JPS647321Y2 - - Google Patents

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JPS647321Y2
JPS647321Y2 JP4614983U JP4614983U JPS647321Y2 JP S647321 Y2 JPS647321 Y2 JP S647321Y2 JP 4614983 U JP4614983 U JP 4614983U JP 4614983 U JP4614983 U JP 4614983U JP S647321 Y2 JPS647321 Y2 JP S647321Y2
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heating
cooling
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JP4614983U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特にサンプルガスの純度や混合率を
知るため、当該ガスの融点を測定するための改良
された装置に関する。
従来からベンゼン等のサンプルガスにつき、そ
の純度を測定したり、又数種のガスによる混合ガ
スにつき、その混合率を知るため、例えばガスク
ロマトグラフ等を用いた各種の測定方法が実施さ
れているが、その測定操作が面倒であつたり、又
その装置も可成り高価につく難点があつた。
そこで本願人は、ガスの融点、沸点が、サンプ
ルガスに含まれている不純物の量によつて変化
し、又混合ガスの混合率によつてその融点、沸点
が決つた値を示す事実を利用し、サンプルガスに
つき、その融点が高精度に測定し得る装置を既に
提案している。
この装置は第1図に示す如く、断熱槽1内に熱
媒体の流路2を介在させて内槽3を設け、この内
槽3には、装入されたサンプルガスの温度測定系
4を具備するサンプルセル5を収納すると共に、
同槽3の温度を制御するために設けた配管系6の
流出口7を開口したものであり、当該配管系6は
熱媒体のガス源8に、加熱用流量調整弁9と加熱
源10により加熱される加熱用熱交換部11とを
直列に連結した加熱路12と、冷却用流量調整弁
13と冷却源14により冷却される冷却用熱交換
部15とを直列とした冷却路16とが並列に接続
されたもので、更に前記内槽3と流路2とを連通
させると共に、断熱槽1に設けた流路2の出口1
7と前記ガス源8とを連通させて循環系が構成さ
れており、図中18は前記配管系6の流入側に設
けた開閉弁を示し、19は前記サンプルセル5に
連通付設の圧力調整装置を示している。
こして、この装置では、前記各流量調整弁9,
13の開度制御によつて、配管系6より内槽3に
流入する熱媒体の温度を制御し、サンプルガスを
所望の温度に昇温又は降温させることにより、融
点、沸点の高精度な測定が可能となつている。
しかし、上記提案装置にあつては、配管系6に
対して加熱源10と冷却源14を各別に設けなけ
ればならないため、装置が大形化すると共に、安
価に提供できない欠陥があつた。
本考案は上記欠陥を解消するため、特殊な配管
構成と冷媒タンクとを具備させることにより装置
の簡素化、コストダウン、測定の敏速化を可能な
らしめるガスの融点、沸点測定装置を提供しよう
とするものである。
以下、本考案の一実施例を示した第2図につき
詳述すれば、21は断熱槽であり、これは器体2
2に真空層、断熱材等による断熱部23が形成さ
れたもので、同槽21には蓋体24が施されてい
る。
さらに上記断熱槽21には内槽25が内設さ
れ、かつ内槽25と断熱槽21の内壁21′との
間には、後述する液である熱媒体の流路26が介
在され、内槽25の上部に設けた連通口27によ
り流路26と連通しており、更に内槽25の外側
には輻射シールド28が設けられている。
そして、上記内槽25内にサンプルセル29を
収納するのであるが、これには融点、沸点を測定
すべきサンプルガスが装填されていると共に、当
該ガスの温度を測定するための温度測定系30が
同サンプルセル29に付設されて外部に導出され
ている。
こゝで、温度測定系30には、標準抵抗30′
を上記サンプルセル29に内装した標準抵抗温度
計を用いることができる。
31は蓋体24に設けた前記流路26の出口を
示している。
一方、32は恒温槽であり、その内部には、中
間部に設けた堰32′によつて、上部が連通状態
となつている加熱用熱交換部aと、冷却用熱交換
部bが形成されており、同部a,b内には、フロ
ン113等の熱媒体が収納されていて、その撹拌
部61,62は夫々モータMにて駆動回転される
よう設けられている。
上記加熱用熱交換部aと、冷却用熱交換部bと
断熱槽21内とは、サーキユレーシヨンポンプ3
3を介設した配管系34にて連設されており、当
該配管系34としては、各交換部a,b内の熱媒
体に浸入された配管37,40に、夫々加熱用流
量調整弁35と、冷却用流量調整弁38を介して
バイパス弁63を並設した上記ポンプ33が連結
され、その出口側が混合器50を経て、サンプル
セル29の温度制御用である流出口52に開口さ
れると共に、流路26に開口する出口31から
は、戻り調整弁53a,53bを介し、配管5
3,53′が並列に配設され、かつ各配管は夫々
加熱用熱交換部aと、冷却用熱交換部bの気相部
に臨設されて循環系を構成したものが示されてい
る。
さらに本考案では、熱媒体を加熱、あるいは冷
却する加熱源及び冷却源を各別に設けるようなこ
とをせず、順次加熱用部41、凝縮器45、ジユ
ールトムソン膨張弁42(以下これをJ−T膨張
弁と称す)、そして冷却用部43が、フレオン等
の冷媒を圧縮供給するコンプレツサー44に直列
に接続するようにしている。
そしてコンプレツサー44から供給される高圧
ガス冷媒による加熱用部41の加熱により加熱用
熱交換部aの熱媒体を加温すると共に、同冷媒を
凝縮器45にて高圧液化させた後、当該冷媒をJ
−T膨張弁42にて断熱膨張させることで、温度
を低下させ、これにより冷却用部43を冷却する
ことで、冷却用熱交換部bの熱冷媒を冷却できる
循環系となつている。
また上記配管系34の流出側合流部に設けられ
た前記混合器50には温度センサー51が内蔵さ
れており、この配管系34の流出口52は既に触
れたが、断熱槽21に貫設されて、その内槽25
内におけるサンプルセル29の上位に開口してい
る。
更に図中54は前記サンプルセル29に連通付
設の圧力調整装置であり、これは同セル29の内
圧を一定に保持したり、又所望内圧に調整するた
め設けたもので、図示の実施例では、当該セル2
9とキヤピラリーチユーブ55により連通させた
圧力調整タンク56には、圧力センサ57を設
け、同センサ57の出力が印加される圧力制御器
58により、ガス量調整バルブ59の開成度合が
調整され、これによつて圧力コントロール用ガス
を収納したガス源60から圧力調整タンク56に
送られるガス量を制御し得る構成としてある。
そこで今サンプルセル29内のサンプルガスが
気相である時は、前記冷却用熱交換部bのフロン
113等である冷媒を、予めコンプレツサー4
4、J−T膨張弁42により冷却用部43にて冷
却し、これを配管40、冷却用流量調整弁38を
開にし、サーキユレーシヨンポンプ33を稼動す
ることにより、内槽25内に放出させる。
かくて内槽25に収納のサンプルセル29は、
放出された冷却熱媒体により冷却されて、サンプ
ルガスを低温となし、これにより沸点を測定する
ものである。
冷却熱媒体は連通口27、流路26、出口3
1、帰還路53′を介して前記bに帰還される。
第3図に示すものはサンプルガスの融点、沸点
を測定に際し、時間tに対する同ガスの温度Tを
示した図表であり、低温度にして行けば、気相A
の状態から液相Bの状態に変化するが、この際、
一定温度状態Cが、所定経時だけ続く、そのとき
の温度が沸点T′であり、固相Dの状態まで低温
化する際に生ずる一定温度状態Eにおける温度が
融点T″である。
更にサンプルガスが固相Dの場合には、前記加
熱用熱交換部aのフロン113等を加熱用部41
により加熱し、これを使用することにより徐々に
温度を上げ、これにより前記の状態変化とは逆の
相変化を生ぜしめて、融点の測定を行なうことが
できる。
又、前記両熱交換部a,bを加熱用流量調整弁
35、冷却用流量調整弁38の開閉度合調整によ
り混合して用いるようにすれば、10〜20分間で
0.1℃といつた微小な温度変化を生じさせるよう
にすることもでき、かくして当該一定温度たる沸
点、融点をより高精度にて測定することができ
る。
以上説明したように本考案に係るガスの融点、
沸点測定装置によれば、断熱槽21内には、その
内壁21′との間に熱媒体の流路26を介在させ
た内槽25が設けられ、この内槽25には、装入
されたサンプルガスの温度測定系30を具備する
サンプルセル29が収納され、熱媒体のガス源か
らは加熱路と冷却路とを並列とした配管系34が
形成され、この配管系の流出口52を前記内槽2
5内に開口し、当該内槽と前記流路を連通させる
と共に、断熱槽21には同流路の出口31を設け
てなる装置において、前記ガス源は、堰32′に
より内部を加熱用熱交換部aと、冷却用熱交換部
bに画成された恒温槽32であり、上記熱交換部
aの熱媒体を加熱する加熱用部41と、ジユール
トムソン膨張弁42と、上記熱交換部bの熱媒体
を冷却する冷却用部43と、フレオン等の冷媒を
圧縮供給するコンプレツサー44と、凝縮器45
とが直列に接続され、前記加熱用熱交換部aと冷
却用熱交換部bの各熱媒体は、夫々加熱用流量調
整弁35と冷却用流量調整弁38をもつた各配管
37,40を介して流出口52から流出自在であ
り、一方前記熱媒体の流路26の出口31から
は、戻り調整弁53a,53bを介設した配管5
3,53′を並列とした戻り配管系が形成され、
この配管系により前記恒温槽32と前記流路26
とを連通するよう構成したので、前記各流量調整
弁35,38の開度制御によつて、サンプルガス
を所望の温度に昇温又は降温させることができ
て、かつその温度変化も微調整可となるから、サ
ンプルガスの相状態に応じて精度の高い融点、沸
点の測定が行ない得ることはもとより、特に本考
案では前記熱交換部a,bを各別に設けるのでは
なく、一つの恒温槽32内に設けるので装置の簡
略化を計り得るのみならず、熱容量が大きい液体
にて冷却できるため、効率がよく測定時間を従来
例に比して大巾に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の融点、沸点測定装置を一部切欠
して示した配管説明図、第2図は本考案に係る測
定装置の一実施例を示した配管説明図、第3図は
同装置によりサンプルガスの融点、沸点を測定し
た場合の時間tに対する同ガスの温度Tを示した
図表である。 21……断熱槽、21′……断熱槽の内壁、2
5……内槽、26……流路、29……サンプルセ
ル、30……温度測定系、31……出口、32…
…恒温槽、32′……堰、34……配管系、35
……加熱用流量調整弁、37……配管、38……
冷熱用流量調整弁、40……配管、41……加熱
用部、42……ジユールトムソン膨張弁、43…
…冷却用部、44……コンプレツサー、45……
凝縮器、52……流出口、53,53′……配管、
53a,53b……戻り調整弁、a……加熱用熱
交換部、b……冷却用熱交換部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱槽内には、その内壁との間に熱媒体の流路
    を介在させた内槽が設けられ、この内槽には、装
    入されたサンプルガスの温度測定系を具備するサ
    ンプルセルが収納され、熱媒体のガス源からは加
    熱路と冷却路とを並列とした配管系が形成され、
    この配管系の流出口を前記内槽内に開口し、当該
    内槽と前記流路を連通させると共に、断熱槽には
    同流路の出口を設けてなるガスの融点、沸点測定
    装置において、前記ガス源は、堰により内部を加
    熱用熱交換部と、冷却用熱交換部に画成された恒
    温槽であり、その加熱用熱交換部の熱媒体を加熱
    する加熱用部と、ジユールトムソン膨張弁と、上
    記冷却用熱交換部の熱媒体を冷却する冷却用部
    と、フレオン等の冷媒を圧縮供給するコンプレツ
    サーと、冷媒の凝縮器とが直列に接続され、前記
    加熱用熱交換部と冷却用熱交換部の各熱媒体は、
    夫々加熱用流量調整弁と冷却用流量調整弁をもつ
    た各配管を介して流出口から流出自在であり、一
    方前記熱媒体の流路の出口からは、戻り調整弁を
    夫々介在した配管を並列とした戻り配管系が形成
    され、この配管系により前記恒温槽と前記流路と
    を連通してなるガスの融点、沸点測定装置。
JP4614983U 1982-10-13 1983-03-30 ガスの融点、沸点測定装置 Granted JPS59152452U (ja)

Priority Applications (4)

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JP4614983U JPS59152452U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 ガスの融点、沸点測定装置
US06/531,262 US4549816A (en) 1982-10-13 1983-09-12 Apparatus for measuring melting and boiling points of gas
GB08325403A GB2131536B (en) 1982-10-13 1983-09-22 Apparatus for measuring melting and boiling points of a sample
DE19833336806 DE3336806A1 (de) 1982-10-13 1983-10-10 Verfahren zur messung des schmelzpunktes und des siedepunktes von gasen

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