JPS645685Y2 - - Google Patents

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JPS645685Y2
JPS645685Y2 JP1981064640U JP6464081U JPS645685Y2 JP S645685 Y2 JPS645685 Y2 JP S645685Y2 JP 1981064640 U JP1981064640 U JP 1981064640U JP 6464081 U JP6464081 U JP 6464081U JP S645685 Y2 JPS645685 Y2 JP S645685Y2
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JP
Japan
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temperature
time
cooking
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JP1981064640U
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JPS56168710U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、調理条件となる加熱時間、食品の温
度を設定する入力部と、加熱中の食品の温度及び
加熱時間の残時間の表示を行なう表示部とを備
え、上記表示部に設定温度及び設定時間を表示す
るようになした電子レンジに関するものである。
電子レンジにおけるマイクロ波加熱は、対流や
伝導によつて食品を表面から加熱する方式とは異
なり、2450MHzの周波数をもつた電波を照射して
誘電加熱する方式であるため、比較的加熱効率が
よく、高速加熱できることが一つの利点であつ
た。この利点は短時間調理ができる反面、調理条
件のわずかな設定ずれによつても過剰加熱や過少
加熱の事態を生じ、調理条件の設定に訓練及び経
験を要していた。特にマイクロ波が人体に危害を
加えることを防ぐため、調理はオーブン内で行わ
れるように設計されており、食品の観察が従来の
加熱方法のように直接的ではなく、一層調理の設
定を難かしくしている。
調理条件としては、食品の種類や重量によつて
従来から行われている如くマイクロ波の照射時間
を設定する他、食品がどのような温度、即ち冷凍
状態、冷蔵状態或いは室温状態のいずれにあるか
によつて設定時間を加減することが必要であり、
また照射マイクロ波の出力についても、食品の特
性に合せて調整することが必要である。
しかし従来の装置に於ては、電子レンジとは別
機能の秤や温度計で夫々重量及び温度を予め測定
して、その測定量を考慮してマイクロ波照射時間
の設定が行われていた。そのため調理操作が面倒
で調理途中の温度情報に基いて食品の調理状況を
伴断して再設定することなどは非常に困難であつ
た。
本考案は、上記従来装置の欠点に鑑みてなされ
たものであり、調理条件として、加熱時間、食品
の温度を設定する入力部と、加熱時間による加熱
制御動作と加熱温度による加熱制御動作とを判別
して上記入力部より設定される加熱時間及び食品
の温度を表示した後、加熱状態における食品の温
度及び加熱時間の残時間を表示して、最適条件の
設定を行い易くした装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案による電子レンジ1の外観斜視
図で、操作パネル部2には各種の調理条件を入力
するキースイツチ群及び設定された調理条件や食
品の調理経過を表示する表示部が設けられてい
る。即ち入力部のキースイツチ群として、数値情
報を入力する小数点及びテンキー3が設けられ、
該数値キー3は時間、温度の数値が入力できるだ
けでなく、演算用フアンクシヨンキー4の入力に
基いて電子式卓上計算機で行われている如く、四
則演算を行うための数値が入力される。また電子
レンジ1は後述する如く電子式腕時計に用いられ
ている類の時計回路が設けられているため、上記
数値キー3から時刻情報、時刻修正情報を入力す
ることもできる。
キー3から置数された情報は記憶部に記憶され
るが、置数内容がどのような種類の信号であるか
を区別するため、時刻情報である場合には時間設
定キーTM、温度情報である場合には温度設定キ
ーTHが、夫々の置数操作の前或いは後に操作さ
れて判別信号が導入される。
尚置数内容が演算情報となる場合には、レンジ
−計算機切換用スイツチS1によつて本体内部に設
置された回路部が予め計算機作動回路側に切換え
られ、数値及びフアンクシヨン情報を演算処理回
路に入力する。
また時計回路を作動させて時刻情報を得る場合
には、時計信号呼び出しキーCLを操作し、刻時
信号を呼び出して刻時動作状態とする。数値キー
3で入力された数値情報に訂正を要する場合には
RESキーを操作して置数内容をクリアし、新た
な情報を入力する。5a乃至5dはマグネトロン
の出力比を設定する出力比設定キーで、例えばマ
グネトロンを連続的に稼動させる場合には100%
出力設定キー5aが挿作され、マグネトロンの全
出力に対して70%の出力で食品にマイクロ波を照
射する場合には70%出力設定キー5bが操作され
る。50%出力設定キー5c及び30%出力設定キー
5dについても同様の意味で設けられている。尚
このようなマグネトロン出力比の制御は、例えば
第2図に示すパルス波形の信号をマグネトロン駆
動回路に供給して、マグネトロンの稼動時間をオ
ン・オフ制御することにより、調理設定時間に対
するマグネトロンの発振時間の割合によつて行わ
せる。MSは記憶部に設定された情報を動作回路
に呼び出すメモリー呼び出しキー、STAは動作
スタートキー、STPは停止キーである。
一方表示部は、出力比情報を表示する出力比表
示部6が設けられ、出力設定キー群5a乃至5d
で指定された内容に対応する表示が行われる。7
は温度表示部で、温度設定キーTHの操作及びテ
ンキー3の操作によつて置数された内容が、調理
食品の仕上り設定温度として表示され、また調理
動作中においては後述する温度センサから一定周
期で観測される食品の温度が、表示部7に転送さ
れて表示される。重量表示部8は食品の重量信号
がデイジタル的に検出されて表示される。
ここで食品は例えば回転自在にオーブン内に設
けられたターンテーブル上に載せられてマイクロ
波が照射されるが、上記温度情報は食品に一定周
期で温度センサを挿入し、その時点における食品
内部の温度を検出している。本実施例においては
より確かな調理状況を知るために食品内部の温度
を検出したが、目安となる程度の情報を得る場合
には食品表面の温度であつてもよい。重量情報
は、上記オーブン内のターンテーブルに秤量機構
を設け、該秤量機構からデイジタル的に得られる
信号を使用して重量表示部8で表示する。9は時
間及び演算表示部で、装置本体の回路部が切換ス
イツチS1によつてレンジ動作側に切換えられてい
る状態で時間表示部となり、時間設定キーTM及
びテンキー3の操作によつて設定された調理時間
が表示される。またレンジ動作側にある状態で時
刻呼び出しキーCLを操作すると時計回路から時
刻信号が呼び出されて時間表示が行われる。切換
スイツチS1が計算機側に切換えられると、演算回
路が動作可能な状態になると共に、上記時計表示
部9が演算表示部に切り換えられ、テンキー3及
びフアンクシヨンキー4から入力される信号に従
つて電子式卓上計算機で行われている演算が行わ
れ、置数内容及び演算結果が表示される。次に上
記入力部及び表示部を備えた電子レンジの動作回
路をブロツク図を用いて説明する。第3図におい
て、KBは操作パネル部2に設けられた各種の情
報を入力する入力部で、該入力部から導入された
情報はエンコーダEで所定の信号に変換された
後、演算回路もしくはマグネトロン制御信号を形
成する回路に転送される。演算制御回路は従来公
知のレジスタ部XYZ及び中央演算処理装置CPU
等からなり、後述する切換回路10の状態によつ
てデコーダ9Aを介して演算結果が演算表示部9
で表示される。切換回路10は、動作状態によつ
て切換えられた内容に従つて、導入されてきた情
報を演算結果として表示するか或いは調理時間情
報として表示するかをゲート回路で制御する。ま
た上記切換回路10は時計回路11からの信号が
入力されて時刻信号呼び出しキーCLの操作によ
つて表示部9で時刻表示を行うことができる。切
換スイツチS1によつてレンジ動作側に切換えられ
ている場合には、エンコーダEで符号化された信
号はスタートキーSTAの操作で記憶部Cに転送
されて、ここで入力情報即ち設定された調理条件
がメモリーされると共に、デコーダ9Aを介して
調理設定時間が、またデコーダ8Aを介して調理
仕上り設定温度が夫々表示される。
上記記憶部Cに格納された情報は、メモリー呼
び出しキーMSの操作によつて呼び出されて制御
部12に入力される。制御部12では導入された
信号の種類が判別され、設定されたマグネトロン
出力比に対応するマグネトロン制御信号PWがマ
グネトロン電源回路のトライアツクに入力されて
マグネトロンMGの発振が制御される。上記マグ
ネトロン制御信号PWは、出力比表示部6で出力
比表示を行わせるために、まず出力比一致検出回
路13に導入される。該出力比一致検出回路13
には、第2図に示したパルス信号を常に出力して
いるパルス発生器14からのパルス信号が入力さ
れており、制御部12から出力されたマグネトロ
ン制御信号PWがどのような出力比の信号である
かを比較して、マグネトロンを作動させている出
力比信号に一致した情報をデコーダ6Aを介して
出力比表示部6に転送し、動作状態にあるマグネ
トロンの出力比を表示する。尚上記パルス発生器
14で形成されたパルス信号は制御部12にも入
力されてマグネトロン制御信号PWを形成してい
る。また制御部12には時刻信号を計数するカウ
ンタ、該カウンタの内容と記憶部に設定された内
容とを比較して、時間情報或いは温度情報につい
て一致信号を形成する一致検出回路等が設けら
れ、該一致検出回路の出力信号によつてマグネト
ロン制御信号PWの動作開始や停止が制御され
る。尚一致検出回路から一致信号が得られた後も
食品温度が設定値に対して予め設計された所定の
範囲で保温されるように、断続発振させて保温機
能を持たせるように構成することもできる。オー
ブン内に設けられた温度センサTh及び重量セン
サWの各検出信号は、増幅器を介して適宜A/D
変換された後、一致信号を形成するため制御部1
2に転送されると共にデコーダ7A、或いは8A
を介して温度情報は温度表示部7で、重量情報は
重量表示部8で夫々表示される。
第4図はマグネトロンMGの電源供給回路で、
漏洩トランスTrから供給される高電圧で発振動
作してマイクロ波を放射する。該発振動作を入力
部のマグネトロン出力比設定キーで指令された内
容に基いて制御するために、上記漏洩トランス
Trの一次側にトライアツクTが接続され、該ト
ライアツクTのゲート端子に第3図に示す制御部
12からマグネトロン制御信号PWが供給され、
第2図に示したパルス波形の信号で制御すること
によつて、パルス信号のVレベルにある状態でマ
グネトロンMGを発振動作させ、Oレベルで発振
を停止させることによりオン・オフ動作が行われ
て、全体として設定されたマイクロ波の出力を得
る。
以上に説明したように本考案は、食品をオーブ
ン内に収納して調理温度を設定するときには設定
調理温度が、調理スタートキーの操作により加熱
を行なうときには被調理物の温度が、1つの温度
表示部で自動的に切換え表示されるので、表示が
シンプルで見やすく、操作が簡単な調理器を安価
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電子レンジの外観斜視
図、第2図は同電子レンジの動作説明に供する信
号波形図、第3図は同電子レンジの電気回路部の
ブロツク図、第4図は同電子レンジのマグネトロ
ン電源供給回路図である。 3……テンキー、4……フアンクシヨンキー、
5a乃至5d……出力設定キー、TH……温度設
定キー、TM……時間設定キー、6……出力比表
示部、7……温度表示部、8……重量表示部、9
……時間、演算表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各種情報を入力するキー群と、該キー群により
    入力された調理時間に関する情報を表示する時間
    表示部と、上記キー群により入力された設定調理
    温度もしくは被調理物の温度を検知する検知手段
    からの温度情報を表示する温度表示部とを有する
    電子レンジであつて、 調理スタートキーの操作に応答して、上記温度
    表示部の表示を設定調理温度から被調理物の温度
    に切換える制御部を備えた電子レンジ。
JP1981064640U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS645685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981064640U JPS645685Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP1981064640U JPS645685Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168710U JPS56168710U (ja) 1981-12-14
JPS645685Y2 true JPS645685Y2 (ja) 1989-02-13

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ID=29658827

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120240A (ja) * 1973-03-20 1974-11-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5063480U (ja) * 1973-10-15 1975-06-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120240A (ja) * 1973-03-20 1974-11-16

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