JPS641867Y2 - - Google Patents

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JPS641867Y2
JPS641867Y2 JP12841584U JP12841584U JPS641867Y2 JP S641867 Y2 JPS641867 Y2 JP S641867Y2 JP 12841584 U JP12841584 U JP 12841584U JP 12841584 U JP12841584 U JP 12841584U JP S641867 Y2 JPS641867 Y2 JP S641867Y2
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JP
Japan
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pressure
trailer
hydraulic
dump truck
tractor
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JP12841584U
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JPS6142343U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フルトレーラ又はセミトレーラ等の
トレーラ式ダンプトラツクのトレーラダンプを昇
降する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、フルトレーラ式ダンプトラツク又はセミ
トレーラ式ダンプトラツクは、全てトラクタ側に
油圧源と操作レバーとを装備し、トラクタ側で操
作することによつてトレーラ側へ配管した油圧回
路を介してトレーラ側ダンプの昇降を行つてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、上記従来の構造においては、どのトラ
クタにもPTO軸から動力を取出し、ギヤポンプ
を取付け、油圧源と発生した油圧の切換装置とを
装備しなければならないという制約があり、設備
費が高くなつていた。また、ダンプ昇降時の安全
性にも、操作上問題があつた。
本考案は、トラクタの種類如何に拘わらず、ト
ラクタの空圧源を利用でき、かつ構造が簡単なの
で安価に製作できるダンプトラツクのダンプ昇降
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案では、トレ
ーラに搭載したダンプの昇降装置を、トラツクの
コンプレツサもしくは他のエア供給源から供給さ
れる圧搾エアを貯えるアキユムレータと、同圧搾
エアの低圧のエア圧を高圧の油圧に変換する倍力
装置と、同高圧の油圧によつて作動する荷台昇降
用油圧シリンダとから構成しており、かつ装置全
体をトレーラに一体的に取付けている。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図に示す実施例に基いて具
体的に説明する。
第1図は本考案に係る昇降装置を具備したフル
トレーラ式ダンプ車の全体側面図である。
同図において、Aは上部にダンプ50又は昇降
しない型式の荷台(図示しない)をを搭載するト
ラクタであり、Bは前部を同トラクタAの後部に
連結し、上部にダンプ51を搭載するトレーラで
ある。
トラクタAは前部にエアコンプレツサ1を装備
しており、同コンプレツサ1からはトレーラBに
エア管2を配管している。
3,4はエアバルブであり、トラクタAとトレ
ーラBとの配管を切り離し可能としている。
また、トレーラBは、上記エアコンプレツサ1
から供給されるエアを貯えるアキユムレータ5、
低圧のエア圧を高圧の油圧に変換する倍力装置
6、及び同倍力装置6によつて作動するダンプ昇
降用油圧シリンダ7、同シリンダ7と倍力装置6
とを連結したオイルタンク8等を一体的に装備し
ている。
なお、トラクタAのダンプ50の昇降は、図示
しない周知の油圧回路によつてダンプ昇降用油圧
シリンダ9を作動させて行うようになつている。
第2図に上記構成を有する昇降装置の油圧回路
を示す。
図示するごとく、トラクタAに搭載したエアコ
ンプレツサ1は、エア管2に順次取付けたアキユ
ムレータ5、エアフイルタ11、開閉弁12、減
圧弁13及び方向切換弁14を介して倍力装置6
の低圧側シリンダ15と連絡している。
一方、倍力装置6の高圧側シリンダ16は油圧
配管17,18を介してトレーラA上のダンプ昇
降用シリンダ7と連絡している。
上記構成において、アキユムレータ5は、トラ
クタAの自走中にコンプレツサ1を作動すること
によつて内部に圧搾エアを貯えることができる。
また、方向切換弁14はエア配管20,21に
よつて倍力装置6の低圧側シリンダ15の前部及
び後部室22,23と連絡しており、開閉弁12
を開状態にしている間は、後述するトレーサ弁2
4,25と協働して低圧側シリンダ15を駆動さ
せることができる。
次に倍力装置6について説明すると、27は低
圧側シリンダ15内を往復動するピストンであ
り、同ピストンはその前部にピストンロツド28
を取付けている。
また、図示する如く、低圧側シリンダ15はそ
の前部及び後部端壁にトレーサ弁24,25を取
付けており、これらトレーサ弁24,25は作動
杆29,30を前部及び後部室22,23に突出
している。
一方、トレーサ弁24,25はそれぞれパイロ
ツト回路31,32を介して方向切換弁14の両
端に連絡している。
かかる構成によつて、ピストン27が、低圧側
シリンダ15内を移動して、いずれかのトレーサ
弁24,25の作動杆29,30に当接すると、
パイロツト圧が方向切換弁14の対応端に伝達さ
れ、同弁の回路を切換え、低圧側シリンダ15内
にはエアが逆方向に流れ、これを繰り返すことに
より、ピストン27及びピストンロツド28は自
動的に往復動することになる。
また、34はピストンロツド28の先端に取付
けたピストンであり、同ピストン34は高圧側シ
リンダ16内をピストン27に連動して往復動す
ることができる。
なお、35及び36は高圧側シリンダ16のピ
ストン34の前後に形成される前部室及び後部室
である。
図示する如く、高圧側シリンダ16はその内径
を低圧側シリンダ15の内径より著しく小さくし
ており、これによつて、低圧側シリンダ15内を
ピストン27が往復動すると、高圧側シリンダ1
6内には両シリンダ15,16の内断面積の逆比
の高圧力が発生することになり、同圧力は高圧側
シリンダ16内の作動油に伝達されることにな
る。
また、オイルタンク8が配管41を介して高圧
側シリンダ16と連絡する配管17と連絡すると
ともに、配管42及び43を介してダンプ昇降用
油圧シリンダ7の前部室44と連絡している。
また、配管はその一側に、油圧シリンダ7方向
への作動油の流れは可能とするが、オイルタンク
8方向への流れを阻止する一対の逆止弁45,4
6を取付けており、これら両逆止弁はそれぞれ、
高圧側シリンダ16の前部室の前部及びピストン
34の前部と連絡している。
また、配管17は図示するごとく、その基端側
を高圧側シリンダ16の後部室36に連絡してお
り、またその一端をダンプ昇降用油圧シリンダ7
の後部室47に連絡し、さらに、その中途を連絡
配管48によつて配管43と連絡している。な
お、同連絡配管48には開閉弁49が取付けられ
ている。
かかる構成によつて、高圧側シリンダ16内を
ピストン34をオイルタンク側に向かつて進出す
ると、逆止弁45はオイルタンク8への作動油の
流れを遮断しているので、前部室35内の圧が上
がり、逆止弁46を開口し、作動油は配管17,
18を介して油圧シリンダ7の後部室47に流入
し、これによつてダンプ昇降用油圧シリンダ7の
ピストンロツドを進出し、ダンプ51を上昇また
は傾斜させることになる。
一方、ピストン34が低圧側シリンダ15に向
けて後退する場合は、逆止弁45が開いてオイル
タンク8より作動油を前部室35に配管41を介
して吸引するとともに、逆止弁46を遮断して後
部室36内の作動油を配管17,18を介して、
ピストン34を進出する場合と同様に、油圧シリ
ンダ7の後部室47に作動油を給送し、さらに油
圧シリンダ7のピストンロツドを進出し、ダンプ
51を傾斜させることができる。
また、ダンプ51内の被搬送物を排出後は、開
閉弁12を閉じるとともに、開閉弁49を開ける
ことによつて、作動油は後部室47から配管1
8,48,42を介してオイルタンク8内に戻
り、油圧シリンダ7のピストンロツドが後退し、
ダンプ51も下降する。
なお、上記実施例において、圧搾エアはトレー
ラAのコンプレツサから倍力装置6に送給した
が、これに限られるものではなく、地上における
その他のエア供給源から得ることもできる。
〔考案の効果〕
本考案では次のような効果を奏する。
(i) 従来のように油圧源等を装備したトラクタの
みでなく、各種のトラクタとの組合わせが可能
となり、例えば、荷台固定式のトラクタのよう
に油圧源を有しないトラクタと組み合せること
ができる。
(ii) トレーラ側においてダンプの昇降操作が可能
となり安全である。
(iii) トラクタ以外の供給源からもエアを供給して
トレーラのダンプ昇降が可能で、その間、トラ
クタは他の作業に従事できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る昇降装置を装着したフル
トレーラ式ダンプ車の全体側面図、第2図は上記
昇降装置の油圧回路の説明図である。 1:エアコンプレツサ、2:エア管、3,4:
エアバルブ、5:アキユムレータ、6:倍力装
置、7:ダンプ昇降用油圧シリンダ、8:オイル
タンク、9:ダンプ昇降用油圧シリンダ、11:
エアフイルタ、12:開閉弁、13:減圧弁、1
4:方向切換弁、15:低圧側シリンダ、16:
高圧側シリンダ、17,18:配管、20,2
1:エア配管、22:前部室、23:後部室、2
4,25:トレーサ弁、27:ピストン、28:
ピストンロツド、29,30:作動杆、34:ピ
ストン、35:前部室、36:後部室、41,4
2,43:配管、44:前部室、45,46:逆
止弁、47:後部室、48:連絡配管、49:開
閉弁、50:ダンプ、51:ダンプ、A:トラク
タ、B:トレーラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタAの後部に連結したトレーラBのダン
    プ51を昇降させる装置であつて、トラクタAの
    コンプレツサ1もしくは他のエア供給源から供給
    される圧搾エアを貯えるアキユムレータ5と、同
    圧搾エアの低圧のエア圧を高圧の油圧に変換する
    倍力装置6と、同高圧の油圧によつて作動する荷
    台昇降用油圧シリンダ7とから構成され、かつ装
    置全体がトレーラBに一体的に取付けられること
    を特徴とするダンプトラツクのダンプ昇降装置。
JP12841584U 1984-08-23 1984-08-23 ダンプトラツクのダンプ昇降装置 Granted JPS6142343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12841584U JPS6142343U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 ダンプトラツクのダンプ昇降装置

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JP12841584U JPS6142343U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 ダンプトラツクのダンプ昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6142343U JPS6142343U (ja) 1986-03-18
JPS641867Y2 true JPS641867Y2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=30687043

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JP12841584U Granted JPS6142343U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 ダンプトラツクのダンプ昇降装置

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JPS6142343U (ja) 1986-03-18

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