JPWO2002100000A1 - Cdma送信ダイバーシチ装置 - Google Patents

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道明 高野
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実 阿部
邦之 鈴木
邦之 鈴木
信緒 藤原
信緒 藤原
順靖 山口
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卓也 山崎
卓也 山崎
動松 段
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Abstract

基地局は、送信ダイバーシチ装置を含む。送信ダイバーシチ装置は、2系統の送信部を有する。各送信部は、送信データを符号化して送信符号を生成する。各送信部は、生成された各送信符号のうち第1符号を拡散変調し16QAMして2つのCDMA信号を作成し、当該2つのCDMA信号を送信する。その後、各送信部は、各送信符号のうち第2符号を拡散変調し16QAMして2つのCDMA信号を作成し、当該2つのCDMA信号を送信する。これにより、時間差ダイバーシチを実現している。各送信部は、2つのCDMA信号の合成信号の位相点分布がほぼ均等になるように、送信データを符号化する。これにより、ノイズマージンを大きくでき、ビット誤り率を改善できる。

Description

技術分野
この発明は、たとえばW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)移動通信システムの基地局に用いられるCDMA送信ダイバーシチ装置に関する。
背景技術
従来から、主として、受信側の移動局において時間差ダイバーシチを実現すべく、基地局において送信ダイバーシチを行っている。より具体的には、たとえばW−CDMA移動通信システムにおいては、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格である”3GPP TS25.211V3.5.0(2000−12)”に示されるように、基地局から移動局へのダウンリンクにおいて送信ダイバーシチ(transmit diversity)が行われる。
さらに詳述すれば、基地局は、2系統の送信部を有しており、各送信部には4ビットの送信データ{b0,b1,b2,b3}が分岐して入力されるようになっている。一方の送信部は、上記4ビットの送信データを符号化した後所定の拡散符号で拡散変調し、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を実行することにより、CDMA信号を作成する。同様に、他方の送信部は、上記4ビットの送信データを符号化した後上記と同じ拡散符号で拡散変調しQPSKを実行することにより、CDMA信号を作成する。
さらに詳述すれば、一方の送信部は、上記送信データ{b0,b1,b2,b3}を所定の変換テーブルに従って送信符号{c0,c1,c2,c3}に変換し、他方の送信部は上記送信データ{b0,b1,b2,b3}を上記変換テーブルに従って送信符号{−c2,c3,c0,−c1}に変換する。この場合、直交変調方式としてQPSKを採用しているので、送信データと送信符号とは{bn=cn}の関係にある。よって、送信符号{c0,c1,c2,c3}は{b0,b1,b2,b3}となり、送信符号{−c2,c3,c0,−c1}は{−b2,b3,b0,−b1}となる。
一方の送信部は、所定の第1シンボルタイミングt1に応答して、送信符号{b0,b1,b2,b3}のうち最初の2つの符号{b0,b1}をIQデータとして拡散変調する。その結果、符号{b0,b1}を含むCDMA信号が作成されることになる。また、他方の送信部は、上記第1シンボルタイミングt1に応答して、送信符号{−b2,b3,b0,−b1}のうち最初の2つの符号{−b2,b3}をIQデータとして拡散変調する。つまり、上記符号{b0,b1}と異なる符号{−b2,b3}を最初に用いる。その結果、符号{−b2,b3}を含むCDMA信号が作成されることになる。
また、一方の送信部は、第1シンボルタイミングt1の所定時間経過後の第2シンボルタイミングt2に応答して、送信符号{b0,b1,b2,b3}のうち残余の2つの符号{b2,b3}をIQデータとして拡散変調する。また、他方の送信部は、上記第2シンボルタイミングt2に応答して、送信符号{−b2,b3,b0,−b1}のうち残余の2つの符号{b0,−b1}をIQデータとして拡散変調する。これにより、互いに異なる符号を含む2つのCDMA信号が作成されることになる。
このように、基地局は、互いに異なる符号を含む2つのCDMA信号の送信を2回行っている。これにより、受信側の移動局では、各シンボルタイミングごとに、2つのCDMA信号の合成信号が受信されることになる。1シンボルタイミングにおいて受信される合成信号は、元の送信データ{b0,b1,b2,b3}をすべて含むものであり、移動局はこれを異なるタイミングで2回受信することになる。したがって、移動局において時間差ダイバーシチを実現することができる。
ところで、上述の3GPP規格に従った送信ダイバーシチは、直交変調方式としてQPSKを採用することを前提としている。つまり、従来の送信ダイバーシチ装置は、1系統の送信部において同時に2ビットのデータを送信する。しかし、周波数の利用効率を向上すべく、多値変調における送信ダイバーシチが望まれている。
多値の直交変調方式としては、たとえば16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)が考えられる。16QAMは、4ビットのデータを同一周波数の搬送波で送信する直交変調方式であるため、QPSKの倍のデータを同時に送信できる。しかしながら、16QAMを採用する場合、従来の3GPP規格に従った送信ダイバーシチを行っても、移動局において受信される合成信号のノイズマージンは比較的小さな値となる。ノイズマージンは、隣接する位相点間の距離の半分に相当する値であり、値が小さいほどビット誤り率は悪い。したがって、従来の3GPP規格では、ビット誤り率の改善を図るのに限界があり、通信品質の向上を図ることができないとの問題があった。
発明の開示
そこで、この発明の目的は、ビット誤り率の改善を図ることができるCDMA送信ダイバーシチ装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、複数に分岐された送信データを送信符号にそれぞれ変換し、当該各送信符号の一部をそれぞれ含む複数のCDMA信号を送信した後に上記各送信符号の上記一部以外をそれぞれ含む複数のCDMA信号を送信するCDMA送信ダイバーシチ装置において、上記複数のCDMA信号の合成信号の位相点分布がほぼ均等になるように、上記各々の送信データを送信符号にそれぞれ変換するものである。
この構成によれば、合成信号の位相点分布がほぼ均等になるから、3GPP規格に従って符号化する場合に比べてノイズマージンを大きくできる。したがって、ビット誤り率の改善を図ることができ、通信品質の向上を図ることができる。
発明を実施するための最良の形態
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1
第1図は、この発明のCDMA送信ダイバーシチ装置が用いられるW−CDMA移動通信システムの全体構成を示す概念図である。このW−CDMA移動通信システムは、移動局1および基地局システム2を備え、移動局1同士および移動局1と他の通信装置(サーバ等)との間で音声、文字、静止画および動画をW−CDMAを使って通信するものである。この場合、基地局システム2は、中継システムとして機能する。
より具体的には、移動局1は、携帯電話機および無線/有線通信機能を備えた携帯型コンピュータなどからなる。移動局1は、基地局システム2から送信されてきたCDMA信号を復調し、音声、文字、静止画および動画を復元し、ユーザに提供する。また、移動局1は、自局から音声、文字、静止画および動画を含むCDMA信号を作成し、当該CDMA信号を基地局システム2に送信する。
基地局システム2は、他の通信網と接続された回線制御装置3、回線制御装置3に接続された基地局制御装置4および基地局制御装置4に接続された基地局5を含む。基地局5は、固有の通信エリア6を有し、その管轄する通信エリア6内の移動局1と無線通信する。この場合、基地局5は、CDMA信号を送受信する機能を有する。基地局制御装置4は、複数の基地局5を制御するものである。たとえば、基地局制御装置4は、移動局1の移動に伴って当該移動局1の通信回線を他の基地局5に切り替える。回線制御装置3は、ルーティング制御などを実行する。
基地局5と移動局1との間は無線回線であって、なおかつ移動局1は移動するものであるため、移動局1に到達するCDMA信号は有線通信に比べて外部環境に影響され易い。したがって、移動局1は、受信されたCDMA信号から音声等を良好に復元できない場合がある。そこで、この実施の形態1に係る基地局5は、移動局1において音声等を良好に復元させるべく、送信ダイバーシチを行っている。
より詳述すれば、基地局5は、送信ダイバーシチ装置7を備えている。送信ダイバーシチ装置7は、2系統の送信部(図示せず)を有している。送信データは、2つの送信部に分岐して入力される。各々の送信部は、それぞれ、送信データに対して所定の符号化を施し、拡散変調および直交変調を行ってCDMA信号を作成する。したがって、移動局1は、2つの送信部から送信された2つのCDMA信号を合成した信号を受信することになる。
一方、各送信部は、同じ内容を含む合成信号が異なるタイミングで移動局1で受信されるように、CDMA信号をそれぞれ作成する。つまり、基地局5は、時間差ダイバーシチを行っている。したがって、移動局1は、異なるタイミングで同じ内容の合成信号を受信できるから、いずれか一方の合成信号のみを受信信号として採用したり、両方の合成信号をタイミングを合わせて合成したりすることができる。そのため、移動局1は、音声等を良好に復元できる。
また、送信ダイバーシチ装置7は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合と異なり、移動局1で受信される合成信号の位相点分布がほぼ均等になるように送信データを符号化する。合成信号の位相は、実数成分(I成分)および虚数成分(Q成分)を有し、IQ平面上に分布する。送信ダイバーシチ装置7は、合成信号がとり得る全位相点がIQ平面上においてほぼ均等に分布するように、送信データを符号化する。位相点分布がほぼ均等になれば、従来の3GPP規格に従って符号化する場合に比べて、ノイズマージンを大きくすることができる。そのため、ビット誤り率の劣化を防ぐことができる。よって、通信品質の向上を図ることができる。
第2図は、送信ダイバーシチ装置7の構成を示す機能ブロック図である。送信ダイバーシチ装置7は、2つの送信部10、20を含む。送信データは2つに分岐され、各送信部10、20にそれぞれ与えられる。各送信部10、20は、それぞれ、符号化部11、22、拡散変調部12、22、直交変調部13、23および送信アンテナ14、24を有する。
なお、この実施の形態1では、拡散変調部12、22、直交変調部13、23および送信アンテナ14、24が、請求の範囲におけるCDMA信号を第1シンボルタイミングで送信する手段、および、CDMA信号を第2シンボルタイミングで送信する手段として機能する。
符号化部11、21は、送信データを符号化することにより送信符号を作成する。より具体的には、符号化部11、21は、それぞれ変換テーブル11a、21aを保有し、当該変換テーブル11a、21aに従って符号化を実行する。各送信符号は、それぞれ、拡散変調部12、22に与えられる。拡散変調部12、22は、同一の拡散符号を有し、上記各送信符号を上記拡散符号を使って拡散変調する。その結果、拡散変調信号が作成される。
各拡散変調信号は、それぞれ、直交変調部13、23に与えられる。直交変調部13、23は、それぞれ、各拡散変調信号に対して16QAMを施す。その結果、2つのCDMA信号が作成される。各CDMA信号は、それぞれ、送信アンテナ14、24から無線信号として送信される。
このように、この送信ダイバーシチ装置7は、直交変調方式として16QAMを採用している。16QAMは、周知のとおり、4ビットのデータを同時に送信する多値変調方式である。一方、この送信ダイバーシチ装置7は、上述のとおり、送信ダイバーシチを実行するものであり、異なる2つのタイミングでCDMA信号を送信する。したがって、合計8ビットの送信データを異なる2つのタイミングで送信できることになる。そのため、この実施の形態1に係る基地局5では、8ビットの送信データ{b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7}が各送信部10、20に与えられるようになっている。
第3図は、拡散変調部12、22の構成を示すブロック図である。拡散変調部12、22は、送信符号のIデータおよびQデータを入力とし、拡散変調信号を出力とするものである。より具体的には、拡散変調部12、22は、2つの乗算部30a、30bを備えている。上記IデータおよびQデータは各乗算部30a、30bにそれぞれ与えられる。また、各乗算部30a、30bには、共通のチャネル識別符号CCHが与えられる。各乗算部30a、30bは、IデータおよびQデータとチャネル識別符号CCHとをそれぞれ乗じる。各乗算結果は、複素乗算部31に与えられる。また、複素乗算部31には、基地局識別符号CSCRが与えられるようになっている。複素乗算部31は、上記各乗算結果と基地局識別符号CSCRとをそれぞれ別に乗じ、各乗算結果を第1拡散変調信号のI成分およびQ成分として出力する。
第4図は、直交変調部13、23の構成を示すブロック図である。直交変調部13、23は、拡散変調信号のI成分およびQ成分を入力とし、CDMA信号を出力とする。より詳述すれば、直交変調部13、23は、2つの乗算部40a、40bを有している。各乗算部40a、40bには、上記拡散変調信号のI成分およびQ成分がそれぞれ与えられる。また、直交変調部13、23は、搬送波発生部41を備えている。搬送波発生部41は、所定周波数の搬送波信号を一方の乗算部40aに与えるとともに、上記搬送波信号の位相を90度移相部42により90度変位させた搬送波信号を他方の乗算部40bに与える。各乗算部40a、40bは、拡散変調信号のI成分およびQ成分と上記搬送波および90度移相された搬送波とをそれぞれ乗じる。各乗算結果は、加算部43で加算される。加算結果は、CDMA信号としてBPF(Band Pass Filter)44を介して送信アンテナ14に出力される。
第5図〜第15図は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合における変換テーブルおよび位相点の一例を示す図であり、第16〜26図は、この実施の形態1に従って符号化する場合における変換テーブルおよび位相点の一例を示す図である。以下では、この第5図乃至第26図を参照して、符号化部11、12における符号化処理を説明する。
符号化部11は、送信データ{b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7}のうち前半4ビット{b0,b1,b2,b3}を2ビットの第1送信符号{c10,c11}に変換し、後半4ビット{b4,b5,b6,b7}を2ビットの第2送信符号{c12,c13}に変換する。符号化部11は、この第1送信符号{c10,c11}および第2送信符号{c12,c13}をそれぞれ第1シンボルタイミングt1および第2シンボルタイミングt2に応答してIQデータとして拡散変調部12に与える。
なお、第2シンボルタイミングt2は、第1シンボルタイミンダt1から所定時間経過後のタイミングである。また、第1送信符号の「第1」とは第1シンボルタイミングt1に応答することを意味し、第2送信符号の「第2」とは第2シンボルタイミングt2に応答することを意味している。
また、符号化部21は、送信データ{b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7}のうち前半4ビット{b0,b1,b2,b3}を2ビットの第1送信符号{c20,c21}に変換するとともに、後半4ビット{b4,b5,b6,b7}を2ビットの第2送信符号{c22,c23}に変換する。符号化部21は、この第1送信符号{c20,c21}および第2送信符号{c22,c23}をそれぞれ第1シンボルタイミングt1および第2シンボルタイミングt2に応答してIQデータとして拡散変調部22に与える。
このように、符号化部11、21は、第1シンボルタイミングt1に応答して、それぞれ、第1送信符号{c10,c11}、{c20,c21}を拡散変調部12、22にIQデータとして与える。したがって、送信部10、20から第1シンボルタイミングt1に応答して送信される各CDMA信号は、それぞれ、第1送信符号{c10,c11}、{c20,c21}をIQデータとして含む。そのため、この2つのCDMA信号の合成信号の位相点T1(I、Q)は、{c10+c20、c11+c21}となる。
また、送信部10、20から第2シンボルタイミンダt2に応答して送信される各CDMA信号は、それぞれ、第2送信符号{c12,c13}、{c22,c23}をIQデータとして含む。そのため、この2つのCDMA信号の合成信号の位相点T2(I、Q)は、{c12+c22、c13+c23}となる。
この送信ダイバーシチ装置7は、上記位相点T1(I、Q)およびT2(I、Q)(以下総称するときは位相点T(I、Q)という)の分布が8ビットの送信データ{b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7}の全パターンに対してほぼ均等になるように、送信データを符号化する。
具体的には、符号化部11、21は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合において最外周の位相点となるビットパターンの送信データを符号化したときの位相点T(I、Q)が、従来の3GPP規格に従って符号化する場合において最外周よりも1つ内側の位相点となるビットパターンの送信データを符号化したときの位相点T(I、Q)と同値となるように、送信データを符号化する。
言い替えれば、符号化部11、21は、3GPP規格においてその位相点が最外周上の点に分布すると規定されているパターンの送信データを送信符号に変換する場合に、その位相点が上記最外周よりも1つ内側の点に分布するように、送信データを符号化する。
より詳述すれば、この実施の形態1に係る送信データ{b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7}の各ビットは、{+1、−1}のいずれかをとり得る。一方、送信符号{c10,c11,c12,c13}および{c20,c21,c22,c23}の各ビットは、後段における16QAMの振幅および位相を表現するものであるため、{+1、+1/3、−1/3、−1}の4つの値のうちいずれかの値をとり得る。
この構成において、従来の3GPP規格に従って上記送信データを符号化した場合、送信符号{c10,c11,c12,c13}、{c20,c21,c22,c23}の各ビットは、第5図乃至第15図に示されるとおりのパターンとなる。したがって、位相点T(I、Q)は、{−3、−2、−1、0+1、+2、+3}のいずれかの値となる。この位相点T(I、Q)は、第27図に示すとおりのパターンで分布する。具体的には、位相点T(I、Q)は、IQ平面上において(0、0)を中心に正方形状に分布する。さらに具体的には、位相点T(I、Q)は、(0、0)およびこの(0、0)を中心に同心的に形成された3つの正方形枠上に位置する。
この従来の3GPP規格に従って符号化した場合における位相点分布においては、各位相点T(I、Q)は、相対的に不均等に分布する。具体的には、最外周の枠の角上に位置する位相点m1、m7、m43、m49は1/256で分布し、当該4角に隣接する最外周の枠上に位置する位相点m2、m6、m8、m14、m36、m42、m44、m48は2/256で分布する。また、位相点m3、m5、m15、m21、m29、m35、m45、m47は3/256で分布し、位相点m4、m9、m13、m22、m28、m37、m41、m46は4/256で分布する。さらに、位相点m10、m12、m16、m20、m30、m34、m38、m40は6/256で分布し、位相点m11、m23、m27、m39は8/256で分布する。さらにまた、位相点m17、m19、m31、m33は9/256で分布し、位相点m18、m24、m26、m32は12/256で分布し、位相点m25は16/256で分布する。このように、各位相点は相対的に不均等に分布する。
これに対して、この実施の形態1に係る符号化部11、21は、位相点T(I、Q)が相対的に均等に分布するように送信データを符号化する。より詳述すれば、符号化部11、21は、送信符号{c10,c11,c12,c13}、{c20,c21,c22,c23}の各ビットが第16図乃至第26図に示されるとおりのパターンとなるように、送信データを符号化する。
こうすることにより、位相点T1(I、Q)およびT2(I、Q)の各IQデータは、{−2、−1、0+1、+2}のいずれかの値となり、位相点T(I、Q)は、第28図に示すように、ほぼ均等に分布する。さらに詳述すれば、符号化部11、21は、第29図に示すように、従来の3GPP規格においてその位相点がMに分布すると規定されている送信データを符号化するときに、位相点Nに分布するように、送信データを符号化する。
より具体的には、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(−3、+3)、(−2、+3)、(−3、+2)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、(−2、+2)に分布するように、送信データを符号化する。また、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(+2、+3)、(+3、+3)、(+3、+2)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、(+2、+2)に分布するように、送信データを符号化する。
さらに、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(−3、−2)、(−3、−3)、(−2、−3)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、(−2、−2)に分布するように、送信データを符号化する。さらにまた、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(+3、−2)、(+2、−3)、(+3、−3)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、(+2、−2)に分布するように、送信データを符号化する。
また、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(−1、+3)、(0、+3)、(+1、+3)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、それぞれ、(−1、+2)、(0、+2)、(+1、+2)に分布するように、送信データを符号化する。さらに、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(−3、+1)、(−3、0)、(−3、−1)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、それぞれ、(−2、+1)、(−2、0)、(−2、−1)に分布するように、送信データを符号化する。
さらにまた、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(+3、+1)、(+3、0)、(+3、−1)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、それぞれ、(+2、+1)、(+2、0)、(+2、−1)に分布するように、送信データを符号化する。さらに、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点T(I、Q)が(−1、−3)、(0、−3)、(+1、−3)に分布すると規定されているパターンの送信データを符号化する場合に、それぞれ、(−1、−2)、(0、−2)、(+1、−2)に分布するように、送信データを符号化する。残余の位相点T(I、Q)は、変更なしとする。
このように符号化すると、位相点n1、n2、n4、n5、n6、n7、n9、n10、n16、n17、n19、n20、n21、n22、n24、n25は9/256で分布し、位相点n3、n8、n11、n12、n14、n15、n18、n23は、12/256で分布し、位相点n13は16/256で分布することになる。そのため、従来の3GPP規格に従って符号化する場合よりも、位相点T(I、Q)を均等に分布させることができる。
第30図は、従来の3GPP規格に従って符号化した場合におけるノイズマージンを説明するための図であり、第31図は、この実施の形態1に従って符号化した場合におけるノイズマージンを説明するための図である。ノイズマージンは、隣接する位相点間の距離の1/2に相当する値であり、この値が大きいほどビット誤り率は低くなる。従来の3GPP規格に従って符号化した場合のノイズマージンは、第30図に示すように、たとえば0.125となる。一方、この実施の形態1に従って符号化した場合におけるノイズマージンは、第31図に示すように、たとえば0.250となる。すなわち、この実施の形態1に従って符号化した場合におけるノイズマージンは、従来の3GPP規格に従って符号化した場合におけるノイズマージンの2倍となる。
以上のようにこの実施の形態1によれば、位相点分布がほぼ均等になるように送信データを符号化するから、従来の3GPP規格に従って送信データを符号化する場合よりも、ノイズマージンを大きくすることができる。したがって、ビット誤り率を改善でき、通信品質の向上を図ることができる。
実施の形態2
第32図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点T(I、Q)を示す図であり、第33図は、この発明の実施の形態2に係る変換テーブルおよび位相点T(I、Q)を示す図である。以下では、第1図および第2図を必要に応じて参照する。
上記実施の形態1では、直交変調方式として16QAMを採用する場合を例にとっている。これに対して、この実施の形態2では、直交変調方式としてQPSKを採用する場合を例にとっている。
この実施の形態2に係る送信部10、20には、4ビットの送信データ{b0,b1,b2,b3}が与えられるようになっている。符号化部11、21は、この送信データを送信符号にそれぞれ変換する。この場合、符号化部11、21は、受信側の移動局1において受信される合成信号の位相点T(I、Q)がほぼ均等に分布するように、送信データを符号化する。
より具体的には、符号化部11は、送信データ{b0,b1,b2,b3}を送信符号{c10,c11,c12,c13}に変換する。符号化部11は、この送信符号のうち2ビットの第1送信符号{c10,c11}を第1シンボルタイミングt1に応答してIQデータとして拡散変調部12に与える。また、符号化部11は、上記送信符号のうち上記第1送信符号と異なる第2送信符号{c12,c13}を第2シンボルタイミングt2に応答してIQデータとして拡散変調部12に与える。
符号化部21は、送信データ{b0,b1,b2,b3}を送信符号{c20,c21,c22,c23}に変換する。符号化部21は、この送信符号のうち2ビットの第1送信符号{c20,c21}を第1シンボルタイミングt1に応答してIQデータとして拡散変調部22に与える。また、符号化部21は、上記送信符号のうち上記第1送信符号と異なる第2送信符号{c22,c23}を第2シンボルタイミングt2に応答してIQデータとして拡散変調部22に与える。
以上の構成により、上記実施の形態1と同様に、第1シンボルタイミングt1に応答して送信される2つのCDMA信号の合成信号の位相点T1(I、Q)は、{c10+c20、c11+c21}となる。また、第2シンボルタイミングt2に応答して送信される2つのCDMA信号の合成信号の位相点T2(I、Q)は、{c12+c22、c13+c23}となる。
この実施の形態2に係る符号化部11、21は、上述のように、位相点T(I、Q)がとり得る値が4ビットの送信データの全パターンに対してほぼ均等になるように、送信データを符号化する。具体的には、符号化部11、21は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合において(0、0)に分布すべきものとして規定されているパターンの送信データを符号化したときに、その位相点T(I、Q)が従来の3GPP規格に従って符号化する場合における位相および振幅が最大の点に分布するように、送信データを変換する。
より詳述すれば、この実施の形態2に係る送信データ{b0,b1,b2,b3}の各ビットは、{+1、−1}のいずれかをとり得る。また、送信符号{c10,c11,c12,c13}、第2送信符号{c20,c21,c22,c23}の各ビットについても、送信データと同様に、{+1、−1}のいずれかをとり得る。
この構成において、従来の3GPP規格に従って上記送信データを符号化した場合、送信符号{c10,c11,c12,c13}、{c20,c21,c22,c23}の各ビットは、第32図に示されるとおりのパターンとなる。その結果、位相点T(I、Q)は、第32図に示されるとおりのパターンとなる。この位相点T(I、Q)をIQ平面上で表すと、第34図に示すようになる。具体的には、位相点T(I,Q)は、IQ軸に沿って3×3の格子状に分布する。
この従来の3GPP規格に従って符号化した場合における位相点分布においては、各位相点T(I、Q)は、相対的に不均等に分布する。具体的には、位相点j1、j3、j7、j9は2/16で分布し、位相点j2、j4、j6、j8は4/16で分布し、位相点j5は8/16で分布する。
これに対して、この実施の形態2に係る符号化部11、21は、位相点T(I、Q)が相対的に均等に分布するように送信データを符号化する。より詳述すれば、符号化部11、21は、それぞれ、第33図に示されるとおりのパターンとなるように、送信データを送信符号に変換する。こうすることにより、位相点T(I、Q)は、第35図に示すように、ほぼ均等に分布する。
さらに詳述すれば、符号化部11、21は、従来の3GPP規格においてその位相点が(0、0)に分布すると規定されている送信データを符号化する場合に、その位相点T(I、Q)が最大の振幅および位相を有する点に分布するように、送信データを符号化する。
より具体的には、従来の3GPP規格においては8パターンの送信データを符号したときにその位相点が(0、0)に分布すると規定されている。したがって、符号化部11、12は、そのうちの2パターンずつを4つの最大の振幅および位相を有する点に振り分けるようにして送信データを符号化する。すなわち、符号化部11、12は、2パターンずつに分けられた4組の位相点がそれぞれ(−2、+2)、(+2、+2)、(−2、−2)、(+2、−2)に分布するように、送信データを符号化する。
このように符号化することにより、位相点は、(0、0)を除く8つの点k1〜k8に分布することになる。このとき、各位相点k1〜k8はすべて4/16で分布する。そのため、従来の3GPP規格に従って符号化するよりも、位相点T(I、Q)を均等に分布させることができる。
以上のようにこの実施の形態2によれば、(0、0)を除く8つの点k1〜k8に位相点T(I、Q)が分布するから、0付近の非線形ひずみに対して強く、ビット誤り率の改善を期待できる。また、0付近の非線形ひずみに対して強いから、CDMA信号を増幅するためのアンプとして比較的安価なアンプを使用することができる。
なお、上述の説明では、IQ平面上の(0、0)に分布すべき位相点のみを最大位相および最大振幅の点に移動する場合を例にとっている。しかし、たとえば従来の3GPP規格においてその位相点がIQ平面上の最大位相および最大振幅の点以外の点に分布すべきものとして規定されているパターンの送信データを符号化するときに、上記最大位相および最大振幅の点に分布するように、送信データを符号化してもよい。この構成によれば、IQ平面上の最大位相および最大振幅の位相点は8/16で分布する。つまり、位相点分布を均等にできる。この構成であっても、(0、0)に位相点が分布することがないから、0付近の非線形ひずみに強い。
他の実施の形態
この発明の実施の形態の説明は以上のとおりであるが、この発明は上述の実施の形態に限定されるものでない。たとえば上述の実施の形態では、2系統の送信部を有する基地局を例にとっている。しかし、この発明は、3系統以上の送信部を有する基地局に対しても容易に用いることができる。この場合であっても、移動局1において受信される合成信号の位相点分布がほぼ均等になるように、送信データを符号化すればよい。
また、上述の実施の形態では、16QAMおよびQPSKを直交変調方式の例としている。しかし、直交変調方式としては、64QAMおよび256QAMなどを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のCDMA送信ダイバーシチ装置が用いられるW−CDMA移動通信システムの全体構成を示す概念図である。
第2図は、送信ダイバーシチ装置の構成を示す機能ブロック図である。
第3図は、拡散変調部の構成を示すブロック図である。
第4図は、直交変調部の構成を示すブロック図である。
第5図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第6図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第7図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第8図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第9図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第10図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第11図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第12図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第13図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第14図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第15図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第16図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第17図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第18図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第19図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第20図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第21図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第22図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第23図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第24図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第25図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第26図は、実施の形態1における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第27図は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合における位相点分布を示す図である。
第28図は、実施の形態1に従って符号化する場合における位相点分布を示す図である。
第29図は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合における位相点と実施の形態1に従って符号化する場合における位相点との対応関係を示す図である。
第30図は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合におけるノイズマージンを説明するための図である。
第31図は、実施の形態1に従って符号化する場合におけるノイズマージンを説明するための図である。
第32図は、従来の3GPP規格における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第33図は、実施の形態2における変換テーブルおよび位相点を示す図である。
第34図は、従来の3GPP規格に従って符号化する場合における位相点分布を示す図である。
第35図は、実施の形態2に従って符号化する場合における位相点分布を示す図である。

Claims (7)

  1. 複数に分岐された送信データを送信符号にそれぞれ変換し、当該各送信符号の一部をそれぞれ含む複数のCDMA信号を送信した後に上記各送信符号の上記一部以外をそれぞれ含む複数のCDMA信号を送信するCDMA送信ダイバーシチ装置において、上記複数のCDMA信号の合成信号の位相点分布がほぼ均等になるように、上記各々の送信データを送信符号にそれぞれ変換するものであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
  2. 複数に分岐された送信データをそれぞれ入力とし、各々の送信データを送信符号にそれぞれ変換する符号化手段と、
    この符号化手段により作成された各送信符号のうち第1符号をそれぞれ拡散変調および直交変調して複数のCDMA信号を作成し、当該複数のCDMA信号を第1シンボルタイミングで送信する手段と、
    上記符号化手段により作成された各送信符号のうち上記第1符号と異なる第2符号をそれぞれ拡散変調および直交変調して複数のCDMA信号を作成し、当該複数のCDMA信号を上記第1シンボルタイミングとは異なる第2シンボルタイミングで送信する手段とを備え、
    上記符号化手段は、上記複数のCDMA信号の合成信号の位相点がほぼ均等になるように、上記各々の送信データを送信符号にそれぞれ変換するものであることを特徴とするCDMA送信ダイバーシチ装置。
  3. 請求の範囲第2項において、直交変調は、16QAM、64QAMまたは256QAMであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
  4. 請求の範囲第3項において、符号化手段は、3GPP規格においてその位相点が最外周上の点に分布すると規定されているパターンの送信データを送信符号に変換する場合における位相点と、3GPP規格においてその位相点が上記最外周よりも1つ内側に分布すると規定されているパターンの送信データを送信符号に変換する場合における位相点とが同値となるように、上記各々の送信データを上記送信符号に変換するものであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
  5. 請求の範囲第4項において、符号化手段は、少なくとも3GPP規格においてその位相点が最外周上の点に分布すると規定されているパターンの送信データを送信符号に変換する場合における位相点と、3GPP規格においてその位相点が上記最外周よりも1つ内側に分布すると規定されているパターンの送信データを送信符号に変換する場合における位相点とが同値となる対応関係を含む送信データのパターンと送信符号のパターンとの対応関係を示す変換テーブルを有し、この変換テーブルに従って各々の送信データを上記送信符号に変換するものであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
  6. 請求の範囲第2項において、直交変調は、QPSKであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
  7. 請求の範囲第6項において、符号化手段は、3GPP規格においてその位相点がIQ平面の(0、0)に分布すべきものとして規定されているパターンの送信データを符号化するときに、その位相点が上記IQ平面上の最大位相および最大振幅の点に分布するように、上記各々の送信データを上記送信符号に変換するものであるCDMA送信ダイバーシチ装置。
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