JPS639728Y2 - - Google Patents

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JPS639728Y2
JPS639728Y2 JP8367883U JP8367883U JPS639728Y2 JP S639728 Y2 JPS639728 Y2 JP S639728Y2 JP 8367883 U JP8367883 U JP 8367883U JP 8367883 U JP8367883 U JP 8367883U JP S639728 Y2 JPS639728 Y2 JP S639728Y2
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JP
Japan
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steel pipe
main body
square
cap
shaped steel
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JP8367883U
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JPS6068140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建設工事現場に於て仮設資材として
使用される角ばた鋼管の端部開口を閉鎖するため
のキヤツプに関するものである。
この種のキヤツプは、角ばた鋼管内にコンクリ
ート等が入り込むのを防止すると共に、キヤツプ
の色等によつて所有業者を判別する等の目的で使
用されるものであるが、角ばた鋼管は建設現場に
於て比較的手荒く取り扱われるものであつて、放
り投げるようなことは普通に行われる。従つて、
該鋼管の端部が固いコンクリートスラブ上に打ち
当てられる機会は非常に多い。従来の角ばた鋼管
用キヤツプは、前記のように角ばた鋼管が放り投
げられたときの当該鋼管端部の変形や反動によつ
てキヤツプが容易に飛び出す問題点があつた。
本考案は上記のような従来の問題点を解消し得
る角ばた鋼管用キヤツプを提供するものであつ
て、以下にその一実施例を添付の例示図に基づい
て説明する。
第1図及び第2図に於て、1は鉄板製有底角筒
状キヤツプであつて、従来のこの種のキヤツプ
(主として合成樹脂製であつた)に比べて2倍以
上の深さ(60mm角ばた鋼管用で30〜60mm程度の深
さ)を有し、0.6〜0.8mm程度の薄鉄板をプレス成
形することによつて構成される。2は底板部であ
つて、球面状に内方へ凹入した補強用凹部3を備
えている。4は底板部2側ほど若干細くなるよう
に胴部を角錐状に絞つた先窄まり状底部であり、
5は開口周縁部から外側に張り出す一体成形のフ
ランジである。6は前記先窄まり状底部4と開口
周縁部との間の胴体主部であつて、この胴体主部
6に於ける各コーナー部7の対角方向の外法寸法
は規格角ばた鋼管8のコーナー部対角方向の内法
寸法と略同一か若干小さくし、前記胴体主部6の
四側壁9夫々は略全幅にわたつて滑らかに外側へ
湾曲膨出させている。
対向辺間の外法寸法が60mmで、肉厚2.3mmの規
格角ばた鋼管8の場合の前記キヤツプ1の具体寸
法例を示すと、前記鋼管8の対向辺間の内法寸法
D1が55.4mmであるのに対して、キヤツプ1の胴
体主部6に於ける各側壁9の中央最大膨出部での
対向側壁間の外法寸法D2は57.5mmであり、前記
各側壁9のコーナー部7に隣接する箇所での対向
側壁間外法寸法D3は55.6mmである。又、胴体主
部6の深さD4は40mm、先窄まり状底部4の長さ
D5は10mmである。
使用状態が第3図及び第4図の右半分に示され
ている。図示のようにキヤツプ1を、その先窄ま
り状底部4を角ばた鋼管8の端部開口に嵌合した
状態でフランジ5側の適当な当て物をする等し
て、前記フランジ5が鋼管8の端縁10に当接す
るまで該鋼管8内に叩き入れる。このとき胴体主
部6に於ける各膨出側壁9は鋼管8の各側壁内面
によつて内方へ押圧され、偏平状に変形して該鋼
管8の各側壁内面と略全面にわたつて密着するこ
とになる。このときの胴体主部6に於ける各膨出
側壁9の変形量は、その中央最大膨出部に於て
(D2−D1)÷2≒1、即ち1mm程度であり、周方
向の伸び量は殆ど無視出来る程度であるから、胴
体主部6が鋼管側壁内面によつて求心方向に押圧
されても、各膨出側壁9が内方に座屈反転して鋼
管側壁内面から離間することもなく、前記のよう
に各膨出側壁9は略全面に於て鋼管側壁内面に密
着することになるのである。
尚、前記各膨出側壁9の中央最大膨出部に於け
る変形量、即ち中央最大膨出量は、約1mm〜約2
mm程度が望ましく、この範囲以下では十分な摩擦
固定力が得られないし、上記範囲以上では前記の
ように膨出側壁9が座屈反転する恐れが生じるば
かりでなく、キヤツプ1を鋼管8内に圧入する作
業が困難となる。
上記のように角ばた鋼管8の端部開口内に叩き
入れられたキヤツプ1は、その胴体主部6に於け
る各膨出側壁9の略全面が鋼管側壁内面に弾性復
元力で密着していることに起因する両者間の大き
な摩擦力によつて該鋼管8に強固に固定されてい
る。従つて、前記角ばた鋼管8がコンクリートス
ラブ等の固い面上に放り投げられたときの反動で
前記キヤツプ1が鋼管8から飛び出すことがなく
なる。
以上のように本考案の角ばた鋼管用キヤツプ
は、薄い鉄板を有底角筒状にプレス加工して成る
角ばた鋼管用キヤツプであつて、底部は先窄まり
状に形成すると共に開口部周縁には外側に張り出
すフランジを一体形成し、前記先窄まり状底部と
開口部との間の胴体主部に於ける各コーナー部の
対角方向の外法寸法は規格角ばた鋼管のコーナー
部対角方向の内法寸法と略同一か若干小さくし、
前記胴体主部の四側壁夫々は略全幅にわたつて滑
らかに外側へ湾曲膨出させ、前記胴体主部の深さ
は30mm以上有せしめて成るものであるから、実施
例に於て詳述したように角ばた鋼管の端部に当該
キヤツプを叩き入れるだけで、当該キヤツプを鋼
管に対して強固に固定し得るのである。従つて、
前記鋼管が如何に手荒く取り扱われようとも鋼管
端部に装着されたキヤツプが不測に抜けてしまう
ことを確実に防止し得るに至つたのである。しか
も、キヤツプ胴体主部の長さを従来のキヤツプと
比較して非常に長く(30mm以上)したため、前記
のようにキヤツプと鋼管側壁内面との間の摩擦固
定力を高めることが出来たのであるが、同時にこ
の長い胴体主部の存在によつて、鋼管端部に手指
を差し入れて該鋼管を持ち上げる場合でもキヤツ
プ内に手指を第二関節当りまで差し入れることが
出来、キヤツプに邪魔されずに鋼管の運搬を容易
且つ安全に行えるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図はキヤツプの一部縦断
側面図と角ばた鋼管の端部を示す縦断側面図、第
3図は使用状態を示す縦断側面図、第4図は左半
分が使用前の状態で右半分が使用状態を示す横断
面図である。 1……鉄板製有底角筒状キヤツプ、2……底板
部、3……補強用凹部、4……先窄まり状底部、
5……フランジ、6……胴体主部、7……コーナ
ー部、8……角ばた鋼管、9……胴体主部の膨出
側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄い鉄板を有底角筒状にプレス加工して成る角
    ばた鋼管用キヤツプであつて、底部は先窄まり状
    に形成すると共に開口部周縁には外側に張り出す
    フランジを一体形成し、前記先窄まり状底部と開
    口部との間の胴体主部に於ける各コーナー部の対
    角方向の外法寸法は規格角ばた鋼管のコーナー部
    対角方向の内法寸法と略同一か若干小さくし、前
    記胴体主部の四側壁夫々は略全幅にわたつて滑ら
    かに外側へ湾曲膨出させ、前記胴体主部の深さは
    30mm以上有せしめて成る角ばた鋼管用キヤツプ。
JP8367883U 1983-05-31 1983-05-31 角ばた鋼管用キヤツプ Granted JPS6068140U (ja)

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JP8367883U JPS6068140U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角ばた鋼管用キヤツプ

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JP8367883U JPS6068140U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角ばた鋼管用キヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPS6068140U JPS6068140U (ja) 1985-05-15
JPS639728Y2 true JPS639728Y2 (ja) 1988-03-23

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ID=30213635

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JP8367883U Granted JPS6068140U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 角ばた鋼管用キヤツプ

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JPS6068140U (ja) 1985-05-15

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