JPS63892B2 - - Google Patents

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JPS63892B2
JPS63892B2 JP54049869A JP4986979A JPS63892B2 JP S63892 B2 JPS63892 B2 JP S63892B2 JP 54049869 A JP54049869 A JP 54049869A JP 4986979 A JP4986979 A JP 4986979A JP S63892 B2 JPS63892 B2 JP S63892B2
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JP
Japan
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electron beam
electrodes
target
cathode ray
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JP54049869A
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JPS54161878A (en
Inventor
Edeyuaruto Himerubaueru Eritsuhi
Maria Koemansu Yoozefu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS54161878A publication Critical patent/JPS54161878A/ja
Publication of JPS63892B2 publication Critical patent/JPS63892B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/26Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output
    • H01J31/28Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output with electron ray scanning the image screen
    • H01J31/34Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output with electron ray scanning the image screen having regulation of screen potential at cathode potential, e.g. orthicon
    • H01J31/38Tubes with photoconductive screen, e.g. vidicon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement

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  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はターゲツトに指向する電子ビームを発
生するための電子銃と、この電子銃とターゲツト
との間に設けられ電子ビームを制限するための開
口を有するダイアフラムと、時間間隔をおいて電
子ビームをダイアフラムの開口に集め、その際電
子ビームを僅かに予備偏向させる手段とを管軸線
に沿つて心立して設けた陰極線管に関するもので
ある。
このような陰極線管は米国特許第3883773号明
細書に開示されている。これはビジコン形の撮像
管を有する装置として記載したものである。
斯かる装置はターゲツトと電子銃とを具え、電
子銃で発生した電子ビームをターゲツト上に向け
るようになつている。電子銃は陰極と制御格子と
加速電極とを具える。制御格子とターゲツトとの
間に電子ビームを制限するダイアフラムを具え
る。更に斯かる陰極線管は収束レンズを具えてい
て電子ビームをターゲツト上に収束させると共
に、偏向手段を具えていて電子ビームによりター
ゲツトを周期的に走査する。更にこの陰極線管は
レンズ電極を具えていて周期的に電子ビームを上
記ダイアフラムの開口に集め、この際特別に設け
た電極により電子ビームを僅かに予備偏向させ
る。
前記米国特許明細書に記載された陰極線管は所
謂「プランビコン」である。これは主成分が一酸
化鉛の光導電層から成るターゲツトを透明な信号
板上に設けたものである。そしてこの光導電層の
自由面を電子銃の方に向ける。
プランビコンの動作は下記の通りである。信号
板を信号抵抗を介して電圧源に接続する。信号板
の電位を零ボルトと称される陰極電位に対して正
にする。撮像したいシーンを信号板を介して光導
電層上に投影する。こうすると信号板には正電圧
が印加されておりターゲツトは光導電性を有する
ため光があたつたターゲツトの自由面の画素領域
の電位が上昇する。この結果ターゲツトの自由面
上に潜像が形成される。各画素領域の電位がそこ
に入射した光の強度に依存するからである。この
ターゲツト上の潜像を通常略々平行な多数のライ
ンから成るフレームに従つて電子ビームで走査す
る。このようにして電子ビームで走査することに
よりターゲツトの画素領域の電位が周期的に陰極
電位に下げられ、その際信号抵抗の両端にこの電
位変化に比例する出力信号が現われる。
入射光束の関数として光導電層の光電流の特性
を求めると略々線形な関係が得られる。この結果
普通程度の光の強度の下では出力信号が照明強度
に線形に依存するという利点が得られる。しかし
電子ビームは過度の強度の光にさらされたターゲ
ツト上の区域を陰極電位に戻すに足るだけの電子
を供給することはできない。このようにして陰極
電位に戻れない画素領域は、例えばキラキラと輝
く光源が運動する場合に生ずるコメツトテール
(彗星の尾)効果のような悪い結果を生ずる。こ
の悪影響を除くため前記米国特許明細書によれば
水平帰線期間中に過度に強い光にさらされ、水平
走査時にその時利用できる比較的少数の電子では
陰極電位に戻せない領域を補助的に陰極電位に戻
すことを行なう。この補助的に陰極電位に戻す動
作の際は陰極電位を高くとり、この補助的な陰極
電位に戻す効果が過度に強い光にさらされた場所
だけにしか作用しないようにする。この水平帰線
期間中の補助的な陰極電位に戻す動作により過度
に強い光にさらされなかつた領域の画像情報が消
し去られることはない。水平走査時にターゲツト
を走査する際には電子ビームは大部分ダイアフラ
ムで抑止され、電子ビームの中心部分だけがター
ゲツトに到達する。これはターゲツトの各区域で
径の細いビームを得るために必要なことである。
しかし前記補助的に陰極電位に戻す動作の際は比
較的多数の電子が必要である。この目的で水平帰
線期間に於てはレンズ電極によりビームの交さ点
が前記ダイアフラムの開口の中心にくるように
し、これにより略々全部のビームがダイアフラム
を通り抜けられるようにする。しかしこのまゝで
は水平帰線期間においてターゲツト上で帰線ビー
ムの中心が略々前の走査ビームの中心に重なるた
め実際にはビーム電流の半分だけが補助的に陰極
電位に戻す効果を有するに過ぎない。この補助的
に陰極電位に戻す効果にもつと多量のビームを使
うため前記米国特許明細書によれば水平走査期間
においてダイアフラムを通り抜けた後電子ビーム
を付加的な偏向手段によりフレーム走査方向に偏
向させている。この付加的な偏向手段として第2
の円筒電極の内側に偏向板を設けている。水平帰
線期間において電圧パルスをこの偏向板に印加
し、前記偏向を行なわせている。
しかしこのようにダイアフラムの後方に余分な
偏向手段を設けると陰極線管の構造が複雑化する
し、水平帰線に前記付加的偏向を与えるためこの
付加的偏向手段に電圧パルスを供給するための手
段を別に設けねばならないことも厄介である。
本発明の目的はもつと構造が簡単で、しかもそ
れによりダイアフラムの開口上に電子ビームを周
期的に集めることができ、その際電子ビームを予
じめ定められた小さい角度だけ偏向させ得る陰極
線管を提供するにある。
この目的を達成するため本発明によれば明細書
冒頭に記載した形式の陰極線管において、前記手
段には3個の管状の電極を設け、それらの対向し
合う端面を相対的に傾斜させて第1の電極と第2
の電極との間および第2の電極と第3の電極との
間にそれぞれ電位差を与えたときに、第1の電極
と第2の電極との間に、電子ビームを管軸から外
方に偏向させる傾斜したレンズ電界が形成され、
第2の電極と第3の電極との間に、電子ビームを
反対方向即ち管軸の方に偏向させ、その際電子ビ
ームがダイアフラムの開口の区域で管軸と交差さ
せる傾斜したレンズ電界が形成され、第1と第2
と第3との電極により電子ビームをダイアフラム
の開口に集束させるレンズが形成されるようにし
たことを特徴とする。
本発明陰極線管の第1の好適な実施例によれば
前記第2の電極の両端面を管軸に対して斜に切
り、前記第1と第3の電極の端面を管軸と直交さ
せたことを特徴とする。
このような陰極線管において、前記第1と第3
の電極を導電的に接続すると共に、前記第2の電
極のターゲツトに対向する側の端面の傾きをター
ゲツトから遠い側の端面の傾きよりも大きくする
と好適である。
本発明陰極線管のもう一つの実施例によれば、
前記第2の電極の両端面を管軸と直交させると共
に、第1と第3の電極の、第2の電極に対向する
端面を管軸に対して斜に切つたことを特徴とす
る。
このような実施例において前記第1と第3の電
極を導電的に接続すると共に、前記第3の前記端
面の傾きを前記第1の前記端面の傾きよりも大き
くすると好適である。
これらの本発明陰極線管を具える装置におい
て、水平帰線期間に於て前記陰極に正極性の電圧
パルスを供給し、同時に前記第2の電極に負極性
の電圧パルスを供給する手段を設けると好適であ
る。
図面につき本発明を詳細に説明する。
第1図に示す陰極線管はガラス製の排気された
円筒容器1を有する。この陰極線管はターゲツト
2を具える。このターゲツト2は信号板3上に蒸
着された主として一酸化鉛から成る層である。信
号板3は円筒容器1の一端に形成された窓4の内
側に設けられた光導電性の透明な酸化スズの非常
に薄い層から成る。円筒容器1の他端には中心を
容器1の軸上に置く回転対称の電子銃を設ける。
この電子銃は陰極5と制御格子6と管状の加速電
極7とから成る。加速電極7とターゲツト2との
間に第2の管状の加速電極8と円筒電極13と円
筒電極9とその上に設けられた導電メツシユ10
とを配設する。第2の加速電極8内にこの第2の
加速電極8に導電的に接続された、開口12を有
するダイアフラム11を設ける。加速電極7と8
の間に2個の斜に切つた端15及び16を有する
管状電極14を設ける。斜に切つた端16と陰極
線管の長手方向軸とで形成される鋭角を斜に切つ
た端15と陰極線管の長手方向軸とでできる鋭角
よりも小さくする。図面を見易くするため各電極
の取付け手段と種々の電源リード線とは図では省
略されている。円筒容器1の周囲に電子ビームを
ターゲツト2上に収束させるための集束コイル1
8を設ける。円筒容器1の外側には更に部分的に
水平偏向コイルと垂直偏向コイル(これらを合わ
せて符号17で示す)を設ける。このように電子
ビームを磁界により収束させる他に電界により電
子ビームをターゲツト2上に収束させることも可
能である。その際は円筒電極13内にこの円筒電
極13を協働する円筒集束電極を設けてこれを収
束レンズとしてもよい。
水平走査時には陰極電位を0ボルトとして各電
極に略々下記の直流電圧を印加する。制御格子
6:−100Vと0Vの間第1の加速電極7:300V 第2の加速電極8:300V 円筒電極13:475V 円筒電極9及び導電メツシユ10:750V 信号板3:45V 管状電極14:300V なおこれらの電圧値は電極の構造と寸法により
変わるものである。信号板3を信号抵抗(図示せ
ず)を介して電圧源(図示せず)の正端子に接続
し、電圧源の他方の端子を接地する。
記録すべきシーンを光学系により窓4と透明な
信号板3とを通してターゲツト2上に投影し、こ
のターゲツト2の自由面を電子銃により発生させ
られた電子ビームで方形に走査する。するとター
ゲツト2の各素領域の電位が順次に陰極5の電位
に下げられるが、その際電気信号が形成され、こ
れが前記信号抵抗からコンデンサ(図示せず)を
介して外部に取り出される。この水平走査に当つ
ては電子ビームは大部分ダイアフラム11で抑止
され、ダイアフラム11の開口12を通り抜ける
電子ビームの中心部分だけがターゲツト2の自由
面を走査する。
この水平走査時には両端を斜に切つた管状電極
14の電位は互に導電的に接続された加速電極7
及び8の電位、即ち約300Vと略々同一に保つ。
従つてこの水平走査時にはこれらの電極間に何の
電子光学作用も働らかず、それ故この水平走査時
には電子ビームは妨害を受けずに管状電極14を
通り抜ける。
水平帰線期間に於ては管状電極14の電位を
8Vと14Vとの間の或る電圧に下げる。この電圧
は管状電極14の寸法と位置の公差に依存する。
この結果300Vの第1の加速電極と管状電極14
のターゲツト2から遠い方の斜の端面15との間
に斜のレンズ電界が形成されると共に、管状電極
14のターゲツト2に対向する側の斜の端面16
と300Vの第2の加速電極8との間に斜のレンズ
電界が形成される。前記第1の斜のレンズ電界に
より電子ビームは管軸から外方に偏向させられ、
第2の斜のレンズ電界により反対方向即ち管軸の
方に偏向させられる。なおこれらの管状の電極
7,14及び8のレンズ作用による偏向があつて
も電子ビームはダイアフラム11の開口12の中
心に収束する。而して管状電極14の端面16の
傾きが管状電極14の端面15の傾きよりも大き
いから水平帰線期間においては電子ビームは或る
角度をなしてダイアフラム11の開口12上に入
射する。なお管状電極14の電位を8Vと14Vと
の間の或る電圧値に下げるのと同時に陰極5の電
位を約4〜6Vに上昇させる。
このようにして電子ビームがダイアフラム11
の開口12上に収束させられる結果水平帰線期間
中過度に照明されたターゲツト2の区域を元に戻
すのに補助的な役割を果たすのに必要な大きなビ
ーム電流が得られる。更に電子ビームは2個の斜
のレンズ電界により次の走査線の方向に偏向させ
られ帰線期間の戻りビームはターゲツト2上の次
の走査ビームが当るべき位置と丁度同じ位置に入
射する。この水平帰線期間において陰極5の電位
を例えば5V迄上げたことによりターゲツト2の
各区域は5Vに迄戻されるだけですみ、過度の強
度の光にさらされず電位が0〜5Vの範囲に納ま
つている区域にはこの補助的な陰極電位に戻す作
用は何の影響も及ぼさない。
第2図は第1図の電極7,14及び8を明瞭な
らしめるため別に示したものである。
管状電極14の寸法は電極7及び8の相互の位
置関係と電位とに依存する。例えば各電極の電位
を前述した通りにとり、電極7の開口から電極8
のダイアフラム開口12迄の距離を11.5mmとする
と、管状電極14は内径3.9mm、肉厚0.5mmの金属
円筒とすることができる。この金属円筒の最小の
長さは3.6mmで最大の長さは4mmとなる。この金
属円筒の端面15,16と陰極線管の長手方向軸
とがなす鋭角は夫々70゜と80゜である。この金属円
筒を端面16を基準面として金属リングの中に溶
接する。電極7のこのリングに対向する端面から
この電極7の開口迄の距離を6.5mmとする。この
ような各種寸法の数値例は一例にすぎず本発明の
範囲内で各電極の構成を多様に変更し得るもので
ある。
第3図は第1図の電極7,14及び8の動作を
詳細に説明するための説明図である。第1の管状
の加速電極7と管状電極14と第2の管状の加速
電極8とで形成される電子レンズを略式に主レン
ズ20で表わす。2個の斜のレンズ電界の作用を
この主レンズ20の両側に位置する2個のプリズ
ム21及び22で表わす。
電子ビームはプリズム21で角αだけ偏向させ
られる。するとこの電子ビームは現実の交点Cに
対して半径方向にずれた仮想交点C′から到来する
かのように見える。この仮想交点C′の主レンズ2
0による像点B′がダイアフラム面24の開口2
3上に形成されるが、この仮想像点B′も現実の
像点Bから半径方向にずれている。実際には電子
ビームは第2のプリズム22で反対方向に角βだ
け偏向させられる。管状電極14の第2の加速電
極8の側の端面は第1の加速電極7の側の端面よ
りも垂直方向に対して大きく傾いているから、プ
リズム22による偏向はプリズム21による偏向
よりも大きく、結果として電子ビームは或る角度
γをなしてダイアフラム24の開口23上に入射
する。この角γは略々偏向角βとαの差に等し
い。管状電極14の両端面の傾斜の程度をしかる
べく選んで電子ビームの中心がダイアフラムの開
口23の中心にき、略々全部のビームがダイアフ
ラムの開口23を通り抜け、ターゲツトの過度に
照明された区域を補助的に陰極電位に戻すのに役
立つようにする。
管状電極14を正しく位置決めして水平帰線期
間中電子ビームが垂直走査方向に予じめ定められ
た小さい角度だけ偏向するようにする。
第2図の各電極による偏向の方向は以上第3図
につき述べた電子ビームの中心線の偏向方向に対
応する。
このような両端面の傾きを異ならせた管状電極
14を端面が共に管軸と直交すると共に等電位に
した2個の電極7及び8の間に位置させる第2図
に示すような好適な実施例の他にも本発明の範囲
内で陰極線管電極系の多くの実施例が考えられ
る。
例えば2個の加速電極7と8とを導電的に接続
せずこれらに異なる電位を与えると共に、この2
個の加速電極の所与の電位の下に管状電極の両端
面の傾きをしかるべく選んで水平帰線期間に於い
て電子ビームがダイアフラムの開口12,23の
中心に小角度をなして入射するようにすることも
できる。
第4図は本発明を具体化するもう一つの実施例
を示したものである。この実施例では管状電極3
2の両端面を陰極線管の管軸に対して直交させ
る。2個の加速電極30と31とは図示してはい
ないが導電的に接続する。水平帰線期間に於て電
子ビームがダイアフラムの開口に小角度をなして
入射するようにするため第2の加速電極31の端
面34を第1の加速電極30の端面33よりも垂
直方向から大きく傾かせる。
第4図の実施例の2個の加速電極30と31と
を導電的に接続せず、これらに異なる電位を与え
ることもできる。この2個の加速電極の所与の電
位の下で2個の端面33,34の傾きの程度を決
める条件も矢張り水平帰線期間に於て電子ビーム
がダイアフラムの開口23の中心に或る小さい角
度をなして収束するということである。
更に他の本発明の実施例も得られる。これは管
状電極の一端面を陰極線管の管軸に対して直交さ
せると共に他方の端面を傾かせ、前者の直交する
端面の側に位置する加速電極の対向する端面を傾
かせ、後者の傾いた管状電極の端面の側に位置す
る加速電極の対向する端面を管軸と直交させるも
のである。
以上述べたような本発明陰極線管では普通の陰
極線管で走査ビームにより精一杯陰極電位に戻せ
る光の強度の32倍も大きな強度の光にさらされた
ターゲツトの素領域でも水平帰線期間中に十分補
助的に陰極電位に戻せることが証明済みである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明陰極線管の長手方向断面図、第
2図は本発明の要部をなす第1図の陰極線管の電
極系の断面図、第3図は第2図の電極系の動作を
説明するための説明図、第4図は本発明陰極線管
の電極系のもう一つの実施例の断面図である。 1……円筒容器、2……ターゲツト、3……信
号板、4……窓、5……陰極、6……制御格子、
7,30……第1の管状の加速電極、8,31…
…第2の管状の加速電極、9……円筒電極、10
……メツシユ、11……ダイアフラム、12……
開口、13……円筒電極、14,32……管状電
極、15,16,33,34……斜に切つた端
面、17……偏向コイル、18……集束コイル、
20……主レンズ、21,22……プリズム、2
3……開口、24……ダイアフラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ターゲツトに指向する電子ビームを発生する
    ための電子銃と、この電子銃とターゲツトとの間
    に設けられ電子ビームを制御するための開口を有
    するダイアフラムと、時間間隔をおいて電子ビー
    ムをダイアフラムの開口に集め、その際電子ビー
    ムを僅かに予備偏向させる手段とを管軸線に沿つ
    て心立して設けた陰極線管において、前記手段に
    は第1、第2および第3の管状の電極を設け、第
    1および第2の電極の対向し合う端面および第2
    および第3の電極の対向し合う端面を相対的に傾
    斜させて、第1の電極と第2の電極との間および
    第2の電極と第3の電極との間にそれぞれ電位差
    を与えたときに、第1の電極と第2の電極との間
    に、電子ビームを管軸から外方に偏向させる傾斜
    したレンズ電界が形成され、第2の電極と第3の
    電極との間に、電子ビームを反対方向即ち管軸の
    方に偏向させ、その際電子ビームがダイアフラム
    の開口の区域で管軸と交差させる傾斜したレンズ
    電界が形成され、第1と第2と第3との電極によ
    り電子ビームをダイアフラムの開口に集束させる
    レンズが形成されるようにしたことを特徴とする
    陰極線管。 2 前記第2の電極の両端面を管軸に対して斜に
    切り、前記第1と第3の電極の端面を管軸と直交
    させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の陰極線管。 3 前記第1と第3の電極を導電的に接続すると
    共に、前記第2の電極のターゲツトに対向する側
    の端面の傾きをターゲツトから遠い側の端面の傾
    きよりも大きくしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の陰極線管。 4 前記第2の電極の両端面を管軸と直交させる
    と共に、第1と第3の電極の、前記第2の電極に
    対する端面を管軸に対して斜に切つたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の陰極線管。 5 前記第1と第3の電極を導電的に接続すると
    共に、前記第3の電極の前面端面の傾きを前記第
    1の電極の前記端面の傾きよりも大きくしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の陰極線
    管。
JP4986979A 1978-04-27 1979-04-24 Cathode ray tube Granted JPS54161878A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL7804518A NL7804518A (nl) 1978-04-27 1978-04-27 Kathodestraalbuis.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54161878A JPS54161878A (en) 1979-12-21
JPS63892B2 true JPS63892B2 (ja) 1988-01-09

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ID=19830742

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4986979A Granted JPS54161878A (en) 1978-04-27 1979-04-24 Cathode ray tube

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US (1) US4271373A (ja)
JP (1) JPS54161878A (ja)
AU (1) AU4604879A (ja)
DE (1) DE2916255A1 (ja)
FR (1) FR2424625A1 (ja)
GB (1) GB2020894B (ja)
NL (1) NL7804518A (ja)

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