JPS644475Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644475Y2 JPS644475Y2 JP1983176753U JP17675383U JPS644475Y2 JP S644475 Y2 JPS644475 Y2 JP S644475Y2 JP 1983176753 U JP1983176753 U JP 1983176753U JP 17675383 U JP17675383 U JP 17675383U JP S644475 Y2 JPS644475 Y2 JP S644475Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tower
- cooling
- pipe
- circulation pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷却と浄化とを兼ねて双方の効率
を高めるようにした装置に関するものである。
を高めるようにした装置に関するものである。
空調用冷却塔は密閉式のものは、第１図に示す
ように散水用水をポンプＰで上方に導き散水パイ
プＡから冷凍機の冷却水循環パイプＢに散水しモ
ーターフアンＭによつて送風し散水された水の熱
を蒸発熱として奪い、これによつて冷却水の冷却
を行うもので散水用水は循環して使用するように
なつている。また、開放式のものは、第２図に示
すように冷却水を上方に導き散水パイプＡからプ
ラスチツク製波板等の空気との接触面積を大にし
た充填材Ｃ上に散水し、モーターフアンＭによつ
て送風して直接冷却水の熱を蒸発熱として奪い冷
却を行うものであるが、これらはいずれも冷却水
の保有熱量の利用については考慮されていない。
ように散水用水をポンプＰで上方に導き散水パイ
プＡから冷凍機の冷却水循環パイプＢに散水しモ
ーターフアンＭによつて送風し散水された水の熱
を蒸発熱として奪い、これによつて冷却水の冷却
を行うもので散水用水は循環して使用するように
なつている。また、開放式のものは、第２図に示
すように冷却水を上方に導き散水パイプＡからプ
ラスチツク製波板等の空気との接触面積を大にし
た充填材Ｃ上に散水し、モーターフアンＭによつ
て送風して直接冷却水の熱を蒸発熱として奪い冷
却を行うものであるが、これらはいずれも冷却水
の保有熱量の利用については考慮されていない。
いつぽう、排水処理における浄化装置は、第３
図に示すように排水貯水槽Ｄ中の排水をポンプＰ
で上方に導き散水パイプＡからプラスチツク製波
板等のろ材Ｅ上に散水し、ろ材Ｅ上の生物膜によ
り浄化処理して下部に落下した処理水を河川に放
流するかまたは中水として利用するものである
が、これはろ材の冷却効果については考慮されて
いない。
図に示すように排水貯水槽Ｄ中の排水をポンプＰ
で上方に導き散水パイプＡからプラスチツク製波
板等のろ材Ｅ上に散水し、ろ材Ｅ上の生物膜によ
り浄化処理して下部に落下した処理水を河川に放
流するかまたは中水として利用するものである
が、これはろ材の冷却効果については考慮されて
いない。
この考案は、冷却塔における冷却水の保有熱量
と浄化装置のろ材の面積とを互に利用して冷却効
率と浄化効率を高めるとともに共用部分を兼用し
て設置スペースの節約を計ることのできる冷却塔
兼用浄化装置を提供することを目的とするもので
ある。
と浄化装置のろ材の面積とを互に利用して冷却効
率と浄化効率を高めるとともに共用部分を兼用し
て設置スペースの節約を計ることのできる冷却塔
兼用浄化装置を提供することを目的とするもので
ある。
前記の目的を達成するためのこの考案の構成
は、汚水槽と塔内上方に配設した散水パイプとを
送水ポンプを介して連絡し、前記散水パイプの下
方に生物膜を形成する波板状のような広面積のフ
インを有する冷却水循環パイプを配設し、前記塔
の上方にモーターフアンを、また前記冷却水循環
パイプの下方に通風部をそれぞれ設け、最下方に
浄化水貯溜槽を設けた冷却塔兼用浄化装置からな
るものである。
は、汚水槽と塔内上方に配設した散水パイプとを
送水ポンプを介して連絡し、前記散水パイプの下
方に生物膜を形成する波板状のような広面積のフ
インを有する冷却水循環パイプを配設し、前記塔
の上方にモーターフアンを、また前記冷却水循環
パイプの下方に通風部をそれぞれ設け、最下方に
浄化水貯溜槽を設けた冷却塔兼用浄化装置からな
るものである。
以下、この考案の実施例について図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第４図において、汚水、雑排水等の微生物によ
る浄化処理すなわち、生物膜処理の可能な汚水を
汚水槽１に貯溜しておき、この汚水を送水ポンプ
２によつて塔３内上方に配設した散水パイプ４に
導き散水する。５は流量計、６は水温センサーで
あつて汚水の温度を感知して一定温度以上になる
と塔の上端に設けたモーターフアン７を自動的に
回転させるようになつている。
る浄化処理すなわち、生物膜処理の可能な汚水を
汚水槽１に貯溜しておき、この汚水を送水ポンプ
２によつて塔３内上方に配設した散水パイプ４に
導き散水する。５は流量計、６は水温センサーで
あつて汚水の温度を感知して一定温度以上になる
と塔の上端に設けたモーターフアン７を自動的に
回転させるようになつている。
散水パイプ４の下方には冷却水循環パイプ８が
配設されており、冷却水循環パイプ８には好気性
菌、嫌気性菌による浄化作用を行う生物膜を形成
するフイン９が取付けられている。
配設されており、冷却水循環パイプ８には好気性
菌、嫌気性菌による浄化作用を行う生物膜を形成
するフイン９が取付けられている。
このフイン９の材質は硬質ビニール、ポリエチ
レンのような合成樹脂が好んで用いられ、波板等
の表面積の大きい構造のものが良好である。１０
は通風部をなすルーバーで、換気はモーターフア
ン７を回転させることによつてルーバー１０から
冷却水循環パイプ８のフイン９の間を通つて塔３
の上方の排気孔１１へ排出される。
レンのような合成樹脂が好んで用いられ、波板等
の表面積の大きい構造のものが良好である。１０
は通風部をなすルーバーで、換気はモーターフア
ン７を回転させることによつてルーバー１０から
冷却水循環パイプ８のフイン９の間を通つて塔３
の上方の排気孔１１へ排出される。
塔３の下部は浄化水貯溜槽１２となつており、
その一端に設けられた溢流堤１３を越えた浄化水
は河川に放流するか、または中水として再利用さ
れる。
その一端に設けられた溢流堤１３を越えた浄化水
は河川に放流するか、または中水として再利用さ
れる。
この考案は前記の構成からなるので、空調用冷
却塔としては循環パイプ８のフイン９がその表面
に付着した生物膜のために保水量が多くなりその
表面積も大となり、したがつて冷却効率が大とな
り熱交換効果が良好となる効果があり、浄水装置
としては循環パイプ８中を流れる温水の温度が高
温側で約32℃程度、低温側で25℃程度あるので、
フインに付着した生物膜の生物活動がこの温水に
よる適度の温度上昇により活発となり汚濁物の除
去率が向上し水質浄化効率が良好となるうえ、冷
却塔の冷却水循環パイプのフインと浄化装置の散
水ろ床とを兼用するので設置スペースの節約とな
り、建設費を低廉とすることができる。
却塔としては循環パイプ８のフイン９がその表面
に付着した生物膜のために保水量が多くなりその
表面積も大となり、したがつて冷却効率が大とな
り熱交換効果が良好となる効果があり、浄水装置
としては循環パイプ８中を流れる温水の温度が高
温側で約32℃程度、低温側で25℃程度あるので、
フインに付着した生物膜の生物活動がこの温水に
よる適度の温度上昇により活発となり汚濁物の除
去率が向上し水質浄化効率が良好となるうえ、冷
却塔の冷却水循環パイプのフインと浄化装置の散
水ろ床とを兼用するので設置スペースの節約とな
り、建設費を低廉とすることができる。
第１図は密閉式冷却塔の切断正面図、第２図は
開放式冷却塔の切断正面図、第３図は浄化装置の
切断正面図、第４図はこの考案の冷却塔兼用浄化
装置の切断正面図で、それぞれ部品を略図で示し
たものである。 １……汚水槽、２……送水ポンプ、３……塔、
４……散水パイプ、７……モーターフアン、８…
…冷却水循環パイプ、９……フイン、１０……通
風部、１２……浄化水貯溜槽。
開放式冷却塔の切断正面図、第３図は浄化装置の
切断正面図、第４図はこの考案の冷却塔兼用浄化
装置の切断正面図で、それぞれ部品を略図で示し
たものである。 １……汚水槽、２……送水ポンプ、３……塔、
４……散水パイプ、７……モーターフアン、８…
…冷却水循環パイプ、９……フイン、１０……通
風部、１２……浄化水貯溜槽。
Claims (1)
- 汚水槽１と塔３内上方に配設した散水パイプ４
とを送水ポンプ２を介して連絡し、前記散水パイ
プ４の下方に生物膜を形成する波状板のような広
面積のフイン９を有する冷却水循環パイプ８を配
設し、前記塔３の上方にモーターフアン７を、ま
た前記冷却水循環パイプ８の下方に通風部１０を
それぞれ設け、最下方に浄化水貯溜槽１２を設け
た冷却塔兼用浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983176753U JPS6086499U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 冷却塔兼用浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983176753U JPS6086499U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 冷却塔兼用浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6086499U JPS6086499U (ja) | 1985-06-14 |
| JPS644475Y2 true JPS644475Y2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=30384201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983176753U Granted JPS6086499U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 冷却塔兼用浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6086499U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0220076Y2 (ja) * | 1985-06-26 | 1990-06-01 | ||
| JP4603431B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2010-12-22 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 水質改善用構造体 |
| JP4824448B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-11-30 | シャープ株式会社 | 冷却方法および冷却装置 |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP1983176753U patent/JPS6086499U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6086499U (ja) | 1985-06-14 |
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