JPS638702Y2 - - Google Patents
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- JPS638702Y2 JPS638702Y2 JP1984036249U JP3624984U JPS638702Y2 JP S638702 Y2 JPS638702 Y2 JP S638702Y2 JP 1984036249 U JP1984036249 U JP 1984036249U JP 3624984 U JP3624984 U JP 3624984U JP S638702 Y2 JPS638702 Y2 JP S638702Y2
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- JP
- Japan
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- guide
- handrail
- guide rail
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Links
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案はエスカレータにおけるエンドレス状
の移動手擢を案内支持するガイドに関する。
の移動手擢を案内支持するガイドに関する。
第1図及び第2図に示す如く従来のエスカレー
タにおける移動手摺1は、幅Wに対して厚さTが
約W/2弱程度で、非常に厚形であつて破断強度
が約2tonもある剛性大なる構成であり、大きな駆
動力で回動せしめられるようになつていた。
タにおける移動手摺1は、幅Wに対して厚さTが
約W/2弱程度で、非常に厚形であつて破断強度
が約2tonもある剛性大なる構成であり、大きな駆
動力で回動せしめられるようになつていた。
こうした従来の移動手摺1のガイドは、往路で
ある欄干2の外周においては、上下階側ニユーア
ル部3a,3bと上曲部3cとの個所に小径なガ
イドコロ4を複数個ずつ小間隔で配列すると共
に、下曲部3dから中間傾斜直線部3eに亘つて
ガイドレール5を設け、また帰路である欄干2下
側裾内部においては、駆動部6を除いた上下曲部
3f,3gにガイドコロ7を複数個ずつ小間隔で
円弧状に配列すると共に、中間傾斜直線部3hに
ガイドコロ8を約1m間隔で配列して構成してあ
る。なお、上記ガイドレール5は第2図に示す如
く欄干2のU字形デツキ9上に固定された鋼板成
形品である。
ある欄干2の外周においては、上下階側ニユーア
ル部3a,3bと上曲部3cとの個所に小径なガ
イドコロ4を複数個ずつ小間隔で配列すると共
に、下曲部3dから中間傾斜直線部3eに亘つて
ガイドレール5を設け、また帰路である欄干2下
側裾内部においては、駆動部6を除いた上下曲部
3f,3gにガイドコロ7を複数個ずつ小間隔で
円弧状に配列すると共に、中間傾斜直線部3hに
ガイドコロ8を約1m間隔で配列して構成してあ
る。なお、上記ガイドレール5は第2図に示す如
く欄干2のU字形デツキ9上に固定された鋼板成
形品である。
ところで、最近では上述した厚形移動手摺1に
代え、駆動力の省エネルギー化並びに意匠上のス
リム化などを目的として幅Wに対して厚さtが約
W/3弱程度の薄形移動手摺の使用が要求されて
来ており、これに伴ないそのガイドの改良が望ま
れて来た。
代え、駆動力の省エネルギー化並びに意匠上のス
リム化などを目的として幅Wに対して厚さtが約
W/3弱程度の薄形移動手摺の使用が要求されて
来ており、これに伴ないそのガイドの改良が望ま
れて来た。
即ち、上記薄形移動手摺は小形軽量となると共
に、破断強度が約1ton程度で曲げ剛性が従来に比
べ約3分の1程度に小さくなることから、ガイド
として従来ほどの高い支持強度は不要であり、特
に曲線部でのコロ装置は複雑で高価であるので簡
単な構成でしかも低摩擦係数のものとの代替が望
まれ、また帰路における大きな間隔を存して配す
るガイドコロ8による案内では薄形移動手摺の場
合大きな弛みを生じて脈動してしまう不都合があ
る。
に、破断強度が約1ton程度で曲げ剛性が従来に比
べ約3分の1程度に小さくなることから、ガイド
として従来ほどの高い支持強度は不要であり、特
に曲線部でのコロ装置は複雑で高価であるので簡
単な構成でしかも低摩擦係数のものとの代替が望
まれ、また帰路における大きな間隔を存して配す
るガイドコロ8による案内では薄形移動手摺の場
合大きな弛みを生じて脈動してしまう不都合があ
る。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、簡
単な構成で製作、組立が容易であると共に、低摩
擦でしかも必要な支持強度を有して薄形移動手摺
のスムーズな案内ができて、より一層の駆動力の
省エネルギー化が図れ、その他移動手摺の脱着性
や防振性等優れた機能を発揮することも可能とな
せるエスカレータの移動手摺用ガイドを提供する
ことを目的とする。
単な構成で製作、組立が容易であると共に、低摩
擦でしかも必要な支持強度を有して薄形移動手摺
のスムーズな案内ができて、より一層の駆動力の
省エネルギー化が図れ、その他移動手摺の脱着性
や防振性等優れた機能を発揮することも可能とな
せるエスカレータの移動手摺用ガイドを提供する
ことを目的とする。
この考案のエスカレータの移動手摺用ガイド
は、上述した目的達成のために、中央に凹部を有
すると共にその左右に張出して移動手摺内面が摺
接する彎曲部を有した断面略メガネフレーム形状
をなす低摩擦係数の合成樹脂成形品よりなるガイ
ドレールと、このガイドレールの裏面に嵌合して
前記ガイドレールを保持する金属製心材とから構
成したものである。
は、上述した目的達成のために、中央に凹部を有
すると共にその左右に張出して移動手摺内面が摺
接する彎曲部を有した断面略メガネフレーム形状
をなす低摩擦係数の合成樹脂成形品よりなるガイ
ドレールと、このガイドレールの裏面に嵌合して
前記ガイドレールを保持する金属製心材とから構
成したものである。
以下この考案の一実施例を第3図乃至第7図に
従い説明する。先ず図中11は前述した薄形の移
動手摺で、第4図に示す如く幅Wに対して厚さt
が約W/3弱とされている。この薄形移動手摺1
1を案内するガイドとしては、第3図に示す如く
往路である欄干2の外周全長に、即ち上階側ニユ
ーアル部3aから下階側ニユーアル部3bに亘る
全長に連続して設けられていると共に、帰路であ
る欄干2下側裾内部においても駆動部6を除いた
全長に連続して設けられている。
従い説明する。先ず図中11は前述した薄形の移
動手摺で、第4図に示す如く幅Wに対して厚さt
が約W/3弱とされている。この薄形移動手摺1
1を案内するガイドとしては、第3図に示す如く
往路である欄干2の外周全長に、即ち上階側ニユ
ーアル部3aから下階側ニユーアル部3bに亘る
全長に連続して設けられていると共に、帰路であ
る欄干2下側裾内部においても駆動部6を除いた
全長に連続して設けられている。
ここで、上記往路の欄干2外周全長に設けたガ
イドは、第4図に断面で示す如くナイロン等の低
摩擦係数の合成樹脂製押出し形材よりなるガイド
レール12と、この裏面に嵌合したアルミ押出形
材等の金属製心材13とで構成されている。
イドは、第4図に断面で示す如くナイロン等の低
摩擦係数の合成樹脂製押出し形材よりなるガイド
レール12と、この裏面に嵌合したアルミ押出形
材等の金属製心材13とで構成されている。
その合成樹脂製のガイドレール12は中央部に
長手方向全体に亘り凹部12aを有していると共
に、その左右部に張り出して断面横向きU字状を
なす彎曲部12b,12bを有した全体が断面略
メガネフレーム形状をした形態で、その左右彎曲
部12b,12b表面に移動手摺11内面が摺接
する様になつている。なお、そのガイドレール1
2の左右彎曲部12b,12bの上側表面部には
第5図に示す如く深さAの小さな溝状の摩耗限度
表示用ノツチ14が形成され、そのノツチ14の
溝残存量からガイドレール12の摩耗度合、交換
時期を知れるようになつている。またガイドレー
ル12の中央凹部12aの底板裏面中央には後述
する折曲げのための溝15が長手方向全体に亘り
形成されて、該底板部中央が薄肉とされている。
長手方向全体に亘り凹部12aを有していると共
に、その左右部に張り出して断面横向きU字状を
なす彎曲部12b,12bを有した全体が断面略
メガネフレーム形状をした形態で、その左右彎曲
部12b,12b表面に移動手摺11内面が摺接
する様になつている。なお、そのガイドレール1
2の左右彎曲部12b,12bの上側表面部には
第5図に示す如く深さAの小さな溝状の摩耗限度
表示用ノツチ14が形成され、そのノツチ14の
溝残存量からガイドレール12の摩耗度合、交換
時期を知れるようになつている。またガイドレー
ル12の中央凹部12aの底板裏面中央には後述
する折曲げのための溝15が長手方向全体に亘り
形成されて、該底板部中央が薄肉とされている。
また、上記金属製の心材13は断面ハツト形状
をなすもので、その中央凹部13aがガイドレー
ル12の凹部12a裏面に密接嵌合し、且つ左右
張出部13b,13bがガイドレール12の左右
彎曲部12b,12b内にサンドイツチ状に包み
込まれて密に嵌合する。
をなすもので、その中央凹部13aがガイドレー
ル12の凹部12a裏面に密接嵌合し、且つ左右
張出部13b,13bがガイドレール12の左右
彎曲部12b,12b内にサンドイツチ状に包み
込まれて密に嵌合する。
なお、それらガイドレール12と心材13はそ
れぞれ数メートルの単位長さに設定されていて、
互に直線状態にて前述の様に嵌合させ、その嵌合
状態で相互の中央凹部12a,13a中央に貫通
する穴明け加工並びに欄干2の外周曲線に沿う曲
げ加工を行い、しかる後に往路である欄干2の外
周のフレーム16に設けたU字形デツキ17に添
わせて、カラー18を介してネジ19とナツト2
0により締付け固定することで取付けられてい
る。その際心材13はU字形デツキ17に直接接
触することなく、ガイドレール12の左右彎曲部
12b,12bの下側部分を該U字形デツキ17
の左右上端に押し付けるべく挾持するようにな
る。また上記ネジ19の頭部はガイドレール12
の中央凹部12a内深く位置して前述した摩耗限
度表示用ノツチ14の深さA以上の隙間Bを得る
ように設けられている。
れぞれ数メートルの単位長さに設定されていて、
互に直線状態にて前述の様に嵌合させ、その嵌合
状態で相互の中央凹部12a,13a中央に貫通
する穴明け加工並びに欄干2の外周曲線に沿う曲
げ加工を行い、しかる後に往路である欄干2の外
周のフレーム16に設けたU字形デツキ17に添
わせて、カラー18を介してネジ19とナツト2
0により締付け固定することで取付けられてい
る。その際心材13はU字形デツキ17に直接接
触することなく、ガイドレール12の左右彎曲部
12b,12bの下側部分を該U字形デツキ17
の左右上端に押し付けるべく挾持するようにな
る。また上記ネジ19の頭部はガイドレール12
の中央凹部12a内深く位置して前述した摩耗限
度表示用ノツチ14の深さA以上の隙間Bを得る
ように設けられている。
また、上述したガイドレール12と心材13と
は往路である欄干2の外周の上下階側ニユーアル
部3a,3bに最初に取付けて、それに次々と継
ぎたして、最後に欄干2の中央傾斜直線3eのと
ころで必要長さに切断したものを組み込んで、往
路全長に連続して亘るように取付けられると共
に、その各ガイドレール12の継目部が心材13
の継目部とずれて配して、即ち互に隣接するガイ
ドレール12,12の両者に一本の心材13が跨
がつて配して、該ガイドレール12の継目部に段
差が生じないようにされている。
は往路である欄干2の外周の上下階側ニユーアル
部3a,3bに最初に取付けて、それに次々と継
ぎたして、最後に欄干2の中央傾斜直線3eのと
ころで必要長さに切断したものを組み込んで、往
路全長に連続して亘るように取付けられると共
に、その各ガイドレール12の継目部が心材13
の継目部とずれて配して、即ち互に隣接するガイ
ドレール12,12の両者に一本の心材13が跨
がつて配して、該ガイドレール12の継目部に段
差が生じないようにされている。
一方、帰路である欄干2の下側裾内部における
ガイドは、途中の駆動部6を除いた部分全長に亘
り連続して配した上記往路のものと同一構成のガ
イドレール12と、このガイドレール12の裏面
に嵌合した心材21とから構成されており、その
心材21は往路のように長尺で連続して設けられ
ずに、第6図に示す如く短尺のもので、少なくと
も適当間隔を存して配する支点部及びガイドレー
ル12の各継目部に跨がる個所に設けられ、その
支点部において第7図に示すL字状支持ブラケツ
ト22にカラー23を介してネジ24とナツト2
5により締付け固定される。また、その心材21
はネジ24の締付け固定時は前記往路のものと略
同様断面ハツト形状をなしているが、実際には第
6図及び第7図に示す如く中央から左右に分割さ
れた2部材21A,21Bからなる構成で、移動
手摺11を着脱する場合に第1図に示す如くネジ
24を緩めた状態で左右部材21A,21Bをそ
れが嵌合しているガイドレール12と共に逆V字
状に折り曲げ得るようになつている。その際ガイ
ドレール12は中央凹部12a底板裏面中央に設
けた溝15による薄肉部のところから弾性的に折
り曲がる構成である。
ガイドは、途中の駆動部6を除いた部分全長に亘
り連続して配した上記往路のものと同一構成のガ
イドレール12と、このガイドレール12の裏面
に嵌合した心材21とから構成されており、その
心材21は往路のように長尺で連続して設けられ
ずに、第6図に示す如く短尺のもので、少なくと
も適当間隔を存して配する支点部及びガイドレー
ル12の各継目部に跨がる個所に設けられ、その
支点部において第7図に示すL字状支持ブラケツ
ト22にカラー23を介してネジ24とナツト2
5により締付け固定される。また、その心材21
はネジ24の締付け固定時は前記往路のものと略
同様断面ハツト形状をなしているが、実際には第
6図及び第7図に示す如く中央から左右に分割さ
れた2部材21A,21Bからなる構成で、移動
手摺11を着脱する場合に第1図に示す如くネジ
24を緩めた状態で左右部材21A,21Bをそ
れが嵌合しているガイドレール12と共に逆V字
状に折り曲げ得るようになつている。その際ガイ
ドレール12は中央凹部12a底板裏面中央に設
けた溝15による薄肉部のところから弾性的に折
り曲がる構成である。
而して、上述した構成のガイドでは、従来の複
雑で高価なコロ装置を用いず、同一断面の均一な
合成樹脂製ガイドレール12を心材13,21を
介して連続して設けることで、構成が簡単で製
作、組立が容易となると共に、ガイドレール12
自体低摩摩擦係の材料で製作され、しかも継目部
に段差なく連続するので、薄形移動手摺11の走
行抵抗を激減できて、小さな駆動力で円滑に移動
案内せしめられるようになる。また薄形でスリム
な欄干にマツチし、且つ乗客の手や腕によつて体
重がかけられたり、押されたり、引かれたりする
と云つた負荷に対し、心材13が通してあるので
十分耐え得る。更には帰路にも同一断面形状のガ
イドレール12を用いていることで、薄形移動手
摺11の自重による弛みを防げて、脈動等の不都
合を無くせると共に、往路ほど心材を多く必要と
せず支点部に短かい心材21を設けるだけで済み
経済的であり、且つその帰路における心材21を
左右2分割構造としてガイドレール12と共に中
央から逆V字状に折り曲げ可能であるので、狭い
場所での移動手摺11の脱着が容易で、移動手摺
自身を押し広げる必要が無くなる。
雑で高価なコロ装置を用いず、同一断面の均一な
合成樹脂製ガイドレール12を心材13,21を
介して連続して設けることで、構成が簡単で製
作、組立が容易となると共に、ガイドレール12
自体低摩摩擦係の材料で製作され、しかも継目部
に段差なく連続するので、薄形移動手摺11の走
行抵抗を激減できて、小さな駆動力で円滑に移動
案内せしめられるようになる。また薄形でスリム
な欄干にマツチし、且つ乗客の手や腕によつて体
重がかけられたり、押されたり、引かれたりする
と云つた負荷に対し、心材13が通してあるので
十分耐え得る。更には帰路にも同一断面形状のガ
イドレール12を用いていることで、薄形移動手
摺11の自重による弛みを防げて、脈動等の不都
合を無くせると共に、往路ほど心材を多く必要と
せず支点部に短かい心材21を設けるだけで済み
経済的であり、且つその帰路における心材21を
左右2分割構造としてガイドレール12と共に中
央から逆V字状に折り曲げ可能であるので、狭い
場所での移動手摺11の脱着が容易で、移動手摺
自身を押し広げる必要が無くなる。
また、U字形デツキ17に対して心材13が直
接接触せず合成樹脂製ガイドレール12が接する
ので、ネジ19で締結していない部分、特に曲り
合せ部分等での運転時のビビリ音の発生が無く、
しかも滑走音の増巾や伝播防止にも効果がある。
接接触せず合成樹脂製ガイドレール12が接する
ので、ネジ19で締結していない部分、特に曲り
合せ部分等での運転時のビビリ音の発生が無く、
しかも滑走音の増巾や伝播防止にも効果がある。
更にはガイドレール12の摩耗限度表示用ノツ
チ14により摩耗度合、変換時期が簡単に判別で
きるようになる。
チ14により摩耗度合、変換時期が簡単に判別で
きるようになる。
なお、この考案のガイドは上記実施例のみに限
定されることなく、例えばガイドレール12の中
央凹部12aの底板自体を溝15を設けずに他の
部分より彎曲として弾性的に折曲可能としても可
であり、また往路側の心材13を左右2分割構造
としてガイドレール12と共にV字状に折り曲げ
て移動手摺11の脱着を可能にしてもよい。
定されることなく、例えばガイドレール12の中
央凹部12aの底板自体を溝15を設けずに他の
部分より彎曲として弾性的に折曲可能としても可
であり、また往路側の心材13を左右2分割構造
としてガイドレール12と共にV字状に折り曲げ
て移動手摺11の脱着を可能にしてもよい。
この考案は上述した如くなしたから、構成が簡
単で製作、組立が容易であると共に、低摩擦でし
かも必要な支持強度を有して、薄形移動手摺を小
さな駆動力で円滑に走行案内でき、更には移動手
摺の脱着性や防振性等にも効果を得ることが可能
となるなど、実用性大なるガイドである。
単で製作、組立が容易であると共に、低摩擦でし
かも必要な支持強度を有して、薄形移動手摺を小
さな駆動力で円滑に走行案内でき、更には移動手
摺の脱着性や防振性等にも効果を得ることが可能
となるなど、実用性大なるガイドである。
第1図は従来のエスカレータにおける移動手摺
用ガイドを示す概略的構成図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図乃至第7図はこの
考案の一実施例を示すもので、第3図は第1図相
当図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、
第5図は第4図のハンドレールの部分拡大図、第
6図は帰路側ガイド部の部分的斜視図、第7図は
移動手摺脱着状態を示す断面図である。 1,22……移動手摺、2……欄干、6……駆
動部、12……ガイドレール、12a……凹部、
12b……彎曲部、13,21……心材、13a
……凹部、13b……張出部、14……摩耗限度
表示用ノツチ、15……溝、17……U字形デツ
キ、21A,21B……心材の分割部材。
用ガイドを示す概略的構成図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図乃至第7図はこの
考案の一実施例を示すもので、第3図は第1図相
当図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、
第5図は第4図のハンドレールの部分拡大図、第
6図は帰路側ガイド部の部分的斜視図、第7図は
移動手摺脱着状態を示す断面図である。 1,22……移動手摺、2……欄干、6……駆
動部、12……ガイドレール、12a……凹部、
12b……彎曲部、13,21……心材、13a
……凹部、13b……張出部、14……摩耗限度
表示用ノツチ、15……溝、17……U字形デツ
キ、21A,21B……心材の分割部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エスカレータのエンドレス状の移動手摺をそ
の内面に摺接して案内するガイドにおいて、中
央に凹部を有すると共にその左右に張出して手
摺内面が摺接する彎曲部を有した断面略メガネ
フレーム形状をなす低摩擦係数の合成樹脂成形
品よりなるガイドレールと、このガイドレール
の裏面に嵌合して前記ガイドレールを保持する
金属製心材とから構成したことを特徴とするエ
スカレータの移動手摺用ガイド。 (2) ガイドレール及び心材はそれぞれ長手方向に
複数に分割されていて、そのガイドレールの継
目部に一本の心材が跨がつていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のエス
カレータの移動手摺用ガイド。 (3) 心材は断面ハツト形状をなしていて、左右張
出部がハンドレールの左右彎曲部内に嵌合して
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項又は第2項記載のエスカレータの移動手
摺用ガイド。 (4) 心材は、移動手摺の往路である欄干外周にお
いてはその全長に亘り設けられていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
3項いずれかに記載のエスカレータの移動手摺
用ガイド。 (5) 心材は、移動手摺の帰路である欄干下側にお
いては移動手摺駆動部を除いた範囲にて少なく
ても支点部に設けられていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項乃至3項いずれ
かに記載のエスカレータの移動手摺用ガイド。 (6) ガイドレールは凹部中央に溝を有するか又は
凹部低壁が他の部分より薄肉とされ、心材は中
央から左右に分割されて前記ガイドレールと共
に断面V字状に変形可能となることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第5項い
ずれかに記載のエスカレータの移動手摺用ガイ
ド。 (7) ガイドレールは移動手摺内面が摺接する個所
に摩耗限度表示用ノツチを有していることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
6項記載のエスカレータの移動手摺用ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3624984U JPS60148779U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | エスカレ−タの移動手摺用ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3624984U JPS60148779U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | エスカレ−タの移動手摺用ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148779U JPS60148779U (ja) | 1985-10-02 |
JPS638702Y2 true JPS638702Y2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=30541251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3624984U Granted JPS60148779U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | エスカレ−タの移動手摺用ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148779U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7614489B2 (en) * | 2004-12-07 | 2009-11-10 | Otis Elevator Company | Handrail guidance for a passenger conveyor |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS488635U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-31 | ||
JPS4919253U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-18 | ||
JPS5830234A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-22 | Fujitsu Ltd | 論理回路 |
JPS5830235A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-22 | Fujitsu Ltd | ゲ−トアレイ |
JPS58119580A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-16 | 株式会社日立製作所 | マンコンベアの欄干 |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP3624984U patent/JPS60148779U/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS488635U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-31 | ||
JPS4919253U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-18 | ||
JPS5830234A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-22 | Fujitsu Ltd | 論理回路 |
JPS5830235A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-22 | Fujitsu Ltd | ゲ−トアレイ |
JPS58119580A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-16 | 株式会社日立製作所 | マンコンベアの欄干 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148779U (ja) | 1985-10-02 |
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