JPS6396320A - 流体圧式クラツチ装置 - Google Patents

流体圧式クラツチ装置

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JPS6396320A
JPS6396320A JP23934886A JP23934886A JPS6396320A JP S6396320 A JPS6396320 A JP S6396320A JP 23934886 A JP23934886 A JP 23934886A JP 23934886 A JP23934886 A JP 23934886A JP S6396320 A JPS6396320 A JP S6396320A
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JP
Japan
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piston
sub
cylinder chamber
cylinder
friction plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP23934886A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Ochiai
正巳 落合
Mitsuo Sonoda
光夫 園田
Takashi Kanai
隆史 金井
Morio Oshina
大科 守雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、走行車両の変速装置や、産業機械、工作機
械等における動力伝達部切換装置に用いられる流体圧式
クラッチ装置に関する。
〔従来の技術〕
動力の伝達の断接をおこなう機構の一つに摩擦板を利用
したクラッチ機構がある。このクラッチ機構は、駆動側
のクラッチ板と被駆動側のタラッチ板との少なくとも一
対のクラッチ板を設け、両クラッチ板を互いに接離する
ことにより、駆動力の伝達、伝達解除をおこなうように
なっている。
これらのクラッチ板の接離動作に際しては、油圧などの
流体圧を利用して増力するものと、増力なしでおこなう
ものがあり、駆動力の大きなものでは、駆動力の伝達が
確実になり、かつ操作性を向上させるため、上述の油圧
を利用したものが多い。
この油圧を利用したクラッチ装置の一例を第3図に示す
第3図において、クラッチ装置30は、ケーシング1と
、このケーシング1に対して軸受3を介して回動自在に
支持され、図示しない駆動源によって回転駆動される駆
動軸2と、駆動軸2の外周部に一端が開放された状態で
筒伏に形成されたシリンダ4bと、シリンダ4bの内面
に摺動自在に装着されたピストン5と、ピストン5に連
動して作動する駆動側クラッチw、8と、このクラッチ
板8と当接して駆動力を第1の被動歯車6を介して第2
の被動歯車7に伝達する被駆動側クラッチ板9とから主
に構成されている。
シリンダ4bの内面に装着されたピストン5は、該シリ
ンダ4bの内面と駆動軸2の外面との間に円環状の閉空
間を形成し、この閉空間がピストン5の作動に寄与する
1ンソンダ室4となっている。
上記ピストン5は、駆動軸2の外周部に嵌着されたばね
受10に一方が当接し、他方がピストン5の一端面に当
接する戻しばね11により、常時シリンダ室4の底面4
a側に弾性付勢されている。
また、駆動側クラッチ板8は、シリンダ4bの内周面の
軸方向に設けたスプライン4cに、駆動側2の軸方向に
可動に回転止めされて複数枚装着されている。そして、
さらに第1の被動歯車6に設けた上記スプライン4cと
同方向に延びるスプライン6aに、軸方向に可動で、か
つ回転止めされた複数の被駆動側クラッチ板9が、それ
ぞれ、上記各駆動側クラッチ板8の間に位置するように
装着しである。また、駆動側クラッチ板8群の反ピスト
ン配設側には、駆動側クラッチ板8の移動を阻止し、か
つピストン5からの圧力を受ける止め板4dが設けられ
ている。
第1の被動歯車6は、被駆動側クラッチ板9とスプライ
ン6aを介して接続され、該被駆動側クラッチ板9から
受けた駆動力を、第2の被動歯車7に伝達し、この第2
の被動歯車から所定の駆動力伝達部位に駆動軸2から受
ける駆動力を伝達するものである。
また、駆動軸2の内部には、一端がシリンダ室4に開放
され、他端がケーシング1の内部に形成された通路13
に連通ずる流体路12が形成されており、該通路13か
ら圧油をシリンダ室4に供給することによりピストン5
の駆動が可能になる。
一方、上記のように構成されたクラッチ装置30を駆動
する制御装置31は、作動流体源としての油圧源14か
らの圧油を、流体通路として形成した管路15を介して
ケーシング1に形成した通路13に供給する方向切換弁
16と、方向切換弁16を操作する操作レバー16aと
からなり、操作レバー16aを切り換えることにより、
圧油の供給および供給停止が可能である。この制御装置
31に使用されている方向切換弁16は3ポ一ト2位置
のもので、油圧源14との接続を断つときは、管路15
は油圧タンク29に開放されるようになっている。
次に、上記のように構成されたクラッチ装置E30と制
御装置31の動作について説明する。
まず、駆動軸2が駆動源からの駆動力を受けて回転して
いるときには、ピストン5と駆動側クラッチ板8も該駆
動軸2と一体となって回転する。
この際、方向切換弁16が第3図のa位置にあると、シ
リンダ室4は、流体路12)通路13、管路15を介し
て油圧タンク29内に開放されているので、ピストン5
には油圧力は作用せず、それ故、該ピストン5は戻しば
ね11の弾性力によりシリンダ室4の底面4a側に押し
付けられている。
そして、ピストン5の駆動側クラッチ板8に対向する端
面5aは、該駆動側クラッチ板8から離間し、該駆動側
クラッチ板8と被駆動側クラッチ板9とは非接触の状態
となっている。したがって、両被動歯車6.7には駆動
力は伝達されず、当然回転しない。
この状態から、操作レバー16aを操作して方向切換弁
16をb位置に切り換えると、油圧B14からの圧油は
、管路15、通路13および流体路12を経てシリンダ
室4内に流入する。そして、この流体圧によってピスト
ン5に発生する力が、戻しばね11の弾性力に打ち勝つ
と、ピストン5はシリンダ室4の反底面4a側方向、す
なわち図示矢印入方向に押し出される。これにより、ピ
ストンSの反底面4a側の端面5aと、駆動側クラッチ
板8の底面4a側の端面8aとが接触し、さらに、駆動
側クラッチ板8の反底面4a側の端面8bと被駆動側ク
ラッチ板9の底面4a側の端面9aとが、また、被駆動
側クラッチ板9の反底面4a側の端面9bと隣接するv
L@側クラりチ仮8の底面側の端面8aとが、各クラッ
チ板8,9についてそれぞれ接触する。この接触により
駆動軸2の駆動力は、各クラッチ板8.9相互の摩擦力
により第1の被動歯車6に伝達され、さらに、第2の被
動歯車7にも伝達され、両者の減速比に応じて両被動歯
車6,7は共に回転を始め、後段の機械要素に駆動力を
伝達する。
ところで、このような構成のクラッチ装置において、両
被動歯車6.7に駆動軸2側から伝達可能なトルクは、
上記駆動側クラッチ板8と被駆動側クラッチ板9相互の
接触部の摩擦係数を一定とすると、シリンダ室4内の圧
力Pcで決定される。
したがって、第2の被動歯車7側の負荷容量によっては
、シリンダ室4内の圧力Pcを急激に高めると、瞬時に
駆動力が伝達されることになる。
このときのシリンダ室4内の圧力Pcの変化について説
明する。
まず、方向切換弁16を操作レバー16aによりa位置
からb位置に切り換えると、油圧源14からシリンダ室
4に圧油が流入する。そして、シリンダ室4内の油圧に
よりピストン5を押す力が戻しばね11の設定弾性力に
打ち勝つと、ピストン5は図示矢印入方向に移動を始め
る。このときの圧力は、第4図I点にあたっている。そ
して、方向切換弁16が引き続いてb位置にあると、シ
リンダ室4内の圧力は戻しばね11の弾性力に比例して
増大し、第4図■点まで上昇した時点でピストン5、駆
動側クラッチ板8および被駆動側クラッチ板9の王者が
密着する。同時に、圧力Pcは■点から急上昇し、第4
図■点で示す油圧源14の設定圧になり、クラッチ板8
.9相互が滑ることなく一体となって回転し、駆動力が
伝達される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このようにシリンダ室4内の圧力Pcが急激に
高まって王者が一体となって回転し、瞬時に駆動力が伝
達されると、駆動する機械本体に衝撃を与えることにな
るので、機械本体に損傷を及ぼしたり、寿命を短か(す
るといった問題を引き起こす結果となっていた。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、滑らかな動力伝達を可能とし、駆動する機械本
体に損傷を及ぼしたり、寿命を短かくする虞れのない流
体圧式クラッチ装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術が抱える問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、この発明は、駆動軸と、駆動軸と一体的に回転す
るシリンダと、該シリンダ内の軸方向に摺動自在に装着
されたピストンと、該ピストンを常時シリンダの閉鎖端
側に付勢する付勢手段と、該ピストンに連動して駆動軸
の軸方向に移動可能な駆動側の摩擦板と、駆動側の摩擦
板と当接し、その当接力に応じた駆動力が伝達される被
駆動側の摩擦板と、被駆動側の摩擦板から受けた駆動力
を後段の機械要素に伝達する伝達手段と、を備え、該ピ
ストンとシリンダとによって形成されるシリンダ室に流
体を供給して該ピストンを作動させ、駆動力の伝達制御
をおこなうものにおいて、上記ピストンにシリンダ室に
開放された副シリンダ室を形成し、該副シリンダ室の容
積を減じる方向に副ピストンを付勢する付勢手段ととも
に副ピストンを該副シリンダ室に装着した構成にしであ
る。
〔作 用〕
上記手段によれば、ピストン室に作動流体が供給されて
、ピストンが移動し、ピストンと駆動側の摩擦板および
被駆動側の摩擦板とが密着した時点で、こんどはシリン
ダ室に開放された副シリンダ室に装着された副ピストン
が、副ピストンの付勢手段の付勢力に抗して移動し、副
ピストンの移動が不可能になったときに、シリンダ室内
の圧力が上昇して上記王者が滑ることな(一体となって
回転する。この際、シリンダ室内の圧力は、副ピストン
が移動する間、副ピストンの付勢手段の付勢力に比例し
て除々に上昇し、この間、駆動側の摩擦板と被駆動側の
摩擦板とがシリンダ室内の圧力に応じた伝達トルクをす
べりながら伝達手段を介して後段の機械要素側に伝達す
る。したがって、シリンダ室内の圧力の急激な上昇もな
く、滑らかに駆動力が伝達され、機械全体に衝撃を与え
ることはない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施の一例を図面を参照して説明する
第1図は、この発明の実施例に係るクラッチ装置とその
制御装置の概略を示す説明図、第2図はシリンダ室内の
圧力変化を示す特性線図である。
以下、第3図に示した従来例と同一もしくは同一とみな
せる構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適
宜割愛する。
第1図において、クラッチ装置30は、駆動軸2)ケー
シング1、ピストン5、ピストン5によって作動される
駆動側クラッチ板8、駆動側クラッチ板8と圧接して摩
擦力により駆動トルクを受ける被駆動側クラッチ板9、
および被駆動側クラッチ板9が受けた駆動トルクを後段
の機械要素に伝達する伝達手段としての被動歯車6,7
とから主に構成されている。
上記ピストン5は円環状に形成されているが、その内部
軸方向には、一方がシリンダ室4に開放され、他方が閉
鎖された円筒状の副シリンダ室17を複数個穿設しであ
る。この各副シリンダ室17には、円柱状の副ピストン
18がばね19により常時シリンダ室4側に弾性付勢さ
れた状態で、軸方向に檜動自在に装着され、副シリンダ
室17内面に固定されたストッパ20により、シリンダ
室4の底面4a側の位置決めがなされている。該ばね1
9は副ピストン18の動作を規定するが、上記ストッパ
20の位置とばね係数を勘案して初期弾性力が設定され
ている。この初期弾性力は、ピストン5が戻しばね11
の弾性力に抗して移動し、クラッチ板8に密着する時点
での弾性力とほぼ等しくなるように設定され、各ばね1
9は個々に上記初期弾性力の一部を分担するようになっ
ている。
その他、特に説明しない各部は、全て前記従来例と同一
に構成しである。
引き続いて、上記実施例に係るクラッチ装置3゜の動作
について説明する。
第1図において、方向切換弁16がa位置にあるとき、
シリンダ室4は流体路12)通路13および管路15を
介して油圧タンク29に開放されており、それ故、ピス
トン5は戻しばね11の弾性力により図示矢印B方向に
押圧され、主ピストン5は主シリンダ4bの底面4aに
圧接している。
これにより、主ピストン5と駆動側クラッチ板8および
被駆動側クラッチ板9とは非接触状態となっている。し
たがって、駆動軸2が回転駆動されていても、被動歯車
6,7には駆動力は伝達されない、また、副シリンダ室
17に装着された副ピストン18も、ばね19に弾性力
により、矢印B方向に押圧され、ストッパ20に当接し
ている。
次に、上記のa位置から操作レバー16aを操作して、
方向切換弁16をb位置に切り換えると、油圧タンク2
9からの圧油が管路15、通路13および流体路12を
経てシリンダ室4に流入する。
これにより、シリンダ室4内の圧力Pcが上昇し、第2
図!点に至ると、ピストン5に加わる力が戻しばね11
の弾性力に打ち勝ち、ピストン5は戻しばね11の弾性
力に抗して矢印A方向に移動する。移動の過程で、戻し
ばね11の弾性力に比例して圧力Pcが上昇し、ピスト
ン5、駆動側クラッチ板8および被駆動側クラッチ板9
の王者が密着する第2図■点に達すると、このときのシ
リンダ室4内の圧力Pcによって副シリンダ17内の副
ピストン18を押す力が、ばね19の弾性力に打ち勝ち
、副ピストン18は矢印A方向に移動を開始する。
この場合も同様に、ばね19の弾性力に比例して、シリ
ンダ室4および副シリンダ室17内の圧力Pcが上昇す
る。そして、副ピストン18が副シリンダ室17の端面
に当接したときに移動は終了し、圧力は第2図■点の状
態になる。この上記■点から■点に至る間に、シリンダ
室4内の圧力Pcは図示のように上昇し、この圧力Pc
に見合った伝達トルクが、両クラッチ板8.9から被動
歯車6.7に伝達される。したがって、圧力Pcの急激
な上昇もなく、滑らかに駆動軸2から駆動力が伝達され
、機械全体に衝撃を与えることはない。このように滑ら
かな伝達がおこなわれた後に、上記の如く副ピストン1
8が副シリンダ17の端面に当接すると、シリンダ室4
および副シリンダ室17内の圧力Pcは第2図m点から
8点まで急上昇し、油圧源14の設定圧となる。そして
、設定圧となると、駆動側クラッチ板8と被駆動側クラ
ッチ板9とはもはや滑ることはなく、駆動軸2)両クラ
ッチ板8.9および被動歯車6は一体となって回転する
。。
したがって、上記実施例によれば、 ■ ピストン5にシリンダ室4に開放する小径の副シリ
ンダ室17を複数個設け、この副シリンダ室17内を摺
動する常時シリンダ4底面4a方向に弾性付勢された副
ピストン18を該副シリンダ室17に装着したことによ
り、ピストン5および両クラッチ板8,9が密着した後
に、徐々に密着圧を向上させることが可能になり、伝達
トルクを徐々に大きくすることができるので、滑らかな
動力伝達を実現できる、 ■ また、上記■の理由により滑らかな動力伝達が可能
になったので、動力伝達時の衝撃が除去でき、衝撃が原
因となる機械全体の損傷を除去することができる、 ■ さらに、機械全体の損傷が除去できるので、機械の
寿命を伸ばすことができるとともに、保守・整備も簡単
になり、メンテナンスコストの低減を図ることができる
、 ■ 加えて、ピストン5内に複数個の副シリンダ室17
および副ピストン18等の付属機構を設けたので、装置
全体を大型化することなく、適切な制御圧を発生させて
、滑らかな動力伝達をおこなうことができる、 等々の種々の効果がある。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、ピストン内に副シリ
ンダ室や副ピストン等を設けたこの発明によれば、シリ
ンダ室内の圧力の急上昇を抑えることができるので、滑
らかな動力伝達が可能になり、それ故、機械全体に損傷
を与えることがなく、機械の寿命を縮めることのない流
体圧式クラッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例に係るクラッチ装置とその
制御装置の概略を示す説明図、第2図は、実施例に係る
クラッチ装置の主シリンダ室内の圧力変化を示す特性線
図、第3図は、従来例に係るクラッチ装置とその制御装
置の概略を示す説明図、第4図は、従来例に係るクラッ
チ装置の主シリンダ室内の圧力変化を示す特性線図であ
る。 1・・・ケーシング、2・・・駆動軸、4・・・シリン
ダ室、5・・・ピストン、6,7・・・被動歯車、8・
・・駆動側クラッチ板、9・・・被駆動側クラッチ板、
11・・・戻しばね、14・・・油圧源、16・・・方
向切換弁、17・・・副シリンダ室、18・・・副ピス
トン、19・・・ばね、20・・・ストッパ、3o・・
・クラッチ装置、31・・・制御装置。 4: シリンダ°t             19;
 1丁′05; げズFン           20
; ストヴハ16.7二オ受動11飽        
 JO1クラッデッ11e: Mn罰7ラーA−k  
   31: 制q$’li。 第2図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動源から駆動される駆動軸と、駆動軸と一体的
    に回転するシリンダと、該シリンダ内の軸方向に摺動自
    在に装着されたピストンと、該ピストンを常時シリンダ
    の閉鎖端側に付勢する付勢手段と、該ピストンに連動し
    て駆動軸の軸方向に移動可能な駆動側の摩擦板と、駆動
    側の摩擦板と当接し、その当接力に応じた駆動力が伝達
    される被駆動側の摩擦板と、被駆動側の摩擦板から受け
    た駆動力を後段の機械要素側に伝達する伝達手段と、を
    備え、該ピストンとシリンダとによつて形成されたシリ
    ンダ室に流体を供給してピストンを作動させ、駆動力の
    伝達制御をおこなうものにおいて、上記ピストンにシリ
    ンダ室側に開放された副シリンダ室を形成し、該副シリ
    ンダ室の容積を減じる方向に副ピストンを付勢する付勢
    手段とともに該副ピストンを該副シリンダ室に装着した
    ことを特徴とする流体圧式クラッチ装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、副シリンダ
    室が複数個形成されていることを特徴とする流体圧式ク
    ラッチ装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項において、ピストンが
    駆動側の摩擦板に密着する時点でのピストンを付勢する
    付勢手段の付勢力と、副ピストンを付勢する付勢手段の
    全付勢力とがほぼ等しくなるように、副ピストンを付勢
    する付勢手段の付勢力が初期設定されていることを特徴
    とする流体圧式クラッチ装置。
JP23934886A 1986-10-09 1986-10-09 流体圧式クラツチ装置 Pending JPS6396320A (ja)

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JP23934886A JPS6396320A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 流体圧式クラツチ装置

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JP23934886A JPS6396320A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 流体圧式クラツチ装置

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JPS6396320A true JPS6396320A (ja) 1988-04-27

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ID=17043406

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JP23934886A Pending JPS6396320A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 流体圧式クラツチ装置

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JP (1) JPS6396320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5232418A (en) * 1990-12-17 1993-08-03 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic actuator in automatic transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5232418A (en) * 1990-12-17 1993-08-03 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic actuator in automatic transmission

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