JPS645166Y2 - - Google Patents
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- JPS645166Y2 JPS645166Y2 JP1982101272U JP10127282U JPS645166Y2 JP S645166 Y2 JPS645166 Y2 JP S645166Y2 JP 1982101272 U JP1982101272 U JP 1982101272U JP 10127282 U JP10127282 U JP 10127282U JP S645166 Y2 JPS645166 Y2 JP S645166Y2
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- regulator
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多重制御用パイロツトレギユレータシ
ステム、特に単独のパイロツトレギユレータによ
り、複数のメインレギユレータを制御するように
構成した多重制御用パイロツトレギユレータシス
テムに関するものである。
ステム、特に単独のパイロツトレギユレータによ
り、複数のメインレギユレータを制御するように
構成した多重制御用パイロツトレギユレータシス
テムに関するものである。
従来複数のメインレギユレータを遠隔操作によ
り制御することにより各メインレギユレータの二
次側に異る圧力の空気圧を発生させ、各種空気使
用機器にそれぞれの空気圧を供給する手段として
第1図に示すものが知られている。
り制御することにより各メインレギユレータの二
次側に異る圧力の空気圧を発生させ、各種空気使
用機器にそれぞれの空気圧を供給する手段として
第1図に示すものが知られている。
同図中、メインレギユレータ2a,2bの二次
側は図示してないがそれぞれ空気使用機器に連通
させている。メインレギユレータ2aのパイロツ
ト信号流路3aにはパイロツトレギユレータ4a
が接続され、パイロツトレギユレータ4aにより
メインレギユレータ2aの二次側の空気圧を制御
するようにしている。
側は図示してないがそれぞれ空気使用機器に連通
させている。メインレギユレータ2aのパイロツ
ト信号流路3aにはパイロツトレギユレータ4a
が接続され、パイロツトレギユレータ4aにより
メインレギユレータ2aの二次側の空気圧を制御
するようにしている。
同様にメインレギユレータ2bのパイロツト信
号流路3bにも、パイロツトレギユレータ4bが
接続され、パイロツトレギユレータ4bによりメ
インレギユレータ2bの二次側の空気圧を制御す
るようにしている。
号流路3bにも、パイロツトレギユレータ4bが
接続され、パイロツトレギユレータ4bによりメ
インレギユレータ2bの二次側の空気圧を制御す
るようにしている。
5a,5bはそれぞれメインレギユレータ2
a,2bの二次側に接続した圧力計である。
a,2bの二次側に接続した圧力計である。
このように構成された従来の制御手段において
は、両メインレギユレータ2a,2bの二次側の
設定圧が同一の場合にはパイロツトレギユレータ
4bを省略し、パイロツトレギユレータ4aのみ
でメインレギユレータ2a,2bを制御すること
もできるが、設定圧がそれぞれ異る場合には、メ
インレギユレータ2a,2bにそれぞれパイロツ
トレギユレータ4a,4bを接続することが必須
となる。
は、両メインレギユレータ2a,2bの二次側の
設定圧が同一の場合にはパイロツトレギユレータ
4bを省略し、パイロツトレギユレータ4aのみ
でメインレギユレータ2a,2bを制御すること
もできるが、設定圧がそれぞれ異る場合には、メ
インレギユレータ2a,2bにそれぞれパイロツ
トレギユレータ4a,4bを接続することが必須
となる。
したがつて、メインレギユレータ2a,2bが
第1図に示すように2個の場合のほかさらに多数
となつた場合にはメインレギユレータの数に対応
したパイロツトレギユレータが必要となり、シス
テム全体の設備費の増大を招来するとともに、配
管系統が複雑化し、システムの電子化を図ること
が困難となる欠点が存していた。
第1図に示すように2個の場合のほかさらに多数
となつた場合にはメインレギユレータの数に対応
したパイロツトレギユレータが必要となり、シス
テム全体の設備費の増大を招来するとともに、配
管系統が複雑化し、システムの電子化を図ること
が困難となる欠点が存していた。
本考案は上述したような従来のシステムの欠点
に鑑み、単独のパイロツトレギユレータのみを用
いて複数のメインレギユレータを制御することを
可能となした多重制御用パイロツトレギユレータ
システムの提供を目的とするものである。
に鑑み、単独のパイロツトレギユレータのみを用
いて複数のメインレギユレータを制御することを
可能となした多重制御用パイロツトレギユレータ
システムの提供を目的とするものである。
かかる本考案の目的は、信号電流の強弱に対応
してパイロツトエア圧が調節される電−空変換式
のパイロツトレギユレータと、各パイロツトポー
トが個別に設けた流路開閉手段を介して前記パイ
ロツトレギユレータの二次側に共通に連通してい
る複数のメインレギユレータと、信号電流を前記
パイロツトレギユレータに送ると同時に、その信
号電流に対応し前記流路開閉手段を作動させる制
御信号を送る電気信号発生手段とを備え、送られ
た前記信号電流に対応して前記パイロツトレギユ
レータにより所定圧に調節されたパイロツトエア
を、前記制御信号に対応する流路開閉手段から該
流路開閉手段に対応するメインレギユレータに導
くことにより各メインレギユレータを選択的に制
御するように構成することにより達成される。
してパイロツトエア圧が調節される電−空変換式
のパイロツトレギユレータと、各パイロツトポー
トが個別に設けた流路開閉手段を介して前記パイ
ロツトレギユレータの二次側に共通に連通してい
る複数のメインレギユレータと、信号電流を前記
パイロツトレギユレータに送ると同時に、その信
号電流に対応し前記流路開閉手段を作動させる制
御信号を送る電気信号発生手段とを備え、送られ
た前記信号電流に対応して前記パイロツトレギユ
レータにより所定圧に調節されたパイロツトエア
を、前記制御信号に対応する流路開閉手段から該
流路開閉手段に対応するメインレギユレータに導
くことにより各メインレギユレータを選択的に制
御するように構成することにより達成される。
以下に本考案の一実施例を第2図乃至第4図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第2図は多重制御用パイロツトレギユレータシ
ステムの回路を示すものであり、信号電流の強弱
に対応してパイロツトエア圧が調節される共通の
パイロツトレギユレータ10を備えている。
ステムの回路を示すものであり、信号電流の強弱
に対応してパイロツトエア圧が調節される共通の
パイロツトレギユレータ10を備えている。
11はパイロツトレギユレータ10の一次側に
接続させたパイロツトエア供給源、12は圧力空
気供給源である。
接続させたパイロツトエア供給源、12は圧力空
気供給源である。
圧力空気供給源12は複数のメインレギユレー
タ13a,13b,13c,……,13nの一次
側に共通に接続され各メインレギユレータ13
a,13b,13c,……,13nに圧力空気を
供給するようにしている。メインレギユレータ1
3a,13b,13c,……,13nの二次側は
それぞれ個別に空気圧使用機器14a,14b,
14c,……,14nに接続している。
タ13a,13b,13c,……,13nの一次
側に共通に接続され各メインレギユレータ13
a,13b,13c,……,13nに圧力空気を
供給するようにしている。メインレギユレータ1
3a,13b,13c,……,13nの二次側は
それぞれ個別に空気圧使用機器14a,14b,
14c,……,14nに接続している。
各メインレギユレータ13a,13b,13
c,……,13nのパイロツトポート15a,1
5b,15c,……,15nにはパイロツト信号
供給路16a,16b,16c,……,16nの
一端が接続され各パイロツト信号供給路16a,
16b,16c,……,16nの他端側はそれぞ
れ流路開閉手段17a,17b,17c,……,
17nを介してパイロツトレギユレータ10の二
次側に共通に接続している。
c,……,13nのパイロツトポート15a,1
5b,15c,……,15nにはパイロツト信号
供給路16a,16b,16c,……,16nの
一端が接続され各パイロツト信号供給路16a,
16b,16c,……,16nの他端側はそれぞ
れ流路開閉手段17a,17b,17c,……,
17nを介してパイロツトレギユレータ10の二
次側に共通に接続している。
各流路開閉手段17a,17b,17c,…
…,17nの具体例としては電気信号により流路
が開閉する電磁弁、モータ付きバルブ等を用い
る。
…,17nの具体例としては電気信号により流路
が開閉する電磁弁、モータ付きバルブ等を用い
る。
18はパイロツトレギユレータ10及び各流路
開閉手段17a,17b,17c,……,17n
を制御する電気信号発生手段であり、この電気信
号発生手段18により強弱のある信号電流例えば
振幅の異るパルス信号をパイロツトレギユレータ
10に供給するとともにその信号電流に対応させ
て制御信号を、流路開閉手段17a,17b,1
7c,……,17nのいずれかに、選択的に送
る。
開閉手段17a,17b,17c,……,17n
を制御する電気信号発生手段であり、この電気信
号発生手段18により強弱のある信号電流例えば
振幅の異るパルス信号をパイロツトレギユレータ
10に供給するとともにその信号電流に対応させ
て制御信号を、流路開閉手段17a,17b,1
7c,……,17nのいずれかに、選択的に送
る。
例えば、電気信号発生手段18は、1番目のパ
ルスP−1を発生したときに、これに対応する流
路開閉手段17aを作動させるための制御信号C
−1を発生出力し、2番目のパルスP−2を発生
したときに、これに対応する流路開閉手段17b
を作動させるための制御信号C−2を発生出力
し、以下同様に第3番目、……第n番目のパルス
P−3,……P−nを発生したときに、それぞれ
に対応する流路開閉手段17c,……17nを作
動させるための制御信号C−3,……C−nを発
生出力する。
ルスP−1を発生したときに、これに対応する流
路開閉手段17aを作動させるための制御信号C
−1を発生出力し、2番目のパルスP−2を発生
したときに、これに対応する流路開閉手段17b
を作動させるための制御信号C−2を発生出力
し、以下同様に第3番目、……第n番目のパルス
P−3,……P−nを発生したときに、それぞれ
に対応する流路開閉手段17c,……17nを作
動させるための制御信号C−3,……C−nを発
生出力する。
19a,19b,19c,……,19nは各パ
イロツト信号供給路に接続した圧力計、20はパ
イロツトレギユレータ10の二次側に接続した圧
力計である。
イロツト信号供給路に接続した圧力計、20はパ
イロツトレギユレータ10の二次側に接続した圧
力計である。
次に前記パイロツトレギユレータ10の具体的
構成の一例について説明する。
構成の一例について説明する。
第3図に示すように、パイロツトレギユレータ
10はダイヤフラム21の上側のパイロツト圧室
22に一次側流路23aを連通させ、そのパイロ
ツト圧室22のノズル24の開度をフラツパ25
によつて調節するようにしている。そのフラツパ
25を永久磁石26及びコア27a,27bによ
り形成される磁界内に位置させたムービングコイ
ル28への信号電流の強弱に対応させて動作させ
るようにしている。
10はダイヤフラム21の上側のパイロツト圧室
22に一次側流路23aを連通させ、そのパイロ
ツト圧室22のノズル24の開度をフラツパ25
によつて調節するようにしている。そのフラツパ
25を永久磁石26及びコア27a,27bによ
り形成される磁界内に位置させたムービングコイ
ル28への信号電流の強弱に対応させて動作させ
るようにしている。
フラツパ25の動作によりノズル24の開度が
調節されるとともにパイロツト圧室22の内圧が
調節され、一次側流路23aと二次側流路23b
とを開閉する開閉弁29若しくはリリーフポート
30が制御されて信号電流の強弱に対応したパイ
ロツトエア圧を発生させるようにしている。
調節されるとともにパイロツト圧室22の内圧が
調節され、一次側流路23aと二次側流路23b
とを開閉する開閉弁29若しくはリリーフポート
30が制御されて信号電流の強弱に対応したパイ
ロツトエア圧を発生させるようにしている。
同図中31はフラツパ25の支持板である。
各メインレギユレータ13a,13b,13
c,……,13nは同様に構成されているためメ
インレギユレータ13aについて具体的構成の一
例を第4図を参照して説明する。
c,……,13nは同様に構成されているためメ
インレギユレータ13aについて具体的構成の一
例を第4図を参照して説明する。
メインレギユレータ13aは、開閉弁33によ
り開閉される流路の一次側ポート34aに圧力空
気供給源12を連通させている。また二次側ポー
ト34bは空気圧使用機器14aに連通させてい
る。
り開閉される流路の一次側ポート34aに圧力空
気供給源12を連通させている。また二次側ポー
ト34bは空気圧使用機器14aに連通させてい
る。
開閉弁33を開閉動作させるダイヤフラム35
によつて仕切られた一方側の二次圧室36は、通
路42を介して二次側ポート34bに連通させる
ようにしている。
によつて仕切られた一方側の二次圧室36は、通
路42を介して二次側ポート34bに連通させる
ようにしている。
ダイヤフラム35の他方側のパイロツト圧室3
9には、パイロツトポート15aが開口され、パ
イロツト信号供給路16aを介して当該パイロツ
トポート15aを流路開閉手段17aの二次側に
連通させている。
9には、パイロツトポート15aが開口され、パ
イロツト信号供給路16aを介して当該パイロツ
トポート15aを流路開閉手段17aの二次側に
連通させている。
41はリリーフポートである。
他のメインレギユレータ13b,13c,…
…,13nもメインレギユレータ13aと同様に
配管している。
…,13nもメインレギユレータ13aと同様に
配管している。
次の上述の構成からなる多重制御用パイロツト
レギユレータシステムの作用を説明する。
レギユレータシステムの作用を説明する。
各メインレギユレータ13a,13b,13
c,……,13nの一次側には圧力空気供給源1
2から所定の圧力空気が供給され、またパイロツ
トレギユレータ10の一次側流路23aにはパイ
ロツトエア圧供給源11から所定圧の圧力空気が
供給されているものとする。
c,……,13nの一次側には圧力空気供給源1
2から所定の圧力空気が供給され、またパイロツ
トレギユレータ10の一次側流路23aにはパイ
ロツトエア圧供給源11から所定圧の圧力空気が
供給されているものとする。
この状態で電気信号発生手段18からパイロツ
トレギユレータ10に信号電流を送る。
トレギユレータ10に信号電流を送る。
信号電流は、例えば第5図のタイムチヤートに
示すようにパルス化されかつ複数の各メインレギ
ユレータ毎にその振幅が異るものを使用する。
示すようにパルス化されかつ複数の各メインレギ
ユレータ毎にその振幅が異るものを使用する。
最初の信号電流であるパルスP−1が、パイロ
ツトレギユレータ10のムービングコイル28に
供給されると、そのムービングコイル28はパル
スP−1の振幅に対応して励磁されフラツパ25
を動作させる。
ツトレギユレータ10のムービングコイル28に
供給されると、そのムービングコイル28はパル
スP−1の振幅に対応して励磁されフラツパ25
を動作させる。
フラツパ25の動作に伴ないノズル24の開度
が調節され、パイロツト圧室22の内圧も調節さ
れる。
が調節され、パイロツト圧室22の内圧も調節さ
れる。
したがつて、開閉弁29が作動し又はリリーフ
ポート30が制御されてパルスP−1に対応した
パイロツトエア圧が二次側流路23bを介して各
流路開閉手段17a,17b,17c,……,1
7nの一次側に供給される。電気信号発生手段1
8は、パルスP−1をパイロツトレギユレータ1
0に供給すると同時に、そのパルスP−1に対応
させた制御信号C−1を流路開閉手段17aのみ
に供給し、その流路開閉手段17aを作動させ
る。
ポート30が制御されてパルスP−1に対応した
パイロツトエア圧が二次側流路23bを介して各
流路開閉手段17a,17b,17c,……,1
7nの一次側に供給される。電気信号発生手段1
8は、パルスP−1をパイロツトレギユレータ1
0に供給すると同時に、そのパルスP−1に対応
させた制御信号C−1を流路開閉手段17aのみ
に供給し、その流路開閉手段17aを作動させ
る。
流路開閉手段17aが作動すると、その一次側
に供給されているパイロツトエア圧がパイロツト
信号流路16aを経てメインレギユレータ13a
のパイロツトポート13aに連通し、開閉弁33
を制御する。
に供給されているパイロツトエア圧がパイロツト
信号流路16aを経てメインレギユレータ13a
のパイロツトポート13aに連通し、開閉弁33
を制御する。
即ち、二次圧室36の内圧、換言すれば開閉弁
33の二次側ポート34bの内圧がパイロツトエ
ア圧より高い場合にはダイヤフラム35が第4図
において上側に変位しリリーフポート41が開か
れ、また二次側ポート34bの内圧がパイロツト
エア圧と等しくなるとダイヤフラム35は平衡位
置に復帰する。
33の二次側ポート34bの内圧がパイロツトエ
ア圧より高い場合にはダイヤフラム35が第4図
において上側に変位しリリーフポート41が開か
れ、また二次側ポート34bの内圧がパイロツト
エア圧と等しくなるとダイヤフラム35は平衡位
置に復帰する。
逆にパイロツトエア圧が二次側ポート34bの
内圧より高い場合にはダイヤフラム35は下側に
変位し、開閉弁33が開かれ二次側ポート34b
へ一次側ポート34aから圧力空気が供給され
る。このようにしてパルスP−1の振幅に対応さ
れてパイロツトエア圧を調節するとともに、その
パルスP−1に対応して流路開閉手段17aのみ
を動作させることによりパイロツトエア圧に対応
したメインレギユレータ13aの二次側圧を空気
圧使用機器14aに供給することができる。
内圧より高い場合にはダイヤフラム35は下側に
変位し、開閉弁33が開かれ二次側ポート34b
へ一次側ポート34aから圧力空気が供給され
る。このようにしてパルスP−1の振幅に対応さ
れてパイロツトエア圧を調節するとともに、その
パルスP−1に対応して流路開閉手段17aのみ
を動作させることによりパイロツトエア圧に対応
したメインレギユレータ13aの二次側圧を空気
圧使用機器14aに供給することができる。
パルスP−1及び流路開閉手段17aの制御信
号C−1がゼロの状態になると、流路開閉手段1
7aは閉状態となり、パイロツト信号供給路16
aを遮断してパイロツト圧室39の内圧を一定に
保持する。したがつて空気圧使用機器14aの使
用に伴ないメインレギユレータ13aの二次側ポ
ート34bの内圧及び二次圧室36の内圧も減少
するが、このときダイヤフラム35は下側に変位
し開閉弁33を開いて一次側ポート34aから圧
力空気を二次側ポート34bへ供給する。この供
給状態は二次圧室36の内圧とパイロツト圧室3
9の内圧とが均衡するまで継続し、均衡した状態
で開閉弁33が閉じる。
号C−1がゼロの状態になると、流路開閉手段1
7aは閉状態となり、パイロツト信号供給路16
aを遮断してパイロツト圧室39の内圧を一定に
保持する。したがつて空気圧使用機器14aの使
用に伴ないメインレギユレータ13aの二次側ポ
ート34bの内圧及び二次圧室36の内圧も減少
するが、このときダイヤフラム35は下側に変位
し開閉弁33を開いて一次側ポート34aから圧
力空気を二次側ポート34bへ供給する。この供
給状態は二次圧室36の内圧とパイロツト圧室3
9の内圧とが均衡するまで継続し、均衡した状態
で開閉弁33が閉じる。
このようにしてメインレギユレータ13aの二
次側ポート34bの内圧は予め設定した圧力に保
持される。
次側ポート34bの内圧は予め設定した圧力に保
持される。
次に、メインレギユレータ13bを制御する場
合について説明する。電気信号発生手段18は、
前記パルスP−2をパイロツトレギユレータ10
に供給すると同時にパルスP−2に対応する制御
信号C−2を流路開閉手段17bのみに供給し、
パルスP−2により調圧されたパイロツトエア圧
をその流路開閉手段17bを介してメインレギユ
レータ13bへ供給する。このメインレギユレー
タ13bの作用は、メインレギユレータ13aの
作用と同様になされ空気圧使用機器14bに所定
の圧力の圧力空気を供給する。
合について説明する。電気信号発生手段18は、
前記パルスP−2をパイロツトレギユレータ10
に供給すると同時にパルスP−2に対応する制御
信号C−2を流路開閉手段17bのみに供給し、
パルスP−2により調圧されたパイロツトエア圧
をその流路開閉手段17bを介してメインレギユ
レータ13bへ供給する。このメインレギユレー
タ13bの作用は、メインレギユレータ13aの
作用と同様になされ空気圧使用機器14bに所定
の圧力の圧力空気を供給する。
以下同様にしてパルスP−3,……,P−nを
パイロツトレギユレータ10に選択的に供給する
とともに、各パルスP−3,……,P−nに対応
させた制御信号C−3,……,C−nを各流路開
閉手段17c,……,17nに選択的に供給し、
前述のメインレギユレータ13a,13bの場合
と同様にそれぞれ各メインレギユレータ13c,
……,13nを制御する。
パイロツトレギユレータ10に選択的に供給する
とともに、各パルスP−3,……,P−nに対応
させた制御信号C−3,……,C−nを各流路開
閉手段17c,……,17nに選択的に供給し、
前述のメインレギユレータ13a,13bの場合
と同様にそれぞれ各メインレギユレータ13c,
……,13nを制御する。
尚第5図中それぞれパルス信号P−1,P−
2,……,P−nに対応して、PG−1,PG−
2,PG−3,……,PG−nはパイロツトレギユ
レータの二次側流路23bに接続した管路50に
設けた圧力計20に経時的に表われるパイロツト
エア圧、PO−1,PO−2,PO−3,……,PO
−nは、パイロツト信号供給路16a,16b,
16c,……,16nに接続した圧力計19a,
19b,19c,……,19nに表われるパイロ
ツトエア圧、PM−1,PM−2,PM−3,…
…,PM−nは各メインレギユレータ13a,1
3b,13c,……,13nの各二次側ポート3
4bに表われる圧力空気の圧力を示す。
2,……,P−nに対応して、PG−1,PG−
2,PG−3,……,PG−nはパイロツトレギユ
レータの二次側流路23bに接続した管路50に
設けた圧力計20に経時的に表われるパイロツト
エア圧、PO−1,PO−2,PO−3,……,PO
−nは、パイロツト信号供給路16a,16b,
16c,……,16nに接続した圧力計19a,
19b,19c,……,19nに表われるパイロ
ツトエア圧、PM−1,PM−2,PM−3,…
…,PM−nは各メインレギユレータ13a,1
3b,13c,……,13nの各二次側ポート3
4bに表われる圧力空気の圧力を示す。
以上の説明から明らかなように、本考案の多重
制御用パイロツトレギユレータシステムは電気信
号発生手段及び共通の電−空変換式パイロツトレ
ギユレータを用いて、信号電流の強弱に対応させ
たパイロツトエア圧を発生させるとともに、その
信号電流の強弱に対応して複数の流路開閉手段を
選択的に作動させ、その流路開閉手段の作動によ
つてそれに対応するメインレギユレータを制御す
るように構成したものであるから、従来のこの種
のシステムの如く各メインレギユレータに対応す
る数のパイロツトレギユレータを必要とすること
なく、システム全体の簡略化と設備費の低廉化を
図りかつシステム全体の電子化をも図り得たもの
である。
制御用パイロツトレギユレータシステムは電気信
号発生手段及び共通の電−空変換式パイロツトレ
ギユレータを用いて、信号電流の強弱に対応させ
たパイロツトエア圧を発生させるとともに、その
信号電流の強弱に対応して複数の流路開閉手段を
選択的に作動させ、その流路開閉手段の作動によ
つてそれに対応するメインレギユレータを制御す
るように構成したものであるから、従来のこの種
のシステムの如く各メインレギユレータに対応す
る数のパイロツトレギユレータを必要とすること
なく、システム全体の簡略化と設備費の低廉化を
図りかつシステム全体の電子化をも図り得たもの
である。
第1図は従来のシステムの回路図、第2図は本
考案の一実施例の回路図、第3図はパイロツトレ
ギユレータの一例を示す断面図、第4図はメイン
レギユレータの一例を示す断面図、第5図は本考
案のシステムのタイムチヤートの一例を示すもの
である。 10……パイロツトレギユレータ、13a,1
3b,13c,……,13n……メインレギユレ
ータ、15a,15b,15c,……,15n…
…パイロツトポート、17a,17b,17c,
……,17n……流路開閉手段、18……電気信
号発生手段、23b……二次側流路。
考案の一実施例の回路図、第3図はパイロツトレ
ギユレータの一例を示す断面図、第4図はメイン
レギユレータの一例を示す断面図、第5図は本考
案のシステムのタイムチヤートの一例を示すもの
である。 10……パイロツトレギユレータ、13a,1
3b,13c,……,13n……メインレギユレ
ータ、15a,15b,15c,……,15n…
…パイロツトポート、17a,17b,17c,
……,17n……流路開閉手段、18……電気信
号発生手段、23b……二次側流路。
Claims (1)
- 信号電流の強弱に対応してパイロツトエア圧が
調節される電−空変換式のパイロツトレギユレー
タと、各パイロツトポートが個別に設けた流路開
閉手段を介して前記パイロツトレギユレータの二
次側に共通に連通している複数のメインレギユレ
ータと、信号電流を前記パイロツトレギユレータ
に送ると同時に、その信号電流に対応し前記流路
開閉手段を作動させる制御信号を送る電気信号発
生手段とを備え、送られた前記信号電流に対応し
て前記パイロツトレギユレータにより所定圧に調
節されたパイロツトエアを、前記制御信号に対応
する流路開閉手段から該流路開閉手段に対応する
メインレギユレータに導くことにより各メインレ
ギユレータを選択的に制御するように構成したこ
とを特徴とする多重制御用パイロツトレギユレー
タシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10127282U JPS596670U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 多重制御用パイロツトレギユレ−タシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10127282U JPS596670U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 多重制御用パイロツトレギユレ−タシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS596670U JPS596670U (ja) | 1984-01-17 |
JPS645166Y2 true JPS645166Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30239218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10127282U Granted JPS596670U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 多重制御用パイロツトレギユレ−タシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596670U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5251148A (en) * | 1990-06-01 | 1993-10-05 | Valtek, Inc. | Integrated process control valve |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641309B2 (ja) * | 1973-05-09 | 1981-09-28 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225764Y2 (ja) * | 1979-09-07 | 1987-07-01 | ||
JPS6324489Y2 (ja) * | 1980-04-18 | 1988-07-05 |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP10127282U patent/JPS596670U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641309B2 (ja) * | 1973-05-09 | 1981-09-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS596670U (ja) | 1984-01-17 |
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