JPWO2002056185A1 - コンピュータのハードウェア構成情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
コンピュータを構成する各デバイスの版数情報などのハードウェア構成情報を複数のタイミングで取得し、取得されたハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記憶することで、当該複数のタイミングで取得されたハードウェア構成情報を一元管理する。これにより、コンピュータのハードウェア構成情報を容易に管理することができる。
Description
[技術分野]
本発明は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータにおけるハードウェア構成情報を容易に管理する方法に関する。
[背景技術]
一般に、コンピュータを構成する各デバイス(CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、各種ドライブ、周辺機器、オプション機器等)のハードウェア構成情報(各デバイスのメーカ名、品名、種類、性能、ファームウェアの版数など)は、BIOS(ベーシック・インプット/アウトプット・システム)やOS(オペレーティング・システム)のようなプログラムによって取得される。取得されたハードウェア構成情報は、BIOSのインフォメーション画面や、OS(例えば、マイクロソフト社のウインドウズ)のプロパティ画面から確認することができる。例えば、CPUのハードウェア構成情報は、CPUのメーカ名、品名、動作クロックなどであり、メモリ(RAM)のハードウェア構成情報は、メモリ容量、バスクロックなどである。
さらに、特定のデバイスの特定の情報(例えば、当該デバイスに搭載されるファームウェアの版数など)に関しては、BIOSやOSでは取得できず、所定の情報取得プログラムによって取得される。
このように、従来においては、各デバイスについてのハードウェア構成情報は、BIOS、OS、特定の情報取得プログラムなどの複数のプログラムそれぞれによって別々に取得されていて、その管理が面倒であった。
従って、例えば、コンピュータの故障の際に、不具合部分を特定する作業などにおいて、ハードウェア構成情報の変更有無を確認したい場合などは、各プログラム毎にハードウェア構成情報を取得し、それぞれにおいて確認処理を行う必要があり、その作業に手間がかかるとともに、多くの時間を要していた。
[発明の開示]
本発明の目的は、コンピュータの各デバイスのハードウェア構成情報を容易に管理することができるハードウェア構成情報管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明におけるコンピュータのハードウェア構成情報管理方法は、コンピュータによって、当該コンピュータを構成する各デバイスのハードウェア構成情報を管理するハードウェア構成情報管理方法において、所定の複数のタイミングで各デバイスのハードウェア構成情報を取得し、当該取得したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録することを特徴とする。
コンピュータは、例えば、パーソナルコンピュータである。また、デバイスは、コンピュータに搭載されるCPU、メモリ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、周辺機器、オプション機器などを含む。さらに、ハードウェア構成情報は、各デバイスのメーカ名、品名、それに搭載されるファームウェアの版数などを含む。
更に好ましくは、本発明のハードウェア構成情報管理方法は、不揮発性記憶媒体に記憶される過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出し、当該読み出したハードウェア構成情報と前記取得したハードウェア構成情報とを比較し、比較結果を所定の表示装置に表示してもよい。
また、本発明では、上記本発明のハードウェア構成情報管理方法を実行するプログラムを格納した記録媒体、さらには、上記本発明のハードウェア構成情報管理方法を実行するコンピュータが提供される。
[発明を実施するための最良の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲はかかる実施の形態によって限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態におけるコンピュータの一例であるパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。パーソナルコンピュータは、CPUやメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置を内蔵した本体10、ディスプレイ12、キーボード14、ポインティングデバイス(マウス)16などから構成される。本体10内のハードディスクドライブには、オペレーティングシステム(例えば、マイクロソフト社のウインドウズ)、各種アプリケーションプログラム及びデータなどが格納されている。また、本体10には、フロッピーディスクドライブ、光ディスク(CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROMなど)ドライブなども搭載されている。さらに、本体10は、各種インターフェースを搭載し、インターフェースを介して、各種周辺機器又はオプション機器(プリンタ、スキャナ、デジタルカメラなど)と接続可能である。
このようなパーソナルコンピュータのハードウェア構成情報を管理するために、本実施の形態では、BIOS実行時及びOS起動後に各種ハードウェア構成情報を取得し、それを一つのファイルとして所定の記憶媒体に記憶するハードウェア構成情報管理方法(以下、管理方法という)が提供され、さらには、当該管理方法を実現するためのハードウェア構成情報管理プログラム(以下、管理プログラムという)、当該管理プログラムを実行するコンピュータが提供される。なお、BIOS実行時及びOS起動後をコンピュータの動作状態ともいう。
図2は、本発明の実施の形態における管理プログラムによるハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理は、スタンドアローン型のコンピュータに対して適用される。また、本実施の形態の管理プログラムは、BIOS実行時に実行される管理プログラムと、OS起動後にOS上で実行される管理プログラムとに分けられる。
まず、パーソナルコンピュータの電源が投入されると(S10)、BIOSが起動する。BIOS実行時に実行される管理プログラムは、BIOS内に組み込まれ、BIOSが起動すると、自動的に管理プログラムが実行される。または、BIOS実行時に、ディスプレイ画面に管理プログラムを実行する場合に所定の操作(例えば、キーボード上の所定番号のファンクションキーの押下)を要求する表示を行い、ユーザによる操作により、管理プログラムが実行されるようにしてもよい。
管理プログラムは、BIOS実行時において、以下に説明するハードウェア構成情報取得処理を実行する(S11)。
図3は、本発明の実施の形態の管理プログラムにおけるBIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図3において、管理プログラムは、まず、CPUの有無をチェックする(S110)。例えば、盗難などによりパーソナルコンピュータ内からCPUが取り外されているような場合、管理プログラムは、CPUを見つけられないので、この段階でエラー終了する(S111)。
管理プログラムは、CPUがある場合、CPUに格納されるCPUのハードウェア構成情報(CPU情報)を取得する(S112)。CPU情報は、CPUのタイプ(type)、ステッピング(stepping)、製造工場名(fab)、さらにBIOSの版数(BIOS(ver))などである。図4は、図3の処理で管理プログラムが取得するハードウェア構成情報の例を示す図であり、図4(a)にCPU情報の例を示す。
管理プログラムは、CPU情報を取得すると、それをあらかじめ定められた所定の不揮発性記憶媒体に書き込む(S113)。不揮発性記憶媒体は、例えば、フロッピーディスクなどのディスク状記憶媒体やメモリカードなど不揮発性メモリである。また、記憶媒体は、コンピュータに内蔵されるハードディスクドライブであってもよい。
管理プログラムは、次に、メモリの有無をチェックする(S120)。上記同様に、パーソナルコンピュータからメモリが取り外されている場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S121)。
管理プログラムは、メモリがある場合、メモリに格納されているメモリのハードウェア構成情報(メモリ情報)を読み出す(S122)。メモリ情報は、メモリのタイプ、枚数、SPD(容量、速度、CL(カスレーテンシ))などである。図4(b)にメモリ情報の一例を示す。管理プログラムは、メモリ情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S123)。
続いて、管理プログラムは、ハードディスクドライブ(HDD)の有無をチェックする(S130)。上記同様に、パーソナルコンピュータからHDDが取り外されている場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S131)。
管理プログラムは、HDDがある場合、HDDに格納されているHDDのハードウェア構成情報(HDD情報)を読み出す(S132)。HDD情報は、HDDの容量、LBA(論理ブロックアドレス)数、メーカ名、品名などである。図4(c)にHDD情報の一例を示す。管理プログラムは、HDD情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S133)。
さらに、管理プログラムは、光ディスクドライブの有無をチェックする(S140)。パーソナルコンピュータに光ディスクドライブが搭載されていない場合、管理プログラムは、光ディスクドライブが搭載されていない旨の情報(光ディスクドライブ無情報)を、所定の記憶媒体に書き込む(S141)。上記CPU、メモリ、HDDは、パーソナルコンピュータを構成するのに必須のデバイスであるが、光ディスクドライブ及び以下に示すデバイスは、必須のデバイスではないので、これらのデバイスがない場合は、各々が搭載されていない旨の情報が記憶媒体に書き込まれる。
管理プログラムは、光ディスクドライブが搭載されている場合、光ディスクドライブに格納されている光ディスクドライブのハードウェア構成情報(光ディスクドライブ情報)を読み出す(S142)。光ディスクドライブ情報は、メーカ名、品名などである。図4(d)に光ディスクドライブの一例を示す。管理プログラムは、光ディスクドライブ情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S143)。
管理プログラムは、上記光ディスクドライブ情報の取得処理と同様に、周辺機器、オプション機器の有無をチェックし(S150、S160)、これらが搭載されていない場合は、搭載されていない旨の情報を記憶媒体に書き込む(S151、S161)。これらが搭載されている場合は、搭載されている機器のハードウェア構成情報を、当該機器から取得し(S152、S162)、取得したハードウェア構成情報を記憶媒体に書き込む(S153、S163)。周辺機器は、例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス、IDEポートに接続する機器、シリアルポートに接続する機器であって、これらの周辺機器のハードウェア構成情報(周辺機器情報)は、各機器のメーカ名、品名などである。また、オプション機器は、例えば、PCIスロット、PCカードスロット、USBポート、IEEE1394ポートそれぞれに接続する機器であって、これらオプション機器のハードウェア情報(オプション機器情報)も、各機器のメーカ名、品名などである。図4(e)に周辺機器情報の一例、また、図4(f)にオプション機器情報の一例を示す。
この後、OSが起動する(S12)。OSは、BIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理終了後、自動的に起動されてもよいし、ディスプレイ画面に、電源のシャットダウン又はOSの起動いずれかの選択メッセージが表示され、ユーザの操作に従ってOSが起動されてもよい。
OSが起動すると、OS起動後に実行される管理プログラムにより、引き続き、OS起動後におけるハードウェア構成情報取得処理が実行される(S13)。管理プログラムは、OS起動後に自動的に起動してもよいし、ユーザの起動操作により起動されてもよい。
図5は、本発明の実施の形態の管理プログラムにおけるOS起動後のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。管理プログラムは、まず、OSを検索して、デバイスドライバの有無をチェックする(S210)。デバイスドライバは、各デバイスを駆動するためのプログラムであって、OS内に組み込まれている。デバイスドライバがない場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S211)。
管理プログラムは、デバイスドライバがある場合、それに含まれるデバイスドライバのハードウェア構成情報(デバイスドライバ情報)を取得する(S212)。デバイスドライバ情報は、デバイスドライバ名とその版数情報などである。
図6は、図5の処理で管理プログラムが取得するハードウェア構成情報の例を示す図であり、図6(a)にデバイスドライバ情報の例を示す。管理プログラムは、デバイスドライバ情報を取得すると、それをあらかじめ定められた所定の記憶媒体に書き込む(S213)。
次に、管理プログラムは、OSに設定されるリソースをチェックする(S220)。リソースが設定されていない場合、この段階でエラー終了する(S221)。リソースが設定されている場合、管理プログラムは、設定されている各リソースの設定情報(リソース情報)を取得する。リソース情報は、IRQ、I/Oポート、DMA、メモリの範囲(Memory Mapping)などのリソースの種類である。図6(b)にリソース情報の例を示す。管理プログラムは、リソース情報を取得すると、所定の記憶媒体に書き込む(S223)。
管理プログラムは、BIOS実行時に取得した各デバイス(CPU、メモリ、HDD、光ディスクドライブ、周辺機器、オプション機器など)毎に、そのデバイスにファームウェアが搭載されている場合に、搭載されるファームウェアの版数(デバイス版数)をチェックする(S230)。ファームウェアは、デバイス内に組み込まれるプログラムである。ハードウェア構成情報であるデバイス版数は各デバイスのファームウェア内に記憶されている。各デバイスについて、デバイス版数情報がない場合(ファームウェアが搭載されていない場合も含む)は、そのデバイス版数情報がない旨の情報(デバイス版数無情報)を所定の記憶媒体に書き込む(S231)。デバイス版数情報がある場合、管理プログラムはその版数を読み出し(S232)、所定の記憶媒体に書き込む(S233)。図6(c)に各種デバイス版数情報の例を示す。
上記デバイスドライバ情報及びリソース情報は、OS内部の情報であるので、OS起動後に実行される管理プログラムによって取得することができる。但し、各種デバイス版数情報は、各種デバイスのファームウェアの構成に依存して、OS起動後に実行される管理プログラムに限らず、BIOS実行時に実行される管理プログラムによって取得されてもよい。
図2に戻って、管理プログラムは、OS起動後において、所定のハードウェア構成情報を取得すると、以下に説明するハードウェア構成情報比較処理を行う。
具体的には、管理プログラムは、OS起動後におけるハードウェア構成情報取得処理を終了すると、次に、記憶媒体に記憶されている過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出す(S14)。記憶媒体には、例えば、過去に取得された複数のハードウェア構成情報が記憶されている。このような場合、比較対象のハードウェア構成情報を識別するためのフラグ(比較対象フラグ)が、いずれか一つのハードウェア構成情報に設定され、管理プログラムは、比較対象フラグが設定されたハードウェア構成情報を読み出す。そして、管理プログラムは、今回取得されたハードウェア構成情報と、読み出したハードウェア構成情報とを比較する(S15)。
ステップS15の比較において、2つのハードウェア構成情報の各項目が全て一致する場合、管理プログラムは、ディスプレイ画面に一致メッセージを表示する(S16)。図7(a)は、一致メッセージ画面の例である。ディスプレイ画面には、一致メッセージとともに、比較対象のハードウェア構成情報を、今回取得したハードウェア構成情報に変更するか否かの選択メッセージが表示され、ユーザにより変更操作が行われると(S19)、管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S20)。
一方、ステップS15の比較において、2つのハードウェア構成情報に不一致な項目がある場合、管理プログラムは、不一致なハードウェア構成情報の項目を抽出し(S17)、それを不一致メッセージとして、ディスプレイ画面に表示する(S18)。図7(b)は、不一致メッセージの画面の例である。なお、図8は、過去に取得されたBIOS実行時におけるハードウェア構成情報の例であって、図4と対応する図であって、図9は、過去に取得されたOS起動後におけるハードウェア構成情報の例であり、図6と対応する図である。図7(b)に示めされる不一致項目は、図8と図4及び図9と図6との比較に基づいている。
また、不一致メッセージの画面には、一致メッセージと同様に、ディスプレイ画面には、上記選択メッセージが表示され、比較対象のハードウェア構成情報を変更する場合は、管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S18)。
このように、上記実施の形態によれば、コンピュータのハードウェア構成情報を効率よく取得し、一元管理することで、取得されたハードウェア構成情報を容易に管理することができる。
図10及び図11は、本発明の実施の形態における管理プログラムによる別のハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理は、クライアント−サーバ型のコンピュータに適用される。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理では、サーバからの指示に従って、クライアントが、ハードウェア構成情報取得処理を実行し、サーバが、取得したハードウェア構成情報の比較処理し、記憶・管理する。また、本実施の形態の管理プログラムは、クライアントにおけるBIOS実行時に実行される管理プログラムと、クライアントにおけるOS起動後にOS上で実行される管理プログラム、さらには、サーバ側で実行される管理プログラムとに分けられる。
図10において、まず、サーバの管理プログラムは、クライアントに対して、ハードウェア構成情報取得処理の開始信号を送信する(S30)。クライアントは、開始信号の受信によって、クライアントの電源が投入され(S31)、これにより、クライアントのBIOSが起動する。これにより、上述したBIOS実行時に実行される管理プログラムが自動的に実行され、BIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理が実行される(S32)。このハードウェア構成情報取得処理は、上述の図3の処理と同様である。
クライアントの管理プログラムは、ステップS32で取得されたハードウェア構成情報をサーバに送信する(S33)。サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報を受信すると(S34)、図11に移って、サーバの管理プログラムは、クライアントにOS起動指示信号を送信し(S35)、クライアントは、OS起動指示信号に従って、OSを起動する(S36)。なお、OS起動後に実行されるクライアントの管理プログラムは、OS起動によって自動的に起動するように設定される。
OSが起動すると、OS起動後に実行される管理プログラムにより、引き続き、ハードウェア構成情報取得処理が実行される(S37)。このハードウェア構成情報取得処理は、上述の図5の処理と同様である。
クライアントの管理プログラムは、ステップS37で取得されたハードウェア構成情報をサーバに送信する(S38)。サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報を受信すると(S39)、記憶媒体から過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報を読み出し(S40)、上述とほぼ同様のハードウェア構成情報比較処理を行う。
具体的には、サーバの管理プログラムは、読み出した比較対象フラグが設定されたハードウェア構成情報と、今回取得されたハードウェア構成情報とを比較する(S41)。
ステップS41の比較において、2つのハードウェア構成情報の各項目が全て一致する場合、サーバの管理プログラムは、サーバのディスプレイ画面に、図7(a)と同様の一致メッセージを表示する(S42)。そして、図7(a)のディスプレイ画面に表示される選択メッセージに従って、サーバを操作するユーザにより変更操作が行われると(S45)、サーバの管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S46)。
一方、ステップS41の比較において、2つのハードウェア構成情報に不一致な項目がある場合、管理プログラムは、不一致なハードウェア構成情報を抽出し(S43)、図7(b)と同様の不一致メッセージとして、サーバのディスプレイ画面に表示する(S44)。そして、また、不一致メッセージの画面には、一致メッセージと同様に、ディスプレイ画面には、上記選択メッセージが表示され、比較対象のハードウェア構成情報を変更する場合は、サーバの管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S46)。
また、サーバは、あらかじめ各デバイスの最新のファームウェア及びその版数情報を記憶し、サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報比較処理修了後、上記で取得されたハードウェア構成情報における各デバイスの版数情報と、最新の版数情報とを比較する(S47)。そして、不一致のデバイスが検出され、そのデバイスのファームウェアを更新する場合(S48)、サーバの管理プログラムは、当該デバイスの最新の版数情報のファームウェアをクライアントに送信し、クライアントの管理プログラムは、そのデバイスのファームウェアを受信したファームウェアに更新する(S49)。
このように、サーバにより、配下のクライアントのハードウェア構成情報を一元的に管理することができる。また、サーバで、各クライアントに搭載されるデバイスの最新のハードウェア構成情報(例えば、デバイスの版数情報)をあらかじめ取得しておくことで、クライアントの所定のデバイスハードウェア構成情報が最新でない場合、そのデバイスのハードウェア構成情報を、最新の内容に更新することができ、クライアントのメンテナンスも容易となる。また、デバイスドライバについても、同様に、その版数の更新処理が行われてもよい。
[産業上の利用の可能性]
以上説明したように本発明によれば、コンピュータの各デバイスの版数情報などのハードウェア構成情報を一元的に管理することで、コンピュータのハードウェア構成情報の管理が容易となる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態におけるコンピュータの一例であるパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。
図2は、本発明の実施の形態における管理プログラムによるハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。
図3は、本発明の実施の形態のハードウェア構成情報管理プログラムにおけるBIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図4は、図3の処理で管理プログラムが取得する各種ハードウェア構成情報の例を示す図である。
図5は、本発明の実施の形態のハードウェア構成情報管理プログラムにおけるOS起動後のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図6は、図5の処理で管理プログラムが取得する各種ハードウェア構成情報の例を示す図である。
図7は、一致メッセージ及び不一致メッセージの画面例である。
図8は、過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報(BIOS実行時取得分)の例である。
図9は、過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報(OS起動後取得分)の例である。
図10及び図11は、本発明の実施の形態における管理プログラムによる別のハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。
本発明は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータにおけるハードウェア構成情報を容易に管理する方法に関する。
[背景技術]
一般に、コンピュータを構成する各デバイス(CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、各種ドライブ、周辺機器、オプション機器等)のハードウェア構成情報(各デバイスのメーカ名、品名、種類、性能、ファームウェアの版数など)は、BIOS(ベーシック・インプット/アウトプット・システム)やOS(オペレーティング・システム)のようなプログラムによって取得される。取得されたハードウェア構成情報は、BIOSのインフォメーション画面や、OS(例えば、マイクロソフト社のウインドウズ)のプロパティ画面から確認することができる。例えば、CPUのハードウェア構成情報は、CPUのメーカ名、品名、動作クロックなどであり、メモリ(RAM)のハードウェア構成情報は、メモリ容量、バスクロックなどである。
さらに、特定のデバイスの特定の情報(例えば、当該デバイスに搭載されるファームウェアの版数など)に関しては、BIOSやOSでは取得できず、所定の情報取得プログラムによって取得される。
このように、従来においては、各デバイスについてのハードウェア構成情報は、BIOS、OS、特定の情報取得プログラムなどの複数のプログラムそれぞれによって別々に取得されていて、その管理が面倒であった。
従って、例えば、コンピュータの故障の際に、不具合部分を特定する作業などにおいて、ハードウェア構成情報の変更有無を確認したい場合などは、各プログラム毎にハードウェア構成情報を取得し、それぞれにおいて確認処理を行う必要があり、その作業に手間がかかるとともに、多くの時間を要していた。
[発明の開示]
本発明の目的は、コンピュータの各デバイスのハードウェア構成情報を容易に管理することができるハードウェア構成情報管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明におけるコンピュータのハードウェア構成情報管理方法は、コンピュータによって、当該コンピュータを構成する各デバイスのハードウェア構成情報を管理するハードウェア構成情報管理方法において、所定の複数のタイミングで各デバイスのハードウェア構成情報を取得し、当該取得したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録することを特徴とする。
コンピュータは、例えば、パーソナルコンピュータである。また、デバイスは、コンピュータに搭載されるCPU、メモリ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、周辺機器、オプション機器などを含む。さらに、ハードウェア構成情報は、各デバイスのメーカ名、品名、それに搭載されるファームウェアの版数などを含む。
更に好ましくは、本発明のハードウェア構成情報管理方法は、不揮発性記憶媒体に記憶される過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出し、当該読み出したハードウェア構成情報と前記取得したハードウェア構成情報とを比較し、比較結果を所定の表示装置に表示してもよい。
また、本発明では、上記本発明のハードウェア構成情報管理方法を実行するプログラムを格納した記録媒体、さらには、上記本発明のハードウェア構成情報管理方法を実行するコンピュータが提供される。
[発明を実施するための最良の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲はかかる実施の形態によって限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態におけるコンピュータの一例であるパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。パーソナルコンピュータは、CPUやメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置を内蔵した本体10、ディスプレイ12、キーボード14、ポインティングデバイス(マウス)16などから構成される。本体10内のハードディスクドライブには、オペレーティングシステム(例えば、マイクロソフト社のウインドウズ)、各種アプリケーションプログラム及びデータなどが格納されている。また、本体10には、フロッピーディスクドライブ、光ディスク(CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROMなど)ドライブなども搭載されている。さらに、本体10は、各種インターフェースを搭載し、インターフェースを介して、各種周辺機器又はオプション機器(プリンタ、スキャナ、デジタルカメラなど)と接続可能である。
このようなパーソナルコンピュータのハードウェア構成情報を管理するために、本実施の形態では、BIOS実行時及びOS起動後に各種ハードウェア構成情報を取得し、それを一つのファイルとして所定の記憶媒体に記憶するハードウェア構成情報管理方法(以下、管理方法という)が提供され、さらには、当該管理方法を実現するためのハードウェア構成情報管理プログラム(以下、管理プログラムという)、当該管理プログラムを実行するコンピュータが提供される。なお、BIOS実行時及びOS起動後をコンピュータの動作状態ともいう。
図2は、本発明の実施の形態における管理プログラムによるハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理は、スタンドアローン型のコンピュータに対して適用される。また、本実施の形態の管理プログラムは、BIOS実行時に実行される管理プログラムと、OS起動後にOS上で実行される管理プログラムとに分けられる。
まず、パーソナルコンピュータの電源が投入されると(S10)、BIOSが起動する。BIOS実行時に実行される管理プログラムは、BIOS内に組み込まれ、BIOSが起動すると、自動的に管理プログラムが実行される。または、BIOS実行時に、ディスプレイ画面に管理プログラムを実行する場合に所定の操作(例えば、キーボード上の所定番号のファンクションキーの押下)を要求する表示を行い、ユーザによる操作により、管理プログラムが実行されるようにしてもよい。
管理プログラムは、BIOS実行時において、以下に説明するハードウェア構成情報取得処理を実行する(S11)。
図3は、本発明の実施の形態の管理プログラムにおけるBIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図3において、管理プログラムは、まず、CPUの有無をチェックする(S110)。例えば、盗難などによりパーソナルコンピュータ内からCPUが取り外されているような場合、管理プログラムは、CPUを見つけられないので、この段階でエラー終了する(S111)。
管理プログラムは、CPUがある場合、CPUに格納されるCPUのハードウェア構成情報(CPU情報)を取得する(S112)。CPU情報は、CPUのタイプ(type)、ステッピング(stepping)、製造工場名(fab)、さらにBIOSの版数(BIOS(ver))などである。図4は、図3の処理で管理プログラムが取得するハードウェア構成情報の例を示す図であり、図4(a)にCPU情報の例を示す。
管理プログラムは、CPU情報を取得すると、それをあらかじめ定められた所定の不揮発性記憶媒体に書き込む(S113)。不揮発性記憶媒体は、例えば、フロッピーディスクなどのディスク状記憶媒体やメモリカードなど不揮発性メモリである。また、記憶媒体は、コンピュータに内蔵されるハードディスクドライブであってもよい。
管理プログラムは、次に、メモリの有無をチェックする(S120)。上記同様に、パーソナルコンピュータからメモリが取り外されている場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S121)。
管理プログラムは、メモリがある場合、メモリに格納されているメモリのハードウェア構成情報(メモリ情報)を読み出す(S122)。メモリ情報は、メモリのタイプ、枚数、SPD(容量、速度、CL(カスレーテンシ))などである。図4(b)にメモリ情報の一例を示す。管理プログラムは、メモリ情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S123)。
続いて、管理プログラムは、ハードディスクドライブ(HDD)の有無をチェックする(S130)。上記同様に、パーソナルコンピュータからHDDが取り外されている場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S131)。
管理プログラムは、HDDがある場合、HDDに格納されているHDDのハードウェア構成情報(HDD情報)を読み出す(S132)。HDD情報は、HDDの容量、LBA(論理ブロックアドレス)数、メーカ名、品名などである。図4(c)にHDD情報の一例を示す。管理プログラムは、HDD情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S133)。
さらに、管理プログラムは、光ディスクドライブの有無をチェックする(S140)。パーソナルコンピュータに光ディスクドライブが搭載されていない場合、管理プログラムは、光ディスクドライブが搭載されていない旨の情報(光ディスクドライブ無情報)を、所定の記憶媒体に書き込む(S141)。上記CPU、メモリ、HDDは、パーソナルコンピュータを構成するのに必須のデバイスであるが、光ディスクドライブ及び以下に示すデバイスは、必須のデバイスではないので、これらのデバイスがない場合は、各々が搭載されていない旨の情報が記憶媒体に書き込まれる。
管理プログラムは、光ディスクドライブが搭載されている場合、光ディスクドライブに格納されている光ディスクドライブのハードウェア構成情報(光ディスクドライブ情報)を読み出す(S142)。光ディスクドライブ情報は、メーカ名、品名などである。図4(d)に光ディスクドライブの一例を示す。管理プログラムは、光ディスクドライブ情報を取得すると、それを所定の記憶媒体に書き込む(S143)。
管理プログラムは、上記光ディスクドライブ情報の取得処理と同様に、周辺機器、オプション機器の有無をチェックし(S150、S160)、これらが搭載されていない場合は、搭載されていない旨の情報を記憶媒体に書き込む(S151、S161)。これらが搭載されている場合は、搭載されている機器のハードウェア構成情報を、当該機器から取得し(S152、S162)、取得したハードウェア構成情報を記憶媒体に書き込む(S153、S163)。周辺機器は、例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス、IDEポートに接続する機器、シリアルポートに接続する機器であって、これらの周辺機器のハードウェア構成情報(周辺機器情報)は、各機器のメーカ名、品名などである。また、オプション機器は、例えば、PCIスロット、PCカードスロット、USBポート、IEEE1394ポートそれぞれに接続する機器であって、これらオプション機器のハードウェア情報(オプション機器情報)も、各機器のメーカ名、品名などである。図4(e)に周辺機器情報の一例、また、図4(f)にオプション機器情報の一例を示す。
この後、OSが起動する(S12)。OSは、BIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理終了後、自動的に起動されてもよいし、ディスプレイ画面に、電源のシャットダウン又はOSの起動いずれかの選択メッセージが表示され、ユーザの操作に従ってOSが起動されてもよい。
OSが起動すると、OS起動後に実行される管理プログラムにより、引き続き、OS起動後におけるハードウェア構成情報取得処理が実行される(S13)。管理プログラムは、OS起動後に自動的に起動してもよいし、ユーザの起動操作により起動されてもよい。
図5は、本発明の実施の形態の管理プログラムにおけるOS起動後のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。管理プログラムは、まず、OSを検索して、デバイスドライバの有無をチェックする(S210)。デバイスドライバは、各デバイスを駆動するためのプログラムであって、OS内に組み込まれている。デバイスドライバがない場合、管理プログラムは、この段階でエラー終了する(S211)。
管理プログラムは、デバイスドライバがある場合、それに含まれるデバイスドライバのハードウェア構成情報(デバイスドライバ情報)を取得する(S212)。デバイスドライバ情報は、デバイスドライバ名とその版数情報などである。
図6は、図5の処理で管理プログラムが取得するハードウェア構成情報の例を示す図であり、図6(a)にデバイスドライバ情報の例を示す。管理プログラムは、デバイスドライバ情報を取得すると、それをあらかじめ定められた所定の記憶媒体に書き込む(S213)。
次に、管理プログラムは、OSに設定されるリソースをチェックする(S220)。リソースが設定されていない場合、この段階でエラー終了する(S221)。リソースが設定されている場合、管理プログラムは、設定されている各リソースの設定情報(リソース情報)を取得する。リソース情報は、IRQ、I/Oポート、DMA、メモリの範囲(Memory Mapping)などのリソースの種類である。図6(b)にリソース情報の例を示す。管理プログラムは、リソース情報を取得すると、所定の記憶媒体に書き込む(S223)。
管理プログラムは、BIOS実行時に取得した各デバイス(CPU、メモリ、HDD、光ディスクドライブ、周辺機器、オプション機器など)毎に、そのデバイスにファームウェアが搭載されている場合に、搭載されるファームウェアの版数(デバイス版数)をチェックする(S230)。ファームウェアは、デバイス内に組み込まれるプログラムである。ハードウェア構成情報であるデバイス版数は各デバイスのファームウェア内に記憶されている。各デバイスについて、デバイス版数情報がない場合(ファームウェアが搭載されていない場合も含む)は、そのデバイス版数情報がない旨の情報(デバイス版数無情報)を所定の記憶媒体に書き込む(S231)。デバイス版数情報がある場合、管理プログラムはその版数を読み出し(S232)、所定の記憶媒体に書き込む(S233)。図6(c)に各種デバイス版数情報の例を示す。
上記デバイスドライバ情報及びリソース情報は、OS内部の情報であるので、OS起動後に実行される管理プログラムによって取得することができる。但し、各種デバイス版数情報は、各種デバイスのファームウェアの構成に依存して、OS起動後に実行される管理プログラムに限らず、BIOS実行時に実行される管理プログラムによって取得されてもよい。
図2に戻って、管理プログラムは、OS起動後において、所定のハードウェア構成情報を取得すると、以下に説明するハードウェア構成情報比較処理を行う。
具体的には、管理プログラムは、OS起動後におけるハードウェア構成情報取得処理を終了すると、次に、記憶媒体に記憶されている過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出す(S14)。記憶媒体には、例えば、過去に取得された複数のハードウェア構成情報が記憶されている。このような場合、比較対象のハードウェア構成情報を識別するためのフラグ(比較対象フラグ)が、いずれか一つのハードウェア構成情報に設定され、管理プログラムは、比較対象フラグが設定されたハードウェア構成情報を読み出す。そして、管理プログラムは、今回取得されたハードウェア構成情報と、読み出したハードウェア構成情報とを比較する(S15)。
ステップS15の比較において、2つのハードウェア構成情報の各項目が全て一致する場合、管理プログラムは、ディスプレイ画面に一致メッセージを表示する(S16)。図7(a)は、一致メッセージ画面の例である。ディスプレイ画面には、一致メッセージとともに、比較対象のハードウェア構成情報を、今回取得したハードウェア構成情報に変更するか否かの選択メッセージが表示され、ユーザにより変更操作が行われると(S19)、管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S20)。
一方、ステップS15の比較において、2つのハードウェア構成情報に不一致な項目がある場合、管理プログラムは、不一致なハードウェア構成情報の項目を抽出し(S17)、それを不一致メッセージとして、ディスプレイ画面に表示する(S18)。図7(b)は、不一致メッセージの画面の例である。なお、図8は、過去に取得されたBIOS実行時におけるハードウェア構成情報の例であって、図4と対応する図であって、図9は、過去に取得されたOS起動後におけるハードウェア構成情報の例であり、図6と対応する図である。図7(b)に示めされる不一致項目は、図8と図4及び図9と図6との比較に基づいている。
また、不一致メッセージの画面には、一致メッセージと同様に、ディスプレイ画面には、上記選択メッセージが表示され、比較対象のハードウェア構成情報を変更する場合は、管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S18)。
このように、上記実施の形態によれば、コンピュータのハードウェア構成情報を効率よく取得し、一元管理することで、取得されたハードウェア構成情報を容易に管理することができる。
図10及び図11は、本発明の実施の形態における管理プログラムによる別のハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理は、クライアント−サーバ型のコンピュータに適用される。本実施の形態のハードウェア構成情報管理処理では、サーバからの指示に従って、クライアントが、ハードウェア構成情報取得処理を実行し、サーバが、取得したハードウェア構成情報の比較処理し、記憶・管理する。また、本実施の形態の管理プログラムは、クライアントにおけるBIOS実行時に実行される管理プログラムと、クライアントにおけるOS起動後にOS上で実行される管理プログラム、さらには、サーバ側で実行される管理プログラムとに分けられる。
図10において、まず、サーバの管理プログラムは、クライアントに対して、ハードウェア構成情報取得処理の開始信号を送信する(S30)。クライアントは、開始信号の受信によって、クライアントの電源が投入され(S31)、これにより、クライアントのBIOSが起動する。これにより、上述したBIOS実行時に実行される管理プログラムが自動的に実行され、BIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理が実行される(S32)。このハードウェア構成情報取得処理は、上述の図3の処理と同様である。
クライアントの管理プログラムは、ステップS32で取得されたハードウェア構成情報をサーバに送信する(S33)。サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報を受信すると(S34)、図11に移って、サーバの管理プログラムは、クライアントにOS起動指示信号を送信し(S35)、クライアントは、OS起動指示信号に従って、OSを起動する(S36)。なお、OS起動後に実行されるクライアントの管理プログラムは、OS起動によって自動的に起動するように設定される。
OSが起動すると、OS起動後に実行される管理プログラムにより、引き続き、ハードウェア構成情報取得処理が実行される(S37)。このハードウェア構成情報取得処理は、上述の図5の処理と同様である。
クライアントの管理プログラムは、ステップS37で取得されたハードウェア構成情報をサーバに送信する(S38)。サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報を受信すると(S39)、記憶媒体から過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報を読み出し(S40)、上述とほぼ同様のハードウェア構成情報比較処理を行う。
具体的には、サーバの管理プログラムは、読み出した比較対象フラグが設定されたハードウェア構成情報と、今回取得されたハードウェア構成情報とを比較する(S41)。
ステップS41の比較において、2つのハードウェア構成情報の各項目が全て一致する場合、サーバの管理プログラムは、サーバのディスプレイ画面に、図7(a)と同様の一致メッセージを表示する(S42)。そして、図7(a)のディスプレイ画面に表示される選択メッセージに従って、サーバを操作するユーザにより変更操作が行われると(S45)、サーバの管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S46)。
一方、ステップS41の比較において、2つのハードウェア構成情報に不一致な項目がある場合、管理プログラムは、不一致なハードウェア構成情報を抽出し(S43)、図7(b)と同様の不一致メッセージとして、サーバのディスプレイ画面に表示する(S44)。そして、また、不一致メッセージの画面には、一致メッセージと同様に、ディスプレイ画面には、上記選択メッセージが表示され、比較対象のハードウェア構成情報を変更する場合は、サーバの管理プログラムは、比較対象フラグの設定変更を行う(S46)。
また、サーバは、あらかじめ各デバイスの最新のファームウェア及びその版数情報を記憶し、サーバの管理プログラムは、ハードウェア構成情報比較処理修了後、上記で取得されたハードウェア構成情報における各デバイスの版数情報と、最新の版数情報とを比較する(S47)。そして、不一致のデバイスが検出され、そのデバイスのファームウェアを更新する場合(S48)、サーバの管理プログラムは、当該デバイスの最新の版数情報のファームウェアをクライアントに送信し、クライアントの管理プログラムは、そのデバイスのファームウェアを受信したファームウェアに更新する(S49)。
このように、サーバにより、配下のクライアントのハードウェア構成情報を一元的に管理することができる。また、サーバで、各クライアントに搭載されるデバイスの最新のハードウェア構成情報(例えば、デバイスの版数情報)をあらかじめ取得しておくことで、クライアントの所定のデバイスハードウェア構成情報が最新でない場合、そのデバイスのハードウェア構成情報を、最新の内容に更新することができ、クライアントのメンテナンスも容易となる。また、デバイスドライバについても、同様に、その版数の更新処理が行われてもよい。
[産業上の利用の可能性]
以上説明したように本発明によれば、コンピュータの各デバイスの版数情報などのハードウェア構成情報を一元的に管理することで、コンピュータのハードウェア構成情報の管理が容易となる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態におけるコンピュータの一例であるパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。
図2は、本発明の実施の形態における管理プログラムによるハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。
図3は、本発明の実施の形態のハードウェア構成情報管理プログラムにおけるBIOS実行時のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図4は、図3の処理で管理プログラムが取得する各種ハードウェア構成情報の例を示す図である。
図5は、本発明の実施の形態のハードウェア構成情報管理プログラムにおけるOS起動後のハードウェア構成情報取得処理のフローチャートである。
図6は、図5の処理で管理プログラムが取得する各種ハードウェア構成情報の例を示す図である。
図7は、一致メッセージ及び不一致メッセージの画面例である。
図8は、過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報(BIOS実行時取得分)の例である。
図9は、過去に取得された比較対象のハードウェア構成情報(OS起動後取得分)の例である。
図10及び図11は、本発明の実施の形態における管理プログラムによる別のハードウェア構成情報管理処理フローチャートである。
Claims (15)
- コンピュータによって、当該コンピュータを構成する各デバイスのハードウェア構成情報を管理するハードウェア構成情報管理方法において、
所定の複数のタイミングで各デバイスのハードウェア構成情報を取得し、
当該取得したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録することを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - 請求の範囲1において、
前記不揮発性記憶媒体に記憶される過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出し、
当該読み出したハードウェア構成情報と前記取得したハードウェア構成情報とを比較し、
比較結果を所定の表示装置に表示することを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - 請求の範囲1において、
前記所定のタイミングは、前記コンピュータのBIOS実行時及び/又はOS起動後であることを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - 請求の範囲1において、
前記ハードウェア構成情報は、各デバイスに関連するプログラムの版数を含むことを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - 請求の範囲1において、
前記コンピュータは、サーバとネットワークを介して接続されるクライアントであって、
前記サーバが、前記クライアントによって取得された前記クライアントのハードウェア構成情報を前記ネットワークを介して受信し、
前記サーバが、当該受信したハードウェア構成情報を前記所定の不揮発性記憶媒体に記録することを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - 請求の範囲5において、
前記ハードウェア構成情報は、前記クライアントの各デバイスに関連するプログラムの版数を含み、
前記サーバは、前記クライアントの各デバイスに関連するプログラムの最新のプログラムとその版数を記憶し、
前記サーバは、前記受信したハードウェア構成情報に含まれる所定デバイスに関連するプログラムの版数と、当該所定デバイスの最新のプログラムの版数とを比較し、
不一致の場合、前記サーバは、前記所定デバイスに関連するプログラムを最新のプログラムに更新することを特徴とするハードウェア構成情報管理方法。 - コンピュータを構成する各デバイスのハードウェア構成情報を管理するプログラムを格納する記録媒体において、
所定の複数のタイミングで各デバイスのハードウェア構成情報を取得する処理と、
当該取得したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録する処理とを備えることを特徴とするプログラムを格納する記録媒体。 - 請求の範囲7において、さらに、
前記不揮発性記憶媒体に記憶される過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出す処理と、
当該読み出したハードウェア構成情報と前記取得したハードウェア構成情報とを比較する処理と
比較結果を所定の表示装置に表示する処理とを備えることを特徴とするプログラムを格納した記録媒体。 - 複数のデバイスを備えるコンピュータであって、
所定の複数のタイミングで各デバイスのハードウェア構成情報を取得する取得部と、
当該取得したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録する記録部とを備えることを特徴とするコンピュータ。 - 請求の範囲10において、
前記不揮発性記憶媒体に記憶される過去に取得されたハードウェア構成情報を読み出し、当該読み出したハードウェア構成情報と前記取得したハードウェア構成情報を比較する比較部と、
前記比較に結果を表示装置に表示させる表示部とを備えることを特徴とするコンピュータ。 - 請求の範囲9において、
前記所定のタイミングは、前記コンピュータのBIOS実行時及び/又はOS起動後であることを特徴とするコンピュータ。 - 請求の範囲9において、
前記ハードウェア構成情報は、各デバイスに関連するプログラムの版数を含むことを特徴とするコンピュータ。 - 複数のデバイスを備える他のコンピュータとネットワークを介して接続されるコンピュータであって、
所定の複数のタイミングで取得された前記各デバイスのハードウェア構成情報を前記他のコンピュータから前記ネットワークを介して受信する受信部と、
当該受信したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録する記録部とを備えることを特徴とするコンピュータ。 - 請求の範囲13において、
前記ハードウェア構成情報は、各デバイスに関連するプログラムの版数を含み、
前記他のコンピュータから受信したハードウェア構成情報に含まれるデバイスに関連するプログラムの版数と、当該デバイスに関連する最新のプログラムの版数を比較する比較部と、
前記比較の結果が不一致の場合、前記他のコンピュータのデバイスに関連するプログラムを最新のプログラムに更新する更新部とを備えることを特徴とするコンピュータ。 - 複数のデバイスを備える他のコンピュータとネットワークを介して接続されるコンピュータで実行されるプログラムを格納した記録媒体であって、
所定の複数のタイミングで取得された前記各デバイスのハードウェア構成情報を前記他のコンピュータから前記ネットワークを介して受信する処理と、
当該受信したハードウェア構成情報を所定の不揮発性記憶媒体に記録する処理とを備えることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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