JPS64625B2 - - Google Patents

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JPS64625B2
JPS64625B2 JP59048671A JP4867184A JPS64625B2 JP S64625 B2 JPS64625 B2 JP S64625B2 JP 59048671 A JP59048671 A JP 59048671A JP 4867184 A JP4867184 A JP 4867184A JP S64625 B2 JPS64625 B2 JP S64625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind speed
ring
air volume
speed sensor
blade damper
Prior art date
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Expired
Application number
JP59048671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60194248A (ja
Inventor
Eiichi Wada
Motohiro Wagahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP59048671A priority Critical patent/JPS60194248A/ja
Publication of JPS60194248A publication Critical patent/JPS60194248A/ja
Publication of JPS64625B2 publication Critical patent/JPS64625B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は、たとえば空気調和システム等に用
いる風量制御装置に関する。
<従来技術> 従来、この種の風量制御装置としては、たとえ
ば第1図に示すように、ケース1内の上流側の略
中央部に風速センサ2を備え、ケース1内の下流
側に平行翼形の多翼ダンパ3を備えて、調整装置
5に風速センサ2の出力信号と目標とする平均的
流入風速を表わす目標信号とを入力して、上記両
信号を比較して作成した制御信号を、上記多翼ダ
ンパを駆動する制御モータ6に出力して、上記ケ
ース1内に流入する平均風速を制御して、流入風
量を目標風量に制御するようにしたものがある。
ところで、このような風量制御装置のケース1
の上流側にエルボ7を接続した場合、ケース1の
入口の流入風速V0の分布は、第1図に示すよう
に、ケース1の片面側に偏つた分布となり、風速
センサ2は平均的風速を検出することができず、
したがつて、この風量制御装置では、上流側の条
件によつて、所望の流入風量を得ることができな
いという欠点がある。また、多翼ダンパ3が平行
翼形であるため、その下流に第1図に示すような
偏流や渦流が生じ、騒音発生や圧損が生じるとい
う欠点がある。この圧損が著しいと、風量制御装
置以降のダクテイングによつては、制御装置の下
流に所要の風量を供給できない。
<発明の目的> そこで、この発明の第1の目的は、上流側の影
響を消去して平均流速を検知して、正確に流入風
量を制御できる風量制御装置を提供することにあ
る。
また、この発明の第2の目的は、上記第1の目
的を達成し得る上に、流出側を均等な流れにし
て、偏流や渦流を生じさせることがなく、騒音や
圧損等を発生させることが殆んどない風量制御装
置を提供することにある。
<発明の構成> 上記第1の目的を達成するため、この発明の構
成は、ケース内の上流側の略中央部に風速センサ
を、下流側に多翼ダンパを備え、さらに、上記ケ
ース内の風速センサよりも上流側の略中央部に回
動自在に設けられ、上流から下流に向けて先細の
円錐台状のリングと、上記リングの傾角が一定以
上にならないように制限するストツパとからな
り、上記リングが偏つた風速分布により回動し
て、平均的流速の風を風速センサに向けて流す変
向装置を備えたことを基本的な特徴とする。
また、上記第2の目的を達成するため、この発
明の構成は、多翼ダンパを対向翼形にしたことを
特徴とする。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第2図において、11は同一中心線を有する大
径直管部11aと上流側の小径直管部11bと下
流側の中径直管部11cとからなるケースであ
る。上記大径直管部11aの小径直管部11bに
面した入口部の略中央には、たとえば熱線式や風
車式等の風速センサ12を設ける。上記風速セン
サ12よりも下流側の大径直管部11aの出口部
には、対向翼形の多翼ダンパ13を設ける。上記
多翼ダンパ13は、絞り切つた状態つまり全閉状
態で、中心線(水平線)に対する翼14,14,
……の傾斜角度は35度以下にして、多翼ダンパ1
3の下流側の偏流や渦流を極力小さくしている。
一方、上記風速センサ12よりも上流側の小径
直管部11bの略中央部には、変向装置15を設
ける。上記変向装置15は、第3,4,5図に示
すように、上流から下流に向けて先細の円錐台状
のリング16とそれに対する板状のストツパ1
7,17とからなる。上記リング16の外周面
は、その中心線に対して第5図に示すように30度
傾斜している。上記リング16は、小径直管部1
1bの内周面から横方向に突出している相対する
一対のピン18,18に回動自在に取付けて、上
記リング16に対する風速分布が偏つた場合に風
圧の不釣合い力により自在に回転するようにして
いる。但し、風速分布に偏りがない場合には、第
3図に示すように、リング16の中心線が小径直
管部11bの中心線に一致する。一方、上記スト
ツパ17,17は小径直管部11bの内周面の
上,下面から縦方向に突出しており、第6図に示
すように、リング16がストツパ17に当接した
際に、上記リング16の最大傾斜角が30度になる
ようにして、上流側のエルボ7によつて偏流が生
じても、リング16の内周面によつて平均的流速
V1の風が風速センサ12に向けて流れるように
している。したがつて、流入風量Wは、小径直管
部11bの断面積をS、風速センサ12の検出風
速をV1とすると、W=S×V1で求め得るように
なつている。
一方、上記風速センサ12の出力信号は第2図
に示すように調整装置21に入力する。さらに、
上記調整装置21に、温度、その他の被制御要素
によつて定められる平均的流入風速を表わす目標
信号を入力して、この目標信号と風速センサ12
の出力信号とを比較して、制御信号を作成する。
この制御信号は、多翼ダンパ13を駆動する制御
モータ22に出力して、多翼ダンパ13を開閉制
御して、実際の平均的流入風速が目標とする平均
的流入風速となるように制御している。つまり、
ケース11内に流入する流入風量が所望の流入風
量となるようにしている。
なお、上記調整装置21は、平均風速を表わす
信号を外部へ任意信号形態で発信できるようにな
つている。
上記構成の風量制御装置によれば、エルボ7に
よつて、小径直管部11bの風速分布が第6図に
示すように偏つても、変向装置15のリング16
が風圧の不釣り合い力により、ストツパ17に当
接するまで回転して静止し、その結果、リング1
6の内周面により、偏向気流の一部、つまり平均
的流速V1の風が風速センサ12に向けて流され
る。風速センサ12はこの平均風速V1を検出し
て、第2図に示す調整装置21に出力する。この
調整装置21は、上記風速センサ12からの入力
信号と、所望の平均風速を表わす目標信号とを比
較して、制御信号を制御モータ22に出力し、制
御モータ22は多翼ダンパ13の開度を、風速セ
ンサ12が検出する平均風速V1が所望の平均風
速となるように制御する。そのため、風量制御装
置に流入する風量Wは、上流側(エルボ17等)
の影響が排除されて、W=(小径直管部の断面積
S)×V1となり、目標信号に応じた値に正確に制
御される。このとき、この変向装置15は円錐台
状のリング16と板状のストツパ17,17とか
らなるので、回動して傾斜位置に静止しても風の
流れを乱すことが少なく、圧損を殆んど生じさせ
ない。なお、直管部11bの風速分布に偏りがな
い場合には、第3図に示すようにリング16はそ
の中心線を小径直管部11bの中心線上に一致さ
せて静止する。
上記変向装置15のリング16の内部およびそ
の外周囲を通つた風は、第2図に示すように、大
径直管部11a内を通り、さらに多翼ダンパ13
の翼14,14,……間を通つて、中径直管部1
1cから外部へ供給される。このとき、多翼ダン
パ13が対向翼形で、かつ翼14,14,……の
最大傾斜角度が大径直管部11aの中心線に対し
て略35度以下に設定されているため、多翼ダンパ
13の下流に偏流、渦流が生じることが少なく、
したがつて、騒音の発生や圧損が極めて少なくな
る。
上記実施例では、変向装置15のリング16の
最大傾斜角を30度に設定したが、偏流の程度に合
わせて、適宜最大傾斜角を設定できる。但し、30
度未満に設定すれば、圧損が少ないので好まし
い。また、多翼ダンパ13の翼14,14,……
の最大傾斜角度も30度未満にすれば、偏流、渦流
が少なくなるので好ましい。
<発明の効果> 以上の説明で明らかなように、この発明の風量
制御装置は、ケース内の最上流側に設けた変向装
置の先細円雉台状のリングを風の偏りによつて回
動させて、そのリングの案内によつて風速センサ
に向けて平均的流速の風を流すようにしているの
で、上流側のエルボ等の影響を排除して、風速セ
ンサで平均的風速を検知でき、したがつて、流入
風量を所望の値に正確に制御できる。
また、風速センサの下流に対向翼形の多翼ダン
パを設ければ、偏流や渦流の発生を少なくして、
騒音や圧損の発生を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の風量制御装置の説明図、第2図
はこの発明の一実施例の説明図、第3図は第2図
の要部拡大図、第4図は第3図の左側面図、第5
図はリングの断面図、第6図は上記実施例の動作
説明図である。 11……ケース、12……風速センサ、15…
…変向装置、16……リング、17……ストツ
パ、13……対向翼形の多翼ダンパ、21……調
整装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケース内の上流側の略中央部に風速センサ
    を、下流側に多翼ダンパを備えて、調整装置に上
    記風速センサの出力信号と目標とする平均的流入
    風速を表わす目標信号とを入力して上記両信号を
    比較し、上記調整装置から多翼ダンパに対する制
    御信号を出力して、流入風量を制御する風量制御
    装置にして、上記ケース内の風速センサよりも上
    流側の略中央部に回動自在に設けられ、上流から
    下流に向けて先細の円錐台状のリングと、上記リ
    ングの傾角が一定以上にならないように制限する
    ストツパとからなり、上記リングが偏つた風速分
    布により回動して、平均的流速の風を風速センサ
    に向けて流す変向装置を備えたことを特徴とする
    風量制御装置。 2 上記多翼ダンパは対向翼形であることを特徴
    とする上記特許請求の範囲第1項に記載の風量制
    御装置。
JP59048671A 1984-03-13 1984-03-13 風量制御装置 Granted JPS60194248A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59048671A JPS60194248A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 風量制御装置

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JP59048671A JPS60194248A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 風量制御装置

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JPS60194248A JPS60194248A (ja) 1985-10-02
JPS64625B2 true JPS64625B2 (ja) 1989-01-09

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JP59048671A Granted JPS60194248A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 風量制御装置

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JP4911351B2 (ja) * 2007-03-28 2012-04-04 三機工業株式会社 フレキシブルダクトと風量調整装置との接続構造
KR102305225B1 (ko) * 2020-12-01 2021-09-27 주식회사 금영이엔지 댐퍼 일체형 풍량 조절 시스템

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JPS60194248A (ja) 1985-10-02

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