JPS648568B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS648568B2 JPS648568B2 JP979182A JP979182A JPS648568B2 JP S648568 B2 JPS648568 B2 JP S648568B2 JP 979182 A JP979182 A JP 979182A JP 979182 A JP979182 A JP 979182A JP S648568 B2 JPS648568 B2 JP S648568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated
- sheet
- flat
- filter
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052878 cordierite Inorganic materials 0.000 description 2
- JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N dimagnesium dioxido-bis[(1-oxido-3-oxo-2,4,6,8,9-pentaoxa-1,3-disila-5,7-dialuminabicyclo[3.3.1]nonan-7-yl)oxy]silane Chemical compound [Mg++].[Mg++].[O-][Si]([O-])(O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2)O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2 JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011146 organic particle Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製造の容易なフイルターの製造法に関
する。
する。
近時ヂーゼル起関より排出される微粒炭素が大
気を汚染することが社会問題となり、そのために
管状通路をもつたハニカムの一方の端面が一つお
きに閉鎖され、他方の端面の上記閉鎖されない管
状通路が閉鎖されている多孔質のハニカム構造体
を特願昭55−103912号にて出願したが、これはハ
ニカムのセルの大きさを極端に小さくすることが
難しい問題があつた。
気を汚染することが社会問題となり、そのために
管状通路をもつたハニカムの一方の端面が一つお
きに閉鎖され、他方の端面の上記閉鎖されない管
状通路が閉鎖されている多孔質のハニカム構造体
を特願昭55−103912号にて出願したが、これはハ
ニカムのセルの大きさを極端に小さくすることが
難しい問題があつた。
本発明はこれと同等以上の効果のある製造容易
なフイルターを提供するもので、特許請求の範囲
の通りを要旨とするもので、形状はハニカム形で
あるが、平板と波板の積層形であるためシートを
単独でローリング成形できることから極めて薄い
シートを製作でき、波の大きさも極めて小さくす
ることができるため、同一体積であつても濾過面
積を極めて大きくすることができる。また押出し
形のハニカム状フイルターでは、その出口と入口
とを1個おきに閉鎖することが、極めて難しく、
工数を多く要する作業であるが、本発明の方法で
は容易に製造することができる。以下実施例によ
り具体的に説明する。
なフイルターを提供するもので、特許請求の範囲
の通りを要旨とするもので、形状はハニカム形で
あるが、平板と波板の積層形であるためシートを
単独でローリング成形できることから極めて薄い
シートを製作でき、波の大きさも極めて小さくす
ることができるため、同一体積であつても濾過面
積を極めて大きくすることができる。また押出し
形のハニカム状フイルターでは、その出口と入口
とを1個おきに閉鎖することが、極めて難しく、
工数を多く要する作業であるが、本発明の方法で
は容易に製造することができる。以下実施例によ
り具体的に説明する。
実施例 1
平均粒径1.5μのコージライト粉末に周知の結合
剤を加え、厚さ0.1mmのグリーンシートにローリ
ング成形し、巾100mm長さ500mmの長方形にし、一
端より100mmの位置から100mm間隔で100mmの長さ
に、長さ方向に延びるピツチ1mm、高さ0.5mmの
波状の凹凸を歯状のロールを通すことによつて設
けるが、この時ロールの形状により、板の上方部
分は面積広く波の下方部分は上方部分よりも面積
の狭い形状とする。この波形の断面図を第4図に
示す。そして第1図に一部破断面斜視図を示す如
き形状とする。1は平板、2は波板で、図面では
理解し易くするため、波を拡大し、波数を少なく
して描いてある。次に平板1は少々しわが寄るた
め、平型の金型で100℃でプレスをする。次に平
板1と波板2の交線3で、波板2を平板1の方向
に180゜折り曲げて、1の上にのせ、次に波板2と
平板11の交線31で、平板11を波板2の方向
に180°折り曲げると、第2図に一部破断斜視図を
示す如きハニカム形フイルターとなり、以下これ
を繰り返せば、側面図を第3図に示す如きハニカ
ム構造体となる。そのP−P′線に沿う断面図を第
4図に示す。ここで平板1,11の縁部を上又は
下に折りまげて、コージライト粉末を県濁させた
ペーストで各波板及び平板に接着すれば全体が強
固な一体形となる。これを乾燥樹脂抜き後、50
℃/時間の割合で昇温し、1200℃に3時間保つて
焼成すればフイルターとなる。これに第3図にお
いて左方矢印Aより右方矢印Bへ、微粒炭素を含
むヂーゼル機関の排ガスを通過すれば、微粒炭素
は波板及び平板により濾過されて、微粒炭素を含
まない排気ガスが矢印B方向へ排出される。而し
てグリーンシートは厚さ0.1mmで波を極めて小さ
くできるため、容易に極めて濾過面積の大きいフ
イルターが製造できる。この時波板と平板により
囲まれる空間の大きい方に未濾過ガスを導入する
ため、この部分の内壁に微粒炭素が沈着しても目
詰りを起す迄の時間が長く使用できた。一方排出
側は空間が狭いが排出ガスは濾過ずみであるため
微粒炭素を含まないため、順調に使用できた。な
お一定量微粒炭素が濾過され、ハニカムのシート
が目詰りを起こしたあとは、ハニカムの前方に設
置したバーナーにより加熱すれば、排気ガスが酸
素過剰の状態において、微粒炭素は燃焼除去され
ることができる。
剤を加え、厚さ0.1mmのグリーンシートにローリ
ング成形し、巾100mm長さ500mmの長方形にし、一
端より100mmの位置から100mm間隔で100mmの長さ
に、長さ方向に延びるピツチ1mm、高さ0.5mmの
波状の凹凸を歯状のロールを通すことによつて設
けるが、この時ロールの形状により、板の上方部
分は面積広く波の下方部分は上方部分よりも面積
の狭い形状とする。この波形の断面図を第4図に
示す。そして第1図に一部破断面斜視図を示す如
き形状とする。1は平板、2は波板で、図面では
理解し易くするため、波を拡大し、波数を少なく
して描いてある。次に平板1は少々しわが寄るた
め、平型の金型で100℃でプレスをする。次に平
板1と波板2の交線3で、波板2を平板1の方向
に180゜折り曲げて、1の上にのせ、次に波板2と
平板11の交線31で、平板11を波板2の方向
に180°折り曲げると、第2図に一部破断斜視図を
示す如きハニカム形フイルターとなり、以下これ
を繰り返せば、側面図を第3図に示す如きハニカ
ム構造体となる。そのP−P′線に沿う断面図を第
4図に示す。ここで平板1,11の縁部を上又は
下に折りまげて、コージライト粉末を県濁させた
ペーストで各波板及び平板に接着すれば全体が強
固な一体形となる。これを乾燥樹脂抜き後、50
℃/時間の割合で昇温し、1200℃に3時間保つて
焼成すればフイルターとなる。これに第3図にお
いて左方矢印Aより右方矢印Bへ、微粒炭素を含
むヂーゼル機関の排ガスを通過すれば、微粒炭素
は波板及び平板により濾過されて、微粒炭素を含
まない排気ガスが矢印B方向へ排出される。而し
てグリーンシートは厚さ0.1mmで波を極めて小さ
くできるため、容易に極めて濾過面積の大きいフ
イルターが製造できる。この時波板と平板により
囲まれる空間の大きい方に未濾過ガスを導入する
ため、この部分の内壁に微粒炭素が沈着しても目
詰りを起す迄の時間が長く使用できた。一方排出
側は空間が狭いが排出ガスは濾過ずみであるため
微粒炭素を含まないため、順調に使用できた。な
お一定量微粒炭素が濾過され、ハニカムのシート
が目詰りを起こしたあとは、ハニカムの前方に設
置したバーナーにより加熱すれば、排気ガスが酸
素過剰の状態において、微粒炭素は燃焼除去され
ることができる。
一方比較例として、押出し方式によりハニカム
形フイルターを試作した。この場合現在の技術で
は、1mmのピツチをもち、セル厚0.12mmが限度
で、且つその入口を1つおきに閉鎖することが極
めて多大の工数を要し、且つ濾過面積において
も、ハニカムの体積1cm2当り約20cm3であるのに対
し本発明のハニカム型フイルターは体積1cm2当り
約50cm3であつた。このことは体積は大いに縮小で
き、効率の高いフイルターを提供するものであ
る。
形フイルターを試作した。この場合現在の技術で
は、1mmのピツチをもち、セル厚0.12mmが限度
で、且つその入口を1つおきに閉鎖することが極
めて多大の工数を要し、且つ濾過面積において
も、ハニカムの体積1cm2当り約20cm3であるのに対
し本発明のハニカム型フイルターは体積1cm2当り
約50cm3であつた。このことは体積は大いに縮小で
き、効率の高いフイルターを提供するものであ
る。
以上実施例においてはセラミツク材料を中心に
して述べたが、本発明はこれに拘ることなく金属
粉末等によつても製作することができ、その濾過
用途も有機物粒子を含有する汚水の浄化等種々の
用途に利用できる。またセラミツク材料において
も、本実施例ではセラミツク粉末に周知の有機質
結合材を加え、ローリングにより薄膜としたが、
本発明はこれに拘ることなく茶袋紙の如き薄い長
繊維よりなる紙にセラミツク粉末を県濁せしめた
泥漿を浸みこませ、乾燥したものを用いてもよ
い。
して述べたが、本発明はこれに拘ることなく金属
粉末等によつても製作することができ、その濾過
用途も有機物粒子を含有する汚水の浄化等種々の
用途に利用できる。またセラミツク材料において
も、本実施例ではセラミツク粉末に周知の有機質
結合材を加え、ローリングにより薄膜としたが、
本発明はこれに拘ることなく茶袋紙の如き薄い長
繊維よりなる紙にセラミツク粉末を県濁せしめた
泥漿を浸みこませ、乾燥したものを用いてもよ
い。
第1図は本発明の実施例においてシートの一部
に波形をつけたものの一部破断面の斜視図で理解
容易のため波は実際より大きく現してある。第2
図は本実施例の中間組立品の斜視図、第3図は本
実施例の側面図、第4図は第3図における線P−
P′に沿う断面図、12……実施例1の波板部。
に波形をつけたものの一部破断面の斜視図で理解
容易のため波は実際より大きく現してある。第2
図は本実施例の中間組立品の斜視図、第3図は本
実施例の側面図、第4図は第3図における線P−
P′に沿う断面図、12……実施例1の波板部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記工程を順次に行うことを特徴とするフイ
ルターの製造法。 (a) 無機質粉末に有機質の結合剤を加え混練し、
シート状に成形する。 (b) 一定間隔毎に平板と次に上方空間大きく、下
方空間小さい波形に、所要枚数の整数倍の長さ
成形する。 (c) 平板と波板の境界線にて波板の波方向と垂直
方向に折り曲げることを繰り返し、平板の上に
波板を、該波板の上に平板を所要枚数配設す
る。 (d) 平板の側端を波板の方向に折り曲げ波板の側
端に無機粉末を加えた泥漿で接着する。 (e) 合成樹脂を加熱分解して焼失せしめた後、所
望の通気性を有する程度に焼成し、波形断面の
大きい開口部を入口にしてフイルターとする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP979182A JPS58128122A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | フイルターの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP979182A JPS58128122A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | フイルターの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58128122A JPS58128122A (ja) | 1983-07-30 |
JPS648568B2 true JPS648568B2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=11730036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP979182A Granted JPS58128122A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | フイルターの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58128122A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005043196A1 (de) * | 2005-09-09 | 2007-03-15 | Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh | Verfahren zur Herstellung eines ringförmigen Wabenkörpers, sowie ringförmiger Wabenkörper |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588826U (ja) * | 1978-12-15 | 1980-06-19 |
-
1982
- 1982-01-25 JP JP979182A patent/JPS58128122A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58128122A (ja) | 1983-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0042300B1 (en) | Ceramic honeycomb filters and the production thereof | |
US4364760A (en) | Ceramic honeycomb filter | |
US4662911A (en) | Equipment for trapping particulates in engine exhaust gas | |
US7455709B2 (en) | Honeycomb structural body | |
US4857089A (en) | Ceramic honeycomb filter for purifying exhaust gases | |
US4420316A (en) | Filter apparatus and method of making it | |
US4293357A (en) | Method for producing ceramic honeycomb filters | |
US4364761A (en) | Ceramic filters for diesel exhaust particulates and methods for making | |
EP0308525B1 (en) | Apparatus treating particulates in an exhaust gas from a diesel engine | |
EP0205755B1 (en) | Exhaust gas filter for diesel engine | |
EP0036321A1 (en) | Ceramic filter | |
GB2064361A (en) | Ceramic filters for diesel exhaust particulates and methods for making such filters | |
JP2004321848A (ja) | ハニカム構造体及びその製造方法 | |
GB2064360A (en) | Ceramic filters for diesel exhaust particulates and methods for making such filters | |
JP2004261664A (ja) | ハニカム構造体及びハニカム構造体押出し成形用口金 | |
US20080176013A1 (en) | Honeycomb structure, method for manufacturing the same, and casing | |
EP0042301A1 (en) | Ceramic honeycomb filters and the production thereof | |
US8557009B2 (en) | Ceramic filter element and method of manufacture | |
RU2059841C1 (ru) | Фильтр для очистки выхлопных газов двигателей внутреннего сгорания | |
EP2698190B1 (en) | Plugged Honeycomb Structure | |
EP0443625B1 (en) | Exhaust filter element and exhaust gas-treating apparatus | |
JPS648568B2 (ja) | ||
JPS6147136B2 (ja) | ||
AU640722B2 (en) | Method of producing a porous metal and a metal product using the same such as a catalyst carrier | |
JPH07136435A (ja) | 排ガス浄化装置用フィルターおよびその製造法 |