JPS641465Y2 - - Google Patents

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JPS641465Y2
JPS641465Y2 JP19105782U JP19105782U JPS641465Y2 JP S641465 Y2 JPS641465 Y2 JP S641465Y2 JP 19105782 U JP19105782 U JP 19105782U JP 19105782 U JP19105782 U JP 19105782U JP S641465 Y2 JPS641465 Y2 JP S641465Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
gun body
port
llc
reserve tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP19105782U
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English (en)
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JPS5994119U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のラジエターおよびそのリザー
ブタンクへ冷却液を注入するための注入ガンに関
するものである。
自動車などのエンジンを冷却するために冷却剤
(Long Life Coolant、以下LLCと略記する)が
使用されているが、従来このLLCの注入はラジ
エターとリザーブタンクへそれぞれ別々に注入ガ
ンと注入ノズルを使用して行つていたため、両者
を結ぶホースの取外しなどが必要であり作業効率
が悪かつた。
本考案は上記の問題点を解決するためのもので
ある。
その目的とするところはLLCをラジエターと
リザーブタンクの両方に一度に供給できる注入ガ
ンを提供することにある。
すなわち本考案の注入ガンは、シリンダ状のガ
ン本体内にピストンを軸方向に摺動自在に嵌挿
し、該ガン本体側部に該ピストンのピストンロツ
ドに達する冷却剤第1および第2供給口並びに減
圧吸引口を設け、更にガン本体先端側部にリザー
ブタンク注入口を設けて、ガン本体内壁およびピ
ストンロツドの一方または両方に設けた溝などの
流路によつてピストンの前進端において冷却剤第
1供給口とリザーブタンク注入口が導通しかつ減
圧吸引口並びに冷却剤第2供給口がガン本体先端
口に導通し、ピストンの後進端において前記各導
通が解除されるようにしたことを特徴とする。
本考案の注入ガンは通常の材料例えば鋼、真
鍮、ステンレス、アルミニウムなどを必要に応じ
てゴム、プラスチツク類と組み合わせて製作でき
る。また車種などに応じて形状、大きさ等を任意
に選択することができる。
ガン本体およびピストンに設ける流通路として
は、溝、貫通孔またはこれらの組み合わせなどが
あり、その形状、大きさ、配置も適宜選択するこ
とができ、必要ならば数を増減させることも可能
である。
シリンダの動きは手動としてもよいが、圧縮空
気、ばねなどの引火源となる危険の少い通常の動
力源を使用した方が作業効率の点で好ましい。
本案における注入液体はLLCであるが、他の
液体にも適用できることは勿論である。
以下に本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は本考案の冷却液注入ガンの一実施例を
示す斜視図を表わす。
円周部側面に空気導入排出口1を取付けたピス
トンハウジング2にLLC第1供給口3および第
2供給口4、減圧吸引口5、リザーブタンク注入
口6を穿孔し側面部にOリング7および8を取付
けたハウジング9をねじ込んで一体としてガン本
体とした。なおこのガン本体の中心に設けたピス
トンロツド用の孔には気密性を目的としてスリー
ブ10を嵌合した。この際ハウジング9にOリン
グ11を設けた隙間を塞いだ。スリーブ10の上
端にはピストンストツパ12をねじ込み固定し
た。次いでガン本体に嵌挿するピストンの円板部
に当接させるコイルばね13をピストンストツパ
12の周辺部に置き、Oリング14をピストン円
板側面部に、Oリング15をピストンロツド上部
に装着し、ピストンロツド19には溝16,17
および18を設けた。ピストンハウジング2に空
気導入排出口20を設けた蓋21をかぶせ、ボル
ト22で固定した。ピストンハウジング2と蓋2
1との隙間はOリング23により完全に塞いだ。
ピストンロツド19のハウジング9外部への突出
部にはパツキング24およびストツパ25をソケ
ツトボルト26により取付けて本考案の冷却液注
入ガンを組立てた。
第2図は上記注入ガンの平面図である。ピスト
ンハウジング2には相対向してLLC第2供給口
4および減圧吸引口5を穿設し、また更に上記の
穿孔部と直角方向にLLC第1供給口3およびそ
の下の段部にリザーブタンク注入口6を設けた。
以下に本考案の冷却注入ガンの作動を図により
説明する。
第3図は第2図のA方向より見た本考案の注入
ガンの断面図である。
空気導入排出口20より空気が導入されていな
い状態または空気導入排出口1より空気が導入さ
れている状態では、ピストンロツド19はコイル
ばね13により押し上げられているため、ピスト
ンロツド19の表面に設けた溝16および17は
ピストン下部のラジエターへの出口を塞がれてい
る。第4図は上記の状態を第2図のB方向より見
た断面図であるが、LLC第1供給口3とリザー
ブタンク注入口6は溝18によつてつながらず、
リザーブタンク注入口6は塞がれている。
第5図は空気導入排出口20より圧縮空気を導
入して、ピストン4を押し下げた状態を、第2図
のA方向より見た断面図である。このときLLC
第2供給口4は溝16により、同様に減圧吸引口
5も溝17によりラジエターと通じるため、ラジ
エター内を減圧した後LLCを注入することがで
きる。第6図は上記の状態の時、第2図のB方向
より見た断面図であるが、LLC供給口3とリザ
ーブタンク注入口6も溝18によつて通ずるた
め、リザーブタンク内にもLLCを注入すること
ができる。なお注入ガン本体のLLC第1および
第2供給口並びに減圧吸引口に接続する各ホース
には別個に電磁弁などを取付けておき、例えば減
圧吸引口とLLC第2供給口とが同時にガン本体
の先端口に導通しても、第2供給口に取付けた電
磁弁が数秒間などの一定時間遅れて開くようにす
れば、ラジエター内が負圧となつた後、LLCが
ラジエター内に注入される。同様に一定時間後に
減圧吸引口に接続するホースに設けられた電磁弁
が作動し減圧吸引を解除するようにすれば、減圧
用ホース内にLLCが吸入されるのを防ぐことが
できる。
また、上記実施例ではスリーブ10を嵌合させ
ているが、ピストンロツドと注入ガン本体の材
質、加工方法、加工精度等によつては、このスリ
ーズは用いなくてもよいことは勿論である。
上述のように、本考案の冷却液注入ガンは
LLC注入作業においてラジエターに装着するだ
けでラジエターおよびリザーブタンクへ一度に
LLCを注入できるため、別々に注入する場合に
比べて作業時間を大幅に低減することが可能とな
り、作業効率の向上に大きな効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の注入ガンの一実施例を示す斜
視図、第2図は上記実施例の平面図、第3図およ
び第4図は各々ピストンが最上端に位置するとき
の切断面が90度異なる断面図、第5図および第6
図は各々ピストンが最下端に位置するときの同じ
く切断面が90度異なる断面図を表わす。 図中、1……空気導入排出口、2……ピストン
ハウジング、3……LLC第1供給口、4……
LLC第2供給口、5……減圧吸引口、6……リ
ザーブタンク注入口、7……Oリング、8……O
リング、9……ハウジング、10……スリーブ、
11……Oリング、12……ピストンストツパ、
13……コイルばね、14……Oリング、15…
…Oリング、16……溝、17……溝、18……
溝、19……ピストンロツド、20……空気導入
排出口、21……蓋、22……ボルト、23……
Oリング、24……パツキング、25……ストツ
パ、26……ソケツトボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ状のガン本体内にピストンを軸方向に
    摺動自在に嵌挿し、該ガン本体側部に該ピストン
    のピストンロツドに達する冷却剤第1および第2
    供給口並びに減圧吸引口を設け、更にガン本体先
    端側部にリザーブタンク注入口を設けて、ガン本
    体内壁およびピストンロツドの一方または両方に
    設けた溝などの流路によつてピストンの前進端に
    おいて冷却剤第1供給口とリザーブタンク注入口
    が導通しかつ減圧吸引口並びに冷却剤第2供給口
    がガン本体先端口に導通し、ピストンの後進端に
    おいて前記各導通が解除されるようにしたことを
    特徴とする冷却液注入ガン。
JP19105782U 1982-12-17 1982-12-17 冷却液注入ガン Granted JPS5994119U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19105782U JPS5994119U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 冷却液注入ガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19105782U JPS5994119U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 冷却液注入ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5994119U JPS5994119U (ja) 1984-06-26
JPS641465Y2 true JPS641465Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30411519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19105782U Granted JPS5994119U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 冷却液注入ガン

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JP (1) JPS5994119U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5994119U (ja) 1984-06-26

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