JPS639111Y2 - - Google Patents

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JPS639111Y2
JPS639111Y2 JP19999882U JP19999882U JPS639111Y2 JP S639111 Y2 JPS639111 Y2 JP S639111Y2 JP 19999882 U JP19999882 U JP 19999882U JP 19999882 U JP19999882 U JP 19999882U JP S639111 Y2 JPS639111 Y2 JP S639111Y2
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conductor
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conductor cover
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は長尺の配電樋の任意の位置にプラグ
を接続して給電を行う配電樋装置に関する。
従来は第1図および第2図に示すように、配電
樋本体1の溝内の両側に長手方向に沿つて相対向
して導電体5,5を露出させたまま取付けてい
た。この構成によれば、第2図に示すように、幼
児がいたずらをしてスプーン15やピン、フオー
ク等をプラグ挿入用開口20から挿入しその先端
を導電体5,5に触れさせてしまう恐れがあつた
ので、導電体の露出部を被覆する必要が生じた。
そこで考案されたのが、第3図に示すように、
配電樋本体1の溝内の両側で長手方向に沿つて突
出した部分4,4に導電体5,5が取付けられる
とともに、弾性材からなり底部7と両側部9,9
の間に傾斜部8,8が介在している溝型の長尺導
電体カバー6が、その底部7を溝内の底部3にあ
て、かつその側部9,9で導電体5,5を被覆す
るようにして装着された配電樋装置である。この
装置は、溝内に挿入されたプラグ(図示せず)の
先端が導電体カバー6の傾斜部8,8を押すこと
によつて導電体カバー6の側部9,9が後退し、
プラグ栓刃(図示せず)の導電体5,5への接触
を可能とさせる仕組みになつている。この配電樋
装置には、プラグ(図示せず)を装着した場合の
導電体カバー6の側部9,9と配電樋の溝内両側
の突出部4,4との間2個所に隙間がある。この
隙間をなくせば導電体カバー6の組立が困難とな
りコストが上がる。また、施工の際にも導電体カ
バー6の取りはずしが必要であり、これらの隙間
がなければその際の組立も困難となるため、導電
体カバー6の側部9,9と配電樋の溝内両側の突
出部4,4との2個所の隙間をなくすることは不
合理である。
しかし、この配電樋装置においては、プラグ1
3の着脱を繰り返すうちに、上記の隙間があるこ
とに起因して、第4図にみるように導電体カバー
6の底部(7)が上下にずれ、導電体カバー6の側部
9,9がプラグ栓刃14,14にかみこまれ、栓
刃が接触不良を起すことがあつた。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、配電樋本体の溝内の底部と導電体カバー底
部の接触する両面においてその長手方向に沿つて
設けられた突条部と凹条部とを嵌合させることに
よつて、導電体カバー底部の上下移動をなくし、
導電体カバー側部のかみこみによる接触不良を防
止できるようにすることを目的とする。
すなわち、この考案にかかる配電樋装置は、第
5図にその実施例をみるように、配電樋本体1の
溝内の内側に長手方向に沿つて導電体5,5が取
付けられるとともに、弾性材からなり底部7と両
側部9,9との間に傾斜部8,8が介在している
溝型の導電体カバー6が、その底部7を配電樋本
体1の溝内の底部3にあて、かつその側部9,9
で導電体5,5を被覆するようにして装着され、
溝内に挿入されたプラグの先端が導電体カバー6
の傾斜部8,8を押すことによつて導電体カバー
6の側部9,9が後退し、プラグ栓刃の導電体
5,5への接触を可能とさせる装置であつて、導
電体カバー6の底部7と配電樋本体1の溝内底部
3との接触する両面においてその長手方向に沿つ
て設けられた突条部26と凹条部27とが嵌合さ
れるようになつていることを特徴としている。
以下に、実施例をあらわす図面に基づいてこの
考案を詳細に説明する。第5図はこの考案にかか
る配電樋装置の部分的斜視図をあらわし、第6図
は導電体カバーの部分的斜視図、第7図は配電樋
装置の部分的側断面図をあらわす。第5図および
第7図において、合成樹脂製である溝型の配電樋
本体1には金属板を挿入して補強している。配電
樋本体1の両側部2,2の内面には導電体取付け
部4,4を長手方向に沿つて突起させて設けてい
る。導電体取付け部4,4の頂部には導電体挿入
用溝17,17が設けられており、この導電体挿
入用溝17,17に断面が方形の導電体5,5を
嵌着させるとともに導電体挿入用溝17,17の
開口18,18から導電体5,5の表面を露出さ
せている。なお、導電体挿入用溝17,17の側
壁24,24,25,25はプラグ挿入用開口2
0に近い側の側壁25,25の方を高くしてい
る。第6図にもみるように、溝型で長尺の導電体
カバー6は底部7と、底部7の長手方向に沿つた
両側縁に位置する傾斜部8,8と、傾斜部8,8
の長手方向の外側縁に位置し配電樋本体1の底部
3に対してほぼ直角にプラグ挿入用開口20に向
かつて突出した側部9,9とによつて構成されて
いる。この導電体カバー6は弾性による変形可能
なポリ塩化ビニル、ポリアミド等の合成樹脂製の
絶縁体である。なお、傾斜部8,8の長さlを変
えることで導電体カバー6のばね力を調整でき
る。導電体カバー6の底部7には配電樋本体1の
溝内の底部3と接触する面の長手方向に沿つて突
条部(だぼ)26が設けられ、配電樋本体1の溝
内の底部3にも、導電体カバー6の底部7に設け
られた突条部26と形を合わせるようにして、長
手方向に沿つて凹条部(だぼ溝)27が設けられ
ている。導電体カバー6は、その突条部26が本
体1の凹条部27に嵌合されるようにして、配電
樋本体1の溝内に装着されている。導電体カバー
6の側部9,9は導電体挿入用溝17,17の開
口18,18を閉塞し、導電体5,5の露出部を
被覆するようになつている。導電体カバー6の側
部9,9の先端は導電体挿入用溝17,17の側
壁25,25の頂部より下方に位置しているの
で、特に水平方向からスプーン15等の先端が開
口18,18に入ることを防止する。さらに、導
電体カバー6の底部7と配電樋本体1の溝内底部
3との接触する両面において、その長手方向に沿
つてそれぞれ突条部26と凹条部27とを設け、
突条部26と凹条部27とが嵌合されるようにし
て、導電体カバー6は本体1の溝内に装着されて
いるため、導電体カバー6の底部7の上下移動が
なくなり、導電体カバー6の位置決めが可能とな
る。これによつて、導電体カバー6の側部8のか
みこみによる栓刃先端の導電体に対する接触不良
を防止することができる。
第8図および第9図はこの考案にかかる他の実
施例を示したものであり、第8図は導電体カバー
の部分的斜視図、第9図は配電樋装置の部分的側
断面図をあらわす。第8図において、溝状の導電
体カバー6の底部7には、長手方向に沿い、溝の
内方向には突起し、溝の外方向には窪んだ部分
(だぼ溝)29が設けられている。この導電体カ
バー6を用いた実施例では、第9図にみるよう
に、第6図に示す導電体カバー6を用いた実施例
とは逆に、配電樋本体1の溝内底部3の長手方向
に沿つて突条部(だぼ)28が設けられ、導電体
カバー6の凹条部29をこの突条部28に嵌合さ
せるようにして、配電樋本体の溝内底部3に導電
体カバー6の底部7を接合させている。この実施
例においても、導電体カバー6の底部7の上下移
動はなくなり、導電体カバー6の位置決めが可能
となる。これによつて、導電体カバー6の側部8
のかみこみによる接触不良を防止することができ
る。なお、ここに言う突条部26,28および凹
条部27,29とは、通常連続した線状のものを
言うが、必ずしもこれに限られるものでなく。例
えば破線状のものあるいは相互間にかなりの距離
を隔てた点々状のものなどであつてもよい。
第10図および第11図はこの考案にかかる配
電樋装置にプラグを挿入した際の作用を示したも
のである。第10図にみるように、プラグ挿入用
開口20からプラグ13の先端部を、その小径の
先端部の外周の相対向する位置に設けた一対の栓
刃14,14とその後方で全く同一方向に設けた
突出部19,19とがプラグ挿入用開口20の縁
と平行になるようにして挿入する。この際、導電
体カバー6の両側部9,9の先端面は導電体挿入
用溝17,17の側壁25,25の頂部よりも下
方に位置しているので、挿入するプラグ13の先
端面と接触することはない。ついで、第11図に
示すように、プラグ13の先端面で導電体カバー
6の傾斜部8,8を押圧して側部9,9を後退さ
せ、導電体5,5の表面を露出させる。この状態
でプラグ13を90゜回転させて栓刃14,14を
導電体5,5の表面に接触させ給電を行う。この
際に、プラグ13の突出部19,19は溝型の配
電樋本体1の両側部2,2の先端から内側方向に
底部3と平行に突出した延出部21,21と導電
体取付け部4,4とで形成する凹溝22,22内
に係止されるため、プラグ13の離脱が防止され
る。さらに、導電体カバー6の傾斜部8,8の裏
面が配電樋本体1の底部3と密着するまで屈曲で
きるので、傾斜部8,8の長手方向の外側縁と配
電樋本体1の底部3との間隔h(第7図参照)を
小さくできる。そのため、装置自体を薄型にもで
きるのである。このように、この配電樋装置で
は、プラグ13の先端で導電体カバー6の傾斜部
8,8を押圧し、この状態でプラグ13を90゜回
転させるという簡単な操作でプラグ13を装着で
きる。なお、この配電樋装置に挿入されるプラグ
13の形状は円柱状であつても角柱状であつても
よい。
第12図にみるように、プラグ13を装着しな
い場合には、スプーン15やフオーク等を誤つて
挿入しても、導電体5,5の露出部は導電体カバ
ー6の側部9,9により被覆されているので、ス
プーン15等の先端が導電体5に接触することを
末然に防止できる。また、配電樋本体1の使用態
様については、その外側底面を側壁等に取付けて
縦型として使用してもよく、天井等に取付けて横
型として使用してもよい。
以上説明したように、この考案にかかる配電樋
装置は、配電樋本体の溝内の内側に長手方向に沿
つて導電体が取付けられるとともに、弾性材から
なり底部と両側部との間に傾斜部が介在している
溝型の導電体カバーが、その底部を配電樋本体の
溝内の底部にあて、かつその側部で導電体を被覆
するようにして装着され、溝内に挿入されたプラ
グの先端が導電体カバーの傾斜部を押すことによ
つて導電体カバーの両側部が後退し、プラグ栓刃
の導電体への接触を可能とさせる装置であつて、
導電体カバーの底部と配電樋本体の溝内底部との
接触する両面にその長手方向に沿つて設けられた
突条部と凹条部とが嵌合されるようにして装着さ
れているため、導電体カバーの底部の上下移動が
なくなり、導電体カバーの位置決めが可能とな
る。そして、これによつて、導電体カバーの側部
のかみこみによる栓刃の導電体に対する接触不良
を防止することができるのである。なお、導電体
カバーは底部と両側部との間に傾斜部を介在させ
て一体的に形成されているので、成型が極めて容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は同上の
作用を示す斜視図、第3図は従来例を改良した配
電樋装置の部分的斜視図、第4図は同上の作用を
示す側断面図、第5図はこの考案にかかる配電樋
装置の一実施例を示す部分的斜視図、第6図は導
電体カバーを示す部分的斜視図、第7図は第5図
のものの部分的側断面図、第8図は導電体カバー
の他の例を示す部分的斜視図、第9図は上述の導
電体カバーを用いたこの考案にかかる配電樋装置
の一実施例を示す部分的側断面図、第10図、第
11図および第12図はそれぞれ同上の作用効果
を説明する側断面図である。 1……配電樋本体、2……配電樋本体の側部、
3……配電樋本体の溝内底部、5……導電体、6
……導電体カバー、7……導電体カバーの底部、
8……その傾斜部、9……その側部、13……プ
ラグ、14……栓刃、15……スプーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝内には、その両側に長手方向に沿つて導電体
    が取付けられるとともに、弾性材からなり底部と
    両側部の間に傾斜部が介在している溝型の長尺導
    電体カバーが、その底部を溝の底部にあて、かつ
    その側部で前記導電体を被覆するようにして装着
    され、溝内に挿入されたプラグの先端が導電体カ
    バーの前記傾斜部を押すことによつて前記側部が
    後退し、プラグ栓刃の導電体への接触を可能とさ
    せる配電樋装置であつて、導電体カバーの底部と
    溝内の底部との接触する両面においてその長手方
    向に沿つて設けられた突条部と凹条部とを嵌合さ
    せるようにしたことを特徴とする配電樋装置。
JP19999882U 1982-12-28 1982-12-28 配電樋装置 Granted JPS59104483U (ja)

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JP19999882U JPS59104483U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 配電樋装置

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JP19999882U JPS59104483U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 配電樋装置

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JPS59104483U JPS59104483U (ja) 1984-07-13
JPS639111Y2 true JPS639111Y2 (ja) 1988-03-17

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