JPS647000B2 - - Google Patents

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JPS647000B2
JPS647000B2 JP5315483A JP5315483A JPS647000B2 JP S647000 B2 JPS647000 B2 JP S647000B2 JP 5315483 A JP5315483 A JP 5315483A JP 5315483 A JP5315483 A JP 5315483A JP S647000 B2 JPS647000 B2 JP S647000B2
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JP
Japan
Prior art keywords
link
crank arm
pedestal
landing gear
pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP5315483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59179499A (ja
Inventor
Juzo Nakagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP5315483A priority Critical patent/JPS59179499A/ja
Publication of JPS59179499A publication Critical patent/JPS59179499A/ja
Publication of JPS647000B2 publication Critical patent/JPS647000B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は航空機の降着装置に係り、特に機体構
造側に枢着された脚柱を枢動させることによつて
車輪を昇降させるようにした航空機の降着装置に
関する。
一般に航空機は降着装置を備えており、機体の
地上移動を容易にすると共に機体が浮上するまで
の間地上滑走を可能ならしめている。この降着装
置は、空気抵抗を減少させるために飛行中は機体
内に引き込まれるように構成されている。この種
の降着装置として、一端を機体構造側に枢着され
た脚柱の自由端に走行車輪を設け、上記脚柱を枢
動させることによつて脚下げと脚上げを行なうも
のが知られている。そして、降着装置には、着陸
時の衝撃力、地上走行中特に制動時に生ずる地面
との摩擦力、脚下げ状態での飛行中における空気
抵抗などの負荷が走行車輪を通して負荷される。
そのために、脚下げ時と脚上げ時の両方において
脚柱をロツクしなければならず、特に脚下げ状態
においては苛酷な荷重下におかれるので脚柱を完
全に固定して十分な強度を確保する必要がある。
また、脚柱はアクチエータを使つて駆動される
が、このアクチエータは、脚下げ状態と脚上げ状
態のいずれかに状態変化させるときだけ駆動さ
れ、その後はアクチエータの動力源は解除される
から、アクチエータに反力が作用しないようにロ
ツク機構を設計しなければならない。そのため
に、従来は脚上げ時のアツプロツク装置と脚下げ
時のダウンロツク装置とが別々に設けられ、この
うち、アツプロツク装置はフツク爪を動かして脚
柱を脚上げ状態に係留するものが多く、この場
合、フツク爪等のアツプロツク機構の他にアツプ
ロツク機構の動きと脚の上げ下げの動きとを関連
づけるリンク、カム等からなる連動機構を脚作動
の動力源とアツプロツク機構との間に組込む必要
がある。しかも降着装置は主翼の下と胴体側に複
数個設けられるから、1つの動力源と各脚の相互
間には脚の上げ下げのための動力伝達機構を設け
なければならず、さらにアツプロツク機構との間
には前述した連動機構も必要となり、そのための
設置スペースを航空機内に確保することは難し
く、機体重量の増加の一因ともなつていた。
そこで、本発明の目的は、ロツク機構の構成部
材と動力伝達部材とを兼用し、かつロツク機構の
動きを制御する連動機構を不要として重量の軽減
と作動の信頼性の向上を図れるようにした航空機
の降着装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明による航空
機の降着装置は、機体構造側に枢着され自由端に
車輪を備えた脚柱と、機体構造側と上記脚柱との
間を連結し、相互間をピン結合された第1リンク
および第2リンクによつて構成されるダウンロツ
ク機構と、機体構造側に枢着され回動可能なクラ
ンク腕およびこのクランク腕の自由端と上記ダウ
ンロツク機構とを連結する連結リンクを備えてな
るアツプロツク機構と、上記クランク腕と機体構
造側との間に張設されクランク腕をアツプロツク
位置またはダウンロツク位置に安定させる保持ば
ねとを備え、上記第1リンクと第2リンクと連結
点近くの双方の部材上には、ストツパが突設さ
れ、ダウンロツク時に双方のストツパが衝接し合
つて伸直状態を保持する一方、上記クランク腕と
連結リンクとの連結点近くの双方の部材上にはト
ツパが突設され、アツプロツク時に双方のストツ
パが衝接し合つて伸直状態を保持するようにした
ことを特徴とするものである。
以下本発明による航空機の降着装置の実施例を
図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は脚柱を示し、この脚
柱1の中ほどは、機体構造側のブラケツト2に対
して枢軸3を介して枢着される一方、下端には車
輪4が回転可能に軸支されている。また、符号5
は脚下げ時の脚柱1を拘束するためのダウンロツ
ク機構を示し、このダウンロツク機構5は、機体
構造側に固定されたブラケツト6に対して枢軸7
を介して枢着された第1リンク8を有し、この第
1リンク8は、結合ピン9を介して第2リンク1
0とピン結合され、第2リンク10はピン11を
介して前記脚柱1の上端に結合されている。第1
リンク8と第2リンク10との結合部には、それ
ぞれストツパ8aとストツパ10aとが突設され
ていて、これらのストツパ8a,10aは、脚下
げ時に第1図に示したように互いに当接し合い、
この状態において結合ピン9の中心は、枢軸7の
軸心とピン11の中心とを結ぶ線分よりも図上上
方へオーバトラベルした位置にある。
しかして、符号12は、脚上げ時の脚柱1を拘
束するためのアツプロツク機構を示しており、こ
のアツプロツク機構12は、例えば油圧モータ等
のアクチエータ13によつて回転軸14と共に往
復角運動できるクランク腕15を有し、このクラ
ンク腕15の自由端には結合ピン16を介して連
結リンク17がピン結合されると共に連結リンク
17の他端はピン18を介して第2リンク10の
中ほどにピン結合されている。また、クランク腕
15と連結リンク17との結合部にはそれぞれス
トツパ15aとストツパ17aとが突設されてい
て、これらのストツパ15a,17aは、脚上げ
時に第1図中想像線で示したように互いに当接
し、アツプロツク位置を規制している。
さらに、上記クランク腕15の中間に突設され
たピン19と機体構造側のブラケツト20との間
には、保持ばね21が張設されている。この保持
ばね21は、クランク腕15の思案点の前後に変
位して思案ばねの機能を果たす。ちなみに、第1
図中実線で示した位置は、脚下げ時のダウンロツ
ク状態を示し、一方、想像線で示した位置は脚上
げ時のアツプロツク状態を示している。
次に上述した航空機の降着装置の作動について
説明する。
第1図に実線で示した位置は脚下げ状態を示し
ており、この状態では保持ばね21のばね力がク
ランク腕15を回転軸14の中心まわりを時計方
向に付勢しているから、連結リンク17を介して
第2リンク10を持ち上げ、その結果、ストツパ
8a,10aが互いに当接し合つて力が平衡す
る。このような状態において脚柱1の軸方向の負
荷はブラケツト2を介して機体構造によつて支承
される。一方、地上滑走時の車輪4と地面との摩
擦力に起因した脚柱1の枢軸3まわりの矢視A方
向へ負荷に対しては、第1リンク8と第2リンク
10とに引張力が生じてその方向への動きを拘束
する。このとき、枢軸7、結合ピン9、ピン11
の3つの中心は一直線上に整合される。逆に脚柱
1の枢軸3まわりの矢視B方向への負荷に対して
は、ストツパ8aとストツパ10aとが当接した
状態で圧縮力を受け、その方向への動きを拘束す
る。
次に第1図に想像線で示した脚上げ状態に移行
するには、アクチエータ14を駆動し、クランク
腕15を第1図中C方向へ回動させる。すると、
連結リンク17が第2リンク10および第1リン
ク8を下方へ動かし、それに伴つて脚柱1は枢軸
3を中心としてB方向へ回動される。この間第1
リンク8は、枢軸7を中心として第1図中D方向
へ回動し、究極的には想像線で示した脚上げ状態
に達する。この状態においては、クランク腕15
と連結リンク17とはほゞ真直状態となる。正確
に言えば、両者の結合ピン16は、回転軸14の
軸心とピン18の中心とを結ぶ線分よりわずかに
越えたところで停止する。このときに保持ばね2
1のばね力がクランク腕15を反時計方向に付勢
し、その結果ストツパ15aとストツパ17aと
は衝接状態を維持する。したがつて、車輪4に上
向きの力が作用した場合には、クランク腕15と
連結アーム17には引張力が作用して両者を伸張
させようとするが、アクチエータ13の回転軸1
4によつて拘束される。一方、車輪4に下向きの
力が作用した場合には、連結リンク17とクラン
ク腕15とには圧縮力が作用して拘束する。この
ように本発明の一実施例によれば、ダウンロツク
機構5とアツプロツク機構12との組合せによつ
て脚上げ状態と脚下げ状態の両方の場合に脚柱の
動きを拘束することができる。
第2図は本発明の他の実施例を示しており、第
1図と同一部分には同一符号を付して示してあ
る。
この実施例においては、脚柱1の上端が機体構
造側にブラケツト2を介して枢軸3によつて枢着
されており、第2リンク10の先端が脚柱1の中
ほどにピン11を介して結合されている。この実
施例においても、先の実施例と同様に脚下げ時に
第1リンク8と第2リンク10が伸長してストツ
パ8aとストツパ10aとが衝接し合う。この状
態で脚柱1が枢軸3を中心としてA方向またはB
方向へ動かされようとしても機体構造側のブラケ
ツト6によつて支持され、脚柱1のA方向または
B方向への動きを拘束される。
一方、脚上げ時のアツプロツク機構は、クラン
ク腕15と連結リンク17とを有し、連結リンク
17の自由端は、上記第1リンク8と一体のベル
クランクアーム22の先端に対してピン23を介
して結合されている。したがつて、脚上げ状態に
おいては、第2図中2点鎖線でした位置となり、
クランク腕15と連結リンク17とは伸長され
る。したがつて、この状態において車輪に対して
上下方向の力が作用したとしても第1リンク8お
よびベルクランクアーム22の枢軸7回りの回動
がクランク腕15および連結リンク17によつて
拘束されているために不動状態に保持される。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、脚下げ位置においては第1リンクと第2リン
クが脚柱と機体構造側との間に伸長状態に保持さ
れるので脚柱の枢軸まわりの動きを拘束できる。
また、脚上げ位置においてはクランク腕と連結リ
ンクとが伸長状態に保持されるので脚柱の枢軸ま
わりの動きを拘束できる。そして、ダウンロツク
およびアツプロツク機構のいずれも脚の上げ下げ
のための動力伝達機構の部材と兼用し、これらロ
ツク機構の作動と脚の上げ下げの作動とを関連づ
けるための特別な連動機構を一切必要としないか
ら、従来技術に比べて機体重量を軽減できるし、
また操作の信頼性を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による航空機の降着
装置をダウンロツク状態で示した側面図、第2図
は本発明の他の実施例による降着装置を示した側
面図である。 1……脚柱、5……ダウンロツク機構、8……
第1リンク、10……第2リンク、8a,10a
……ストツパ、12……アツプロツク機構、13
……アクチエータ、15……クランク腕、17…
…連結リンク、21……保持ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機体構造側に枢着され自由端に車輪を備えた
    脚柱と、機体構造側と上記脚柱との間を連結し、
    相互間をピン結合された第1リンクおよび第2リ
    ンクによつて構成されるダウンロツク機構と、機
    体構造側に枢着され回動可能なクランク腕および
    このクランク腕の自由端と上記ダウンロツク機構
    とを連結する連結リンクを備えてなるアツプロツ
    ク機構と、上記クランク腕と機体構造側との間に
    張設されクランク腕をアツプロツク位置またはダ
    ウンロツク位置に安定させる保持ばねとを備え、
    上記第1リンクと第2リンクとの連結点近くの双
    方の部材上には、ストツパが突設され、ダウンロ
    ツク時に双方のストツパが衝接し合つて伸直状態
    を保持する一方、上記クランク腕と連結リンクと
    の連結点近くの双方の部材上にはストツパが突設
    され、アツプロツク時に双方のストツパが衝接し
    合つて伸直状態を保持するようにしたことを特徴
    とする航空機の降着装置。 2 上記脚柱は、中ほどを機体構造側に枢着さ
    れ、上記第2リンクの端が車輪と反対側の端にピ
    ン結合され、上記アツプロツク機構の連結リンク
    の端を第2リンクの中ほどにピン結合したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の航空機
    の降着装置。 3 上記脚柱は、その上端が機体構造側に枢着さ
    れ、この脚柱の中ほどに上記第2リンクの端がピ
    ン結合され、上記第1リンクの枢着側の端からベ
    ルクランクアームが張り出され、このアームの先
    端と上記アツプロツク機構の連結リンクの端がピ
    ン結合されたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の航空機の降着装置。
JP5315483A 1983-03-29 1983-03-29 航空機の降着装置 Granted JPS59179499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315483A JPS59179499A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 航空機の降着装置

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JP5315483A JPS59179499A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 航空機の降着装置

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JPS59179499A JPS59179499A (ja) 1984-10-12
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JP5315483A Granted JPS59179499A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 航空機の降着装置

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FR2960215B1 (fr) * 2010-05-18 2012-06-08 Messier Dowty Sa Dispositif de deverrouillage d'un atterrisseur dans une position deployee et atterrisseur equipe d'un tel dispositif

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JPS59179499A (ja) 1984-10-12

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