JPS64514Y2 - - Google Patents

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JPS64514Y2
JPS64514Y2 JP1984009587U JP958784U JPS64514Y2 JP S64514 Y2 JPS64514 Y2 JP S64514Y2 JP 1984009587 U JP1984009587 U JP 1984009587U JP 958784 U JP958784 U JP 958784U JP S64514 Y2 JPS64514 Y2 JP S64514Y2
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JP
Japan
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duct
water
greenhouse
casing
intake
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JP1984009587U
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English (en)
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JPS60121135U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地下水や温排水をネツトに滴下して霧
水化し、この霧水を風胴表面に付着して内部を流
通する温室内の空気と熱交換させる施設園芸用熱
交換器に関するものである。
一般に野菜やキノコ、あるいは花木などの植物
を温室で栽培する場合、太陽光線による熱エネル
ギーを暖房に利用したビニールハウスが多く用い
られている。これは太陽光線の照射量が少ない冬
期間や照射が全くない夜間には温室内の温度が下
がる問題があつた。
このような問題を改善するため、地下水や温排
水を利用し、太陽光線の照射がなくても暖房が行
なえる省エネルギー化を図つた施設園芸用熱交換
器が開発されている。
これは第1図に示すように温室1内の上方に配
置した流水ダクト2に地下水3を導びき、この流
水ダクト2の底面に開口した流出孔4から水滴5
を略水平に張設したネツト6に滴下させる。この
時の衝撃により水滴5を霧水化して飛散させ、こ
の霧水5aをネツト6の両側に垂下させたカーテ
ン7a,7bの内面に付着させる。付着した霧水
5aは大きな表面積を有し、温室内の空気と直
接、およびカーテン7a,7bの熱伝導を通して
熱交換して温室1内の温度を上昇させる。また温
室1内の気温が地下水3の水温より高いときには
逆に熱を吸収して冷房することができる。
一方カーテン7a,7bの内面に付着した細か
い霧水5aは次第に大きくなつて流下し、下方に
配置した受水ダクト8に導びかれて回収される。
しかしながら、この熱交換器は温室内の壁面に
沿つて設置するため、大きな熱交換面積を必要と
する場合、流受水ダクト2,8が長くなるなど施
工がめんどうである上、設備が大型となり温室内
の栽培面積が狭くなる問題があつた。
また地下水3を利用する場合、細かい工砂が流
水ダクト2にたまり、次第に流出孔4を塞ぐため
これを取り除く作業を高所で行なわなければなら
ず、メンテナンスがめんどうであつた。しかも鉄
分を含んだ地下水3を利用すると、この鉄分が透
明なカーテン7a,7bに付着して錆び、次第に
褐色に変色して採光性が低下すると共に、美感も
著しく悪くなるなどの欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去し、工場で製造でき、
小型の設備でも大きな熱交換面積が得られ、しか
もメンテナンスが容易である上、ケーシング内に
収納してあるので、鉄分による変色や美感上の問
題もない施設園芸用熱交換器を提供するものであ
る。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
第2図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、9はケーシングで、このケーシング9の一
方の側面に吸気ダクト10が、他方の側面に排気
ダクト11が取付けられ、この排気ダクト11内
にモータ12に接続されたフアン13が取付けら
れている。ケーシング9の内部上方には給水パイ
プ14に接続する複数本の流水ダクト2…が取付
けられていると共に、ケーシング9の内部下方に
は受水ダクト8が設けられ、外部に排水するよう
になつている。
前記流水ダクト2は第4図に示すように、U字
形の樋状をなし、底面に多数の流出孔4が形成さ
れ、流水ダクト2を通る地下水3が、この流出孔
4から滴下するようになつている。
また流水ダクト2の下方には間隔をおいてネツ
ト6が略水平に張設され、更にこの下方に中空平
板状の風胴15…が横方向に間隔をおいて複数枚
並設されている。前記風胴15はプラスチツクあ
るは金属板で中空平板状に形成され、その内部に
複数本の隔壁16を設け、左右両端に開口部1
7,17を設けて、水平な通風路18が形成され
ている。これら風胴15はネツト6と垂直に立設
されて、間隔をおいて並設され、その左右両端の
風胴15,15間に仕切板19…を夫々介装させ
て、風胴18,18の間に夫々霧水流路20…を
形成している。更に風胴18の一端側の開口部1
7は吸気ダクト10に連通していると共に、他端
側の開口部17は排気ダクト11に連通して、通
風路18と霧水流路20とは互に直交して隔離さ
れている。
更に流水ダクト2と風胴15の上部との間に形
成された空間部21の両端は仕切板22,22に
より、吸気ダクト10および排気ダクト11とは
隔離されているが、仕切板22,22の任意の場
所に夫々調湿シヤツター23,23が取付けられ
ている。
次に上記構成をなす熱交換器の作用について説
明する。
先ずモータ12を駆動させてフアン13を回転
させると、温室1内の空気は吸気ダクト10から
ケーシング9内に吸い込まれ、並設した風胴15
…内の通風路18…を水平に通つて、排気ダクト
11から再び温室1内に排出される。
一方、地下水3を図示しないポンプで汲み上
げ、給水パイプ14を通してケーシング9内の上
方に設けた各流水ダクト2…に導びく。流水ダク
ト2内の地下水3はその底部に形成した多数の流
出孔4から水滴5となつて第4図に示すようにネ
ツト6に滴下される。このときネツト6に当たる
衝撃により、水滴5は細かい霧水5aとなり、ネ
ツト6を通過して下方に広がり、風胴15,15
間に形成した霧水流路20を降下する。このとき
霧水5aは風胴15の表面に付着して熱を放散し
て風胴15が加熱され、この内部の通風路18を
通る空気と熱交換する。加熱された空気は排気ダ
クト11に導びかれてここから温室1内に排出さ
れ、温室の暖房が行なわれる。
なお夏期において温室1内の気温が、地下水3
の水温より高いときは、逆に空気は冷却されて温
室1内の冷房が行なわれる。
またキノコ栽培のように多湿環境を必要とする
温室1の場合には、上部の仕切板22,22に設
けた調湿シヤツター23,23を開けて、この間
に設けられた空間部21を、吸気ダクト10と排
気ダクト11に連通する。吸気ダクト10から吸
い込まれた空気の大部分は下方の風胴15を通つ
て熱交換されるが、一部は調湿シヤツター23を
通つて空間部21に導びかれる。この空間部21
では、前述の如く、流水ダクト2の流出孔4から
滴下した水滴5がネツト6に衝突して細かい霧水
5aとなつたものが、ネツト6を通過して下降し
ている。この浮遊状態にある細かい霧水5aと吸
い込まれた空気が直接、接触して空気が加湿され
ると共に、有効に熱交換を行なつて加熱される。
この加湿加熱された空気は調湿シヤツター23か
ら排気ダクト11に導びかれ、風胴15を通つて
加熱された空気と一緒になつて排気ダクト11か
ら温室11内に排出され、加湿暖房が行なわれ
る。
なお冷房の場合には、これと逆に加湿冷房が行
なわれ、調湿シヤツター23,23の開放量を調
整することにより、湿度調整を容易に行なうこと
ができる。
従つて上記熱交換器は予め工場で製作し、これ
を温室1内に据付け、これに給排水配管を行なう
だけで良いので、従来の如く温室全体に亘つて流
水ダクト2や受水ダクト8をめぐらせて、これに
カーテン7a,7bを垂下させた熱交換器に比べ
て施工作業が極めて容易である。また風胴15の
並列枚数を増やすだけで熱交換面積の拡大が図
れ、従来のカーテン式のものに比べて装置が小型
となり、温室1内の栽培面積の減少も少なくする
ことができる。更に地下水3に含まれる土砂によ
り、流出孔4が詰つた場合にも、ケーシング9の
上部を開けて簡単に取り除くことができるので、
メンテナンスも容易である。更に熱交換面となる
風胴15はケーシング9内収納されているので、
外部から見えず、鉄分を含む地下水3により褐色
に変色しても影響がなく、従来のカーテン式の如
く、採光性や美感を低下させることもない。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、ネ
ツト6の下方に、上下二段に横方向に沿つて複数
本の支持パイプ24A…24B…を取付け、上下
1対の支持パイプ24A,25Bを囲むようにポ
リエチレンなどのプラスチツクシート25を巻付
けて中空平板状とし、内側に通風路18を形成し
た風胴15を用いたものである。
以上説明した如く、本考案によれば、工場で生
産でき、小型の設備でも大きな熱交換面積が得ら
れ、しかもメンテナンスが容易である上、ケーシ
ングに収納してあるので、鉄分による変色や美感
上の問題もない施設園芸用熱交換器を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカーテン式熱交換器を示す縦断
正面図、第2図乃至第4図は本考案の一実施例を
示すもので、第2図は施設園芸用熱交換器の斜視
図、第3図は第2図の縦断正面図、第4図は第2
図の縦断要部側面図、第5図は本考案の他の実施
例による熱交換器の縦断要部側面図である。 1……温室、2……流水ダクト、3……地下
水、4……流出孔、5……水滴、5a……霧水、
6……ネツト、7a,7b……カーテン、8……
受水ダクト、9……ケーシング、10……吸気ダ
クト、11……排気ダクト、15……風胴、17
……開口部、18……通風路、19,22……仕
切板、20……霧水流路、21……空間部、23
……調湿シヤツター、24A,24B……支持パ
イプ、25……プラスチツクシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に吸排気ダクトを取付けたケーシングと、
    このケーシング内の上方に設けられ多数の流出孔
    を形成した流水ダクトと、ケーシング内の下方に
    設けられた受水ダクトと、前記流水ダクトの下方
    に略水平に張設されたネツトと、前記ネツトの下
    方にこれと垂直に複数枚間隔を置いて並設され、
    開口した一端側が吸気ダクトに、他端側が排気ダ
    クトに連通する中空平板状の風胴と、この風胴上
    部と流水ダクトとの間の空間部と吸排気ダクトと
    を開閉する調湿シヤツターとから成ることを特徴
    とする施設園芸用熱交換器。
JP1984009587U 1984-01-26 1984-01-26 施設園芸用熱交換器 Granted JPS60121135U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984009587U JPS60121135U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 施設園芸用熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984009587U JPS60121135U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 施設園芸用熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121135U JPS60121135U (ja) 1985-08-15
JPS64514Y2 true JPS64514Y2 (ja) 1989-01-09

Family

ID=30489947

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984009587U Granted JPS60121135U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 施設園芸用熱交換器

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JP (1) JPS60121135U (ja)

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JPS60121135U (ja) 1985-08-15

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