JPS647048B2 - - Google Patents

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JPS647048B2
JPS647048B2 JP54034559A JP3455979A JPS647048B2 JP S647048 B2 JPS647048 B2 JP S647048B2 JP 54034559 A JP54034559 A JP 54034559A JP 3455979 A JP3455979 A JP 3455979A JP S647048 B2 JPS647048 B2 JP S647048B2
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JP
Japan
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glucopyranoside
glucopyranosyl
ginsenoside
cells
saponin
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JP54034559A
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JPS55129228A (en
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Akimi Kadota
Yoshihiro Uchida
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OOSAKA YAKUHIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
OOSAKA YAKUHIN KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は実質的にオタネニンジン中に存在す
るサポニン成分のみまたはその成分であるギンゼ
ノサイドRh1、ギンゼノサイドRg2、ギンゼノサ
イドRg1、ギンゼノサイドRe、ギンゼノサイド
Rb1の単一物もしくは混合物よりなる細胞賦活剤
に関する。 ウコギ科に属するオタネニンジン(バナツクス
ギンゼング、シー.エイ.メイヤー;
Panaxginseng、C.A.MEYER)は一名チヨウセ
ンニンジンと呼ばれ、古来より疲労回復、強精、
消炎、利尿、胃腸衰弱改善、抗糖尿用の薬剤とし
て用いられてきたことは広く知られていることで
ある。近時、これらの薬効がチヨウセンニンジン
中のサボニン成分によるのではないかとの研究が
進められている。しかしながらこのサポニンがヒ
ト細胞賦活剤の効果を有することは全く知られて
いない。 この発明はオタネニンジン中のサポニン成分が
細胞賦活作用を有し、特にギンゼノサイドRh1
20S−プロトパナキサトリオール−6−O−β−
D−グルコピラノシド、 ギンゼノサイドRg2:20S−プロトパナキサト
リオール−6−O−α−L−ラムノピラノシル
(1→2)−β−D−グルコピラノシド、 ギンゼノサイドRg1:20S−プロトパナキサト
リオール−6.20−ジ−O−β−D−グルコピラノ
シド、 ギンゼノサイドRe:20S−プロトパナキサトリ
オール−6−〔O−α−L−ラムノピラノシル
(1→2)−β−D−グルコピラノシド〕−20−O
−β−D−グルコピラノシド、 ギンゼノサイドRb1:20S−プロトパナキサジ
オール−3−〔−O−β−D−グルコピラノシル
(1→2)−β−D−グルコピラノシド〕−20−〔O
−β−D−グルコピラノシル(1→6)−β−D
−グルコピラノシド〕にその効果が著しいという
新しい知見に基づいてなされたものである。 我々は上記チヨウセンニンジンのサポニンがヒ
ト細胞に対し細胞賦活作用をもたらし寿命を延長
することを見出し、裏付けることができた。細胞
は生物生命の基本単位であることは広く知られる
ところであるが、ヒトにおける細胞は、皮フ、消
化管内壁の上皮、骨髄、リンパ系諸器官、精巣、
血液、肺臓、肝臓等の細胞を構成しかつ分裂を繰
返し体内で死んで行く細胞の補給を行う分裂細胞
群と筋肉、脳細胞等の細胞分裂能力はないが生理
的な機能を営む分裂終了細胞群に分類されてい
る。現在これらの基本単位である分裂細胞は、組
織より取出し特に適当な培地、例えば10%子牛血
清添加MEM培地の中で培養し分裂増殖させ殖え
継いでその生長衰退の性状、性質を検討すること
ができるようになつている。この継代培養の進行
は3期にわけられ、初代培養期の第1期の次に一
定の速度で増殖してゆく第期がつづき、いかよ
うに条件をととのえてやつても増殖度が次第に衰
え継代できずに死滅する第期に至る。第期の
期間がもつとも長くこの間は細胞自身に蛋白合成
機能が高まり、DNAがふえ、一定速度で分裂が
活発に行われる。第期となると細胞自体にリポ
ゾームの崩解が認められ、蛋白合成機能が低下し
継代不能となり死滅して細胞の寿命が消失する。
この細胞の寿命というべき継代不能となる継代回
数は同一培地を使用した場合細胞によつてほぼ定
まつている。 例えばヒト胎児の肺より分離した正常2倍体線
維芽細胞(W1−1)の場合は10%牛血清添加
EME培地による培養で第期(増殖期)におけ
る細胞分裂の時間は35±2時間の速度で分裂を繰
返し増殖生存して行くが、第期に入り衰弱死滅
して51代で継代不能となる。 また、ヒトのウイルナー症候群皮フ細胞を用い
た場合は22代の継代培養で継代不能となり死滅す
る。このとき第期の初めに培地に対し200μ
g/ml濃度の朝鮮ニンジン総サポニン、
ginsenoside Rb1.Rg2.Rg1.Re.Rb1を添加すると細
胞賦活作用をもたらし、第期の細胞活動を長か
らしめ継代回数を延長せしめる。 即ち、ヒト・ウイルナー症候群皮フ細胞の継代
培養に対して、1年性ニンジン総サポニンで4.5
%、4年性ニンジン総サポニンで22.7%、6年性
ニンジン総サポニン31.8%、ギンゼノサイドRh1
で59%、ギンゼノサイドRg2で50%、ギンゼノサ
イドRg1で44.5%、ギンゼノサイドReで36.4%、
ギンゼノサイドRb1で13.6%の継代回数の延長を
もたらす。 また、ヒト胎児肺由来正常二培体線維芽細胞
(W1−1)に対してもほぼ同様継代培養回数の延
長効果を認めた。添加濃度の範囲は10μg〜300μ
g/mlが適当であるが100μg〜200μg/mlの濃
度がもつとも望ましい。 以上の如くチヨウセンニンジンサポニン並びに
ギンゼノサイドRh1,Rg2,Rg1,Re,Rb1が細
胞賦活作用を有し、細胞の寿命延長に効果をもた
らすことは明らかであるが、これを人体に投与す
る場合は1日20mg〜500mg好ましくは50mg〜200mg
を2〜3回に分けて投与することにより効力を発
揮できる。 投与は、経口、非経口の何れであつてもよい。
経口投与の際は、散剤、丸剤、錠剤等とされる。
これらの剤型は、乳糖、澱粉、デキストリン等の
賦形剤に適宜他の添加剤を添加し、通常の製剤化
技術に従つて作られる。また非経口投与の際は、
例えば坐剤が注射剤とされる。注射剤とすれば、
例えばリンゲル液にこの発明の有効成分をそのま
ま又は予め適当な倍量に希釈した水性溶液を添加
して注射剤とするのが好ましい。坐剤は、通常の
坐剤の製造技術に従つて作られる。 オタネニンジンの生薬からサポニン成分を得る
方法としては、例えば次のような方法で得ること
ができる。すなわち、原料となるニンジンを脱脂
せずに、あるいは通常の脂溶性有機溶媒を用いて
脱脂後、水または低級脂肪族アルコール類あるい
は含水低級脂肪族アルコールを用いてその有効成
分を抽出し、抽出液を蒸発濃縮して抽出エキスと
する。これをn−ブタノールに溶解し、該溶解液
に水を加えて振盪した後静置して不溶性物質を除
去し、n−ブタノール層を蒸発乾固する。残留物
を低級脂肪族アルコールに溶解後、エーテル中に
撹拌注入して得られた析出物を取すればよい
(特公昭48−5016号参照)。 このようにして得られた抽出物は実質的にサポ
ニン成分のみを含むものであつて、そのままこの
発明の有効成分として使用できる。 この発明によるサポニン成分は、原料とするオ
タネニンジンの栽培年数などによつて構成される
成分の種類・量に若干の差があるが、後述するご
とき式()、()および()の化合物を含有
するものである。サポニン成分の全体の性状とし
ては、いずれも黄白色〜かつ色の粉末で苦味を有
し、水、メタノール、希メタノールに易溶、エタ
ノールに可溶、クロロホルム、エーテル、四塩化
炭素に不溶である。また酸加水分解によつて必ず
水可溶部からブドウ糖が得られ、水不溶部からバ
ナキサザオール(C30H52O3、mp205℃)およ
び/または、バナキサトリオール(C30H52O4
mp238〜239℃)が得られる。 また組織培養によりサポニンを得るには例えば
ノツプ(Knop)培養液(硫酸カルシウム1000
mg/、硝酸カリウム250mg/、硫酸マグネシ
ウム250mg/、第1燐酸カリウム250mg/)
500ml、ヘラー(d′Heller)のミネラル液1ml/
、ブドウ糖5%、ビタミンB10-6g、ビオチン
10-6g、カイネチン10-6g、寒天1%よりなる培
地にオタネニンジンの根の組織片を入れ、26℃に
保つて培養増殖せしめ、ニンジンカルスを得る。
次いでこのカルスを同一の培地を用いて大量増殖
させ、このものを前記した抽出法と同様にして抽
出精製することによつてサポニン成分を得ること
ができる。 また、この発明におけるサポニン成分中には次
の式()または()で表わされるギンゼノサ
イド(ginsenoside)類の少なくとも一種類が含
まれ、さらに場合により式()で表わされるβ
−D−グルコピラノシルオレアネート−(3)−β−
D−グルコピラノシル(1→2)−β−D−グル
クロノピラノシドが含まれたものである。 式(): 式中、R1はβ−D−グルコピラノシル(1→
2)−β−D−グルコピラノシル基を示し、R2
β−D−グルコピラノシル(1→6)−β−D−
グルコピラノシル基、α−L−アラビノピラノシ
ル(1→6)−β−D−グルコピラノシル基、β
−D−キシロピラノシル(1→6)−β−D−グ
ルコピラノシル基、α−L−アラビノフラノシル
(1→6)−β−D−グルコピラノシル基またはβ
−D−グルコピラノシル基を示す。 式(): 式中、R3はα−L−アラノピラノシル(1→
2)−β−D−グルコピラノシル基、β−D−グ
ルコピラノシル(1→2)−β−D−グルコピラ
ノシル基、β−D−グルコピラノシル基またはα
−L−ラムノピラノシル(1→2)−β−D−グ
ルコピラノシル基を示し、R4は水素原子または
β−D−グルコピラノシル基を示す。 式(): 式中、R5はβ−D−グルコピラノシル基を示
し、R6はβ−D−グルコピラノシル(1→2)・
−β−D−グルクロノピラノシル基を示す。 式()および式()で表わされるサポニン
はトリテルペンのダンマラン系配糖体に属するサ
ポニンである。これら式()および式()の
サポニンは、現在のところオタネニンジンの如き
薬用ニンジンにのみに特異的に含まれることが判
明しているものである。 式()で表わされる化合物の個々の具体名と
しては、20S−プロトパナキサジオール−3−
〔O−β−D−グルコピラノシル(1→2)−β−
D−グルコピラノシド〕−20−〔O−β−D−グル
コピラノシル(1→6)−β−D−グルコピラノ
シド〕(ギンゼノサイドRb1)、20S−プロトパナ
キサジオール−3−〔O−β−D−グルコピラノ
シル(1→2)−β−D−グルコピラノシド〕−20
−〔O−α−L−アラビノピラノシル(1→6)−
β−D−グルコピラノシド〕(ギンゼノサイド
Rb2)、20S−プロトパナキサジオール−3−〔O
−β−D−グルコピラノシル(1→2)−β−D
−グルコピラノシド〕−20−〔O−α−L−アラビ
ノフラノシル(1→6)−β−D−グルコピラノ
シド〕(ギンゼノサイドRc)、20S−プロトバナキ
サジオール−3−〔O−β−D−グルコピラノシ
ル(1→2)−β−D−グルコピラノシド〕−20−
〔O−β−D−グルコピラノシル(1→6)−β−
D−グルコピラノシド〕(ギンゼノサイドRb2
および20S−プロトパナキサジオール−3−〔O
−β−D−グルコピラノシル(1→2)−β−D
−グルコピラノシド〕−20−〔O−β−D−グルコ
ピラノシド〕(ギンゼノサイドRd)が挙げられ
る。 式()で表わされる化合物の具体名としては
20S−プロトパナキサトリオール−6−〔O−β
−L−ラムノピラノシル(1→2)−β−D−グ
ルコピラノシド〕−20−O−β−D−グルコピラ
ノシド(ギンゼノサイドRe)、20S−プロトパナ
キサトリオール−6−O−β−D−グルコピラノ
シル(1→2)−β−D−グルコピラノシド(ギ
ンゼノサイドRf)、20S−プロトパナキサトリオ
ール−6.20−ジ−O−β−D−グルコピラノシド
(ギンゼノサイドRg1)、20S−プロトバナキサト
リオール−6−O−α−L−ラムノピラノシル
(1→2)−β−D−グルコピラノシド(ギンゼノ
サイドRg2)、20S−プロトパナキサトリオール−
6−〔O−β−D−グルコピラノシル(1→2)−
β−D−グルコピラノシド〕−20−O−β−D−
グルコピラノシド(ギンゼノサイド20−グルコ−
Rf)および20S−プロトパナキサトリオール−6
−O−β−D−グルコピラノシド(ギンゼノサイ
ドRh1)が挙げられる。 なお、オタネニンジン中には前述した式(),
()および()の構造式を有するサポニンの
他に、式()の骨格を有すると考えられるギン
ゼノサイドRaと称せられている構造未定のサボ
ニンおよび式()の骨格を有すると考えられる
ギンゼノサイドRh2と称せられている構造末定の
サポニンも含まれており、これらの物質もこの発
明のサポニン成分に含まれる(Chem.Pharm.
Bull.,22(2),421〜428(1974)および薬学雑誌94
(2),252〜260(1974)参照)。 また、ギンゼノサイドUh1,Rg2,Rg1,Re,
Rb1は前述の如くして得られたサポニン成分をク
ロロホルム/メタノール/水系あるいはn−ブタ
ノール/酢酸水系の展開溶剤を用いたシリカゲル
カラムクロマトグラフイー、高速液体クロマトグ
ラフイーなどにより各構成サポニンに分離、精製
することによつて得ることができる。 夫々性状は次の通りである。 1 分子式、融点および比旋光度 【表】 2 いずれも白色に結晶で苦味を有し水、メタノ
ール、希メタノールに易溶、エタノールに可
溶、クロロホルム、四塩化炭素に難溶である。 3 いずれも水と共に振るとき持続性の小泡を生
じ、リーベルマン反応、ザウコウスキー反応陽
性である。 4 酸加水分解反応によつて、水不溶部よりRb1
よりはバナキサジオール(C30H52O3.mp205
℃),Rh1,Rg2,Rg1,Reよりはバナキサトリ
オール(C30H52O4.mp238℃)が得られる。又
水可溶部より、Rb1よりはグルコーゼが、Rh1
よりはグルコーゼ、Rg2よりはグリコーゼとラ
ムノーゼが、Rg1よりはグリコーゼが、Reより
はグリコーゼとラムノーゼが得られる。 5 薄層クロマトグラフイーの展開位置は夫々
「図面の説明」の所に記載の通りである。 次の実施例によつて、この発明のギンゼノサイ
ド類のヒト細胞に対する細胞賦活作用を示す。 実施例 1 ヒトのウイルナー症候群の皮フ組織をトリブ
シン処理(0.05%トリブシン水溶液を用う)に
よつて細胞浮遊液とし、これをMEM培養液※
(10%子牛血清添加)にうえつぎ36℃で培養す
る(播種比1:4)。2〜3日で細胞はガラス
面を一面におおうようになる。これを再びトリ
ブシン処理して細胞浮遊液とし、1本の培養瓶
の内容を2本に分けてMEM培養液(10%子牛
血液添加)にうえつぎ継代培養を行う。 同操作によつて週2回、規則的に継代培養を
繰返して行く。22代の継代培養によつて細胞の
増殖が全く認められず継代培養不能となる。 これに対してオタネニンジンの1年性根の総
サポニン、4年性根の総サポニン、6年性根の
総サポニン、ギンゼノサイドRh1,Rg2,Rg1
Rge,Rb1を夫々継代培養7代目より培養液中
に培養液に対し20μg/ml濃度となるよう添加
し、その後の継代培養においても培養液に同操
作をほどこし、継代培養を続行すると添加しな
い細胞の継代培養が22代で不能となるのに比
し、下記の如く細胞の寿命が著しく延長され継
代培養が延長される。 【表】 2 ヒト胎児の肝由来の正常二倍体線維芽細胞
(W1−1)の細胞浮遊液を用いて1と同一条
件、同一操作で継代培養を行うと、51代の継代
培養で細胞の増殖は全く認められなくなり、継
代培養不能となつた。 これに対し継代培養15代目より培地に対し
夫々200μg/ml濃度の朝鮮ニンジンン総サポ
ニン、ギンゼノサイドRh1,Rg2,Rg1.Re,
Rb1を添加したものは51代の継代培養寿命が下
記の如く延長される。 【表】 【表】 ※ MEM培養液(Minimm Essential
Medium for Suspension) L−塩酸アルギニン 126.4mg/ L−シスチン 24.0 L−グルタミン 292.3 L−塩酸ヒスチジン 41.9 L−イソロイシン 52.5 L−ロイシン 52.5 L−塩酸リジン 73.1 L−メチオニン 14.9 L−フエニルアラニン 33.0 L−スレオニン 47.6 L−トリプト−フアン 10.2 L−チロジン 36.2 L−ヴアリン 46.9 L−塩化コリン 1.0 D−Caペントテナアート 1.0 葉酸 1.0
【図面の簡単な説明】
第1図は各サポニンを下記条件で薄層クロマト
グラフイーに付したときのクロマトグラムであ
る。 (展開条件) 担体:キーゼルゲルF254(メルク社製) 溶剤:クロロホルム・メタノール・水(65:
35:10下層) 展開距離:15cm 発色:1%第二硫酸セリウム−10%硫酸噴霧後
105℃5分加熱各サポニン紅紫色呈色。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オタネニンジン(パナツクス ギンゼング、
    シー.エイ.メイヤー)のサポニン成分を有効成
    分として含有する皮膚細胞賦活剤。 2 サポニン成分が、ギンゼノサイドRh1:20S
    −プロトパナキサトリオール−6−O−β−D−
    グルコピラノシド、 ギンゼノサイドRg2:20S−プロトパナキサト
    リオール−6−O−α−L−ラムノピラノシル
    (1→2)−β−D−グルコピラノシド、 ギンゼノサイドRg1:20S−プロトパナキサト
    リオール−6.20−ジ−O−β−D−グルコピラノ
    シド、 ギンゼノサイドRe:20S−プロトパナキサトリ
    オール−6−[O−α−L−ラムノピラノシル
    (1→2)−β−D−グルコピラノシド]−20−O
    −β−D−グルコピラノシドおよび ギンゼノサイドRb1:20S−プロトパナキサジ
    オール−3−[O−β−D−グルコピラノシル
    (1→2)−β−D−グルコピラノシド]−20−[O
    −β−D−グルコピラノシル(1→6)−β−D
    −グルコピラノシド] の単一物または混合物である特許請求の範囲第1
    項記載の皮膚細胞賦活剤。
JP3455979A 1979-03-24 1979-03-24 Cell-activating agent Granted JPS55129228A (en)

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JPS55129228A JPS55129228A (en) 1980-10-06
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FR2717389B1 (fr) * 1994-03-18 1996-06-07 Lvmh Rech Utilisation du ginsénoside Ro ou d'un extrait végétal en contenant pour stimuler la synthèse du collagène.
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