JPS6392392A - 洗濯機等の水位検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機あるいは食器洗い機等の槽内の水位を検
知する水位検知装置に関するものである。

従来の技術 ２べ一 従来から洗濯機や食器洗い機等の槽内の水位を検知する
水位検知装置には圧力スイッチが用いられていた。この
圧カスインチは槽の底部と連通したエアートラップ内の
圧力が槽内の水位と相関していることを利用したもので
、水位を圧力に変換してダイヤフラムに加え、その大き
さによって接点を開閉させる構成であった。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来の構成では、接点や可動部が必要となり、そ
れら部品の信頼性の問題を有していた。

また、水位を圧力に変換することによる誤差等の問題も
有していた。さらに、機械的に動作させるため、部品の
ばらつきによる水位検知のばらつきを少なくするため、
調整が必要であった。

本発明は上記問題点に鑑み、精度検知の向上および耐久
性の向上を図るとともに、調整を不要とすることを目的
とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、槽の水位を検知す
るために所定の位置に配設された電極と、３、−１−１ 所定の基準電位に対して電極に誘起する商用電源からの
誘導起電力を検知する誘導起電力検知部と、この誘導起
電力検知部によって検知される誘導起電力が所定のレベ
ル以上になった時に電極の位置に水が到達したと判断す
る判断部とを有する構成としている。

作用 上記構成によると、電極が水と接触すると、槽の水金体
が一種のアンテナとなり、商用電源の誘導ノイズを電極
を介して検出する。このため、誘導起電力検知部はこの
ノイズによる誘導起電力を検知し、そのレベルが充分大
きくて所定のレベル以上である場合は判断部によって電
極の位置に水位が到達したと判断する。

実施例 第１図に本発明の実施例を示す。同図において、１は洗
濯槽、２は電極で、洗濯槽１内の水位と同水位となる連
通管経路１′中に配設されている。３は誘導起電力検知
部、４は判断部で、誘導起電力検知部３の入力部には電
極２が接続され、出力部には判断部４が接続されている
。

第２図に誘導起電力検知部３の構成を示す。同図におい
て、５は増幅部、６は負荷抵抗、７は入力端子、８は出
力端子である。入力端子７には電極２が接続され、出力
端イ８には判断部４が接続される。増幅部５は負荷抵抗
６の両端の電圧、すなわち回路のアースを基準電位とし
た電極２の電位差を増幅して判断部４に出力する。

第３図にこの誘導起電力検知部３の出力電圧を示す。第
３図（ａ）は電極２の位置捷で水位が到達していない時
のもので、このときは負荷抵抗６には電圧は発生しない
ので出力はＯｖの１まである。

電極２の位置に水位が到達すると、洗濯槽１内の水は電
極２と電気的に接続される。このとき負荷抵抗６には第
２図に示す回路のアースを基準電位として電極２に誘起
する誘導起電力が発生し、誘導起電力検知部３の出力電
圧は第３図（ｂ）のようになる。これは洗濯槽１内の水
金体が一種のアンテナのような働きをするためで、笛体
内においてモータ等の電気的負荷への配線から輻射され
る商用５へ− 電源からの誘導ノイズを電極２が検出していることによ
る。

判断部４はこのようにして検出される誘導起電力の有無
を判別するために、第３図（′ｂ）に示すように誘導起
電力検知部３の出力電圧の振幅がｖ、（−ｐ大きいかど
うかを判定している。そしてこの誘導起電力発生を判定
した時に電極２の位置に水位が到達したと判断する。

なお電極２は直接水と接する構造であっても樹脂等の絶
縁層を介して接するような構造であってもよく、後者の
場合は絶縁層を介した容量性結合に」：って同様に水と
の電気的接続が可能となる。

また、電極２と誘導起電力検知部３との間のケーブルは
不要な輻射による影響を除去するためにシールド線を用
いて静電シールドを行っている。

本実施例では電極２のみの場合と電極２と水金体の場合
とでは、誘導起電力の振幅に大きな差が表われるので、
安定した水位検知が可能となる。

なお、本実施例では洗濯機の場合で説明したが食器洗い
機でも適用でき、要は、水を給水する槽６、− を有する機器の水位検知に用いれば同様の作用を発揮す
るものである。

発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば、電極からの誘導
起電力を検知することにより水位検知を行うことができ
るため、従来の圧カスインチに代わる無接点・無可動部
の信頼性の高い水位検知装置を提供することができる。

また、水位を圧力に変換する際の誤差もなく、要は水が
電極に到達したか否かの判断を顕著な誘導起電力の検知
レベルの差によって行うため、水位の検知精度が従来に
比べて高いものになり、さらに、部品のばらつきによる
調整も不要となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は同
誘導起電力検知部の構成を示す回路図、第３図は同誘導
起電力検知部の出力電圧を示す図である。 １・・・・・・洗濯槽、２・・・・電極、３・・・・・
誘導起電力検知部、４・・・・・判断部。 第２図 ８−一呂７７鳥テ 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）槽内の水位を検知するために所定の位置に配設さ
   れた電極と、所定の基準電位に対して前記電極に誘起す
   る商用電源からの誘導起電力を検知する誘導起電力検知
   部と、この誘導起電力検知部によって検知される誘導起
   電力が所定のレベル以上になったときに前記電極の位置
   に水が到達したと判断する判断部とを有する洗濯機等の
   水位検知装置。
2. （２）電極は直接または絶縁層を介して水に接触するよ
   うに構成した特許請求の範囲第１項記載の洗濯機等の水
   位検知装置。