JPS647283Y2 - - Google Patents

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JPS647283Y2
JPS647283Y2 JP9218882U JP9218882U JPS647283Y2 JP S647283 Y2 JPS647283 Y2 JP S647283Y2 JP 9218882 U JP9218882 U JP 9218882U JP 9218882 U JP9218882 U JP 9218882U JP S647283 Y2 JPS647283 Y2 JP S647283Y2
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JP
Japan
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yoke
electrode
outer yoke
magnetic
lead wire
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JP9218882U
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JPS58193219U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁流量計の小形化と、いわゆる90
度ノイズの低減を図るのが目的である。
出願人が先に提案したコーン型電磁流量計は、
第1図に示すように、流体Vの流路中に内磁型の
励磁手段を有するコーンKを配置し、管路を形成
する外側ヨークy0と、コーンK内に設けた内側ヨ
ークy1,コアSを導磁率の大きい材料で構成して
いた。Tは絶縁ライニングである。コアSに巻い
たコイルCに励磁電流を流すと、第2図のように
磁力線φが発生し、コアS、内側ヨークy1、流体
V、外側ヨークy0、流体V、内側ヨークy1の経路
を一周する。この時流体Vの流速vと磁力線φの
流体内の磁束密度Bに比例した誘起電圧eが電極
Eに発生する。この電圧eを図示されてない増幅
器に与えて増幅し、流量信号として出力するが、
電極Eから増幅器に電圧を伝えるリード線Rは、
いわゆる90度ノイズを低減するために、流体の流
れ方向と直角で電極Eを含む平面内に配置する必
要がある。そのため、リード線Rの位置を正確に
保持する手段を要し、それだけ構造が複雑で、外
形が大きくなるばかりでなく、電極Eを貫通させ
る孔を外側ヨークy0に明けていたため、流体内の
磁束分布が乱される等の欠点があつた。
この考案は、かかる欠点を解消できる電磁流量
計を提案するもので、次に図面の実施例に基づい
て説明する。
第3図において、外側ヨークy0は磁束φが通ら
ない上下の部分で左右に2分割され、両外側ヨー
クy0は相互に電気的に絶縁されるよう管Tの上下
部分で間隔を設けてある。絶縁体で形成された管
Tには電極Eを貫通させて取り付けてその一部を
管Tの外周からわずかに突出させ、管Tの外周に
配置した外側ヨークy0,y0の内面に接触させて電
気的に接続する。外側ヨークy0は低周波用の高透
磁率軟質磁性材料であつて、導電率も高いため誘
起電圧eを伝える作用をする。外側ヨークy0,y0
の上端部y0′部分に、増幅器への接続用リード線
Rを半田付とか、導電ペイントによる接着で接続
する。
第4図の実施例では、管Tをセラミツク材料で
形成し、電極Eにステンレス鋼等の金属材料を用
いている。接着材又は粉末ガラスを用いて管Tに
電極Eを取り付け、その外側に導電性接着材Dを
塗布し、乾かないうちに外側ヨークy0を取り付け
ると信頼性の高い電気的接続ができる。又、電極
Eは金属粉とガラス粉を混合したものを管Tに塗
布して溶融固化させて形成してもよいし、管Tの
孔に充填するとともにその近くの内外面に塗布
後、外側ヨークy0を装置し溶融固化してもよい。
第5図の実施例は外側ヨークy0と、リード線R
の取り出し口の構造に特徴がある。外側ヨークy0
には、安価で透磁率が高く、鉄損を防ぐため薄板
で両面に絶縁層を設けたけい素鋼板を用いてい
る。このけい素鋼板を半月状に打抜き、流れの方
向に複数枚重ね合せて外側ヨークy0を構成する。
例えば厚みが0.2mmのけい素鋼板250枚を重ね合せ
て、流れの方向に総厚50mmの外側ヨークy0を構成
する。増幅器へ誘起電圧を伝達するリード線Rの
先端は図示のように針状にとがらせ、かつスプリ
ングで外側ヨークy0に押しつけて接触させる。こ
の実施例では電極Eから外側ヨークy0を経てリー
ド線Rに誘起電圧が伝えられるが、誘起電圧の伝
達に寄与する外側ヨークy0は電極Eとリード線R
とに接する少数のヨークに限られ、例えば電極E
と外側ヨークy0との接触部が直径5mmの円で、け
い素鋼の厚みが0.2mmの場合、信号の伝達に寄与
するのは25枚のけい素鋼板のうち、リード線先端
が接している1枚となる。従つて、リード線の針
状先端を流速方向に移動させて、何れかの1枚の
外側ヨークy0を選択することにより、90度ノイズ
の最も小さい信号経路を選択することができる。
第6図は、けい素鋼板を重ね合せて外側ヨーク
y0を構成する点は第5図のものと同様であるが、
そのうち電極Eに接する少なくとも2枚の外側ヨ
ークy0″を第7図のように形成し、リードとして
作用する部分γを一体的に形成し、そのリード先
端部を第5図のように、増幅器Aに端子付けす
る。端子付けするリードの先端はけい素鋼板の絶
縁酸化膜をとり、穴を明けてはとめ又は小ねじで
増幅器に固着接続するが、半田付けすることもで
きる。この実施例ではヨークy0″と磁路と電路に
活用するため最少の構成部品数で流量計を構成で
き、磁気中心に信号経路を定めることができるた
め、90度ノイズが小さく、かつ安定している。
第8図の実施例は、管Pとヨークyとの間に励
磁コイルckを配置したもので、管内に鉄心を設
けていない。
上述の説明で明らかなように、この考案によれ
ば、磁路を構成する外側ヨークを、磁束が通らな
い部分で2分割し、夫々電極に接続して誘起電圧
の伝達手段として利用するようにしたから、電極
Eへの電気的接続が容易となり、しかも流量計の
外形を小形にできる。又、ヨークを電路として用
いるため圧力、温度等機械的要因の変動による90
度ノイズの変動を小さくできる。更に又、外側ヨ
ークy0を分割形成するため、従来の円筒形に比し
組立し易い等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計の断面図、第2図は
その磁気回路を説明する図、第3図はこの考案の
実施例の断面図、第4図は第3図の一部を拡大し
た図、第5図はヨークとリード線の他の構造の実
施例の斜面図、第6図は第5図と一部構造が異な
る実施例の斜面図、第7図は第6図のヨークの1
枚を示す図、第8図は他の実施例の断面図であ
る。 C,ck…励磁コイル、y,y0,y0′…外側ヨー
ク、R…リード線、E…電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁路にヨークを用いている電磁流量計におい
    て、ヨークを磁束が通らない部分で2分割し、そ
    の各々を各電極と夫々電気的に接続して誘起電圧
    の伝達手段としたことを特徴とする電磁流量計。
JP9218882U 1982-06-18 1982-06-18 電磁流量計 Granted JPS58193219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218882U JPS58193219U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218882U JPS58193219U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193219U JPS58193219U (ja) 1983-12-22
JPS647283Y2 true JPS647283Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=30100370

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9218882U Granted JPS58193219U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 電磁流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9027418B2 (en) * 2012-09-28 2015-05-12 Rosemount Inc. Magnetic flowmeter

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JPS58193219U (ja) 1983-12-22

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