JPS643433B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643433B2 JPS643433B2 JP20152681A JP20152681A JPS643433B2 JP S643433 B2 JPS643433 B2 JP S643433B2 JP 20152681 A JP20152681 A JP 20152681A JP 20152681 A JP20152681 A JP 20152681A JP S643433 B2 JPS643433 B2 JP S643433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network
- electromagnetic shield
- speaker
- speaker system
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 3
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/12—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers
- H04R3/14—Cross-over networks
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の属する技術分野
本発明は、マルチウエイ・スピーカシステムに
関する。
関する。
発明の背景的技術とその問題点
一般にスピーカシステムには、1ウエイ・フル
レンジ・スピーカシステムとマルチウエイ・スピ
ーカシステムとがある。1ウエイ・フルレンジ・
スピーカシステムは、広帯域のスピーカユニツト
を1個キヤビネツトに収めたものであり、マルチ
ウエイ・スピーカシステムは、それぞれの専用帯
域を受け持つ複数個のスピーカユニツトに入力音
信号を帯域分割して与える形式をとるものであ
る。
レンジ・スピーカシステムとマルチウエイ・スピ
ーカシステムとがある。1ウエイ・フルレンジ・
スピーカシステムは、広帯域のスピーカユニツト
を1個キヤビネツトに収めたものであり、マルチ
ウエイ・スピーカシステムは、それぞれの専用帯
域を受け持つ複数個のスピーカユニツトに入力音
信号を帯域分割して与える形式をとるものであ
る。
通常、マルチウエイ・スピーカシステムは、供
給される入力音信号を帯域分割し、複数個のスピ
ーカユニツトに供給する機能をもつネツトワーク
を有している。このネツトワークは、主にフイル
タを構成するコイル、コンデンサ、抵抗等の素子
より成り立つている。
給される入力音信号を帯域分割し、複数個のスピ
ーカユニツトに供給する機能をもつネツトワーク
を有している。このネツトワークは、主にフイル
タを構成するコイル、コンデンサ、抵抗等の素子
より成り立つている。
従来より、ネツトワークは、複数のスピーカユ
ニツトと同じく、キヤビネツト内部に配設されて
いる。したがつて、個々のスピーカユニツトの磁
気回路が発生する漏れ磁束の影響を受け易いもの
であつた。この漏れ磁束は、スピーカシステムの
音質を劣化させる大きな要因となつていた。
ニツトと同じく、キヤビネツト内部に配設されて
いる。したがつて、個々のスピーカユニツトの磁
気回路が発生する漏れ磁束の影響を受け易いもの
であつた。この漏れ磁束は、スピーカシステムの
音質を劣化させる大きな要因となつていた。
また、スピーカシステムを駆動させたときに
は、キヤビネツト内に定在波が生じる。この定在
波も、ネツトワークに影響を与え、音質を劣化さ
せる要因のひとつとなつていた。この定在波の影
響を除くためには、キヤビネツト内に吸音材を配
設することが一般に行われているが、十分な効果
が必ずしも得られないものであつた。
は、キヤビネツト内に定在波が生じる。この定在
波も、ネツトワークに影響を与え、音質を劣化さ
せる要因のひとつとなつていた。この定在波の影
響を除くためには、キヤビネツト内に吸音材を配
設することが一般に行われているが、十分な効果
が必ずしも得られないものであつた。
さらに、ネツトワークを構成する素子相互間の
干渉も、ネツトワークの機能を損わすものであ
り、特にコイル間の相互電磁誘導干渉は無視でき
ない。そのため、ネツトワークを構成する場合に
は、素子の配置に格別の配慮が必要とされてい
た。
干渉も、ネツトワークの機能を損わすものであ
り、特にコイル間の相互電磁誘導干渉は無視でき
ない。そのため、ネツトワークを構成する場合に
は、素子の配置に格別の配慮が必要とされてい
た。
発明の目的
本発明は、上記の問題点に鑑み成されたもので
あり、漏れ磁束、定在波等がネツトワークに与え
る影響を防ぎ、音質良好なマルチウエイ・スピー
カシステムを提供することを目的とする。
あり、漏れ磁束、定在波等がネツトワークに与え
る影響を防ぎ、音質良好なマルチウエイ・スピー
カシステムを提供することを目的とする。
発明の概要
本発明は、半球状、円錐状もしくは角錐状に成
形された電磁遮蔽体により、ネツトワークが覆わ
れたマルチウエイ・スピーカシステムを提供す
る。
形された電磁遮蔽体により、ネツトワークが覆わ
れたマルチウエイ・スピーカシステムを提供す
る。
発明の実施例
以下、本発明の一実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。第1図は、本発明の一実施例である
マルチウエイ・スピーカシステム10の断面図で
ある。
に説明する。第1図は、本発明の一実施例である
マルチウエイ・スピーカシステム10の断面図で
ある。
キヤビネツト1内には、低音、中音、高音のそ
れぞれの専用帯域を受け持つスピーカである、ウ
ーハ2、スコーカ3、ツイータ4が配設されてい
る。同一のキヤビネツト1内には、電磁遮蔽体8
により覆われたネツトワーク6が備えられてい
る。ネツトワーク6は、入力端子5より供給され
る入力音信号を、帯域分割し、上記のスピーカ
2,3,4にそれぞれ供給する機能を有してお
り、コイル6a、コンデンサ6b等より構成され
ている。電磁遮蔽体8は、電磁遮蔽効果を有する
材料より作られている。また、その形状は、キヤ
ビネツト1内において、複数のスピーカ2,3,
4と対向する面を持たないような形状が選ばれ
る。第1図においては、金属板を円錐状に成形し
た電磁遮蔽体8を例として示した。電磁遮蔽体8
の形状は、円錐状の他、例えば角錐状、半球状と
してもよい。
れぞれの専用帯域を受け持つスピーカである、ウ
ーハ2、スコーカ3、ツイータ4が配設されてい
る。同一のキヤビネツト1内には、電磁遮蔽体8
により覆われたネツトワーク6が備えられてい
る。ネツトワーク6は、入力端子5より供給され
る入力音信号を、帯域分割し、上記のスピーカ
2,3,4にそれぞれ供給する機能を有してお
り、コイル6a、コンデンサ6b等より構成され
ている。電磁遮蔽体8は、電磁遮蔽効果を有する
材料より作られている。また、その形状は、キヤ
ビネツト1内において、複数のスピーカ2,3,
4と対向する面を持たないような形状が選ばれ
る。第1図においては、金属板を円錐状に成形し
た電磁遮蔽体8を例として示した。電磁遮蔽体8
の形状は、円錐状の他、例えば角錐状、半球状と
してもよい。
なお、電磁遮蔽体8により覆われたネツトワー
ク6とスピーカ2,3,4との間には、吸音材7
が配設されている。
ク6とスピーカ2,3,4との間には、吸音材7
が配設されている。
発明の効果
上述した、本発明のマルチウエイ・スピーカシ
ステム10では、電磁遮蔽効果を有する電磁遮蔽
体8によりネツトワーク6が覆われている。その
ため、スピーカ2,3,4の磁気回路(コイル部
分)より発生される漏れ磁束は電磁遮蔽体8によ
り遮断され、ネツトワークに悪影警を及ぼすこと
がない。また、電磁遮蔽体8は、スピーカ2,
3,4の駆動による定在波の発生を軽減し、かつ
ネツトワーク6を定在波より保護する働きをも
つ。すなわち、電磁遮蔽体8の形状を実施例の如
く、例えば円錐状に選ぶことにより、キヤビネツ
ト1内においてスピーカ2,3,4と対向する面
を電磁遮蔽体8に持たせず、定在波の発生を極力
防ぎ、かつ電磁遮蔽体8は、ネツトワーク6を覆
つているため、発生した定在波がネツトワーク6
に与える影響を軽減するのである。
ステム10では、電磁遮蔽効果を有する電磁遮蔽
体8によりネツトワーク6が覆われている。その
ため、スピーカ2,3,4の磁気回路(コイル部
分)より発生される漏れ磁束は電磁遮蔽体8によ
り遮断され、ネツトワークに悪影警を及ぼすこと
がない。また、電磁遮蔽体8は、スピーカ2,
3,4の駆動による定在波の発生を軽減し、かつ
ネツトワーク6を定在波より保護する働きをも
つ。すなわち、電磁遮蔽体8の形状を実施例の如
く、例えば円錐状に選ぶことにより、キヤビネツ
ト1内においてスピーカ2,3,4と対向する面
を電磁遮蔽体8に持たせず、定在波の発生を極力
防ぎ、かつ電磁遮蔽体8は、ネツトワーク6を覆
つているため、発生した定在波がネツトワーク6
に与える影響を軽減するのである。
上述した効果は、ネツトワーク6全体をひとつ
の電磁遮蔽体8で覆つたときに得られる効果であ
る。ネツトワーク6は、通常、帯域分割を行う複
数のフイルタにより主に構成されている。個々の
フイルタは、コイル6a、インダクタンス等の素
子により構成されている。このフイルタを構成す
る部分々々を電磁遮蔽体8により覆い、全体とし
てネツトワーク6が電磁遮蔽体8により覆われて
いる構成も本発明として当然に考えられる。この
ような構成とすれば、前述の効果に加え、ネツト
ワーク6を構成する素子間の相互干渉も防ぐとい
う効果も新たに生じる。すなわち、素子間の相互
干渉として一番重大なものに、個々のフイルタを
構成するコイル6a間の相互電磁誘導が挙げられ
る。したがつて、個々のフイルタ部分を電磁遮蔽
体8で覆えば、コイル6a間の電磁誘電は生じる
ことがなく、ネツトワーク6の機能が損われるこ
とがないのである。また、このような構成によれ
ば、ネツトワーク6を構成する上で、素子の配置
に苦慮することもなくなるのである。
の電磁遮蔽体8で覆つたときに得られる効果であ
る。ネツトワーク6は、通常、帯域分割を行う複
数のフイルタにより主に構成されている。個々の
フイルタは、コイル6a、インダクタンス等の素
子により構成されている。このフイルタを構成す
る部分々々を電磁遮蔽体8により覆い、全体とし
てネツトワーク6が電磁遮蔽体8により覆われて
いる構成も本発明として当然に考えられる。この
ような構成とすれば、前述の効果に加え、ネツト
ワーク6を構成する素子間の相互干渉も防ぐとい
う効果も新たに生じる。すなわち、素子間の相互
干渉として一番重大なものに、個々のフイルタを
構成するコイル6a間の相互電磁誘導が挙げられ
る。したがつて、個々のフイルタ部分を電磁遮蔽
体8で覆えば、コイル6a間の電磁誘電は生じる
ことがなく、ネツトワーク6の機能が損われるこ
とがないのである。また、このような構成によれ
ば、ネツトワーク6を構成する上で、素子の配置
に苦慮することもなくなるのである。
以上、述べてきたように、本発明によればネツ
トワークを漏れ磁束、定在波より保護することに
より、ネツトワークの機能を損わせることなく、
以つて音質の良好なマルチウエイ・スピーカシス
テムを提供することができる。
トワークを漏れ磁束、定在波より保護することに
より、ネツトワークの機能を損わせることなく、
以つて音質の良好なマルチウエイ・スピーカシス
テムを提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例であるマルチウエ
イ・スピーカシステムの断面図である。 2,3,4……スピーカ、6……ネツトワー
ク、8……電磁遮蔽体。
イ・スピーカシステムの断面図である。 2,3,4……スピーカ、6……ネツトワー
ク、8……電磁遮蔽体。
Claims (1)
- 1 専用の再生周波数帯域を受けもつ複数スピー
カユニツトを有するマルチウエイ・スピーカシス
テムにおいて、入力音信号を帯域分割し、対応の
前記スピーカユニツトに分配するネツトワーク
と、このネツトワークを覆う円錐状、角錐状ある
いは半球状のうちいずれかの形状で形成してなる
電磁遮蔽体とからなることを特徴とするマルチウ
エイ・スピーカシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20152681A JPS58103289A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | マルチウエイ・スピ−カシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20152681A JPS58103289A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | マルチウエイ・スピ−カシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103289A JPS58103289A (ja) | 1983-06-20 |
JPS643433B2 true JPS643433B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=16442500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20152681A Granted JPS58103289A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | マルチウエイ・スピ−カシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103289A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271997U (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-08 | ||
JPS6285077U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 | ||
JP2005260901A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Shoji Osawa | 音響機器の内部から発生する電磁波による音質劣化を低減した音響機器、及び、その方法。 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4875628U (ja) * | 1971-12-22 | 1973-09-19 | ||
JPS5162817U (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-18 |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP20152681A patent/JPS58103289A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103289A (ja) | 1983-06-20 |
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