JPS64791Y2 - - Google Patents

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JPS64791Y2
JPS64791Y2 JP1986010071U JP1007186U JPS64791Y2 JP S64791 Y2 JPS64791 Y2 JP S64791Y2 JP 1986010071 U JP1986010071 U JP 1986010071U JP 1007186 U JP1007186 U JP 1007186U JP S64791 Y2 JPS64791 Y2 JP S64791Y2
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JP
Japan
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liquid
coagulant
mixing tank
pipe
switching valve
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JP1986010071U
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JPS62122586U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は豆腐の製造装置に関し、詳しくは豆乳
の凝固剤と水との混濁液を、凝固剤を沈澱させる
ことなく、添加することができる豆乳凝固剤の添
加装置に関する。
[従来の技術] 豆乳の凝固剤である硫酸カルシユームは、比重
が重くまた水に対する溶解度が低い、さらに、硫
酸カルシユームは吸湿性があり、サラサラしてい
ないので、機械的に定量を豆乳に満遍無く添加す
ることが困難である。そのため、硫酸カルシユー
ムを豆乳の凝固剤として使用するときは、粉末の
ままでなく水との混濁液として使用するのが、業
界の常識である。
[考案が解決しようとする問題点] この硫酸カルシユームと水との混濁液は、硫酸
カルシユームの粉末が水より重いため、放置する
と直ぐに硫酸カルシユームが沈澱するので、使用
に際しては常に撹拌していなければならない不便
がある。また、撹拌して理想点な混濁液として秤
量しても、放置すればたちまち硫酸カルシユーム
が沈澱するので、凝固剤の添加装置などでは配管
の中でも水と硫酸カルシユームが分離し沈澱する
という不都合があり、その上秤量したら直ちに豆
乳に添加しなければならないという面倒がある。
本考案は豆乳用の凝固剤の混濁液の上記のごと
き問題点に鑑みてなされたものであつて、混濁液
から硫酸カルシユームが沈澱して分離することを
防止し、常に硫酸カルシユームとの理想的な混濁
状態を保ち、凝固剤を正確に秤量して添加するこ
とができ、かつ配管の中で硫酸カルシユームの沈
澱しない豆乳用凝固剤の添加装置を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案が前記の問題点を解決するためにいかな
る手段を講じたかを、第1図の概略側面図の基づ
いて説明する。第1図において、凝固剤混合槽1
0には、底部12に混合液送出口14を設けた。
この混合液送出口14は、液送ポンプ16の吸入
口18に取り付けた。一方液送ポンプ16の吐出
口22には、送液管20の一端20aを接続し、
送液管の他端20bは凝固剤混合槽10よりも上
方に位置する三方切り替え弁24に接続した。循
環管26の一端26aは三方切り替え弁24と接
続されると共に、他の一端26bは凝固剤混合槽
10の上部に開口させた、給液管28は一端28
aが三方切り替え弁24に接続され、他の一端2
8bは三方切り替え弁24より上方に位置する計
量槽30の上方に開口せしめた。返液管38の一
端は給液管28から分岐し、他の一端38aは凝
固剤混合槽10の上部に開口せしめた。
[作用] 凝固剤混合槽10の中で、水と硫酸カルシユー
ムとを所定の割合で混合した凝固剤混濁液は、凝
固剤混合槽10の底部12の混合液送出口14か
ら液送ポンプ16で送液管20へ送り出され、三
方切り替え弁24へ送られる。三方切り替え弁2
4は、常時は送液管20から循環管26へと流れ
るようになつているので、凝固剤混濁液は三方切
り替え弁24を経て循環管26により再び凝固剤
混合槽10の上部へ循環する。そのため、凝固剤
混濁液は常に循環して撹拌されるので、凝固剤が
沈澱することが防止される。凝固剤の添加に当た
つては、三方切り替え弁24を操作し、凝固剤混
濁液が送液管20から給液管28の方へ流れるよ
うにする。これにより、凝固剤槽の凝固剤混濁液
は液送ポンプ16により送り出され、送液管2
0、三方切り替え弁24、給液管28を経て計量
槽30へと注入される。計量槽30に所定量の凝
固剤混濁液が注入されたならば、直ちに三方切り
替え弁24を操作し、送液管20と給液管28の
接続を断ち、送液管20から循環管26へ凝固剤
混濁液が流れるようにする。その際、給液管28
の中に残つていた凝固剤混濁液は分岐点40から
返液管38へ落差によつて流入する。返液管38
へ流入した凝固剤混濁液の残液は返液管38を経
て凝固剤混合槽10へ帰される。その結果、給液
管28にも返液管38にも凝固剤混濁液は残留し
ないので、配管の中に凝固剤が沈澱することがな
い。
[実施例] 本考案の好適な一実施例につき以下図面に従つ
て説明する。第1図は本考案の一実施例の概略側
面図である。第1図において、凝固剤混合槽10
の底部12は漏斗状になつており、最下端には混
合送出口14が設けられている。この混合液送出
口14は液送ポンプ16の吸入口18に接続され
ている。送液管20の一端20aは液送ポンプ1
6の吐出口22に接続され、一方送液管の他端2
0bは、凝固剤混合槽10の上端よりも上方に設
置された三方切り替え弁24に接続されている。
循環管26の一端26aは三方切り替え弁24に
接続され、もう一方の端26bは、凝固剤混合槽
10の上部に開口している。給液管28の下端2
8aは三方切り替え弁24に接続され、上端28
bは三方切り替え弁24より上方に位置する凝固
剤混濁液計量槽30の上部に開口する。この計量
槽30の底部にはノズル32が取り付けられ、ア
クチユエータ34によつて開閉するようになつて
おり、また計量槽30には電極36が挿入されて
おり、所定の水位になると感知できるようになつ
ている。給液管28の下端28aに近いところか
らは、返液管38が分岐し、この返液管38の下
端38aは、凝固剤混合槽10の上部に開口して
いる。給液管28と返液管38との分岐点40の
計量槽側の給液管28には給液調整コツク42
が、分岐点40の凝固剤混合槽側の返液管38に
は返液調整コツク44がそれぞれ取り付けられて
いる。
本実施例の作動について説明すると、凝固剤混
合槽10に所定量の水と硫酸カルシユームとを投
入し、三方切り替え弁24は送液管20と循環管
26とをつないだ状態で、液送ポンプ16を回転
させる。そうすると凝固剤混合槽10の中の水と
硫酸カルシユームとの混合物は混合槽10の下部
の混合液送出口14から液槽ポンプ16で送液管
20へ送り出され、三方切り替え弁24を経て循
環管26によつて凝固剤混合槽10の上部に循環
する。この循環によつて、凝固剤混合槽10の中
の水と硫酸カルシユームとの混合液は理想的な混
濁状態となると共に、絶えずこの混濁液が循環す
るので硫酸カルシユームが沈澱することがない。
次に凝固剤を必要とするときは、先ず計量槽30
のノズル32をアクチユエータ34の作動により
閉ざし、三方切り替え弁24を循環管26から給
液管28の方へ切り替え、送液管20の混濁液が
給液管28の方へ流れるようにする。その際、給
液調整コツク40および返液調整コツク42を調
整し、給液管28の方へ混濁液が流れるようにし
ておく、そのため凝固剤混合槽10の中の混濁液
は、液送ポンプ16により送液管20から三方切
り替え弁24を経て給液管28を通つて計量槽3
0に注入される。計量槽30に所定量の混濁液が
注入されると、電極36がそれを感知し、その信
号が三方切り替え弁24に送られる。この信号に
よつて三方切り替え弁24は給液管28から循環
管26へ切り替えられ、送液管16からの混濁液
は循環管26の方へ流れる。一方、三方切り替え
弁24の切り替え時に給液管28の中に残留して
いた混濁液は落差によつて、分岐点40から返液
管38の中へ流入し、返液管38を経て凝固剤混
合槽10の上部へ返される。所定量の混濁液が注
入された計量槽30では、直ちにアクチユエータ
34を操作しノズル32を開き豆乳に混濁液を添
加する。
本実施例では凝固剤混合槽10の下部を漏斗状
としたので、沈澱する硫酸カルシユームは総て凝
固剤混濁液送出口に集合し液送ポンプ16で吸い
出され凝固剤混合槽10上部に循環される。ま
た、計量槽30にはノズル32とアクチユエータ
34を取り付け、さらに水位感知用の電極36を
設置したので、凝固剤混濁液を正確に秤量できる
と共に、秤量した凝固剤混濁液を素早く豆乳に添
加できる。なお、本実施例では計量槽30に一旦
凝固剤混濁液を計量するものを示したが、この計
量槽を省略しタイマーを利用して給液管28から
の給液時間により、凝固剤混濁液を計量するよう
にしてもよい。また、塩化カルシユーム、塩化マ
グネシユーム等の水に溶解する豆腐用凝固剤に
も、本考案装置が利用できることは当然である。
さらに、本実施例では、計量槽への給液に際し
て、凝固剤混濁液の循環回路を一旦閉じて、送液
管の流れを全部給液管へ切り替えたが、凝固剤混
濁液の循環回路を閉じることなく、給液管へ凝固
剤混濁液を供給してもよい。
本考案は以上に例示した具体例に限定して解釈
されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない
限り、当業者の知識に基づいて種々な変形、修
正、改良等を加えうること勿論である。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、凝固剤混合槽の
底から抜き出した凝固剤混濁液を、液送ポンプに
よつて絶えず凝固剤混合槽の上部へ循環させるこ
とにより、凝固剤である硫酸カルシユームを沈澱
させることなく、常に水との均等な混濁状態を保
つことができる。そのため、所定容量の凝固剤混
合液を計量することにより、硫酸カルシユームの
ように水の中で沈澱を起こす凝固剤であつても、
所望量の凝固剤を必要に応じていつでも、豆乳に
正確にかつ自動的に添加することができる。ま
た、凝固剤混濁液を添加した後に、循環する回路
の配管以外には、凝固剤混濁液が残存しないの
で、凝固剤が配管に中で水と分離して沈澱するこ
とがない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略側面図であ
る。 10……凝固剤混合槽、14……混合液送出
口、16……液送ポンプ、20……送液管、24
……三方切り替え弁、26……循環管、28……
給液管、30……計量槽、38……返液管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に混合液送出口を有する凝固剤混合槽と、
    前記凝固剤混合槽の混合液送出口に接続された液
    送ポンプと、前記液送ポンプと前記凝固剤混合槽
    より高い位置に設置された三方切り替え弁を接続
    する送液管と、一端が前記三方切り替え弁に接続
    され他端が前記凝固剤混合槽の上部に開口する循
    環管と、一端が前記三方切り替え弁に接続され他
    端が前記三方切り替え弁より高い位置に設置され
    た計量槽の上部に開口する給液管と、前記給液管
    より分岐し下端が前記凝固剤混合槽の上部に開口
    する返液管とから成る豆乳凝固剤の添加装置。
JP1986010071U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPS64791Y2 (ja)

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JP1986010071U JPS64791Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1986010071U JPS64791Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62122586U JPS62122586U (ja) 1987-08-04
JPS64791Y2 true JPS64791Y2 (ja) 1989-01-10

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