財産権に依存する割合が高くなっているにもかかわらず、研究開発費を費用化し、自己創出した知的財産が資産計上されないために、株式会社の株価時価総額と、貸借対照表が示す会計上の純資産簿価との乖離幅が大きくなっていた。しかしながら、上記研究開発費管理部１１０を設けることにより、研究開発費が知的財産の取得価額の一部として適正に計上されて減価償却されることとなるので、株式会社の株価時価総額と、会計上の純資産簿価との乖離幅を小さくすることができる。
次に、上述した図２及び図９の知的財産会計管理装置が行う簿価算出処理について説明する。
初めに、図１６〜図１８を参照して、減価償却方法として定率法が用いられる場合を説明する。
図２及び図９において、減価償却条件記憶部２０５には定率法が用いられる場合の各種減価償却条件が記憶されている。図１６は、減価償却条件記憶部２０５に記憶されている減価償却期間情報テーブル２０５１ａの構成例である。図１６に示されるように、減価償却期間情報テーブル２０５１ａは、知的財産毎にその出願番号に対応付けて出願日と減価償却期間を格納している。なお、図１６の例では出願日が格納されているが、少なくとも出願年度が識別できる情報であればよい。
図１７は、減価償却条件記憶部２０５に記憶されている減価償却率テーブル２０５１ｂの構成例である。図１７に示されるように、減価償却率テーブル２０５１ｂは、知的財産の耐用年数に対応する定率法の減価償却率αを格納している。
また、図１８には、定率法が用いられる場合の帳簿価額記憶部２０６ａの構成例が示されている。図１８に示されるように、帳簿価額記憶部２０６ａは、知的財産毎にその出願番号に対応付けて、前年度取得価額ａ、今年度（簿価算定年度）取得価額ｂ、取得価額差額ｃ（ｃ＝ａ−ｂ）、前年度簿価ｄ、償却前簿価ｅ（ｅ＝ｄ＋ｃ）、償却額ｆ（ｆ＝α×ｅ）、及び償却後簿価ｇ（ｇ＝ｅ−ｆ）を記憶する。
図２及び図９において、帳簿価額算出部１０４は、選択部１０３から入力された計上価額の総額を今年度（簿価算定年度）の取得価額ｂとして使用し、当該知的財産の減価償却後の簿価を定率法により算出する。この定率法による簿価算出処理において、帳簿価額算出部１０４は、先ず、図１８に示される帳簿価額記憶部２０６ａの当該知的財産の前年度取得価額ａを今年度の取得価額ｂから減算して取得価額差額ｃを算出する。次いで、この取得価額差額ｃを前年度簿価ｄに加算して償却前簿価ｅを算出する。次いで、図１７の減価償却率テーブル２０５１ｂから、図１６の減価償却期間情報テーブル２０５１ａの当該知的財産の減価償却期間に対応する減価償却率αを取得する。次いで、この減価償却率αを償却前簿価ｅに乗算して償却額ｆを算出する。次いで、この償却額ｆを償却前簿価ｅから減算して償却後簿価ｇを算出する。
なお、知的財産が権利消滅した場合は、その権利消滅に伴い当該償却前簿価ｅをそのまま償却額ｆとして、償却後簿価ｇをゼロにする（例えば図１８の知的財産「出願番号２００Ｘ−ＣＣＣＣＣＣ」）。
これにより、定率法による知的財産の減価償却処理を行うことができる。また、知的財産の取得時点として出願年度、出願日などの出願時点を用いる場合の減価償却方法に対応することができる。
次に、図１９〜図２１を参照して、減価償却方法として定額法が用いられる場合を説明する。
図２及び図９において、減価償却条件記憶部２０５には定額法が用いられる場合の各種減価償却条件が記憶されている。図１９は、減価償却条件記憶部２０５に記憶されている権利残存期間情報テーブル２０５２ａの構成例である。図１９に示されるように、権利残存期間情報テーブル２０５２ａは、知的財産毎にその出願番号に対応付けて権利登録日と権利残存年数を格納している。この権利残存年数は毎年１年ずつ減ぜられる。なお、図１９の例では権利登録日が格納されているが、少なくとも権利登録年度が識別できる情報であればよい。
図２０は、減価償却条件記憶部２０５に記憶されている減価償却率テーブル２０５２ｂの構成例である。図２０に示されるように、減価償却率テーブル２０５２ｂは、知的財産の耐用年数に対応する定額法の減価償却率βを格納している。
また、図２１には、定額法が用いられる場合の帳簿価額記憶部２０６ｂの構成例が示されている。図２１に示されるように、帳簿価額記憶部２０６ｂは、知的財産毎にその出願番号に対応付けて、前年度取得価額ａ、今年度（簿価算定年度）取得価額ｂ、取得価額差額ｃ（ｃ＝ａ−ｂ）、前年度簿価ｄ、償却前簿価ｅ（ｅ＝ｄ＋ｃ）、償却額ｆ（ｆ＝β×ｅ）、及び償却後簿価ｇ（ｇ＝ｅ−ｆ）を記憶する。
図２及び図９において、帳簿価額算出部１０４は、選択部１０３から入力された計上価額の総額を今年度（簿価算定年度）の取得価額ｂとして使用し、当該知的財産の減価償却後の簿価を定額法により算出する。この定額法による簿価算出処理において、帳簿価額算出部１０４は、先ず、図２１に示される帳簿価額記憶部２０６ｂの当該知的財産の前年度取得価額ａを今年度の取得価額ｂから減算して取得価額差額ｃを算出する。次いで、この取得価額差額ｃを前年度簿価ｄに加算して償却前簿価ｅを算出する。次いで、図２０の減価償却率テーブル２０５２ｂから、図１９の権利残存期間情報テーブル２０５２ａの当該知的財産の権利残存年数に対応する減価償却率βを取得する。次いで、この減価償却率βを償却前簿価ｅに乗算して償却額ｆを算出する。次いで、この償却額ｆを償却前簿価ｅから減算して償却後簿価ｇを算出する。
なお、知的財産が権利消滅した場合、すなわち図１９の権利残存年数がゼロ年である場合は、その権利消滅に伴い当該償却前簿価ｅをそのまま償却額ｆとして、償却後簿価ｇをゼロにする（例えば図１８の知的財産「出願番号２００Ｘ−ＣＣＣＣＣＣ」）。
これにより、定額法による知的財産の減価償却処理を行うことができる。また、知的財産の取得時点として権利登録年度、権利登録日などの権利登録時点を用いる場合の減価償却方法に対応することができる。
なお、図２あるいは図９に示す知的財産会計管理装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより知的財産会計管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、ＷＷＷシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境（あるいは表示環境）も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ（例えばＤＲＡＭ（ＤｙｎａｍｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ））のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明によれば、一件の知的財産に要する標準的な費用（標準価額）、又は、実際に掛かった費用（実績価額）のいずれか大きい方の額が知的財産の取得価額として計上される。これにより、発明者への還元費用などの未確定の費用があるために費用総額が確定せず、出願時点の会計年度内には知的財産の取得価額が確定しなくとも、標準的な価額が知的財産の取得価額に用いられるので、知的財産の取得価額として不適切な額が計上されることが防止される。この結果、例えば一企業が出願した知的財産全体の取得価額としては略正確な資産の額を計上できることとなり、適切な会計管理を行うことができる。Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a hardware configuration of an intellectual property accounting management apparatus according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, the intellectual property accounting management apparatus includes a processing unit 1, a storage unit 2, an operation unit 3, a display unit 4, and an input / output interface 5. Each part 1-5 is connected with the bus | bath. The processing unit 1 has an intellectual property accounting management unit 10 that performs various processes for accounting of intellectual property. The storage unit 2 stores various data used for accounting management of intellectual property. The operation unit 3 includes input devices such as a keyboard and a mouse for an operator to input data. The display unit 4 includes a display device (CRT (Cathode Ray Tube), liquid crystal display device, etc.) for displaying data. The input / output interface 5 is connected to an external device such as a printing device or a read / write device for a recording medium (flexible disk or the like) to input / output data. The input / output interface 5 may be provided with a communication function and connected to an external computer via a communication line to transmit / receive data.
Hereinafter, embodiments of the intellectual property accounting management apparatus realized by the hardware configuration shown in FIG. 1 will be sequentially described.
FIG. 2 is a block diagram showing a functional configuration of the intellectual property accounting management apparatus according to the first embodiment. In FIG. 2, the intellectual property accounting management apparatus includes a standard price calculation unit 101, a recorded price control unit 102, a selection unit 103, a book value calculation unit 104, an actual price storage unit 201, a standard price storage unit 202, and a recorded price storage unit. 203, a selection item storage unit 204, a depreciation condition storage unit 205, and a book value storage unit 206. The above units 101 to 104 are included in the intellectual property accounting management unit 10 of FIG. Each of the storage units 201 to 206 is included in the storage unit 2 of FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of the actual value storage unit 201. The actual price storage unit 201 stores, for each intellectual property, an actual price that is the sum of actual cost actually spent for each expense item. The cost items include reduction costs paid to the creator of the intellectual property (for example, the inventor) (compensation at the time of filing, compensation at the time of registration, performance rewards, etc.), and R & D costs required for R & D to generate intellectual property. , Agent costs paid to agents entrusting procedures related to intellectual property, and payment costs related to intellectual property. In addition, the actual value storage unit 201 stores a legal state regarding the intellectual property right for each intellectual property. The legal status includes the status of the application being filed, the status of the request for examination requested for examination, the status of registration for which rights have been registered, the status of termination of the rights that have been extinguished (expired before or after expiration). is there.
The actual value storage unit 201 stores a confirmation flag for each cost item of each intellectual property. This confirmation flag indicates whether or not the actual value of the cost item has been confirmed. For example, FIG. 3 shows each actual value of the intellectual property “200X-AAAAAAA” in the application state. Among these actual values, the R & D cost has been confirmed with the confirmation flag “ON”, and the other actual values are unconfirmed with the confirmation flag “OFF”.
In the present embodiment, the application number of the intellectual property is used as the management number of the intellectual property.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of the standard price storage unit 202. The standard price storage unit 202 acquires a single intellectual property, obtains a right, and stores a standard amount (standard price) of a cost required until the right expires for each cost item.
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration example of the recorded value storage unit 203. The recorded price storage unit 203 stores a value (recorded price) to be recorded as an acquisition price for each intellectual property for each expense item.
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of the selection item storage unit 204. The selection item storage unit 204 stores items included in the acquisition price of the intellectual property among the cost items (reduction costs, research and development costs, agent costs, payment costs). In the example of FIG. 6, items to be included in the acquisition price are indicated as selected, and items not included are indicated as not selected.
Next, the operation of the intellectual property accounting management apparatus according to the first embodiment shown in FIG. 2 will be described.
First of all, when actual information on expenses related to a specific intellectual property (application number, actual cost amount by cost item, distinction of final or undetermined total cost, and legal status) is input, the actual value memory is stored. The relevant expense item contents (actual value, finalized flag) and legal state of the part 201 are updated. As the actual price, the amount input this time is added to the stored amount. The confirmation flag is turned on when the actual cost total is confirmed. The initial value of the actual value is zero, and the initial value of the confirmation flag is OFF.
By updating the actual price, the standard price calculation unit 101 calculates the standard price for each expense item by a predetermined statistical process using the confirmed actual price in the actual price storage unit 201. Then, the standard price storage unit 202 is updated with the calculation result. For example, an average value of confirmed actual prices of the same cost item is set as a standard value of the cost item.
Next, the recorded price control unit 102 compares the standard price of the standard price storage unit 202 with the actual price of the actual price storage unit 201, and uses the larger price as the recorded value of the corresponding intellectual property. Remember me. For example, each actual value of the intellectual property “200X-AAAAAAA” shown in FIG. 3 is compared with the corresponding standard value shown in FIG. 4, and the larger value is shown in FIG. As shown, it is stored in the recorded value storage unit 203. For the intellectual property whose recorded price has already been stored in the recorded price storage unit 203, the storage content of the recorded price storage unit 203 is updated with the current recorded price.
Next, the selection unit 103 selects only the booked value of the expense item included in the acquisition price of the intellectual property from the booked price of the booked price storage unit 203 for the intellectual property whose booked price has been updated, and the book value Output to the calculator. During this selection, the selection item storage unit 204 is referred to. That is, the selection unit 103 selects only the recorded value of the expense item set as the selection item in the selection item storage unit 204. In the example of FIG. 6, the reduction cost, the research and development cost, and the agent cost that are set to be selected are selection items.
Next, the book value calculation unit 104 calculates the book value after depreciation of the intellectual property by using the total of the booked value input from the selection unit 103 as the acquisition price of the current fiscal year (book value calculation year). . The calculated book value is stored in the book value storage unit 206. When calculating the book value, various depreciation conditions stored in the depreciation condition storage unit 205 are used. Details of book value calculation processing performed by the intellectual property accounting management apparatus will be described later.
According to the first embodiment described above, the standard cost (standard value) required for a single intellectual property or the actual cost (actual value), whichever is larger, is the intellectual property. Is recorded as the acquisition price. As a result, the total amount is not fixed because there is an undetermined cost such as a return cost to the inventor, and even if the acquisition price of the intellectual property is not fixed within the fiscal year at the time of filing, Since it is used for the acquisition price of intellectual property, an inappropriate amount is prevented from being recorded as the acquisition price of intellectual property. As a result, for example, a substantially accurate asset amount can be recorded as the acquisition price of the entire intellectual property filed by one company, and appropriate accounting management can be performed.
Further, since the acquisition price of the intellectual property can be recorded for each expense item, an appropriate amount can be recorded for each expense item, and the accuracy of the acquisition price of each intellectual property is improved.
In addition, since the expense item to be recorded as the acquisition price of the intellectual property can be changed by changing the setting contents of the selection item storage unit 204, the type of expense item to be recorded is changed by changing the accounting system, etc. Even so, it can respond flexibly.
In addition, since the actual value is recorded for the cost item for which the actual price has been determined based on the finalization flag, the accuracy of the acquisition price is improved according to the determination level of the cost item.
In addition, the standard price calculation unit 101 can automatically update the standard price based on the past acquisition price record.
Since intellectual property is classified by technical field, a standard price may be set for each technical field. FIG. 7 shows a configuration example of the actual value storage unit 201a to which the technical field to which the intellectual property belongs is added. FIG. 8 shows a configuration example of the standard price storage unit 202a in which the standard price is set for each technical field. When the standard price is set for each technical field, the standard price calculation unit 101 calculates the standard price for each expense item using the confirmed actual price of the same technical field in the actual price storage unit 201a.
Next, a second embodiment will be described. FIG. 9 is a block diagram showing a functional configuration of the intellectual property accounting management apparatus according to the second embodiment. 9, parts corresponding to those in FIG. 2 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. The intellectual property accounting management apparatus shown in FIG. 9 further includes a research and development cost management unit 110 in addition to the configuration of FIG. Configurations and operations other than the research and development cost management unit 110 are the same as those in the first embodiment.
Of the performance information, the performance information related to the research and development cost is input to the research and development cost management unit 110. This R & D cost result information includes the actual amount of R & D cost and the technical field of the R & D. The research and development cost management unit 110 appropriately allocates the input actual research and development cost to the intellectual property belonging to the research and development technology field. With this allocation amount 301, the R & D cost actual value of the corresponding intellectual property in the actual value storage unit 201 is updated.
Hereinafter, embodiments of the research and development cost management unit 110 will be sequentially described.
[Embodiment A of Research and Development Cost Management Unit 110]
First, an embodiment of the research and development cost management unit 110 will be described with reference to FIGS. 10 and 13. FIG. 10 is a block diagram showing a configuration of the research and development cost management unit 110a according to the embodiment. FIG. 13 is a diagram illustrating a configuration example of the technical field storage unit 211a illustrated in FIG. In FIG. 10, the research and development cost management unit 110a includes a research and development cost allocation unit 111a and a technical field storage unit 211a.
As shown in FIG. 13, the technical field storage unit 211a stores the technical field to which each intellectual property belongs. When the research and development cost performance information (the actual amount of research and development costs and the technical field) is input, the research and development cost allocation unit 111a refers to the technical field storage unit 211a, and the intellectual property belonging to the input technical field Find the number of assets. Next, the allocated amount 301a per intellectual property is calculated by dividing the input R & D cost actual amount by the obtained number. Next, the research and development cost allocation unit 111a adds the allocation amount 301a to the actual research and development cost actual value of the corresponding intellectual property in the actual price storage unit 201 to update the actual research and development cost value.
In this embodiment, the actual amount of research and development expenses is equally distributed to each intellectual property belonging to the technical field. This makes it possible to easily calculate the amount of R & D expenses allocated.
[Embodiment B of Research and Development Cost Management Unit 110]
Next, another embodiment of the research and development cost management unit 110 will be described with reference to FIGS. 11 and 14. FIG. 11 is a block diagram showing the configuration of the research and development cost management unit 110b according to the embodiment. FIG. 14 is a diagram illustrating a configuration example of the technical field and the weight coefficient storage unit 211b illustrated in FIG. In FIG. 11, the research and development cost management unit 110b includes a research and development cost allocation unit 111b and a technical field and weight coefficient storage unit 211b.
As shown in FIG. 14, the technical field and weight coefficient storage unit 211b stores the technical field and the weight coefficient for each intellectual property. This weight coefficient is set according to the importance of the intellectual property. When the research and development cost result information (the actual amount of research and development cost and the technical field) is input, the research and development cost allocation unit 111b refers to the technical field and the weight coefficient storage unit 211b and stores the input technical field. Find the sum of the weight coefficients of the intellectual property to which it belongs. Next, the R & D cost actual value per unit of weight coefficient is calculated by dividing the input R & D cost actual value by the obtained sum. Next, for each intellectual property belonging to the technical field, the allocation amount 301b for each intellectual property is calculated by multiplying the weighting factor by the actual amount of R & D expenses per unit of the weighting factor. Next, the research and development cost allocation unit 111b adds the allocation amount 301b to the actual research and development cost actual value of the corresponding intellectual property in the actual price storage unit 201 to update the actual research and development cost value.
In this embodiment, the actual amount of research and development expenses is allocated to each intellectual property belonging to the technical field according to the ratio of the respective weighting factors. As a result, the actual amount of research and development expenses can be allocated according to the importance of intellectual property.
[Embodiment C of R & D expense management unit 110]
Next, another embodiment of the research and development cost management unit 110 will be described with reference to FIGS. 12 and 15. FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of the research and development cost management unit 110c according to the embodiment. FIG. 15 is a diagram illustrating a configuration example of the deferred asset storage unit 212 illustrated in FIG. 12. In FIG. 12, the research and development cost management unit 110c includes a research and development cost allocation unit 111c, a deferred asset storage unit 212, and the technical field storage unit 211a of FIG.
The deferred asset storage unit 212 stores, as deferred assets, the actual amount of R & D expenses for which intellectual property that can be allocated has not yet been acquired. In the example of FIG. 15, the technical field, the actual R & D cost that is a deferred asset, and the possibility of allocation are stored in association with the management number of the actual R & D cost.
In this embodiment, in addition to the actual amount of R & D expenses and the technical field, information on whether or not the actual amount of R & D expenses can be allocated is input as the R & D cost actual information. Then, the R & D cost actual amount that cannot be allocated according to the allocation permission information is not allocated and is stored in the deferred asset storage unit 212 as allocation permission. In addition, when intellectual property based on the actual amount of research and development expenses that is a deferred asset is generated, information indicating that allocation is possible is input as information on actual research and development expenses. With this allocation enable information, the information indicating that allocation was rejected in the deferred asset storage unit 212 is updated to allow allocation. As a result, the research and development cost allocation unit 111c starts to allocate the actual research and development cost that has been a deferred asset.
The R & D cost allocation unit 111c allocates the input R & D cost actual value that can be allocated and the R & D cost actual value of the deferred asset storage unit 212 that can be allocated. . After this allocation, the actual R & D cost that can be allocated in the deferred asset storage unit 212 is deleted from the deferred asset storage unit 212. In the embodiment of FIG. 12, similarly to the embodiment of FIG. 10 described above, the actual amount of research and development expenses is equally divided and allocated to the intellectual property belonging to the technical field. As in the embodiment of FIG. 11, the technical field and the weight coefficient storage unit 211b are provided, and the actual amount of R & D expenses is determined according to the ratio of the weight coefficient for each intellectual property belonging to the technical field. May be distributed.
According to this embodiment, it is possible to cope with the actual amount of research and development expenses for which the allocation time is uncertain. In the past, assets that were not used for business could not be depreciated, and it could take some time for research and development to be used for business, and depreciation could not be started. However, according to this embodiment, it is possible to easily start depreciation by regarding the time when the intellectual property is acquired as the time when it is used for business.
According to the second embodiment described above, the actual amount of research and development expenses can be appropriately accounted for as the acquisition price of the corresponding intellectual property. In the past, despite the high proportion of corporate profits that depended on intellectual property rights, R & D expenses were incurred and self-created intellectual property was not capitalized. There was a large gap between the book value and the book value on the net assets shown in the balance sheet. However, since the R & D cost management unit 110 is provided, the R & D cost is properly recorded and depreciated as part of the acquisition price of the intellectual property. The gap between the book value and net book value in accounting can be reduced.
Next, the book value calculation process performed by the intellectual property accounting management apparatus shown in FIGS. 2 and 9 will be described.
First, the case where the declining balance method is used as the depreciation method will be described with reference to FIGS.
2 and 9, the depreciation condition storage unit 205 stores various depreciation conditions when the declining balance method is used. FIG. 16 is a configuration example of the depreciation period information table 2051a stored in the depreciation condition storage unit 205. As shown in FIG. 16, the depreciation period information table 2051a stores an application date and a depreciation period in association with the application number for each intellectual property. In the example of FIG. 16, the filing date is stored, but at least information that can identify the filing year may be used.
FIG. 17 is a configuration example of the depreciation rate table 2051b stored in the depreciation condition storage unit 205. As shown in FIG. 17, the depreciation rate table 2051b stores a depreciation rate α of the declining balance method corresponding to the useful life of the intellectual property.
FIG. 18 shows a configuration example of the book value storage unit 206a when the declining balance method is used. As shown in FIG. 18, the book value storage unit 206a associates each intellectual property with its application number, and acquires the previous year acquisition price a, the current year (book value calculation year) acquisition price b, and the acquisition price difference c. (C = a−b), previous year book value d, pre-depreciation book value e (e = d + c), depreciation amount f (f = α × e), and post-depreciation book value g (g = ef) Remember.
In FIG. 2 and FIG. 9, the book value calculation unit 104 uses the total of the booked value input from the selection unit 103 as the acquisition price b of the current fiscal year (book value calculation year), and after the depreciation of the relevant intellectual property Is calculated by the declining balance method. In the book value calculation process by the declining balance method, the book value calculation unit 104 first subtracts the previous year's acquisition price a of the intellectual property in the book price storage unit 206a shown in FIG. The acquisition price difference c is calculated. Next, the book value e before depreciation is calculated by adding this acquisition price difference c to the book value d of the previous year. Next, the depreciation rate α corresponding to the depreciation period of the intellectual property in the depreciation period information table 2051a of FIG. 16 is acquired from the depreciation rate table 2051b of FIG. Next, the depreciation rate α is calculated by multiplying the book value e before depreciation by the depreciation rate α. Next, the depreciated book value g is calculated by subtracting the depreciated amount f from the pre-depreciated book value e.
When the intellectual property is extinguished, the book value before depreciation e is used as it is as the depreciation amount f, and the post-depreciation book value g is set to zero (for example, the intellectual property “application number in FIG. 18). 200X-CCCCCC ").
Thereby, the depreciation processing of the intellectual property by the declining balance method can be performed. In addition, it is possible to cope with a depreciation method in the case of using the application time such as the application year and the application date as the acquisition time of the intellectual property.
Next, a case where the straight-line method is used as the depreciation method will be described with reference to FIGS.
2 and 9, the depreciation condition storage unit 205 stores various depreciation conditions when the straight-line method is used. FIG. 19 is a configuration example of the remaining right period information table 2052a stored in the depreciation condition storage unit 205. As shown in FIG. 19, the right remaining period information table 2052a stores the right registration date and the remaining right years in association with the application number for each intellectual property. This remaining life is reduced by one year each year. In the example of FIG. 19, the right registration date is stored, but any information that can identify at least the right registration year may be used.
FIG. 20 is a configuration example of the depreciation rate table 2052b stored in the depreciation condition storage unit 205. As shown in FIG. 20, the depreciation rate table 2052b stores a straight-line depreciation rate β corresponding to the useful life of the intellectual property.
FIG. 21 shows a configuration example of the book value storage unit 206b when the straight-line method is used. As shown in FIG. 21, the book value storage unit 206b associates each intellectual property with its application number and acquires the previous year acquisition price a, the current year (book value calculation year) acquisition price b, and the acquisition price difference c. (C = a−b), previous year book value d, pre-depreciation book value e (e = d + c), depreciation amount f (f = β × e), and post-depreciation book value g (g = ef) Remember.
In FIG. 2 and FIG. 9, the book value calculation unit 104 uses the total of the booked value input from the selection unit 103 as the acquisition price b of the current fiscal year (book value calculation year), and after the depreciation of the relevant intellectual property Is calculated by the straight-line method. In the book value calculation processing by the straight-line method, the book price calculation unit 104 first subtracts the previous year's acquisition price a of the intellectual property in the book price storage unit 206b shown in FIG. The acquisition price difference c is calculated. Next, the book value e before depreciation is calculated by adding this acquisition price difference c to the book value d of the previous year. Next, from the depreciation rate table 2052b in FIG. 20, the depreciation rate β corresponding to the remaining years of the intellectual property in the right remaining period information table 2052a in FIG. 19 is acquired. Next, the depreciation rate β is calculated by multiplying the book value e before depreciation by the depreciation rate β. Next, the depreciated book value g is calculated by subtracting the depreciated amount f from the pre-depreciated book value e.
When the intellectual property is extinguished, that is, when the remaining years of rights in FIG. 19 are zero years, the book value e before depreciation is used as it is as the depreciation amount f, and the book value after depreciation is set as g. Zero (for example, intellectual property “application number 200X-CCCCCC” in FIG. 18).
Thereby, the depreciation processing of the intellectual property by the straight-line method can be performed. Further, it is possible to cope with a depreciation method in the case of using the right registration time such as the right registration year and the right registration date as the acquisition time of the intellectual property.
Note that a program for realizing the functions of the intellectual property accounting management apparatus shown in FIG. 2 or FIG. 9 is recorded on a computer-readable recording medium, and the program recorded on the recording medium is read into a computer system. The intellectual property accounting management processing may be performed by executing. Here, the “computer system” may include an OS and hardware such as peripheral devices.
Further, the “computer system” includes a homepage providing environment (or display environment) if a WWW system is used.
The “computer-readable recording medium” means a flexible disk, a magneto-optical disk, a ROM, a writable nonvolatile memory such as a flash memory, a portable medium such as a CD-ROM, a hard disk built in a computer system, etc. This is a storage device.
Further, the “computer-readable recording medium” refers to a volatile memory (for example, DRAM (Dynamic) in a computer system serving as a server or a client when a program is transmitted via a network such as the Internet or a communication line such as a telephone line. Random Access Memory)) that holds a program for a certain period of time is also included.
The program may be transmitted from a computer system storing the program in a storage device or the like to another computer system via a transmission medium or by a transmission wave in the transmission medium. Here, the “transmission medium” for transmitting the program refers to a medium having a function of transmitting information, such as a network (communication network) such as the Internet or a communication line (communication line) such as a telephone line.
The program may be for realizing a part of the functions described above. Furthermore, what can implement | achieve the function mentioned above in combination with the program already recorded on the computer system, and what is called a difference file (difference program) may be sufficient.
The embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes design changes and the like within a scope not departing from the gist of the present invention.
Possibility of industrial use As explained above, according to the present invention, either the standard cost (standard value) required for a single intellectual property or the actual cost (actual value) The larger amount is recorded as the acquisition price of intellectual property. As a result, the total amount is not fixed because there is an undetermined cost such as a return cost to the inventor, and even if the acquisition price of the intellectual property is not fixed within the fiscal year at the time of filing, Since it is used for the acquisition price of intellectual property, an inappropriate amount is prevented from being recorded as the acquisition price of intellectual property. As a result, for example, a substantially accurate asset amount can be recorded as the acquisition price of the entire intellectual property filed by one company, and appropriate accounting management can be performed.

Claims

A standard price storage unit for storing a standard amount of expenses required from the acquisition of intellectual property to the expiration of rights,
For each intellectual property, an actual value storage unit that stores an actual value that is the total of the actual cost actually spent;
For each intellectual property, a recorded value storage unit that stores a value to be recorded as an acquisition price,
The standard price stored in the standard price storage unit is compared with the actual price stored in the actual price storage unit, and the larger price is stored in the recorded price storage unit as the recorded value of the corresponding intellectual property. The book value control department,
An intellectual property accounting management apparatus characterized by comprising:

The standard price storage unit, the actual price storage unit and the recorded price storage unit store a breakdown of each price by cost item,
The intellectual property accounting management apparatus according to claim 1, wherein the recorded price control unit obtains the recorded price for each expense item.

The cost item is at least one of a reduction cost paid to the creator of the intellectual property, a research and development cost, an agent cost paid to the agent entrusting the procedure related to the intellectual property, and a payment cost related to the intellectual property. The intellectual property accounting management apparatus according to claim 2, comprising the above.

A technical field storage unit that stores technical fields for each intellectual property;
R & D cost allocation unit that allocates the actual amount of R & D expenses input for each technical field to each intellectual property belonging to the technical field, and updates the actual price storage unit based on the allocation result;
The intellectual property accounting management apparatus according to claim 3, further comprising:

5. The intellectual property accounting management according to claim 4, wherein the R & D cost allocation unit equally divides the actual R & D cost in the technical field into the number of intellectual property belonging to the same technical field. apparatus.

A weight coefficient storage unit for storing a weight coefficient for each intellectual property,
5. The knowledge according to claim 4, wherein the R & D cost allocation unit allocates the R & D cost actual amount in the technical field according to a ratio of a weighting factor of intellectual property belonging to the same technical field. Property accounting management device.

A deferred asset storage unit that stores the actual amount of R & D expenses for which intellectual property that can be allocated has not been acquired is stored as a deferred asset,
The R & D cost allocation unit starts allocation of the actual R & D cost when the intellectual property based on the actual R & D cost that is the deferred asset is generated. The intellectual property accounting management apparatus according to any one of Items 4 to 6.

Among the cost items, a selection item storage unit that stores items included in the acquisition price of the intellectual property,
A selection unit for selecting a cost to be included in the acquisition price of the intellectual property according to the setting content of the selection item storage unit;
The intellectual property accounting management apparatus according to any one of claims 2 to 6, further comprising:

For each intellectual property, for each expense item, a confirmation flag indicating whether or not the actual value has been confirmed is provided,
The intellectual property accounting management apparatus according to any one of claims 2 to 6, wherein the recorded price control unit sets an actual price that has been confirmed based on the confirmed flag as the recorded price. .

7. A standard price calculator that calculates the standard price from the confirmed actual price by a predetermined statistical process and updates the standard price storage unit based on the calculation result. The intellectual property accounting management apparatus according to any one of the above.

For each intellectual property, a depreciation condition storage unit that stores the application year and the depreciation period,
A book value calculator that calculates the depreciated book value of intellectual property;
A book value storage unit for storing the calculated book value for each intellectual property,
The book value calculation unit calculates the acquisition price of the intellectual property based on the recorded value by a predetermined depreciation method from the application year to the book value calculation year according to the depreciation period. The intellectual property accounting management apparatus according to any one of claims 1 to 6.

For each intellectual property, a depreciation condition storage unit that stores a right registration year and a remaining right period,
A book value calculator that calculates the depreciated book value of intellectual property;
A book value storage unit for storing the calculated book value for each intellectual property,
The book value calculation unit calculates the acquisition price of the intellectual property based on the recorded value from the year of registration of the right to the book value calculation year according to the remaining period of the right by a predetermined depreciation method. The intellectual property accounting management apparatus according to any one of claims 1 to 6, wherein the intellectual property accounting management apparatus is characterized.

Intellectual property accounting management in an intellectual property accounting management apparatus having a processing unit for performing various accounting processes for intellectual property and various storage units for storing various data used for accounting management of intellectual property An intellectual property accounting management program for processing,
The intellectual property accounting management device includes a standard price storage unit that stores a standard amount of expenses required from the acquisition of one intellectual property to the extinction of the right, and the actual cost actually spent for each intellectual property. An actual price storage unit that stores an actual price that is the sum of the amount, and a recorded price storage unit that stores a value to be recorded as an acquisition price for each intellectual property,
The standard price stored in the standard price storage unit is compared with the actual price stored in the actual price storage unit, and the larger price is stored in the recorded price storage unit as the recorded value of the corresponding intellectual property. An intellectual property accounting management program characterized by causing a computer to execute a book value control process.

In the standard price storage unit, the actual price storage unit and the recorded price storage unit, a breakdown of each price is stored for each expense item,
14. The intellectual property accounting management program according to claim 13, wherein in the recorded value control process, the recorded value is obtained for each expense item.

The cost item is at least one of a reduction cost paid to the creator of the intellectual property, a research and development cost, an agent cost paid to the agent entrusting the procedure related to the intellectual property, and a payment cost related to the intellectual property. The intellectual property accounting management program according to claim 14, comprising the above.

The intellectual property accounting management apparatus includes a technical field storage unit that stores a technical field for each intellectual property,
R & D cost allocation process that allocates the actual amount of R & D expenses input for each technical field to each intellectual property belonging to the relevant technical field and updates the actual value storage unit based on the allocation result The intellectual property accounting management program according to claim 15, which is executed.

17. The intellectual property accounting management according to claim 16, wherein in the research and development cost allocation process, the actual amount of research and development expenses in the technical field is equally divided into the number of intellectual property belonging to the same technical field. program.

The intellectual property accounting management apparatus includes a weighting factor storage unit that stores a weighting factor for each intellectual property,
17. The knowledge according to claim 16, wherein, in the R & D cost allocation process, the actual amount of R & D expenses in the technical field is allocated according to the ratio of the weighting factor of intellectual property belonging to the same technical field. Property accounting management program.

The intellectual property accounting management apparatus is provided with a deferred asset storage unit that stores the actual amount of research and development expenses for which intellectual property that can be allocated has not been acquired as deferred assets,
In the R & D cost allocation process, when an intellectual property based on the actual R & D cost amount that is the deferred asset is generated, allocation of the actual R & D cost amount is started. Item 19. The intellectual property accounting management program according to any one of items 16 to 18.

The intellectual property accounting management device includes a selection item storage unit that stores items included in the acquisition price of the intellectual property among the expense items,
19. The knowledge according to claim 14, further causing a computer to execute a selection process for selecting a cost to be included in an acquisition price of an intellectual property according to a setting content of the selection item storage unit. Property accounting management program.

The intellectual property accounting management device is provided with a confirmation flag indicating whether or not the actual value has been confirmed for each intellectual property and for each expense item,
The intellectual property accounting management program according to any one of claims 14 to 18, wherein, in the recorded value control process, an actual value determined based on the fixed flag is set as the recorded value. .

14. The computer further executes a standard price calculation process for calculating the standard price from the confirmed actual price by a predetermined statistical process and updating the standard price storage unit based on the calculation result. The intellectual property accounting management program according to claim 18.

The intellectual property accounting management apparatus includes a depreciation condition storage unit that stores an application year and a depreciation period for each intellectual property, and a book value storage unit that stores the calculated book value for each intellectual property. And
The acquisition price of the intellectual property based on the recorded value is depreciated from the filing year to the book value calculation year according to the depreciation period by a predetermined depreciation method. The intellectual property accounting management program according to any one of claims 13 to 18, further causing a computer to execute a book value calculation process for calculating a price.

The intellectual property accounting management device includes a depreciation condition storage unit that stores a right registration year and a remaining right period for each intellectual property, and a book value storage that stores the calculated book value for each intellectual property. And is equipped with
The acquisition price of the intellectual property based on the recorded value is depreciated from the year of registration of the right to the book value calculation year according to the remaining period of the right by a predetermined depreciation method. 19. The intellectual property accounting management program according to claim 13, further causing a computer to execute book value calculation processing for calculating a book value.