JPS6389417A - 無水フツ化カリウムの製造方法 - Google Patents

無水フツ化カリウムの製造方法

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JPS6389417A
JPS6389417A JP23524886A JP23524886A JPS6389417A JP S6389417 A JPS6389417 A JP S6389417A JP 23524886 A JP23524886 A JP 23524886A JP 23524886 A JP23524886 A JP 23524886A JP S6389417 A JPS6389417 A JP S6389417A
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JP
Japan
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potassium fluoride
soln
anhydrous potassium
fluorine
carboxylic acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP23524886A
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English (en)
Inventor
Masahiro Miki
三木 正博
Kazuyuki Fujimoto
和之 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HASHIMOTO KASEI KOGYO KK
Original Assignee
HASHIMOTO KASEI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無水フッ化カリウムの製造方法に関し、その目
的とする所は活性クロル化合物や臭素化合物のハロゲン
をフッ素に置換して有機フッ素化合物を合成する際のフ
ッ素化剤として極めて好適な微粒子無水フッ化カリウム
を製造しうる方法を提供することである。
〔従来技術とその問題点〕
活性塩素化合物や臭素化合物の塩素や臭素をフッ素に置
換して有機フッ素化合物を合成する際に使用されるフッ
素化剤としてフッ化カリウムが従来から使用されて来た
が、このフッ素化剤たるフッ化カリウムとしては粒子径
が出来るだけ小さく、且つその比表面積が大きいものが
望ましい。
而して従来の無水フッ化カリウムは晶析法で製造される
のが一般的であるが、この方法で製造されたものは粒子
径が50〜200μmと大きく、使用する時は粉砕しな
ければならない。しかしフッ化カリウムは潮解性が強く
粉砕作業に困難が多かった。この点を改良する方法とし
て特開昭58−65226号に記載されている方法たる
スプレー乾燥法による製法が提案された。しかしこの方
法でも粒子径は1〜50μmと大きく、未だ充分とは云
い難いものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする問題点は、従来のフッ化カリ
ウムの上記難点を解消することであり、更に詳しくは粒
子径が小さくて且つ比表面積が大きいフッ化カリウムを
製造しうる方法を開発することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは比表面積が大きくてしかも粒子径の小さい
無水フッ化カリウムを合成する研究を続けて来た結果、
フッ化カリウムの水溶液に界面活性剤を添加してスプレ
ー乾燥することにより、比表面積が大きくてしかも粒子
径の小さい無水フッ化カリウムを製造することが出来る
ことを見出して、この発明を完成したのである。即ち本
発明はフッ化カリウム水溶液に界面活性剤を添加した後
スプレー乾燥することを特徴とする微粒子無水フッ化カ
リウムの製造方法に係るものである。
〔発明の構成並びに作用〕
本発明法に於いて使用する界面活性剤としては各種のも
のが使用出来るが、特に脂肪族カルボン酸および/また
はその塩、含フッ素カルボン酸および/またはその塩、
含フッ素スルホン酸および/またはその塩、芳香族スル
ホン酸および/またはその塩脂肪族アミン、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、脂肪族アルコールおよび第
4級アンモニウム塩からなる群から選ばれた少なくとも
1種が好ましい。
脂肪族カルボン酸としては、一般式 %式%(1) (式中nは5〜14の整数を表わす) で示されるカルボン酸が好ましい。
含フッ素カルボン酸としては、一般式 %式%() (式中Rfは炭素数5〜1)の含フッ素炭化水素基を表
わす) で示されるカルボン酸が好ましい。
含フッ素スルホン酸としては、一般式 %式%([) (式中Rrは炭素数5〜1)の含フッ素炭化水素基を表
わす) で示されるスルホン酸が好ましい。
Rfで示される含フッ素炭化水素基とは、フッ素を含む
飽和のアルキル基をいう。
芳香族スルホン酸としてはn−ドデシルベンゼンスルホ
ン酸等が好まれる。
上記のカルボン酸またはスルホン酸と塩を形成する塩基
としては、一般式 %式%() (式中、R4、R2およびR3は同一または異なる水素
、炭素数1〜3のアルキル基を表わす)で示されるアン
モニアおよび脂肪族アミン、または水酸化アルカリ、特
に好ましくは水酸化カリウムが例示出来る。
脂肪族アミンとしては、一般式 %式%() (式中mは5〜14の整数を表わす) で示される脂肪族アミンが好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしてはポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテルやポリオキシエチレンドデシルエーテル等が
好まれる。
脂肪族アルコールとしては一般式 %式% (式中nは8〜12の整数を表わす) で示されるアルコールが好ましい。
第4級アンモニウム塩としては、塩化ラウリルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム
、塩化ジメチルベンジルテトラデンルアンモニウム等が
好まれる。
本発明で用いられる好ましい脂肪族カルボン酸、含フッ
素スルホン酸、含フッ素スルホン酸、含フッ素スルホン
酸、芳香族スルホン酸、これらの塩、脂肪族アミン、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪族アルコール
および第4級アンモニウム塩を例示すれば次の通りであ
る。
CJI++C0OH,C6H+3C00H1C7H+5
C00)1、C3F(+7COOH。
CIoH21COOH,C+2H25C00H1CI4
029COOH。
C?FISCOOHSC1lFI7COOH,C9F1
9COOH,Cl0F21COO1l、C6FI3SO
3II、C7F15SO3H,C3FI)SO3IIS
 C9F19SO3II、CllF23SO3H,n−
CIzfi2e++SO3HおよびこれらとN1)3、
C)1:1NH2、C2)15N1)2、(CI(31
3NまたはKOHとの塩、および C5H++NH2、C6Hl3NH2、C7H+5NH
2、CeH+7Nl12、CsH+9NllzC+o 
H2) XH2、Cl2H2SN1(2、Cl4H29
N)12、C+2H250(CH2CH20)xHSC
I3H270(CH2C1)20)XH。
Cl68330 (CH2CH20)XH(Xは2〜1
5の整数を表わす) CH313N% Cl0H210H% Cl0H210
H,C+4H2s (C)1313N”CF、C+21
)25(CH313N” CF 、  0CIL+ (
CH3)z(C+4H2s) N” CT本発明の界面
活性剤の添加量はフッ化カリウム水溶液にたいして好ま
しくは10〜10000pp鋼特に好ましくは50〜5
000ppmである。
界面活性剤の量が上記下限より少なければ、添加の々J
果はほとんど認められず、一方10000pp+s以上
添加してもそれに見合う効果は得られない。
界面活性剤を添加されたフッ化カリウム水溶液が、スプ
レー乾燥機に導入され、水溶液が熱風中へ噴霧状に吹き
出される時、その水溶液の表面張力が低下されたため水
滴粒子がより細かくされる。
その細かくされた水滴粒子から水が瞬時に蒸発されるこ
とによって無水フッ化カリウムの比表面積が大きくなり
、粒子径が小さくなると同時に水分含有率も低くなる。
フッ化カリウム水溶液としては通常30〜60重量%、
より好ましくは40〜55重量%のフッ化カリウム水溶
液が使用され、またスプレー乾燥手段としては従来から
使用されて来た各種の手段がいずれも通用出来る。
本発明法に依り得られるフッ化カリウムはその粒子径が
0.1〜10μmと極めて小さく、またその比表面積も
1.3〜3.0m2/gと大きいものである。加えて含
有水分量も極めて少なく殆んどまたは完全に無水のもの
となっている。
〔実施例〕
本発明の技術的内容を明確にするために、代表的な例を
抽出して実施例として例示する。尚本発明の方法は以下
に示した実施例のみに限定して解釈されるべきではなく
、任意にその実施!3様を変更し得ることは当然である
実施例1−14 41重量%フッ化カリウム水溶液に、第1表に示す各種
界面活性側を添加した水溶液をスプレー乾燥機に供給し
、450℃の熱風で乾燥した。排気は250℃で排出さ
れた。得られた無水フッ化カリウムの比表面積と粒子径
を測定した結果を第1表に示した。
比表面積はBET法により、粒子径は電子顕微鏡で測定
した。
第1表 〔参考例〕 実施例の製品を用いて塩化ベンゾイルのフッ素化をアセ
トニトリル中で行い、従来のスプレー乾燥品と比較した
。その結果を第2表に示した。
〔発明の効果〕
本発明の無水フッ化カリウムは比表面積が大きく、しか
も粒子径が細かいので、ハロゲン交換による有機フッ素
化合物を合成する時、今までよりも好収率で生成物が得
られ、工業的有用性が大きい。
(以上)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フッ化カリウム水溶液に界面活性剤を添加した後
    スプレー乾燥することを特徴とする微粒子無水フッ化カ
    リウムの製造方法。
  2. (2)フッ化カリウム水溶液のフッ化カリウムの含有量
    が30〜60重量%である特許請求の範囲第1項に記載
    の製造方法。
  3. (3)無水フッ化カリウムの比表面積が1.3〜3.0
    m^2/gであり、且つ平均粒子径が0.1〜10μm
    である特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
  4. (4)界面活性剤が脂肪族カルボン酸および/またはそ
    の塩、含フッ素カルボン酸および/またはその塩、含フ
    ッ素スルホン酸および/またはその塩、芳香族スルホン
    酸および/またはその塩脂肪族アミン、ポリオキシエチ
    レンアルキルエーテル、脂肪族アルコールおよび第4級
    アンモニウム塩からなる群から選ばれた少なくとも1種
    である特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
  5. (5)10〜10000ppmの界面活性剤を添加する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の製造方
    法。
JP23524886A 1986-10-01 1986-10-01 無水フツ化カリウムの製造方法 Pending JPS6389417A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696551A1 (en) * 1994-08-03 1996-02-14 Osaka Fuji Kogyo Kabushiki Kaisha Method of producing low bulk density hollow fine powder of alkali metal compound
US8350091B2 (en) 2006-04-27 2013-01-08 Sumitomo Chemical Company, Limited Potassium fluoride dispersion and process for producing fluorine-containing organic compound using the same
US8399710B2 (en) 2007-08-29 2013-03-19 Sumitomo Chemical Company, Limited Alkali metal fluoride dispersion and process for producing fluorine-containing organic compound using the same
WO2024111486A1 (ja) * 2022-11-21 2024-05-30 Agc株式会社 含フッ素アシルフルオリド化合物の製造方法

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