JPS6412325B2 - - Google Patents
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- JPS6412325B2 JPS6412325B2 JP56191047A JP19104781A JPS6412325B2 JP S6412325 B2 JPS6412325 B2 JP S6412325B2 JP 56191047 A JP56191047 A JP 56191047A JP 19104781 A JP19104781 A JP 19104781A JP S6412325 B2 JPS6412325 B2 JP S6412325B2
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- simulated
- elastic body
- rolled material
- rolled
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/12—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll camber
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B5/00—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
- G01B5/20—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures
- G01B5/207—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures using a plurality of fixed, simultaneously operating transducers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧延機のロール形状をミルハウジング
に組込んだままで測定し得るロール形状測定装置
を提案するものである。
に組込んだままで測定し得るロール形状測定装置
を提案するものである。
圧延機におけるロールの摩耗は不可避であるの
でロールは周期的に取替えられ、使用済のロール
は再使用のための研削に供される。ところがこの
ロール取替には多大の労力を要し、また取替えて
はみたものの、旧ロールが未だ使用可能な状態に
あつたり、逆に取替が遅れて、圧延不良を惹起す
る等の問題があつた。このためにミルハウジング
にロールを組込んだまま、所謂インラインでロー
ル形状を測定する方法が種々開発されている。こ
の方法は非接触法と接触法とに大別されるが、本
発明に係る接触法については、Al,Pb等よりな
る軟弱な形状測定用圧延材を通板して圧延しこれ
に転写されたロールの断面プロフイールによりロ
ール形状を求める方法が知られている。ところが
この方法では形状測定用圧延材を再使用できず経
済的な難点がある。またこの圧延材に転写された
断面プロフイールを測寸する必要があるという煩
しさがあり、長時間を必要とし、また実時間処理
は不可能である。更にこの圧延材の剛性、通板後
測寸するまでの温度変化、通板後の搬送経路での
変形等に影響されて高精度の測定は望めない。
でロールは周期的に取替えられ、使用済のロール
は再使用のための研削に供される。ところがこの
ロール取替には多大の労力を要し、また取替えて
はみたものの、旧ロールが未だ使用可能な状態に
あつたり、逆に取替が遅れて、圧延不良を惹起す
る等の問題があつた。このためにミルハウジング
にロールを組込んだまま、所謂インラインでロー
ル形状を測定する方法が種々開発されている。こ
の方法は非接触法と接触法とに大別されるが、本
発明に係る接触法については、Al,Pb等よりな
る軟弱な形状測定用圧延材を通板して圧延しこれ
に転写されたロールの断面プロフイールによりロ
ール形状を求める方法が知られている。ところが
この方法では形状測定用圧延材を再使用できず経
済的な難点がある。またこの圧延材に転写された
断面プロフイールを測寸する必要があるという煩
しさがあり、長時間を必要とし、また実時間処理
は不可能である。更にこの圧延材の剛性、通板後
測寸するまでの温度変化、通板後の搬送経路での
変形等に影響されて高精度の測定は望めない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、実時間での、或は迅速な高精度での測定が
可能であり、測定手段は反復使用できて経済性に
も優れ、また搬送時の衝撃を緩和できるロール形
状測定装置を提供することを目的とする。
つて、実時間での、或は迅速な高精度での測定が
可能であり、測定手段は反復使用できて経済性に
も優れ、また搬送時の衝撃を緩和できるロール形
状測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係るロール形状測定装置は、基材の
上、下面に凹設した溝内に、その表面が基材表面
より膨出した状態で弾性体を嵌合してあり、該弾
性体内に、弾性体表面の基材に対する相対位置を
測定すべく接触式の距離センサを複数個、一方向
に並べて埋設してある模擬圧延材と、該模擬圧延
材に内設され、距離センサの検知結果を模擬圧延
材外へ無線伝送する手段と、基材の下面に設けて
あり、遠隔制御により基材下面に対して出没自在
とした保護脚とを備え、また無線伝送する手段に
替えて距離センサの検知結果を記憶させる手段を
備えたことを特徴とする。
上、下面に凹設した溝内に、その表面が基材表面
より膨出した状態で弾性体を嵌合してあり、該弾
性体内に、弾性体表面の基材に対する相対位置を
測定すべく接触式の距離センサを複数個、一方向
に並べて埋設してある模擬圧延材と、該模擬圧延
材に内設され、距離センサの検知結果を模擬圧延
材外へ無線伝送する手段と、基材の下面に設けて
あり、遠隔制御により基材下面に対して出没自在
とした保護脚とを備え、また無線伝送する手段に
替えて距離センサの検知結果を記憶させる手段を
備えたことを特徴とする。
以下本発明をその実施例を示す図面に基いて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は本発明方法の実施に使用する模擬圧延
材1の斜視図、第2図はその側断面図である。測
定対象の圧延機のロールと略等幅の模擬圧延材1
は長さ2〜3m(従つて幅寸法の方が長い場合も
ある)、厚さ200〜300mmの矩形状の鋼板(例えば
Al等、他の金属板でもよい)からなる基材11
の表裏の中央部に幅方向に横断する深さ50mm程度
の溝12,12が凹設されており、この内部には
溝12,12と略同形状の弾性体13,13が嵌
着されている。弾性体13,13は基材11の表
面よりも、側面視で円弧状をなすように少し膨出
しており、中央頂部では基材11の表面よりも10
mm程度膨出している。この弾性体13は耐熱性を
有するものを用いる。即ち圧延直後の場合ではロ
ール温度は200℃程度、暫時の後でも数10℃にな
つているので、この程度の範囲の温度のロール間
に反復通板されてもその弾性を殆んど変じること
がないような素材を用いる。一例としてカーボン
配合の硬質合成ゴムが挙げられる。
材1の斜視図、第2図はその側断面図である。測
定対象の圧延機のロールと略等幅の模擬圧延材1
は長さ2〜3m(従つて幅寸法の方が長い場合も
ある)、厚さ200〜300mmの矩形状の鋼板(例えば
Al等、他の金属板でもよい)からなる基材11
の表裏の中央部に幅方向に横断する深さ50mm程度
の溝12,12が凹設されており、この内部には
溝12,12と略同形状の弾性体13,13が嵌
着されている。弾性体13,13は基材11の表
面よりも、側面視で円弧状をなすように少し膨出
しており、中央頂部では基材11の表面よりも10
mm程度膨出している。この弾性体13は耐熱性を
有するものを用いる。即ち圧延直後の場合ではロ
ール温度は200℃程度、暫時の後でも数10℃にな
つているので、この程度の範囲の温度のロール間
に反復通板されてもその弾性を殆んど変じること
がないような素材を用いる。一例としてカーボン
配合の硬質合成ゴムが挙げられる。
これらの弾性体13,13内には複数の距離セ
ンサ14,14…が埋設されている。距離センサ
14は例えばプランジヤ15′の移動量を差動ト
ランス16′の出力にて検出できるようにしたも
のが用いられ、プランジヤ15′の先端を弾性体
13の露出表面の中央頂部と面一にして、また弾
性体13の長手方向(基材11の幅方向)に並べ
て埋設してある。距離センサ14の数が多い程、
ロール軸長方向に密度の高い測定が行えることに
なるが、実用上は基材11の幅方向の中央部と側
端部で200〜300mmピツチ、これらの中間部で50〜
100mmピツチとすれば十分である。ピツチの密な
部分はロールの軸長よりも狭幅の圧延材の通板に
よつて摩耗、変形し易い部分である。
ンサ14,14…が埋設されている。距離センサ
14は例えばプランジヤ15′の移動量を差動ト
ランス16′の出力にて検出できるようにしたも
のが用いられ、プランジヤ15′の先端を弾性体
13の露出表面の中央頂部と面一にして、また弾
性体13の長手方向(基材11の幅方向)に並べ
て埋設してある。距離センサ14の数が多い程、
ロール軸長方向に密度の高い測定が行えることに
なるが、実用上は基材11の幅方向の中央部と側
端部で200〜300mmピツチ、これらの中間部で50〜
100mmピツチとすれば十分である。ピツチの密な
部分はロールの軸長よりも狭幅の圧延材の通板に
よつて摩耗、変形し易い部分である。
基材11の内部には距離センサ14の検知出力
の信号処理及び外部への送信のための電子回路装
置2が設けられている。この電子回路装置2は基
材11の一表面側に形成した凹所15内に収納さ
れており、この凹所15は基材11の他の部分の
表面と面一になるように密閉蓋16にて覆われて
いる。電子回路装置2の詳細は後述する。
の信号処理及び外部への送信のための電子回路装
置2が設けられている。この電子回路装置2は基
材11の一表面側に形成した凹所15内に収納さ
れており、この凹所15は基材11の他の部分の
表面と面一になるように密閉蓋16にて覆われて
いる。電子回路装置2の詳細は後述する。
下面の溝12の近傍、即ち基材11の幅方向両
側端部における溝12を挾む4位置には、第3図
に示すように下面側に開口する適長の空洞17が
形成されており、この空洞17内には実線で示す
没入位置と2点鎖線で示す突出位置との間での回
動を可能に、基材11の長さ方向の軸18に枢支
した保護脚19が設けてある。保護脚19はへの
字形をなし、短辺部を上側にし、且つ屈曲凸部を
内側にした状態で長辺部を枢支してあり、その大
きさ、枢支位置及び空洞17の大きさ、形状は、
実線で示す没入位置では長辺部先端、つまり下端
が基材11の下面より上側に位置し、逆に2点鎖
線で示す突出位置では長辺部先端が基材下面より
も下方に突出し、4つの保護脚19を突出させる
ことにより基材11の下面及び下側弾性体13の
表面を模擬圧延材1の搬送系から浮かせて、下側
の距離センサ14を搬送時の衝撃から保護するよ
うにしている。
側端部における溝12を挾む4位置には、第3図
に示すように下面側に開口する適長の空洞17が
形成されており、この空洞17内には実線で示す
没入位置と2点鎖線で示す突出位置との間での回
動を可能に、基材11の長さ方向の軸18に枢支
した保護脚19が設けてある。保護脚19はへの
字形をなし、短辺部を上側にし、且つ屈曲凸部を
内側にした状態で長辺部を枢支してあり、その大
きさ、枢支位置及び空洞17の大きさ、形状は、
実線で示す没入位置では長辺部先端、つまり下端
が基材11の下面より上側に位置し、逆に2点鎖
線で示す突出位置では長辺部先端が基材下面より
も下方に突出し、4つの保護脚19を突出させる
ことにより基材11の下面及び下側弾性体13の
表面を模擬圧延材1の搬送系から浮かせて、下側
の距離センサ14を搬送時の衝撃から保護するよ
うにしている。
保護脚19の短片部が対向している空洞17の
内奥面には駆動杆20を摺嵌した横孔21が開口
しており、電子回路2同様に基材11に凹所22
を設けて収納したモータ23の出力軸に設けたピ
ニオンと、駆動杆20に設けたラツクとを螺合連
結してあり、モータ23の正逆回転によつて、キ
ー20aにて回転を禁じるように拘束した駆動杆
20を空洞17に対し進出又は退入させ、駆動杆
20の先端に当接させた短辺部を回動させて、保
護脚19を突出させ、また没入させるようにして
ある。
内奥面には駆動杆20を摺嵌した横孔21が開口
しており、電子回路2同様に基材11に凹所22
を設けて収納したモータ23の出力軸に設けたピ
ニオンと、駆動杆20に設けたラツクとを螺合連
結してあり、モータ23の正逆回転によつて、キ
ー20aにて回転を禁じるように拘束した駆動杆
20を空洞17に対し進出又は退入させ、駆動杆
20の先端に当接させた短辺部を回動させて、保
護脚19を突出させ、また没入させるようにして
ある。
第4図は本発明装置の電子回路を略示するブロ
ツク図である。40は電池を含む電源回路であつ
て、4台のモータ23の正逆回転及び停止を制御
するモータ制御回路41を介してモータ23へ給
電し、またスイツチ回路42を介して測定系へ給
電するようにしている。
ツク図である。40は電池を含む電源回路であつ
て、4台のモータ23の正逆回転及び停止を制御
するモータ制御回路41を介してモータ23へ給
電し、またスイツチ回路42を介して測定系へ給
電するようにしている。
距離センサ14,14…は夫々の差動トランス
コントローラ14a,14a…にて給電され、ま
たプランジヤ位置に対応する信号が取出され、該
信号を、距離センサ1個につき1つのピークホー
ルド回路43,43…に入力する構造にしてあ
る。ピークホールド回路43はスイツチ回路42
にて給電を断たれる都度リセツトされ、その後に
差動トランスコントローラ14aから入力される
信号の最大値を保持する。スキヤナ44は複数の
ピークホールド回路43,43…の出力を一定周
期で所定の順序にて読込んでこれを出力する回路
であつて、この出力は発信器45へ入力される。
その他46はモータ制御回路41及びスイツチ回
路42の制御信号を受信する受信器である。
コントローラ14a,14a…にて給電され、ま
たプランジヤ位置に対応する信号が取出され、該
信号を、距離センサ1個につき1つのピークホー
ルド回路43,43…に入力する構造にしてあ
る。ピークホールド回路43はスイツチ回路42
にて給電を断たれる都度リセツトされ、その後に
差動トランスコントローラ14aから入力される
信号の最大値を保持する。スキヤナ44は複数の
ピークホールド回路43,43…の出力を一定周
期で所定の順序にて読込んでこれを出力する回路
であつて、この出力は発信器45へ入力される。
その他46はモータ制御回路41及びスイツチ回
路42の制御信号を受信する受信器である。
以上の回路装置が電子回路装置2として模擬圧
延材1内に収納されている。
延材1内に収納されている。
一方、模擬圧延材1外には演算処理装置46及
び操作装置47が設けられている。操作装置47
は、発信部47aと受信部47bとからなり、発
信部47aからはモータ制御回路41に与えるべ
きモータ制御信号及びスイツチ回路42のオン、
オフを制御するスイツチ信号を発し得るようにし
てあり、これらの信号は電波にて受信器46へ伝
送されるようにしてある。受信部47bは発信器
45が発する電波信号を受信してこの信号を演算
処理装置46に入力させる。前記スイツチ信号を
発するとスイツチ回路42に連なる測定系の回路
は動作を開始するが、演算処理装置46は受信部
47bから所定の読込指令信号を受けたあと、発
信器45の出力を読込む。
び操作装置47が設けられている。操作装置47
は、発信部47aと受信部47bとからなり、発
信部47aからはモータ制御回路41に与えるべ
きモータ制御信号及びスイツチ回路42のオン、
オフを制御するスイツチ信号を発し得るようにし
てあり、これらの信号は電波にて受信器46へ伝
送されるようにしてある。受信部47bは発信器
45が発する電波信号を受信してこの信号を演算
処理装置46に入力させる。前記スイツチ信号を
発するとスイツチ回路42に連なる測定系の回路
は動作を開始するが、演算処理装置46は受信部
47bから所定の読込指令信号を受けたあと、発
信器45の出力を読込む。
演算処理装置46は発信器45から読込んだデ
ータを基に直接的には複数の差動変圧器のプラン
ジヤ夫々の先端位置を、換言すればロールの断面
プロフイールを算出し、これをプリンタ48にて
印字記録させ、またCRT49に表示させる。
ータを基に直接的には複数の差動変圧器のプラン
ジヤ夫々の先端位置を、換言すればロールの断面
プロフイールを算出し、これをプリンタ48にて
印字記録させ、またCRT49に表示させる。
以上のように構成された本発明の測定装置を用
いる場合はまず測定対象の圧延機3の近くまで移
動させるがこの移動の間、下側の距離センサ1
4,14…の保護のために、モータ23,23…
を正転させるべく操作装置47の発信部47aを
操作して保護脚19,19を起立させておく。こ
れにより下側の距離センサ14,14…のプラン
ジヤ15′は搬送系から浮いた状態となつて、模
擬圧延材1の搬送に何らの支障を及ぼさず、その
保護が図れる。
いる場合はまず測定対象の圧延機3の近くまで移
動させるがこの移動の間、下側の距離センサ1
4,14…の保護のために、モータ23,23…
を正転させるべく操作装置47の発信部47aを
操作して保護脚19,19を起立させておく。こ
れにより下側の距離センサ14,14…のプラン
ジヤ15′は搬送系から浮いた状態となつて、模
擬圧延材1の搬送に何らの支障を及ぼさず、その
保護が図れる。
次に発信部47aの操作により保護脚19,1
9…を没入させて基材11の一端部をロール間に
位置させ、上下のロールを基材11に軽くキスさ
せた状態とする。そしてロール間を緩やかな速度
で搬送する。この間、サイドガイドを利用して距
離センサ14,14の並設方向とロール軸長方向
とを可及的に一致せしめる。
9…を没入させて基材11の一端部をロール間に
位置させ、上下のロールを基材11に軽くキスさ
せた状態とする。そしてロール間を緩やかな速度
で搬送する。この間、サイドガイドを利用して距
離センサ14,14の並設方向とロール軸長方向
とを可及的に一致せしめる。
弾性体13部分がロール間を通過すると基材表
面よりも盛り上つている弾性体13及び距離セン
サ14のプランジヤは圧下され、この圧下量は上
下のロールの形状に相応する。
面よりも盛り上つている弾性体13及び距離セン
サ14のプランジヤは圧下され、この圧下量は上
下のロールの形状に相応する。
第6図イは2つの距離センサのコントローラ出
力の1例を示している。模擬圧延材1が少し傾い
てロール間に通されると各距離センサの出力のピ
ークをとるタイミングが少しずれることになる。
力の1例を示している。模擬圧延材1が少し傾い
てロール間に通されると各距離センサの出力のピ
ークをとるタイミングが少しずれることになる。
しかしながらこれらの信号はピークホールド回
路43,43…にてそのピーク値、つまりロール
形状を代表する値が保持されるので模擬圧延材1
の傾き、つまり距離センサ14,14…の並設方
向とロール軸長方向とのずれは測定に殆んど影響
がない。
路43,43…にてそのピーク値、つまりロール
形状を代表する値が保持されるので模擬圧延材1
の傾き、つまり距離センサ14,14…の並設方
向とロール軸長方向とのずれは測定に殆んど影響
がない。
このようにしてロール間を通したあと、操作装
置47の受信部47bの所定操作により読込指令
信号を与えて演算処理装置46に、スキヤナ44
の出力を取込ませる。この時点ではスキヤナ44
は各距離センサ14の出力ピーク値、つまり弾性
体13が最圧下状態にある場合のロール面を代表
するデータを出力している。演算処理装置46は
この読込データに所定値を乗じる等の処理をし
て、距離センサごとにロール半径を表わす数値等
に変換し、これをプリンタ48、CRT49へ出
力し、記録、表示せしめる。
置47の受信部47bの所定操作により読込指令
信号を与えて演算処理装置46に、スキヤナ44
の出力を取込ませる。この時点ではスキヤナ44
は各距離センサ14の出力ピーク値、つまり弾性
体13が最圧下状態にある場合のロール面を代表
するデータを出力している。演算処理装置46は
この読込データに所定値を乗じる等の処理をし
て、距離センサごとにロール半径を表わす数値等
に変換し、これをプリンタ48、CRT49へ出
力し、記録、表示せしめる。
なお上述の実施例では操作装置47と模擬圧延
材1側の電子回路2とを無線にて信号送受するよ
うに構成したがケーブルによる有線伝送を行わせ
てもよい。
材1側の電子回路2とを無線にて信号送受するよ
うに構成したがケーブルによる有線伝送を行わせ
てもよい。
第7図は本発明装置の他の実施例を示してい
る。この実施例は測定データを外部へ送出せず内
部で記憶させる構成にしている。
る。この実施例は測定データを外部へ送出せず内
部で記憶させる構成にしている。
基材11の上面においてその長さ方向の両端部
にはロールとの接触にて作動するスイツチ61,
62が設けられており、基材11をロール間に送
り込む際に前のスイツチ61が作動して保護脚1
9を没入させ、距離センサ14がロールを通過し
たあと、後のスイツチ62が作動して保護脚19
を起立させるべくモータ23を駆動するようにモ
ータ制御回路41が構成されている。40は電源
回路である。前同様のピークホールド回路43,
43…の出力はマルチプレクサ50に入力されメ
モリコントローラ53の制御により各ピークホー
ルド回路43,43…の出力が順次選択されて、
A/D変換回路51へ取込まれ、ここでデイジタ
ルデータに変換された上でメモリ52へ距離セン
サ14又はピークホールド回路43を特定するデ
ータと共に記録される。このようにして記録され
たデータは密閉蓋16を開けて凹所15からメモ
リ52を取出し、これを演算処理装置46に接続
して記憶データを読出させる。なおメモリ52の
代用としてカセツトテープ等他の記録媒体を用い
てもよいことは勿論である。
にはロールとの接触にて作動するスイツチ61,
62が設けられており、基材11をロール間に送
り込む際に前のスイツチ61が作動して保護脚1
9を没入させ、距離センサ14がロールを通過し
たあと、後のスイツチ62が作動して保護脚19
を起立させるべくモータ23を駆動するようにモ
ータ制御回路41が構成されている。40は電源
回路である。前同様のピークホールド回路43,
43…の出力はマルチプレクサ50に入力されメ
モリコントローラ53の制御により各ピークホー
ルド回路43,43…の出力が順次選択されて、
A/D変換回路51へ取込まれ、ここでデイジタ
ルデータに変換された上でメモリ52へ距離セン
サ14又はピークホールド回路43を特定するデ
ータと共に記録される。このようにして記録され
たデータは密閉蓋16を開けて凹所15からメモ
リ52を取出し、これを演算処理装置46に接続
して記憶データを読出させる。なおメモリ52の
代用としてカセツトテープ等他の記録媒体を用い
てもよいことは勿論である。
その他第4図に示す実施例と同様のものには同
符号を付して説明を省略する。
符号を付して説明を省略する。
第4図の実施例のものは実時間処理が可能であ
るという利点を有しているのに対し、第7図の実
施例のものは同一圧延機についての多数回の測
定、複数の圧延機についての測定の結果をまとめ
てデータ処理できる利点がある。
るという利点を有しているのに対し、第7図の実
施例のものは同一圧延機についての多数回の測
定、複数の圧延機についての測定の結果をまとめ
てデータ処理できる利点がある。
叙上の如き本発明による場合は模擬圧延材をロ
ール間に通すだけで実時間での測定が可能とな
る。また距離センサの検出結果は無線で模擬圧延
材外へ無線伝送され、或いは内部に記憶され、ま
た下側の距離センサを保護するための保護脚を遠
隔制御で基材表面から出没自在としているので形
状測定作業はオペレータ1人で可能であるという
効果が得られる。けだし、測定のための装置搬送
の間、保護脚によつて下側の距離センサの保護が
図れ、実際の測定時には遠隔地から保護脚を没入
できる上、検出結果を遠隔地でモニタでき或いは
後で取出すことができるからである。また第7図
の実施例による場合は多数のロールについてのデ
ータ収集が迅速に行える。そして本発明では通板
時に直ちにロール形状が測定されるから、前述し
た如き従来技術における場合のように温度変化そ
の他による測定誤差が排除され高精度での測定が
可能である。また従来の形状測定用圧延材と異
り、反復使用できるので経済的である。
ール間に通すだけで実時間での測定が可能とな
る。また距離センサの検出結果は無線で模擬圧延
材外へ無線伝送され、或いは内部に記憶され、ま
た下側の距離センサを保護するための保護脚を遠
隔制御で基材表面から出没自在としているので形
状測定作業はオペレータ1人で可能であるという
効果が得られる。けだし、測定のための装置搬送
の間、保護脚によつて下側の距離センサの保護が
図れ、実際の測定時には遠隔地から保護脚を没入
できる上、検出結果を遠隔地でモニタでき或いは
後で取出すことができるからである。また第7図
の実施例による場合は多数のロールについてのデ
ータ収集が迅速に行える。そして本発明では通板
時に直ちにロール形状が測定されるから、前述し
た如き従来技術における場合のように温度変化そ
の他による測定誤差が排除され高精度での測定が
可能である。また従来の形状測定用圧延材と異
り、反復使用できるので経済的である。
このように本発明はインラインでロール形状を
実時間的に測定できるので、早過ぎて無駄なロー
ル替が回避でき、またロール取替タイミングが遅
れる等のことがなくなる。また測定結果を圧延制
御、例えば可変クラウンロールのクラウン量調整
等に使用することができ、これによる幅出し精度
の向上、板クラウンの減少が実現できる。
実時間的に測定できるので、早過ぎて無駄なロー
ル替が回避でき、またロール取替タイミングが遅
れる等のことがなくなる。また測定結果を圧延制
御、例えば可変クラウンロールのクラウン量調整
等に使用することができ、これによる幅出し精度
の向上、板クラウンの減少が実現できる。
更に実時間測定が可能になることにより、ロー
ルをミルハウジングに組込んだまま研削する技術
も実用化でき、熱延ラインでのパターンレス圧延
が可能となる。即ち従来は中央部における摩耗の
進行を回避するためにまず広幅のものを圧延し、
順次狭幅のものを圧延していくというパターンの
圧延が行われていたが、簡便にロール形状を測定
でき、またミルハウジングに組込んだままでの研
削も可能となるので斯かる順序を無視して圧延を
進めても支障がない。これにより圧延材の待ち時
間が減少し、熱間スラブの熱エネルギを有効に利
用できる等、本発明は優れた効果を奏する。なお
本発明は厚板用の圧延機以外の圧延機にも適用で
きる。
ルをミルハウジングに組込んだまま研削する技術
も実用化でき、熱延ラインでのパターンレス圧延
が可能となる。即ち従来は中央部における摩耗の
進行を回避するためにまず広幅のものを圧延し、
順次狭幅のものを圧延していくというパターンの
圧延が行われていたが、簡便にロール形状を測定
でき、またミルハウジングに組込んだままでの研
削も可能となるので斯かる順序を無視して圧延を
進めても支障がない。これにより圧延材の待ち時
間が減少し、熱間スラブの熱エネルギを有効に利
用できる等、本発明は優れた効果を奏する。なお
本発明は厚板用の圧延機以外の圧延機にも適用で
きる。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は模擬圧延材の斜視図、第2図はその要部側
断面図、第3図は保護脚の配設部分を示す正面断
面図、第4図は電子回路の略示ブロツク図、第5
図は本発明方法の実施状態を示す立面図、第6図
イ,ロは信号波形図、第7図は電子回路の他の実
施例を示す略示ブロツク図である。 1……模擬圧延材、2……電子回路、11……
基材、12……溝、13……弾性体、14……距
離センサ、19……保護脚、43……ピークホー
ルド回路。
1図は模擬圧延材の斜視図、第2図はその要部側
断面図、第3図は保護脚の配設部分を示す正面断
面図、第4図は電子回路の略示ブロツク図、第5
図は本発明方法の実施状態を示す立面図、第6図
イ,ロは信号波形図、第7図は電子回路の他の実
施例を示す略示ブロツク図である。 1……模擬圧延材、2……電子回路、11……
基材、12……溝、13……弾性体、14……距
離センサ、19……保護脚、43……ピークホー
ルド回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基材の上、下面に凹設した溝内に、その表面
が基材表面より膨出した状態で弾性体を嵌合して
あり、該弾性体内に、弾性体表面の基材に対する
相対位置を測定すべく接触式の距離センサを複数
個、一方向に並べて埋設してある模擬圧延材と、
該模擬圧延材に内設され、距離センサの検知結果
を模擬圧延材外へ無線伝送する手段と、基材の下
面に設けてあり、遠隔制御により基材下面に対し
て出没自在とした保護脚とを備えたことを特徴と
するロール形状測定装置。 2 基材の上、下面に凹設した溝内に、その表面
が基材表面より膨出した状態で弾性体を嵌合して
あり、該弾性体内に、弾性体表面の基材に対する
相対位置を測定すべく接触式の距離センサを複数
個、一方向に並べて埋設してある模擬圧延材と、
該模擬圧延材に内設され、距離センサの検知結果
を記憶させる手段と、基材の下面に設けてあり、
遠隔制御により基材下面に対して出没自在とした
保護脚とを備えたことを特徴とするロール形状測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56191047A JPS5892813A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | ロール形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56191047A JPS5892813A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | ロール形状測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892813A JPS5892813A (ja) | 1983-06-02 |
JPS6412325B2 true JPS6412325B2 (ja) | 1989-02-28 |
Family
ID=16268001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56191047A Granted JPS5892813A (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | ロール形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5892813A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT326853B (de) * | 1973-09-10 | 1976-01-12 | Voest Ag | Fur stranggiessanlagen bestimmte messeinrichtung |
AT375773B (de) * | 1980-01-25 | 1984-09-10 | Voest Alpine Ag | Messeinrichtung an einer von drehgelagerten rollen gebildeten rollenbahn |
-
1981
- 1981-11-27 JP JP56191047A patent/JPS5892813A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892813A (ja) | 1983-06-02 |
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