JPS643898B2 - - Google Patents

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JPS643898B2
JPS643898B2 JP7304084A JP7304084A JPS643898B2 JP S643898 B2 JPS643898 B2 JP S643898B2 JP 7304084 A JP7304084 A JP 7304084A JP 7304084 A JP7304084 A JP 7304084A JP S643898 B2 JPS643898 B2 JP S643898B2
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JP
Japan
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weight
parts
lead
chlorinated polyethylene
resistance
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Application number
JP7304084A
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Japanese (ja)
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JPS60219244A (en
Inventor
Naotoshi Watanabe
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Publication of JPS60219244A publication Critical patent/JPS60219244A/en
Publication of JPS643898B2 publication Critical patent/JPS643898B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔〕 発明の目的 本発明は耐薬品性のすぐれた塩素化ポリエチレ
ン組成物に関する。さらにくわしくは、(A)分子量
が少なくとも15万である原料ポリエチレンを塩素
化させることによつて得られる塩素化度が30〜45
重量%である塩素化ポリエチレン、(B)カーボンブ
ラツク、合成ケイ酸塩系ホワイトカーボン、硫酸
バリウムおよび酸化チタンからなる群からえらば
れた少なくとも一種の無機充填剤、(C)鉛の酸化
物、水酸化物および硫酸塩からなる群からえらば
れた少なくとも一種の鉛含有無機化合物ならびに
(D)有機過酸化物からなる塩素化ポリエチレン組成
物に関するものであり、耐薬品性(とりわけ、耐
酸性)のすぐれた組成物を提供することを目的と
するものである。 〔〕 発明の背景 以前から、熱可塑性樹脂に滑剤、可塑剤などを
配合することによつて得られる熱可塑性樹脂組成
物やエラストマーに架橋剤、加硫剤、加硫促進
剤、加硫促進助剤、老化防止剤、着色剤、抗酸化
剤などの添加剤を加えて加熱処理することによつ
て加硫または架橋させることによつて得られるゴ
ム弾性体組成物の成形物、すなわちプラスチツク
製品やゴム製品は工業用シール材部品(たとえ
ば、パツキング部品)やその他の工業部品に数多
く使用され、工業分野の発展に多大に貢献してい
ることは周知の通りである。しかし、最近の工業
分野において、耐薬品性(特に、耐酸性)を要す
るパツキング部品は業界の動向にともない、厳し
い法規制がなされてきた。 このような分野に使用される熱可塑性樹脂製品
(プラスチツク製品)は剛性が高いために液漏れ
などの欠点がある。また、ゴム製品は最も重要視
される圧縮永久歪、耐密封性、耐薬品性などの特
性についてはかならずしも満足し得るものではな
い。これらのことから、前記の特性がすぐれてい
る材料が要望されている。これらの特性が良好な
熱可塑性エラストマー〔たとえば、ケイ素含有ゴ
ム状物(シリコンゴム)、エピクロルヒドリン系
ゴム状物、ウレタン系ゴム、弗素含有ゴム状物〕
については、加工性およびコストの点において問
題がある。一方、一般に使用されている熱可塑性
エラストマーは価格の点については問題がない
が、二重結合を有しているために耐熱性および耐
候性が乏しい。そのために、老化防止剤、酸化防
止剤などを添加しているが、老化防止剤、酸化防
止剤がブリードするばかりか、全ての特性につい
ても一長一短あり、満足すべきものとはかならず
しも言えない。さらに、一般に用いられている
個々の熱可塑エラストマーについて、問題点を詳
細に論述する。 スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR)お
よびアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム
(NBR)については、耐油性、耐寒性および耐屈
曲性はすぐれているが、構造上二重結合を有して
いるために耐候性および耐オゾン性が比較的多量
の老化防止剤、酸化防止剤などを添加しても、長
時間の保持性が劣る。また、最も重要な要件であ
る耐薬品性のなかでも、耐薬品性が劣る。さら
に、クロロプレン系ゴム(CR)については、耐
油性、耐寒性および耐屈曲性はすぐれた特性を発
揮する。しかしながら、SBRおよびNBRと同様
に二重結合を有するために老化防止材を比較的多
量添加することによつて短時間の耐候性および耐
オゾン性を改良することができる。しかし、長時
間使用することにともない、これらの特性が低下
する。さらに、SBRおよびNBRと同様に耐薬品
性(とりわけ、耐酸性)が劣る。また、イソプレ
ン−イソブチレン共重合ゴム(IIR)について
も、耐薬品性(特に、耐酸性)が劣る。 〔〕 発明の構成 以上のことから、本発明者らは、比較的に低コ
ストであり、かつこれらの一般に使われている熱
可塑性エラストマーが有する欠点を改良し、かつ
強酸(たとえば、50%以上の硝酸)にも耐え得る
熱可塑性エラストマーの組成物を得ることについ
て種々探索した結果、 (A) 分子量が少なくとも15万である原料ポリエチ
レンを塩素化させることによつて得られる塩素
化度が30〜45重量%である非晶性の塩素化ポリ
エチレン、 (B) カーボンブラツク、合成ケイ酸塩系ホワイト
カーボン、硫酸バリウムおよび酸化チタンから
なる群からえらばれた少なくとも一種の無機充
填剤、 (C) 鉛の酸化物、水酸化物および硫酸塩からなる
群からえらばれた少なくとも一種の鉛含有無機
化合物 ならびに (D) 有機過酸化物 からなる組成物であり、100重量部の該塩素化ポ
リエチレンに対する組成割合は、無機充填剤が20
〜100重量部であり、鉛含有無機化合物が25〜30
重量部であるが、無機充填剤および鉛含有無機化
合物の合計量は多くとも180重量部であり、有機
過酸化物が0.01〜20.0重量部である塩素化ポリエ
チレン組成物が、 比較的に低コストであり、耐薬品性にすぐれた組
成物であることを見出し、本発明に到達した。 〔〕 発明の効果 本発明によつて得られる塩素化ポリエチレン組
成物は低コストによつて製造することができるば
かりでなく、下記のごとき効果(特徴)を発揮す
る。 (1) 耐候性がすぐれている。 (2) 耐摩耗性が良好である。 (3) 柔軟性がすぐれている。 (4) 耐油性(アロマテイツクオイル、アリフアテ
イクオイル)が良好である。 (5) 耐屈曲性および耐寒性がすぐれている。 (6) 寸法精度がよい。 (7) 成形加工性が良好であるばかりでなく、成形
時の収縮率が小さい。 (8) 圧縮永久歪が小さい。 (9) 本発明の最も特徴のある耐薬品性(とりわ
け、性酸性)がすぐれている。たとえば、濃度
が50%以上の硝酸にも耐え得ることができる。 本発明によつて得られる塩素化ポリエチレン組
成物は、耐薬品性が良好であるのみならず、以上
のごときすぐれた効果を発揮するために多方面に
わたつて利用することができる。代表的な用途を
下記に示す。 (1) 強酸(たとえば、硝酸、硫酸、塩酸、酢酸)
などを入れるポリエチレン製罐、石油罐などの
パツキング材 (2) 化学業界などのプリント配管に使用されるパ
ツキング材、シール材 (3) 次亜塩素酸ソーダなどのハロゲンを有する溶
液を輸送する罐などのパツキング材、シール
材。 〔〕 発明の具体的説明 (A) 塩素化ポリエチレン 本発明において使われる塩素化ポリエチレン
はポリエチレンの粉末または粒子を水性懸濁液
中で塩素化するか、あるいは有機溶媒中に溶解
したポリエチレンを塩素化することによつて得
られるものである(水性懸濁液中で塩素化する
ことによつて得られるものが望ましい)。一般
には、その塩素含有量が30〜45重量%の非結晶
性の塩素化ポリエチレンであり、特に塩素含量
が32〜45重量%の非結晶性の塩素化ポリエチレ
ンが好ましい。 前記ポリエチレンはエチレンを単独重合また
はエチレンと多くとも20重量%のα−オレフイ
ン(一般には、炭素数が多くとも12個)とを共
重合することによつて得られるものである。そ
の密度は一般には、0.910〜0.970g/c.c.であ
る。また、その分子量は少なくとも15万であ
り、とりわけ18万〜70万が好適である。 (B) 無機充填剤 また、本発明において用いられる無機充填剤
は、カーボンブラツク、合成ケイ酸塩系ホワイ
トカーボン、硫酸バリウムおよび酸化チタンで
ある。 カーボンブラツクとしては、一般にはその比
表面積が低温窒素吸着法およびBET法で測定
して20〜1800m2/gおよび細孔容積が細孔半径
30〜7500Åの範囲において水銀圧入法で測定し
て1.5〜4.0c.c./gであり、特に比表面積が600
〜1200m2/gのものが有利である。 該カーボンブラツクとしては、チヤンネルブ
ラツク、サーマルブラツク、アセチレンブラツ
クおよびフアーネスブラツク法によつて製造さ
れるカーボンブラツクがあげられる。これらの
カーボンブラツクについては、カーボンブラツ
ク協会編“カーボンブラツク便覧”(図書出版
社、昭和47年発行)、ラバーダイジエスト社編
“便覧、ゴム・プラスチツク配合薬品“(ラバー
ダイジエスト社、昭和49年発行)、前記“合成
ゴムハンドブツク”などによつてそれらの製造
方法および物性などがよく知られているもので
ある。 また、合成ケイ酸塩系ホワイトカーボンとし
ては、一般には平均粒径が18ミリミクロンない
し0.5ミクロンのものが好ましい。さらに、そ
の比表面積が30〜100m2/gのものが望ましく、
とりわけ30〜80cm2/gのものが好適である。ま
た、密度は通常2.0〜2.5g/cm3である。該合成
ケイ酸系ホワイトカーボンのうち、ケイ酸のカ
ルシウム塩(結晶水を有するものも含めて)が
好んで使用される。 さらに、硫酸バリウムとしては、一般には天
然産の重晶石を粉砕させて得られるバライト粉
と沈降性とがあり、平均粒径が0.2〜5ミクロ
ンのものが好ましく、特に0.5〜3ミクロンの
ものが好適である。また、密度は一般には4.3
〜4.5g/cm3である。 また、酸化チタンとしては、通常ルチル形と
アナターゼ形とがあり、平均粒径が0.2〜0.5ミ
クロンのものが望ましく、とりわけ0.3〜0.45
ミクロンのものが好適である。さらに、密度は
一般には3.9〜4.3g/cm3である。 これらの無機充填剤はラバーダイジエスト社
編“便覧、ゴム・プラスチツク配合薬品”(ラ
バーダイジエスト社、昭和49年発行)、第213な
いし第256頁および第378頁などに詳細に物理的
特性、商品名などが記載されている。 (C) 鉛含有無機化合物 さらに、本発明において使用される鉛含有無
機化合物は鉛の酸化物、水酸化物および硫酸塩
ならびにこれらの複塩からえらばれる。鉛の酸
化物としては、平均粒径が0.3〜3.0ミクロンの
ものが好ましく、特に0.5〜2.0ミクロンのもの
が好適である。また、密度は一般には8.3〜9.5
g/cm3である。この鉛の酸化物の代表例として
は、一酸化鉛(PbO)および四三酸化鉛
(Pb3O4)があげられる。また、鉛の水酸化物
としては、平均粒径が0.5〜5.0ミクロンのもの
が望ましく、とりわけ0.9〜2.5ミクロンのもの
が好適である。その代表例としては、鉛白
〔2PbCO3・Pb(OH)2〕などがあげられる。さ
らに、鉛の硫酸塩としては、平均粒径が0.5〜
5.0ミクロンのものが好ましく、特に0.5〜2.5ミ
クロンのものが好適である。その代表例として
は、三塩基性硫酸鉛(3PbO・PbSO4・H2O)
および塩基性亜硫酸鉛(nPbO・PbSO3)があ
げられる。 これらの鉛含有無機化合物については、前記
“便覧、ゴム・プラスチツク配合薬品”第266頁
ないし第270頁および化学工業社編“プラスチ
ツクおよびゴム用添加剤実用便覧”(化学工業
社、昭和42年発行)第146頁ないし第279頁に物
理的特性などが記載されている。 (D) 有機過酸化物 また、本発明において使われる有機過酸化物
は特別の限定はないが、とりわけ分解温度(半
減期が1分間である温度)が120℃以上のもの
が望ましく、特に140℃以上のものが好適であ
る。好適な有機過酸化物の代表例としては、
1,1−ビス−第三級−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンのごと
きケトンパーオキシド、2,5−ジメチルヘキ
サン−2;5−ジハイドロパーオキシドのごと
きハイドロパーオキシド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−第三級−ブチルパーオキシヘキサ
ンのごときパーオキシエステル、ベンゾイルパ
ーオキシドのごときジアシルパーオキシドおよ
びジクミルパーオキシドのごときジアルキルパ
ーオキシドがあげられる。 (E) 組成割合 100重量部の前記塩素化ポリエチレンに対す
る無機充填剤の組成割合は20〜100重量部であ
り、30〜100重量部が好ましく、特に35〜100重
量部が好適である。100重量部の塩素化ポリエ
チレンに対して無機充填剤の組成割合が20重量
部未満では、耐摩耗性および耐油性のすぐれた
組成物が得られない。一方、100重量部を越え
て配合すると、成形性が悪く、たとえ成形物が
得られたとしても、柔軟性がよくないために好
ましくない。また、100重量部の塩素化ポリエ
チレンに対する鉛含有無機化合物の組成割合は
25〜30重量部である。100重量部の塩素化ポリ
エチレンに対する鉛含有無機化合物の組成割合
が、25重量部未満では、耐薬品性が良好な組成
物が得られない。一方、30重量部を越えると、
得られる組成物の耐薬品性はすぐれているが、
成形性が悪く、均一な組成を有する成形物を得
ることが困難であり、かりに成形物が得られた
としても、柔軟性の良好なものが得られない。 (F) 混合方法、成形方法など 以上の物質を均一に配合させることによつて
本発明の組成物を得ることができるけれども、
さらにゴム業界及び樹脂業界において一般に使
われている充填剤、可塑剤、酸素、オゾン、熱
および光(紫外線)に対する定定剤、滑剤なら
びに着色剤のごとき添加剤を組成物の使用目的
に応じて添加してもよい。 本発明の組成物を製造するさい、その配合
(混合)方法は、当該技術分野において一般に
用いられているオープンロール、ドライブレン
ダー、バンバリーミキサー及びニーダーのごと
き混合機を使用して混合すればよい。これらの
混合方法のうち、一層均一な組成物を得るため
にはこれらの混合方法を二種以上適用してもよ
い(たとえば、あらかじめドライブレンダーで
混合した後、その混合物をオープンロールを用
いて混合する方法)。 本発明の組成物は一般のゴム業界において通
常使用されている押出成形機、射出成形機、圧
縮成形機およびカレンダー成形機のごとき成形
機を用いてダストシールを成形してもよい。ま
た、塩素化ポリエチレンまたは上記のような組
成物を添加してゴム技術分野において一般に加
硫(架橋)しながら成形物を製造する方法、す
なわち加硫と成形とを同時に進行させる方法を
適用して所望の形状物に成形し使用されている
押出成形機、射出成形機、圧縮成形機およびカ
レンダー成形機のごとき成形機を用いて所望の
形状物に成形してもよい。また、塩素化ポリエ
チレンまたは上記のような組成物を添加してゴ
ム技術分野において一般に加硫(架橋)しなが
ら成形物を製造する方法、すなわち加硫と成形
とを同時に進行させる方法を適用して所望の形
状物に成形させてもよい。 〔〕 実施例および比較例 以下、実施例によつて本発明をさらにくわしく
説明する。 なお、実施例および比較例において、耐薬品性
試験は、温度が25℃に設定されたテストチユーブ
老化試験機を用いて液として70%の硝酸を使用
し、その中にJISNo.3ダンベルに成形された試片
を浸漬し、それぞれ7日間および14日間放置した
後、シヨーバー試験機を使つて引張強度(以下
「TB」と言う)、伸び率(以下「EB」と言う)お
よび硬度(以下「HS」と言う)を測定し、TB
よびEBの変化率ならびにHS変化を求めた。また、
上記と同じ条件で体積変化率および重量変化率測
定用の試料を浸漬させ、7日間および14日間それ
ぞれ放置した後、体積変化率((以下「ΔV」と
言う)および重量変化率(以下「ΔW」と言う)
を測定した。なお、ΔVおよびΔWはアルキメデ
ス法で測定を行なつた。さらに、寸法変化試験は
前記と同一の条件で各試片を浸漬し、それぞれ7
日間および14日間放置した後、低圧ノギス(加圧
荷重80g)を用いて寸法変化率を測定した。 なお、実施例および比較例において使用した塩
素化ポリエチレン、無機充填剤、鉛含有無機化合
物、有機過酸化物、架橋助剤および可塑剤のそれ
ぞれの種類および物性などを下記に示す。 〔(A) 塩素化ポリエチレン〕 塩素化ポリエチレンとして、密度が0.941
g/cm3のエチレン系重合体(平均分子量約25
万)を水性懸濁液で塩素化させることによつて
得られた塩素化ポリエチレン(塩素含有量40.2
重量%、非晶性、以下「CPE」と言う)を使
つた。 〔(B) 無機充填剤〕 また、無機充填剤として、フアーネスブラツ
ク(旭カーボン社製、商品名旭#50、平均粒径
96ミリミクロン、比表面積28m2/g、以下
「CB−1」と言う)、サーマルブラツク(旭カ
ーボン社製、商品名旭サーマルFT、平均粒径
90ミリミクロン、比表面積19m2/g、以下
「CB−2」と言う)、硫酸バリウム(密度4.5
g/cm3、平均粒径3.0ミクロン、以下「BaSO4
と言う)、酸化チタン(密度4.0g/cm3、平均粒
径0.3ミクロン、以下「TiO2」と言う)および
ホワイトカーボン(密度2.0g/cm3、平均粒径
0.5ミクロン)を用いた。比較のために、含水
ケイ酸アルミニウム(クレー、密度2.6g/cm3
平均粒径0.3μm、表面積約20m2/g、PH4.5〜
5.5、以下「クレー」と云う)を使つた。 〔(C) 鉛含有無機化合物〕 さらに、鉛含有無機化合物として、酸化鉛
(品川化工社製、密度9.4g/cm3、平均粒径0.5
ミクロン、以下「PbO」と言う)、三塩基性硫
酸塩(耕正社製、商品名TL4000、密度約7.0
g/cm3、平均粒径2.0ミクロン、以下「トリベ
ース」と言う)および鉛白(新興化学社製、商
品名鉛白、密度6.8g/cm3、平均粒径2.5ミクロ
ン)を使用した。 〔(D) 有機過酸化物〕 また、有機過酸化物として、ジクミルパーオ
キサイド(以下「DCP」と言う)を使つた。 〔(E) 架橋助剤〕 架橋助剤として、トリアリルイソシアネート
(以下「TAIC」と言う)を用いた。 〔(F) 可塑剤〕 さらに、可塑剤として、塩素化パラフイン
(味の素社製、商品名塩パラK−45、塩素含有
量45重量%、密度1.17g/cm3、粘度(25℃)2
ポワズ、以下「塩パラ」と言う)を使用した。 実施例1〜10、比較例1〜7 100重量部の塩素化ポリエチレン、15重量部の
塩パラ(可塑剤)、3重量部の石油系ワツクス
(大内新興化学工業社製、商品名サンノツク、凝
固点65℃、滑剤として)、5重量部のDCP(有機
過酸化物)および3重量部のTAIC(架橋剤)な
らびに第1表にそれぞれの種類および配合量が示
される無機充填剤および鉛含有無機化合物をあら
かじめ表面温度が50℃に設定されたオープンロー
ルを使つて20分間混練させながらシートを成形し
た(なお、比較例6および7は鉛含有無機化合物
を配合せず)。 このようにして得られた各混合物を温度が180
℃および圧力が200Kg/cm2の条件で15分間熱プレ
スし、シートを作成した。得られたそれぞれのシ
ートについて、耐薬品性試験、体積変化率および
重量変化率試験ならびに寸法変化試験を行なつ
た。それらの結果を第2表に示す。なお、この表
において、TBおよびEBは変化率(単位は%)な
らびにHSは変化(単位はポイント)として示す。
[] Object of the Invention The present invention relates to a chlorinated polyethylene composition with excellent chemical resistance. More specifically, (A) the degree of chlorination obtained by chlorinating raw material polyethylene having a molecular weight of at least 150,000 is 30 to 45.
% by weight of chlorinated polyethylene, (B) at least one inorganic filler selected from the group consisting of carbon black, synthetic silicate white carbon, barium sulfate and titanium oxide, (C) lead oxide, water at least one lead-containing inorganic compound selected from the group consisting of oxides and sulfates;
(D) This relates to a chlorinated polyethylene composition comprising an organic peroxide, and the purpose is to provide a composition with excellent chemical resistance (particularly acid resistance). [] Background of the Invention For some time now, crosslinking agents, vulcanizing agents, vulcanization accelerators, and vulcanization accelerators have been used in thermoplastic resin compositions and elastomers obtained by blending lubricants, plasticizers, etc. with thermoplastic resins. Molded rubber elastomer compositions obtained by vulcanization or crosslinking by adding additives such as anti-oxidants, anti-aging agents, coloring agents, antioxidants, etc., i.e. plastic products and It is well known that rubber products are widely used in industrial sealing parts (for example, packing parts) and other industrial parts, and greatly contribute to the development of the industrial field. However, in recent industrial fields, packing parts that require chemical resistance (particularly acid resistance) have been subject to strict regulations in accordance with industry trends. Thermoplastic resin products (plastic products) used in such fields have high rigidity and therefore have drawbacks such as leakage. Furthermore, rubber products cannot always be satisfied with the most important properties such as compression set, sealing resistance, and chemical resistance. For these reasons, there is a demand for materials that have excellent properties as described above. Thermoplastic elastomers with good properties such as silicon-containing rubber (silicon rubber), epichlorohydrin-based rubber, urethane-based rubber, fluorine-containing rubber]
However, there are problems in terms of processability and cost. On the other hand, generally used thermoplastic elastomers have no problem in terms of price, but they have double bonds and therefore have poor heat resistance and weather resistance. For this purpose, anti-aging agents, antioxidants, etc. are added, but not only do the anti-aging agents and antioxidants bleed, but all of the properties have advantages and disadvantages, and cannot necessarily be said to be satisfactory. Furthermore, problems with individual thermoplastic elastomers that are commonly used will be discussed in detail. Styrene-butadiene copolymer rubber (SBR) and acrylonitrile-butadiene copolymer rubber (NBR) have excellent oil resistance, cold resistance, and bending resistance, but because they have double bonds in their structure, they are weather resistant. Even if a relatively large amount of anti-aging agents, antioxidants, etc., which have good properties and ozone resistance are added, the long-term retention is poor. Furthermore, among the most important requirements, chemical resistance, it is inferior. Furthermore, chloroprene rubber (CR) exhibits excellent oil resistance, cold resistance, and bending resistance. However, since SBR and NBR have double bonds, short-term weather resistance and ozone resistance can be improved by adding relatively large amounts of anti-aging agents. However, with long-term use, these characteristics deteriorate. Furthermore, like SBR and NBR, it has poor chemical resistance (especially acid resistance). Further, isoprene-isobutylene copolymer rubber (IIR) also has poor chemical resistance (especially acid resistance). [] Structure of the Invention Based on the above, the present inventors have developed a thermoplastic elastomer that is relatively low cost, improves the drawbacks of these commonly used thermoplastic elastomers, and has a strong acid (for example, 50% or more As a result of various searches to obtain a thermoplastic elastomer composition that can withstand nitric acid), we found that (A) the degree of chlorination obtained by chlorinating raw material polyethylene having a molecular weight of at least 150,000 is 30 to 30; 45% by weight of amorphous chlorinated polyethylene; (B) at least one inorganic filler selected from the group consisting of carbon black, synthetic white silicate carbon, barium sulfate and titanium oxide; (C) lead. (D) at least one lead-containing inorganic compound selected from the group consisting of oxides, hydroxides, and sulfates; and (D) an organic peroxide, the composition ratio being based on 100 parts by weight of the chlorinated polyethylene The inorganic filler is 20
~100 parts by weight and 25-30 parts by weight of lead-containing inorganic compounds
parts by weight, but the total amount of inorganic filler and lead-containing inorganic compound is at most 180 parts by weight, and the chlorinated polyethylene composition in which the organic peroxide is 0.01 to 20.0 parts by weight is relatively low cost. The present invention has been achieved based on the discovery that the composition has excellent chemical resistance. [] Effects of the Invention The chlorinated polyethylene composition obtained by the present invention not only can be produced at low cost, but also exhibits the following effects (characteristics). (1) Excellent weather resistance. (2) Good wear resistance. (3) Excellent flexibility. (4) Good oil resistance (aromatic oil, aromatic oil). (5) Excellent flexibility and cold resistance. (6) Good dimensional accuracy. (7) Not only does it have good molding processability, but it also has a low shrinkage rate during molding. (8) Low compression set. (9) Excellent chemical resistance (especially acidic), which is the most characteristic feature of the present invention. For example, it can withstand nitric acid concentrations of 50% or more. The chlorinated polyethylene composition obtained by the present invention not only has good chemical resistance, but also can be used in a wide variety of fields because it exhibits the excellent effects mentioned above. Typical uses are shown below. (1) Strong acids (e.g. nitric acid, sulfuric acid, hydrochloric acid, acetic acid)
(2) Packing materials and sealing materials used for printed piping in the chemical industry, etc. (3) Cans, etc. for transporting solutions containing halogens such as sodium hypochlorite. Packing material, sealing material. [] Detailed description of the invention (A) Chlorinated polyethylene The chlorinated polyethylene used in the present invention can be obtained by chlorinating polyethylene powder or particles in an aqueous suspension, or by chlorinating polyethylene dissolved in an organic solvent. (preferably by chlorination in an aqueous suspension). Generally, amorphous chlorinated polyethylene with a chlorine content of 30 to 45% by weight is used, and amorphous chlorinated polyethylene with a chlorine content of 32 to 45% by weight is particularly preferred. Said polyethylene is obtained by homopolymerizing ethylene or copolymerizing ethylene with at most 20% by weight of α-olefin (generally having at most 12 carbon atoms). Its density is generally between 0.910 and 0.970 g/cc. Moreover, its molecular weight is at least 150,000, and 180,000 to 700,000 is especially suitable. (B) Inorganic filler The inorganic filler used in the present invention is carbon black, synthetic silicate white carbon, barium sulfate, and titanium oxide. Carbon black generally has a specific surface area of 20 to 1800 m 2 /g measured by low-temperature nitrogen adsorption method and BET method, and a pore volume of 20 to 1800 m 2 /g and a pore volume of
It is 1.5 to 4.0 cc/g measured by mercury intrusion method in the range of 30 to 7500 Å, and in particular, the specific surface area is 600 Å.
~1200 m 2 /g are advantageous. Examples of the carbon black include channel black, thermal black, acetylene black, and carbon black produced by the furnace black method. Regarding these carbon blacks, please refer to "Carbon Black Handbook" (edited by Carbon Black Association, published by Tosho Publishing Co., Ltd. in 1972) and "Handbook of Rubber/Plastic Compounded Chemicals" (edited by Rubber Digest Co., Ltd., published in 1971), edited by Rubber Digest Co., Ltd. Their manufacturing methods and physical properties are well known, as described in the above-mentioned "Synthetic Rubber Handbook" published by J.D. Furthermore, as the synthetic silicate white carbon, those having an average particle size of 18 millimicrons to 0.5 microns are generally preferred. Furthermore, it is desirable that the specific surface area is 30 to 100 m 2 /g,
Particularly suitable is one having an area of 30 to 80 cm 2 /g. Further, the density is usually 2.0 to 2.5 g/cm 3 . Among the synthetic silicic acid white carbons, calcium salts of silicic acid (including those containing water of crystallization) are preferably used. Furthermore, barium sulfate generally includes barite powder obtained by crushing naturally produced barite and sedimentary barium sulfate, and those with an average particle size of 0.2 to 5 microns are preferred, and those with an average particle size of 0.5 to 3 microns are particularly preferred. is suitable. Also, the density is generally 4.3
~4.5g/ cm3 . Furthermore, titanium oxide usually has rutile and anatase forms, and those with an average particle size of 0.2 to 0.5 microns are desirable, especially 0.3 to 0.45 microns.
Micron ones are preferred. Furthermore, the density is generally between 3.9 and 4.3 g/ cm3 . The physical properties of these inorganic fillers are described in detail in Rubber Digest Co., Ltd., "Handbook, Rubber/Plastic Compounding Chemicals" (Rubber Digest Co., Ltd., published in 1972), pages 213 to 256 and 378. The product name etc. are listed. (C) Lead-containing inorganic compound Furthermore, the lead-containing inorganic compound used in the present invention is selected from lead oxides, hydroxides, sulfates, and double salts thereof. The lead oxide preferably has an average particle size of 0.3 to 3.0 microns, particularly preferably 0.5 to 2.0 microns. Also, the density is generally 8.3 to 9.5
g/ cm3 . Representative examples of this lead oxide include lead monoxide (PbO) and trilead tetraoxide (Pb 3 O 4 ). The lead hydroxide preferably has an average particle size of 0.5 to 5.0 microns, particularly preferably 0.9 to 2.5 microns. A typical example is lead white [2PbCO 3 Pb(OH) 2 ]. Furthermore, as a lead sulfate, the average particle size is 0.5~
A thickness of 5.0 microns is preferred, and a diameter of 0.5 to 2.5 microns is particularly preferred. A typical example is tribasic lead sulfate (3PbO・PbSO 4・H 2 O)
and basic lead sulfite (nPbO・PbSO 3 ). Regarding these lead-containing inorganic compounds, please refer to pages 266 to 270 of the above-mentioned "Handbook, Compounded Rubber and Plastic Chemicals" and "Practical Handbook of Additives for Plastics and Rubber" edited by Kagaku Kogyosha (Kagaku Kogyosha, published in 1968). ) Physical properties etc. are described on pages 146 to 279. (D) Organic peroxide The organic peroxide used in the present invention is not particularly limited, but it is particularly desirable to have a decomposition temperature (temperature at which the half-life is 1 minute) of 120°C or higher, particularly 140°C. ℃ or higher is preferable. Representative examples of suitable organic peroxides include:
1,1-bis-tertiary-butylperoxy-
Ketone peroxides such as 3,3,5-trimethylcyclohexane, hydroperoxides such as 2,5-dimethylhexane-2;5-dihydroperoxide, 2,5-dimethyl-
Mention may be made of peroxy esters such as 2,5-di-tertiary-butylperoxyhexane, diacyl peroxides such as benzoyl peroxide, and dialkyl peroxides such as dicumyl peroxide. (E) Composition ratio The composition ratio of the inorganic filler to 100 parts by weight of the chlorinated polyethylene is 20 to 100 parts by weight, preferably 30 to 100 parts by weight, and particularly preferably 35 to 100 parts by weight. If the composition ratio of the inorganic filler to 100 parts by weight of chlorinated polyethylene is less than 20 parts by weight, a composition with excellent wear resistance and oil resistance cannot be obtained. On the other hand, if the amount exceeds 100 parts by weight, the moldability will be poor and even if a molded product is obtained, the flexibility will be poor, which is not preferable. In addition, the composition ratio of lead-containing inorganic compounds to 100 parts by weight of chlorinated polyethylene is
It is 25-30 parts by weight. If the composition ratio of the lead-containing inorganic compound to 100 parts by weight of chlorinated polyethylene is less than 25 parts by weight, a composition with good chemical resistance cannot be obtained. On the other hand, if it exceeds 30 parts by weight,
Although the resulting composition has excellent chemical resistance,
The moldability is poor and it is difficult to obtain a molded product with a uniform composition, and even if a molded product is obtained, it will not have good flexibility. (F) Mixing method, molding method, etc. Although the composition of the present invention can be obtained by uniformly blending the above substances,
Additionally, additives commonly used in the rubber and resin industries, such as fillers, plasticizers, oxygen, ozone, heat and light (ultraviolet) fixatives, lubricants, and colorants, may be added depending on the intended use of the composition. May be added. When producing the composition of the present invention, the blending (mixing) method may be to use a mixer commonly used in the art, such as an open roll, dry blender, Banbury mixer, or kneader. Among these mixing methods, in order to obtain a more uniform composition, two or more of these mixing methods may be applied (for example, after mixing in advance with a dry blender, the mixture may be mixed using an open roll). how to). The composition of the present invention may be molded into a dust seal using molding machines commonly used in the rubber industry, such as extrusion molding machines, injection molding machines, compression molding machines, and calender molding machines. In addition, a method of manufacturing a molded product while vulcanizing (crosslinking) it by adding chlorinated polyethylene or the above-mentioned composition and vulcanizing (crosslinking) it in the rubber technology field, that is, a method of simultaneously proceeding vulcanization and molding, is applied. It may be molded into a desired shape using a molding machine such as an extrusion molding machine, an injection molding machine, a compression molding machine, or a calendar molding machine that is used for molding into a desired shape. In addition, a method of manufacturing a molded product while vulcanizing (crosslinking) it by adding chlorinated polyethylene or the above-mentioned composition and vulcanizing (crosslinking) it in the rubber technology field, that is, a method of simultaneously proceeding vulcanization and molding, is applied. It may be formed into a desired shape. [] Examples and Comparative Examples The present invention will be explained in more detail below using Examples. In addition, in the Examples and Comparative Examples, the chemical resistance test was conducted using a test tube aging tester set at a temperature of 25°C, using 70% nitric acid as a liquid, and forming a JIS No. 3 dumbbell in it. The specimens were immersed and left for 7 and 14 days, respectively, and then measured using a Schover tester to measure the tensile strength (hereinafter referred to as "T B "), elongation rate (hereinafter referred to as "E B "), and hardness ( (hereinafter referred to as " HS "), and the rate of change in T B and E B and the change in H S were determined. Also,
Samples for volume change rate and weight change rate measurements were immersed under the same conditions as above, left for 7 days and 14 days, respectively. ”)
was measured. Note that ΔV and ΔW were measured using the Archimedes method. Furthermore, for the dimensional change test, each specimen was immersed under the same conditions as above, and each
After being left for 14 days, the dimensional change rate was measured using a low pressure caliper (pressure load: 80 g). The types and physical properties of each of the chlorinated polyethylene, inorganic filler, lead-containing inorganic compound, organic peroxide, crosslinking aid, and plasticizer used in Examples and Comparative Examples are shown below. [(A) Chlorinated polyethylene] As chlorinated polyethylene, the density is 0.941
g/ cm3 of ethylene polymer (average molecular weight approx. 25
Chlorinated polyethylene (chlorine content 40.2
Weight %, amorphous (hereinafter referred to as "CPE") was used. [(B) Inorganic filler] In addition, as an inorganic filler, Furnace Black (manufactured by Asahi Carbon Co., Ltd., trade name Asahi #50, average particle size
96 millimicrons, specific surface area 28 m 2 /g, hereinafter referred to as "CB-1"), thermal black (manufactured by Asahi Carbon Co., Ltd., product name Asahi Thermal FT, average particle size
90 millimicrons, specific surface area 19 m 2 /g, hereinafter referred to as "CB-2"), barium sulfate (density 4.5
g/cm 3 , average particle size 3.0 microns, hereinafter referred to as "BaSO 4 "
), titanium oxide (density 4.0g/cm 3 , average particle size 0.3 microns, hereinafter referred to as "TiO 2 "), and white carbon (density 2.0g/cm 3 , average particle size
0.5 micron) was used. For comparison, hydrated aluminum silicate (clay, density 2.6 g/cm 3 ,
Average particle size 0.3 μm, surface area approximately 20 m 2 /g, pH 4.5 ~
5.5, hereinafter referred to as "Klee"). [(C) Lead-containing inorganic compound] Furthermore, as a lead-containing inorganic compound, lead oxide (manufactured by Shinagawa Kako Co., Ltd., density 9.4 g/cm 3 , average particle size 0.5
micron (hereinafter referred to as "PbO"), tribasic sulfate (manufactured by Koseisha, trade name TL4000, density approximately 7.0
g/cm 3 , average particle size 2.0 microns, hereinafter referred to as "tribase") and lead white (manufactured by Shinko Kagaku Co., Ltd., trade name lead white, density 6.8 g/cm 3 , average particle size 2.5 microns) were used. [(D) Organic peroxide] Dicumyl peroxide (hereinafter referred to as "DCP") was also used as an organic peroxide. [(E) Crosslinking aid] Triallylisocyanate (hereinafter referred to as "TAIC") was used as a crosslinking aid. [(F) Plasticizer] Furthermore, as a plasticizer, chlorinated paraffin (manufactured by Ajinomoto Co., trade name Shiopara K-45, chlorine content 45% by weight, density 1.17g/cm 3 , viscosity (25°C) 2
Poise (hereinafter referred to as "Salt Para") was used. Examples 1 to 10, Comparative Examples 1 to 7 100 parts by weight of chlorinated polyethylene, 15 parts by weight of salt para (plasticizer), 3 parts by weight of petroleum-based wax (manufactured by Ouchi Shinko Kagaku Kogyo Co., Ltd., trade name: Sannotsu, freezing point 65°C, as a lubricant), 5 parts by weight of DCP (organic peroxide) and 3 parts by weight of TAIC (crosslinking agent), as well as inorganic fillers and lead-containing inorganics whose types and amounts are shown in Table 1. A sheet was formed while kneading the compound for 20 minutes using an open roll whose surface temperature was preset at 50°C (in Comparative Examples 6 and 7, no lead-containing inorganic compound was blended). Each mixture thus obtained is heated to a temperature of 180°C.
A sheet was prepared by hot pressing for 15 minutes at a temperature of 200 kg/cm 2 at a pressure of 200 kg/cm 2 . Chemical resistance tests, volume change rate and weight change rate tests, and dimensional change tests were conducted on each of the obtained sheets. The results are shown in Table 2. In this table, T B and E B are shown as change rates (unit: %), and H S is shown as change (unit: points).

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 なお、比較例7および8では、シートを製造す
る時において、脱塩化水素を起し、シートを製造
することができなかつた。 比較例 8〜11 無機充填剤および鉛含有無機化合物の種類なら
びに配合量を第3表に示すようにかえたほかは、
実施例1と同様にオープンロールを用いてシート
を成形した。このようにして得られた各混合物を
実施例1と同様に熱プレスし、シートを作成し
た。得られたそれぞれのシートについて、耐薬品
性試験、体積変化率および重量変化率試験ならび
に寸法変化試験を行なつた。それらの結果を第4
表に示す。
[Table] Note that in Comparative Examples 7 and 8, dehydrochlorination occurred during sheet manufacturing, and the sheet could not be manufactured. Comparative Examples 8 to 11 The types and amounts of the inorganic filler and lead-containing inorganic compound were changed as shown in Table 3.
A sheet was molded using an open roll in the same manner as in Example 1. Each mixture thus obtained was hot pressed in the same manner as in Example 1 to create a sheet. Chemical resistance tests, volume change rate and weight change rate tests, and dimensional change tests were conducted on each of the obtained sheets. those results in the fourth
Shown in the table.

【表】【table】

【表】 以上の実施例および比較例の結果から、本発明
によつて得られる塩素化ポリエチレン組成物は、
耐薬品性(特に、耐酸性)および寸法安定性がす
ぐれており、耐酸性の必要なシール材およびパツ
キング材などの前記の用途に有望であることは明
白である。
[Table] From the results of the above examples and comparative examples, the chlorinated polyethylene composition obtained by the present invention is
It is clear that it has excellent chemical resistance (especially acid resistance) and dimensional stability, and is promising for the above-mentioned applications such as sealing materials and packing materials that require acid resistance.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (A) 分子量が少なくとも15万である原料であ
るポリエチレンを塩素化させることによつて得
られる塩素化度が30〜45重量%である非晶性の
塩素化ポリエチレン、 (B) カーボンブラツク、合成ケイ酸塩系ホワイト
カーボン、硫酸バリウムおよび酸化チタンから
なる群からえらばれた少なくとも一種の無機充
填剤、 (C) 鉛の酸化物、水酸化物、および硫酸塩からな
る群からえらばれた少なくとも一種の鉛含有無
機化合物 ならびに (D) 有機過酸化物 からなる組成物であり、100重量部の塩素化ポリ
エチレンに対する組成割合は、無機充填剤が20〜
100重量部であり、鉛含有無機化合物が25〜30重
量部であるが、無機充填剤および鉛含有無機化合
物の合計量は多くとも180重量部であり、有機過
酸化物が0.01〜20.0重量部である塩素化ポリエチ
レン。
[Scope of Claims] 1 (A) Amorphous chlorinated polyethylene having a degree of chlorination of 30 to 45% by weight, obtained by chlorinating raw material polyethylene having a molecular weight of at least 150,000; (B) at least one inorganic filler selected from the group consisting of carbon black, synthetic white silicate carbon, barium sulfate, and titanium oxide; (C) consisting of lead oxides, hydroxides, and sulfates; It is a composition consisting of at least one lead-containing inorganic compound selected from the group consisting of at least one lead-containing inorganic compound and (D) an organic peroxide, and the composition ratio of the inorganic filler to 100 parts by weight of chlorinated polyethylene is 20 to 20 parts by weight.
100 parts by weight, and 25 to 30 parts by weight of lead-containing inorganic compounds, while the total amount of inorganic fillers and lead-containing inorganic compounds is at most 180 parts by weight, and organic peroxides 0.01 to 20.0 parts by weight. Chlorinated polyethylene.
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